JPH06241548A - 空調設備用吹き出し口の構造 - Google Patents
空調設備用吹き出し口の構造Info
- Publication number
- JPH06241548A JPH06241548A JP5521293A JP5521293A JPH06241548A JP H06241548 A JPH06241548 A JP H06241548A JP 5521293 A JP5521293 A JP 5521293A JP 5521293 A JP5521293 A JP 5521293A JP H06241548 A JPH06241548 A JP H06241548A
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- JP
- Japan
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- air
- outlet
- cylinder
- temperature
- conditioning equipment
- Prior art date
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- Pending
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title claims abstract description 16
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 6
- 230000003750 conditioning effect Effects 0.000 abstract 2
- 235000021167 banquet Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Duct Arrangements (AREA)
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な改良により、低コストでしかも騒音小
さくできながら温調空気を遠くまで到達できるようにす
る。 【構成】 筒軸芯方向の一端側が空調設備に接続され、
かつ、筒軸芯方向の他端側が室内に開口される筒体5の
内周面に、周方向に所定間隔を隔てて螺旋羽根6…を設
け、吹き出される温風や冷風といった温調空気に旋回流
を生じさせ、外への拡がりを抑制して遠くまで吹き出せ
るようにする。
さくできながら温調空気を遠くまで到達できるようにす
る。 【構成】 筒軸芯方向の一端側が空調設備に接続され、
かつ、筒軸芯方向の他端側が室内に開口される筒体5の
内周面に、周方向に所定間隔を隔てて螺旋羽根6…を設
け、吹き出される温風や冷風といった温調空気に旋回流
を生じさせ、外への拡がりを抑制して遠くまで吹き出せ
るようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルのオフィスのよう
に比較的狭い場所から、体育館、劇場、宴会場、ホー
ル、ホテルのロビーといった広い場所の各種の箇所に設
けられる空調設備に適用するために、空調設備に筒体の
筒軸芯方向の一端側を接続するとともに、筒体の筒軸芯
方向の他端側を室内に開口した空調設備用吹き出し口の
構造に関する。
に比較的狭い場所から、体育館、劇場、宴会場、ホー
ル、ホテルのロビーといった広い場所の各種の箇所に設
けられる空調設備に適用するために、空調設備に筒体の
筒軸芯方向の一端側を接続するとともに、筒体の筒軸芯
方向の他端側を室内に開口した空調設備用吹き出し口の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような空調設備用吹き出し口の構
造としては、従来一般に、メインの空調機器から各所に
ダクトで送っている場合には空調設備からの配管の先端
に、そして、空調機器を天井などに吊り下げたり、壁内
の上方に埋め込んだりしている場合にはその空調機器の
吹き出し部に直接的に、それぞれ風量調整用のダンパー
を設けた、横断面形状が円形や楕円形などの筒体を取り
付け、温風や熱風あるいは冷風といった温調空気を層流
状態で吹き出すように構成されている。
造としては、従来一般に、メインの空調機器から各所に
ダクトで送っている場合には空調設備からの配管の先端
に、そして、空調機器を天井などに吊り下げたり、壁内
の上方に埋め込んだりしている場合にはその空調機器の
吹き出し部に直接的に、それぞれ風量調整用のダンパー
を設けた、横断面形状が円形や楕円形などの筒体を取り
付け、温風や熱風あるいは冷風といった温調空気を層流
状態で吹き出すように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例の場合、筒体の開口先端から吹き出された
途端に温調空気が外へ拡がって攪乱され、遠くまで到達
させづらい問題があった。この到達距離を長くするため
には、送風ファンとして容量の大きい大型のものを使用
して風速を高くせざるを得ず、空調設備が大型化してイ
ニシャルコストが大になるとともに動力が大になってラ
ンニングコストが増大し、更に、風速が高くなって騒音
が大きくなる欠点があった。
ような従来例の場合、筒体の開口先端から吹き出された
途端に温調空気が外へ拡がって攪乱され、遠くまで到達
させづらい問題があった。この到達距離を長くするため
には、送風ファンとして容量の大きい大型のものを使用
して風速を高くせざるを得ず、空調設備が大型化してイ
ニシャルコストが大になるとともに動力が大になってラ
ンニングコストが増大し、更に、風速が高くなって騒音
が大きくなる欠点があった。
【0004】本発明は、上述のような事情に鑑みてなさ
れたものであって、簡単な改良により、低コストでしか
も騒音小さくできながら温調空気を遠くまで到達できる
ようにすることを目的とする。
れたものであって、簡単な改良により、低コストでしか
も騒音小さくできながら温調空気を遠くまで到達できる
ようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
目的を達成するために、空調設備に筒体の筒軸芯方向の
一端側を接続するとともに、筒体の筒軸芯方向の他端側
を室内に開口した空調設備用吹き出し口の構造におい
て、筒体の内周面に、吹き出す温調空気に旋回流を生じ
させる螺旋羽根を設けて構成する。
目的を達成するために、空調設備に筒体の筒軸芯方向の
一端側を接続するとともに、筒体の筒軸芯方向の他端側
を室内に開口した空調設備用吹き出し口の構造におい
て、筒体の内周面に、吹き出す温調空気に旋回流を生じ
させる螺旋羽根を設けて構成する。
【0006】
【作用】本発明の空調設備用吹き出し口の構造の構成に
よれば、温風や冷風といった温調空気を吹き出すとき
に、螺旋羽根にそわせて旋回流を生じさせた状態で吹き
出すことができる。
よれば、温風や冷風といった温調空気を吹き出すとき
に、螺旋羽根にそわせて旋回流を生じさせた状態で吹き
出すことができる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0008】図1は、本発明に係る空調設備用吹き出し
口の構造の実施例を示す全体概略側面図であり、大空間
を有するホール1の側壁1aの天井1bに近い箇所に、
空調設備用吹き出し口2が取り付けられ、その空調設備
用吹き出し口2と、メインの空調設備3とがダクト4を
介して接続され、空調設備3から送られてくる温風や冷
風といった温調空気を水平方向に向けてホール1内に吹
き出すように構成されている。
口の構造の実施例を示す全体概略側面図であり、大空間
を有するホール1の側壁1aの天井1bに近い箇所に、
空調設備用吹き出し口2が取り付けられ、その空調設備
用吹き出し口2と、メインの空調設備3とがダクト4を
介して接続され、空調設備3から送られてくる温風や冷
風といった温調空気を水平方向に向けてホール1内に吹
き出すように構成されている。
【0009】前記空調設備用吹き出し口2は、図2の縦
断面図、および、図3の横断面図それぞれに示すよう
に、筒軸芯方向の一端側をホール1内側に開口した筒体
5の内周面に、周方向に所定間隔を隔てて螺旋羽根6…
を設けて構成されている。
断面図、および、図3の横断面図それぞれに示すよう
に、筒軸芯方向の一端側をホール1内側に開口した筒体
5の内周面に、周方向に所定間隔を隔てて螺旋羽根6…
を設けて構成されている。
【0010】筒体5の筒軸芯方向の他端側には、風量調
整弁7を内装した弁箱8が取り付けられるとともに、そ
の弁箱8にダクト4が接続されている。
整弁7を内装した弁箱8が取り付けられるとともに、そ
の弁箱8にダクト4が接続されている。
【0011】以上の構成により、風量調整弁7によって
調整された所定の風量の温風や冷風といった温調空気
を、それに旋回流を生じさせた状態で吹き出させ、外に
拡がらせずに直線的に遠くまで到達させることができ
る。
調整された所定の風量の温風や冷風といった温調空気
を、それに旋回流を生じさせた状態で吹き出させ、外に
拡がらせずに直線的に遠くまで到達させることができ
る。
【0012】上記実施例では、空調設備用吹き出し口2
とメインの空調設備3とをダクト4を介して接続したも
のを示したが、本発明としては、図4の応用例の側面図
に示すように、天井11に取り付けた空調設備12の横
一側面に、空調設備用吹き出し口2を直接的に取り付け
て構成するものでも良い。
とメインの空調設備3とをダクト4を介して接続したも
のを示したが、本発明としては、図4の応用例の側面図
に示すように、天井11に取り付けた空調設備12の横
一側面に、空調設備用吹き出し口2を直接的に取り付け
て構成するものでも良い。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の空調設備
用吹き出し口の構造によれば、温風や冷風といった温調
空気を旋回流を生じさせた状態で吹き出すから、吹き出
された温調空気が外に拡がりにくいために、攪乱される
ことを抑制でき、層流で吹き出す場合と風速および風量
が同じであっても、温調空気をより遠くまで到達でき、
筒体の内周面に旋回羽根を設けるだけの簡単な改良によ
り、低コストでしかも騒音小さくできながら温調空気を
遠くまで到達できるようになった。
用吹き出し口の構造によれば、温風や冷風といった温調
空気を旋回流を生じさせた状態で吹き出すから、吹き出
された温調空気が外に拡がりにくいために、攪乱される
ことを抑制でき、層流で吹き出す場合と風速および風量
が同じであっても、温調空気をより遠くまで到達でき、
筒体の内周面に旋回羽根を設けるだけの簡単な改良によ
り、低コストでしかも騒音小さくできながら温調空気を
遠くまで到達できるようになった。
【図1】本発明に係る空調設備用吹き出し口の構造の実
施例を示す全体概略側面図である。
施例を示す全体概略側面図である。
【図2】空調設備用吹き出し口の構造の縦断面図であ
る。
る。
【図3】空調設備用吹き出し口の構造の横断面図であ
る。
る。
【図4】応用例を示す側面図である。
3…空調設備 5…筒体 6…螺旋羽根
Claims (1)
- 【請求項1】 空調設備に筒体の筒軸芯方向の一端側を
接続するとともに、前記筒体の筒軸芯方向の他端側を室
内に開口した空調設備用吹き出し口の構造であって、 前記筒体の内周面に、吹き出す温調空気に旋回流を生じ
させる螺旋羽根を設けたことを特徴とする空調設備用吹
き出し口の構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5521293A JPH06241548A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 空調設備用吹き出し口の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5521293A JPH06241548A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 空調設備用吹き出し口の構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241548A true JPH06241548A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12992327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5521293A Pending JPH06241548A (ja) | 1993-02-18 | 1993-02-18 | 空調設備用吹き出し口の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241548A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006194509A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Shin Nippon Air Technol Co Ltd | 気体の吹出し構造 |
JP2006520294A (ja) * | 2003-03-13 | 2006-09-07 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 特に自動車のための空気流出器および付属の空気流出方法 |
JP2007263468A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Fujita Corp | ダクト構造 |
KR20190131715A (ko) * | 2018-05-17 | 2019-11-27 | 남동규 | 바람 토출 장치 |
KR102078976B1 (ko) * | 2019-11-16 | 2020-02-19 | 주식회사 퓨리움 | 바람 토출 장치 |
CN113172999A (zh) * | 2021-05-13 | 2021-07-27 | 峨眉山佳洁纸制品有限责任公司 | 一种成品包装用纸制品旋转印刷机构 |
JP2022158377A (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空調システム |
-
1993
- 1993-02-18 JP JP5521293A patent/JPH06241548A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006520294A (ja) * | 2003-03-13 | 2006-09-07 | ベール ゲーエムベーハー ウント コー カーゲー | 特に自動車のための空気流出器および付属の空気流出方法 |
JP2006194509A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Shin Nippon Air Technol Co Ltd | 気体の吹出し構造 |
JP2007263468A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Fujita Corp | ダクト構造 |
KR20190131715A (ko) * | 2018-05-17 | 2019-11-27 | 남동규 | 바람 토출 장치 |
KR102078976B1 (ko) * | 2019-11-16 | 2020-02-19 | 주식회사 퓨리움 | 바람 토출 장치 |
JP2022158377A (ja) * | 2021-04-02 | 2022-10-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空調システム |
CN113172999A (zh) * | 2021-05-13 | 2021-07-27 | 峨眉山佳洁纸制品有限责任公司 | 一种成品包装用纸制品旋转印刷机构 |
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