JPH06259392A - シンプレックス直列クロスバースイッチ及びデータ通信システム - Google Patents
シンプレックス直列クロスバースイッチ及びデータ通信システムInfo
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- JPH06259392A JPH06259392A JP5325037A JP32503793A JPH06259392A JP H06259392 A JPH06259392 A JP H06259392A JP 5325037 A JP5325037 A JP 5325037A JP 32503793 A JP32503793 A JP 32503793A JP H06259392 A JPH06259392 A JP H06259392A
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- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/35—Switches specially adapted for specific applications
- H04L49/351—Switches specially adapted for specific applications for local area network [LAN], e.g. Ethernet switches
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- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/44—Star or tree networks
- H04L2012/445—Star or tree networks with switching in a hub, e.g. ETHERNET switch
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/10—Packet switching elements characterised by the switching fabric construction
- H04L49/101—Packet switching elements characterised by the switching fabric construction using crossbar or matrix
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/30—Peripheral units, e.g. input or output ports
- H04L49/3018—Input queuing
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- H04L49/00—Packet switching elements
- H04L49/30—Peripheral units, e.g. input or output ports
- H04L49/3027—Output queuing
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Multi Processors (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スイッチング性能に悪影響を及ぼさず、バッ
ファサイズを大きくせずに、スイッチを設計する構造を
提供する。 【構成】 データ通信システム(10)用のシンプレックス
直列クロスバースイッチ(14A, 14B)は、各々が通信サブ
システム(12)又は第2シンプレックス直列クロスバース
イッチ上のI/Oポートへ接続される複数のI/Oポー
ト(20)を備え、I/Oポートの各々が通信サブシステム
又は第2シンプレックス直列クロスバースイッチ上のI
/Oポートへ接続されるためにI/Oポートを交互にプ
ログラミングするための内部ロジックを有する。
ファサイズを大きくせずに、スイッチを設計する構造を
提供する。 【構成】 データ通信システム(10)用のシンプレックス
直列クロスバースイッチ(14A, 14B)は、各々が通信サブ
システム(12)又は第2シンプレックス直列クロスバース
イッチ上のI/Oポートへ接続される複数のI/Oポー
ト(20)を備え、I/Oポートの各々が通信サブシステム
又は第2シンプレックス直列クロスバースイッチ上のI
/Oポートへ接続されるためにI/Oポートを交互にプ
ログラミングするための内部ロジックを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は概してデータ通信システ
ムにおいてサブシステムを相互接続するためのスイッチ
に関し、特に、当該システムにおいて使用するための高
性能(パフォーマンス)でカスケード可能なシンプレッ
クススイッチに関する。
ムにおいてサブシステムを相互接続するためのスイッチ
に関し、特に、当該システムにおいて使用するための高
性能(パフォーマンス)でカスケード可能なシンプレッ
クススイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】1つより多い通信サブシステムを備える
データ通信システムは、一般的にサブシステムを機能的
に相互接続するための直列クロスバースイッチを用い
る。直列クロスバースイッチは、接続されたサブシステ
ム同士の間での高速且つ直列化されたデータ通信を許容
するハードウェアデバイスである。スイッチは、個々の
一対の光ファイバー又はワイヤーから成る入出力(I/
O)ポートによって各サブシステムへ物理的に接続す
る。各サブシステムにおける一対のファイバーの一方又
は一対のワイヤーの一方は、スイッチを介して他のシス
テムへ情報を送信するために用いられ、他方はスイッチ
を介して他のシステムから情報を受信するために用いら
れる。
データ通信システムは、一般的にサブシステムを機能的
に相互接続するための直列クロスバースイッチを用い
る。直列クロスバースイッチは、接続されたサブシステ
ム同士の間での高速且つ直列化されたデータ通信を許容
するハードウェアデバイスである。スイッチは、個々の
一対の光ファイバー又はワイヤーから成る入出力(I/
O)ポートによって各サブシステムへ物理的に接続す
る。各サブシステムにおける一対のファイバーの一方又
は一対のワイヤーの一方は、スイッチを介して他のシス
テムへ情報を送信するために用いられ、他方はスイッチ
を介して他のシステムから情報を受信するために用いら
れる。
【0003】直列クロスバースイッチの内部スイッチン
グ構造(ファブリック)では、接続されたサブシステム
のあらゆる2つの間で接続が行われる。サブシステムは
これらの接続、即ち、データ経路、によって互いに通信
を行い、接続によって、発信元(即ち、呼出し)サブシ
ステムの送信ワイヤーと宛先(即ち、被呼)サブシステ
ムの受信ワイヤーとの間に通信経路が論理的に設定され
る。このようにして、直列クロスバースイッチのスイッ
チング構造では、接続のブロッキングを取り除く内部接
続クロスポイント(交差点)が設けられる。一対より多
いサブシステム同士の間の接続は同時に存在してもよ
い。この同時性により、直列クロスバースイッチは、サ
ブシステム同士の間での接続が一度に1つしか許容され
ない直列リングネットワーク等の単一スレッド相互接続
よりも性能上の利点が大きい。
グ構造(ファブリック)では、接続されたサブシステム
のあらゆる2つの間で接続が行われる。サブシステムは
これらの接続、即ち、データ経路、によって互いに通信
を行い、接続によって、発信元(即ち、呼出し)サブシ
ステムの送信ワイヤーと宛先(即ち、被呼)サブシステ
ムの受信ワイヤーとの間に通信経路が論理的に設定され
る。このようにして、直列クロスバースイッチのスイッ
チング構造では、接続のブロッキングを取り除く内部接
続クロスポイント(交差点)が設けられる。一対より多
いサブシステム同士の間の接続は同時に存在してもよ
い。この同時性により、直列クロスバースイッチは、サ
ブシステム同士の間での接続が一度に1つしか許容され
ない直列リングネットワーク等の単一スレッド相互接続
よりも性能上の利点が大きい。
【0004】直列クロスバースイッチを介するサブシス
テム同士の間で発生する通信は、データ及びデータ応答
制御メッセージから成る。制御メッセージは、スイッチ
を介して送信されるデータに先行するか又は後に続い
て、伝送されるデータに関連する発信元サブシステム及
び宛先サブシステムへ情報を提供する。例えば、呼出し
サブシステムは、被呼サブシステムへ直列に符号化され
た接続要求及び接続解除要求リンクレベル制御メッセー
ジを送信することによって、スイッチを介して、他の被
呼サブシステムへの接続及び続く他の被呼サブシステム
からの接続解除を要求する。被呼サブシステムは、制御
メッセージによって、要求に応答するか、応答しないか
で呼出しサブシステム要求に応じる。更に、データ応答
メッセージ又はエラーメッセージは、データ伝送シーケ
ンスが終了した後で被呼サブシステムによって呼出しサ
ブシステムへ送信される。被呼サブシステムからのデー
タ応答メッセージが、呼出しサブシステムに対して送信
の間にデータが失われたかどうかを示すために、呼出し
サブシステムが送信されるデータシーケンス毎に肯定応
答メッセージを受信するまで、データシーケンスの送信
は無事に終了したとは見なされない。
テム同士の間で発生する通信は、データ及びデータ応答
制御メッセージから成る。制御メッセージは、スイッチ
を介して送信されるデータに先行するか又は後に続い
て、伝送されるデータに関連する発信元サブシステム及
び宛先サブシステムへ情報を提供する。例えば、呼出し
サブシステムは、被呼サブシステムへ直列に符号化され
た接続要求及び接続解除要求リンクレベル制御メッセー
ジを送信することによって、スイッチを介して、他の被
呼サブシステムへの接続及び続く他の被呼サブシステム
からの接続解除を要求する。被呼サブシステムは、制御
メッセージによって、要求に応答するか、応答しないか
で呼出しサブシステム要求に応じる。更に、データ応答
メッセージ又はエラーメッセージは、データ伝送シーケ
ンスが終了した後で被呼サブシステムによって呼出しサ
ブシステムへ送信される。被呼サブシステムからのデー
タ応答メッセージが、呼出しサブシステムに対して送信
の間にデータが失われたかどうかを示すために、呼出し
サブシステムが送信されるデータシーケンス毎に肯定応
答メッセージを受信するまで、データシーケンスの送信
は無事に終了したとは見なされない。
【0005】従来の直列クロスバースイッチ設計は全二
重接続に基づいて作動する。全二重接続において、スイ
ッチは呼出しサブシステムの送信ワイヤーを被呼サブシ
ステムの受信ワイヤーと論理的に接続すると同時に、被
呼サブシステムの送信ワイヤーを呼出しサブシステムの
受信ワイヤーと論理的に接続する。このようにして、各
サブシステムは、制御メッセージ及びデータを送信する
ための、他の接続されたサブシステムへの及び他の接続
されたサブシステムからの同時通信経路を有して情報を
伝送する。しかしながら、全二重接続は、サブシステム
同士の間の通信が別個の送信経路及び受信経路に沿った
単一方向であるために不利である。データは呼出しサブ
システムの送信ワイヤーに沿って被呼サブシステムの受
信ワイヤーへと伝送され、リンクレベルデータ応答制御
メッセージが時折被呼サブシステムの送信ワイヤーに沿
って呼出しサブシステムの受信ワイヤーへと送信される
だけである。全二重接続における逆方向のデータ経路を
十分に使用しないために、直列クロスバースイッチの潜
在的なスループット(処理)能力の略半分を浪費するこ
とになる。
重接続に基づいて作動する。全二重接続において、スイ
ッチは呼出しサブシステムの送信ワイヤーを被呼サブシ
ステムの受信ワイヤーと論理的に接続すると同時に、被
呼サブシステムの送信ワイヤーを呼出しサブシステムの
受信ワイヤーと論理的に接続する。このようにして、各
サブシステムは、制御メッセージ及びデータを送信する
ための、他の接続されたサブシステムへの及び他の接続
されたサブシステムからの同時通信経路を有して情報を
伝送する。しかしながら、全二重接続は、サブシステム
同士の間の通信が別個の送信経路及び受信経路に沿った
単一方向であるために不利である。データは呼出しサブ
システムの送信ワイヤーに沿って被呼サブシステムの受
信ワイヤーへと伝送され、リンクレベルデータ応答制御
メッセージが時折被呼サブシステムの送信ワイヤーに沿
って呼出しサブシステムの受信ワイヤーへと送信される
だけである。全二重接続における逆方向のデータ経路を
十分に使用しないために、直列クロスバースイッチの潜
在的なスループット(処理)能力の略半分を浪費するこ
とになる。
【0006】全二重スイッチ設計において浪費されるス
ループット能力は、スイッチがシンプレックス接続に基
づいて作動するように設計されるならば回復することが
できる。シンプレックス接続では、スイッチは呼出しサ
ブシステムの送信ワイヤーを被呼サブシステムの受信ワ
イヤーと論理的に接続する。しかしながら、全二重接続
と異なり、シンプレックス接続は制御メッセージを戻す
ための別個の逆方向の経路を設けていない。被呼サブシ
ステムへアドレス指定された制御メッセージは受信リン
ク上の他のサブシステムから被呼サブシステムによって
受信され、呼出しサブシステムによって送信される制御
メッセージは送信リンク上の他のサブシステムへ送信さ
れてもよい。被呼サブシステムの送信リンクは、被呼サ
ブシステムが他のサブシステムとの接続を可能にするた
めに使用できると同時に、呼出しサブシステムの受信リ
ンクは、他のサブシステムからの呼出しサブシステムと
の接続を可能にするために使用できる。
ループット能力は、スイッチがシンプレックス接続に基
づいて作動するように設計されるならば回復することが
できる。シンプレックス接続では、スイッチは呼出しサ
ブシステムの送信ワイヤーを被呼サブシステムの受信ワ
イヤーと論理的に接続する。しかしながら、全二重接続
と異なり、シンプレックス接続は制御メッセージを戻す
ための別個の逆方向の経路を設けていない。被呼サブシ
ステムへアドレス指定された制御メッセージは受信リン
ク上の他のサブシステムから被呼サブシステムによって
受信され、呼出しサブシステムによって送信される制御
メッセージは送信リンク上の他のサブシステムへ送信さ
れてもよい。被呼サブシステムの送信リンクは、被呼サ
ブシステムが他のサブシステムとの接続を可能にするた
めに使用できると同時に、呼出しサブシステムの受信リ
ンクは、他のサブシステムからの呼出しサブシステムと
の接続を可能にするために使用できる。
【0007】シンプレックススイッチが個々に逆方向の
接続経路を割り当てないために、必要なデータ応答制御
メッセージを被呼サブシステムから呼出しサブシステム
へ回すための異なる技術が提供されなければならない。
ルーティンングを達成するために、概して2つの方法が
認識される。第1に、データ伝送が終了すると、データ
を受信したサブシステムは、データを送信し、現在被呼
サブシステムであるサブシステムへの接続を要求するこ
とによって呼出しサブシステムになってもよい。次に、
データ応答制御メッセージがこの接続に沿って送信され
る。
接続経路を割り当てないために、必要なデータ応答制御
メッセージを被呼サブシステムから呼出しサブシステム
へ回すための異なる技術が提供されなければならない。
ルーティンングを達成するために、概して2つの方法が
認識される。第1に、データ伝送が終了すると、データ
を受信したサブシステムは、データを送信し、現在被呼
サブシステムであるサブシステムへの接続を要求するこ
とによって呼出しサブシステムになってもよい。次に、
データ応答制御メッセージがこの接続に沿って送信され
る。
【0008】また、シンプレックススイッチはサブシス
テム同士の間に接続を設定せずに、データ応答制御メッ
セージを適切なサブシステムへ回すためのパケットルー
ター機能を提供する。スイッチは蓄積交換技術によって
サブシステム同士の間に接続を設定せずにパケットルー
ター機能を達成し、この技術によって、制御メッセージ
が、適切なサブシステムへ伝送される前にスイッチ内の
バッファに一時的に記憶される。これら2つのシンプレ
ックス設計技術の中では、スイッチ接続の設定に関する
交換時間の遅延を取り除くことで得られる速度上の利点
があるために、蓄積交換パケットルーティング方法が技
術的に好ましい。
テム同士の間に接続を設定せずに、データ応答制御メッ
セージを適切なサブシステムへ回すためのパケットルー
ター機能を提供する。スイッチは蓄積交換技術によって
サブシステム同士の間に接続を設定せずにパケットルー
ター機能を達成し、この技術によって、制御メッセージ
が、適切なサブシステムへ伝送される前にスイッチ内の
バッファに一時的に記憶される。これら2つのシンプレ
ックス設計技術の中では、スイッチ接続の設定に関する
交換時間の遅延を取り除くことで得られる速度上の利点
があるために、蓄積交換パケットルーティング方法が技
術的に好ましい。
【0009】しかしながら、蓄積交換機能を備えたシン
プレックス直列クロスバースイッチは、1つのスイッチ
が許容するより多いサブシステムを有するシステム内の
他の同様のスイッチと容易にカスケードすることができ
ない。当該シンプレックススイッチによって相互接続さ
れるシステムのデータスループット性能は、リンク層制
御メッセージがスイッチによってサブシステム同士の間
で回される速度に依存する。各々が接続されるサブシス
テムを有する2つのカスケードされたスイッチが、概し
て、当該システムを作成するために単一のI/Oポート
によって接続されるために、多数のリンク層制御メッセ
ージが、このI/Oポートを介して、カスケードされた
対のスイッチの内の第1スイッチへ接続されるサブシス
テムのグループと、第2スイッチへ接続されるサブシス
テムのグループとの間に送信された結果として、ボトル
ネック(隘路)が発生しやすくなる。
プレックス直列クロスバースイッチは、1つのスイッチ
が許容するより多いサブシステムを有するシステム内の
他の同様のスイッチと容易にカスケードすることができ
ない。当該シンプレックススイッチによって相互接続さ
れるシステムのデータスループット性能は、リンク層制
御メッセージがスイッチによってサブシステム同士の間
で回される速度に依存する。各々が接続されるサブシス
テムを有する2つのカスケードされたスイッチが、概し
て、当該システムを作成するために単一のI/Oポート
によって接続されるために、多数のリンク層制御メッセ
ージが、このI/Oポートを介して、カスケードされた
対のスイッチの内の第1スイッチへ接続されるサブシス
テムのグループと、第2スイッチへ接続されるサブシス
テムのグループとの間に送信された結果として、ボトル
ネック(隘路)が発生しやすくなる。
【0010】カスケードI/Oポートにおける必要なバ
ッファサイズの、サブシステムが接続されたI/Oポー
トにおけるバッファサイズに対する比率は、カスケード
I/Oポートを通過することが可能な制御メッセージの
最大数の、サブシステムが接続されたI/Oポートを通
過することが可能な制御メッセージの最大数に対する比
率に等しい。カスケードI/Oポートを通過する制御メ
ッセージの数は、概して、サブシステムが接続されたI
/Oポートを通過する制御メッセージの数よりはるかに
多いために、カスケードI/Oポートにおけるバッファ
のサイズは、サブシステムが接続されたI/Oポートに
おけるバッファのサイズよりかなり大きい。カスケード
I/Oポートにおけるバッファのサイズが大きくなけれ
ば、システム性能(パフォーマンス)は、カスケードI
/Oポートにおいて制御メッセージによってもたらされ
る遅延により妨げられる。
ッファサイズの、サブシステムが接続されたI/Oポー
トにおけるバッファサイズに対する比率は、カスケード
I/Oポートを通過することが可能な制御メッセージの
最大数の、サブシステムが接続されたI/Oポートを通
過することが可能な制御メッセージの最大数に対する比
率に等しい。カスケードI/Oポートを通過する制御メ
ッセージの数は、概して、サブシステムが接続されたI
/Oポートを通過する制御メッセージの数よりはるかに
多いために、カスケードI/Oポートにおけるバッファ
のサイズは、サブシステムが接続されたI/Oポートに
おけるバッファのサイズよりかなり大きい。カスケード
I/Oポートにおけるバッファのサイズが大きくなけれ
ば、システム性能(パフォーマンス)は、カスケードI
/Oポートにおいて制御メッセージによってもたらされ
る遅延により妨げられる。
【0011】従って、カスケード構成で作動するI/O
ポートにおいて拡張されたバッファサイズを特に設計せ
ずに、サブシステムが接続された構成又はカスケード構
成で用いられてもよいI/Oポートを有する、改良され
たシンプレックス蓄積交換直列クロスバースイッチ設計
が必要とされる。
ポートにおいて拡張されたバッファサイズを特に設計せ
ずに、サブシステムが接続された構成又はカスケード構
成で用いられてもよいI/Oポートを有する、改良され
たシンプレックス蓄積交換直列クロスバースイッチ設計
が必要とされる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スイ
ッチング性能に悪影響を及ぼさず、サブシステムが接続
されたI/Oポートにおいてバッファサイズを不必要に
大きくせずに、当該スイッチを設計する構造を提供する
ことである。
ッチング性能に悪影響を及ぼさず、サブシステムが接続
されたI/Oポートにおいてバッファサイズを不必要に
大きくせずに、当該スイッチを設計する構造を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段と作用】本発明は、I/O
ポートの各々が通信サブシステムへ接続するために、或
いは、もう1つのスイッチ上に同様に構成されたI/O
ポートへカスケード接続するために特に構成されるI/
Oポートを含んだ、直列シンプレックススイッチ設計を
提供する。スイッチは、I/Oポートの各々に入力バッ
ファ及び出力バッファを含むパケットルーティング機能
を提供する。1サブシステムによって送信される制御メ
ッセージのパケットは、適切な宛先サブシステムへ伝送
される前に一時的に記憶される。
ポートの各々が通信サブシステムへ接続するために、或
いは、もう1つのスイッチ上に同様に構成されたI/O
ポートへカスケード接続するために特に構成されるI/
Oポートを含んだ、直列シンプレックススイッチ設計を
提供する。スイッチは、I/Oポートの各々に入力バッ
ファ及び出力バッファを含むパケットルーティング機能
を提供する。1サブシステムによって送信される制御メ
ッセージのパケットは、適切な宛先サブシステムへ伝送
される前に一時的に記憶される。
【0014】本発明の直列シンプレックススイッチのパ
ケットルーティング機能は、スイッチの伝送帯域幅全体
の内の固定された量の直列伝送帯域幅を、データ応答制
御メッセージ、又はアウトオブバンド(OB)メッセー
ジフレームを回すために留保しておくと定義することに
よって実行される。従って、スイッチによって行われる
接続内で伝送されるデータフレームはインバンド(I
B:帯域内)データトラフィック(通信量)と称され、
パケットルーター機能を介して伝送されるリンクレベル
データ応答制御メッセージフレームはアウトオブバンド
(OB:帯域外)メッセージトラフィックと称される。
ケットルーティング機能は、スイッチの伝送帯域幅全体
の内の固定された量の直列伝送帯域幅を、データ応答制
御メッセージ、又はアウトオブバンド(OB)メッセー
ジフレームを回すために留保しておくと定義することに
よって実行される。従って、スイッチによって行われる
接続内で伝送されるデータフレームはインバンド(I
B:帯域内)データトラフィック(通信量)と称され、
パケットルーター機能を介して伝送されるリンクレベル
データ応答制御メッセージフレームはアウトオブバンド
(OB:帯域外)メッセージトラフィックと称される。
【0015】OBメッセージ帯域幅は、連続するIBデ
ータフレームの伝送を、遊休文字の列の伝送によって分
離するためのサブシステムを必要とすることによって生
成される。OBメッセージフレームは2つの連続するI
Bデータフレームの間の遊休文字列に組み込まれてもよ
く、それによって、単一の物理的経路上にIBデータと
OB制御メッセージの一体化されたバイト列が生じる。
呼出しサブシステムは、IBデータフレームを分離する
遊休バイト列内に1個又は2個のOBメッセージフレー
ムを挿入することによって、スイッチを介してOBメッ
セージフレームを受信サブシステムへ回す。
ータフレームの伝送を、遊休文字の列の伝送によって分
離するためのサブシステムを必要とすることによって生
成される。OBメッセージフレームは2つの連続するI
Bデータフレームの間の遊休文字列に組み込まれてもよ
く、それによって、単一の物理的経路上にIBデータと
OB制御メッセージの一体化されたバイト列が生じる。
呼出しサブシステムは、IBデータフレームを分離する
遊休バイト列内に1個又は2個のOBメッセージフレー
ムを挿入することによって、スイッチを介してOBメッ
セージフレームを受信サブシステムへ回す。
【0016】呼出しサブシステムへ接続されたI/Oポ
ートは、文字スパンを受信し、遊休状態へ復元(レスト
ア)するIBデータ及びOB制御メッセージの一体化さ
れたバイト列からOBメッセージフレームを取り除く。
データは、専用のデータ入力バスを介して、スイッチの
I/Oポートからスイッチングマトリックスへ伝送され
る。次に、交換されたデータは、適切なサブシステムへ
の続く伝送において、専用のデータ出力バスを介してス
イッチングマトリックスから第2I/Oポートへ伝送さ
れる。取り除かれたOBメッセージフレームは、特定の
I/Oポートの入力バッファに記憶される。
ートは、文字スパンを受信し、遊休状態へ復元(レスト
ア)するIBデータ及びOB制御メッセージの一体化さ
れたバイト列からOBメッセージフレームを取り除く。
データは、専用のデータ入力バスを介して、スイッチの
I/Oポートからスイッチングマトリックスへ伝送され
る。次に、交換されたデータは、適切なサブシステムへ
の続く伝送において、専用のデータ出力バスを介してス
イッチングマトリックスから第2I/Oポートへ伝送さ
れる。取り除かれたOBメッセージフレームは、特定の
I/Oポートの入力バッファに記憶される。
【0017】ラウンドロビン(総当たり)方法では、ス
イッチのI/Oポートの各々は、記憶されたOBフレー
ムを、OBバスを介して、各入力OBバッファから制御
メッセージフレームが宛先とされるサブシステムへ接続
された宛先I/Oポートへと交替で回す。宛先I/Oポ
ートはこれら制御フレームを出力バッファに記憶する。
宛先I/Oポートが専用のデータ出力バス上で受信する
連続するIBデータフレーム同士の間に遊休バイトシー
ケンスを検出し、データフレームが宛先I/Oポートの
接続されたサブシステムへ伝送されるとき、宛先I/O
ポートは遊休バイトを出力OBバッファ内に含まれる少
なくとも1つのOB制御メッセージと置換する。
イッチのI/Oポートの各々は、記憶されたOBフレー
ムを、OBバスを介して、各入力OBバッファから制御
メッセージフレームが宛先とされるサブシステムへ接続
された宛先I/Oポートへと交替で回す。宛先I/Oポ
ートはこれら制御フレームを出力バッファに記憶する。
宛先I/Oポートが専用のデータ出力バス上で受信する
連続するIBデータフレーム同士の間に遊休バイトシー
ケンスを検出し、データフレームが宛先I/Oポートの
接続されたサブシステムへ伝送されるとき、宛先I/O
ポートは遊休バイトを出力OBバッファ内に含まれる少
なくとも1つのOB制御メッセージと置換する。
【0018】サブシステムへ直接接続されるように構成
されると、I/Oポートは、OB制御メッセージフレー
ムを、受信する一体化されたIBデータフレーム及びO
B制御フレームから分離し続ける。しかしながら、カス
ケード構成では、IBフレーム及びOBフレームが2つ
の物理的な経路へと分離されて、カスケードされたI/
Oポートを介する一体化されたIBデータフレーム及び
OB制御フレームに関連する遅延を取り除くようなメカ
ニズムが提供される。各I/Oポートは、I/Oポート
に関連するプログラマブルラッチによって動作のこれら
方法のいずれかへ構成可能である。
されると、I/Oポートは、OB制御メッセージフレー
ムを、受信する一体化されたIBデータフレーム及びO
B制御フレームから分離し続ける。しかしながら、カス
ケード構成では、IBフレーム及びOBフレームが2つ
の物理的な経路へと分離されて、カスケードされたI/
Oポートを介する一体化されたIBデータフレーム及び
OB制御フレームに関連する遅延を取り除くようなメカ
ニズムが提供される。各I/Oポートは、I/Oポート
に関連するプログラマブルラッチによって動作のこれら
方法のいずれかへ構成可能である。
【0019】カスケード構成において、一対のI/Oポ
ートは単一のカスケードされたI/Oポートとして機能
し、IBデータフレームとOBデータ応答フレームが分
離される。OBメッセージフレーム及びIBデータフレ
ームは、各々が一対のI/Oポートの内の1つを介して
回される。しかしながら、これら2つのI/Oポート
は、単一の調整されたカスケード機能として作動し続け
る。従って、同様に構成されるカスケードされたスイッ
チ上の対応するI/Oポートと共に、I/Oポートの対
の内の一つはOBメッセージトラフィックを専用に処理
し、他のI/OポートはIBデータトラフィックを専用
に処理する。IBフレームフローをOB専用カスケード
I/OポートにおけるOBフレームフローから取り除く
ことによって、スイッチはスイッチ同士の間でOBフレ
ームを回すための連続する遊休の列を提供できる。この
動作の方法によって、IBフレームフローの間のカスケ
ード経路におけるOB伝送の停止に関連する性能損失が
取り除かれる。
ートは単一のカスケードされたI/Oポートとして機能
し、IBデータフレームとOBデータ応答フレームが分
離される。OBメッセージフレーム及びIBデータフレ
ームは、各々が一対のI/Oポートの内の1つを介して
回される。しかしながら、これら2つのI/Oポート
は、単一の調整されたカスケード機能として作動し続け
る。従って、同様に構成されるカスケードされたスイッ
チ上の対応するI/Oポートと共に、I/Oポートの対
の内の一つはOBメッセージトラフィックを専用に処理
し、他のI/OポートはIBデータトラフィックを専用
に処理する。IBフレームフローをOB専用カスケード
I/OポートにおけるOBフレームフローから取り除く
ことによって、スイッチはスイッチ同士の間でOBフレ
ームを回すための連続する遊休の列を提供できる。この
動作の方法によって、IBフレームフローの間のカスケ
ード経路におけるOB伝送の停止に関連する性能損失が
取り除かれる。
【0020】データ通信システム用のシンプレックス直
列クロスバースイッチは、各々が(i)シンプレックス
直列クロスバースイッチを介してデータ及び制御メッセ
ージを他の通信サブシステムへ渡す通信サブシステム
か、或いは、(ii)通信サブシステムへ接続される少
なくとも1つのI/Oポートを有する第2シンプレック
ス直列クロスバースイッチ上のI/Oポート、へ接続さ
れる複数のI/Oポートを備え、前記I/Oポートの各
々が、(i)単一のI/Oポートが単一のサブシステム
へ接続され、単一のI/Oポートが接続される単一のサ
ブシステムへ送信され、接続される単一のサブシステム
から送信されるデータと制御メッセージの双方を管理す
る通信サブシステム、或いは、(ii)スイッチ上の一
対のI/Oポートが第2シンプレックス直列クロスバー
スイッチ上の一対の同様に構成されたI/Oポートへ接
続され、前記一対のI/Oポートの一方がデータを管理
し、前記一対のI/Oポートの他方が制御メッセージを
管理する、第2シンプレックス直列クロスバースイッチ
上のI/Oポート、へ接続されるためにI/Oポートを
交互にプログラミングするための内部ロジックを有す
る、ことより成る。
列クロスバースイッチは、各々が(i)シンプレックス
直列クロスバースイッチを介してデータ及び制御メッセ
ージを他の通信サブシステムへ渡す通信サブシステム
か、或いは、(ii)通信サブシステムへ接続される少
なくとも1つのI/Oポートを有する第2シンプレック
ス直列クロスバースイッチ上のI/Oポート、へ接続さ
れる複数のI/Oポートを備え、前記I/Oポートの各
々が、(i)単一のI/Oポートが単一のサブシステム
へ接続され、単一のI/Oポートが接続される単一のサ
ブシステムへ送信され、接続される単一のサブシステム
から送信されるデータと制御メッセージの双方を管理す
る通信サブシステム、或いは、(ii)スイッチ上の一
対のI/Oポートが第2シンプレックス直列クロスバー
スイッチ上の一対の同様に構成されたI/Oポートへ接
続され、前記一対のI/Oポートの一方がデータを管理
し、前記一対のI/Oポートの他方が制御メッセージを
管理する、第2シンプレックス直列クロスバースイッチ
上のI/Oポート、へ接続されるためにI/Oポートを
交互にプログラミングするための内部ロジックを有す
る、ことより成る。
【0021】データ通信システムは、第1シンプレック
ス直列クロスバースイッチが、(i)第1シンプレック
ス直列クロスバースイッチを介してデータ及び制御メッ
セージを他の通信サブシステムへ渡す通信サブシステム
が接続された少なくとも1つのI/Oポートと、(i
i)第2シンプレックス直列クロスバースイッチ上の対
応するI/Oポートが接続される少なくとも1つのI/
Oポートと、を備え、前記第2シンプレックス直列クロ
スバースイッチは、前記第2シンプレックス直列クロス
バースイッチを介してデータ及び制御メッセージを他の
通信サブシステムへ渡す通信サブシステムが接続された
少なくとも1つのI/Oポートを有し、前記第1シンプ
レックス直列クロスバースイッチと前記第2シンプレッ
クス直列クロスバースイッチのそれぞれの上の前記I/
Oポートの各々が、(i)単一のI/Oポートが単一の
サブシステムへ接続され、単一のI/Oポートが接続さ
れる単一のサブシステムへ送信され、接続される単一の
サブシステムから送信されるデータと制御メッセージの
双方を管理する通信サブシステム、或いは、(ii)ス
イッチ上の一対のI/Oポートが対応する接続されたシ
ンプレックススイッチ上の一対の同様に構成されたI/
Oポートへ接続され、前記一対のI/Oポートの一方が
データを管理し、前記一対のI/Oポートの他方が制御
メッセージを管理する、対応する接続されたシンプレッ
クススイッチ上のI/Oポート、へ接続されるためにI
/Oポートを交互にプログラミングするための内部ロジ
ックを有する、ことより成る。
ス直列クロスバースイッチが、(i)第1シンプレック
ス直列クロスバースイッチを介してデータ及び制御メッ
セージを他の通信サブシステムへ渡す通信サブシステム
が接続された少なくとも1つのI/Oポートと、(i
i)第2シンプレックス直列クロスバースイッチ上の対
応するI/Oポートが接続される少なくとも1つのI/
Oポートと、を備え、前記第2シンプレックス直列クロ
スバースイッチは、前記第2シンプレックス直列クロス
バースイッチを介してデータ及び制御メッセージを他の
通信サブシステムへ渡す通信サブシステムが接続された
少なくとも1つのI/Oポートを有し、前記第1シンプ
レックス直列クロスバースイッチと前記第2シンプレッ
クス直列クロスバースイッチのそれぞれの上の前記I/
Oポートの各々が、(i)単一のI/Oポートが単一の
サブシステムへ接続され、単一のI/Oポートが接続さ
れる単一のサブシステムへ送信され、接続される単一の
サブシステムから送信されるデータと制御メッセージの
双方を管理する通信サブシステム、或いは、(ii)ス
イッチ上の一対のI/Oポートが対応する接続されたシ
ンプレックススイッチ上の一対の同様に構成されたI/
Oポートへ接続され、前記一対のI/Oポートの一方が
データを管理し、前記一対のI/Oポートの他方が制御
メッセージを管理する、対応する接続されたシンプレッ
クススイッチ上のI/Oポート、へ接続されるためにI
/Oポートを交互にプログラミングするための内部ロジ
ックを有する、ことより成る。
【0022】
【実施例】図1では、本発明の原則に従って構成された
データ通信システム10のブロック図が示されており、
システム10はシンプレックススイッチ14Aによって
接続される複数のサブシステム12から成る。スイッチ
14Aには、直列シンプレックススイッチングの技術に
公知なように、内部クロスポイントスイッチング構造、
サブシステム接続要求を処理するための分配された制御
ロジック、並びに、スイッチポート入力直列インタフェ
ース及びスイッチポート出力直列インタフェースを支援
する制御ロジックを備える。本発明のスイッチアーキテ
クチャは、パケットルート蓄積交換によってサブシステ
ム同士の間のメッセージの伝送を支援するリンクレベル
プロトコルを提供する。
データ通信システム10のブロック図が示されており、
システム10はシンプレックススイッチ14Aによって
接続される複数のサブシステム12から成る。スイッチ
14Aには、直列シンプレックススイッチングの技術に
公知なように、内部クロスポイントスイッチング構造、
サブシステム接続要求を処理するための分配された制御
ロジック、並びに、スイッチポート入力直列インタフェ
ース及びスイッチポート出力直列インタフェースを支援
する制御ロジックを備える。本発明のスイッチアーキテ
クチャは、パケットルート蓄積交換によってサブシステ
ム同士の間のメッセージの伝送を支援するリンクレベル
プロトコルを提供する。
【0023】スイッチ14Aは、光ファイバー又はワイ
ヤー対の形をとる直列リンクによってサブシステム12
へ接続される。ワイヤー、即ち、ケーブルの内の一方
は、制御情報及びデータ伝送のユニットであるフレーム
を受信するための入力経路16として用いられ、他方は
フレームを伝送するための出力経路18として用いられ
る。8個のサブシステムだけが示されているが、16個
までのサブシステムが単一のスイッチ14Aによって相
互接続されてもよい。16個より多い相互接続されたサ
ブシステムへの拡張は、カスケード構成において第2の
スイッチを追加することによって達成される。
ヤー対の形をとる直列リンクによってサブシステム12
へ接続される。ワイヤー、即ち、ケーブルの内の一方
は、制御情報及びデータ伝送のユニットであるフレーム
を受信するための入力経路16として用いられ、他方は
フレームを伝送するための出力経路18として用いられ
る。8個のサブシステムだけが示されているが、16個
までのサブシステムが単一のスイッチ14Aによって相
互接続されてもよい。16個より多い相互接続されたサ
ブシステムへの拡張は、カスケード構成において第2の
スイッチを追加することによって達成される。
【0024】図2は、シンプレックススイッチ14Aの
内部構造をより詳細に示している。更に、以下に記載さ
れるように、第2スイッチ14Bが、外部入出力(I/
O)ポート20においてカスケード構成のスイッチ14
Aへ接続されているとして示されている。図2に示され
るシステム内のサブシステム12は、追加のI/Oポー
ト20においてスイッチ14A又は14Bへ接続されて
いる。図2において、スイッチ14A及び14Bの各々
は、I/Oポート0乃至15と示される16個の当該外
部I/Oポート20を有する。16個のI/Oポート2
0は8個のポート入出力(PIO)モジュール22によ
って設けられ、PIOモジュールの各々が一対のI/O
ポートを設ける。カスケードされたスイッチ14Bは、
スイッチの各々に一対のI/Oポート20を用いること
によってスイッチ14Aへ接続される。入力ポート制御
ロジック及び出力ポート制御ロジックは、PIOモジュ
ール22内にある。
内部構造をより詳細に示している。更に、以下に記載さ
れるように、第2スイッチ14Bが、外部入出力(I/
O)ポート20においてカスケード構成のスイッチ14
Aへ接続されているとして示されている。図2に示され
るシステム内のサブシステム12は、追加のI/Oポー
ト20においてスイッチ14A又は14Bへ接続されて
いる。図2において、スイッチ14A及び14Bの各々
は、I/Oポート0乃至15と示される16個の当該外
部I/Oポート20を有する。16個のI/Oポート2
0は8個のポート入出力(PIO)モジュール22によ
って設けられ、PIOモジュールの各々が一対のI/O
ポートを設ける。カスケードされたスイッチ14Bは、
スイッチの各々に一対のI/Oポート20を用いること
によってスイッチ14Aへ接続される。入力ポート制御
ロジック及び出力ポート制御ロジックは、PIOモジュ
ール22内にある。
【0025】スイッチ14A及び14Bは、制御メッセ
ージに蓄積交換機能を用いて、相互接続サブシステム1
2同士の間でデータ及び制御メッセージを回すために動
作のシンプレックスモードで作動する。この動作のシン
プレックスモードにおいて、特定のサブシステムの入力
経路16と出力経路18の双方はデータと制御メッセー
ジの双方を運ぶ。制御メッセージのパケットは、適切な
宛先サブシステムへ伝送される前にスイッチ内に含まれ
るバッファに一時的に記憶される。いったんスイッチが
伝送されるべき制御メッセージをバッファに記憶する
と、サブシステム送信メッセージ及び制御メッセージは
スイッチへの接続を解除できるために、このパケットル
ーティング手順(プロシージャ)の間、スイッチは相互
接続サブシステム同士の間に接続を設定する必要はな
い。
ージに蓄積交換機能を用いて、相互接続サブシステム1
2同士の間でデータ及び制御メッセージを回すために動
作のシンプレックスモードで作動する。この動作のシン
プレックスモードにおいて、特定のサブシステムの入力
経路16と出力経路18の双方はデータと制御メッセー
ジの双方を運ぶ。制御メッセージのパケットは、適切な
宛先サブシステムへ伝送される前にスイッチ内に含まれ
るバッファに一時的に記憶される。いったんスイッチが
伝送されるべき制御メッセージをバッファに記憶する
と、サブシステム送信メッセージ及び制御メッセージは
スイッチへの接続を解除できるために、このパケットル
ーティング手順(プロシージャ)の間、スイッチは相互
接続サブシステム同士の間に接続を設定する必要はな
い。
【0026】スイッチ素子マトリックス(SEM)モジ
ュール24は、スイッチ14Aに対して必要なクロスポ
イントスイッチ構造ロジックを提供する。接続動作及び
接続解除動作は、SEMモジュール24をスイッチ上の
PIOモジュール22の各々と接続する接続処理(C
P)バス26を介して実行される。CPバス26を介す
ることで、呼出しサブシステムは、直列に符号化された
接続要求リンクレベル制御メッセージ及び接続解除要求
リンクレベル制御メッセージをスイッチ14Aを介して
被呼サブシステムへ送信することによって、他の被呼サ
ブシステムへの接続又は他の被呼サブシステムからの接
続解除を要求する。スイッチは、要求された接続又は接
続解除を設定することによって応答する。
ュール24は、スイッチ14Aに対して必要なクロスポ
イントスイッチ構造ロジックを提供する。接続動作及び
接続解除動作は、SEMモジュール24をスイッチ上の
PIOモジュール22の各々と接続する接続処理(C
P)バス26を介して実行される。CPバス26を介す
ることで、呼出しサブシステムは、直列に符号化された
接続要求リンクレベル制御メッセージ及び接続解除要求
リンクレベル制御メッセージをスイッチ14Aを介して
被呼サブシステムへ送信することによって、他の被呼サ
ブシステムへの接続又は他の被呼サブシステムからの接
続解除を要求する。スイッチは、要求された接続又は接
続解除を設定することによって応答する。
【0027】OB(アウトオブバンド)バス27は、P
IOモジュール22の各々を接続する。データ応答制御
メッセージフレームルーティングは、OBバス27を介
して発生する。データは、専用のSEMデータ入力バス
28を介してPIOモジュール22からSEMモジュー
ル24へ伝送される。次に、交換されたデータは、適切
なサブシステム12への続く伝送のために、専用のSE
Mデータ出力バス30を介してSEMモジュールからP
IOモジュールへ伝送される。
IOモジュール22の各々を接続する。データ応答制御
メッセージフレームルーティングは、OBバス27を介
して発生する。データは、専用のSEMデータ入力バス
28を介してPIOモジュール22からSEMモジュー
ル24へ伝送される。次に、交換されたデータは、適切
なサブシステム12への続く伝送のために、専用のSE
Mデータ出力バス30を介してSEMモジュールからP
IOモジュールへ伝送される。
【0028】本発明の直列シンプレックススイッチのパ
ケットルーティング機能は、スイッチの伝送帯域幅全体
の内の固定された量の直列伝送帯域幅を、データ応答制
御メッセージ、又はアウトオブバンド(OB)メッセー
ジフレームを回すために留保しておくと定義することに
よって実行される。これらのOBメッセージフレーム
は、応答及び非応答メッセージ、並びにエラーメッセー
ジを含む。スイッチ伝送帯域幅全体の内の残りの帯域幅
は、データ又はインバンド(IB)フレームを伝送する
ために用いられる。従って、スイッチによって設定され
る接続内で伝送されるデータフレームはインバンド(I
B)データトラフィックと称され、パケットルーティン
グ機能を介して伝送されるリンクレベル応答制御メッセ
ージフレームはアウトオブバンド(OB)メッセージト
ラフィックと称される。
ケットルーティング機能は、スイッチの伝送帯域幅全体
の内の固定された量の直列伝送帯域幅を、データ応答制
御メッセージ、又はアウトオブバンド(OB)メッセー
ジフレームを回すために留保しておくと定義することに
よって実行される。これらのOBメッセージフレーム
は、応答及び非応答メッセージ、並びにエラーメッセー
ジを含む。スイッチ伝送帯域幅全体の内の残りの帯域幅
は、データ又はインバンド(IB)フレームを伝送する
ために用いられる。従って、スイッチによって設定され
る接続内で伝送されるデータフレームはインバンド(I
B)データトラフィックと称され、パケットルーティン
グ機能を介して伝送されるリンクレベル応答制御メッセ
ージフレームはアウトオブバンド(OB)メッセージト
ラフィックと称される。
【0029】OBメッセージ帯域幅は、連続するIBデ
ータフレームの伝送を遊休文字の列の伝送によって分離
するためのサブシステムを必要とすることによって生成
される。好ましい実施例において、この遊休文字の列の
長さは30バイトである。OBデータ応答制御メッセー
ジが12バイトのフレームとして設計されるため、当該
2個のOBメッセージフレームは、2つの連続するIB
データフレームの間の単一の30バイトの遊休文字列に
組み込まれてもよく、それによって、単一の物理的経路
上にIBデータとOB制御メッセージの一体化されたバ
イト列が生じる。呼出しサブシステム12は、IBデー
タフレームを分離する遊休バイト列内に1個又は2個の
OBメッセージフレームを挿入することによって、スイ
ッチ14を介してOBメッセージフレームを受信サブシ
ステムへ回す。
ータフレームの伝送を遊休文字の列の伝送によって分離
するためのサブシステムを必要とすることによって生成
される。好ましい実施例において、この遊休文字の列の
長さは30バイトである。OBデータ応答制御メッセー
ジが12バイトのフレームとして設計されるため、当該
2個のOBメッセージフレームは、2つの連続するIB
データフレームの間の単一の30バイトの遊休文字列に
組み込まれてもよく、それによって、単一の物理的経路
上にIBデータとOB制御メッセージの一体化されたバ
イト列が生じる。呼出しサブシステム12は、IBデー
タフレームを分離する遊休バイト列内に1個又は2個の
OBメッセージフレームを挿入することによって、スイ
ッチ14を介してOBメッセージフレームを受信サブシ
ステムへ回す。
【0030】I/Oポート20には、各々が、OBメッ
セージフレームが適切な宛先サブシステムへ伝送される
前に一時的に記憶される入力FIFOバッファ32及び
出力FIFOバッファ36が設けられている。呼出しサ
ブシステムへ接続されるI/Oポート20は、OBメッ
セージフレームをIBデータ及びOB制御メッセージの
一体化されたバイト列から取り除き、30バイト文字ス
パンを遊休状態へと復元する。取り除かれたOBメッセ
ージフレームは、特定のI/Oポートのための入力FI
FOバッファ32に記憶される。データフレームは、専
用のSEMデータ入力バス28及び専用のSEMデータ
出力バス30、並びに、SEMモジュール24を介して
そのI/Oポートから宛先I/Oポートへ伝送される。
セージフレームが適切な宛先サブシステムへ伝送される
前に一時的に記憶される入力FIFOバッファ32及び
出力FIFOバッファ36が設けられている。呼出しサ
ブシステムへ接続されるI/Oポート20は、OBメッ
セージフレームをIBデータ及びOB制御メッセージの
一体化されたバイト列から取り除き、30バイト文字ス
パンを遊休状態へと復元する。取り除かれたOBメッセ
ージフレームは、特定のI/Oポートのための入力FI
FOバッファ32に記憶される。データフレームは、専
用のSEMデータ入力バス28及び専用のSEMデータ
出力バス30、並びに、SEMモジュール24を介して
そのI/Oポートから宛先I/Oポートへ伝送される。
【0031】ラウンドロビン(総当たり)方法におい
て、スイッチ14の16個のI/Oポート20の各々
は、OBバス27を介して、記憶されたOBフレーム
を、各入力OB FIFOバッファ32から、制御メッ
セージフレームが宛先とされるサブシステムへ接続され
る宛先I/Oポートへと交替で回す。宛先I/Oポート
は、これら制御フレームを出力FIFOバッファ36に
記憶する。I/Oポート20が専用のSEMデータ出力
バス30上で受信する連続するIBデータフレーム同士
の間に遊休バイトシーケンスを検出し、フレームがその
I/Oポートの接続されたサブシステムへ伝送されるべ
きとき、遊休バイトを出力OB FIFOバッファ36
内に含まれる少なくとも1つのOB制御メッセージと置
換する。OB制御メッセージがFIFOバッファのオー
バーランのために失われるのを防ぐために、入力OB
FIFOバッファ32及び出力OB FIFOバッファ
36のサイズは、所定のサブシステムが送信及び受信可
能なOBフレームの理論的な最大数を処理するのに十分
な大きさである。従って、サブシステムが接続されるI
/Oポート20の各々において、いかなるOB制御メッ
セージのオーバーランもOB FIFOバッファ32、
36で発生する可能性がない。
て、スイッチ14の16個のI/Oポート20の各々
は、OBバス27を介して、記憶されたOBフレーム
を、各入力OB FIFOバッファ32から、制御メッ
セージフレームが宛先とされるサブシステムへ接続され
る宛先I/Oポートへと交替で回す。宛先I/Oポート
は、これら制御フレームを出力FIFOバッファ36に
記憶する。I/Oポート20が専用のSEMデータ出力
バス30上で受信する連続するIBデータフレーム同士
の間に遊休バイトシーケンスを検出し、フレームがその
I/Oポートの接続されたサブシステムへ伝送されるべ
きとき、遊休バイトを出力OB FIFOバッファ36
内に含まれる少なくとも1つのOB制御メッセージと置
換する。OB制御メッセージがFIFOバッファのオー
バーランのために失われるのを防ぐために、入力OB
FIFOバッファ32及び出力OB FIFOバッファ
36のサイズは、所定のサブシステムが送信及び受信可
能なOBフレームの理論的な最大数を処理するのに十分
な大きさである。従って、サブシステムが接続されるI
/Oポート20の各々において、いかなるOB制御メッ
セージのオーバーランもOB FIFOバッファ32、
36で発生する可能性がない。
【0032】しかしながら、図2のカスケード構成に示
されるように、スイッチ14AのI/Oポートは、1つ
のスイッチが処理できるより多いサブシステムを有する
システムにおいてスイッチ14BのI/Oポートへ接続
されるときに、これらの接続されたI/Oポートに対し
て入力OB FIFOバッファ32及び出力OB FI
FOバッファ36は、カスケードI/Oポート自体で発
生するOB制御メッセージフローを許容するのに十分に
大きいサイズのバッファでないこともある。2つのカス
ケードI/Oポート同士の間で伝送されるバイト列が、
連続するIBデータフレーム内に組み込まれる一体化さ
れた形のOBメッセージフレームを保持するならば、多
数のリンク層制御フレームが、カスケードI/Oポート
を介して、スイッチ14Aに接続されたサブシステムの
グループとスイッチ14Bに接続されたサブシステムの
グループとの間へ送信された結果として、遅延が生じ
る。これらの遅延は、カスケードI/Oポートが、OB
メッセージフレームを、スイッチ14Aへ接続された全
てのサブシステムとスイッチ14Bへ接続された全ての
サブシステムとの間へ回さなければならないために発生
する。一方、サブシステムI/Oポートは、直接接続さ
れたサブシステムへ、或いは、直接接続されたサブシス
テムからアドレス指定されるOBメッセージフローを運
ぶのが必要なだけである。
されるように、スイッチ14AのI/Oポートは、1つ
のスイッチが処理できるより多いサブシステムを有する
システムにおいてスイッチ14BのI/Oポートへ接続
されるときに、これらの接続されたI/Oポートに対し
て入力OB FIFOバッファ32及び出力OB FI
FOバッファ36は、カスケードI/Oポート自体で発
生するOB制御メッセージフローを許容するのに十分に
大きいサイズのバッファでないこともある。2つのカス
ケードI/Oポート同士の間で伝送されるバイト列が、
連続するIBデータフレーム内に組み込まれる一体化さ
れた形のOBメッセージフレームを保持するならば、多
数のリンク層制御フレームが、カスケードI/Oポート
を介して、スイッチ14Aに接続されたサブシステムの
グループとスイッチ14Bに接続されたサブシステムの
グループとの間へ送信された結果として、遅延が生じ
る。これらの遅延は、カスケードI/Oポートが、OB
メッセージフレームを、スイッチ14Aへ接続された全
てのサブシステムとスイッチ14Bへ接続された全ての
サブシステムとの間へ回さなければならないために発生
する。一方、サブシステムI/Oポートは、直接接続さ
れたサブシステムへ、或いは、直接接続されたサブシス
テムからアドレス指定されるOBメッセージフローを運
ぶのが必要なだけである。
【0033】従って、本発明のスイッチ設計は構成可能
なPIOモジュール22を設けて、スイッチ上のいかな
るI/Oポートもカスケードされた動作又は直接接続さ
れたサブシステム動作のために構成されてもよい。サブ
システムへ直接接続されるように構成されると、I/O
ポート20は、OB制御メッセージフレームを、受信す
る一体化されたIBデータフレーム及びOB制御フレー
ムから分離し続ける。しかしながら、カスケード構成に
おいて、IBフレーム及びOBフレームが2つの物理的
経路へと分離され、カスケードされたI/Oポートを介
する一体化されたIBデータ及びOB制御フレームフロ
ーに関連する遅延を取り除くメカニズムが提供される。
なPIOモジュール22を設けて、スイッチ上のいかな
るI/Oポートもカスケードされた動作又は直接接続さ
れたサブシステム動作のために構成されてもよい。サブ
システムへ直接接続されるように構成されると、I/O
ポート20は、OB制御メッセージフレームを、受信す
る一体化されたIBデータフレーム及びOB制御フレー
ムから分離し続ける。しかしながら、カスケード構成に
おいて、IBフレーム及びOBフレームが2つの物理的
経路へと分離され、カスケードされたI/Oポートを介
する一体化されたIBデータ及びOB制御フレームフロ
ーに関連する遅延を取り除くメカニズムが提供される。
【0034】3つの制御スイッチはスイッチポートロジ
ック内に設けられて、特定のスイッチ構成を支援する。
これら3つの制御ラッチとは、スイッチカスケードI/
Oポートラッチ、OB制御専用ラッチ、及びIBデータ
専用ラッチである。初期設定時において、図2に示され
る保守マイクロプロセッサ40は、これら3つのラッチ
に対応するPIOモジュールにビットのステータス(状
況)を設定することによって、スイッチ14上の各PI
Oモジュール22を構成するために3つの制御ラッチを
プログラミングする。マイクロプロセッサ40は、ロジ
ック初期設定機能及び保守機能を支援するために含ま
れ、通常のサブシステム同士の間の処理には含まれな
い。図3の表に示され、更に以下に記載されるように、
3つのラッチの構成は、I/Oポートを介し、スイッチ
を介して伝送される情報が一体化されたIBフレーム及
びOBフレームの形で残るかどうか、或いは、IBメッ
セージ及びOBメッセージがシステム性能を改良するた
めに分割して管理されるかどうかを決定する。
ック内に設けられて、特定のスイッチ構成を支援する。
これら3つの制御ラッチとは、スイッチカスケードI/
Oポートラッチ、OB制御専用ラッチ、及びIBデータ
専用ラッチである。初期設定時において、図2に示され
る保守マイクロプロセッサ40は、これら3つのラッチ
に対応するPIOモジュールにビットのステータス(状
況)を設定することによって、スイッチ14上の各PI
Oモジュール22を構成するために3つの制御ラッチを
プログラミングする。マイクロプロセッサ40は、ロジ
ック初期設定機能及び保守機能を支援するために含ま
れ、通常のサブシステム同士の間の処理には含まれな
い。図3の表に示され、更に以下に記載されるように、
3つのラッチの構成は、I/Oポートを介し、スイッチ
を介して伝送される情報が一体化されたIBフレーム及
びOBフレームの形で残るかどうか、或いは、IBメッ
セージ及びOBメッセージがシステム性能を改良するた
めに分割して管理されるかどうかを決定する。
【0035】特定のI/Oモジュール20のカスケード
専用ラッチに対応するビットが0に設定されるならば、
そのモジュール上のI/Oポートの各々はサブシステム
の接続されたI/Oポートとして機能する。I/Oポー
トは、各々が全体システム10のサブシステムへ直接接
続される。従って、IBデータフレーム及びOBデータ
応答フレームは伝送の間に一体化され続ける。このI/
Oポート構成の下で、OB制御専用ラッチ及びIBデー
タ専用ラッチのステータスはドント・ケア(無関心)で
ある。
専用ラッチに対応するビットが0に設定されるならば、
そのモジュール上のI/Oポートの各々はサブシステム
の接続されたI/Oポートとして機能する。I/Oポー
トは、各々が全体システム10のサブシステムへ直接接
続される。従って、IBデータフレーム及びOBデータ
応答フレームは伝送の間に一体化され続ける。このI/
Oポート構成の下で、OB制御専用ラッチ及びIBデー
タ専用ラッチのステータスはドント・ケア(無関心)で
ある。
【0036】特定のPIOモジュール22のカスケード
専用ラッチに対応するビットが1に設定されるならば、
PIOモジュールの2つのI/Oポートは単一のカスケ
ードされたI/Oポートとして機能する。これら2つの
I/Oポートは、もう1つのスイッチの対応するPIO
モジュールに同様に構成されたI/Oポートに直接接続
される。CPバスサイクル動作及びOBバスサイクル動
作の間に、CPコマンド又はOBコマンドを開始するス
イッチ14A上のI/Oポートは、動作を受信するのに
宛先となるI/Oポートの論理的アドレスを提供する。
スイッチ14Aのいかなる他のI/Oポートもこの論理
的アドレスに対応しないならば、宛先ポートはスイッチ
14Aに接続されず、スイッチ14A上のカスケードさ
れたPIOモジュール22はコマンドを受信して、スイ
ッチ14B上で同じように構成されるカスケードされた
PIOモジュール22へ送信すると仮定される。そこで
スイッチ14Bで、動作の宛先が見つけられると仮定さ
れている。
専用ラッチに対応するビットが1に設定されるならば、
PIOモジュールの2つのI/Oポートは単一のカスケ
ードされたI/Oポートとして機能する。これら2つの
I/Oポートは、もう1つのスイッチの対応するPIO
モジュールに同様に構成されたI/Oポートに直接接続
される。CPバスサイクル動作及びOBバスサイクル動
作の間に、CPコマンド又はOBコマンドを開始するス
イッチ14A上のI/Oポートは、動作を受信するのに
宛先となるI/Oポートの論理的アドレスを提供する。
スイッチ14Aのいかなる他のI/Oポートもこの論理
的アドレスに対応しないならば、宛先ポートはスイッチ
14Aに接続されず、スイッチ14A上のカスケードさ
れたPIOモジュール22はコマンドを受信して、スイ
ッチ14B上で同じように構成されるカスケードされた
PIOモジュール22へ送信すると仮定される。そこで
スイッチ14Bで、動作の宛先が見つけられると仮定さ
れている。
【0037】カスケード構成において、IBデータフレ
ーム及びOBデータ応答フレームは、PIOモジュール
22のOB制御専用ラッチ及びIBデータ専用ラッチの
状態に応じて、伝送の間に一体化され続けるか、或い
は、システム性能が命令すれば分離される。これら2つ
のラッチがゼロ状態に設定されるならば、スイッチがカ
スケード構成であっても、IBフレーム及びOBフレー
ムは特定のI/Oポートに対して一体化され続ける。こ
の特定の構成は、2つのスイッチがカスケードされて、
1つのスイッチが管理できるより多いサブシステムを許
容しなければならない場合に有利であるが、スイッチ同
士の間のインタフェースを介して予想されるOBデータ
応答フレームの量によって、OBフレームとIBフレー
ムを分離する必要はない。
ーム及びOBデータ応答フレームは、PIOモジュール
22のOB制御専用ラッチ及びIBデータ専用ラッチの
状態に応じて、伝送の間に一体化され続けるか、或い
は、システム性能が命令すれば分離される。これら2つ
のラッチがゼロ状態に設定されるならば、スイッチがカ
スケード構成であっても、IBフレーム及びOBフレー
ムは特定のI/Oポートに対して一体化され続ける。こ
の特定の構成は、2つのスイッチがカスケードされて、
1つのスイッチが管理できるより多いサブシステムを許
容しなければならない場合に有利であるが、スイッチ同
士の間のインタフェースを介して予想されるOBデータ
応答フレームの量によって、OBフレームとIBフレー
ムを分離する必要はない。
【0038】しかしながら、IBデータ専用ラッチ又は
OB制御専用ラッチ(両方ではない)がスイッチ14A
のカスケードされたPIOモジュールで1に設定される
ならば、このモジュールのI/Oポートは単一のカスケ
ードされたI/Oポートとして機能し、IBデータフレ
ーム及びOBデータ応答フレームは分離される。OBメ
ッセージ及びIBデータフレームは、各々がPIOモジ
ュールの2つのI/Oポートの内の1つを介して回され
る。しかしながら、これら2つのI/Oポートは、単一
の調整されたカスケード機能として作動し続ける。スイ
ッチ14B上の対応するPIOモジュールは次の2つの
ことを必要とする。(i)IBデータ専用ラッチのステ
ータスの構成を、(スイッチ14AのIB制御専用ラッ
チが1に設定されるならば)ゼロに設定し、(スイッチ
14AのIB制御専用ラッチがゼロに設定されるなら
ば)1に設定する。(ii)OBデータ専用ラッチのス
テータスの構成を、(スイッチ14AのOB制御専用ラ
ッチが1に設定されるならば)ゼロに設定し、(スイッ
チ14AのOB制御専用ラッチがゼロに設定されるなら
ば)1に設定する。これら2つの構成は、IB制御専用
ラッチのステータス及びOB制御専用ラッチのステータ
スを用いて実行され、OBバスサイクルとCPバスサイ
クルそれぞれへの応答に対してI/Oポートロジックを
使用不能にする。このようにして、IB専用カスケード
されたI/OポートはCPバスサイクルを認識のみして
IBフレームフローを受信だけする一方、OB専用カス
ケードI/OポートはOBバスサイクルを認識のみして
OBフレームフローを受信だけする。
OB制御専用ラッチ(両方ではない)がスイッチ14A
のカスケードされたPIOモジュールで1に設定される
ならば、このモジュールのI/Oポートは単一のカスケ
ードされたI/Oポートとして機能し、IBデータフレ
ーム及びOBデータ応答フレームは分離される。OBメ
ッセージ及びIBデータフレームは、各々がPIOモジ
ュールの2つのI/Oポートの内の1つを介して回され
る。しかしながら、これら2つのI/Oポートは、単一
の調整されたカスケード機能として作動し続ける。スイ
ッチ14B上の対応するPIOモジュールは次の2つの
ことを必要とする。(i)IBデータ専用ラッチのステ
ータスの構成を、(スイッチ14AのIB制御専用ラッ
チが1に設定されるならば)ゼロに設定し、(スイッチ
14AのIB制御専用ラッチがゼロに設定されるなら
ば)1に設定する。(ii)OBデータ専用ラッチのス
テータスの構成を、(スイッチ14AのOB制御専用ラ
ッチが1に設定されるならば)ゼロに設定し、(スイッ
チ14AのOB制御専用ラッチがゼロに設定されるなら
ば)1に設定する。これら2つの構成は、IB制御専用
ラッチのステータス及びOB制御専用ラッチのステータ
スを用いて実行され、OBバスサイクルとCPバスサイ
クルそれぞれへの応答に対してI/Oポートロジックを
使用不能にする。このようにして、IB専用カスケード
されたI/OポートはCPバスサイクルを認識のみして
IBフレームフローを受信だけする一方、OB専用カス
ケードI/OポートはOBバスサイクルを認識のみして
OBフレームフローを受信だけする。
【0039】従って、上記のように構成されたスイッチ
14A及び14B上の対応するI/Oポート20と共
に、スイッチ14A及び14Bを接続するスイッチ同士
の間のインタフェースは、特定のPIOモジュール22
上に2つのI/Oポート20を備える。OB専用ラッチ
ステータスが1に設定されたI/OポートはOBメッセ
ージトラフィックを専用に処理し、IB専用ラッチステ
ータスが1に設定されたI/OポートはIBデータトラ
フィックを専用に処理する。OB専用のカスケードI/
OポートにおいてIBフレームフローをOBフレームフ
ローから取り除くことによって、スイッチはスイッチ同
士の間でOBフレームを回すための連続した遊休の列を
提供することができる。この動作の方法によって、IB
フレームフローの間のカスケード経路におけるOB伝送
の停止に関連する性能損失が取り除かれる。
14A及び14B上の対応するI/Oポート20と共
に、スイッチ14A及び14Bを接続するスイッチ同士
の間のインタフェースは、特定のPIOモジュール22
上に2つのI/Oポート20を備える。OB専用ラッチ
ステータスが1に設定されたI/OポートはOBメッセ
ージトラフィックを専用に処理し、IB専用ラッチステ
ータスが1に設定されたI/OポートはIBデータトラ
フィックを専用に処理する。OB専用のカスケードI/
OポートにおいてIBフレームフローをOBフレームフ
ローから取り除くことによって、スイッチはスイッチ同
士の間でOBフレームを回すための連続した遊休の列を
提供することができる。この動作の方法によって、IB
フレームフローの間のカスケード経路におけるOB伝送
の停止に関連する性能損失が取り除かれる。
【0040】OB専用カスケードI/Oポートにおける
入力OB FIFOバッファのオーバーランを防ぐため
に、入力OB FIFOバッファは、スイッチ同士の間
のインタフェースからOBフレームを受信できるよりも
速くOBバスへOBフレームを送信することができる。
入力OB FIFOバッファは充填されるよりも速く空
にされるために、決して満杯の(フル)状態に達するこ
とはない。
入力OB FIFOバッファのオーバーランを防ぐため
に、入力OB FIFOバッファは、スイッチ同士の間
のインタフェースからOBフレームを受信できるよりも
速くOBバスへOBフレームを送信することができる。
入力OB FIFOバッファは充填されるよりも速く空
にされるために、決して満杯の(フル)状態に達するこ
とはない。
【0041】特に、OBバスは、優先順位付けられたラ
ウンドロビン方法でバスアービトレーション(調停)シ
ーケンスを生成することによって、OBバスへアクセス
するための入力I/Oポートからの要求に応答する。サ
ブシステムが接続されたI/Oポートがアービトレーシ
ョンシーケンスを勝ち取ると、1個のOBメッセージだ
けを伝送することが許容される。次に、I/Oポートは
もう1つのバスアービトレーションシーケンスのために
OBバスを解除しなければならない。OB専用カスケー
ドI/Oポートは、OBバスアービトレーションロジッ
クがOBバスに対するOB専用カスケードI/Oポート
の送信権要求(bidding) を認識し、他のサブシステムが
接続されたI/Oポートの要求よりも前にアクセスする
のを認めるように設計されているために、OBバスへの
優先的なアクセスを有する。OB専用カスケードI/O
ポートがOBバスを勝ち取った後で、I/Oポートは入
力OB FIFOバッファが空になるまで連続してOB
メッセージを伝送することが許容される。OBバスアー
ビトレーションシーケンスをゼロでない時間量で終了す
るように設計することによって、カスケードI/Oポー
トと異なりサブシステムが接続されたI/Oポートがア
ービトレーションサイクルによって遅延されるために、
OB専用カスケードI/OポートからOBバスへの連続
したOBメッセージの伝送は、サブシステムが接続され
たI/OポートからOBバスへの同じ数のOBメッセー
ジよりも速く生じることになる。従って、スイッチ内の
OB専用カスケードI/Oポートが、カスケードされた
スイッチ内のOB専用カスケードI/Oポートによって
宛先サブシステムへ送信されるのと同じように速くサブ
システムからOBメッセージを受信することができない
ために、OB専用カスケードI/Oポートの入力OB
FIFOバッファは決してオーバーランされない。
ウンドロビン方法でバスアービトレーション(調停)シ
ーケンスを生成することによって、OBバスへアクセス
するための入力I/Oポートからの要求に応答する。サ
ブシステムが接続されたI/Oポートがアービトレーシ
ョンシーケンスを勝ち取ると、1個のOBメッセージだ
けを伝送することが許容される。次に、I/Oポートは
もう1つのバスアービトレーションシーケンスのために
OBバスを解除しなければならない。OB専用カスケー
ドI/Oポートは、OBバスアービトレーションロジッ
クがOBバスに対するOB専用カスケードI/Oポート
の送信権要求(bidding) を認識し、他のサブシステムが
接続されたI/Oポートの要求よりも前にアクセスする
のを認めるように設計されているために、OBバスへの
優先的なアクセスを有する。OB専用カスケードI/O
ポートがOBバスを勝ち取った後で、I/Oポートは入
力OB FIFOバッファが空になるまで連続してOB
メッセージを伝送することが許容される。OBバスアー
ビトレーションシーケンスをゼロでない時間量で終了す
るように設計することによって、カスケードI/Oポー
トと異なりサブシステムが接続されたI/Oポートがア
ービトレーションサイクルによって遅延されるために、
OB専用カスケードI/OポートからOBバスへの連続
したOBメッセージの伝送は、サブシステムが接続され
たI/OポートからOBバスへの同じ数のOBメッセー
ジよりも速く生じることになる。従って、スイッチ内の
OB専用カスケードI/Oポートが、カスケードされた
スイッチ内のOB専用カスケードI/Oポートによって
宛先サブシステムへ送信されるのと同じように速くサブ
システムからOBメッセージを受信することができない
ために、OB専用カスケードI/Oポートの入力OB
FIFOバッファは決してオーバーランされない。
【0042】更に、OB専用カスケードI/Oポートに
おける出力OB FIFOバッファのオーバーランを防
ぐために、出力OB FIFOバッファはその状態が満
杯のときにOBバスサイクルを拒否することができる。
それによって、出力OB FIFOバッファがオーバー
ランする可能性(ポテンシャル)を取り除いている。当
該OBサイクルが拒否されるならば、OBバスサイクル
を開始したI/Oポートにおける入力ポートロジックは
サイクルを終了し、入力OB FIFOバッファにOB
フレームを保持する。I/Oポートへ接続されたサブシ
ステムが送信又は受信できるOBフレームの最大数を保
持するようにバッファが設計されているために、この内
部FIFOバッファもまたオーバーランされない。
おける出力OB FIFOバッファのオーバーランを防
ぐために、出力OB FIFOバッファはその状態が満
杯のときにOBバスサイクルを拒否することができる。
それによって、出力OB FIFOバッファがオーバー
ランする可能性(ポテンシャル)を取り除いている。当
該OBサイクルが拒否されるならば、OBバスサイクル
を開始したI/Oポートにおける入力ポートロジックは
サイクルを終了し、入力OB FIFOバッファにOB
フレームを保持する。I/Oポートへ接続されたサブシ
ステムが送信又は受信できるOBフレームの最大数を保
持するようにバッファが設計されているために、この内
部FIFOバッファもまたオーバーランされない。
【0043】特に、OBバスは "OB REJECT (OB 拒否)"
と称される信号を含む。OBカスケード専用I/Oポー
トの出力OB FIFOバッファが満杯で、OBバスサ
イクルがOBメッセージをI/Oポートへ送信しようと
試みるもう1つのI/Oポートから生じるならば、OB
専用カスケードI/Oポートは"OB REJECT" 信号を作動
する。OBバスサイクルを開始するI/Oポートはこの
信号を認識し、OBバスサイクルを終了して、入力OB
FIFOバッファにOBメッセージを保持する。次
に、I/Oポートは、OB専用カスケードI/Oポート
がOBメッセージをついに受信するまで、OBバスで調
停し続け、OBメッセージの伝送を繰り返し試みる。
と称される信号を含む。OBカスケード専用I/Oポー
トの出力OB FIFOバッファが満杯で、OBバスサ
イクルがOBメッセージをI/Oポートへ送信しようと
試みるもう1つのI/Oポートから生じるならば、OB
専用カスケードI/Oポートは"OB REJECT" 信号を作動
する。OBバスサイクルを開始するI/Oポートはこの
信号を認識し、OBバスサイクルを終了して、入力OB
FIFOバッファにOBメッセージを保持する。次
に、I/Oポートは、OB専用カスケードI/Oポート
がOBメッセージをついに受信するまで、OBバスで調
停し続け、OBメッセージの伝送を繰り返し試みる。
【0044】従って、上述のシンプレックススイッチ1
4は以下の設計構造を提供する。(i)入力OB FI
FOバッファがスイッチ同士の間のインタフェースから
OBフレームを受信できるよりも速くOBバスへのOB
フレームの送信を可能にすることによって、OB専用カ
スケードI/Oポートにおける入力OB FIFOバッ
ファのオーバーランを防ぐ。(ii)出力OB FIF
Oバッファはそのバッファの状態が満杯のときにOBバ
スサイクルを拒否できることによって、出力OB FI
FOバッファのオーバーランを防ぐ。この好ましい設計
構造は、モジュールの入力OB FIFOバッファ32
及び出力OB FIFOバッファ36のサイズを大きく
せずに、カスケード構成において作動するPIOモジュ
ール22で制御されたメッセージフローを許容する。従
って、スイッチと対応するI/Oポートは、カスケード
構成で作動するI/Oポートにおいて拡張されたバッフ
ァサイズを特に設計せず、サブシステムが接続された構
成、或いは、カスケード構成で用いられてもよい。
4は以下の設計構造を提供する。(i)入力OB FI
FOバッファがスイッチ同士の間のインタフェースから
OBフレームを受信できるよりも速くOBバスへのOB
フレームの送信を可能にすることによって、OB専用カ
スケードI/Oポートにおける入力OB FIFOバッ
ファのオーバーランを防ぐ。(ii)出力OB FIF
Oバッファはそのバッファの状態が満杯のときにOBバ
スサイクルを拒否できることによって、出力OB FI
FOバッファのオーバーランを防ぐ。この好ましい設計
構造は、モジュールの入力OB FIFOバッファ32
及び出力OB FIFOバッファ36のサイズを大きく
せずに、カスケード構成において作動するPIOモジュ
ール22で制御されたメッセージフローを許容する。従
って、スイッチと対応するI/Oポートは、カスケード
構成で作動するI/Oポートにおいて拡張されたバッフ
ァサイズを特に設計せず、サブシステムが接続された構
成、或いは、カスケード構成で用いられてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明は上記より構成され、スイッチン
グ性能に悪影響を及ぼさず、サブシステムが接続された
I/Oポートにおいてバッファサイズを不必要に大きく
せずに、当該スイッチを設計する構造が提供される。
グ性能に悪影響を及ぼさず、サブシステムが接続された
I/Oポートにおいてバッファサイズを不必要に大きく
せずに、当該スイッチを設計する構造が提供される。
【図1】本発明の原則に従って構成されたシンプレック
ススイッチを含む通信システムのブロック図である。
ススイッチを含む通信システムのブロック図である。
【図2】図1のシンプレックススイッチの内部構造をよ
り詳細に示している。
り詳細に示している。
【図3】図1のシンプレックススイッチの可能なI/O
ポート構成を説明する表である。
ポート構成を説明する表である。
10 データ通信システム 12 サブシステム 14A,14B スイッチ 16 入力経路 18 出力経路 20 I/Oポート 22 PIOモジュール 24 SEMマトリックス 36 CPバス 27 OBバス 28 SEMデータ入力バス 30 SEMデータ出力バス 32 入力バッファ 36 出力バッファ 40 保守マイクロプロセッサ
フロントページの続き (72)発明者 ルーク ルン チャン アメリカ合衆国33433、フロリダ州ボカ ラトン、ラゴ マー サークル 23353 (72)発明者 マルコ モンタルヴォ ハータド アメリカ合衆国33434、フロリダ州ボカ ラトン、ノースウエスト トウェンティー エイト アヴェニュー 4720 (72)発明者 カ ディン グエン アメリカ合衆国33496−2141、フロリダ州 ボカ ラトン、モス ポンド ドライヴ 9988 (72)発明者 ジョーズ ルイス リヴェロ アメリカ合衆国33498、フロリダ州ボカ ラトン、サウス ワンハンドレッドサード トレイル 18360 (72)発明者 ジョーズ ジャクイン ルイズ アメリカ合衆国33433、フロリダ州ボカ ラトン、ウォーク サークル 6320 (72)発明者 ルイス サルセド アメリカ合衆国33445、フロリダ州デルレ イ ビーチ、スプリング ハーバー ドラ イヴ 1595、アパートメント エム (72)発明者 ジョン ジョゼフ キャゾッラ アメリカ合衆国27511、ノースカロライナ 州キャリー、パトリック サークル 1235 エフ
Claims (4)
- 【請求項1】 データ通信システム用のシンプレックス
直列クロスバースイッチであって、 各々が(i)シンプレックス直列クロスバースイッチを
介してデータ及び制御メッセージを他の通信サブシステ
ムへ渡す通信サブシステムか、或いは、(ii)通信サ
ブシステムへ接続される少なくとも1つのI/Oポート
を有する第2シンプレックス直列クロスバースイッチ上
のI/Oポート、へ接続される複数のI/Oポートを備
え、 前記I/Oポートの各々が、(i)単一のI/Oポート
が単一のサブシステムへ接続され、単一のI/Oポート
が接続される単一のサブシステムへ送信され、接続され
る単一のサブシステムから送信されるデータと制御メッ
セージの双方を管理する通信サブシステム、或いは、
(ii)スイッチ上の一対のI/Oポートが第2シンプ
レックス直列クロスバースイッチ上の一対の同様に構成
されたI/Oポートへ接続され、前記一対のI/Oポー
トの一方がデータを管理し、前記一対のI/Oポートの
他方が制御メッセージを管理する、第2シンプレックス
直列クロスバースイッチ上のI/Oポート、へ接続され
るためにI/Oポートを交互にプログラミングするため
の内部ロジックを有する、 ことより成るシンプレックス直列クロスバースイッチ。 - 【請求項2】 前記シンプレックス直列クロスバースイ
ッチ上の前記I/Oポートの各々が、入力制御メッセー
ジを記憶するための入力バッファと、出力制御メッセー
ジを記憶するための出力バッファを有する、請求項1に
記載のシンプレックス直列クロスバースイッチ。 - 【請求項3】 データ通信システムであって、 第1シンプレックス直列クロスバースイッチが、(i)
第1シンプレックス直列クロスバースイッチを介してデ
ータ及び制御メッセージを他の通信サブシステムへ渡す
通信サブシステムが接続された少なくとも1つのI/O
ポートと、(ii)第2シンプレックス直列クロスバー
スイッチ上の対応するI/Oポートが接続される少なく
とも1つのI/Oポートと、を備え、前記第2シンプレ
ックス直列クロスバースイッチは、前記第2シンプレッ
クス直列クロスバースイッチを介してデータ及び制御メ
ッセージを他の通信サブシステムへ渡す通信サブシステ
ムが接続された少なくとも1つのI/Oポートを有し、 前記第1シンプレックス直列クロスバースイッチと前記
第2シンプレックス直列クロスバースイッチのそれぞれ
の上の前記I/Oポートの各々が、(i)単一のI/O
ポートが単一のサブシステムへ接続され、単一のI/O
ポートが接続される単一のサブシステムへ送信され、接
続される単一のサブシステムから送信されるデータと制
御メッセージの双方を管理する通信サブシステム、或い
は、(ii)スイッチ上の一対のI/Oポートが対応す
る接続されたシンプレックススイッチ上の一対の同様に
構成されたI/Oポートへ接続され、前記一対のI/O
ポートの一方がデータを管理し、前記一対のI/Oポー
トの他方が制御メッセージを管理する、対応する接続さ
れたシンプレックススイッチ上のI/Oポート、へ接続
されるためにI/Oポートを交互にプログラミングする
ための内部ロジックを有する、 ことより成るデータ通信システム。 - 【請求項4】 前記第1シンプレックス直列クロスバー
スイッチと前記第2シンプレックス直列クロスバースイ
ッチのそれぞれの上の前記I/Oポートの各々が、入力
制御メッセージを記憶するための入力バッファと、出力
制御メッセージを記憶するための出力バッファを有す
る、請求項3に記載のデータ通信システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US008925 | 1993-01-26 | ||
US08/008,925 US5309426A (en) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | High performance cascadable simplex switch |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06259392A true JPH06259392A (ja) | 1994-09-16 |
Family
ID=21734520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5325037A Pending JPH06259392A (ja) | 1993-01-26 | 1993-12-22 | シンプレックス直列クロスバースイッチ及びデータ通信システム |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5309426A (ja) |
EP (1) | EP0609626A3 (ja) |
JP (1) | JPH06259392A (ja) |
CA (1) | CA2111783A1 (ja) |
Families Citing this family (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP0622739A1 (en) * | 1993-04-29 | 1994-11-02 | International Business Machines Corporation | System for cascading data switches in a communication node |
JP3290302B2 (ja) * | 1994-06-30 | 2002-06-10 | 富士通株式会社 | データの交換処理方法及び装置 |
US5857075A (en) * | 1995-01-11 | 1999-01-05 | Sony Corporation | Method and integrated circuit for high-bandwidth network server interfacing to a local area network |
US6256313B1 (en) | 1995-01-11 | 2001-07-03 | Sony Corporation | Triplet architecture in a multi-port bridge for a local area network |
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US6442168B1 (en) | 1997-09-17 | 2002-08-27 | Sony Corporation | High speed bus structure in a multi-port bridge for a local area network |
US6446173B1 (en) | 1997-09-17 | 2002-09-03 | Sony Corporation | Memory controller in a multi-port bridge for a local area network |
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US6157951A (en) * | 1997-09-17 | 2000-12-05 | Sony Corporation | Dual priority chains for data-communication ports in a multi-port bridge for a local area network |
US6816490B1 (en) | 1997-09-17 | 2004-11-09 | Sony Corporation | Statistical learning technique in a multi-port bridge for a local area network |
US6617879B1 (en) | 1997-09-17 | 2003-09-09 | Sony Corporation | Transparently partitioned communication bus for multi-port bridge for a local area network |
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US6272113B1 (en) | 1998-09-11 | 2001-08-07 | Compaq Computer Corporation | Network controller system that uses multicast heartbeat packets |
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