JPH0625433B2 - 衛生洗浄装置の温度表示装置 - Google Patents
衛生洗浄装置の温度表示装置Info
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- JPH0625433B2 JPH0625433B2 JP60189116A JP18911685A JPH0625433B2 JP H0625433 B2 JPH0625433 B2 JP H0625433B2 JP 60189116 A JP60189116 A JP 60189116A JP 18911685 A JP18911685 A JP 18911685A JP H0625433 B2 JPH0625433 B2 JP H0625433B2
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Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、用便後使用者の肛門部を洗浄する際に使用す
る温水の温度を表示する衛生洗浄装置の温度表示装置に
関する。
る温水の温度を表示する衛生洗浄装置の温度表示装置に
関する。
従来、衛生洗浄装置の洗浄手段は、給水源と被洗浄部に
温水を噴出させるよう便器に取付けたノズルとの間に貯
湯タンクを設けて給水管により連通させ、このタンクに
は温度調節器とヒータを収容し、温度調節器によりヒー
タの通電を制御して前記タンク内に流入する水道水を所
定温度に加温し、給水管の配管途中に設けた電磁弁など
のバルブを開放して、タンク内の加温された温水をノズ
ルから噴出するようにした貯湯方式のものと、給水源と
ノズルとの間に、電磁弁及び筒状ケース内にヒータと温
度センサを収容した加温装置を設けて給水管により連通
させ、前記ヒータを電源にスイツチング素子を介して接
続し、加温装置内に流入する水をヒータにより瞬間的に
加温するとともに、この温水の温度を検出する温度セン
サの検出信号と標準的に設定した温水温度(約38℃)
の基準信号との差により、スイツチング素子の通電を制
御してノズルから噴出する温水の温度を一定温度に維持
させるようにした瞬間加熱方式のものとがある。また、
濡れた被洗浄部を乾燥する手段としては、温水噴出ノズ
ルの近くに被洗浄部に向けて温風の吹出口を開口した送
風機に、空気加熱用のヒータと温風用の温度センサとを
収容し、電源に送風機を接続するとともに、スイツチン
グ素子を介して加熱用ヒータを接続し、温度センサの設
定温度と標準的に設定した温風温度の基準信号との差に
よりヒータの通電を制御して温風を送出するよう構成さ
れている。
温水を噴出させるよう便器に取付けたノズルとの間に貯
湯タンクを設けて給水管により連通させ、このタンクに
は温度調節器とヒータを収容し、温度調節器によりヒー
タの通電を制御して前記タンク内に流入する水道水を所
定温度に加温し、給水管の配管途中に設けた電磁弁など
のバルブを開放して、タンク内の加温された温水をノズ
ルから噴出するようにした貯湯方式のものと、給水源と
ノズルとの間に、電磁弁及び筒状ケース内にヒータと温
度センサを収容した加温装置を設けて給水管により連通
させ、前記ヒータを電源にスイツチング素子を介して接
続し、加温装置内に流入する水をヒータにより瞬間的に
加温するとともに、この温水の温度を検出する温度セン
サの検出信号と標準的に設定した温水温度(約38℃)
の基準信号との差により、スイツチング素子の通電を制
御してノズルから噴出する温水の温度を一定温度に維持
させるようにした瞬間加熱方式のものとがある。また、
濡れた被洗浄部を乾燥する手段としては、温水噴出ノズ
ルの近くに被洗浄部に向けて温風の吹出口を開口した送
風機に、空気加熱用のヒータと温風用の温度センサとを
収容し、電源に送風機を接続するとともに、スイツチン
グ素子を介して加熱用ヒータを接続し、温度センサの設
定温度と標準的に設定した温風温度の基準信号との差に
よりヒータの通電を制御して温風を送出するよう構成さ
れている。
被洗浄部の洗浄に際して貯湯方式のものは、洗浄時間が
長くなるなどによつてタンク内の温水を便用してしまう
と、水道水が直接噴出したり、あるいは次の温水が利用
できるまでにしばらく時間がかかつたり、また、使用中
に温水の温度を任意に変更できないなどの問題があつ
た。次に、瞬間加熱方式のものは、ヒータの通電を、標
準的に設定した温度の温水が得られるように制御するこ
とができるので、洗浄時間が比較的長くなつても適温の
温水が常時得られ、また、連続使用した場合でも、貯湯
方式のような水温が低下して使用できなくなるというこ
とはない。しかし、外気温の変化や個人の感覚の相違に
より、温水が被洗浄部に触れたとき、冷たく感じたり、
逆に、熱く感じたりして使用者に不快感をいだかせると
いう問題がある。この場合、温水の標準的な設定温度
(約38℃)を、例えば、マイコン制御により可変でき
るようにし、使用者自身が好みの温度の温水が得られる
ようにしたものも開発されている。このため、使用者が
自分の使用に適した温度が何度であるかを事前に知るこ
とができれば、次に利用する際は用便後までに自分が使
用する温水温度を事前に設定することが可能となる。し
かし、現在市販されている衛生洗浄装置には、温水温度
を表示する手段が設けられていない。このため、温水の
温度は使用者個人の感覚により異なることが多いので、
被洗浄部を洗浄する都度、使用者は自分に適した温水温
度を調節しなければならないので非常に面倒であつた。
このことは、被洗浄部の乾燥を行うための温風の温度及
び便座の温度を調整する場合も同様で、これらの温度調
整は使用者にとつて非常に煩わしいものであつた。
長くなるなどによつてタンク内の温水を便用してしまう
と、水道水が直接噴出したり、あるいは次の温水が利用
できるまでにしばらく時間がかかつたり、また、使用中
に温水の温度を任意に変更できないなどの問題があつ
た。次に、瞬間加熱方式のものは、ヒータの通電を、標
準的に設定した温度の温水が得られるように制御するこ
とができるので、洗浄時間が比較的長くなつても適温の
温水が常時得られ、また、連続使用した場合でも、貯湯
方式のような水温が低下して使用できなくなるというこ
とはない。しかし、外気温の変化や個人の感覚の相違に
より、温水が被洗浄部に触れたとき、冷たく感じたり、
逆に、熱く感じたりして使用者に不快感をいだかせると
いう問題がある。この場合、温水の標準的な設定温度
(約38℃)を、例えば、マイコン制御により可変でき
るようにし、使用者自身が好みの温度の温水が得られる
ようにしたものも開発されている。このため、使用者が
自分の使用に適した温度が何度であるかを事前に知るこ
とができれば、次に利用する際は用便後までに自分が使
用する温水温度を事前に設定することが可能となる。し
かし、現在市販されている衛生洗浄装置には、温水温度
を表示する手段が設けられていない。このため、温水の
温度は使用者個人の感覚により異なることが多いので、
被洗浄部を洗浄する都度、使用者は自分に適した温水温
度を調節しなければならないので非常に面倒であつた。
このことは、被洗浄部の乾燥を行うための温風の温度及
び便座の温度を調整する場合も同様で、これらの温度調
整は使用者にとつて非常に煩わしいものであつた。
本発明は前述の欠点を除去して、瞬間加熱方式の衛生洗
浄装置に、温水,温風,便座温度の表示装置を設け、使
用者が自分に適した温水や温風の温度を事前に知ること
により、被洗浄部の洗浄,乾燥を快適な温度で行うよう
にした衛生洗浄装置の温度表示装置を提供することにあ
る。
浄装置に、温水,温風,便座温度の表示装置を設け、使
用者が自分に適した温水や温風の温度を事前に知ること
により、被洗浄部の洗浄,乾燥を快適な温度で行うよう
にした衛生洗浄装置の温度表示装置を提供することにあ
る。
本発明は瞬間加熱方式の洗浄手段、乾燥手段、及びこれ
ら両手段の目標温度を任意に可変設定することにより前
記可変設定した目標温度をレベルメータにより表示する
手段を備えて、衛生洗浄装置の使用者が自分に適した温
水や温風の温度を容易に知ることができるようにしたこ
とを特徴とする。
ら両手段の目標温度を任意に可変設定することにより前
記可変設定した目標温度をレベルメータにより表示する
手段を備えて、衛生洗浄装置の使用者が自分に適した温
水や温風の温度を容易に知ることができるようにしたこ
とを特徴とする。
以下本発明の温度表示装置の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図および第2図において、1は便器2上に開閉自在
に設けた便座で、この便座1後背部の便器2には、横長
の制御箱体3を取付け、この箱体3内には給水源と接続
する給水管4を電磁弁5を介して配管し、その先端に温
水噴出用のノズル6を取付け、ノズル6と電磁弁5との
間には、加熱ヒータと温度センサとを内蔵した筒状ケー
ス7a内に水道水が流入した場合、これをヒータにより
瞬間的に目標温度まで加温する加温装置7を管接続し、
前記ノズル6の近くに吹出口を開口して被洗浄部に向け
て温風を送出するためにヒータ8と温度センサとを内蔵
した送風機9からなる温風装置10が収容されている。
また、便座1の内部には便座保温用のヒータ11と温度
センサが収容されている。更に、便座1の側方には制御
箱体3を延出して温水温度制御装置12と第4図に示す
本発明の温度表示装置13とを収容する操作箱3aが形
成され、この操作箱3a上面の操作盤には、使用者が押
動操作するに適した位置にキースイツチS1〜S6の押釦
を、例えば、「停止」(S1),「乾燥」(S2),「洗
浄」(S3),「便座」(S4),「高温」(S5),「低
温」(S6)と表示して配置するとともに、温水の目標温
度を表示するレベルメータ14が設けられている。そし
て、前記制御装置12と温度表示装置13には、第3図
に示すように、電源15に接続した降圧変圧器Trの2次
側に接続される電源装置(年圧器Trの2次側に接続した
ダイオードブリツジDB、ダイオードブリツジDBの出
力端に並列接続した平滑コンデンサC1,定電圧装置AV
R、定電圧装置AVRの出力端と接地間に接続した平滑
コンデンサC2にて構成する)16に設けた定電圧電源V
ccの出力端から出力される商用電源を降圧して全波整流
した直流電力が供給される。また、電源15には電磁弁
5とリレーXの常開接点Xaを直列に接続した回路と、水
道水加熱用ヒータHとスイツチング素子Thを直列に接続
した回路とが並列に接続されており、ノズル6から温水
を噴出させるときは、「洗浄」と表示した押釦を押す
と、キースイツチS3が投入されて、第5図に示す電磁弁
制御装置17(この装置17にも電源装置16から定電
圧電源Vccが供給される)のリレーXを励磁し、その常
開接点Xaを閉路すると、電磁弁5は通電されて開放し、
水道水が加温装置7に流入する。加温装置7に流入した
水は制御装置12からの指令信号によりオン動作するス
イツチング素子Thにより通電制御されるヒータHによつ
て目標温度まで瞬間的に加温されて、目標温度の温水が
ノズル6から噴出する。この際、温水の温度を目標温度
(例えば、38℃)から上昇させたり、降下させる場合
は、第1図に示す「高温」あるいは「低温」と表示した
押釦を押してキースイツチS5またはS6を投入することに
より、温水温度制御装置12内の図示しない温度制御機
構を例えば、マイコン制御により駆動制御して、前記目
標温度の基準信号を可変設定し、可変した目標温度の設
定値と温度センサにより検出した温水の現在温度の検出
値とによりヒータHを通電制御して温水の温度制御を行
う。即ち、温水の温度が冷たく感ずれば「高温」の押釦
を押動操作し、逆に、熱く感じれば「低温」の押釦を押
動操作することにより、自身の感覚に合つた目標温度に
任意に可変設定でき、この目標温度はレベルメータ14
に表示することができる。
に設けた便座で、この便座1後背部の便器2には、横長
の制御箱体3を取付け、この箱体3内には給水源と接続
する給水管4を電磁弁5を介して配管し、その先端に温
水噴出用のノズル6を取付け、ノズル6と電磁弁5との
間には、加熱ヒータと温度センサとを内蔵した筒状ケー
ス7a内に水道水が流入した場合、これをヒータにより
瞬間的に目標温度まで加温する加温装置7を管接続し、
前記ノズル6の近くに吹出口を開口して被洗浄部に向け
て温風を送出するためにヒータ8と温度センサとを内蔵
した送風機9からなる温風装置10が収容されている。
また、便座1の内部には便座保温用のヒータ11と温度
センサが収容されている。更に、便座1の側方には制御
箱体3を延出して温水温度制御装置12と第4図に示す
本発明の温度表示装置13とを収容する操作箱3aが形
成され、この操作箱3a上面の操作盤には、使用者が押
動操作するに適した位置にキースイツチS1〜S6の押釦
を、例えば、「停止」(S1),「乾燥」(S2),「洗
浄」(S3),「便座」(S4),「高温」(S5),「低
温」(S6)と表示して配置するとともに、温水の目標温
度を表示するレベルメータ14が設けられている。そし
て、前記制御装置12と温度表示装置13には、第3図
に示すように、電源15に接続した降圧変圧器Trの2次
側に接続される電源装置(年圧器Trの2次側に接続した
ダイオードブリツジDB、ダイオードブリツジDBの出
力端に並列接続した平滑コンデンサC1,定電圧装置AV
R、定電圧装置AVRの出力端と接地間に接続した平滑
コンデンサC2にて構成する)16に設けた定電圧電源V
ccの出力端から出力される商用電源を降圧して全波整流
した直流電力が供給される。また、電源15には電磁弁
5とリレーXの常開接点Xaを直列に接続した回路と、水
道水加熱用ヒータHとスイツチング素子Thを直列に接続
した回路とが並列に接続されており、ノズル6から温水
を噴出させるときは、「洗浄」と表示した押釦を押す
と、キースイツチS3が投入されて、第5図に示す電磁弁
制御装置17(この装置17にも電源装置16から定電
圧電源Vccが供給される)のリレーXを励磁し、その常
開接点Xaを閉路すると、電磁弁5は通電されて開放し、
水道水が加温装置7に流入する。加温装置7に流入した
水は制御装置12からの指令信号によりオン動作するス
イツチング素子Thにより通電制御されるヒータHによつ
て目標温度まで瞬間的に加温されて、目標温度の温水が
ノズル6から噴出する。この際、温水の温度を目標温度
(例えば、38℃)から上昇させたり、降下させる場合
は、第1図に示す「高温」あるいは「低温」と表示した
押釦を押してキースイツチS5またはS6を投入することに
より、温水温度制御装置12内の図示しない温度制御機
構を例えば、マイコン制御により駆動制御して、前記目
標温度の基準信号を可変設定し、可変した目標温度の設
定値と温度センサにより検出した温水の現在温度の検出
値とによりヒータHを通電制御して温水の温度制御を行
う。即ち、温水の温度が冷たく感ずれば「高温」の押釦
を押動操作し、逆に、熱く感じれば「低温」の押釦を押
動操作することにより、自身の感覚に合つた目標温度に
任意に可変設定でき、この目標温度はレベルメータ14
に表示することができる。
次に、温水の目標温度を表示する温度表示装置13の回
路構成を第4図により説明する。本発明の温度表示装置
13は、例えば、周期0.5秒のパルス波形を出力する
発振回路20と、温水温度を可変するための「高温」,
「低温」用のキースイツチS5,S6を有するスイツチ回路
21と、発振回路20とスイツチ回路21との出力信号
により駆動するレベルメータ駆動回路22と、表示素子
としてレベルメータ14を有する表示回路23とによつ
て構成されている。
路構成を第4図により説明する。本発明の温度表示装置
13は、例えば、周期0.5秒のパルス波形を出力する
発振回路20と、温水温度を可変するための「高温」,
「低温」用のキースイツチS5,S6を有するスイツチ回路
21と、発振回路20とスイツチ回路21との出力信号
により駆動するレベルメータ駆動回路22と、表示素子
としてレベルメータ14を有する表示回路23とによつ
て構成されている。
前記発振回路20は、定電圧電源Vccと接地間に直列に
挿入したダイオードD1とD2の接続点に、3つのナンド素
子IC1,IC2,IC3を抵抗R1を介して直列に接続し、ナン
ド素子IC3の出力端は抵抗R2,R1を介してナンド素子IC1
を入力端に接続され、同じくナンド素子IC1の入力端は
抵抗R1及びコンデンサC4を介してナンド素子IC2の出力
端に接続して構成する。スイツチ回路21は定電圧電源
Vccと接地間に、温水温度制御装置12と接続したキー
スイツチS5「高温」,S6「低温」をそれぞれ個別に抵抗
R3,R4を介して挿入接続するとともに、これらスイツチ
S5,S6をオア素子IC4の入力端に接続して構成する。レ
ベルメータ駆動回路22は、2ケのアンド素子IC5,IC6
とアツプダウンカウンタ(以下単にカウンタという)IC
7と、BCD信号を10進信号に変換するデコーダIC8と、
2つのノツト素子IC9,IC10からなり、アンド素子IC5の
入力端には、オア素子IC4の入力端、ナンド素子IC1及び
ノツト回路IC9の各出力端をそれぞれ接続し、出力端は
カウンタIC7のCLOCK DOWN(以下CDという)入力に接
続する。また、アンド素子IC6の入力端は、アンド素子I
C5と同様、オア素子IC4の入力端、ナンド素子IC1及びノ
ツト回路IC10の各出力端を接続し、出力端はカウンタIC
7のCLOCK UP(以下CUという)入力端に接続する。
また、カウンタIC7の出力端A,B,C,DはデコーダI
C8の入力端DIN5〜DIN8にそれぞれ接続する。プリセツト
入力端PRは定電圧電源Vccと接地間に直列に挿入した
抵抗R5とコンデンサC2と接続点に接続し、更に、カウン
タIC7のDIN1,DIN2入力端は定電圧電源Vccに接続し、D
IN3,DIN4入力端及びクリア入力端CLはそれぞれ接地
されている。そして、プリセツト入力端PRは、電源1
5が投入されていない場合、コンデンサC3が充電されて
ないので“L”レベルとなつており、電源15の投入に
よりコンデンサC3が充電されると、“H”レベルとな
る。また、クロツクはアツプカウント入力とダウンカウ
ント入力がそれぞれ独立してともにパルスの立ち上がり
でカウントを開始する。更に、入力端DIN1,DIN2は
“H”レベルに、DIN3,DIN4は“L”レベルにセツトさ
れている。一方、デコーダIC8は7ケの出力端Q0乃至Q6
を有し、このうち、第1の出力端Q0はノツト素子IC9を
介してアンド素子IC5の入力端に、また、第7の出力端Q
6はノツト素子IC10を介してアンド素子IC6の入力端にそ
れぞれ接続されている。表示回路23はデコーダIC8の
出力端Q0乃至Q6と接地間に、抵抗R6乃至R12とレベルメ
ータ14を構成するLED素子LD1乃至LD7とをそれぞれ
直列に接続して構成されている。
挿入したダイオードD1とD2の接続点に、3つのナンド素
子IC1,IC2,IC3を抵抗R1を介して直列に接続し、ナン
ド素子IC3の出力端は抵抗R2,R1を介してナンド素子IC1
を入力端に接続され、同じくナンド素子IC1の入力端は
抵抗R1及びコンデンサC4を介してナンド素子IC2の出力
端に接続して構成する。スイツチ回路21は定電圧電源
Vccと接地間に、温水温度制御装置12と接続したキー
スイツチS5「高温」,S6「低温」をそれぞれ個別に抵抗
R3,R4を介して挿入接続するとともに、これらスイツチ
S5,S6をオア素子IC4の入力端に接続して構成する。レ
ベルメータ駆動回路22は、2ケのアンド素子IC5,IC6
とアツプダウンカウンタ(以下単にカウンタという)IC
7と、BCD信号を10進信号に変換するデコーダIC8と、
2つのノツト素子IC9,IC10からなり、アンド素子IC5の
入力端には、オア素子IC4の入力端、ナンド素子IC1及び
ノツト回路IC9の各出力端をそれぞれ接続し、出力端は
カウンタIC7のCLOCK DOWN(以下CDという)入力に接
続する。また、アンド素子IC6の入力端は、アンド素子I
C5と同様、オア素子IC4の入力端、ナンド素子IC1及びノ
ツト回路IC10の各出力端を接続し、出力端はカウンタIC
7のCLOCK UP(以下CUという)入力端に接続する。
また、カウンタIC7の出力端A,B,C,DはデコーダI
C8の入力端DIN5〜DIN8にそれぞれ接続する。プリセツト
入力端PRは定電圧電源Vccと接地間に直列に挿入した
抵抗R5とコンデンサC2と接続点に接続し、更に、カウン
タIC7のDIN1,DIN2入力端は定電圧電源Vccに接続し、D
IN3,DIN4入力端及びクリア入力端CLはそれぞれ接地
されている。そして、プリセツト入力端PRは、電源1
5が投入されていない場合、コンデンサC3が充電されて
ないので“L”レベルとなつており、電源15の投入に
よりコンデンサC3が充電されると、“H”レベルとな
る。また、クロツクはアツプカウント入力とダウンカウ
ント入力がそれぞれ独立してともにパルスの立ち上がり
でカウントを開始する。更に、入力端DIN1,DIN2は
“H”レベルに、DIN3,DIN4は“L”レベルにセツトさ
れている。一方、デコーダIC8は7ケの出力端Q0乃至Q6
を有し、このうち、第1の出力端Q0はノツト素子IC9を
介してアンド素子IC5の入力端に、また、第7の出力端Q
6はノツト素子IC10を介してアンド素子IC6の入力端にそ
れぞれ接続されている。表示回路23はデコーダIC8の
出力端Q0乃至Q6と接地間に、抵抗R6乃至R12とレベルメ
ータ14を構成するLED素子LD1乃至LD7とをそれぞれ
直列に接続して構成されている。
次に、本発明の温度表示装置13の動作について説明す
る。
る。
初めに、レベルメータ14を構成するLED素子LD1乃
至LD7は、LD1が点灯したときは温水の最低温度(約35
℃)を表示し、LD7が点灯したときは温水の最高温度
(41℃)を表示するようになつており、しかも、前記
LED素子LD1乃至LD7はデコーダIC8からの出力信号に
おり、本実施例では温水温度が1℃変化する毎に前にL
ED素子が消灯し、次のLED素子が点灯するようにな
つている。また、レベルメータ14はノズル6から噴出
する温水温度が35〜41℃の間で可変する状態を表示
するように設定されており、常時はLED素子L4が点灯
して温水の目標温度(約38℃)を表示する。
至LD7は、LD1が点灯したときは温水の最低温度(約35
℃)を表示し、LD7が点灯したときは温水の最高温度
(41℃)を表示するようになつており、しかも、前記
LED素子LD1乃至LD7はデコーダIC8からの出力信号に
おり、本実施例では温水温度が1℃変化する毎に前にL
ED素子が消灯し、次のLED素子が点灯するようにな
つている。また、レベルメータ14はノズル6から噴出
する温水温度が35〜41℃の間で可変する状態を表示
するように設定されており、常時はLED素子L4が点灯
して温水の目標温度(約38℃)を表示する。
即ち、今、衛生洗浄装置に通電すると、カウンタIC7の
プリセツト入力端PRは、コンデンサC3が充電されてい
ないので“L”レベルになつているが、抵抗R5を通して
コンデンサC3が次第に充電されるにしたがつて“H”レ
ベルとなる。カウンタIC7はプリセツト入力端が“L”
レベルのとき、DIN1乃至DIN4のデータを読み込み、この
データはカウンタIC7の出力端A乃至Dから出力する。
なお、カウンタIC7のDIN1,DIN2は“H”レベルに、DIN
3,DIN4は“L”レベルに設定されているので、出力端
A,Bは“H”レベルを、出力端C,Dは“L”レベル
を出力する。デコーダIC8はカウンタIC7の出力を受ける
と、デコーダIC8のどれか一つの出力を“H”レベルに
し、他はすべて“L”レベルにする。今、カウンタIC7
からはDIN5,DIN6が“H”レベルに、DIN7,DIN8が
“L”レベルの出力を受けているので、デコーダIC8の
出力端Q3より“H”レベルが出力されてLED素子LD4
が点灯する。LED素子LD4の点灯により、ノズル6か
らは目標温度の温水を噴出することがレベルメータ14
により表示される。
プリセツト入力端PRは、コンデンサC3が充電されてい
ないので“L”レベルになつているが、抵抗R5を通して
コンデンサC3が次第に充電されるにしたがつて“H”レ
ベルとなる。カウンタIC7はプリセツト入力端が“L”
レベルのとき、DIN1乃至DIN4のデータを読み込み、この
データはカウンタIC7の出力端A乃至Dから出力する。
なお、カウンタIC7のDIN1,DIN2は“H”レベルに、DIN
3,DIN4は“L”レベルに設定されているので、出力端
A,Bは“H”レベルを、出力端C,Dは“L”レベル
を出力する。デコーダIC8はカウンタIC7の出力を受ける
と、デコーダIC8のどれか一つの出力を“H”レベルに
し、他はすべて“L”レベルにする。今、カウンタIC7
からはDIN5,DIN6が“H”レベルに、DIN7,DIN8が
“L”レベルの出力を受けているので、デコーダIC8の
出力端Q3より“H”レベルが出力されてLED素子LD4
が点灯する。LED素子LD4の点灯により、ノズル6か
らは目標温度の温水を噴出することがレベルメータ14
により表示される。
この状態で、使用者が第1図に示す「低温」と表示した
キースイツチS6を投入すると、このスイツチS6と接続し
ているオア素子のIC4の一方の入力端が“H”レベルと
なり、オア素子IC4の出力端から“H”レベルの信号が
発振回路20とナンド素子IC1に入力されて発振回路2
0は発振を開始する。このため、レベルメータ駆動回路
22のアンド素子IC5の入力端はすべて“H”レベルと
なり、その出力端が“H”レベルの信号を出力する。こ
の際、アンド素子IC5の入力端のどれか一つが“L”レ
ベルの場合、アンド素子IC5の出力端からは“L”レベ
ルの信号が出力される。アンド素子IC5より出力した
“H”レベルの信号はカウンタIC7のCD入力端に入力
され、カンウンタIC7はクロツク信号の“H”レベルの
立ち上がり時においてカウントを一つダウンカツントす
る。したがつて、カウンタIC7の出力端Aは“H”レベ
ルから“L”レベルになり、Bは“H”レベル、C,D
は“L”レベルのままである。このように、カウンタIC
7の出力端Bのみが“H”レベルに変化したことによつ
て、デコーダIC8はその出力端Q3が“H”レベルを出力
していたのが、Q2が“H”レベルを出力し、他はすべて
“L”レベルとなるため、点灯していたLED素子LD4
は消灯し、LED素子LD3が点灯する。即ち、目標温度
より約1℃低い温水温度を表示する。このため、ノズル
6から噴出する温水は温水温度制御装置12からの指令
によりヒータHを通電制御して一定時間後(約5〜10
秒)に目標温度より約1℃低い温水を噴出させる。前記
のように、LED素子LD3が点灯した時点でキースイツ
チS6を遮断すると、オア素子IC4のキースイツチS6と接
続している入力端およびその出力端が“L”レベルとな
つて発振回路20が発振を停止するため、アンド素子IC
5の出力端は“L”レベルとなり、カウンタIC7はカウン
トを停止し、LED素子LD3は点灯したままとなる。こ
の時点でキースイツチS6を再度投入すると、前記同様、
カウンタIC7は一つダウンカウントし、LED素子LD2を
点灯する。このあと、再度キースイツチS6を投入すれ
ば、LED素子LD1が点灯し、また、前記LED素子LD4
が点灯している時にキースイツチS6を連続して押しつづ
けていると、発振回路20は発振しつづけ、カウンタIC
7はアンド素子IC5から出力されるクロツク信号の立ち上
りが繰返されるたびにダウンカウントし、カウンタIC7
がダウンカウントを行うたびにLED素子LD4乃至LD1が
順次点灯し、カウンタIC7のダウンカウントによりその
出力端A乃至Dがすべて“L”レベルになると、デコー
ダIC8の出力端Q0とのみが“H”レベルとなる。このた
めノツト素子IC9はその出力端から“L”レベルの信号
を出力し、ノツト素子IC9と接続しているアンド素子IC5
の入力嘆が“L”レベルとなり。このため、アンド素子
IC5の他の2つの入力端が“H”レベルとなつていて
も、アンド素子IC5の出力端は“L”レベルとなり、ク
ロツク信号の出力が停止され、カウンタIC7のダウンカ
ウントは止まり、以後キースイツチS6を押しつづけて
も、LED素子LD1は点灯したままとなる。LED素子L
D1が点灯しているときは、最低温度の温水(約35℃)
が噴出することを表示する。
キースイツチS6を投入すると、このスイツチS6と接続し
ているオア素子のIC4の一方の入力端が“H”レベルと
なり、オア素子IC4の出力端から“H”レベルの信号が
発振回路20とナンド素子IC1に入力されて発振回路2
0は発振を開始する。このため、レベルメータ駆動回路
22のアンド素子IC5の入力端はすべて“H”レベルと
なり、その出力端が“H”レベルの信号を出力する。こ
の際、アンド素子IC5の入力端のどれか一つが“L”レ
ベルの場合、アンド素子IC5の出力端からは“L”レベ
ルの信号が出力される。アンド素子IC5より出力した
“H”レベルの信号はカウンタIC7のCD入力端に入力
され、カンウンタIC7はクロツク信号の“H”レベルの
立ち上がり時においてカウントを一つダウンカツントす
る。したがつて、カウンタIC7の出力端Aは“H”レベ
ルから“L”レベルになり、Bは“H”レベル、C,D
は“L”レベルのままである。このように、カウンタIC
7の出力端Bのみが“H”レベルに変化したことによつ
て、デコーダIC8はその出力端Q3が“H”レベルを出力
していたのが、Q2が“H”レベルを出力し、他はすべて
“L”レベルとなるため、点灯していたLED素子LD4
は消灯し、LED素子LD3が点灯する。即ち、目標温度
より約1℃低い温水温度を表示する。このため、ノズル
6から噴出する温水は温水温度制御装置12からの指令
によりヒータHを通電制御して一定時間後(約5〜10
秒)に目標温度より約1℃低い温水を噴出させる。前記
のように、LED素子LD3が点灯した時点でキースイツ
チS6を遮断すると、オア素子IC4のキースイツチS6と接
続している入力端およびその出力端が“L”レベルとな
つて発振回路20が発振を停止するため、アンド素子IC
5の出力端は“L”レベルとなり、カウンタIC7はカウン
トを停止し、LED素子LD3は点灯したままとなる。こ
の時点でキースイツチS6を再度投入すると、前記同様、
カウンタIC7は一つダウンカウントし、LED素子LD2を
点灯する。このあと、再度キースイツチS6を投入すれ
ば、LED素子LD1が点灯し、また、前記LED素子LD4
が点灯している時にキースイツチS6を連続して押しつづ
けていると、発振回路20は発振しつづけ、カウンタIC
7はアンド素子IC5から出力されるクロツク信号の立ち上
りが繰返されるたびにダウンカウントし、カウンタIC7
がダウンカウントを行うたびにLED素子LD4乃至LD1が
順次点灯し、カウンタIC7のダウンカウントによりその
出力端A乃至Dがすべて“L”レベルになると、デコー
ダIC8の出力端Q0とのみが“H”レベルとなる。このた
めノツト素子IC9はその出力端から“L”レベルの信号
を出力し、ノツト素子IC9と接続しているアンド素子IC5
の入力嘆が“L”レベルとなり。このため、アンド素子
IC5の他の2つの入力端が“H”レベルとなつていて
も、アンド素子IC5の出力端は“L”レベルとなり、ク
ロツク信号の出力が停止され、カウンタIC7のダウンカ
ウントは止まり、以後キースイツチS6を押しつづけて
も、LED素子LD1は点灯したままとなる。LED素子L
D1が点灯しているときは、最低温度の温水(約35℃)
が噴出することを表示する。
次に、「高温」と表示したキースイツチS5を投入した場
合について説明する。キースイツチS5を投入すると、キ
ースイツチS5と接続するオア素子IC4の入力端は“H”
レベルになり、同時にその出力端も“H”レベルとな
る。このため発振回路20は発振を開始し、レベルメー
タ駆動回路22のアンド素子IC6の全入力端子は“H”
レベルとなつてその出力端からクロツク信号を出力し、
カウンタIC7のCU入力端に入力され、前記クロツク信
号の立ち上がり時にカウントを1カウントアツプする。
したがつて、カウンタIC7の出力端Aは“L”レベルか
ら“H”レベルになり、B乃至Dは“L”レベルのまま
となる。このため、デコーダIC8はQ0が“H”レベルで
あつたのが“L”レベルとなり、逆に、Q1が“H”レベ
ルになるため、LED素子の点灯はLD1が消灯し、LD2が
点灯する。この際、エコーダIC8の出力端Q0が“L”レ
ベルになつたので、ノツト素子IC7と接続するアンド素
子IC5の入力端は“H”レベルとなる。LED素子LD2が
点灯した時点でキースイツチS5の投入を止めれば、オア
素子IC4のキースイツチS5と接続する入力端は“L”レ
ベルになつて、発振回路20の発振を停止させ、LED
素子LD2を点灯させたままにする。即ち、温水温度を最
低温度より1℃高い温度(約36℃)であることを表示
する。このため、ノズル6からは、制御装置12により
ヒータHが通電制御されて、約36℃の温水が噴出す
る。引続いてキースイツチS5を投入すれば、カウンタIC
7はアツプカウントし、次のLED素子L3を点灯する。
また、LED素子LD1あるいはLD2が点灯している時点で
キースイツチS5を投入しつづけると、LED素子はLD1
またはLD2よりLD3………LD7を点灯する素子が順次変
る。これは、キースイツチS5を投入しつづけている間、
発振回路20は発振をつづけ、アンド素子IC6からクロ
ツク信号がカウンタIC7のCU入力端に入力されてカウ
ントアツプを繰返すからである。そして、LED素子LD
7が点灯すると、即ち、カウンタIC7の出力端B,Cが
“H”レベルで、A,Dが“L”レベルになつて、デコ
ーダIC8と出力端Q6は“H”レベルになると、ノツト素
子IC10の出力端から“L”レベルの信号が出力され、ノ
ツト素子IC10と接続しているアンド素子IC6の入力端が
“L”レベルとなる。このためアンド素子IC6は他の2
つの入力端が“H”レベルであつてもその出力端からは
“L”レベルの信号が出力されるので、カウンタIC7は
アツプカウントを停止する。したがつて、以後キースイ
ツチS5を投入しつづけても、LED素子LD7が点灯した
ままとなる。LED素子LD7が点灯しているときは、温
水は最高温度(約41℃)で噴出していることを表示す
る。
合について説明する。キースイツチS5を投入すると、キ
ースイツチS5と接続するオア素子IC4の入力端は“H”
レベルになり、同時にその出力端も“H”レベルとな
る。このため発振回路20は発振を開始し、レベルメー
タ駆動回路22のアンド素子IC6の全入力端子は“H”
レベルとなつてその出力端からクロツク信号を出力し、
カウンタIC7のCU入力端に入力され、前記クロツク信
号の立ち上がり時にカウントを1カウントアツプする。
したがつて、カウンタIC7の出力端Aは“L”レベルか
ら“H”レベルになり、B乃至Dは“L”レベルのまま
となる。このため、デコーダIC8はQ0が“H”レベルで
あつたのが“L”レベルとなり、逆に、Q1が“H”レベ
ルになるため、LED素子の点灯はLD1が消灯し、LD2が
点灯する。この際、エコーダIC8の出力端Q0が“L”レ
ベルになつたので、ノツト素子IC7と接続するアンド素
子IC5の入力端は“H”レベルとなる。LED素子LD2が
点灯した時点でキースイツチS5の投入を止めれば、オア
素子IC4のキースイツチS5と接続する入力端は“L”レ
ベルになつて、発振回路20の発振を停止させ、LED
素子LD2を点灯させたままにする。即ち、温水温度を最
低温度より1℃高い温度(約36℃)であることを表示
する。このため、ノズル6からは、制御装置12により
ヒータHが通電制御されて、約36℃の温水が噴出す
る。引続いてキースイツチS5を投入すれば、カウンタIC
7はアツプカウントし、次のLED素子L3を点灯する。
また、LED素子LD1あるいはLD2が点灯している時点で
キースイツチS5を投入しつづけると、LED素子はLD1
またはLD2よりLD3………LD7を点灯する素子が順次変
る。これは、キースイツチS5を投入しつづけている間、
発振回路20は発振をつづけ、アンド素子IC6からクロ
ツク信号がカウンタIC7のCU入力端に入力されてカウ
ントアツプを繰返すからである。そして、LED素子LD
7が点灯すると、即ち、カウンタIC7の出力端B,Cが
“H”レベルで、A,Dが“L”レベルになつて、デコ
ーダIC8と出力端Q6は“H”レベルになると、ノツト素
子IC10の出力端から“L”レベルの信号が出力され、ノ
ツト素子IC10と接続しているアンド素子IC6の入力端が
“L”レベルとなる。このためアンド素子IC6は他の2
つの入力端が“H”レベルであつてもその出力端からは
“L”レベルの信号が出力されるので、カウンタIC7は
アツプカウントを停止する。したがつて、以後キースイ
ツチS5を投入しつづけても、LED素子LD7が点灯した
ままとなる。LED素子LD7が点灯しているときは、温
水は最高温度(約41℃)で噴出していることを表示す
る。
なお、本発明は、温水の温度を表示する実施例について
説明したが、本発明の温度表示装置の温風温度の制御装
置や便座温度の制御装置と組合せて使用することによ
り、前記温風温度や便座温度を表示するようにしてもよ
いことは勿論である。
説明したが、本発明の温度表示装置の温風温度の制御装
置や便座温度の制御装置と組合せて使用することによ
り、前記温風温度や便座温度を表示するようにしてもよ
いことは勿論である。
本発明は以上説明したように構成されているので、次の
ような効果を有する。
ような効果を有する。
、本発明は、温水温度制御装置に、温水の設定温度を
点灯表示する温度表示装置を備え、この温度表示装置は
温水の設定温度に追随してその湯温を表示する複数のL
ED素子からなるレベルメータが、衛生洗浄装置を内蔵
する制御箱体の操作箱上面の操作盤上に設けてあるた
め、使用者は前記レベルメータの点灯位置を見ることに
より、常に自分が選択した湯温を事前に把握することが
可能となる結果、衛生洗浄装置の使用に際し、あらかじ
め自分が使用する温水の温度が確認できることはもとよ
り、使用者は自分の好みの温水温度の設定が容易に行え
る結果、被洗浄部の洗浄を快適に行うことができる。
点灯表示する温度表示装置を備え、この温度表示装置は
温水の設定温度に追随してその湯温を表示する複数のL
ED素子からなるレベルメータが、衛生洗浄装置を内蔵
する制御箱体の操作箱上面の操作盤上に設けてあるた
め、使用者は前記レベルメータの点灯位置を見ることに
より、常に自分が選択した湯温を事前に把握することが
可能となる結果、衛生洗浄装置の使用に際し、あらかじ
め自分が使用する温水の温度が確認できることはもとよ
り、使用者は自分の好みの温水温度の設定が容易に行え
る結果、被洗浄部の洗浄を快適に行うことができる。
、又、本発明は、高温又は低温用の1対のキースイツ
チを備えたスイツチ回路と、このスイツチ回路の作動に
より1定周期のパルス信号を出力する発振回路とに接続
したアップダウンカウンタと、前記カウンタからの出力
信号(アップ又はダウンカウント)を受けたとき、その
出力信号に対応する1つの出力端のみから“H”レベル
の信号(従って、他の出力端は“L”レベルの信号を出
力している)をレベルメータに出力するデコーダとによ
って、レベルメータ駆動回路が構成してあるので、LE
D素子を複数個有して構成したレベルメータは、常に現
実に設定した温水温度を示すLED素子を1個のみ点灯
して湯温表示を正確に行うことができるため、衛生洗浄
装置の使用者は、複数のLED素子を用いて構成したレ
ベルメータが、操作盤上において常に1個のLED素子
のみしか点灯していないので、その点灯個所の把握が容
易であることはもとより、1個のLED素子の点灯によ
って自らが設定した湯温の認識が1目瞭然となるため、
使用者は温水温度を迅速・容易に確認することができ
る。その上、設定した湯温を変更する場合はスイッチ回
路のキースイッチを高温又は低温側に操作することによ
り、容易に設定温度の変更を行うことができる。
チを備えたスイツチ回路と、このスイツチ回路の作動に
より1定周期のパルス信号を出力する発振回路とに接続
したアップダウンカウンタと、前記カウンタからの出力
信号(アップ又はダウンカウント)を受けたとき、その
出力信号に対応する1つの出力端のみから“H”レベル
の信号(従って、他の出力端は“L”レベルの信号を出
力している)をレベルメータに出力するデコーダとによ
って、レベルメータ駆動回路が構成してあるので、LE
D素子を複数個有して構成したレベルメータは、常に現
実に設定した温水温度を示すLED素子を1個のみ点灯
して湯温表示を正確に行うことができるため、衛生洗浄
装置の使用者は、複数のLED素子を用いて構成したレ
ベルメータが、操作盤上において常に1個のLED素子
のみしか点灯していないので、その点灯個所の把握が容
易であることはもとより、1個のLED素子の点灯によ
って自らが設定した湯温の認識が1目瞭然となるため、
使用者は温水温度を迅速・容易に確認することができ
る。その上、設定した湯温を変更する場合はスイッチ回
路のキースイッチを高温又は低温側に操作することによ
り、容易に設定温度の変更を行うことができる。
、更に、本発明の温度表示装置による温度表示は、温
水温度制御装置による温水温度の制御と一体的に行うこ
とができることはもとより、前記温水温度制御装置に設
けた高温あるいは低温用のキースイッチを連続的に投入
しつづけると、レベルメータを構成する複数のLED素
子は、アップダウンカウンタとレコーダとを組合せて簡
易に構成した前記レベルメータ駆動回路の採用により、
温水温度が1℃変化する毎にそれに追随して前のLED
素子を確実に消灯し、そして、次のLED素子を1個の
み確実に点灯させるという動作を順次繰返して、使用者
が自ら選択する好みの温水温度を的確に設定して表示さ
せることが可能となる。その上、前記キースイッチの操
作により、温度表示の変更が容易に行い得るとともに、
本発明の温度表示装置は温水温度制御装置による温水温
度の制御に追随して設定・表示することができるので、
ノズルから噴出する温水温度に相当する温度を迅速・確
実に設定して表示させることができ、かつ、その温水温
度による被洗浄部の洗浄を、湯温調節の煩わしさを解消
して迅速・良好に行うことができる利便性をも備えてい
る。
水温度制御装置による温水温度の制御と一体的に行うこ
とができることはもとより、前記温水温度制御装置に設
けた高温あるいは低温用のキースイッチを連続的に投入
しつづけると、レベルメータを構成する複数のLED素
子は、アップダウンカウンタとレコーダとを組合せて簡
易に構成した前記レベルメータ駆動回路の採用により、
温水温度が1℃変化する毎にそれに追随して前のLED
素子を確実に消灯し、そして、次のLED素子を1個の
み確実に点灯させるという動作を順次繰返して、使用者
が自ら選択する好みの温水温度を的確に設定して表示さ
せることが可能となる。その上、前記キースイッチの操
作により、温度表示の変更が容易に行い得るとともに、
本発明の温度表示装置は温水温度制御装置による温水温
度の制御に追随して設定・表示することができるので、
ノズルから噴出する温水温度に相当する温度を迅速・確
実に設定して表示させることができ、かつ、その温水温
度による被洗浄部の洗浄を、湯温調節の煩わしさを解消
して迅速・良好に行うことができる利便性をも備えてい
る。
第1図は本発明装置を備えた衛生洗浄装置の概略平面
図、第2図は側面図、第3図は衛生洗浄装置の概略を示
す電気回路図、第4図は本発明装置の電気回路図、第5
図は電磁弁制御装置の電気回路図である。 12……温水温度制御装置 13……温度表示装置、14……レベルメータ 20……発振回路、21……スイツチ回路 22……レベルメータ駆動回路 23……表示回路、S1乃至S6……キースイツチ
図、第2図は側面図、第3図は衛生洗浄装置の概略を示
す電気回路図、第4図は本発明装置の電気回路図、第5
図は電磁弁制御装置の電気回路図である。 12……温水温度制御装置 13……温度表示装置、14……レベルメータ 20……発振回路、21……スイツチ回路 22……レベルメータ駆動回路 23……表示回路、S1乃至S6……キースイツチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 立松 聡 愛知県春日井市愛知町1番地 株式会社愛 知電機工作所内 (72)発明者 渡辺 誠 愛知県春日井市愛知町1番地 株式会社愛 知電機工作所内 (72)発明者 安達 弘之 愛知県春日井市愛知町1番地 株式会社愛 知電機工作所内 審査官 川島 陵司
Claims (1)
- 【請求項1】給水源と、便座側のノズルとの間に配管し
た給水管の途中に、ヒータと湯温検出用のセンサとを備
えて水道水を所定の設定温度に瞬間的に加温する加温装
置を設置し、便座側にはヒータと温風温度検出用のセン
サとを備えた温風装置を設け、前記水道水及び空気加熱
用の各ヒータをスイッチング素子を介して電源と接続
し、該スイッチング素子を制御装置の指令信号によりオ
ンオフ制御するようにした衛生洗浄装置において、前記
制御装置には、該制御装置と接続されて温水温度を高温
あるいは低温側に可変させる1対のキースイッチを備え
て温水温度に対応する指令信号を出力するスイッチ回路
と、前記スイッチ回路の出力端と接続されてスイッチ回
路から出力される指令信号に対応して一定周期のパルス
信号を出力する発振回路と、入力端側をスイッチ回路と
発振回路との出力端にアンド素子を介して接続し、複数
の出力端側からは、スイッチ回路からの指令信号が出力
される毎にアップ又はダウンカウントして“H”レベル
の信号を所定の出力端より出力するアップダウンカウン
タ及びこのアップダウンカウンタから出力されるアップ
又はダウンカウントに相当する“H”レベルの信号が入
力されると既に“H”レベルの信号を出力していた出力
端が“L”レベルとなり、かつ、該出力端の前後に位置
する一方の出力端のみから前記入力信号に対応する
“H”レベルの信号を出力するデコーダを備えて構成し
たレベルメータ駆動回路と、このレベルメータ駆動回路
の所定数の出力端にレベルメータを構成する必要数のL
ED素子を接続した表示回路とによって構成した温度表
示装置を備え、前記スイッチ回路のキースイッチの操作
によりレベルメータ駆動回路の複数の出力端から個別に
出力される“H”レベルの出力信号にて温水温度の表示
を高温又は低温側に1℃変化する毎に、前記温度表示装
置の表示回路の複数のLED素子を順次消灯・点灯させ
て湯温の設定温度を1つのLED素子のみを点灯させて
表示するようにしたことを特徴とする衛生洗浄装置の温
度表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189116A JPH0625433B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 衛生洗浄装置の温度表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60189116A JPH0625433B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 衛生洗浄装置の温度表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250534A JPS6250534A (ja) | 1987-03-05 |
JPH0625433B2 true JPH0625433B2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=16235650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60189116A Expired - Lifetime JPH0625433B2 (ja) | 1985-08-28 | 1985-08-28 | 衛生洗浄装置の温度表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0625433B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2601017Y2 (ja) * | 1991-07-19 | 1999-11-02 | 東陶機器株式会社 | 便器装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535539A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-12 | Hitachi Ltd | Variable gain control unit |
JPS55110616A (en) * | 1979-02-16 | 1980-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | Temperature indicator for vehicle |
JPS5910638A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | 東陶機器株式会社 | 衛生洗浄装置 |
-
1985
- 1985-08-28 JP JP60189116A patent/JPH0625433B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535539A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-12 | Hitachi Ltd | Variable gain control unit |
JPS55110616A (en) * | 1979-02-16 | 1980-08-26 | Nissan Motor Co Ltd | Temperature indicator for vehicle |
JPS5910638A (ja) * | 1982-07-12 | 1984-01-20 | 東陶機器株式会社 | 衛生洗浄装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6250534A (ja) | 1987-03-05 |
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