JPH0624572U - 花器における草花の生け込み補助具 - Google Patents
花器における草花の生け込み補助具Info
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 花器に生けた鑑賞用草花を安定的に保持する
と共に、その保護および生長促進を図るための花器にお
ける草花の生け込み補助具を提供する。 【構成】 草花40の生け込み深さを有する花器30に
内装して花茎挿入周壁をなす草花の生け込み補助具1で
あって、銅又は銅成分を含む金属からなる略長筒状の補
助具本体10の上縁に、花器30の開口部31の上端3
3側に当接する鍔15を一体に有し、かつ該補助具本体
10の周壁16に、該補助具本体10内外を連通させる
多数の小孔17を形成した。
と共に、その保護および生長促進を図るための花器にお
ける草花の生け込み補助具を提供する。 【構成】 草花40の生け込み深さを有する花器30に
内装して花茎挿入周壁をなす草花の生け込み補助具1で
あって、銅又は銅成分を含む金属からなる略長筒状の補
助具本体10の上縁に、花器30の開口部31の上端3
3側に当接する鍔15を一体に有し、かつ該補助具本体
10の周壁16に、該補助具本体10内外を連通させる
多数の小孔17を形成した。
Description
【0001】
本考案は、草花の生け込み深さを有する花器に内装して花茎挿入周壁をなす草 花の生け込み補助具であり、特に詳しくは、花器に生けた鑑賞用草花の保護およ び生長促進を図るための花器における草花の生け込み補助具に関する。
【0002】
従来、鑑賞用草花を草花の生け込み深さを有する花器に生けるにあたっては、 当該草花をなるべく長く保たせるため、水分の吸収促進を図ることが重視され、 草花の花茎最下部を斜めに切って水分の吸収断面積を拡大したり、水分吸収のよ くない例えば薔薇等の花の場合には花茎最下部を焼いて細胞を露出させるなどの 策と共に、花器内の水を小まめに取り替えることが必要とされていた。 しかしながら、これらの方策は、いずれも華道などで伝承される経験的実践の 域を出るものではなく、花器に生けた草花につき、科学的な視野に立って長期の 生長を図る方策は立案されておらず、そのための器具類も存在しなかった。
【0003】
本考案者は、草花の生け込み深さを有する花器内における草花の生長を科学的 に観察分析し研究した結果、花器に生けられた草花の生長を妨げる次のような不 都合が存することを見いだした。 花器内に生けられた草花は、生け花用に切断された花茎最下部から水分を吸収 してその生長を行うものであるが、その際、特に問題となるのは、吸収される水 そのものの質である。すなわち、花器内に入れられた水は、通常の状態では水分 子がいわゆる水素結合によって結びついているため、非活性化した分子状態にあ り、このような水が草花に吸収されても、活性化された水分子が有するせっかく の抗菌作用、植物等の生長促進作用がほとんど生かされない。この水素結合は、 激しく水をかき混ぜる等により水分子を互いに衝突させてある程度立切ることも 可能であるが、それでは短時間の経過により再び結合するため、水の入替等の通 常の手段では恒常的な水分子の活性化は図れない。よって、草花に吸収される水 分子のいわゆる水素結合を解き水分子を恒常的に活性化させることのできない従 来のままでは、花器内に生けられた草花の生長を長期に保持できないという不都 合があった。
【0004】 また、草花は花茎の表面で呼吸しているが、花器内に生けられた草花では、特 に花器の開口部縁と接触している花茎部分の呼吸が不全となって、当該花茎部分 の細胞が腐食し易い。こうなると、当該腐食した花茎部分がネックになって水分 を上方の花茎部分及び花部分まで吸い上げられないため、草花の生長が止まって 枯れてしまうことになる。特に、草花の生け込み深さを有する花器内に観賞用草 花を生ける場合には、華道のように花器内の底面に剣山を置く場合は別として、 生けた観賞用草花の花等の重みで花茎部分が花器内で動いてしまい、開口部と接 触する部分の花茎に力が加わってこの部分がよりいたみ易かった。よって、花器 の開口部縁と接触している花茎部分の細胞を維持する方策を持たない従来のまま では、花器内に生けられた草花の生長を長期に保持することができないという不 都合があった。
【0005】 そこで、本考案は、花器内における観賞用草花を安定的に保持すると共に、花 器の開口部縁との接触により鑑賞用草花の花茎部分の細胞を痛ませることなく、 かつこの鑑賞用草花に吸収された水分子を活性化させて生長を促進することがで きる、花器における草花の生け込み補助具を提供することを目的とする。
【0006】
本考案の請求項1にかかる花器における草花の生け込み補助具は、上記の目的 を達成するものとして、草花の生け込み深さを有する花器に内装して花茎挿入周 壁をなす観賞用草花の生け込み補助具であって、銅又は銅成分を含む金属からな る略長筒状の補助具本体の上縁に、花器の開口部の上端側に当接する鍔を一体に 有し、かつ該補助具本体の周壁に、該補助具本体内外を連通させる多数の小孔を 形成したと構成してある。 また請求項2にかかる花器における草花の生け込み補助具は、上記手段に加え て、補助具本体を上下方向に長さ調節可能な内側筒と外側筒とで構成している。
【0007】
本考案の請求項1記載にかかる花器における草花の生け込み補助具は、例えば 花瓶など草花の生け込み深さを有する花器の上方からその開口部内へ嵌め込むよ うに降ろして内装するだけで花器内に装着でき、その際、花器の開口部の上端側 に当接する鍔によって安定的に支持される。よって、花器に一旦取り付けられれ ば、銅又は銅成分を含む金属からなる略長筒状の補助具本体が、鑑賞用草花の花 茎挿入周壁をなす。
【0008】 そして、この花器における草花の生け込み補助具は、補助具本体が銅又は銅成 分を含む金属からなっているので、花器内の水に該補助具本体が浸かることによ り、銅イオン又は他の金属イオンが花器内の水に取り込まれる。この銅イオン又 は他の金属イオンは、水分子の水素結合を解き分子集団を小さくして水分子を活 性化させる作用を有するので、鑑賞用草花に吸収され体内に循環する水分子が活 性化され、水分子の活性化による作用で鑑賞用草花の生長促進をもたらす。
【0009】 同時に、鑑賞用草花の花茎が花茎表面で呼吸を行う際に、この銅又は銅成分を 含む金属からなる補助具本体部と当接する花茎部分からこの補助具本体と当接す る花茎部分の細胞をも生長させるので、当接に伴う呼吸不全による花茎細胞の腐 食を防ぎ、草花の水分吸収を妨げる要素を除外できる。なお、銅イオン又は他の 金属イオンが取り入れられることで、水の腐食を防ぎ、水中に澱を生じさせない 作用をも生じる。
【0010】 また、この花器における草花の生け込み補助具には、補助具本体の周壁に、該 補助具本体内外を連通させる多数の小孔を形成してあるので、花器内の水分子が 自由に補助具内外に出入りでき、又、補助具本体と水との接触面積が大きくなる ので、銅イオン又は他の金属イオンが花器内の水に取り込まれ易くなる。
【0011】 更に、請求項2にかかる花器における草花の生け込み補助具は、上記構成に加 えて、補助具本体を内側筒と外側筒とで構成し、該内側筒と外側筒との相対位置 を変化させて補助具本体の全高を可変に構成してあるので、上記作用に加えて、 鑑賞用草花を生け込む花器の高さや開口部までの高さに対応して補助具本体の全 高を変えることで、種々の種類の花器に対してこの生け込み補助具を適用できる 。
【0012】
本考案にかかる花器における草花の生け込み補助具の典型的な実施例を、添付 の図1ないし図7について以下説明する。 ここで、図1は本考案の一実施例にかかる花瓶30用の花器における草花の生 け込み補助具1を示す斜視図であり、図2及び図3は同実施例にかかる補助具本 体の内側筒及び外側筒の斜視図、図4ないし図6は、同実施例の組立構造を説明 するための部分斜視図及び断面図、図7は同実施例の使用状態を示す斜視図であ る。
【0013】 本実施例にかかる花瓶30用の草花の生け込み補助具1は、鑑賞用草花40の 生け込み深さを有する花瓶30に内装して花茎挿入周壁をなす生け込み補助具1 であって、銅からなる略長筒状の補助具本体10の上縁に、花瓶30の開口部3 1の上端33側に当接する鍔15を一体に有し、かつ該補助具本体10の周壁1 6の上端近傍と下端近傍に、それぞれ該補助具本体10内外を連通させる多数の 小孔17を形成してある。
【0014】 ここで、本実施例にかかる前記補助具本体10は、図2に示すように、鍔15 を一体に有する内側筒10Aと、図3に示すように、該内側筒10Aより若干大 径で、鍔15を有しない外側筒10Bとを連結して構成したもので、これら両部 材は、それぞれ薄肉銅版を略長筒状に曲折すると共に、その曲折した両端部11 ,12上縁に係止爪13,14を突設し、この係止爪13、14を互いに引っ掛 けるようにして係止させたものである。
【0015】 また、内側筒10Aには、その周壁16Aの三方に、内周側ではV字突起、外 周側ではV字溝として現れる位置決めストッパ部18Aを、ほぼ等間隔で形成し てあり、同様に、外側筒10Bの周壁16Bにも、前記位置決めストッパ部18 Aに対応する位置に、同様の位置決めストッパ部18Bを形成してある。更に、 前記位置決めストッパ部18Aには、それぞれ、図2ないし図4に示すように、 上端部と下端部を除くほぼ全長にわたって開口部19を形成し、又、前記位置決 めストッパ部18Bには、図5に示すように、その上縁近傍の内側に、2つの切 欠爪部20を形成してある。 そして、図4に示すように、位置決めストッパ部18Aと位置決めストッパ部 18Bとを合わせると同時に、前記開口部19外側から前記切欠爪部20を挿入 した後、この切欠爪部20を図4ないし図6に示すように略U字状に折り曲げる ことで、内側筒10Aと外側筒10Bとを連結して補助具本体10を構成すると 共に、前記開口部19にそって上下方向に外側筒10Bを移動可能にし内側筒1 0Aと外側筒10Bとの相対位置を変化させることで、補助具本体10の全高を 可変にしてある。
【0016】 また、補助具本体10の内側筒10Aに一体に有する鍔部15は、内側筒10 Aの上端縁から外方に向かって略鍔状をなすように設けてあると共に、図1ない し図3に示すように、その上面に、複数の切欠き突起21を突出させ、この切欠 き突起21を結ぶように銅線22を交差状に張りめぐらしてある。 なお、内側筒10Aと外側筒10Bのそれぞれ上端及び下端を除く周壁16の 大半は、図1ないし図3に示すように縦筋をなす波形形状に構成してあり、又、 外側筒10Bの下端には、図1ないし図4に示すように、略アーチ状の小切欠部 23を複数設けてある。
【0017】 次に、上記実施例にかかる花瓶30用の花器における草花の生け込み補助具1 の花瓶30への装着方法並びに作用等について説明する。 実施例にかかる花器における草花の生け込み補助具1は、草花の生け込み深さ を有する花瓶30の開口部31から花瓶30内へ挿入するように降ろすだけで、 花瓶30に内装され、その際、花瓶30の開口部31の上端33側に当接する鍔 15によって安定的に支持される。よって、花瓶30に一旦内装されれば、図7 に示すように、銅からなる略長筒状の補助具本体10が、鑑賞用草花40の花茎 挿入周壁をなす。
【0018】 そして、この花器における草花の生け込み補助具1は、補助具本体10が銅か らなっているので、花瓶30内の水に該補助具本体10が浸かることにより、銅 イオンが花瓶内の水に取り込まれる。この銅イオンは、水分子の水素結合を解き 分子集団を小さくして水分子を活性化させる作用を有するので、鑑賞用草花40 に吸収され体内に循環する水分子が活性化され、水分子の活性化による作用で鑑 賞用草花40の生長促進をもたらす。
【0019】 同時に、鑑賞用草花40の花茎41が花茎41表面で呼吸を行う際に、この銅 からなる補助具本体10と当接する花茎41部分からこの補助具本体10と当接 する花茎41部分の細胞をも生長させるので、当接に伴う呼吸不全による花茎4 1細胞の腐食を防ぎ、生けられた鑑賞用草花40の水分吸収を妨げる要素を除外 できる。なお、銅イオンが取り入れられることで、水の腐食を防ぎ、水中に澱を 生じさせない作用をも生じる。
【0020】 また、この花瓶30における草花の生け込み補助具1には、補助具本体10の 周壁16A,16Bに、該補助具本体10内外を連通させる多数の小孔17を形 成してあるので、花瓶30内の水分子が自由に補助具本体10内外に出入りでき ると共に、補助具本体10と水との接触面積が大きくなるので、銅イオンが花瓶 30内の水に取り込まれ易くなる。なお、内側筒10Aの小孔17の高さまで花 瓶30内に水が入れられていない場合には、この小孔17は補助具本体10内外 に空気を連通する。
【0021】 更に、花瓶30の高さ等に応じて外側筒10Aの切欠爪部20と内側筒10A の開口部19とによって、外側筒10Bが上下方向にスライドし補助具本体10 の全高を変えるので、種々の種類の花瓶30に対してこの生け込み補助具1を適 用できる。また、内側筒10Aと外側筒10Bでは、それぞれ係止爪13と係止 突起14とが互いに引っ掛かるように一方を折曲げて係止されるようにしてある ので、花瓶30の開口部31の内径に合わせて本体部10を若干撓ませ、係止爪 13と係止突起14の離間位置を調節することで、本体部10の両端部11,1 2が一部分重なって本体部10の径が若干小さくなるため、開口部31の径の個 体差にかかわらず草花の生け込み補助具1を花瓶30に装着することが可能とな る。むろん、補助具本体部10の撓みに伴い、一体に有する鍔15も同様に撓ん で一部分が重なり径が同様に若干小さくなる。 なお、切欠爪部20により連結された内側筒10Aと外側筒10Bとは、位置 決めストッパ部18A,18Bによって位置決めされるので、連結が外れたり一 方の部材の位置がずれたりすることはない。
【0022】 更にまた、鍔15の上面には、図1に示すように、各切欠き突起21を結ぶよ うに銅線22を交差状に張りめぐらしてあるので、この交差する銅線22で囲ま れた内側に鑑賞用草花40を生けるようにすれば、上記銅イオンによる作用を保 持しつつ、鑑賞用草花40を形を整えて花瓶30内に生け込むこともできる。 なお、外側筒10Bの下端には、図1ないし図4に示すように、略アーチ状の 小切欠部23を複数設けてあるので、花瓶30内における補助具本体10内外へ の水の流動に支障が生じない。
【0023】 以上説明した実施例は、本考案にかかる花器における草花の生け込み補助具1 を花瓶30用に適用した場合の一実施例を示すもので、その形状は図示したもの に限らず、補助具本体10の形状、高さ、大きさ、鍔15の形状、大きさ、小孔 17の大きさ、数、形成位置等は、実施に応じて適宜変更できる。もちろん、上 記した形状の花瓶30以外の花器に適用する場合には、当該花器の開口部形状や 寸法に合わせた形状、大きさを選択すればよい。なお、上記実施例では、補助具 本体10を内側筒10Aと外側筒10Bとを連結して構成してあるが、一体成型 して補助具1を構成しても差し支えなく、その場合には、補助具1底部に可変機 構を有する足部を設けるなど他の高さ可変構造を採用するか、高さ固定とするか は任意に選択し得る。
【0024】 また、上記実施例では、この生け込み補助具1を銅からなるものとして示した が、銅又は銅成分を含む他の金属からなるよう構成しても差し支えないことはい うまでもない。 更にまた、上記実施例では、係止爪13及び係止突起14を用いて、草花の生 け込み補助具1の径を調節可能にしてあるが、他の構造によって調節するように してもよく、又、両端部11,12を固着して径を固定するよう構成しても差し 支えない。 なお、上記実施例では、銅線18を張りめぐらせるように構成してあるが、銅 線22を全く用いない構成としてもよく、又、切欠き突起21及び銅線22に変 えて、補助具本体10に予め銅又は銅成分を含む金属からなる交差状の内枠部を 設けるよう構成したり、同様に機能する内枠アダプターを取付可能に構成するよ うにしてもよい。
【0025】
以上説明した本考案にかかる花器における草花の生け込み補助具によれば、花 器内における観賞用草花を安定的に保持すると共に、花器の開口部縁との接触に より鑑賞用草花の花茎部分の細胞を腐食させることがなく、かつこの鑑賞用草花 に吸収された水分子を活性化させて鑑賞用草花の生長を促進することができると いう特長を有する。
【図1】実施例にかかる花瓶用の花器における草花の生
け込み補助具を示す斜視図である。
け込み補助具を示す斜視図である。
【図2】実施例にかかる補助具本体の内側筒を示す斜視
図である。
図である。
【図3】実施例にかかる補助具本体の外側筒を示す斜視
図である。
図である。
【図4】実施例にかかる補助具本体の組立構造を説明す
るための部分斜視図である。
るための部分斜視図である。
【図5】実施例にかかる補助具本体の組立構造を説明す
るための部分斜視図である。
るための部分斜視図である。
【図6】実施例にかかる補助具本体の組立構造を説明す
るための部分断面図である。
るための部分断面図である。
【図7】実施例にかかる花瓶用の花器における草花の生
け込み補助具の使用状態を示す斜視図である。
け込み補助具の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】 1 花瓶用の花器における草花の生け込み補助具 10 補助具本体 10A 内側筒 10B 外側筒 11 一端部 12 他端部 13 係止爪 14 係止突起 15 鍔 16 周壁 16A 周壁 16B 周壁 17 小孔 18A 位置決めストッパ部 18B 位置決めストッパ部 19 開口部 20 切欠爪部 21 切欠き突起 22 銅線 23 小切欠部 30 花瓶 31 開口部 32 内周壁 33 上端 40 鑑賞用草花 41 花茎
Claims (2)
- 【請求項1】 草花の生け込み深さを有する花器に内装
して花茎挿入周壁をなす草花の生け込み補助具であっ
て、銅又は銅成分を含む金属からなる略長筒状の補助具
本体の上縁に、花器の開口部の上端側に当接する鍔を一
体に有し、かつ該補助具本体の周壁に、該補助具本体内
外を連通させる多数の小孔を形成したことを特徴とする
花器における草花の生け込み補助具。 - 【請求項2】 補助具本体を上下方向に長さ調節可能な
内側筒と外側筒とで構成した請求項1記載の花器におけ
る草花の生け込み補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992065101U JPH0751010Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 花器における草花の生け込み補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992065101U JPH0751010Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 花器における草花の生け込み補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0624572U true JPH0624572U (ja) | 1994-04-05 |
JPH0751010Y2 JPH0751010Y2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=13277184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992065101U Expired - Lifetime JPH0751010Y2 (ja) | 1992-08-26 | 1992-08-26 | 花器における草花の生け込み補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751010Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022028106A (ja) * | 2020-09-03 | 2022-02-15 | 清美 三谷 | フラワーアレンジメント作成キット |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0223855U (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-16 | ||
JPH0512784U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-19 | 昭和電線電纜株式会社 | 振動絶縁装置 |
-
1992
- 1992-08-26 JP JP1992065101U patent/JPH0751010Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0223855U (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-16 | ||
JPH0512784U (ja) * | 1991-07-31 | 1993-02-19 | 昭和電線電纜株式会社 | 振動絶縁装置 |
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---|---|---|---|---|
JP2022028106A (ja) * | 2020-09-03 | 2022-02-15 | 清美 三谷 | フラワーアレンジメント作成キット |
Also Published As
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JPH0751010Y2 (ja) | 1995-11-22 |
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Legal Events
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