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JPH06249484A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JPH06249484A
JPH06249484A JP5035237A JP3523793A JPH06249484A JP H06249484 A JPH06249484 A JP H06249484A JP 5035237 A JP5035237 A JP 5035237A JP 3523793 A JP3523793 A JP 3523793A JP H06249484 A JPH06249484 A JP H06249484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
heat exchanger
temperature sensor
refrigerant
outdoor heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5035237A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Matsumoto
隆幸 松本
Yoshiaki Okubo
吉晃 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP5035237A priority Critical patent/JPH06249484A/ja
Publication of JPH06249484A publication Critical patent/JPH06249484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2600/00Control issues
    • F25B2600/21Refrigerant outlet evaporator temperature

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置のコストアップを抑えつつ、確実かつ迅
速に霜を除去する。 【構成】 圧縮機11,室外熱交換器13,膨張弁15お
よび室内熱交換器16a〜16dを順次管路17a〜17f
で接続し、第1冷媒温度センサ31で圧縮機11への吸
込冷媒温度を、第2冷媒温度センサ32で低圧相当飽和
温度を夫々検出し、この検出信号に基づき制御部1で過
熱度を制御する冷媒回路。制御部1により、外気温度セ
ンサ34の検出した外気温度と、単一の熱交換器温度セ
ンサ33の検出した室内熱交換器13の温度の差を求
め、この差が一定値以下か否かを判別するとともに、一
定値以下と判別しとき、第2冷媒温度センサ32の検出
温度が一定値以下か否かを判別し、以下と判別したと
き、室外熱交換器13の除霜制御を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、寒冷期に室外熱交換器
を除霜する機能を備えた空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の空気調和装置として、例
えば図3に示すようなものが知られている。この空気調
和装置は、圧縮機11,四路切換弁12,ファン14をも
つ室外熱交換器13,電動式の膨張弁15および室内熱
交換器16a〜16dを順次管路17a〜17fで接続した
ヒートポンプ式冷媒回路で構成される。室内熱交換器1
6a〜16dは、液閉鎖弁18,ヘッダー19,各室内膨張
弁20a〜20dおよびヘッダー21,ガス閉鎖弁22を
介して、管路17dと17eの間に並列に接続されて複数
の室に配置される一方、管路17dにフィルタ24をも
つ受液器23を、管路17aに第1開閉弁25を夫々介
設し、第1開閉弁25の上流側と管路17cとを、第2
開閉弁27を介設したデフロスト管路26で接続してい
る。また、受液器23と管路17fを、キャピラリチュ
ーブ29を介設した管路28で接続し、キャピラリチュ
ーブ29の下流側の管路28に,低圧に相当する冷媒の
飽和温度を検出する第2冷媒温度センサ32を、管路1
7fに,圧縮機11に吸い込まれる冷媒の温度を検出する
第1冷媒温度センサ31を夫々設けている。さらに、室
外熱交換器13に熱交換器温度センサ33を、室外に外
気の温度を検出する外気温度センサ34を夫々設け、上
記各センサ31〜34の検出信号に基づいて冷媒回路の
各部を制御する制御部35を設けている。
【0003】制御部35は、暖房運転時には、第1開閉
弁25を開き,第2開閉弁27を閉じ、四路切換弁12
を破線で示す通路に切り換え、圧縮機1から吐出された
ガス冷媒を、図3の実線矢印の如く、室内熱交換器16
a〜16dで凝縮させ、室外熱交換器13で蒸発させるよ
うに循環させる。一方、冷房運転時には、四路切換弁1
2を実線で示す通路に切り換え、吐出ガス冷媒を図3の
破線矢印の如く、室内熱交換器16a〜16dで蒸発さ
せ、室外熱交換器13で凝縮させるように循環させる。
そして、冷暖房いずれの場合も、第1冷媒温度センサ3
1の検出する圧縮機への吸込冷媒温度Daと、第2冷媒
温度センサ32が検出する低圧相当飽和温度Deとの差
(Da−De)が、所定の値(過熱度)になるように、膨張弁
15の開度および圧縮機11の回転数を制御するととも
に、室内膨張弁20a〜20dの開度を調整して、各室の
蒸発冷媒の過熱度や各室への冷媒分配量を制御する。
【0004】また、制御部35は、暖房運転の際に、熱
交換器温度センサ33の検出温度Dcが所定値(例えば0
℃)以下か否かで、室外熱交換器13への霜の付着の有
無を判別し、霜の付着有と判別すると、室外ファン14
と各室内ファンを停止し、四路切換弁12を暖房運転位
置にしたまま、第1開閉弁25および膨張弁15を閉
じ,第2開閉弁27を開く。すると、圧縮機11からの
高温の吐出ガス冷媒が、図3の一点鎖線矢印のごとく、
デフロスト管路26から室外熱交換器13に流れて、付
着していた霜が除去される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
空気調和装置は、循環する冷媒が、分流器30によって
分岐されてから多パスで室外熱交換器13を流れるもの
であるため、運転状態によっては、各パス間に冷媒流量
の差つまり偏流が生じる。そのため、室外熱交換器13
の熱交換器温度センサ33が設けられた箇所が、偏流で
冷媒流量の減ったパスに該当する場合は、上記センサ3
3の検出温度Dcが本来の温度よりも高めになって適切
な測温ができず、0℃以下で室外熱交換器に着霜の虞が
あるにも拘わらず、除霜運転が開始されないことにな
る。かかる事態を放置すれば、空気調和装置の能力低下
や圧縮機の故障等をもたらす。このような問題を解決す
るには、室外熱交換器13の各パスごとに温度センサを
取り付け、これらの温度センサの検出温度のうち最も低
いもので着霜の虞れを判断すれば良いが、そうすると、
数個の温度センサが必要になって、空気調和装置の製品
価格の上昇を招くという問題がある。
【0006】そこで、本発明の目的は、室外熱交換器の
温度センサ以外の既存の温度センサを利用して、着霜を
的確に検知する手法を工夫することによって、製品コス
トを上昇させることなく除霜運転を適切に行なうことが
できる空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の空気調和装置は、図1に例示するように、
圧縮機11、蒸発器として動作しうる室外熱交換器1
3、膨張弁15及び凝縮器として動作しうる室内熱交換
器16a〜16dを順次管路17a〜17fで接続し、上記
管路17fに圧縮機11に吸い込まれる冷媒の温度Daを
検出する第1冷媒温度センサ31及び低圧に相当する冷
媒の飽和温度Deを検出する第2冷媒温度センサ32を
設けたヒートポンプ式冷媒回路と、上記第1,第2冷媒
温度センサ31,32の検出信号の差が所定値になるよ
うに上記膨張弁15の開度および圧縮機11の回転数を
制御する制御部1を備えたものにおいて、外気の温度を
検出する外気温度センサ34と、上記室外熱交換器の温
度を検出する単一の熱交換器温度センサ33と、運転時
に外気温度センサ34,熱交換器温度センサ33との両
検出信号に基づいて外気温度Doと室外熱交換器温度Dc
の差を求め、この差(Do−Dc)が一定値α以下か否かを
判別する偏流判別手段1と、この偏流判別手段1が肯と
判別した場合、上記熱交換器温度センサ33の検出信号
に代えて、上記第2冷媒温度センサ32の検出信号が表
わす温度Deが一定値β以下であるか否かを判別し、肯
と判別したとき、上記室外熱交換器13を除霜する制御
を開始する除霜制御開始手段1を備えたことを特徴とす
る。
【0008】
【作用】暖房運転時は、圧縮機11から吐出されたガス
冷媒が、室内熱交換器16a〜16dで凝縮し、室外熱交
換器13で蒸発するように冷媒回路を循環し、かつ、第
1冷媒温度センサ31が検出する圧縮機への吸込冷媒温
度Daと,第2冷媒温度センサ32が検出する低圧相当飽
和温度Deとの差(Da−De)が所定値になるように、制
御部1によって、膨張弁15の開度および圧縮機11の
回転数が制御(過熱度制御)される。
【0009】今、寒冷期の暖房運転開始時または運転中
に、室外熱交換器13に霜が着いたとする。偏流判別手
段1は、外気温度センサ34が検出する外気温度Doと,
熱交換器温度センサ33が検出する室外熱交換器13の
温度Dcの差を求め、この差(Do−Dc)が一定値α以下
か否かを判別する。室外熱交換器13内で偏流が生じる
と、熱交換器温度Dcは正常時より高くなって外気温度
Doに近付いて、肯と判別され、偏流が生じていない場
合は、否と判別される。肯と判別された場合は、上記温
度Dcは正確な室外熱交換器13の温度でないため、除
霜の要否の判定に使えず、偏流のない管路17fに設け
られた第2冷媒温度センサ32が検出する低圧相当飽和
温度De、つまりサイクル線図における蒸発器(室外熱交
換器13)出口での乾き飽和蒸気の温度により判定をす
べきである。一方、否と判別されれば、上記温度Dcは
正確な室外熱交換器13の温度を示すから、この温度に
より除霜の要否判定ができる。そこで、肯と判別された
場合、除霜制御開始手段1は、熱交換器温度センサ33
の検出温度Dcに代えて、第2冷媒温度センサ32の検
出温度Deが、一定値β(例えば0℃)以下であるか否か
を判別し、肯と判別した時、例えば圧縮機11からの高
温のガス冷媒を室外熱交換器13に直接流すなどして除
霜制御を始める。一方、否と判別された場合は、従来と
同様、上記室外熱交換器の温度Dcが一定値以下である
か否かが制御部1によって判別され、肯と判別されたと
き、同様の除霜制御が開始される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例により詳細に説
明する。図1は、本発明の空気調和装置の一例を示して
おり、この空気調和装置は、制御部1の構成が異なる点
を除いて、図3で述べた冷媒回路と同じ構成であり、同
じ部材には同一の番号を付している。即ち、圧縮機1
1,四路切換弁12,ファン14をもつ室外熱交換器1
3,膨張弁15及び複数の室内熱交換器16a〜16dを
順次管路17a〜17fで接続し、管路17aと17cをデ
フロスト管路26で接続すると共に、吸込側の管路17
fに吸込冷媒温度Daを検出する第1冷媒温度センサ3
1、管路28に低圧相当飽和温度Deを検出する第2冷
媒温度センサ32、室外熱交換器13に単一の熱交換器
温度センサ33、室外に外気温度センサ34をそれぞれ
設け、これらのセンサ31〜34の検出信号に基づいて
冷媒回路の各部を制御する制御部1を設けている。
【0011】上記制御部1は、図3で述べた制御部35
と同じ制御を行なうと共に、偏流判別手段と除霜制御開
始手段を兼ねる。すなわち、制御部1は、偏流判別手段
として、暖房運転開始時または暖房運転中に、外気温度
センサ34の検出する外気温度Doと,熱交換器温度セン
サ33の検出する室外熱交換器温度Dcの差を求め、こ
の差(Do−Dc)が一定値α以下か否かを判別する。これ
は、図2のヒートポンプサイクルのP-h線図(但し、縦
軸のDo等は、便宜上圧力相当飽和温度を表わす)におい
て、偏流がない場合は、温度センサ33の検出温度Dc
は、上記線図左下隅の膨張弁出口かつ蒸発器入口に相当
する温度を正確に表わすが、偏流が生じると、高温側の
Doで示す外気温度センサ34の検出する外気温度に近
付き、図中の矢印で示すように(Do−Dc)≦αの範囲に
入るからである。また、図2のP-h線図の左上隅は、膨
張弁15の入口の高圧冷媒液の状態を示すが、この冷媒
液が図1の受液器23からキャピラリーチューブ29を
経て吸込管路17fに開口した管路28で、吸込圧力に
相当する乾き飽和蒸気の温度Deを発生する。従って、
第2冷媒温度センサ32は、上記低圧相当飽和温度De
を検出することになり、第1冷媒温度センサ31が圧縮
器に吸い込まれる冷媒温度Daを検出するので、両セン
サの検出温度の差(Da−De)がヒートポンプサイクルの
過熱度を表わすことになる。
【0012】制御部1は、(Do−Dc)≦αと判別する
と、除霜制御開始手段として、熱交換器温度センサ33
の検出信号に代えて、第2冷媒温度センサ32の検出信
号が表わす温度Deが、一定値β(例えば0℃)以下であ
るか否かを判別し、肯と判別したとき、吐出側の管路1
7aの第1開閉弁25を閉じ,第2開閉弁27を開いて、
デフロスト管路26を経て高温の吐出冷媒ガスを室外熱
交換器13に直接送って除霜を開始するようになってい
る。これは、室外熱交換器13で偏流が生じると、上述
のように温度センサ33の検出温度Dcが本来の温度よ
り高くなるため、除霜の要否の判定に使えず、蒸発器出
口側の偏流のない管路17f,28に設けられた第2冷媒
温度センサ32が検出する図2のDe点で示す低圧相当
飽和温度、つまり室外熱交換器13の出口での乾き飽和
温度により、除霜の要否を判定する必要があるからであ
る。なお、(Do−Dc)>αと判別した場合は、偏流がな
くて、温度センサ33の検出温度Dcは本来の室外熱交
換器13の温度を表わすから、制御部1は、この検出温
度Dcが一定値以下であるか否かで、除霜の要否を判定
し、必要に応じて上述の除霜制御を開始する。
【0013】上記構成の制御部1は、次のように空気調
和装置を制御する。制御部1は、暖房運転時には、第1
開閉弁25を開き,第2開閉弁27を閉じ、四路切換弁
12を破線で示す通路に切り換え、圧縮機1から吐出さ
れたガス冷媒を、図3の実線矢印の如く、室内熱交換器
16a〜16dで凝縮させ、室外熱交換器13で蒸発させ
るように循環させる。一方、冷房運転時には、四路切換
弁12を実線で示す通路に切り換え、吐出ガス冷媒を図
3の破線矢印の如く、室内熱交換器16a〜16dで蒸発
させ、室外熱交換器13で凝縮させるように循環させ
る。そして、冷暖房いずれの場合も、第1冷媒温度セン
サ31の検出する圧縮機に吸い込まれる冷媒温度Da(図
2参照)と、第2冷媒温度センサ32が検出する低圧相
当飽和温度Deとの差(Da−De)が、所定の値(過熱度)
になるように、膨張弁15の開度および圧縮機11の回
転数を制御すると共に、室内膨張弁20a〜20dの開度
を調整して、各室の蒸発冷媒の過熱度や各室への冷媒分
配量を制御する。
【0014】いま、寒冷期の暖房運転開始時または運転
中に、室外熱交換器13に霜が着いたとする。このと
き、制御部1は、外気温度センサ34が検出する外気温
度Doと,熱交換器温度センサ33が検出する温度Dcの
差を求め、この差(Do−Dc)が一定値α以下か否かを判
別する。室外熱交換器13内で偏流が生じると、上記検
出温度Dcは正常時より高くなって外気温度Doに近付い
て、肯と判別され、偏流が生じていない場合は、否と判
別される。肯,つまり(Do−Dc)≦αと判別した場合、
制御部1は、室外熱交換器温度センサ33による温度D
cは除霜の要否判定に使えないとして、これに代えて第
2冷媒温度センサ32による温度De(低圧相当飽和温
度)が、一定値β以下であるか否かを判別し、肯と判別
したとき,霜の付着有と判断して、室外ファン14と各
室内ファンを停止し、四路切換弁12を暖房運転位置に
したまま、第1開閉弁25と膨張弁15を閉じ,第2開
閉弁27を開く。すると、圧縮機11からの高温の吐出
ガス冷媒が、図1の一点鎖線矢印の如く、デフロスト管
路26から室外熱交換器13に流れて、付着していた霜
が除去される。一方、制御部1は、否,つまり(Do−D
c)>αと判別すると、熱交換器温度センサ33による温
度Dcが本来の室外熱交換器13の温度を示しているか
ら、この温度Dcが一定値以下であるか否かを判別し、
以下と判別したとき、上述と同様の除霜制御が行なわれ
る。
【0015】このように、室外熱交換器13が偏流の生
じやすい多パス型であっても、各パスに温度センサを設
けることなく、単一の熱交換器温度センサ33と、着霜
時にこれを補助する既存の第2冷媒温度センサ32とを
除霜の要否判定に用いているので、空気調和装置のコス
トアップを抑えつつ、確実かつ迅速に霜を除去して着霜
による暖房能力の低下や圧縮機の故障をなくすことがで
きる。なお、上記実施例では、四路切換弁12により冷
媒の循環方向を正逆に切り換えうる冷暖兼用の冷媒回路
について説明したが、本発明が、室内熱交換器が凝縮器
としてのみ働く暖房専用の冷媒回路についても適用でき
るのは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
空気調和装置は、圧縮機,室外熱交換器,膨張弁および室
内熱交換器を順次管路で接続し、第1冷媒温度センサで
圧縮機への吸込冷媒温度を、第2冷媒温度センサで低圧
相当飽和温度を夫々検出し、この検出信号に基づき制御
部により過熱度を制御する冷媒回路において、偏流判別
手段により、外気温度センサの検出した外気温度と、単
一の熱交換器温度センサの検出した室内熱交換器の温度
の差を求め、この差が一定値以下か否かを判別するとと
もに、一定値以下と判別されたとき、除霜制御開始手段
により、第2冷媒温度センサの検出温度が一定値以下か
否かを判別し、以下と判別したとき、室外熱交換器の除
霜制御を開始するようにしているので、装置のコストア
ップを抑えつつ、確実かつ迅速に霜を除去して着霜によ
る暖房能力の低下や圧縮機の故障をなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の空気調和装置の一実施例を示す冷媒
回路図である。
【図2】 図1の制御部による除霜の要否判定の手法を
示すヒートポンプサイクルのP-h線図である。
【図3】 従来の空気調和装置を示す冷媒回路図であ
る。
【符号の説明】
1…制御部、11…圧縮機、12…四路切換弁、13…
室外熱交換器、14…室外ファン、15…膨張弁、16
a〜16d…室内熱交換器、17a〜17f…管路、23…
受液器、25…第1開閉弁、26…デフロスト管路、2
7…第2開閉弁、28…管路、29…キャピラリチュー
ブ、30…分流器、31…第1冷媒温度センサ、32…
第2冷媒温度センサ、33…熱交換器温度センサ、34
…外気温度センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(11)、蒸発器として動作しう
    る室外熱交換器(13)、膨張弁(15)および凝縮器と
    して動作しうる室内熱交換器(16a〜16d)を順次管路
    (17a〜17f)で接続し、上記管路(17f)に圧縮機(1
    1)に吸い込まれる冷媒の温度(Da)を検出する第1冷媒
    温度センサ(31)および低圧に相当する冷媒の飽和温度
    (De)を検出する第2冷媒温度センサ(32)を設けたヒ
    ートポンプ式冷媒回路と、上記第1,第2冷媒温度セン
    サ(31,32)の検出信号の差が所定値になるように上
    記膨張弁(15)の開度および圧縮機(11)の回転数を制
    御する制御部(1)を備えた空気調和装置において、 外気の温度を検出する外気温度センサ(34)と、 上記室外熱交換器の温度を検出する単一の熱交換器温度
    センサ(33)と、 運転時に外気温度センサ(34)と熱交換器温度センサ
    (33)との両検出信号に基づいて外気温度(Do)と室外
    熱交換器温度(Dc)の差を求め、この差(Do−Dc)が一
    定値(α)以下か否かを判別する偏流判別手段(1)と、 この偏流判別手段(1)が肯と判別した場合、上記熱交換
    器温度センサ(33)の検出信号に代えて、上記第2冷媒
    温度センサ(32)の検出信号が表わす温度(De)が一定
    値(β)以下であるか否かを判別し、肯と判別したとき、
    上記室外熱交換器(13)を除霜する制御を開始する除霜
    制御開始手段(1)を備えたことを特徴とする空気調和装
    置。
JP5035237A 1993-02-24 1993-02-24 空気調和装置 Pending JPH06249484A (ja)

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