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JPH06262655A - 射出成形機の制御方法及び装置 - Google Patents

射出成形機の制御方法及び装置

Info

Publication number
JPH06262655A
JPH06262655A JP5417493A JP5417493A JPH06262655A JP H06262655 A JPH06262655 A JP H06262655A JP 5417493 A JP5417493 A JP 5417493A JP 5417493 A JP5417493 A JP 5417493A JP H06262655 A JPH06262655 A JP H06262655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
molding machine
injection molding
mold
screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5417493A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yokobayashi
武 横林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Steel Works Ltd filed Critical Japan Steel Works Ltd
Priority to JP5417493A priority Critical patent/JPH06262655A/ja
Publication of JPH06262655A publication Critical patent/JPH06262655A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は射出成形機の制御方法及び装置に関
し、特に、射出速度、スクリュ回転数、型開き速度及び
型閉じ速度を制御し、機械的ショックを防止し、成形品
の品質を安定させることを特徴とする。 【構成】 本発明による射出成形機の制御方法及び装置
は、現在の現在スクリュ位置(S)又は現在型位置(M)に近
い2つの設定値(Pn,Pn+1)を求め、このスクリュ
位置(S)又は現在型位置(M)と設定値(Pn,Pn+1)か
ら演算手段(9)による演算処理により得られた射出速度
指令値(V)、スクリュ回転数指令値(VS)、型開き速度指
令値(VK)及び型閉じ速度指令値(VT)の何れかを油圧サー
ボ弁(5)、油圧モータ(5A)、油圧比例弁(5B)の何れかに
印加して制御する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機の制御方法
及び装置に関し、特に、射出速度、スクリュ回転数、型
開き速度及び型閉じ速度を制御し、機械的ショックを防
止し、成形品の品質を安定させるための新規な改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の射出成形機においては、複雑な金
型や、さまざまな樹脂に対応するために、例えば、図9
に示すように、射出速度Vをスクリュ位置Sに対応して
ステップ状に段階的に変化させる多段射出制御を行って
いる。この多段射出制御においては、射出速度を各段ご
とに急激に変化させるため、機械的なショックが発生し
たり、樹脂の流れが急激に変化するため、成形品の不良
を発生させる原因ともなる。そのため、この多段射出制
御においては、図10に示すように、一次遅れフィルタ
などを用いて射出速度の急激な変化を押さえ、ショック
をやわらげる工夫をおこなっているものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多段射出制御
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、このような一次遅れフィル
タを用いた射出制御においては、一次遅れフィルタは時
間に関する関数であるため、射出スクリュの負荷が変動
してスクリュの移動速度が変動してしまった場合、スク
リュ位置に対する射出速度指令が本来の指令値の内容と
はならず、ばらついてしまうことになり、成形品の品質
が安定しない原因となっていた。また、一次遅れフィル
タが入っていても、その制御状態は、図10に示すよう
に、なおもステップ状に射出速度を変化させるため、多
少のショックを伴っていた。
【0004】本発明は以上のような課題を解決するため
になされたもので、特に、射出速度、スクリュ回転数、
型開き速度及び型閉じ速度を制御し、機械的なショック
を防止し、成形品の品質を安定させるようにした射出成
形機の制御方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による射出成形機
の制御方法は、射出成形機における射出速度を可変状に
制御する射出成形機の制御方法において、現在時点にお
ける現在スクリュ位置から両側各1ヶ所の最も近い設定
位置に設定されている2つの設定値を求め、前記現在ス
クリュ位置と前記各設定値とから演算処理により得られ
た射出速度指令値に基づいて制御する方法である。
【0006】本発明による射出成形機の制御方法は、射
出成形機におけるスクリュ回転数を可変状に制御する射
出成形機の制御方法において、現在時点における現在ス
クリュ位置から両側各1ヶ所の最も近い設定位置に設定
されている2つの設定値を求め、前記現在スクリュ位置
と前記各設定値とから演算処理により得られたスクリュ
回転数指令値に基づいて制御する方法である。
【0007】本発明による射出成形機の制御方法は、射
出成形機における型開き速度を可変状に制御する射出成
形機の制御方法において、現在時点における現在型位置
から両側各1ヶ所の最も近い設定位置に設定されている
2つの設定値を求め、前記現在型位置と前記各設定値と
から演算処理により得られた型開き速度指令値に基づい
て制御する方法である。
【0008】本発明による射出成形機の制御方法は、射
出成形機における型閉じ速度を可変状に制御する射出成
形機の制御方法において、現在時点における現在型位置
から両側各1ヶ所の最も近い設定位置に設定されている
2つの設定値を求め、前記現在型位置と前記各設定値と
から演算処理により得られた型閉じ速度指令値に基づい
て制御する方法である。
【0009】本発明による射出成形機の制御装置は、射
出成形機における射出速度を可変状に制御する射出成形
機の制御装置において、予め設定したスクリュ位置と射
出速度とからなる複数の設定値を記憶する設定値記憶手
段と、現在時点の現在スクリュ位置を読み込む現在スク
リュ位置入力手段と、前記設定値の中から前記現在スク
リュ位置に近い両側各1ヶ所の設定位置の2つの設定値
を検索する設定値検索手段と、前記現在スクリュ位置入
力手段により読み込まれた前記現在スクリュ位置と前記
設定値検索手段に検索された前記設定値とから演算によ
り射出速度指令値を出力する演算手段とを備えた構成で
ある。
【0010】本発明による射出成形機の制御装置は、射
出成形機におけるスクリュ回転数を可変状に制御する射
出成形機の制御装置において、予め設定したスクリュ位
置とスクリュ回転数とからなる複数の設定値を記憶する
設定値記憶手段と、現在時点の現在スクリュ位置を読み
込む現在スクリュ位置入力手段と、前記設定値の中から
前記現在スクリュ位置に近い両側各1ヶ所の設定位置の
2つの設定値を検索する設定値検索手段と、前記現在ス
クリュ位置入力手段により読み込まれた前記現在スクリ
ュ位置と前記設定値検索手段に検索された前記設定値と
から演算によりスクリュ回転数指令値を出力する演算手
段とを備えた構成である。
【0011】本発明による射出成形機の制御装置は、射
出成形機における型開き速度を可変状に制御する射出成
形機の制御装置において、予め設定した型位置と型開き
速度とからなる複数の設定値を記憶する設定値記憶手段
と、現在時点の現在型位置を読み込む現在型位置入力手
段と、前記設定値の中から前記現在型位置に近い両側各
1ヶ所の設定位置の2つの設定値を検索する設定値検索
手段と、前記現在型位置入力手段により読み込まれた前
記現在型位置と前記設定値検索手段に検索された前記設
定値とから演算により型開き速度指令値を出力する演算
手段とを備えた構成である。
【0012】本発明による射出成形機の制御装置は、射
出成形機における型閉じ速度を可変状に制御する射出成
形機の制御装置において、予め設定した型位置と型閉じ
速度とからなる複数の設定値を記憶する設定値記憶手段
と、現在時点の現在型位置を読み込む現在型位置入力手
段と、前記設定値の中から前記現在型位置に近い両側各
1ヶ所の設定位置の2つの設定値を検索する設定値検索
手段と、前記現在型位置入力手段により読み込まれた前
記現在型位置と前記設定値検索手段に検索された前記設
定値とから演算により型閉じ指令値を出力する演算手段
とを備えた構成である。
【0013】
【作用】本発明による請求項1,2,5,6における射
出成形機の制御方法及び装置においては、現在スクリュ
位置から両側各1ヶ所の最も近い設定位置に設定されて
いる2つの設定値と現在スクリュ位置とから演算処理に
より射出速度指令値又はスクリュ回転数指令値を演算
し、これらの指令値に基づいて射出速度又はスクリュ回
転数を制御し、この制御を、例えば、1msecごとに行っ
ているため、スクリュの負荷が変動してもスクリュ位置
に対応した射出速度指令値又はスクリュ回転数指令値は
一定となり、成形品の品質を安定させ得ると共に、急激
な速度変化を避けて機械的ショックを少なくすることが
できる。
【0014】また、請求項3,4,7,8における射出
成形機の制御方法及び装置においては、現在型位置から
両側各1ヶ所の最も近い設定位置に設定されている2つ
の設定値と現在型位置とから演算処理により型開き速度
指令値又は型閉じ速度指令値を演算し、これらの指令値
に基づいて型開き速度又は型閉じ速度を制御し、この制
御を、例えば、1msecごとに行っているため、急激な速
度変化を避けて機械的ショックを少なくし、成形品の品
質を安定させることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面と共に本発明による射出成形機の
制御方法及び装置の好適な実施例について詳細に説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用
いて説明する。 実施例1 まず、図1及び図2において符号1で示されるものは、
コントローラであり、このコントローラ1の制御出力で
ある射出速度指令値Vは油圧サーボアンプ3を介して油
圧源4が接続された油圧サーボ弁5に入力されている。
この油圧サーボ弁5の出力5aによって射出シリンダ6
のスクリュ6aが回転を受け、この時の現在時点のスク
リュ6aの現在スクリュ位置Sは射出シリンダ6に設け
られたスクリュ位置センサ7により出力され、前記コン
トローラ1の現在スクリュ位置入力手段8に入力され
る。
【0016】前記現在スクリュ位置入力手段8により、
この現在スクリュ位置入力手段8からの信号8aが演算
手段9及び設定値検索手段12に入力され、この信号8
aに基づいて両側の2つの設定値Pn,Pn+1を検索
して、この2つの設定値Pn,Pn+1が演算手段9に
入力されるように構成されている。また、この演算手段
9には、予め設定した数段のスクリュ位置S0〜S4と
射出速度V0〜V4とからなる設定値11を記憶した設
定値記憶手段10からの設定値11を入力するための設
定値検索手段12が接続され、この演算手段9からの射
出速度指令値V1は指令値出力手段13を介して前記油
圧サーボアンプ3に入力されている。
【0017】なお、前述の設定値11は、次の表1の第
1表のように設定されており、
【0018】
【表1】 さらに、前述の射出速度指令値Vは、 V=(Vn+1−Vn)(S−Sn)/(Sn+1−Sn)+Vn ・・・(1)式 但し、n=0,1,2,3 で求められる。
【0019】次に動作について述べる。まず最初に、射
出動作開始によりコントローラ1は現在時点の現在スク
リュ位置S0を読み込み、初期射出速度V0を油圧サー
ボアンプ3に出力する。この油圧サーボアンプ3により
油圧サーボ弁5が駆動され射出シリンダが動きはじめ
る。この射出シリンダ6のスクリュ6aの現在スクリュ
位置Sは位置センサ7により電気信号に変換されコント
ローラ1に入力される。このコントローラ1の内部の設
定値記憶手段10には、多段制御に対応した設定値11
としてスクリュ位置S0〜S4と射出速度指令値V0〜
V4が設定値として記憶されている。
【0020】前記コントローラ1は、現在スクリュ位置
Sを読み込み、設定値11の中から、現在スクリュ位置
Sから前後に一番近い2つの設定値Pn,Pn+1を検
索する。検索された2つの設定値Pn,Pn+1と現在
スクリュ位置Sとから、2点を通る直線の方程式(1
式)を用いて射出速度指令値Vを演算処理して求め、油
圧サーボアンプ3へ出力する。従って、図2の例では、
現在スクリュ位置がSであるので、前後一番近い設定値
11はP1,P2となりP1,P2に対応したスクリュ
位置と射出速度(S1,V1,S2,V2)と、現在ス
クリュ位置Sを(1)式に代入して演算処理して現在スク
リュ位置Sに対応した射出速度指令値Vを求める。前述
の射出動作中は以上の動作をコントローラ1が1msecご
とに繰り返し続けて射出速度指令値Vを発生する。
【0021】実施例2 次に、図3及び図4は、図1の他の実施例を示すもの
で、図1の油圧サーボアンプ3、油圧サーボ弁5及び射
出シリンダ6を油圧モータアンプ3A、油圧モータ5A
及びスクリュ回転アクチュエータ6Aとし、他の構成は
図1の構成と同一とし、同一部分には同一符号を付し、
説明は省略している。また、設定値11のうち、スクリ
ュ回転数をVS0〜VS3迄設定すると共に、スクリュ位
置をS0〜S3迄設定した。なお、設定値11は次の表
2の第2表の通りである。
【0022】
【表2】
【0023】また、前記コントローラ1から出力される
スクリュ回転数指令値VSは、次の VS=(VSn+1−VSn)(S−Sn)/(Sn+1−Sn)+VSn ・・・(2)式 但し、n=0,1,2 で得られる。
【0024】次に、動作について説明する。まず、コン
トローラ1は現在スクリュ位置Sを読み込み、設定値1
1の中から、現在スクリュ位置Sから前後に一番近い2
つの設定値Pn,Pn+1を検索する。この2つの設定
値Pn,Pn+1と現在スクリュ位置Sとから、2点を
通る直線の方程式(2式)を用いてスクリュ回転数指令
値VSを演算処理して求め、油圧モータアンプ3Aへ出
力する。従って、図4の例では、現在スクリュ位置がS
であるので、前後一番近い設定値11はP1,P2とな
り、P1,P2に対応したスクリュ位置とスクリュ回転
数(S1,VS1,S2,VS2)と現在スクリュ位置S
を(2)式に代入して演算処理して現在スクリュ位置Sに
対応したスクリュ回転数指令値VSを求める。前述の射
出動作中は以上の動作をコントローラ1が1msecごとに
繰り返し続けてスクリュ回転数指令値VSを発生する。
【0025】実施例3 次に、図5及び図6は図1の他の実施例を示すもので、
コントローラ1Aはコントローラ1の現在スクリュ位置
入力手段8が現在型位置入力手段8Aに代わり、油圧サ
ーボアンプ3、油圧サーボ弁5、射出シリンダ6及びス
クリュ位置センサ7が油圧比例弁アンプ3B、油圧比例
弁5B、型開きアクチュエータ6B及び型位置センサ7
Aに代わり、この型位置センサ7Aからの現在時点の現
在型位置Mが前記現在型位置入力手段8Aに入力される
ように構成されている。なお、図1と同一部分は同一符
号を付し、説明は省略している。
【0026】なお、設定値11は次の表3の第3表の通
りである。
【0027】
【表3】
【0028】また、前記コントローラ1Aから出力され
る型開き速度指令値VKは、次の VK=(VKn+1−VKn)(M−Mn+1)/(Mn+1−Mn)+VKn ・・・(3)式 但し、n=0,1,2,3,4 で得られる。
【0029】次に、動作について説明する。まず、コン
トローラ1Aは現在型位置Mを読み込み、設定値11の
中から、現在型位置Mから前後に一番近い2つの設定値
Pn,Pn+1を検索する。この2つの設定値Pn,P
n+1と現在型位置Mとから、2点を通る直線の方程式
(3式)を用いて型開き速度指令値VKを演算処理して
求め、油圧比例弁アンプ3Bへ出力して油圧比例弁5B
を介して型開きアクチュエータ6Bを作動する。従っ
て、図6の例では、現在型位置がMであるので、前後一
番近い設定値11はP1,P2となり、P1,P2に対
応した型位置と型開き速度(M1,VK1,M2,V
K2)と現在型位置Mを(3)式に代入して演算処理して
現在型位置Mに対応した型開き速度指令値VKを求め
る。前述の型開き動作中は以上の動作をコントローラ1
Aが1msecごとに繰り返し続けて型開き速度指令値VK
を発生する。
【0030】実施例4 次に、図7及び図8は、図5の他の実施例を示すもの
で、図5の型開きアクチュエータ6Bが型閉じアクチュ
エータ6Cに代わったのみで、他の部分は図5と同一の
ため、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0031】なお、設定値11は次の表4の第4表の通
りである。
【0032】
【表4】
【0033】また、前記コントローラ1Aから出力され
る型閉じ速度指令値VTは、次の、 VT=(VTn+1−VTn)(M−Mn)/(Mn+1−Mn)+VTn ・・・(4)式 但し、n=0,1,2,3,4 で得られる。
【0034】次に、動作について説明する。まず、コン
トローラ1Aは現在型位置Mを読み込み、設定値11の
中から、現在型位置Mから前後に一番近い2つの設定値
Pn,Pn+1を検索する。この2つの設定値Pn,P
n+1と現在型位置Mとから、2点を通る直線の方程式
(4式)を用いて型閉じ速度指令値VTを演算処理して
求め、油圧比例弁アンプ3Bへ出力する。従って、図8
の例では、現在型位置がMであるので、前後一番近い設
定値11はP1,P2となり、P1,P2に対応した型
位置と型閉じ速度(M1,VT1,M2,VT2)と現在
型位置Mを(4)式に代入して演算処理して現在型位置M
に対応した型閉じ速度指令値VTを求める。
【0035】
【発明の効果】本発明による射出成形機の制御方法は以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、スクリュの負荷が変動した場
合でも、スクリュ位置に対応した射出速度指令値及びス
クリュ回転数指令値は一定となるため、成形品の品質を
安定させることができる。また、急激に射出速度及びス
クリュ回転数を変化させることがないため、機械的ショ
ックが少なくでき、騒音を小さくすることができる。ま
た、型開き及び型閉じにおいても、アクチュエータの動
作を高精度に制御でき、成形品の品質の安定化及び型の
機械的ショックを防止することができ、型の寿命を大幅
に延長することができる。また、従来の射出制御装置と
設定値の数は同じですむので、設定値等を記憶する記憶
手段は従来のものを援用することができ、コストダウン
を計ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による射出成形機の制御装置を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の射出速度制御を示す特性図である。
【図3】図1の他の実施例を示すブロック図である。
【図4】図3のスクリュ回転数制御を示す特性図であ
る。
【図5】図1の他の実施例を示すブロック図である。
【図6】図5の型開き制御を示す特性図である。
【図7】図1の他の実施例を示すブロック図である。
【図8】図7の型閉じ制御を示す特性図である。
【図9】従来の射出制御を示す特性図である。
【図10】従来の射出制御を示す特性図である。
【符号の説明】
V0〜V4 射出速度 S0〜S4 スクリュ位置 P0〜P4 設定値 M 現在型位置 S 現在スクリュ位置 V 射出速度指令値 VS スクリュ回転数指令値 VK 型開き速度指令値 VT 型閉じ速度指令値 10 設定値記憶手段 8 現在スクリュ位置入力手段 8A 現在型位置入力手段 12 設定値検索手段 9 演算手段 M0〜M5 型位置 S0〜S4 スクリュ位置 P0〜P5 設定値 V0〜V4 射出速度 VS0〜VS3 スクリュ回転数 VK0〜VK5 型開き速度 VT0〜VT5 型閉じ速度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B22D 17/32 Z 8926−4E

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機における射出速度(V0〜V4)を
    可変状に制御する射出成形機の制御方法において、現在
    時点における現在スクリュ位置(S)から両側各1ヶ所の
    最も近い設定位置に設定されている2つの設定値(P
    n,Pn+1)を求め、前記現在スクリュ位置(S)と前記
    各設定値(Pn,Pn+1)とから演算処理により得られ
    た射出速度指令値(V)に基づいて制御することを特徴と
    する射出成形機の制御方法。
  2. 【請求項2】 射出成形機におけるスクリュ回転数(VS0
    〜VS3)を可変状に制御する射出成形機の制御方法におい
    て、現在時点における現在スクリュ位置(S)から両側各
    1ヶ所の最も近い設定位置に設定されている2つの設定
    値(Pn,Pn+1)を求め、前記現在スクリュ位置(S)
    と前記各設定値(Pn,Pn+1)とから演算処理により
    得られたスクリュ回転数指令値(VS)に基づいて制御する
    ことを特徴とする射出成形機の制御方法。
  3. 【請求項3】 射出成形機における型開き速度(VK0〜VK
    5)を可変状に制御する射出成形機の制御方法において、
    現在時点における現在型位置(M)から両側各1ヶ所の最
    も近い設定位置に設定されている2つの設定値(Pn,
    Pn+1)を求め、前記現在型位置(M)と前記各設定値
    (Pn,Pn+1)とから演算処理により得られた型開き
    速度指令値(VK)に基づいて制御することを特徴とする射
    出成形機の制御方法。
  4. 【請求項4】 射出成形機における型閉じ速度(VT0〜VT
    5)を可変状に制御する射出成形機の制御方法において、
    現在時点における現在型位置(M)から両側各1ヶ所の最
    も近い設定位置に設定されている2つの設定値(Pn,
    Pn+1)を求め、前記現在型位置(M)と前記各設定値
    (Pn,Pn+1)とから演算処理により得られた型閉じ
    速度指令値(VT)に基づいて制御することを特徴とする射
    出成形機の制御方法。
  5. 【請求項5】 射出成形機における射出速度(V0〜V4)を
    可変状に制御する射出成形機の制御装置において、予め
    設定したスクリュ位置(S0〜S4)と射出速度(V0〜V4)とか
    らなる複数の設定値(P0〜P4)を記憶する設定値記憶手段
    (10)と、現在時点の現在スクリュ位置(S)を読み込む現
    在スクリュ位置入力手段(8)と、前記設定値(P0〜P4)の
    中から前記現在スクリュ位置(S)に近い両側各1ヶ所の
    設定位置の2つの設定値(Pn,Pn+1)を検索する設
    定値検索手段(12)と、前記現在スクリュ位置入力手段
    (8)により読み込まれた前記現在スクリュ位置(S)と前記
    設定値検索手段(12)に検索された前記設定値(Pn,P
    n+1)とから演算により射出速度指令値(V)を出力する
    演算手段(9)とを備えたことを特徴とする射出成形機の
    制御装置。
  6. 【請求項6】 射出成形機におけるスクリュ回転数(VSO
    〜VS3)を可変状に制御する射出成形機の制御装置におい
    て、予め設定したスクリュ位置(S0〜S3)とスクリュ回転
    数(VS0〜VS3)とからなる複数の設定値(P0〜P3)を記憶す
    る設定値記憶手段(10)と、現在時点の現在スクリュ位置
    (S)を読み込む現在スクリュ位置入力手段(8)と、前記設
    定値(P0〜P3)の中から前記現在スクリュ位置(S)に近い
    両側各1ヶ所の設定位置の2つの設定値(Pn,Pn+
    1)を検索する設定値検索手段(12)と、前記現在スクリ
    ュ位置入力手段(8)により読み込まれた前記現在スクリ
    ュ位置(S)と前記設定値検索手段(12)に検索された前記
    設定値(Pn,Pn+1)とから演算によりスクリュ回転
    数指令値(VS)を出力する演算手段(9)とを備えたことを
    特徴とする射出成形機の制御装置。
  7. 【請求項7】 射出成形機における型開き速度(VK0〜VK
    5)を可変状に制御する射出成形機の制御装置において、
    予め設定した型位置(M0〜M5)と型開き速度(VK0〜VK5)と
    からなる複数の設定値(P0〜P5)を記憶する設定値記憶手
    段(10)と、現在時点の現在型位置(M)を読み込む現在型
    位置入力手段(8A)と、前記設定値(P0〜P5)の中から前記
    現在型位置(M)に近い両側各1ヶ所の設定位置の2つの
    設定値(Pn,Pn+1)を検索する設定値検索手段(12)
    と、前記現在型位置入力手段(8A)に読み込まれた前記現
    在型位置(M)と設定値検索手段(12)に検索された前記設
    定値(Pn,Pn+1)とから演算により型開き速度指令
    値(VK)を出力する演算手段(9)とを備えたことを特徴と
    する射出成形機の制御装置。
  8. 【請求項8】 射出成形機における型閉じ速度(VT0〜VT
    5)を可変状に制御する射出成形機の制御装置において、
    予め設定した型位置(M0〜M5)と型閉じ速度(VT0〜VT5)と
    からなる複数の設定値(P0〜P5)を記憶する設定値記憶手
    段(10)と、現在時点の現在型位置(M)を読み込む現在型
    位置入力手段(8A)と、前記設定値(P0〜P5)の中から前記
    現在型位置(M)に近い両側各1ヶ所の設定位置の2つの
    設定値(Pn,Pn+1)を検索する設定値検索手段(12)
    と、前記現在型位置入力手段(8A)に読み込まれた前記現
    在型位置(M)と前記設定値検索手段(12)に検索された前
    記設定値(Pn,Pn+1)とから演算により型閉じ指令
    値(VT)を出力する演算手段(9)とを備えたことを特徴と
    する射出成形機の制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036327A (ja) * 2000-07-28 2002-02-05 Toshiba Mach Co Ltd 射出成形機の金型保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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