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JPH06261467A - 二次電池充電装置 - Google Patents

二次電池充電装置

Info

Publication number
JPH06261467A
JPH06261467A JP7514693A JP7514693A JPH06261467A JP H06261467 A JPH06261467 A JP H06261467A JP 7514693 A JP7514693 A JP 7514693A JP 7514693 A JP7514693 A JP 7514693A JP H06261467 A JPH06261467 A JP H06261467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
secondary battery
charging
voltage
capacitor
transformer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7514693A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kamoshita
功 鴨下
Masami Kawabe
正美 河辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Shindengen Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7514693A priority Critical patent/JPH06261467A/ja
Publication of JPH06261467A publication Critical patent/JPH06261467A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 携帯用太陽電池充電器で、太陽電池セルの搭
載効率の良い低電圧大電流太陽電池より電圧の高い二次
電池を充電する場合、太陽電池電流に関係なく大電流充
電が出来、かつ任意電圧の二次電池を充電出来る充電器
を提供することを目的とする。併せて、太陽電池と商用
電源の併用充電も出来る二次電池充電器であり、自動的
に過充電防止機能が働く充電器を提供する事を目的とす
る。 【構成】 リンギングチョ−クコンバ−タの二次側に設
けたコンデンサの充電々荷を、二次電池電圧に見合った
電圧スイッチでON−OFFする事によりパルス充電を
行う充電回路。併せて太陽電池と商用電源の併用電源を
一つのリンギングチョ−クコンバ−タで機能する充電回
路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は太陽電池電源又は太陽電
池と商用入力を並列電源とする二次電池充電装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術と問題点】従来、太陽電池を電源とし二次
電池を充電する充電装置にはさまざまなものがあり、簡
易型のものでは、充電制御機能を持たず、充電しっ放し
であり充電状態をランプ等で表示チェックするのみのも
のもある。しかし太陽電池は定電流特性を持つ為、二次
電池の過充電を防止する為には種々の過充電防止機能が
附加されているのが、オ−ソドックスな方式としては一
般的である。
【0003】例えば照射量に応じて光透過器や遮光板を
調整、制御する機能を附加したもの、あるいは充電器の
二次電池電圧、又は電流を検出して、充電を停止又は制
御する過充電防止回路を備えたものもある。
【0004】これらの内、最も簡単なものでは、過充電
を検出して太陽電池を短絡したり、GaPダイオ−ドを
順方向に太陽電池と並列接続して、高照射時GaPダイ
オ−ドの順方向特性に従って太陽電池を短絡する方法が
とられている。
【0005】又太陽電池電圧と異なる電圧の二次電池を
充電する場合は、DC−DCコン (3) バ−タ等の充電装置が用いられる。この場合DC−DC
コンバ−タの変圧器巻数比によって二次電圧が決められ
る。しかし、太陽電池電圧より高い二次電池を充電する
場合、DC−DCコンバ−タの変圧器巻数比を1より大
きくすれば良いわけであるが、この場合太陽電池より流
出する電流より二次電池充電々流の方が小さくなり二次
電池を効率的に充電するには好ましい充電方法とは云え
ない。
【0006】さらに太陽電池からの給電がない時、商用
電源からも給電が出来る太陽電池と商用電源の併用給電
システムの充電装置は既知の技術である。これらの併用
給電システムは太陽電池あるいは商用電源のいずれかを
バックアップ電源として系統切替を行ったり、又は太陽
電池と商用電源の併列給電方式に於いて、二次電池の充
電々流を検出して常に充電々流が一定となる様、商用電
源側のDC−DCコンバ−タを制御する技術が使われて
いる。
【0007】しかし太陽電池系統と商用電源系統を一組
のDC−DCコンバ−タで兼用し、かついずれの系統か
ら充電が行われた場合も、同様な効率的充電機能と過充
電防止機能等を備えた、併用給電方式の充電装置に関す
る技術はこれまでになかった。
【0008】以上を要約すると、従来技術に於いては面
積効率の良い低電圧の太陽電池で高電圧の二次電池を充
電しようとする場合、DC−DCコンバ−タの変圧器巻
線比により二次電池充電々流が小さくなり効果的な充電
が行えなかった。又、太陽電池の定電流特性の為に、従
来の充電回路では、別に過充電防止機能又は回路を附加
するか、過充電表示機能を設けなければならなかった。
さらに従来の充電回路では、充電器出力電圧はそれぞれ
の二次電池電圧に対応して決められている為、各々の充
電器毎に特定の電圧の二次電池しか充電出来ないという
問題があった。又、太陽電池と商用電源の併用給電シス
テムに於いて、各々の系統毎にDC (4) −DCコンバ−タ等を設けていた為、回路的に複雑とな
る欠点もあった。
【0009】
【発明の目的】携帯用太陽電池充電器で、太陽電池セル
の搭載効率の良い低電圧大電流太陽電池より電圧の高い
二次電池を充電する場合、太陽電池電流に関係なく大電
流充電が出来る充電器を提供することを目的とする。
又、一つの充電器で任意の電圧の二次電池を充電出来る
機能並びに、別に過充電防止機能を附加することなく、
充電回路の定数を設定するだけで過充電防止機能が自動
的に働く充電器を提供することを目的とする。併せて、
太陽電池と商用電源の併用充電も出来る二次電池充電器
を提供することを目的とする。
【0010】
【目的を達成する為の手段】太陽電池はセル組合わせで
電圧、電流を任意に可変出来るが、携帯用太陽電池充電
器の場合小さな搭載面積で最も面積効率の良いセルの組
合せ、すなわち分割セル数の少ない低電圧、大電流の太
陽電池が望ましい。
【0011】そこで太陽電池電圧より高い電圧の二次電
池を充電する場合、トランス巻線比によらないで太陽電
池電圧に無関係に、コンデンサのパルス放電による効果
的な充電を行う様、回路構成されている事を本発明は特
徴としている。
【0012】すなわち本発明は太陽電池を電源とし、一
次巻線と二次巻線及び制御巻線を有する変圧器の前記一
次巻線に主スイッチ素子が直列に接続され、前記変圧器
の制御巻線は前記主スイッチ素子の駆動信号として入力
される様に構成されたリンギングチョ−クコンバ−タに
於いて、前記変圧器の二次巻線は該リンギングチョ−ク
コンバ−タがOFF時に充電される様に整流体を通して
コンデンサを並列に接続し、前記コンデンサの充電々圧
が一定値以上になるとONする第2のスイッチ素子を通
して該コンデンサの電荷が二次電池に充電 (5) され、前記コンデンサより前記二次電池への充電々流が
流れている間は、前記リンギングチョ−クコンバ−タの
主スイッチ素子の駆動信号を停止させる事を特徴とする
二次電池充電装置である。
【0013】又、上記のコンデンサのパルス放電々圧を
任意に可変設定して、一個の充電器で任意電圧の二次電
池への充電を可能とする様に回路構成されている事を特
徴としている。
【0014】すなわち前記コンデンサの充電々圧を検出
して、第2のスイッチ素子を導通させるコンデンサ充電
々圧検出回路又は検出素子は、任意の電圧の二次電池に
対応して検出電圧の設定値が可変可能であり、任意電圧
の二次電池充電を可能とする充電機能を有する事を特徴
とする二次電池充電装置である。
【0015】さらに上記コンデンサのパルス放電々圧設
定値と二次電池電圧との定数関係を選定する事により、
本発明の充電回路の中で自動的に過充電防止動作が行わ
れ、特に過充電防止回路を設けなくても良い様な、簡単
な充電回路で構成されている事を特徴としている。
【0016】すなわち、前記コンデンサ充電々圧検出回
路又は検出素子は、二次電池満充電々圧近傍の検出電圧
に設定する事により、二次電池の過充電防止機能を有す
る事を特徴とする二次電池充電装置である。
【0017】又、太陽電池と商用入力の平滑整流電源を
一組のリンギングチョ−クコンバ−タで共用し、いずれ
の系統からも、上に述べたパルス充電効果、任意の二次
電池充電機能及び過充電防止作用が働く様回路構成され
ている事を特徴としている。
【0018】すなわち商用入力を平滑整流した電源を、
逆流防止ダイオ−ドを介して前記 (6) リンギングチョ−クコンバ−タの変圧器一次巻線に巻き
足したタップに接続する事により、太陽電池系統のリン
ギングチョ−クコンバ−タ回路及び変圧器二次側の二次
電池充電回路が共有して構成され、前記変圧器一次巻線
巻き足しタップの巻数と前記一次巻線の巻数比は商用入
力を平滑整流した電圧と太陽電池の開放電圧の比にほぼ
比例する様にした事を特徴とし、
【0019】さらに太陽電池電源と商用入力平滑整流電
源のいずれの系統からも任意電圧の二次電池充電可能な
機能及び二次電池の過充電防止機能のいずれか又は両方
を有する事を特徴とする二次電池充電装置である。
【0020】
【作用】すなわち本発明は次の様な作用を呈する。 搭載効率の良い太陽電池充電器であり、特に低電圧の
太陽電池であっても、入力電圧に無関係に二次電池への
大電流パルス充電が出来る。 任意電圧の二次電池を、コンデンサ放電々圧を可変設
定する事により充電出来る。 太陽電池による過充電防止機能が、コンデンサ放電々
圧を二次電池満充電々圧近傍に選ぶことにより、自動的
に働く。 太陽電池、商用電源の二系統併用充電が出来、かつ商
用電源による充電回路が太陽電池充電回路と共用出来、
いずれの系統からも任意電圧の二次電池充電及び過充電
防止機能を有する。
【0021】
【実施例】一例としてポケットタイプ(凡、幅60×長
さ120×厚さ10)程度の携帯用充電器に搭載出来る
多結晶シリコン太陽電池の最大容量は0.8Wである。
この容量でセルを組合わせた場合、セルの単位面積を大
きくし、直列セル数を少なくした方が分割損が少なく搭
載面積効率が良い。
【0022】 (7) すなわち上記大きさの充電装置に1セルの大きさが54
×17程度のセルが7セル搭載出来るとすると、1セル
当りの電圧は約0.57Vであるので、太陽電池開放電
圧は、0.57V×7セル≒4Vである。従って太陽電
池容量0.8Wの場合、面積効率良く搭載した場合、4
V200mAの太陽電池が搭載出来る。
【0023】この太陽電池で例えば12Vの二次電池を
充電しようとする場合、従来のDC−DCコンバ−タに
よる充電器の変換効率を1と考えても、二次電池の充電
々流は最大67mAとなり、太陽電池電流より充電々流
が少なくなり効果的な充電が行えない。
【0024】そこで4V200mAの太陽電池電圧より
高い電圧の二次電池を充電する場合でも、上記の太陽電
池電流より大きな充電々流が流せるリンギングチョ−ク
コンバ−タ方式の二次電池充電回路の実施例を図1に示
す。
【0025】又太陽電池電源のDC4V、200mA及
び商用入力を平滑整流したDC100Vの異なった電圧
の二系統併用充電を考えた場合、入力電圧に無関係にパ
ルス電流による効果的な充電が行えるニ系統併用の一組
のリンギングチョ−クコンバ−タ方式の充電回路の実施
例を図2に示す。図3は各部の動作波形を示す。
【0026】図1に於いて、太陽電池Sを電源とし、逆
流防止ダイオ−ドD1を通して変圧器T1の1次巻線N1
と主スイッチ素子Q1の直列回路によりリンギングチョ
−クコンバ−タの一次回路が構成されている。
【0027】主スイッチ素子Q1の駆動信号は変圧器T1
の制御巻線NCより抵抗R2、R3、ダイオ−ドD2、コン
デンサC2を通して供給される。変圧器T1の各巻線の極
性は図のドットを巻始めとし、制御巻線NCは1次巻 (8) 線N1と同極性に巻かれている。
【0028】変圧器T1の二次巻線N2は図のドットの如
く、1次巻線N1とは逆極性に巻かれ、ダイオ−ドD3を
通しコンデンサC3に接続されている。コンデンサC3は
ダイオ−ドD6を通して、コンデンサ電圧検出素子例え
ばツェナ−ダイオ−ドZ1により電圧検出するように接
続されている。
【0029】ツェナ−ダイオ−ドZ1の直列抵抗R7によ
り、検出信号は第2のスイッチ素子例えばサイリスタS
1のゲ−トに送出されるよう接続されている。尚ダイオ
−ドD7は二次電池Bの電圧を検出するようツェナ−ダ
イオ−ドZ1に接続されている。
【0030】一方コンデンサC3は放電ル−トとして、
ダイオ−ドD4、二次電池B、第2のスイッチ素子S1及
び電流検出抵抗R0に接続されている。
【0031】二次電池Bの充電々流を検出する電流検出
抵抗R0により、抵抗R8、抵抗5を通して第3のスイッ
チ素子Q2に信号を与え、主スイッチ素子Q1の駆動、停
止を行う様接続されている。以上の構成により太陽電池
を電源とするリンギングチョ−クコンバ−タ方式の二次
電池充電回路が構成されている。
【0032】次に図2に於いて商用入力ACを電源と
し、全波整流器D8を通して直流側がコンデンサC4によ
り平滑され、逆流防止ダイオ−ドD9を介して変圧器T1
の1次巻線N1の巻き足しタップN1′に接続され、リン
ギングチョ−クコンバ−タの1次側回路を太陽電池側と
共有している。以上により太陽電池と商用電源の併用方
式のリンギングチョ−クコンバ−タによる二次電池充電
器の全回路が構成されている。
【0033】 (9) 次に図3の各部の動作波形と対比しながら動作説明を行
う。先ず、太陽電池Sが照射されると、逆流防止ダイオ
−ドD1、抵抗R1を通して主スイッチ素子、例えばトラ
ンジスタQ1のベ−スに駆動信号が与えられ、トランジ
スタQ1がONする。これにより変圧器T1の1次巻線N
1に図3(1)の様に電圧Vが印加される。
【0034】一方リンギングチョ−クコンバ−タの変圧
器はギャップを有している為、等価的にインダクタンス
となっている。従って1次巻線N1の電流、すなわちト
ランジスタQ1のコレクタ電流は図3(2)の如く三角
波状に上昇する。
【0035】1次巻線N1により制御巻線NCに誘起され
た電圧によって、トランジスタQ1のベ−ス電流は継続的
に供給され、コレクタ電流(1次電流)I1は三角波状
に増加を続け、やがてトランジスタQ1の電流増巾率h
fe以上にコレクタ電流が増加するとトランジスタQ1
はベ−ス電流不足となり、自動的にOFFする。この間
は図3(1)(2)の波形の期間0−1で表される。
【0036】トランジスタQ1がOFFすると、ONの
期間は変圧器T1に有するインダクタンスに蓄えられた
エネルギ−が、2次巻線N2よりダイオ−ドD3を通して
コンデンサC3に充電する。この経過は図3の1−2期
間でありコンデンサ充電々流ICは(3)の様に三角波
状に減少し、コンデンサ充電が終わると共にコンデンサ
C3の電圧VCは期間1−2の波形(5)の様に上昇す
る。
【0037】コンデンサ充電々流ICがゼロになると、
変圧器のインダクタンスとコンデンサC3の共振により
ダイオ−ドD3にリカバリ−電流が流れ、変圧器T1の制
御巻線NCにキック電圧が発生し再び主スイッチ素子Q1
がONする。これが図3の期間2であり、期間0−1と
同様の繰返しが期間2−3で行われる。 (10) これまでの動作はリンギングチョ−クコンバ−タの基本
動作で周知のものである。
【0038】以上の様にしてリンギングチョ−クコンバ
−タがON−OFFを繰返し、コンデンサC3の電圧が
上昇する。期間3−4−5−5′の様にコンデンサC3
の電圧が図3(5)の様に上昇し、ツェナ−ダイオ−ド
Z1のブレ−クオ−バ−電圧に達すると、第2のスイッ
チ素子例えばサイリスタS1が図3(4)の時期5′の
様に導通し、従ってコンデンサC3の電荷がダイオ−ド
D4→二次電池B→サイリスタS1→電流検出抵抗R0の
ル−トで放電し、二次電池Bに図3(6)の充電々流I
Bが流れる。図3の期間5′−6−7はこの様子を示
す。
【0039】尚二次電池Bに充電々流IBが流れている
間は、電流検出抵抗R0により電流検出して、第3のス
イッチ素子例えばトランジスタQ2をONして、主スイ
ッチ素子Q1をOFF状態にし、リンギングチョ−クコ
ンバ−タの発振を止める。この様子は期間5−6−7−
8で示している。
【0040】この様にリンギングチョ−クコンバ−タの
出力コンデンサC3を繰返し充電し、所定の電圧になる
毎にコンデンサC3を放電させ、二次電池を充電すれ
ば、入力電源の太陽電池電圧には無関係に高い電圧の二
次電池であっても、ツェナ−ダイオ−ドZ1のブレ−ク
オ−バ−電圧を選定する事により、高い電流でのパルス
充電が可能となる。
【0041】例えば4V200mAの太陽電池を用いて
変圧器T1の1次巻線N1対2次巻線N2の巻数比を1対
0.5に選び、ツェナ−ダイオ−ドZ1のブレ−クオ−バ
−電圧15Vものを選べば12Vの二次電池を太陽電池
Sの電流200mAより高いパルス電流で充電する事が
出来る。 (11)
【0042】ツェナ−ダイオ−ドZ1はコンデンサC3の
電圧を検出しているので、二次電池が満充電になり15
V近くまで上昇すると、コンデンサの充電々圧が15V
よりわずかに高い値で充放電を繰返す。従って放電々流
ピ−ク値は、二次電池電圧の満充電々圧への上昇に伴っ
て漸減し、充電々流は零に近づき、自動的に過充電防止
機能が働く。
【0043】又、ツェナ−ダイオ−ドZ1を選定すれ
ば、どの様な定格電圧の二次電池も上述の様に効果的に
パルス充電が出来、かつ過充電防止が行える事は言うま
でもない。例えばツェナ−ダイオ−ドZ1を9Vに選べ
ば6V系の二次電池、15Vに選べば12V系の二次電
池充電器となる。尚変圧器の1次巻線と2次巻線の巻数
比を1より小さく選ぶ方が、コンデンサC3への充電々
流が大きくとれ効果的である。
【0044】次に図2の太陽電池と商用電源の併列充電
器の様に商用入力ACを全波整流器D8で整流し、コン
デンサC4で平滑して、逆流防止ダイオ−ドD9を通して
変圧器T1の1次巻線N1の巻き足しタップN1′に接続
すれば、太陽電池電源が商用入力からでも上記と全く同
じ様に充電を行う事が出来る。この時変圧器T1の1次
巻線N1と巻き足しタップN1′との巻数比は太陽電池電
圧と商用整流電圧との比、例えば太陽電池電圧4V、商
用整流電圧141VとすればN1対N1′を1対35にす
れば、二次電池への充電々流、充電パルス、充電時間等
はいずれの系統からの充電も全く同じとなる。
【0045】尚図1、図2の回路に於いて、入力コンデ
ンサC0は太陽電池の利用率を良くする為のものであ
る。すなわちスイッチング回路の各サイクルOFF時の
太陽電池エネルギ−はコンデンサC0に蓄えられ、ON
時にスイッチング回路に放出されるので太陽電池の利用
効率は良くなる。 (12)
【0046】
【発明の効果】以上述べた様に本発明の二次電池充電器
を用いれば、携帯用の充電器として太陽光、商用入力い
ずれからでも充電が出来、かつ携帯用として不可欠な小
型の充電器に最も搭載効率の良い太陽電池を搭載出来
る。又太陽電池電圧より高い電圧の二次電池を充電する
場合にあっても、太陽電池電流より高いパルス電流で効
果的に充電出来、自動的に過充電防止機能も働く充電器
を提供するものである。さらに一台の充電器で任意電圧
の二次電池も充電可能であり、携帯用充電器として多機
能を有し、かつ小型軽量な充電器を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリンギングチョ−クコンバ−タ方式の
二次電池充電器
【図2】本発明の太陽電池と商用電源併列充電器
【図3】本発明の二次電池充電器の各部動作波形
【符号の説明】
S 太陽電池 T1 変圧器 Q1 主スイッチ素子 S1 第2のスイッチ素子例えばサイリスタ Q2 第3のスイッチ素子例えばトランジスタ AC 商用入力電源 Z1 ツェナ−ダイオ−ド B 二次電池 C0〜C4 コンデンサ D1〜D9 ダイオ−ド (13) R0 電流検出抵抗 R1〜R10 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池を電源とし、一次巻線、二次巻
    線及び制御巻線を有する変圧器の前記一次巻線に主スイ
    ッチ素子が直列に接続され、前記変圧器の制御巻線は前
    記主スイッチ素子の駆動信号として入力される様に構成
    されたリンギングチョ−クコンバ−タに於いて、前記変
    圧器の二次巻線は該リンギングチョ−クコンバ−タがO
    FF時に充電される様に整流体を通してコンデンサを並
    列に接続し、前記コンデンサの充電々圧が一定値以上に
    なるとONする第2のスイッチ素子を通して該コンデン
    サの電荷が二次電池に充電され、前記コンデンサより前
    記二次電池への充電々流が流れている間は、前記リンギ
    ングチョ−クコンバ−タの主スイッチ素子の駆動信号を
    停止させる事を特徴とする二次電池充電装置。
  2. 【請求項2】 前記コンデンサの充電々圧を検出して、
    第2のスイッチ素子を導通させるコンデンサ充電々圧検
    出回路は、任意の電圧の二次電池に対応して前記検出電
    圧の設定値が可変可能であり、任意電圧の二次電池充電
    を可能とする充電機能を有する事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の二次電池充電装置。
  3. 【請求項3】 前記コンデンサ充電々圧検出回路は、二
    次電池満充電々圧近傍の検出電圧に設定する事により、
    二次電池の過充電防止機能を有する事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項及び第2項記載の二次電池充電装置。
  4. 【請求項4】 商用入力を平滑整流した電源を、逆流防
    止ダイオ−ドを介して前記リンギングチョ−クコンバ−
    タの変圧器一次巻線に巻き足したタップに接続する事に
    より、特許請求の範囲第1項記載のリンギングチョ−ク
    コンバ−タ回路及び変圧器二次側の二次電池充電回路が
    共有して構成される二次電池充電装置に於いて、前記変
    圧器一次巻線巻き足しタップの巻数と前記一次巻線の巻
    数比は商用入力を平滑整流した電圧と太陽電池の開放電
    圧の比にほぼ比例する様にした事を特徴とする二次電池
    充電装置。 (2)
  5. 【請求項5】 太陽電池電源と商用入力平滑整流電源の
    併用充電方式に於ける特許請求の範囲第4項記載の二次
    電池充電装置に於いて、特許請求の範囲第2項に述べる
    任意電圧の二次電池充電可能な充電機能及び特許請求の
    範囲第3項に述べる二次電池の過充電防止機能のいずれ
    か又は両方を有する事を特徴とする二次電池充電装置。
JP7514693A 1993-03-09 1993-03-09 二次電池充電装置 Pending JPH06261467A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010244082A (ja) * 2001-08-31 2010-10-28 Sharp Corp 液晶表示装置及びその製造方法

Cited By (3)

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JP2010244082A (ja) * 2001-08-31 2010-10-28 Sharp Corp 液晶表示装置及びその製造方法
US8717517B2 (en) 2001-08-31 2014-05-06 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display and method of manufacturing the same
US8786808B2 (en) 2001-08-31 2014-07-22 Sharp Kabushiki Kaisha Liquid crystal display and method of manufacturing the same

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