JPH06241637A - 冷凍車およびその冷凍庫内の温度管理方法 - Google Patents
冷凍車およびその冷凍庫内の温度管理方法Info
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- JPH06241637A JPH06241637A JP3071093A JP3071093A JPH06241637A JP H06241637 A JPH06241637 A JP H06241637A JP 3071093 A JP3071093 A JP 3071093A JP 3071093 A JP3071093 A JP 3071093A JP H06241637 A JPH06241637 A JP H06241637A
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- JP
- Japan
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- temperature
- freezer
- recording means
- wall
- perishables
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- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 積載された生鮮品の鮮度保持ができる冷凍車
を提供する。 【構成】 冷凍庫2の内壁の複数箇所に設けられた温度
センサ3と、この温度センサ3と電気的に接続され、温
度センサ3の測定した温度を記録する温度記録手段4
と、温度記録手段4の温度を表示するパーソナルコンピ
ュータ(温度表示手段)6とを備える。そして、冷凍庫
2内の各部の温度を測定することによって、冷凍庫2内
の温度調整を行う。また、複数の冷凍車1の温度記録手
段4が記録した温度データを電話回線を利用して1箇所
に伝送することによって、走行中の冷凍車1の冷凍庫2
内の温度管理を集中的に行う。
を提供する。 【構成】 冷凍庫2の内壁の複数箇所に設けられた温度
センサ3と、この温度センサ3と電気的に接続され、温
度センサ3の測定した温度を記録する温度記録手段4
と、温度記録手段4の温度を表示するパーソナルコンピ
ュータ(温度表示手段)6とを備える。そして、冷凍庫
2内の各部の温度を測定することによって、冷凍庫2内
の温度調整を行う。また、複数の冷凍車1の温度記録手
段4が記録した温度データを電話回線を利用して1箇所
に伝送することによって、走行中の冷凍車1の冷凍庫2
内の温度管理を集中的に行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、冷凍車およびその冷
凍庫内の温度管理方法に関し、特に冷凍庫内の荷物の鮮
度保持について有効な技術に関する。
凍庫内の温度管理方法に関し、特に冷凍庫内の荷物の鮮
度保持について有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の冷凍車は、冷蔵品や冷凍品を輸送
するに際しての温度管理は冷凍機の空気吸込口付近に設
けられた温度センサで検知した温度を基準として行って
いた。
するに際しての温度管理は冷凍機の空気吸込口付近に設
けられた温度センサで検知した温度を基準として行って
いた。
【0003】ここで、冷凍車が輸送する荷物には、肉や
魚は言うに及ばず、野菜や花など種々のもの(以下、
「生鮮品」という。)があり、これらを同時に輸送する
ことも多い。
魚は言うに及ばず、野菜や花など種々のもの(以下、
「生鮮品」という。)があり、これらを同時に輸送する
ことも多い。
【0004】この場合、輸送される荷物の適温は、生鮮
品の種類によってそれぞれに異なっており、冷凍車によ
る長時間の輸送にも拘らずなお鮮度を保持するには、こ
の生鮮品の種類毎の適温が保てるように冷凍庫内の温度
を制御する必要がある。
品の種類によってそれぞれに異なっており、冷凍車によ
る長時間の輸送にも拘らずなお鮮度を保持するには、こ
の生鮮品の種類毎の適温が保てるように冷凍庫内の温度
を制御する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のよう
に、従来の冷凍車における冷凍庫内の温度管理は冷凍機
の空気吸込口付近に設けられた温度センサによってのみ
行われていたので、このようなきめ細かな温度調整がで
きなかった。
に、従来の冷凍車における冷凍庫内の温度管理は冷凍機
の空気吸込口付近に設けられた温度センサによってのみ
行われていたので、このようなきめ細かな温度調整がで
きなかった。
【0006】したがって、積載された種々の生鮮品につ
いての適温状態が実現されず、長時間の輸送後にはこの
生鮮品の鮮度が落ちてしまっていた。
いての適温状態が実現されず、長時間の輸送後にはこの
生鮮品の鮮度が落ちてしまっていた。
【0007】また、積荷の出し入れのために、冷凍庫の
扉の付近は他の部位と比べて特に温度変化が激しく、し
たがって、ここに積まれる生鮮品は温度変化の影響を受
けにくい種類のものであることが望ましい。しかし、現
状においてはこのような配慮はなされていない。
扉の付近は他の部位と比べて特に温度変化が激しく、し
たがって、ここに積まれる生鮮品は温度変化の影響を受
けにくい種類のものであることが望ましい。しかし、現
状においてはこのような配慮はなされていない。
【0008】そこで、本発明の目的は、冷凍庫内に積載
された生鮮品をそれぞれの適温に保つことにより、その
鮮度を保持することができる冷凍車およびその冷凍庫内
の温度管理方法に関する技術を提供することにある。
された生鮮品をそれぞれの適温に保つことにより、その
鮮度を保持することができる冷凍車およびその冷凍庫内
の温度管理方法に関する技術を提供することにある。
【0009】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
な特徴は、本明細書の記述及び添付図面から明らかにな
るであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
発明のうち、代表的なものの概要を説明すれば、次の通
りである。
【0011】すなわち、本発明の冷凍車は、冷凍庫の内
壁に設けられた複数箇所の温度センサと、この温度セン
サと電気的に接続され、それぞれの温度センサの温度を
記録する温度記録手段と、温度記録手段の温度を表示す
る温度表示手段とを備えたもので、冷凍庫内の各部の温
度を測定することによって、冷凍庫内の温度調整を行う
ものである。
壁に設けられた複数箇所の温度センサと、この温度セン
サと電気的に接続され、それぞれの温度センサの温度を
記録する温度記録手段と、温度記録手段の温度を表示す
る温度表示手段とを備えたもので、冷凍庫内の各部の温
度を測定することによって、冷凍庫内の温度調整を行う
ものである。
【0012】この場合において、前記冷凍庫の内壁に設
けられた温度センサが、着脱自在とすることができる。
けられた温度センサが、着脱自在とすることができる。
【0013】さらに、前記の温度センサは、その先端部
が冷凍庫の内壁から離脱可能とすることができる。
が冷凍庫の内壁から離脱可能とすることができる。
【0014】また、本発明の冷凍車の冷凍庫内の温度管
理方法は、複数の前記冷凍車の温度記録手段が記録した
温度データを電話回線を利用して1箇所に伝送すること
によって走行中の冷凍車の冷凍庫内の温度管理を集中的
に行うものである。
理方法は、複数の前記冷凍車の温度記録手段が記録した
温度データを電話回線を利用して1箇所に伝送すること
によって走行中の冷凍車の冷凍庫内の温度管理を集中的
に行うものである。
【0015】
【作用】冷凍庫の内壁に設けられた複数箇所の温度セン
サと、この温度センサの温度を記録する温度記録手段
と、温度記録手段の温度を表示する温度表示手段とを備
えた冷凍車の発明によれば、冷凍庫内の各部の温度を測
定することができるので、冷凍庫内のきめ細かな温度調
整が可能となり、また、記録された温度をデータとして
利用することによって、生鮮品の種類に応じた適温が保
てるような梱包方法を検討することができる。
サと、この温度センサの温度を記録する温度記録手段
と、温度記録手段の温度を表示する温度表示手段とを備
えた冷凍車の発明によれば、冷凍庫内の各部の温度を測
定することができるので、冷凍庫内のきめ細かな温度調
整が可能となり、また、記録された温度をデータとして
利用することによって、生鮮品の種類に応じた適温が保
てるような梱包方法を検討することができる。
【0016】前記冷凍庫の内壁に設けられた温度センサ
が着脱自在とされた冷凍車の発明によれば、冷凍庫内の
温度測定を行わないときには、温度センサを取り外すこ
とによって、積荷による温度センサの破損を防止するこ
とができる。
が着脱自在とされた冷凍車の発明によれば、冷凍庫内の
温度測定を行わないときには、温度センサを取り外すこ
とによって、積荷による温度センサの破損を防止するこ
とができる。
【0017】前記温度センサの先端部が冷凍庫の内壁か
ら離脱可能とされた冷凍車の発明によれば、その温度セ
ンサを搭載された生鮮品の梱包容器内に挿入することに
よって、生鮮品の冷凍温度が測定できるので、生鮮品の
種類に応じたよりきめ細かな温度管理が可能になる。
ら離脱可能とされた冷凍車の発明によれば、その温度セ
ンサを搭載された生鮮品の梱包容器内に挿入することに
よって、生鮮品の冷凍温度が測定できるので、生鮮品の
種類に応じたよりきめ細かな温度管理が可能になる。
【0018】また、走行中にある複数の冷凍車の冷凍庫
内の温度管理を集中的に行う冷凍車の冷凍庫内の温度管
理方法の発明によれば、複数の冷凍車の温度記録手段が
記録した温度データを電話回線を利用して1箇所に伝送
することによって、冷凍車に対して、積載された生鮮品
に応じた温度を指示することが可能となるので、長時間
の輸送にも拘らず生鮮品の鮮度を保持することができ
る。
内の温度管理を集中的に行う冷凍車の冷凍庫内の温度管
理方法の発明によれば、複数の冷凍車の温度記録手段が
記録した温度データを電話回線を利用して1箇所に伝送
することによって、冷凍車に対して、積載された生鮮品
に応じた温度を指示することが可能となるので、長時間
の輸送にも拘らず生鮮品の鮮度を保持することができ
る。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例である冷凍車を示す
斜視図、図2および図3はその冷凍車に設けられた温度
センサの斜視図である。
斜視図、図2および図3はその冷凍車に設けられた温度
センサの斜視図である。
【0020】まず、本実施例の冷凍車1の構成について
説明する。
説明する。
【0021】本実施例の冷凍車1は、冷凍庫2の内壁2
aの数カ所に設けられた温度センサ3と、この温度セン
サ3の測定した温度を記録する温度記録手段4と、乗車
室5内に設置されたパーソナルコンピュータ(温度表示
手段)6とからなる。
aの数カ所に設けられた温度センサ3と、この温度セン
サ3の測定した温度を記録する温度記録手段4と、乗車
室5内に設置されたパーソナルコンピュータ(温度表示
手段)6とからなる。
【0022】すなわち、温度センサ3は、冷凍庫2の内
壁2aの後方に2箇所、中央に3箇所、そして前方に3
箇所の合計8箇所に設けられており、この温度センサ3
と電気的に接続された温度記録手段4は、それぞれの温
度センサ3が検知した温度を記録するようになってい
る。
壁2aの後方に2箇所、中央に3箇所、そして前方に3
箇所の合計8箇所に設けられており、この温度センサ3
と電気的に接続された温度記録手段4は、それぞれの温
度センサ3が検知した温度を記録するようになってい
る。
【0023】そして、温度記録手段4が記録した温度
は、乗車室5内に設置されたパーソナルコンピュータ6
を操作することによって表示されるようになっている。
は、乗車室5内に設置されたパーソナルコンピュータ6
を操作することによって表示されるようになっている。
【0024】ここで、図2に示すように、冷凍庫2の内
壁2aに設けられた一部の温度センサ3は、プラグ(接
続手段)7によって内壁2aから着脱自在とされ、冷凍
庫2内の温度測定を行わないときには取り外すことによ
り、積荷による温度センサ3の破損を防止するようにさ
れている。
壁2aに設けられた一部の温度センサ3は、プラグ(接
続手段)7によって内壁2aから着脱自在とされ、冷凍
庫2内の温度測定を行わないときには取り外すことによ
り、積荷による温度センサ3の破損を防止するようにさ
れている。
【0025】さらに、図3に示すように、他の一部の温
度センサ3は、その先端部が冷凍庫2の内壁2aから離
脱可能とされており、必要に応じて、搭載された生鮮品
の梱包容器内に挿入することによって、生鮮品の冷凍温
度を測定できるようになっている。
度センサ3は、その先端部が冷凍庫2の内壁2aから離
脱可能とされており、必要に応じて、搭載された生鮮品
の梱包容器内に挿入することによって、生鮮品の冷凍温
度を測定できるようになっている。
【0026】また、温度記録手段4が記録した温度は、
図示しないモデム(変復調装置)によって、電話回線を
利用してデータが取り出せるようになっている。
図示しないモデム(変復調装置)によって、電話回線を
利用してデータが取り出せるようになっている。
【0027】次に、本実施例の冷凍車1の作用について
説明する。
説明する。
【0028】本実施例の冷凍車は、前記のように、冷凍
庫2の内壁2aの8カ所に設けられた温度センサ3によ
って測定された温度が温度記録手段4に記録され、この
記録された温度は乗車室5内のパーソナルコンピュータ
6に表示されるようになっているので、冷凍庫2内の各
部の温度や搭載された生鮮品の冷凍温度が乗車室5に居
ながらにして把握できることになり、これによってきめ
細かな温度調整が可能となる。
庫2の内壁2aの8カ所に設けられた温度センサ3によ
って測定された温度が温度記録手段4に記録され、この
記録された温度は乗車室5内のパーソナルコンピュータ
6に表示されるようになっているので、冷凍庫2内の各
部の温度や搭載された生鮮品の冷凍温度が乗車室5に居
ながらにして把握できることになり、これによってきめ
細かな温度調整が可能となる。
【0029】また、温度記録手段4によって記録された
温度をデータとして利用し、冷凍庫2内の温度とこの時
の生鮮品の冷凍温度との差から、生鮮品の種類に応じた
適温が保てるような梱包方法を検討することができ、生
鮮品の鮮度保持をより確実に行うことができる。
温度をデータとして利用し、冷凍庫2内の温度とこの時
の生鮮品の冷凍温度との差から、生鮮品の種類に応じた
適温が保てるような梱包方法を検討することができ、生
鮮品の鮮度保持をより確実に行うことができる。
【0030】さらに、温度記録手段4が記録した温度デ
ータは電話回線を利用して取り出せるようになっている
ので、複数のこのような冷凍車1における冷凍庫2内の
温度データを1箇所に伝送することで、走行中の複数の
冷凍車1の温度管理が可能となり、ここから冷凍車1に
対して、積載された生鮮品に応じた温度を指示すること
が可能となるので、冷凍車1による長時間の輸送にも拘
らず、生鮮品の鮮度を保持することができる。
ータは電話回線を利用して取り出せるようになっている
ので、複数のこのような冷凍車1における冷凍庫2内の
温度データを1箇所に伝送することで、走行中の複数の
冷凍車1の温度管理が可能となり、ここから冷凍車1に
対して、積載された生鮮品に応じた温度を指示すること
が可能となるので、冷凍車1による長時間の輸送にも拘
らず、生鮮品の鮮度を保持することができる。
【0031】そして、冷凍庫2の内壁2aに設けられた
一部の温度センサ3は、プラグ7によって内壁2aから
着脱自在とされているので、冷凍庫2内の温度測定を行
わないときには取り外すことにより、積荷による温度セ
ンサ3の破損を防止するようにされている。
一部の温度センサ3は、プラグ7によって内壁2aから
着脱自在とされているので、冷凍庫2内の温度測定を行
わないときには取り外すことにより、積荷による温度セ
ンサ3の破損を防止するようにされている。
【0032】また、他の一部の温度センサ3は、その先
端部が冷凍庫2の内壁2aから離脱可能とされているの
で、必要に応じて、搭載された生鮮品の梱包容器内に挿
入することによって、生鮮品の冷凍温度を測定できる。
端部が冷凍庫2の内壁2aから離脱可能とされているの
で、必要に応じて、搭載された生鮮品の梱包容器内に挿
入することによって、生鮮品の冷凍温度を測定できる。
【0033】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更が可能であることは言うまでもない。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更が可能であることは言うまでもない。
【0034】たとえば、本実施例においては温度センサ
は、冷凍庫の内壁の合計8箇所に設けられているが、こ
れに限定されるものではなく、複数箇所に設置されてい
ればよい。
は、冷凍庫の内壁の合計8箇所に設けられているが、こ
れに限定されるものではなく、複数箇所に設置されてい
ればよい。
【0035】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下
記の通りである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下
記の通りである。
【0036】(1).すなわち、冷凍庫の内壁に設けられた
複数箇所の温度センサと、この温度センサの温度を記録
する温度記録手段と、温度記録手段の温度を表示する温
度表示手段とを備えた冷凍車の発明によれば、冷凍庫内
の各部の温度を測定することができるので、冷凍庫内の
きめ細かな温度調整が可能となり、長時間かけて運搬し
ても、冷凍庫内に積載された生鮮品を適温に保つことに
より、その鮮度を保持することができる。
複数箇所の温度センサと、この温度センサの温度を記録
する温度記録手段と、温度記録手段の温度を表示する温
度表示手段とを備えた冷凍車の発明によれば、冷凍庫内
の各部の温度を測定することができるので、冷凍庫内の
きめ細かな温度調整が可能となり、長時間かけて運搬し
ても、冷凍庫内に積載された生鮮品を適温に保つことに
より、その鮮度を保持することができる。
【0037】(2).また、記録された温度をデータとして
利用することによって、生鮮品の種類に応じた適温が保
てるような梱包方法を検討することができるので、前記
生鮮品の鮮度保持をより確実に行うことができる。
利用することによって、生鮮品の種類に応じた適温が保
てるような梱包方法を検討することができるので、前記
生鮮品の鮮度保持をより確実に行うことができる。
【0038】(3).さらに、他の部位と比べて特に温度変
化が激しい冷凍庫の扉の付近の温度データを具体的に収
集することができるので、この温度変化に耐え得る範囲
内の生鮮品が分かり、扉付近に積載可能な生鮮品を特定
するなど、運搬時における生鮮品の鮮度維持のための積
載マニュアルが作成できる。
化が激しい冷凍庫の扉の付近の温度データを具体的に収
集することができるので、この温度変化に耐え得る範囲
内の生鮮品が分かり、扉付近に積載可能な生鮮品を特定
するなど、運搬時における生鮮品の鮮度維持のための積
載マニュアルが作成できる。
【0039】(4).温度センサが冷凍庫の内壁から着脱自
在とされた冷凍車の発明によれば、冷凍車が復路にある
場合のように、積載物が生鮮品ではなく一般の荷物で、
冷凍庫内の温度測定を行わないときには、温度センサを
取り外しておくことができるので、積荷による温度セン
サの破損を防止することができる。
在とされた冷凍車の発明によれば、冷凍車が復路にある
場合のように、積載物が生鮮品ではなく一般の荷物で、
冷凍庫内の温度測定を行わないときには、温度センサを
取り外しておくことができるので、積荷による温度セン
サの破損を防止することができる。
【0040】(5).温度センサの先端部が冷凍庫の内壁か
ら離脱可能とされた冷凍車の発明によれば、生鮮品その
温度センサを搭載された生鮮品中に挿入することによっ
て、冷凍庫内の種々の部位にある生鮮品の冷凍温度を直
接測定することができるので、運搬中における生鮮品の
温度変化を個別に把握することができ、冷凍車に積載さ
れる生鮮品のよりきめ細かな温度管理が可能になる。
ら離脱可能とされた冷凍車の発明によれば、生鮮品その
温度センサを搭載された生鮮品中に挿入することによっ
て、冷凍庫内の種々の部位にある生鮮品の冷凍温度を直
接測定することができるので、運搬中における生鮮品の
温度変化を個別に把握することができ、冷凍車に積載さ
れる生鮮品のよりきめ細かな温度管理が可能になる。
【0041】(6).そして、走行中にある複数の冷凍車の
冷凍庫内の温度管理を集中的に行う冷凍車の冷凍庫内の
温度管理方法の発明によれば、複数の冷凍車の温度記録
手段が記録した温度データを電話回線を利用して1箇所
に伝送することによって、冷凍車に対して、積載された
生鮮品に応じた温度を指示することが可能となるので、
長時間の輸送にも拘らず生鮮品の鮮度を確実に保持する
ことができる。
冷凍庫内の温度管理を集中的に行う冷凍車の冷凍庫内の
温度管理方法の発明によれば、複数の冷凍車の温度記録
手段が記録した温度データを電話回線を利用して1箇所
に伝送することによって、冷凍車に対して、積載された
生鮮品に応じた温度を指示することが可能となるので、
長時間の輸送にも拘らず生鮮品の鮮度を確実に保持する
ことができる。
【図1】本発明の実施例における冷凍車を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】その冷凍車に設けられた温度センサの斜視図で
ある。
ある。
【図3】その冷凍車に設けられた温度センサの斜視図で
ある。
ある。
1 冷凍車 2 冷凍庫 2a 内壁 3 温度センサ 4 温度記録手段 5 乗車室 6 パーソナルコンピュータ(温度表示手段) 7 プラグ(接続手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 冷凍庫の内壁に設けられた複数箇所の温
度センサと、前記温度センサと電気的に接続され、それ
ぞれの前記温度センサの温度を記録する温度記録手段
と、前記温度記録手段の温度を表示する温度表示手段と
を備え、前記冷凍庫内の各部の温度を測定することによ
って、前記冷凍庫内の温度調整を行うことを特徴とする
冷凍車。 - 【請求項2】 前記冷凍庫の内壁に設けられた前記温度
センサが、着脱自在とされていることを特徴とする請求
項1記載の冷凍車。 - 【請求項3】 前記温度センサの先端部が前記冷凍庫の
内壁から離脱可能とされていることを特徴とする請求項
1記載の冷凍車。 - 【請求項4】 複数の前記冷凍車の前記温度記録手段が
記録した温度データを電話回線によって1箇所に伝送
し、走行中の前記冷凍車の冷凍庫内の温度管理を集中的
に行うことを特徴とする冷凍車の冷凍庫内の温度管理方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071093A JPH06241637A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 冷凍車およびその冷凍庫内の温度管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3071093A JPH06241637A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 冷凍車およびその冷凍庫内の温度管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241637A true JPH06241637A (ja) | 1994-09-02 |
Family
ID=12311209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3071093A Pending JPH06241637A (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 冷凍車およびその冷凍庫内の温度管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241637A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016133295A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 株式会社デンソー | 冷凍装置 |
US9889724B2 (en) | 2009-07-13 | 2018-02-13 | Carrier Corporation | Transport refrigeration system, transport refrigeration unit, and methods for same |
US9958198B2 (en) | 2009-07-13 | 2018-05-01 | Carrier Corporation | Embedded cargo sensors for a refrigeration system |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP3071093A patent/JPH06241637A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9889724B2 (en) | 2009-07-13 | 2018-02-13 | Carrier Corporation | Transport refrigeration system, transport refrigeration unit, and methods for same |
US9958198B2 (en) | 2009-07-13 | 2018-05-01 | Carrier Corporation | Embedded cargo sensors for a refrigeration system |
JP2016133295A (ja) * | 2015-01-22 | 2016-07-25 | 株式会社デンソー | 冷凍装置 |
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