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JPH0626390Y2 - 水▲ろ▼過装置 - Google Patents

水▲ろ▼過装置

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Publication number
JPH0626390Y2
JPH0626390Y2 JP4564289U JP4564289U JPH0626390Y2 JP H0626390 Y2 JPH0626390 Y2 JP H0626390Y2 JP 4564289 U JP4564289 U JP 4564289U JP 4564289 U JP4564289 U JP 4564289U JP H0626390 Y2 JPH0626390 Y2 JP H0626390Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
water
chamber
stage
outlet
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4564289U
Other languages
English (en)
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JPH02137994U (ja
Inventor
久子 勝沼
Original Assignee
久子 勝沼
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 久子 勝沼 filed Critical 久子 勝沼
Priority to JP4564289U priority Critical patent/JPH0626390Y2/ja
Publication of JPH02137994U publication Critical patent/JPH02137994U/ja
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Publication of JPH0626390Y2 publication Critical patent/JPH0626390Y2/ja
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  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、水道水、雨水その他、主として飲用に供する
被過水を浄化し、健康上に好ましい浄水を得る水過
装置に係り、詳しくは、一般家庭あるいは医院、学校、
飲食店、ホテル等への設置に適した飲用水用の水過装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の水過装置としては、第13図に示す円
筒状の本体イ内を過室に形成し、被過水入口ロから
流入した被過水を過する材ハ、ニ、ホ、ヘ等を収
納したものが知られている。
材ハ、ニ、ホ、ヘはそれぞれ順に砂、砂利、活性炭、
砂利等である場合もあれば、イオン交換樹脂等を併用し
たものなどが知られている(初等、中等教科書等におい
ても極めて一般的に知られている)。
〔考案が解決しようとする課題〕
近年、原水の汚濁が激しいため水道水ではカルキ使用量
が増大し、異常なカルキ臭を伴う。また、マンシヨン、
ビル等の貯水槽内の汚れにより、端末の蛇口から出る水
の質が健康上重大な問題となつてきている。
そこで、一般家庭等においても蛇口から出る水を小型の
水過装置により過してから飲用あるいは調理用に供
する傾向にある。
従来の技術で述べたものは、いずれも所定の容積の過
室内に被過水を通過させて取出すものであり、水質に
よつては過が不十分である場合もあれば、必要以上に
過することもあつて不合理である。一方、製造者側に
おいては、容量の異なる多機種を製造し、貯蔵しておか
ねばならず、需用に応じるには不経済な製造計画を強い
られることになる点に問題があつた。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、製造
機種を最小限に止めることができる上に、組立、分解が
簡単であり、さらに水質に応じ最適な過を行なえるよ
うな水過装置を提供しようとするものである。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案における水過装置
は、被過水入口を上部に有する過室の側方に、流出
口を上部に有する水室を設け、かつ、過室と水室の双
方を下部において連通させてなる第1段階用のユニツト
と、上記流出口と連結可能の流入口を上部に有する過
室の側方に、取出口付水室を設け、これら過室と水室
の双方を下部において連通させてなる終段用のユニツト
とを具備してなるものである。
そして、上記第1段階用のユニツトと終段階用のユニツ
トとの間には、必要に応じ中間段階用のユニツトを1個
または複数個直列に結合して過室容積を増大する一
方、各ユニツトは略角筒状とすることが好ましい。
また、結合組立を容易にするために、各ユニツトを雌雄
結合とし、さらにメンテナンスを簡単にするために各ユ
ニツトの頂部を水密蓋体で閉じる構造とすることが好ま
しい。
〔作用〕
第1段階用のユニツトには被過水入口を通じて供給さ
れる被過水(例えば水道蛇口から供給される水道水)
が、このユニツトの過室に入り、過室内を流下する
につれて浄化されたのち、過室の下部から側方にある
水室に入る。この水室に入つた水は、この水室の上部の
流出口から出て、つぎのユニツトの流入口を通り、その
ユニツトの過室に入る(例えば中間段階用のユニツト
を介在させてある場合、第1段階用のユニツトから中間
段階用のユニツトに入る)。
中間段階用のユニツトには第1段階用のユニツトの流出
口と連結可能な流入口があり、さらにこの中間段階用の
ユニツトには終段階用のユニツトの流入口に連結可能な
流出口を設けてあるので、被過水は、第1段階用のユ
ニツトから中間段階用のユニツトを経て終段階用のユニ
ツトに至る。そして、終段階用のユニツトの水室から取
出される。
勿論、第1段階用のユニツトと終段階用のユニツトを直
結してある場合には、被過水は第1段階用のユニツト
の過室からこのユニツトの水室を経て終段階用のユニ
ツトの過室に入り、このユニツトの取出口付水室から
取出される。
即ち、比格的水質が優れている被過水の場合には、第
1段階用のユニツトと終段階用のユニツトを直列に一体
結合した構造としておき、両ユニツトの過室での過
で足りることになる。
比格的水質の劣る被過水(例えばカルキ臭が異常に高
い水道水)であれば、第1段階用のユニツトと終段階用
のユニツトとの間に中間段階用のユニツトを2乃至3個
介在させておき使用する過室の容積を増大する。
各ユニツトを雌雄結合可能にしておけば組立は極めて容
易であり、能力の劣えたユニツトの交換も極めて容易で
ある。
また、各ユニツトの頂部を水密蓋体で閉じておき、これ
を取りはずすことによつて内部のメンテナンスは極めて
容易に行なえる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図〜第5図において、この実施例は第1段階用のユ
ニツト(A)と終段階用のユニツト(B)との間に、2個の中
間段階用のユニツト(C)、(C)を介在させ、各ユニツトを
直列に一体結合させた一例である。
各ユニツト(A),(B),(C),(C)はいずれも同様の角筒状
とし、塩化ビニール、ポリプロピレン等のプラスチツク
ス射出成型品としてあり、壁厚は3〜5m/m程度に形
成されている。さらに詳しくは頂部開放で間口が7〜1
0C/m、奥行が15〜200/m、高さが30〜40
C/mに形成され、開放した頂部はそれぞれゴムパツキ
ン(13)を所定位置に埋込んだ水密蓋体(14)、(15)、(1
6)、(16)で密閉する構造としてある。これら水密蓋体(1
4)、(15)、(16)は、所定位置に設けた凸部(14a)と凹部
(16b)、凸部(16a)と凹部(16b)、凸部(16a)と凹部(15b)
により、互いに雌雄嵌合する一方、本体側のねじ孔(17)
に螺合するビス(18)によつて本体に固定されるものとす
る。
ユニツト(A)の水密蓋体(14)には被過水入口(1)を設け
てある。被過水入口(1)は、上方に露出した部分がホ
ース(図示しない)を介して水道の蛇口に接続されるも
のとし、過室(2)の直上に臨ませられることになる下
部には逆止弁(19)が取付けられている。
逆止弁(19)は4本のスリツト(20)を設けた袋ナツト状本
体(19a)内にスチールボール(21)とばね(22)を組込んだ
形式を採用したが、リードバルブ状であつてもよい。
過室(2)、(6)、(10)、(10)にはいずれも同様の材層
(D)が形成されている。
材層(D)は上方から下方に向け順にネツト(23A)、山砂
(24)、ネツト(23B)、細砕石(25A)、ネツト(23C)、活性
炭(26)、ネツト(23D)、細砕石(25B)、ネツト(23E)、を
層状に重ねて形成されているが、イオン交換樹脂に代え
るか、あるいはイオン交換樹脂と活性炭との組合せその
他水過に最適な素材が用いられてもよい。なお、ネツ
ト(23A)〜(23E)の全部あるいは一部を、第6図に示す多
孔板(27)に代えてもよい。
材層(D)は、ネツト(23E)、細砕石(25B)、ネツト(23
D)、活性炭(26)、ネツト(23C)、細砕石(25A)、ネツト(2
3B)、山砂(24)、ネツト(23A)の順で詰込み形成するが、
最上部のネツト(23A)のみ、第7図に示すようにユニツ
トの本体側所定位置に設けられるピン(28)によつて支承
する。
ピン(28)はユニツトの本体内、四側面に設けられたピン
差込み穴(29)(第7図参照)に挿込むものとするが、予
め本体成形時に突出形成されたものであつてもよい。さ
らに、中間のネツト(23B)〜(23D)用となるピンを設けて
おいてもよい。
さらに、最上部のネツト(23A)については、浮上りを防
止するため、第8図に一例を示したようなばね(30)を使
用し、ピン(28)とにより固定してある。
ばね(30)はV形に折曲げられたピアノ線製であり、先端
(30a)、(30a)を第9図に示したようにユニツト本体側の
穴(31)にそれぞれ係止する一方、折曲部となる基端(30
b)を同じくユニツト本体側の穴(32)に係止することによ
つて固定されるものとする。
一方、ユニツト(A)と(C)にはユニツト(B)または(C)との
結合面となる外側面側縁において凸条部(33)を設けてあ
り、この凸条部が嵌合する凹欠部(34)をユニツト(B)お
よび(C)の外側面側縁に形成してある。
さらに、ユニツト(A)、(B)、(C)は一体結合状態をコ字
状帯金具(35)により保持される構造としてある。
このため、ユニツト(A)、(B)の外側面と底面および水密
蓋体(14)、(15)、(16)の上面にはそれぞれ一連となる溝
(36)、(37)および(38)、(39)、(40)を設けてある。
一方の帯金具(35)は、互いに嵌合させたユニツト(A)、
(C)、(C)、(B)の上方から中間部分(35a)が溝(38)、(4
0)、(40)、(39)に嵌込まれ、平行部分(35b)がビス(4
1)、(41)により溝(36)、(37)内に固定される。
他方の帯金具(35)は、ユニツト(A)、(C)、(C)、(B)の下
面の溝(図示されていない)に中間部(35a)を嵌込ま
れ、平行部(35b)、(35b)がそれぞれユニツト(A)、(B)の
溝(36)、(37)に嵌込まれ、ビス(41)、(41)により固定さ
れる。
なお、帯金具(35)、(35)はステンレス鋼製またはプラス
チツクス製とし、結合ユニツト数に応じた大きさの数種
が予め用意されるものとする。
さらに、帯金具(35)、(35)については、平行部(35b)、
(35b)の自由端側において閉じる方向の弾性を与えてお
くことにより、ビス(41)、(41)に代えて溝(36)、(37)内
の所定位置に設けておく突起との掛合をはかり固定して
もよい。
ユニツト(A)の流出口(3)は、ユニツト(B)または(C)の流
入口(5)または(9)の孔(5A)、(9A)に嵌合し、パツキン(4
2)により水密状態を保持される構造としてある。
また、過室(2)、(6)、(10)の下部と水室(4)、(8)、(1
1)は、それぞれ隔壁(a)、(b)、(c)の下端に設けた連通
口(43) 、(44)、(45)により互いに連通されている。
〔考案の効果〕
本考案は、上述のとおり構成されているので、つぎに記
載する効果を奏する。
被過水の水質が比較的良好であれば、例えば異臭等が
無く、単に僅かなカルキ臭のみであれば、ユニツト(A)
と(B)のみを直接結合しておくものとし、異臭あるいは
ごみ等の混入がある場合には、必要数のユニツト(C)を
ユニツト(A)、(B)間に介在してこれらを直列に結合して
おく。これによつて、各ユニツトの過室の容積が増大
し、十分な過が可能となる。
各ユニツトは雌雄嵌合するので、組立が容易であり、水
密蓋体を取りはずせば材の交換、メンテナンスも極め
て容易に行なうことができる。
即ち、ユニツト(A)、(B)、(C)を製造しておくだけで、
いかなる地域においても最も効果的に過できる水過
装置を供給でき、使用者側においては目詰りや能力低下
を来したユニツトのみを瞬時に交換し継続使用できるか
ら、飲用水の断水をまねくおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は中間段階用のユニツト2個を介在させた本考案
水過装置の実施例を示す外観斜視図、第2図は、同平
面図、第3図は第2図III−III矢視断面図、第4図は第
2図IV−IV矢視断面図、第5図は第1図の水過装置で
水密蓋体を除した状態の平面図、第6図はネツトの変形
例を示す斜視図、第7図はネツト支承構造の一例を示す
拡大縦断面図、第8図はばねの一例を示す平面図、第9
図はばねの先端の掛止状態を示す拡大斜視図、第10図
はばねの基端の掛止状態を示す拡大斜視図、第11図は
第1段階用のユニツトと終段階用のユニツトを直結した
状態を示す略示正面図、第12図は第1段階用のユニツ
トと終段階用のユニツトとの間に3個の中間段階用のユ
ニツトを介在させた状態を示す略示正面図、また、第1
3図は従来例を示す縦断側面図である。 A…第1段階用のユニツト、B…終段階用のユニツト、
C…中間段階用のユニツト、1…被過水入口、2,
6,10…過室、3,12…流出口、4,8,11…
水室、5,9…流入口、7…取出口、13…ゴムパツキ
ン、14,15,16…水密蓋体。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被過水入口(1)を上部に有する過室(2)
    の側方に、流出口(3)を上部に有する水室(4)を設け、か
    つ、過室(2)と水室(4)の双方を下部において連通させ
    てなる第1段階用のユニツト(A)と、上記流出口(3)と連
    結可能の流入口(5)を上部に有する過室(6)の側方に、
    取出口(7)付水室(8)を設け、これら過室(6)と水室(8)
    の双方を下部において連通させてなる終段階用のユニツ
    ト(B)とを具備してなる水過装置。
  2. 【請求項2】ユニツト(A)の流出口(3)に連結可能の流入
    口(9)を上部に有する過室(10)と、この過室の下部
    と連通する水室(11)を有し、かつ、この水室の上部に、
    ユニツト(B)の流入口(5)に連結可能の流出口(12)を設け
    てなり、前記ユニツト(A),(B)間に介在可能とした中段
    階用のユニツト(C)を具備してなる請求項1記載の水
    過装置。
  3. 【請求項3】ユニツト(A)を、1個若しくは複数個のユ
    ニツト(C)を介してユニツト(B)に直列に一体結合してな
    る請求項1に記載の水過装置。
  4. 【請求項4】ユニツト(A),(B),(C)をそれぞれ雌雄結
    合可能の略角筒状としてなる請求項1または2、3に記
    載の水過装置。
  5. 【請求項5】ユニツト(A),(B),(C)を、それぞれ頂部
    に水密蓋体(14),(15),(16)を有する構造としてなる請
    求項1または2,3,4に記載の水過装置。
JP4564289U 1989-04-20 1989-04-20 水▲ろ▼過装置 Expired - Lifetime JPH0626390Y2 (ja)

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JPH02137994U JPH02137994U (ja) 1990-11-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9457299B2 (en) * 2010-08-06 2016-10-04 Beko Technologies Gmbh Oil separator cartridge
US9868080B2 (en) * 2013-08-30 2018-01-16 B/E Aerospace, Inc. Compact plumbing system drain strainer for a galley

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