JPH06273781A - 液晶表示素子 - Google Patents
液晶表示素子Info
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- JPH06273781A JPH06273781A JP5058564A JP5856493A JPH06273781A JP H06273781 A JPH06273781 A JP H06273781A JP 5058564 A JP5058564 A JP 5058564A JP 5856493 A JP5856493 A JP 5856493A JP H06273781 A JPH06273781 A JP H06273781A
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- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 title abstract 10
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract 5
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 1
Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電極上の一部にリバースディスクリ
ネーションに起因する表示異常を固定化することにより
良好な表示の液晶表示素子を提供することを目的とす
る。 【構成】 液晶表示素子における2枚の透明基板のうち
片方の基板に透明電極を設け更に対向する基板上にはこ
の透明電極よりも小さい電極を設け、この小さい電極に
は遮光手段を設ける。 【効果】 本発明では良好な表示の液晶表示素子を提供
できる。
ネーションに起因する表示異常を固定化することにより
良好な表示の液晶表示素子を提供することを目的とす
る。 【構成】 液晶表示素子における2枚の透明基板のうち
片方の基板に透明電極を設け更に対向する基板上にはこ
の透明電極よりも小さい電極を設け、この小さい電極に
は遮光手段を設ける。 【効果】 本発明では良好な表示の液晶表示素子を提供
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示素子に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示素子は、薄型、低電圧駆動が可
能で腕時計、電卓などの表示素子として広く使用されて
いる。TN(Twisted Nematic )型液晶表示方式はTF
T(Thin Film Transistor)などのアクティブスイッチ
素子を組み込むことによりCRT並の表示特性をもたせ
ることができ、またSTN(SuperTwisted Nematic)型
液晶表示方式はハイデューティのマルチプレックス駆動
を可能とし、共にワードプロセッサー・パーソナルコン
ピューターのディスプレイ等に用いられるようになっ
た。
能で腕時計、電卓などの表示素子として広く使用されて
いる。TN(Twisted Nematic )型液晶表示方式はTF
T(Thin Film Transistor)などのアクティブスイッチ
素子を組み込むことによりCRT並の表示特性をもたせ
ることができ、またSTN(SuperTwisted Nematic)型
液晶表示方式はハイデューティのマルチプレックス駆動
を可能とし、共にワードプロセッサー・パーソナルコン
ピューターのディスプレイ等に用いられるようになっ
た。
【0003】しかしながら、TN型液晶表示方式は、視
野角が狭くまた光利用効率が低いという欠点を持ち、ま
た、アクティブマトリック駆動においては配線一画素間
に生ずる電場または電気力線の広がりによりリバースチ
ルトディスクリネーションが生じ、これが生じた場所
は、光漏れが生じてしまうという問題点があった。
野角が狭くまた光利用効率が低いという欠点を持ち、ま
た、アクティブマトリック駆動においては配線一画素間
に生ずる電場または電気力線の広がりによりリバースチ
ルトディスクリネーションが生じ、これが生じた場所
は、光漏れが生じてしまうという問題点があった。
【0004】リバースチルトディスクリネーションにつ
いては各種シミュレーション等によりその発生機構が解
析されているが対向する電極形状と電位差によりその発
生が依存し根本的には避けられないことが分かってい
る。
いては各種シミュレーション等によりその発生機構が解
析されているが対向する電極形状と電位差によりその発
生が依存し根本的には避けられないことが分かってい
る。
【0005】図11に従来のアクティブマトリックス駆
動型液晶表示素子の一つの画素の断面図を示し、上記リ
バースディスクリネーションについて説明する。TFT
等のアクティブ素子(図示せず)がマトリックス状に配
列されたガラス基板111上に透明画素電極112が形
成されており、これらを覆うように配向膜113が形成
されている。対向するガラス基板115上には共通電極
114、及び配向膜113が形成されている。液晶の初
期配向は116のようになっており、電極間に電圧を印
加すると電気力線が図の矢印118のようになる。この
時、液晶分子は、電気力線に沿って立ち上がろうとする
のだが、図中117の領域では、右向きに立ち上がる液
晶分子と、左向きに立ち上がろうとする液晶分子が混在
することになる。リバースディスクリネーションは、こ
の右向きと左向きの液晶分子の境界で発生し、パネル上
から見ると光が漏れている状態になってしまうのであ
る。
動型液晶表示素子の一つの画素の断面図を示し、上記リ
バースディスクリネーションについて説明する。TFT
等のアクティブ素子(図示せず)がマトリックス状に配
列されたガラス基板111上に透明画素電極112が形
成されており、これらを覆うように配向膜113が形成
されている。対向するガラス基板115上には共通電極
114、及び配向膜113が形成されている。液晶の初
期配向は116のようになっており、電極間に電圧を印
加すると電気力線が図の矢印118のようになる。この
時、液晶分子は、電気力線に沿って立ち上がろうとする
のだが、図中117の領域では、右向きに立ち上がる液
晶分子と、左向きに立ち上がろうとする液晶分子が混在
することになる。リバースディスクリネーションは、こ
の右向きと左向きの液晶分子の境界で発生し、パネル上
から見ると光が漏れている状態になってしまうのであ
る。
【0006】従来、この光漏れをブラックマトリックス
等で隠すことが行われているが、リバースディスクリネ
ーションは透明画素電極112上の予測できない位置に
発生しており従来の液晶表示素子では、リバースディス
クリネーションの発生位置を特定することができず、ブ
ラックマトリックスのみでは、光漏れを防ぐことはでき
なかった。
等で隠すことが行われているが、リバースディスクリネ
ーションは透明画素電極112上の予測できない位置に
発生しており従来の液晶表示素子では、リバースディス
クリネーションの発生位置を特定することができず、ブ
ラックマトリックスのみでは、光漏れを防ぐことはでき
なかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
リバースディスクリネーションによる光漏れを防ぐこと
はできず、この光漏れによる表示品位の劣化が問題にな
っていた。本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、リバースディスクリネーションによる光漏れを防
ぎ、表示品位の高い液晶表示素子を提供することを目的
とする。
リバースディスクリネーションによる光漏れを防ぐこと
はできず、この光漏れによる表示品位の劣化が問題にな
っていた。本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、リバースディスクリネーションによる光漏れを防
ぎ、表示品位の高い液晶表示素子を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1の発明は、対抗する第1及び第2の基板
と、前記第1及び第2の基板に挟持された液晶層と、前
記第1の基板の液晶側に形成された第1の電極と、前記
第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対向するように
形成された第2の電極と、前記第2の基板上に形成され
前記液晶を配向させる配向手段と、前記液晶層に入射さ
れ前記第2の電極上に存在する液晶分子を介し前記液晶
層から出射する光を遮蔽する遮光手段と、前記第1の電
極及び前記第2の電極間にかかる電圧を変化させること
により前記液晶の立ち上がり方向を制御する手段とを具
備することを特徴とする液晶表示素子を提供するもので
ある。
に本発明の第1の発明は、対抗する第1及び第2の基板
と、前記第1及び第2の基板に挟持された液晶層と、前
記第1の基板の液晶側に形成された第1の電極と、前記
第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対向するように
形成された第2の電極と、前記第2の基板上に形成され
前記液晶を配向させる配向手段と、前記液晶層に入射さ
れ前記第2の電極上に存在する液晶分子を介し前記液晶
層から出射する光を遮蔽する遮光手段と、前記第1の電
極及び前記第2の電極間にかかる電圧を変化させること
により前記液晶の立ち上がり方向を制御する手段とを具
備することを特徴とする液晶表示素子を提供するもので
ある。
【0009】本発明の第2の発明は、対向する第1及び
第2の基板と、前記第1及び第2の基板間に挟持された
液晶層と、前記第1の基板の液晶側に形成された第1の
電極と、前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対
向するように形成され前記第1の電極よりも面積が小さ
く且つ不透明な第2の電極と、前記第2の基板上に形成
された配向膜と、前記第1の電極及び前記第2の電極間
にかかる電圧を変化させることにより前記液晶の立ち上
がり方向を制御する手段とを具備することを特徴とする
液晶表示素子を提供するものである。
第2の基板と、前記第1及び第2の基板間に挟持された
液晶層と、前記第1の基板の液晶側に形成された第1の
電極と、前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対
向するように形成され前記第1の電極よりも面積が小さ
く且つ不透明な第2の電極と、前記第2の基板上に形成
された配向膜と、前記第1の電極及び前記第2の電極間
にかかる電圧を変化させることにより前記液晶の立ち上
がり方向を制御する手段とを具備することを特徴とする
液晶表示素子を提供するものである。
【0010】本発明の第3の発明は、対向する第1及び
第2の基板と、前記第1及び第2の基板間に挟持された
液晶層と、前記第1の基板の液晶側に形成された第1の
電極と、前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対
向するように形成され前記第1の電極よりも面積が小さ
い第2の電極と、前記第2の基板上に形成された配向膜
と、前記第1の基板側からみて少なくとも前記第1の電
極の前記第2の電極と重なる部分に設けられた遮光膜
と、前記第1の電極及び前記第2の電極間にかかる電圧
を変化させることにより前記液晶の立ち上がり方向を制
御する手段とを具備することを特徴とする液晶表示素子
を提供するものである。
第2の基板と、前記第1及び第2の基板間に挟持された
液晶層と、前記第1の基板の液晶側に形成された第1の
電極と、前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対
向するように形成され前記第1の電極よりも面積が小さ
い第2の電極と、前記第2の基板上に形成された配向膜
と、前記第1の基板側からみて少なくとも前記第1の電
極の前記第2の電極と重なる部分に設けられた遮光膜
と、前記第1の電極及び前記第2の電極間にかかる電圧
を変化させることにより前記液晶の立ち上がり方向を制
御する手段とを具備することを特徴とする液晶表示素子
を提供するものである。
【0011】すなわち、第1の発明は、第2の電極上で
発生したリバースディスクリネーションによる異常をパ
ネル面上からは観測されないように、第2の電極上の液
晶分子を介してパネル面に出射する光を遮光するもので
ある。この時遮光手段としては、入射光が第2の電極上
の液晶分子に入射しないように予め入射光を遮光するこ
とができる。
発生したリバースディスクリネーションによる異常をパ
ネル面上からは観測されないように、第2の電極上の液
晶分子を介してパネル面に出射する光を遮光するもので
ある。この時遮光手段としては、入射光が第2の電極上
の液晶分子に入射しないように予め入射光を遮光するこ
とができる。
【0012】第2及び第3の発明は、第2の電極を第1
の電極よりも面積が充分に小さくなるように形成するこ
とにより、第2の電極上にリバースディスクリネーショ
ンの発生位置を確実に特定することができる。この時第
2の発明においては、このリバースディスクリネーショ
ンによる光抜けをパネル観測面側から観測できないよう
に第2の電極を、不透明にすることを特徴としたもので
あり、第3の発明は、第1の基板側からみて少なくとも
第1の電極の第2の電極と重なる部分に遮光膜を設ける
ことにより、リバースディスクリネーションによる異常
領域を通過した光をパネル面に出射しないようにするも
のである。この場合遮光膜は第1の電極と一体に形成し
ても良い。
の電極よりも面積が充分に小さくなるように形成するこ
とにより、第2の電極上にリバースディスクリネーショ
ンの発生位置を確実に特定することができる。この時第
2の発明においては、このリバースディスクリネーショ
ンによる光抜けをパネル観測面側から観測できないよう
に第2の電極を、不透明にすることを特徴としたもので
あり、第3の発明は、第1の基板側からみて少なくとも
第1の電極の第2の電極と重なる部分に遮光膜を設ける
ことにより、リバースディスクリネーションによる異常
領域を通過した光をパネル面に出射しないようにするも
のである。この場合遮光膜は第1の電極と一体に形成し
ても良い。
【0013】本発明において、第1の電極と第2の電極
の面積の大小関係は、1画素において比較したものであ
り、つまり有効表示画素領域のゲート及び信号配線で囲
まれた部分で比較したものである。
の面積の大小関係は、1画素において比較したものであ
り、つまり有効表示画素領域のゲート及び信号配線で囲
まれた部分で比較したものである。
【0014】
【作用】リバースディスクリネーションによる異常領域
を通る光をパネル前面から出射させないため、光抜けに
よる表示品位の劣化を防ぐことが可能となる。また、対
抗する電極の内、一方の電極を他方の電極よりも充分に
小さくすることにより、電界をこの小さい方の電極に集
中させ、リバースディスクリネーションの発生する位置
をこの一方の電極上に確実に特定することができる。更
に、この特定した位置を画面上から観測できないよう
に、不透明にすることによりリバースディスクリネーシ
ョンによる光抜けを防ぐことができる。
を通る光をパネル前面から出射させないため、光抜けに
よる表示品位の劣化を防ぐことが可能となる。また、対
抗する電極の内、一方の電極を他方の電極よりも充分に
小さくすることにより、電界をこの小さい方の電極に集
中させ、リバースディスクリネーションの発生する位置
をこの一方の電極上に確実に特定することができる。更
に、この特定した位置を画面上から観測できないよう
に、不透明にすることによりリバースディスクリネーシ
ョンによる光抜けを防ぐことができる。
【0015】また、一方の電極を他方の電極よりも小さ
くすることにより、一画素中に異なる立ち上がり方向を
有する領域を持たせることが可能となり、視野方向に異
方性がなく、素子の視野角を向上することも可能とな
る。
くすることにより、一画素中に異なる立ち上がり方向を
有する領域を持たせることが可能となり、視野方向に異
方性がなく、素子の視野角を向上することも可能とな
る。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例を図を用いて詳細に説明
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る液晶表示素
子の一画素の断面図である。先ず、TFT等のスイッチ
ング素子、ゲート線、信号線(図示せず)がマトリック
ス状に形成されたガラス基板11上に、第2の電極であ
る不透明電極12をCrにより帯状に形成する。この不
透明電極12はスイッチング素子に接続されている。対
向するガラス基板15上には第1の電極である透明電極
14をITOにより形成する。このとき、有効表示画素
領域のゲート及び信号配線で囲まれた部分において、
(第1の電極14)/(第2の電極12)の面積比を3
になるように設けた。こうすることにより電界を第2の
電極12に集中することができる。
する。図1は、本発明の第1の実施例に係る液晶表示素
子の一画素の断面図である。先ず、TFT等のスイッチ
ング素子、ゲート線、信号線(図示せず)がマトリック
ス状に形成されたガラス基板11上に、第2の電極であ
る不透明電極12をCrにより帯状に形成する。この不
透明電極12はスイッチング素子に接続されている。対
向するガラス基板15上には第1の電極である透明電極
14をITOにより形成する。このとき、有効表示画素
領域のゲート及び信号配線で囲まれた部分において、
(第1の電極14)/(第2の電極12)の面積比を3
になるように設けた。こうすることにより電界を第2の
電極12に集中することができる。
【0017】次に、両方の基板11、15に水平配向用
シラン処理剤(信越シリコーン社製KBM−603)を
塗布した後ポストベークを行い基板11、15上に固着
させた後ラビング処理を施し配向膜13を形成する。こ
の2枚の配向処理基板を透明電極14の中心にCr不透
明電極12を配置し、液晶が90°TNに成るように組
み合わせ、Np液晶を挟み込み電極間距離6μmの液晶
表示素子を作製した。第1の電極14と第2の電極12
の位置関係は図7に示すようになっており、この場合7
1が透明電極14、72が不透明電極12となる。
シラン処理剤(信越シリコーン社製KBM−603)を
塗布した後ポストベークを行い基板11、15上に固着
させた後ラビング処理を施し配向膜13を形成する。こ
の2枚の配向処理基板を透明電極14の中心にCr不透
明電極12を配置し、液晶が90°TNに成るように組
み合わせ、Np液晶を挟み込み電極間距離6μmの液晶
表示素子を作製した。第1の電極14と第2の電極12
の位置関係は図7に示すようになっており、この場合7
1が透明電極14、72が不透明電極12となる。
【0018】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図1中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図1中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
【0019】また、この液晶表示素子は、電圧印加時液
晶16は図のように分布し、電極12を挟み液晶分子の
立ち上がり方向が異なる2領域に分割され視野角の向上
にも寄与する。
晶16は図のように分布し、電極12を挟み液晶分子の
立ち上がり方向が異なる2領域に分割され視野角の向上
にも寄与する。
【0020】本実施例では、第2の電極に遮光性を持た
せたが、パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第
2の電極に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても
良い。この様に作成した液晶表示素子を図2に示す。図
中同一符号は第1の実施例と同様でありその詳しい説明
を省略する。ITO等で形成された第2の電極である透
明電極18と重なるように形成された遮光膜19をCr
等で蒸着した。この様に構成することによって基板15
側を観測方向とすると光抜けを防ぐことが可能となる。
せたが、パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第
2の電極に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても
良い。この様に作成した液晶表示素子を図2に示す。図
中同一符号は第1の実施例と同様でありその詳しい説明
を省略する。ITO等で形成された第2の電極である透
明電極18と重なるように形成された遮光膜19をCr
等で蒸着した。この様に構成することによって基板15
側を観測方向とすると光抜けを防ぐことが可能となる。
【0021】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第2の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第2の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0022】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図3は本発明の第2の実施例に係る液晶表示素子の一画
素の断面図である。先ず、TFT等のスイッチング素
子、ゲート線、信号線(図示せず)がマトリックス状に
形成されたガラス基板11上に、染料を加えた高分子樹
脂の遮光膜31を帯状に形成する。この遮光膜31上に
第2の電極である電極32をITOで帯状に形成する。
このITO電極32はスイッチング素子に接続されてい
る。対向するガラス基板15上には第1の電極である透
明電極14をITOにより形成する。このとき、有効表
示画素領域のゲート及び信号配線で囲まれた部分におい
て、(第1の電極14)/(第2の電極32)の面積比
を3になるように設けた。こうすることにより電界を第
2の電極32に集中することができる。
図3は本発明の第2の実施例に係る液晶表示素子の一画
素の断面図である。先ず、TFT等のスイッチング素
子、ゲート線、信号線(図示せず)がマトリックス状に
形成されたガラス基板11上に、染料を加えた高分子樹
脂の遮光膜31を帯状に形成する。この遮光膜31上に
第2の電極である電極32をITOで帯状に形成する。
このITO電極32はスイッチング素子に接続されてい
る。対向するガラス基板15上には第1の電極である透
明電極14をITOにより形成する。このとき、有効表
示画素領域のゲート及び信号配線で囲まれた部分におい
て、(第1の電極14)/(第2の電極32)の面積比
を3になるように設けた。こうすることにより電界を第
2の電極32に集中することができる。
【0023】次に、両方の基板11に水平配向用シラン
処理剤(信越シリコーン社製KBM−603)、基板1
5に垂直配向用シラン処理剤(オクタデシルトリエトキ
シシラン)を塗布した後ポストベークを行い基板11、
15上に固着させた後ラビング処理を施し配向膜13を
形成する。この2枚の配向処理基板11、15を透明電
極14の中心に電極12を配置し、液晶がハイブリット
に成るように組み合わせNp液晶を挟み込み電極間距離
6μmのHAN型ECB液晶表示素子を作製した。第1
の電極14と第2の電極32の位置関係は図7に示すよ
うになっており、この場合71が透明電極14、72が
遮光膜31を有するITO電極32となる。
処理剤(信越シリコーン社製KBM−603)、基板1
5に垂直配向用シラン処理剤(オクタデシルトリエトキ
シシラン)を塗布した後ポストベークを行い基板11、
15上に固着させた後ラビング処理を施し配向膜13を
形成する。この2枚の配向処理基板11、15を透明電
極14の中心に電極12を配置し、液晶がハイブリット
に成るように組み合わせNp液晶を挟み込み電極間距離
6μmのHAN型ECB液晶表示素子を作製した。第1
の電極14と第2の電極32の位置関係は図7に示すよ
うになっており、この場合71が透明電極14、72が
遮光膜31を有するITO電極32となる。
【0024】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図3中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。本実施例においては、遮
光膜31を電極33よりも少し大きくすることによって
光り漏れを確実に防ぐようにした。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図3中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。本実施例においては、遮
光膜31を電極33よりも少し大きくすることによって
光り漏れを確実に防ぐようにした。
【0025】また、この液晶表示素子は、液晶16は図
のように分布し、電極32を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、
パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極
に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
のように分布し、電極32を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、
パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極
に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
【0026】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第2の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第2の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0027】次に、本発明の第3の実施例を説明する。
図4は本発明の第3の実施例に係る液晶表示素子の一画
素の断面図である。先ず、TFT等のスイッチング素
子、ゲート線、信号線(図示せず)がマトリックス状に
形成されたガラス基板11上に、第1の電極である透明
電極41をITOにより200μm角で形成する。この
透明電極41はスイッチング素子に接続されている。対
向するガラス基板15上には、先ず染料を加えた高分子
樹脂の遮光膜42を帯状に形成し、次にこの遮光膜42
上に第2の電極である電極43をCrにより帯状に形成
する。このとき、有効表示画素領域のゲート及び信号配
線で囲まれた部分において、(第1の電極41)/(第
2の電極43)の面積比を3になるように設けた。こう
することにより電界を第2の電極43に集中することが
できる。
図4は本発明の第3の実施例に係る液晶表示素子の一画
素の断面図である。先ず、TFT等のスイッチング素
子、ゲート線、信号線(図示せず)がマトリックス状に
形成されたガラス基板11上に、第1の電極である透明
電極41をITOにより200μm角で形成する。この
透明電極41はスイッチング素子に接続されている。対
向するガラス基板15上には、先ず染料を加えた高分子
樹脂の遮光膜42を帯状に形成し、次にこの遮光膜42
上に第2の電極である電極43をCrにより帯状に形成
する。このとき、有効表示画素領域のゲート及び信号配
線で囲まれた部分において、(第1の電極41)/(第
2の電極43)の面積比を3になるように設けた。こう
することにより電界を第2の電極43に集中することが
できる。
【0028】次に、両方の基板11、15に垂直配向用
シラン処理剤(オクタデシルトリエトキシシラン)を塗
布した後ポストベークを行い基板11、15上に固着さ
せ配向膜13を形成する。この2枚の配向処理基板1
1、15を透明電極41の中心にCr電極43を配置す
るように組み合わせNn液晶を挟み込み電極間距離6μ
mのDAP型ECB液晶表示素子を作製した。第1の電
極41と第2の電極43の位置関係は図7に示すように
なっており、この場合71が透明電極41、72が遮光
膜42を有するCr電極43となる。
シラン処理剤(オクタデシルトリエトキシシラン)を塗
布した後ポストベークを行い基板11、15上に固着さ
せ配向膜13を形成する。この2枚の配向処理基板1
1、15を透明電極41の中心にCr電極43を配置す
るように組み合わせNn液晶を挟み込み電極間距離6μ
mのDAP型ECB液晶表示素子を作製した。第1の電
極41と第2の電極43の位置関係は図7に示すように
なっており、この場合71が透明電極41、72が遮光
膜42を有するCr電極43となる。
【0029】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図4中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。本実施例においては、遮
光膜42をCr電極44よりも少し大きくすることによ
って光り漏れを確実に防ぐようにした。また、本実施例
のようにスイッチング素子を有する基板11に対向する
基板15上の画素電極を小さくし、光遮蔽手段を設けて
も良い。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図4中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。本実施例においては、遮
光膜42をCr電極44よりも少し大きくすることによ
って光り漏れを確実に防ぐようにした。また、本実施例
のようにスイッチング素子を有する基板11に対向する
基板15上の画素電極を小さくし、光遮蔽手段を設けて
も良い。
【0030】また、この液晶表示素子は、液晶16は図
のように分布し、電極42を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、
パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極
に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
のように分布し、電極42を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、
パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極
に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
【0031】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0032】次に、本発明の第4の実施例に係る液晶表
示素子を説明する。本実施例においては、図1の断面図
を用いて説明する。先ず、TFT等のスイッチング素
子、ゲート線、信号線(図示せず)が形成されたガラス
基板11上に、第2の電極である不透明電極12をAl
により帯状に形成する。対向するガラス基板15上には
第1の電極である透明電極14をITOにより形成す
る。このとき、有効表示画素領域のゲート及び信号配線
で囲まれた部分において、(第1の電極14)/(第2
の電極12)の面積比を4になるように設けた。こうす
ることにより電界を第2の電極12に集中することがで
きる。
示素子を説明する。本実施例においては、図1の断面図
を用いて説明する。先ず、TFT等のスイッチング素
子、ゲート線、信号線(図示せず)が形成されたガラス
基板11上に、第2の電極である不透明電極12をAl
により帯状に形成する。対向するガラス基板15上には
第1の電極である透明電極14をITOにより形成す
る。このとき、有効表示画素領域のゲート及び信号配線
で囲まれた部分において、(第1の電極14)/(第2
の電極12)の面積比を4になるように設けた。こうす
ることにより電界を第2の電極12に集中することがで
きる。
【0033】次に、両方の基板11、15にポリイミド
を1000オングストローム(以下Aと記す)の膜厚で
塗布した後ポストベークを行い完全に硬化させた後ラビ
ング処理を施し配向膜13を形成する。この2枚の配向
処理基板11、15を透明電極14の中心にAl不透明
電極12を配置し、液晶が90°TNに成るように組み
合わせ、Np液晶を挟み込み電極間距離6μmの液晶表
示素子を作製した。第1の電極14と第2の電極12の
位置関係は図7に示すようになっており、この場合71
が透明電極14、72がAl電極12となる。
を1000オングストローム(以下Aと記す)の膜厚で
塗布した後ポストベークを行い完全に硬化させた後ラビ
ング処理を施し配向膜13を形成する。この2枚の配向
処理基板11、15を透明電極14の中心にAl不透明
電極12を配置し、液晶が90°TNに成るように組み
合わせ、Np液晶を挟み込み電極間距離6μmの液晶表
示素子を作製した。第1の電極14と第2の電極12の
位置関係は図7に示すようになっており、この場合71
が透明電極14、72がAl電極12となる。
【0034】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図1中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図1中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
【0035】また、この液晶表示素子は、液晶16は図
のように分布し、電極12を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、
パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極
に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
のように分布し、電極12を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、
パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極
に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
【0036】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第2の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第2の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0037】次に、本発明の第5の実施例に係る液晶表
示素子を説明する。図5は第5の実施例に係る液晶表示
素子の一画素の断面図である。先ず、TFTスイッチ素
子、ゲート線、信号線(図示せず)及び補助容量配線5
1、絶縁膜52が形成されたガラス基板11上に、第1
の電極である透明電極53をITOで200μm角で配
線に対しマトリックス状に設る。対向するガラス基板1
5上には第2の電極である不透明電極54をCrで帯状
に形成する。このとき、有効表示画素領域のゲート及び
信号配線で囲まれた部分において、(第1の電極53)
/(第2の電極54)の面積比を4になるように設け
た。こうすることにより電界を第2の電極54に集中す
ることができる。
示素子を説明する。図5は第5の実施例に係る液晶表示
素子の一画素の断面図である。先ず、TFTスイッチ素
子、ゲート線、信号線(図示せず)及び補助容量配線5
1、絶縁膜52が形成されたガラス基板11上に、第1
の電極である透明電極53をITOで200μm角で配
線に対しマトリックス状に設る。対向するガラス基板1
5上には第2の電極である不透明電極54をCrで帯状
に形成する。このとき、有効表示画素領域のゲート及び
信号配線で囲まれた部分において、(第1の電極53)
/(第2の電極54)の面積比を4になるように設け
た。こうすることにより電界を第2の電極54に集中す
ることができる。
【0038】次に、両方の基板11、15上に感光性ポ
リイミドを1000Aで塗布しスイッチ素子を設けた基
板11側をラビング処理し配向膜13とし、さらに反対
側の基板15上を1μmのラインアンドスペースでパタ
ーニングし水平配向配向膜13とした。この2枚の配向
処理基板11、15をCr帯状電極54が補助容量配線
51上に重なるように配置し、液晶がTNに成るように
組み合わせカイラル剤を含まないNp液晶を挟み込み電
極間距離6μmの液晶表示素子を作製した。第1の電極
53と第2の電極54の位置関係は図7に示すようにな
っており、この場合71が透明電極53、72がCr電
極54となる。
リイミドを1000Aで塗布しスイッチ素子を設けた基
板11側をラビング処理し配向膜13とし、さらに反対
側の基板15上を1μmのラインアンドスペースでパタ
ーニングし水平配向配向膜13とした。この2枚の配向
処理基板11、15をCr帯状電極54が補助容量配線
51上に重なるように配置し、液晶がTNに成るように
組み合わせカイラル剤を含まないNp液晶を挟み込み電
極間距離6μmの液晶表示素子を作製した。第1の電極
53と第2の電極54の位置関係は図7に示すようにな
っており、この場合71が透明電極53、72がCr電
極54となる。
【0039】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図5中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図5中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
【0040】また、この液晶表示素子は、液晶16は図
5のように分布し、電極54を挟み液晶分子の立ち上が
り方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与
する。
5のように分布し、電極54を挟み液晶分子の立ち上が
り方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与
する。
【0041】本実施例においてはCrで形成された不透
明電極54を補助容量配線51と重なるように配置する
ため、開口率を従来と同程度とすることができる。本実
施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、パネルに
対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極に重なる
第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
明電極54を補助容量配線51と重なるように配置する
ため、開口率を従来と同程度とすることができる。本実
施例では、第2の電極に遮光性を持たせたが、パネルに
対して垂直に見たとき、少なくとも第2の電極に重なる
第1の電極部分に遮光性を持たせても良い。
【0042】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0043】次に、本発明の第6の実施例に係る液晶表
示素子を説明する。本実施例においては、第2の電極を
帯状に4本設けた。図6は第6の実施例に係る液晶表示
素子の一画素の断面図である。
示素子を説明する。本実施例においては、第2の電極を
帯状に4本設けた。図6は第6の実施例に係る液晶表示
素子の一画素の断面図である。
【0044】先ず、TFTスイッチ素子、ゲート線、信
号線(図示せず)が形成されたガラス基板11上に、第
1の電極である透明電極61をITOで200μm角で
配線に対しマトリックス状に設る。対向するガラス基板
15上には第2の電極である不透明電極62をCrで形
成し10μm幅の帯状電極とする。このとき、有効表示
画素領域のゲート及び信号配線で囲まれた部分におい
て、(第1の電極61)/(第2の電極62)(和をと
る)の面積比を5になるように設けた。こうすることに
より電界を第2の電極44に集中することができる。
号線(図示せず)が形成されたガラス基板11上に、第
1の電極である透明電極61をITOで200μm角で
配線に対しマトリックス状に設る。対向するガラス基板
15上には第2の電極である不透明電極62をCrで形
成し10μm幅の帯状電極とする。このとき、有効表示
画素領域のゲート及び信号配線で囲まれた部分におい
て、(第1の電極61)/(第2の電極62)(和をと
る)の面積比を5になるように設けた。こうすることに
より電界を第2の電極44に集中することができる。
【0045】次に、両方の基板11、15上に感光性ポ
リイミドを1000Aで塗布しスイッチ素子を設けた基
板11側をラビング処理し配向膜13とし、さらに反対
側の基板15上を1μmのラインアンドスペースでパタ
ーニングし水平配向配向膜13とした。この2枚の配向
処理基板11、15を液晶がTNに成るように組み合わ
せカイラル剤を含まないNp液晶を挟み込み電極間距離
6μmの液晶表示素子を作製した。第1の電極61と第
2の電極62の位置関係は図9(a)に示すようになっ
ており、この場合91が透明電極61、92がCr電極
62となる。図9(b)は上面からみた様子である。
リイミドを1000Aで塗布しスイッチ素子を設けた基
板11側をラビング処理し配向膜13とし、さらに反対
側の基板15上を1μmのラインアンドスペースでパタ
ーニングし水平配向配向膜13とした。この2枚の配向
処理基板11、15を液晶がTNに成るように組み合わ
せカイラル剤を含まないNp液晶を挟み込み電極間距離
6μmの液晶表示素子を作製した。第1の電極61と第
2の電極62の位置関係は図9(a)に示すようになっ
ており、この場合91が透明電極61、92がCr電極
62となる。図9(b)は上面からみた様子である。
【0046】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図6中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図6中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
【0047】また、この液晶表示素子は、液晶16は図
のように分布し、電極62を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例においてはCrで形成された帯状の不透明
電極62を、一画素に複数設けることに特徴がある。こ
の様に第2の電極を複数設けても本発明の効果を充分に
奏するものである。
のように分布し、電極62を挟み液晶分子の立ち上がり
方向が異なる2領域に分割され視野角の向上にも寄与す
る。本実施例においてはCrで形成された帯状の不透明
電極62を、一画素に複数設けることに特徴がある。こ
の様に第2の電極を複数設けても本発明の効果を充分に
奏するものである。
【0048】本実施例では、第2の電極に遮光性を持た
せたが、パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第
2の電極に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても
良い。
せたが、パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第
2の電極に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても
良い。
【0049】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0050】次に、本発明の第7の実施例に係る液晶表
示素子を説明する。本実施例においては、図6の断面図
を用いて説明する。本実施例においては、第2の電極3
3をAlでスクエアー状に複数形成することに特徴があ
る。
示素子を説明する。本実施例においては、図6の断面図
を用いて説明する。本実施例においては、第2の電極3
3をAlでスクエアー状に複数形成することに特徴があ
る。
【0051】先ず、TFT等のスイッチング素子、ゲー
ト線、信号線(図示せず)が形成されたガラス基板11
上に、第1の電極である透明電極61をITOにより2
00μm角で配線に対しマトリックス状に設る。対向す
るガラス基板15上には第2の電極である不透明電極6
2をAlで形成し10μm角のスクエアー状電極とす
る。このとき、有効表示画素領域のゲート及び信号配線
で囲まれた部分において、(第1の電極61)/(第2
の電極62)(和をとる)の面積比を25になるように
設けた。こうすることにより電界を第2の電極62に集
中することができる。
ト線、信号線(図示せず)が形成されたガラス基板11
上に、第1の電極である透明電極61をITOにより2
00μm角で配線に対しマトリックス状に設る。対向す
るガラス基板15上には第2の電極である不透明電極6
2をAlで形成し10μm角のスクエアー状電極とす
る。このとき、有効表示画素領域のゲート及び信号配線
で囲まれた部分において、(第1の電極61)/(第2
の電極62)(和をとる)の面積比を25になるように
設けた。こうすることにより電界を第2の電極62に集
中することができる。
【0052】次に、両方の基板11、15にポリイミド
を配向膜として1000Aの膜厚で塗布した後ポストベ
ークを行い完全に硬化させラビング処理を施し配向膜1
3を形成する。この2枚の配向処理基板11、15を液
晶が90°TNに成るように組み合わせNp液晶を挟み
込み電極間距離6μmの液晶表示素子を作製した。第1
の電極61と第2の電極62の位置関係は図10(a)
に示すようになっており、この場合101が透明電極6
1、102がスクエアー状のAl電極62となる。図1
0(b)は上面からみた状態を示す。
を配向膜として1000Aの膜厚で塗布した後ポストベ
ークを行い完全に硬化させラビング処理を施し配向膜1
3を形成する。この2枚の配向処理基板11、15を液
晶が90°TNに成るように組み合わせNp液晶を挟み
込み電極間距離6μmの液晶表示素子を作製した。第1
の電極61と第2の電極62の位置関係は図10(a)
に示すようになっており、この場合101が透明電極6
1、102がスクエアー状のAl電極62となる。図1
0(b)は上面からみた状態を示す。
【0053】この様にして作成した液晶表示素子は、電
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図6中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
極間に電圧を印加したところ、リバースディスクリネー
ションは図6中17の領域に閉じ込められパネル上から
は光漏れは観察されなかった。
【0054】また、この液晶表示素子は、液晶16は図
のように分布し、電極62を中心にし液晶分子の立ち上
がり方向があらゆる方向を向いているので視野角の向上
にも寄与する。
のように分布し、電極62を中心にし液晶分子の立ち上
がり方向があらゆる方向を向いているので視野角の向上
にも寄与する。
【0055】本実施例では第2の電極をスクエアー状と
し、更に複数設けたが、図8に示すようにスクエアー状
電極を一つとして用いても良い。この場合第2の電極は
TFT電極に接続されていても良い。図中81は第1の
電極で82は第2の電極である。
し、更に複数設けたが、図8に示すようにスクエアー状
電極を一つとして用いても良い。この場合第2の電極は
TFT電極に接続されていても良い。図中81は第1の
電極で82は第2の電極である。
【0056】本実施例では、第2の電極に遮光性を持た
せたが、パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第
2の電極に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても
良い。
せたが、パネルに対して垂直に見たとき、少なくとも第
2の電極に重なる第1の電極部分に遮光性を持たせても
良い。
【0057】本実施例による液晶表示素子に光を供給す
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
る方法としては、第1の基板である基板11側から蛍光
灯等のバックライトを用いるいわゆる透過型にしても良
いし、基板11に反射膜を形成するいわゆる反射型とし
ても良い。
【0058】以上の実施例においては、スイッチング素
子を有するアクティブマトリックス方式を示したが、本
発明はこれに限るものではなく、単純マトリックス方式
においてもその効果を発揮するものである。
子を有するアクティブマトリックス方式を示したが、本
発明はこれに限るものではなく、単純マトリックス方式
においてもその効果を発揮するものである。
【0059】本発明において、第2の基板の配向処理が
水平配向の場合、液晶プレチルト角α0 は低い方が望ま
しく0゜≦α0 ≦2゜であれば、リバースディスクリネ
ーションの発生位置を第2の電極上に良好に固定するこ
とができ、更に一画素内で第2の電極を中心として異な
る立ち上がり方向の領域を確実に実現することができ
る。この場合液晶分子の巻く方向を確実にするためにツ
イスト角θは85゜≦θ≦90゜であることが好まし
い。
水平配向の場合、液晶プレチルト角α0 は低い方が望ま
しく0゜≦α0 ≦2゜であれば、リバースディスクリネ
ーションの発生位置を第2の電極上に良好に固定するこ
とができ、更に一画素内で第2の電極を中心として異な
る立ち上がり方向の領域を確実に実現することができ
る。この場合液晶分子の巻く方向を確実にするためにツ
イスト角θは85゜≦θ≦90゜であることが好まし
い。
【0060】本発明において、有効表示画素領域をゲー
ト及び信号配線で囲まれた部分に設けられた表示に用い
られる開口部において、第1の電極と第2の電極の面積
比は、(第1の電極)/(第2の電極)≧3とすること
が望ましい。これが3以下であると電界集中の効果が小
さくディスクリネーションの位置を特定させることが出
来なくなり、光漏れを防ぐことができない。また、この
時、この光漏れを遮光電極或いは遮光膜で隠そうとする
と、遮光電極或いは遮光膜の面積が広くなりすぎ開口率
を減少させることになり好ましくない。また、遮光手段
である遮光電極、或いは遮光膜はディスクリネーション
の大きさと周辺光漏れを考慮すると5μm以上の配線幅
が必要となる。
ト及び信号配線で囲まれた部分に設けられた表示に用い
られる開口部において、第1の電極と第2の電極の面積
比は、(第1の電極)/(第2の電極)≧3とすること
が望ましい。これが3以下であると電界集中の効果が小
さくディスクリネーションの位置を特定させることが出
来なくなり、光漏れを防ぐことができない。また、この
時、この光漏れを遮光電極或いは遮光膜で隠そうとする
と、遮光電極或いは遮光膜の面積が広くなりすぎ開口率
を減少させることになり好ましくない。また、遮光手段
である遮光電極、或いは遮光膜はディスクリネーション
の大きさと周辺光漏れを考慮すると5μm以上の配線幅
が必要となる。
【0061】遮光電極としてはMo、Cr、Al、C
u、Ti、Ta、Au,Ag、PtW、Ni等金属及び
導電性の高い無機または有機膜を用いることが出来る。
また、第2の電極に電界を集中させることにより、画素
内の電界の傾きを生じさせ液晶分子の立ち上がり方向
を、第2の電極が帯状の場合二方向、第2の電極がスク
エアー状の場合多方向に分割させることができ、視野角
の異なる領域を画素内に設けることができる。この視野
角の異なる領域を設けることにより巨視的に画面を見た
とき視野の補正がなされ広視野角が実現できる。この場
合配向領域は画素を均等に分割できるように設けること
が望ましい。均等に分割することにより視野角の異なる
領域の画素内面積を同一とすることができ、視野角の異
なる領域を設け視野角の良悪を一画素内で相殺する効果
を最大限に発揮することができる。
u、Ti、Ta、Au,Ag、PtW、Ni等金属及び
導電性の高い無機または有機膜を用いることが出来る。
また、第2の電極に電界を集中させることにより、画素
内の電界の傾きを生じさせ液晶分子の立ち上がり方向
を、第2の電極が帯状の場合二方向、第2の電極がスク
エアー状の場合多方向に分割させることができ、視野角
の異なる領域を画素内に設けることができる。この視野
角の異なる領域を設けることにより巨視的に画面を見た
とき視野の補正がなされ広視野角が実現できる。この場
合配向領域は画素を均等に分割できるように設けること
が望ましい。均等に分割することにより視野角の異なる
領域の画素内面積を同一とすることができ、視野角の異
なる領域を設け視野角の良悪を一画素内で相殺する効果
を最大限に発揮することができる。
【0062】本発明に用いる配向膜としてはポリイミ
ド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリスルホン、ポ
リエステル、ポリベンゾイミダゾール、ポリエーテル、
ポリスルフィド、ポリベンゾイミダゾピロロン、ポリフ
ェニル、ポリナフタレン、ポリシアノアセチレン、ポリ
アクリロニトリル、ポリビニルアルコール、ポリスチレ
ン、ポリアニリン等高分子フィルムまたは有機シランを
塗布した上をラビング等配向処理を施したもの、SiO
等無機の斜方蒸着膜等があげられる。また、無機物及び
有機物で基板上に形成した微細なグルーブも有効な配向
手段である。
ド、ポリアミド、ポリアミドイミド、ポリスルホン、ポ
リエステル、ポリベンゾイミダゾール、ポリエーテル、
ポリスルフィド、ポリベンゾイミダゾピロロン、ポリフ
ェニル、ポリナフタレン、ポリシアノアセチレン、ポリ
アクリロニトリル、ポリビニルアルコール、ポリスチレ
ン、ポリアニリン等高分子フィルムまたは有機シランを
塗布した上をラビング等配向処理を施したもの、SiO
等無機の斜方蒸着膜等があげられる。また、無機物及び
有機物で基板上に形成した微細なグルーブも有効な配向
手段である。
【0063】本発明の液晶表示素子に用いる表示方式と
してはツイステッドネマティック表示(TN)を始めと
してSTN、SBE、ECB、GH等電界印加状態で液
晶分子の立ち上がり方向の違いによるディスクリネーシ
ョンの表示異常の発生がある表示方式全てに用いること
ができる。
してはツイステッドネマティック表示(TN)を始めと
してSTN、SBE、ECB、GH等電界印加状態で液
晶分子の立ち上がり方向の違いによるディスクリネーシ
ョンの表示異常の発生がある表示方式全てに用いること
ができる。
【0064】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の液晶表示
素子は、リバースディスクリネーションを特定の位置に
固定し、この時の光漏れを遮光手段によりパネル上から
は観察できないようにすることによって、光漏れのない
良好な液晶表示素子を提供することが可能となる。ま
た、電圧印加時の液晶配列方向を一画素ごとにあらゆる
方向に向けることができ視野角の向上に寄与する。
素子は、リバースディスクリネーションを特定の位置に
固定し、この時の光漏れを遮光手段によりパネル上から
は観察できないようにすることによって、光漏れのない
良好な液晶表示素子を提供することが可能となる。ま
た、電圧印加時の液晶配列方向を一画素ごとにあらゆる
方向に向けることができ視野角の向上に寄与する。
【図1】 本発明の第1の実施例に係る液晶表示素子の
断面図
断面図
【図2】 本発明の第1の実施例の変形例に係る液晶表
示素子の断面図
示素子の断面図
【図3】 本発明の第2の実施例に係る液晶表示素子の
断面図
断面図
【図4】 本発明の第3の実施例に係る液晶表示素子の
断面図
断面図
【図5】 本発明の第5の実施例に係る液晶表示素子の
断面図
断面図
【図6】 本発明の第6の実施例に係る液晶表示素子の
断面図
断面図
【図7】 本発明の第1の電極と第2の電極の位置関係
を示す図
を示す図
【図8】 本発明の第1の電極と第2の電極の位置関係
を示す図
を示す図
【図9】 本発明の第1の電極と第2の電極の位置関係
を示す図
を示す図
【図10】 本発明の第1の電極と第2の電極の位置関
係を示す図
係を示す図
【図11】 従来の液晶表示装置の断面図
11 ガラス基板 12 第2の電極 13 配向膜 14 第1の電極 15 ガラス基板 16 液晶分子 17 リバースディスクリネーションの現れる範囲
Claims (3)
- 【請求項1】 対抗する第1及び第2の基板と、 前記第1及び第2の基板に挟持された液晶層と、 前記第1の基板の液晶側に形成された第1の電極と、 前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対向するよ
うに形成された第2の電極と、 前記第2の基板上に形成され前記液晶を配向させる配向
手段と、 前記液晶層に入射され前記第2の電極上に存在する液晶
分子を介し前記液晶層から出射する光を遮蔽する遮光手
段と、 前記第1の電極及び前記第2の電極間にかかる電圧を変
化させることにより前記液晶の立ち上がり方向を制御す
る手段とを具備することを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項2】 対向する第1及び第2の基板と、 前記第1及び第2の基板間に挟持された液晶層と、 前記第1の基板の液晶側に形成された第1の電極と、 前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対向するよ
うに形成され前記第1の電極よりも面積が小さく且つ不
透明な第2の電極と、 前記第2の基板上に形成された配向膜と、 前記第1の電極及び前記第2の電極間にかかる電圧を変
化させることにより前記液晶の立ち上がり方向を制御す
る手段とを具備することを特徴とする液晶表示素子。 - 【請求項3】 対向する第1及び第2の基板と、 前記第1及び第2の基板間に挟持された液晶層と、 前記第1の基板の液晶側に形成された第1の電極と、 前記第2の基板の液晶側に前記第1の電極に対向するよ
うに形成され前記第1の電極よりも面積が小さい第2の
電極と、 前記第2の基板上に形成された配向膜と、 前記第1の基板側からみて少なくとも前記第1の電極の
前記第2の電極と重なる部分に設けられた遮光膜と、 前記第1の電極及び前記第2の電極間にかかる電圧を変
化させることにより前記液晶の立ち上がり方向を制御す
る手段とを具備することを特徴とする液晶表示素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058564A JPH06273781A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 液晶表示素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5058564A JPH06273781A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 液晶表示素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06273781A true JPH06273781A (ja) | 1994-09-30 |
Family
ID=13087951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5058564A Pending JPH06273781A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 液晶表示素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06273781A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0697228A1 (en) * | 1994-07-18 | 1996-02-21 | David Tammaro | Article for the play of tennis |
JPH08201826A (ja) * | 1995-01-25 | 1996-08-09 | Nec Corp | 液晶表示素子 |
WO2000039630A1 (fr) * | 1998-12-24 | 2000-07-06 | Fujitsu Limited | Ecran a cristaux liquides |
WO2002010850A1 (fr) * | 2000-07-31 | 2002-02-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Unite d'affichage a cristaux liquides et procede de fabrication associe |
JP2005055928A (ja) * | 1999-06-18 | 2005-03-03 | Nec Corp | 液晶表示装置及びその製造方法並びにその駆動方法 |
KR100462012B1 (ko) * | 1996-12-19 | 2005-04-13 | 삼성전자주식회사 | 박막트랜지스터형액정표시소자 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5058564A patent/JPH06273781A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0697228A1 (en) * | 1994-07-18 | 1996-02-21 | David Tammaro | Article for the play of tennis |
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US7113240B2 (en) | 1998-12-24 | 2006-09-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device having insulating patterns with width larger than gap in between |
US7982836B2 (en) | 1998-12-24 | 2011-07-19 | Sharp Kabushiki Kaisha | Liquid crystal display device |
JP2005055928A (ja) * | 1999-06-18 | 2005-03-03 | Nec Corp | 液晶表示装置及びその製造方法並びにその駆動方法 |
JP4682593B2 (ja) * | 1999-06-18 | 2011-05-11 | 日本電気株式会社 | 液晶表示装置及びその製造方法並びにその駆動方法 |
WO2002010850A1 (fr) * | 2000-07-31 | 2002-02-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Unite d'affichage a cristaux liquides et procede de fabrication associe |
US7414682B2 (en) | 2000-07-31 | 2008-08-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Liquid crystal display unit and production method thereof |
US7583347B2 (en) | 2000-07-31 | 2009-09-01 | Panasonic Corporation | Liquid crystal display having electrodes constituted by a transparent electric conductor |
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