JPH06249339A - Hst油圧走行駆動装置 - Google Patents
Hst油圧走行駆動装置Info
- Publication number
- JPH06249339A JPH06249339A JP5033292A JP3329293A JPH06249339A JP H06249339 A JPH06249339 A JP H06249339A JP 5033292 A JP5033292 A JP 5033292A JP 3329293 A JP3329293 A JP 3329293A JP H06249339 A JPH06249339 A JP H06249339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- valve
- main
- pilot pressure
- bypass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 12
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 13
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 6
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
置を提供する。 【構成】 油圧ポンプ2と油圧モータ5とを結ぶ主管路
3,4にバイパス管路20を設け、ロジック弁100を
取り付ける。慣性走行を行なうときは、ロジック弁10
0のパイロット圧制御部120の方向制御弁121をF
位置に切換え、油圧モータ5の吸込側となる主管路3の
圧力Paを親バルブ部110のパイロット圧Pcとして選
択する。主管路3の圧力Paが主管路4の圧力Pbより高
い限り、親バルブ110のポペット111が閉じ側へ押
え付けられてバイパス管路20が閉塞されるが、主管路
4の圧力Pbが主管路3の圧力Paを越えるとばね112
に抗してポペット111が移動し、バイパス管路20が
開いて慣性走行回路が形成される。
Description
などの作業車両に用いられるHST油圧走行駆動装置に
関する。
駆動装置として、例えば実開平3−12659号公報に
示すように、原動機に駆動される可変容量形油圧ポンプ
と、一対の主管路により前記油圧ポンプに閉回路接続さ
れた油圧モータとを備え、運転席のアクセルペダルの操
作により原動機の回転数を増減させて油圧ポンプの吐出
量を変化させ、このポンプ吐出量に応じて油圧モータの
回転数を変化させて車両の走行速度を変化させるHST
油圧走行駆動装置が知られている。上記公報に記載され
た装置では、一対の主管路を結ぶバイパス管路に、運転
席のスイッチで切換制御される開閉弁が設けられてい
る。この開閉弁を閉位置に切換えてバイパス管路を閉じ
た場合、アクセルペダルの緩め操作で油圧モータの吐出
側に閉じ込み圧が発生し、車両が減速する。開閉弁を開
位置に切換えてバイパス管路を開いた場合は、油圧モー
タの吐出油がバイパス管路を介して吸込側へ戻るため
に、アクセルペダルを緩め操作しても油圧モータの吐出
側に閉じ込み圧が発生せず、車両が慣性走行する。
込んだ場合、バイパス管路が開いたままでは油圧ポンプ
の吐出油がバイパス管路から油圧モータの吐出側へ抜け
てしまい油圧モータの回転数が上がらない。そこで、公
報記載の装置では、原動機に駆動されるチャージポンプ
の吐出圧を監視し、アクセルペダルが踏込まれてチャー
ジポンプ吐出圧が所定値を越えたとき、開閉弁を一旦閉
位置に戻してバイパス管路を閉塞している。
プの吐出圧は、アクセルペダルの操作による原動機回転
数の変化のみならずチャージ配管系の負荷変動など種々
の要因で変化する。しかも、チャージポンプと油圧モー
タ駆動用ポンプとは容量が異なるため、アクセルペダル
の操作に対する圧力変化特性も相違する。このため、チ
ャージポンプの吐出圧の変化に応じてバイパス管路を開
閉したのでは、油圧モータ駆動用ポンプの吐出量の変化
とバイパス管路の開閉を同期させるのが難しく、円滑な
慣性走行を実現し難い。
得るHST油圧走行駆動装置を提供することにある。
応づけて本発明を説明すると、本発明は、原動機1に駆
動される可変容量形油圧ポンプ2と、一対の主管路3,
4により可変容量形油圧ポンプ2に閉回路接続され、こ
の可変容量形油圧ポンプ2からの吐出油により駆動され
る油圧モータ5とを備えてなるHST油圧走行駆動装置
に適用される。そして、上述した目的は、一対の主管路
3,4を結ぶバイパス管路20に、一対の主管路3,4
の圧力Pa,Pbとパイロット圧Pcとの差に基づいてバ
イパス管路20を開閉する親バルブ部110と、一対の
主管路3,4のいずれか一方の圧力を親バルブ部110
のパイロット圧Pcとして選択するパイロット圧制御部
120とを備えたロジック弁100を設けることにより
達成される。
主管路3,4のいずれか一方をパイロット圧Pcとして
選択することにより、油圧モータ5の吐出側圧力と吸込
側圧力の大小関係を判別できる。そして、例えば油圧モ
ータ5の吸込側となる主管路の圧力をパイロット圧Pc
として選択したときは、アクセルペダルが踏込み操作さ
れて油圧モータ5の吸込側の圧力が上がればパイロット
圧Pcが高くなり、アクセルペダルの緩め操作で油圧モ
ータ5の吐出側の圧力が上がればパイロット圧Pcが低
くなるので、この間のパイロット圧の差で親バルブ11
0が開閉するように調整しておけば、主管路3,4の圧
力変化に連動してバイパス管路20が開閉する。
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
説明する。図1は本発明の第1実施例を示すものであ
る。図中符号1はホイールローダの原動機(例えばディ
ーゼルエンジン)であり、この原動機1によって駆動さ
れる可変容量形油圧ポンプ2には一対の主管路3,4に
より可変容量形油圧モータ5が閉回路接続されている。
可変容量形油圧ポンプ2の傾転量は、原動機1の回転数
に応じた流量の圧油を吐出する固定容量形のチャージポ
ンプ6によって制御される。すなわち、チャージポンプ
6の吐出油は、その一部が絞り7を介して前後進切換弁
8に導かれる一方で、残りが絞り7を通過することなく
前後進切換弁8に直接導かれ、さらにこれら吐出油は前
後進切換弁8の切換位置に応じて傾転シリンダ9の油室
9a,9bに案内される。チャージポンプ6の吐出量に
応じて絞り7の上流側と下流側との間の圧力差が変化
し、この差圧によって傾転シリンダ9が駆動されて油圧
ポンプ2の傾転量が変化する。なお、前後進切換弁8の
切換位置、油圧ポンプ2の圧油吐出方向およびホイール
ローダの走行方向の相互関係は、前後進切換弁8がF位
置のときに主管路3側に圧油が吐出されてホイールロー
ダが前進し、前後進切換弁8がR位置のときに主管路4
側に圧油が吐出されてホイールローダが後進する。前後
進切換弁8の切換えは、運転室内にある前後進切換スイ
ッチ(不図示)によって行なわれる。
転数を変速する変速機10が接続され、この変速機10
の出力はプロペラシャフト11とアクスルシャフト12
を介して左右の駆動輪13に伝達される。変速機10
は、2機の油圧クラッチを選択的に接続させてこれら油
圧クラッチに取り付けられた歯車の噛み合いを高速度段
と低速度段との間で切換えるものである。前記油圧クラ
ッチの切換えは、運転室内に設けられた変速スイッチ
(不図示)によって行なわれる。
路3,4の間にはバイパス管路20が設けられ、このバ
イパス管路20にはロジック弁100が接続されてい
る。ロジック弁100は、バイパス管路20を開閉する
親バルブ部110と、この親バルブ部110へのパイロ
ット圧Pcを制御するパイロット圧制御部120とを備
えている。図2により詳細に示すように、親バルブ部1
10は、ポペット111の一端側の第1,第2の受圧面
111a,111bに作用する主管路3,4の圧力P
a,Pbと、ポペット111の他端側の第3の受圧面11
1cに作用するパイロット圧Pcとの差に基づいてバイ
パス管路20を開閉する。詳しくは、主管路3,4の圧
力Pa,Pbでポペット111が図中左方へ押される力
が、パイロット圧Pcでポペット111が図中右方へ押
される力とばね112の力Fsとの合力を越えたときバ
イパス管路20を開放して主管路3,4を連通する。
20は、2位置形の方向制御弁121と高圧選択弁12
2とを備えている。方向制御弁121がF位置のときは
主管路3の圧力Paのみが高圧選択弁122に導かれて
パイロット圧Pcとして選択され、方向制御弁121が
R位置のときは主管路3,4の圧力Pa,Pbが高圧選択
弁122へ導かれていずれか高い側の圧力がパイロット
圧Pcとして選択される。図中符号123は、方向制御
弁121の切換時のポペット111の移動速度を規制し
て方向制御弁121の切換時のショックを防止する絞り
である。
21は切換スイッチ30で切換制御される。この切換ス
イッチ30は前後進切換弁8の切換位置に連動して切換
えられるもので、前後進切換弁8がF位置のときにオン
され、R位置および中立位置のときにオフとなる。切換
スイッチ30がオンされたとき電源31から方向制御弁
121のソレノイド部121sに駆動電流が供給されて
方向制御弁121がF位置に切換えられ、切換スイッチ
30がオフのとき駆動電流の供給が停止されて方向制御
弁121がR位置に戻る。
規制するオーバーロードリリーフ弁、15はチャージポ
ンプ6から主管路3,4へ圧油を補給するためのチャー
ジ用チェック弁、16はチャージ系の最高圧力を規制す
るチャージリリーフ弁である。
駆動装置の動作を説明する。前後進切換弁8をF位置に
切換えて前進する場合、切換スイッチ30がオンされて
ロジック弁100の方向制御弁121がF位置に切換え
られ、図2(A)に示すように主管路3の圧力Paが親
バルブ部110のパイロット圧Pcとして導かれる。こ
の状態でアクセルペダルを踏込んだ場合、油圧ポンプ2
の吐出量が増加して主管路3の圧力Paが主管路4の圧
力Pbより高くなる。このとき、ポペット111に作用
する力の大小関係は、第1〜第3の受圧面111a〜1
11cの面積をAa〜Acとすると、 Ac・Pc+Fs=(Aa+Ab)・Pa+Fs>Aa・Pa+Ab・Pb ……(1) となるから、バイパス管路20が閉塞される。このた
め、油圧モータ5がその容量と油圧ポンプ2の吐出量と
に応じた速度で駆動されて車両が前進する。
た場合は、油圧ポンプ2の吐出量が減少して油圧モータ
5の吐出側となる主管路4の圧力Pbが主管路3の圧力
Paより高くなるので(1)式の大小関係が成立しなく
なり、 Ab・Pa+Fs<Ab・Pb ……(2) となったときにポペット111が移動してバイパス管路
20が開放される。これにより、油圧モータ5から主管
路4へ吐出された油がバイパス管路20を介して主管路
3へ戻るので、油圧モータ5の吐出側に閉じ込み圧が生
じることなく車両が慣性走行する。ここで、ばね力Fs
は主管路3,4の圧力Pa,Pbで生じる力と比較すると
無視し得る程度に小さいので、油圧モータ5の吐出圧が
吸込圧を越えるとほぼ同時にバイパス管路20が開くこ
とになる。
る場合は、切換スイッチ30がオフされてロジック弁1
00の方向制御弁121がR位置に切換えられ、主管路
3,4の圧力Pa,Pbのうちいずれか高い方の圧力が親
バルブ部110のパイロット圧Pcに導かれる。アクセ
ルペダルが踏込まれて油圧モータ5の吸込側となる主管
路4の圧力Pbが主管路3の圧力Paより高くなった場合
は、図2(B)に示すように主管路4の圧力Pbがパイ
ロット圧Pcに導かれ、ポペット111に作用する力の
大小関係が、 Ac・Pc+Fs=(Aa+Ab)・Pb+Fs>Aa・Pa+Ab・Pb ……(3) となるから、バイパス管路20が閉塞される。このた
め、油圧ポンプ2の吐出油で油圧モータ5が駆動されて
車両が後進する。
ータ5の吐出側となる主管路3の圧力Paが主管路4の
圧力Pbより高くなった場合は、図2(A)に示すよう
に主管路3の圧力Paがパイロット圧Pcに導かれ、ポペ
ット111に作用する力の大小関係が(1)式の通りと
なるから、バイパス管路20が閉塞されて油圧モータ5
の吐出側となる主管路3に閉じ込み圧が生じて車両が減
速する。
ルペダルの操作による主管路3,4の圧力変化に応じて
バイパス管路20が開閉するから、チャージポンプ6の
吐出圧の変化に応じてバイパス管路20を開閉する従来
例と比較して油圧ポンプ2の吐出量の変化に対するバイ
パス管路20の開閉動作の追従性が向上し、円滑な慣性
走行が実現される。
流量を増加させる場合、親バルブ部110の流量のみ大
きくすれば良く、パイロット圧制御部120は単に圧力
を導くだけなので何等大きくする必要がない。したがっ
て、装置の大型化を防止しつつバイパス管路20の流量
を増大させて本格的な慣性走行を行なうことができる。
ちなみに、電磁切換弁を切換えてバイパス管路を開閉す
る従来例では、電磁切換弁全体を大きくして流量増加に
対応する必要があるので装置が相当に大型化する。しか
も、電磁切換弁を大型化した場合は、これを切換える力
も増加して大きな切換ショックの発生が避けられなくな
るが、実施例の場合は、流量に関係なく主管路3,4の
圧力Pa,Pbとパイロット圧Pcの差でポペット111
が移動するだけなので切換ショックがほとんど生じな
い。パイロット圧制御部120に含まれる方向制御弁1
21も小型なので切換ショックが小さい。
高圧選択弁122を配置しているが、本発明はこれに限
るものではなく、例えば図3に示すように、高圧選択弁
122が方向制御弁131の上流に配置されたパイロッ
ト圧制御部130を用いても良い。この場合は、前進時
に方向制御弁131をF位置に切換えて主管路3の圧力
Paを親バルブ部110のパイロット圧Pcに導き、後進
時には方向制御弁131をR位置に切換えて、高圧選択
弁122で選択された主管路3,4の圧力Pa,Pbの高い
方をパイロット圧Pcとして導く。
説明する。なお、図1に示す第1実施例と共通の構成要
素には同一符号を付し、説明を省略する。図4に示すよ
うに、本実施例のHST油圧走行駆動装置が第1実施例
と最も大きく異なる点は、ロジック弁102のパイロッ
ト圧制御部140の方向制御弁141に3位値形のもの
が用いられている点にある。
(A)に示すように主管路3の圧力Paのみが高圧選択
弁122に導かれてパイロット圧Pcとして選択され、
R位置のときは、図2(B)に示すように主管路4の圧
力Pbのみが高圧選択弁122に導かれてパイロット圧
Pcとして選択される。方向制御弁141が中立位置の
ときは主管路3,4の圧力Pa,Pbが高圧選択弁122
へ導かれていずれか高い側の圧力がパイロット圧Pcと
して選択される。
動のモード選択スイッチ32と前後進切換スイッチ33
によって切換制御される。モード選択スイッチ32がオ
ンされて前記後進切換弁33のF側がオンされたときソ
レノイド部141aが励磁されてF位置に切換えられ、
前後進切換スイッチ33のR側がオンされたときソレノ
イド部141bが励磁されてR位置に切換えられる。モ
ード選択スイッチ32がオフされたときはソレノイド部
141a,141bの励磁が解除されて中立位置に保持
される。なお、前後進切換スイッチ33は前後進切換弁
8を切換制御するもので、F側をオンしたとき前後進切
換弁8がF位置に、R側をオンしたときR位置に切換え
られる。
F側がオンされ、かつモード選択スイッチ32がオンさ
れたとき、方向制御弁141がF位置となって図2
(A)に示すように主管路3の圧力Paがパイロット圧
Pcとして選択されるので、第1実施例で方向制御弁1
21をF位置に切換えた場合と同様に、アクセルペダル
を踏込んだとき(1)式にしたがってバイパス管路20
が閉塞されて油圧モータ5が油圧ポンプ2に駆動され、
アクセルペダルを緩めたとき(2)式にしたがってバイ
パス管路20が開いて車両が慣性走行する。
ンされ、かつモード選択スイッチ32がオンされて方向
制御弁141がR位置に切換えられたときは、前進時と
逆に図2(B)に示すように主管路4の圧力Pbがパイ
ロット圧Pcとして選択される。この状態でアクセルペ
ダルが踏込まれて主管路4の圧力Pbが主管路3の圧力
Paよりも高くなったときは、(3)式にしたがってバ
イパス管路20が閉じ、油圧ポンプ2の吐出油で油圧モ
ータ5が駆動される。アクセルペダルが緩められて主管
路3の圧力Paが主管路4の圧力Pbを越えたときは
(3)式の関係が成立しなくなり、 Aa・Pb+Fs<Aa・Pa ……(4) となったときにポペット111が移動してバイパス管路
20が開放されて車両が慣性走行する。
制御弁141が中立位置に切換えられたときは、第1実
施例で方向制御弁121をR位置に切換えたときと同
様、主管路3,4の圧力Pa,Pbの高い方がパイロット
圧Pcとして選択されるので、アクセルペダルの操作に
関係なくバイパス管路20が閉塞される。なお、モード
選択スイッチ32をオフしたときは前後進切換スイッチ
33の切換状態に関係なくバイパス管路20が閉じるの
で、前後進いずれの場合でもHST走行ができることに
なる。
の操作による主管路3,4の圧力変化に応じてポペット
111が移動してバイパス管路20が開閉するので、第
1実施例と同様に円滑な慣性走行が実現でき、装置の大
型化を防止しつつ慣性走行回路の流量増加を図ることが
でき、切換ショックも防止できる。加えて、本実施例で
は3位置形の方向制御弁141と選択スイッチ32の組
合せにより後進時の慣性走行と前進時のHST走行の選
択が可能となり、走行モードの選択範囲が広がる利点が
ある。
ST走行を選択可能としているが、前後進ともに慣性走
行だけで足りるときは方向制御弁141の中立位置を省
略すれば良い。この場合、高圧選択弁122も不要とな
る。前後進いずれでも慣性走行とHST走行を選択可能
とする場合、3位値形の方向制御弁141を必ずしも用
いる必要はない。その変形例を図5に示す。
圧制御部150は、2位値形の方向制御弁151,15
2と高圧選択弁122を組合せて第2実施例と同様に前
後進で慣性走行とHST走行の選択を可能としている。
第2の方向制御弁152をI位置に切換えたときは、第
1の方向制御弁151がF位置のとき主管路3の圧力P
aが、R位置のとき主管路4の圧力Pbがパイロット管路
153から第2の方向制御弁152を介して親バルブ部
110へ導かれる。したがって、車両前進時には第1の
方向制御弁151をF位置に、後進時にはR位置に切換
えることにより、アクセルペダルの操作に合わせてバイ
パス管路20を開閉させて慣性走行することができる。
第2の方向制御弁152をH位置に切換えたときは、高
圧選択弁122で選択された圧力が親バルブ部110へ
導かれるので、第1の方向制御弁151をF位置に切換
えて高圧選択弁122に主管路3,4の圧力Pa,Pbを
導くことにより、いずれか高い方の圧力がパイロット圧
Pcとして選択されて、車両走行方向に拘らず常時バイ
パス管路20が閉塞される。
を用いた場合、主管路3,4のPa,Pbのうち油圧モー
タ5の吸込側となるいずれか一方の主管路の圧力をパイ
ロット圧Pcに選択したならば、アクセルペダルの緩め
操作でバイパス管路20が開くことになり、主管路3,
4の圧力Pa,Pbの高い方をパイロット圧Pcとして常
に選択したならば、バイパス管路20が閉塞されるので
あり、このようにパイロット圧を選択できる限り、パイ
ロット圧制御部の具体的構成は種々変更して構わない。
圧走行駆動装置では、アクセルペダルの操作による主管
路の圧力変化に応じてバイパス管路が開閉するので、油
圧ポンプの吐出量の変化に対する開閉動作の追従性が向
上し、円滑な慣性走行が実現される。また、親バルブ部
のみ大きくすれば慣性走行回路の流量の増加に対応でき
るので、装置の大型化を防止しつつ流量の大きい本格的
な慣性走行を実現できる。パイロット圧と主管路圧力と
の差で親バルブ部が開閉するので、バイパス管路の開閉
に伴って大きな切換ショックが発生することもない。
装置の回路構成を示す図。
の図。
装置の回路構成を示す図。
Claims (1)
- 【請求項1】 原動機に駆動される可変容量形油圧ポン
プと、 一対の主管路により前記可変容量形油圧ポンプに閉回路
接続され、この可変容量形油圧ポンプからの吐出油によ
り駆動される油圧モータとを備えてなるHST油圧走行
駆動装置において、 前記一対の主管路を結ぶバイパス管路に、前記一対の主
管路の圧力とパイロット圧との差に基づいて当該バイパ
ス管路を開閉する親バルブ部と、前記一対の主管路のい
ずれか一方の圧力を前記親バルブ部のパイロット圧とし
て選択するパイロット圧制御部とを備えるロジック弁を
設けたことを特徴とするHST油圧走行駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033292A JPH06249339A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | Hst油圧走行駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033292A JPH06249339A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | Hst油圧走行駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06249339A true JPH06249339A (ja) | 1994-09-06 |
Family
ID=12382470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5033292A Pending JPH06249339A (ja) | 1993-02-23 | 1993-02-23 | Hst油圧走行駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06249339A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005019707B4 (de) * | 2005-04-28 | 2007-08-30 | Audi Ag | Verfahren zur Kühlung von Strangpressprofilen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
JP2012052581A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧走行駆動装置 |
JP2016095018A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 三菱重工業株式会社 | 油圧トランスミッション、風力発電装置及び油圧トランスミッションの運転方法 |
WO2019159607A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社小松製作所 | 作業車両及び作業車両の制御方法 |
-
1993
- 1993-02-23 JP JP5033292A patent/JPH06249339A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005019707B4 (de) * | 2005-04-28 | 2007-08-30 | Audi Ag | Verfahren zur Kühlung von Strangpressprofilen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
JP2012052581A (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-15 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 油圧走行駆動装置 |
JP2016095018A (ja) * | 2014-11-17 | 2016-05-26 | 三菱重工業株式会社 | 油圧トランスミッション、風力発電装置及び油圧トランスミッションの運転方法 |
WO2019159607A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社小松製作所 | 作業車両及び作業車両の制御方法 |
US10829909B2 (en) | 2018-02-14 | 2020-11-10 | Komatsu Ltd. | Work vehicle and control method for work vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0882367A (ja) | 油圧式駆動装置の変速装置およびその変速制御方法 | |
JPH0243063B2 (ja) | ||
JP2010025179A (ja) | 走行作業機械の油圧駆動システム | |
JP2002079931A (ja) | 作業車両の駐車ブレーキ解除装置 | |
KR20010032678A (ko) | 주행구동장치 | |
JPH06249339A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JP2002533629A (ja) | 無段変速式の伝動装置のためのハイドロリック制御装置 | |
JPH06265013A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JPH0658411A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JP2790744B2 (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JPH062767A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JPS62204052A (ja) | 車両用無段変速機の変速制御方法 | |
KR100579242B1 (ko) | 자동차용 무단변속기의 유압 제어시스템 | |
JPH05306768A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JP2000337490A (ja) | 作業用車両及びその車速制御方法 | |
JP2737118B2 (ja) | 車両用変速装置の制御装置 | |
JPH05248511A (ja) | 油圧走行車両 | |
KR100293662B1 (ko) | 자동차용무단변속기의유압제어시스템 | |
JPH0658413A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JP3005864B2 (ja) | 機械油圧式伝動装置 | |
JP2003161305A (ja) | 動力伝達装置の油圧リターダ装置 | |
JPH05306767A (ja) | Hst油圧走行駆動装置 | |
JPH09209410A (ja) | 建設車両の速度制御装置 | |
KR100293660B1 (ko) | 무단변속기의전,후진제어시스템 | |
KR100386347B1 (ko) | 바퀴식 굴삭기의 1속 정지 충격 감소 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080621 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 6 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080621 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090621 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100621 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110621 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120621 Year of fee payment: 10 |