JPH0625835Y2 - 連続炉のチェーンコンベア式搬送装置 - Google Patents
連続炉のチェーンコンベア式搬送装置Info
- Publication number
- JPH0625835Y2 JPH0625835Y2 JP9940389U JP9940389U JPH0625835Y2 JP H0625835 Y2 JPH0625835 Y2 JP H0625835Y2 JP 9940389 U JP9940389 U JP 9940389U JP 9940389 U JP9940389 U JP 9940389U JP H0625835 Y2 JPH0625835 Y2 JP H0625835Y2
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- JP
- Japan
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- furnace
- conveyor
- continuous furnace
- chain
- material holding
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 37
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 14
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Landscapes
- Chain Conveyers (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は連続炉のチェーンコンベア式搬送装置に関する
ものである。
ものである。
(従来の技術と考案が解決しようとする課題) 従来、たとえば、中央部に粉体塗装部を有するドライブ
シャフト等を連続炉で熱処理する場合、材料搬送装置を
水平に配設したチェーンコンベアとし、処理材は前記チ
ェーンコンベアの対向する両側部に設けた一対の材料保
持機構上に両端を支持させて行うようになっている。
シャフト等を連続炉で熱処理する場合、材料搬送装置を
水平に配設したチェーンコンベアとし、処理材は前記チ
ェーンコンベアの対向する両側部に設けた一対の材料保
持機構上に両端を支持させて行うようになっている。
そして、前記材料保持機構はその対向側部に、階段状の
複数段からなる載置台からなり、対向する載置台の段部
に処理材両端を支持することにより、長さの異なる処理
材に適用できるようになっている。
複数段からなる載置台からなり、対向する載置台の段部
に処理材両端を支持することにより、長さの異なる処理
材に適用できるようになっている。
しかしながら、前記構成では、所定長さ寸法の処理材に
しか適用できず、それ以外の長さの処理材を熱処理する
には、前記材料保持機構を取り替えなければならないと
いう問題を有する。
しか適用できず、それ以外の長さの処理材を熱処理する
には、前記材料保持機構を取り替えなければならないと
いう問題を有する。
したがって、本考案は、材料保持機構を取り替えること
なく、所定長さ以内の種々の処理材に適用することので
きる連続炉のチェーンコンベア式搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
なく、所定長さ以内の種々の処理材に適用することので
きる連続炉のチェーンコンベア式搬送装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するために、連続炉のチェーン
コンベア式搬送装置を、上下2連の無端ローラチェーン
を炉の一方側壁を取り囲むように配設し、この2連の無
端ローラチェーン間に所定間隔をもってスラットを取り
付けるとともに、このスラットに複数の材料保持機構を
設け、この材料保持機構により処理材を片持ち保持する
ようにしたものである。
コンベア式搬送装置を、上下2連の無端ローラチェーン
を炉の一方側壁を取り囲むように配設し、この2連の無
端ローラチェーン間に所定間隔をもってスラットを取り
付けるとともに、このスラットに複数の材料保持機構を
設け、この材料保持機構により処理材を片持ち保持する
ようにしたものである。
(実施例) つぎに、本考案の一実施例を図面にしたがって説明す
る。
る。
本考案にかかる連続炉のチェーンコンベア式搬送装置
は、焼戻しおよび塗装焼付等を行う連続炉本体1の一方
側壁1aに位置する上下2連の無端ローラチェーン3,3
と、スラット4および材料保持機構8とからなる。
は、焼戻しおよび塗装焼付等を行う連続炉本体1の一方
側壁1aに位置する上下2連の無端ローラチェーン3,3
と、スラット4および材料保持機構8とからなる。
炉本体1は装入口2aと抽出口2bとを有し、前記無端
ローラチェーン3,3が、一方側壁1aの炉内壁近傍と炉
外側壁近傍とを取り囲むように上下2連、駆動スプロケ
ット6、従動スプロケット7を介して配設してある。
ローラチェーン3,3が、一方側壁1aの炉内壁近傍と炉
外側壁近傍とを取り囲むように上下2連、駆動スプロケ
ット6、従動スプロケット7を介して配設してある。
そして、前記上下に配設した無端ローラチェーン3,3間
には所定間隔をもって連結部材であるスラット4が設け
てある。
には所定間隔をもって連結部材であるスラット4が設け
てある。
なお、前記無端ローラチェーン3の搬送通路には、無端
ローラチェーン3のローラ3aの振れを防止するガイド
溝5a,5aと、前記スラット4に設けたローラ4aを支持
するガイドレール5bとを備えたコンベアガイド5が配
設されている。
ローラチェーン3のローラ3aの振れを防止するガイド
溝5a,5aと、前記スラット4に設けたローラ4aを支持
するガイドレール5bとを備えたコンベアガイド5が配
設されている。
前記材料保持機構8は、前記スラット4に縦方向に取り
付けたもので、本実施例においては、3組の上下一対の
押えブロック9a,9bからなる。
付けたもので、本実施例においては、3組の上下一対の
押えブロック9a,9bからなる。
すなわち、上押えブロック9aは下面中央に凹部10a
を有するもので、前記スラット4の両側壁4b,4b間に設
けられ、一方、下押えブロック9bは上面中央に凹部1
0bを有し、かつ、前記上押えブロック9aより前方に
突出して取り付けられている。
を有するもので、前記スラット4の両側壁4b,4b間に設
けられ、一方、下押えブロック9bは上面中央に凹部1
0bを有し、かつ、前記上押えブロック9aより前方に
突出して取り付けられている。
したがって、ドライブシャフト等の処理材Wは、前記両
押えブロック9a,9bの凹部10a,10bにて片持ち保持するこ
とができる。
押えブロック9a,9bの凹部10a,10bにて片持ち保持するこ
とができる。
なお、炉本体1の装入口2aと抽出口2bには図示しな
いエアーカーテンが設けられ、これにより、炉内外が遮
断されるとともに、抽出口2bの外方には水冷シャワー
が配設され、炉装入口2aの外方には処理材Wの装入マ
ニピュレータが前記水冷シャワーの外方には処理材Wの
抽出マニピュレータが配設されている。
いエアーカーテンが設けられ、これにより、炉内外が遮
断されるとともに、抽出口2bの外方には水冷シャワー
が配設され、炉装入口2aの外方には処理材Wの装入マ
ニピュレータが前記水冷シャワーの外方には処理材Wの
抽出マニピュレータが配設されている。
前記構成からなるため、ドライブシャフト等の処理材W
を装入マニピュレータにてスラット4に設けた最下段か
ら最上段の材料保持機構8へ順次片持ち保持させたの
ち、無端ローラチェーン3,3を1ピッチ前進させる。
以後、前記同様操作により処理材Wは炉本体1内を通過
し、この間、焼付けと焼戻しが行われ、その後、水冷シ
ャワーで冷却されたのち、抽出マニピュレータにより材
料保持機構8から順次取り外され、所定場所に搬送され
る。
を装入マニピュレータにてスラット4に設けた最下段か
ら最上段の材料保持機構8へ順次片持ち保持させたの
ち、無端ローラチェーン3,3を1ピッチ前進させる。
以後、前記同様操作により処理材Wは炉本体1内を通過
し、この間、焼付けと焼戻しが行われ、その後、水冷シ
ャワーで冷却されたのち、抽出マニピュレータにより材
料保持機構8から順次取り外され、所定場所に搬送され
る。
なお、材料保持機構8は、前記実施例のものに限らず、
たとえばチャック方式、パイプ方式等処理材Wの端部を
片持ち保持できるものであればよく、また、熱処理は、
前記実施例に限らず、たとえば、焼戻し処理、焼入処理
等の他の熱処理あるいは加熱処理に適応できる。
たとえばチャック方式、パイプ方式等処理材Wの端部を
片持ち保持できるものであればよく、また、熱処理は、
前記実施例に限らず、たとえば、焼戻し処理、焼入処理
等の他の熱処理あるいは加熱処理に適応できる。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように、本考案によれば、処理材
は、炉内一側壁と炉外側壁とに沿って移動する上下2連
の無端ローラチェーン間に設けたスラットに取り付けた
材料保持機構に、片持ち支持するものであるから、炉巾
との関係で一定長さまでのものであれば、段取替えなく
安定して搬送することができる。
は、炉内一側壁と炉外側壁とに沿って移動する上下2連
の無端ローラチェーン間に設けたスラットに取り付けた
材料保持機構に、片持ち支持するものであるから、炉巾
との関係で一定長さまでのものであれば、段取替えなく
安定して搬送することができる。
しかも、無端ローラチェーンは、従来のように、炉床下
を移動するものでなく、炉内側壁および炉外側壁に沿っ
て移動するため、チェーンコンベアを炉外で点検するこ
とができ、メンテナンスは極めて容易である。
を移動するものでなく、炉内側壁および炉外側壁に沿っ
て移動するため、チェーンコンベアを炉外で点検するこ
とができ、メンテナンスは極めて容易である。
また、本考案によれば、炉床上には、従来のような材料
載置台等がないため、たとえ処理材が炉内部に落下して
も、炉内に入って容易に除去することができる等の効果
を有する。
載置台等がないため、たとえ処理材が炉内部に落下して
も、炉内に入って容易に除去することができる等の効果
を有する。
第1図は本考案にかかるチェーンコンベア式搬送装置を
備えた連続炉の概略平面断面図、第2図は第1図の概略
断面図、第3図は第2図の要部断面拡大図で、第4図は
第3図の正面図である。 1…炉本体、2a…装入口、2b…抽出口、3…無端ロ
ーラチェーン、4…スラット、5…コンベアガイド、6
…駆動スプロケット、8…材料保持機構、9a,9b…上下
押えブロック、W…処理材。
備えた連続炉の概略平面断面図、第2図は第1図の概略
断面図、第3図は第2図の要部断面拡大図で、第4図は
第3図の正面図である。 1…炉本体、2a…装入口、2b…抽出口、3…無端ロ
ーラチェーン、4…スラット、5…コンベアガイド、6
…駆動スプロケット、8…材料保持機構、9a,9b…上下
押えブロック、W…処理材。
Claims (1)
- 【請求項1】上下2連の無端ローラチェーンを炉の一方
側壁を取り囲むように配設し、この2連の無端ローラチ
ェーン間に所定間隔をもってスラットを取り付けるとと
もに、このスラットに複数の材料保持機構を設け、この
材料保持機構により処理材を片持ち保持することを特徴
とする連続炉のチェーンコンベア式搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9940389U JPH0625835Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 連続炉のチェーンコンベア式搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9940389U JPH0625835Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 連続炉のチェーンコンベア式搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337398U JPH0337398U (ja) | 1991-04-11 |
JPH0625835Y2 true JPH0625835Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31648459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9940389U Expired - Lifetime JPH0625835Y2 (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 連続炉のチェーンコンベア式搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625835Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP9940389U patent/JPH0625835Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337398U (ja) | 1991-04-11 |
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