JPH06241215A - 板材の固定構造とネイル - Google Patents
板材の固定構造とネイルInfo
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- JPH06241215A JPH06241215A JP5012593A JP5012593A JPH06241215A JP H06241215 A JPH06241215 A JP H06241215A JP 5012593 A JP5012593 A JP 5012593A JP 5012593 A JP5012593 A JP 5012593A JP H06241215 A JPH06241215 A JP H06241215A
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- Japan
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- shaft portion
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- shaft
- bulging
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 充分な強度を備えながら、なおかつその頭部
が目立つことがないとともに、下穴を加工しておく必要
のない表面板の固定装置とそれらに使用する固定用のネ
イルを提供する。 【構成】 頭部(11)を備えた軸部(10)の外周に、表
面板(2)等を固定する基板(1)の裏面側に貫通する
膨出部(14)を形成して、表面板(2)側から打ち込ん
で固定するものである。
が目立つことがないとともに、下穴を加工しておく必要
のない表面板の固定装置とそれらに使用する固定用のネ
イルを提供する。 【構成】 頭部(11)を備えた軸部(10)の外周に、表
面板(2)等を固定する基板(1)の裏面側に貫通する
膨出部(14)を形成して、表面板(2)側から打ち込ん
で固定するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外壁パネルなどにお
いて、骨組を構成する鉄骨フレームに表面板を固定する
場合など、各種基材と板材とを固定するための固定構造
とそれらに使用するネイルに関するものである。
いて、骨組を構成する鉄骨フレームに表面板を固定する
場合など、各種基材と板材とを固定するための固定構造
とそれらに使用するネイルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄骨と表面板とからなる複合構造
の外壁パネルにおいて、基材側の鉄骨へ表面板を固定す
る手段として、リーマテックスを用いるものとリベット
を用いるものとが採用されてきた。
の外壁パネルにおいて、基材側の鉄骨へ表面板を固定す
る手段として、リーマテックスを用いるものとリベット
を用いるものとが採用されてきた。
【0003】図6は、リーマテックスを用いたもので、
溝形鋼からなる鉄骨(21)のフランジ(22)の外側面に
表面板(23)を重ねるとともに、その表面板(23)の外
側からリーマテックス(24)をねじ込んで固定してい
る。
溝形鋼からなる鉄骨(21)のフランジ(22)の外側面に
表面板(23)を重ねるとともに、その表面板(23)の外
側からリーマテックス(24)をねじ込んで固定してい
る。
【0004】他方、図7は、リベットを用いたもので、
予め表面板(23)と鉄骨(21)に形成した下穴(25)の
裏面側に割用型(30)を設置しておいて、この下穴(2
5)へ挿入したリベット(26)を打ち込むことで先端部
を半割り状に拡大させて保持するものである。
予め表面板(23)と鉄骨(21)に形成した下穴(25)の
裏面側に割用型(30)を設置しておいて、この下穴(2
5)へ挿入したリベット(26)を打ち込むことで先端部
を半割り状に拡大させて保持するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の取付け構造
において、図6のリーマテックス(24)を用いるもので
は、まず第1に、そのリーマテックス(24)をねじ込む
ための十字溝(28)をその頭部(27)の表面に形成して
おり、この十字溝(28)が表面板(23)側に露出すると
ともに、同じく十字溝(28)を形成するため頭部(27)
の直径が大きくなっており、この頭部(27)が目立って
外観を損なう不都合がある。このため、従来では、リー
マテックス(24)のねじ込み後にその頭部(28)部分に
パテ(29)を埋め込んで補修を行っており、かかる補修
作業にかなりの時間を要する欠点がある。さらに、リー
マテックス(24)自体は下穴なしでねじ込むことができ
るが、上記のような鉄枠(21)へねじ込むにはかなり強
力にねじ込む必要があり、このために十字溝(28)が摩
耗するおそれがある。そのため、下穴を形成することは
必要であり、それだけ加工工数が増加する欠点がある。
において、図6のリーマテックス(24)を用いるもので
は、まず第1に、そのリーマテックス(24)をねじ込む
ための十字溝(28)をその頭部(27)の表面に形成して
おり、この十字溝(28)が表面板(23)側に露出すると
ともに、同じく十字溝(28)を形成するため頭部(27)
の直径が大きくなっており、この頭部(27)が目立って
外観を損なう不都合がある。このため、従来では、リー
マテックス(24)のねじ込み後にその頭部(28)部分に
パテ(29)を埋め込んで補修を行っており、かかる補修
作業にかなりの時間を要する欠点がある。さらに、リー
マテックス(24)自体は下穴なしでねじ込むことができ
るが、上記のような鉄枠(21)へねじ込むにはかなり強
力にねじ込む必要があり、このために十字溝(28)が摩
耗するおそれがある。そのため、下穴を形成することは
必要であり、それだけ加工工数が増加する欠点がある。
【0006】他方、図7のリベット(26)を用いるもの
では、軸部分の径自体が大きいことから頭部(31)もそ
れに伴って大きくなり、パテを埋め込むほどではないに
してもやはり外観を損なう欠点がある。また、予め下穴
(25)を加工することはどうしても必要である。
では、軸部分の径自体が大きいことから頭部(31)もそ
れに伴って大きくなり、パテを埋め込むほどではないに
してもやはり外観を損なう欠点がある。また、予め下穴
(25)を加工することはどうしても必要である。
【0007】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、充分な強度を備えながら、なおかつその頭部が目
立つことがないとともに、下穴を加工しておく必要のな
い表面板の固定装置とそれらに使用する固定用のネイル
を提供することを目的とするものである。
して、充分な強度を備えながら、なおかつその頭部が目
立つことがないとともに、下穴を加工しておく必要のな
い表面板の固定装置とそれらに使用する固定用のネイル
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の固定装置は、金属製基材の表面に板材を
固定するための取付け構造であって、頭部と軸部とから
なり、軸部にその軸部の円周方向に沿う膨出部を形成し
たネイルを、その膨出部が基材の裏面側に突出するまで
前記板材側から打ち込んで固定することを特徴とする。
め、この発明の固定装置は、金属製基材の表面に板材を
固定するための取付け構造であって、頭部と軸部とから
なり、軸部にその軸部の円周方向に沿う膨出部を形成し
たネイルを、その膨出部が基材の裏面側に突出するまで
前記板材側から打ち込んで固定することを特徴とする。
【0009】同じく、この発明のネイルは、頭部と軸部
とからなり、軸部にその軸部の円周方向に沿う膨出部を
形成したことを特徴とする。
とからなり、軸部にその軸部の円周方向に沿う膨出部を
形成したことを特徴とする。
【0010】上記において、膨出部を軸部の先端部に形
成するとともに、その軸部先端から膨出部の先端側の側
面まで連続した円錐形状とし、その円錐形状の先端を軸
部中心線方向に対して直角な方向に切り落しすることが
考えられる。
成するとともに、その軸部先端から膨出部の先端側の側
面まで連続した円錐形状とし、その円錐形状の先端を軸
部中心線方向に対して直角な方向に切り落しすることが
考えられる。
【0011】同じく、円錐形状部の傾斜角を軸部中心線
に対して略45度とすることが考えられ、さらに、ネイ
ルの打ち込み深さに対応して複数の膨出部を軸部長手方
向に間隔をおいて形成したものが提供される。
に対して略45度とすることが考えられ、さらに、ネイ
ルの打ち込み深さに対応して複数の膨出部を軸部長手方
向に間隔をおいて形成したものが提供される。
【0012】また、この発明のネイルは、通常高硬度の
ステンレスから構成される。
ステンレスから構成される。
【0013】
【作用】上記ネイルは、下穴を形成することなく、板材
側から直接その膨出部が裏面側へ貫通する深さまで打ち
込まれる。かかるネイルの打ち込みは、通常、専用の打
ち込み装置で行う。このネイルの軸部は、リベットに比
較して小径のものでよく、これに伴って頭部の直径も小
さくなるとともに、十字溝などは不要であるから、板材
の外観を損なうことがほとんどない。
側から直接その膨出部が裏面側へ貫通する深さまで打ち
込まれる。かかるネイルの打ち込みは、通常、専用の打
ち込み装置で行う。このネイルの軸部は、リベットに比
較して小径のものでよく、これに伴って頭部の直径も小
さくなるとともに、十字溝などは不要であるから、板材
の外観を損なうことがほとんどない。
【0014】
【実施例】図1は、この発明のネイルを用いた外壁パネ
ルであって、図において(1)は、概略コの字型に形成
された従来と同じ骨組フレームとしての鉄枠、(2)
は、この鉄枠(1)の外壁面側に固定される表面板、
(3)は同じく内壁面側に固定される裏面板を示してい
る。(4)は、前記鉄枠(1)と表面板(2)との間に
介装される表面下地板であって、その先端が、鉄枠
(1)の外壁面側のフランジ(5)裏面側に折り返し
(6)されている。この発明のネイル(7)は、上記鉄
枠(1)の外壁面側のフランジ(5)の外側面に、前記
表面板(2)を固定するために用いられており、その表
面板(2)の外側から、このネイル(7)を打ち込ん
で、その表面板(2)及び前記の表面下地板(4)とを
鉄枠(1)へ一体に固定している。
ルであって、図において(1)は、概略コの字型に形成
された従来と同じ骨組フレームとしての鉄枠、(2)
は、この鉄枠(1)の外壁面側に固定される表面板、
(3)は同じく内壁面側に固定される裏面板を示してい
る。(4)は、前記鉄枠(1)と表面板(2)との間に
介装される表面下地板であって、その先端が、鉄枠
(1)の外壁面側のフランジ(5)裏面側に折り返し
(6)されている。この発明のネイル(7)は、上記鉄
枠(1)の外壁面側のフランジ(5)の外側面に、前記
表面板(2)を固定するために用いられており、その表
面板(2)の外側から、このネイル(7)を打ち込ん
で、その表面板(2)及び前記の表面下地板(4)とを
鉄枠(1)へ一体に固定している。
【0015】上記ネイル(7)は、図2で示すように、
円柱状の軸部(10)と、その軸部(10)の一端に一体に
形成した皿状の頭部(11)とからなり、円柱状の軸部
(10)の先端側は、傾斜状の段部(12)を介して小径部
(13)が形成され、更にその小径部(13)の先端に、軸
部(10)の円周方向に沿う環状の膨出部(14)が形成さ
れている。更に膨出部(14)の先端側の側面から軸部先
端にかけて、先端側が小径となった円錐形状部(15)が
一体に形成されている。またこの円錐形状部(15)の先
端は、軸部(10)の中心線方向と直角な方向に切り落と
し(16)されている。この場合、円錐形状部(15)の角
度は、望ましくはその傾斜面が軸部中心線Pに対して4
5度となる角度に設定される。上記小径部(13)の長さ
は、図1で示すように、鉄枠(1)のフランジ(5)及
び表面下地板(4)の幅よりも僅かに大きくしてある。
円柱状の軸部(10)と、その軸部(10)の一端に一体に
形成した皿状の頭部(11)とからなり、円柱状の軸部
(10)の先端側は、傾斜状の段部(12)を介して小径部
(13)が形成され、更にその小径部(13)の先端に、軸
部(10)の円周方向に沿う環状の膨出部(14)が形成さ
れている。更に膨出部(14)の先端側の側面から軸部先
端にかけて、先端側が小径となった円錐形状部(15)が
一体に形成されている。またこの円錐形状部(15)の先
端は、軸部(10)の中心線方向と直角な方向に切り落と
し(16)されている。この場合、円錐形状部(15)の角
度は、望ましくはその傾斜面が軸部中心線Pに対して4
5度となる角度に設定される。上記小径部(13)の長さ
は、図1で示すように、鉄枠(1)のフランジ(5)及
び表面下地板(4)の幅よりも僅かに大きくしてある。
【0016】図3は、表面板(2)の厚さがより大きい
場合に使用するためのネイル(7)を用いた場合の実施
例であり、この場合のネイル(7)は、図5で示すよう
に、打ち込み深さの増加に伴って軸部(10)の全長を長
くするとともに、前記小径部(13)の中間部に、更に第
二の膨出部(17)を形成して、前記表面板(2)の厚さ
の異なる二種類のものに対して適用できるようにしてい
る。図3は、図5のネイル(7)を、比較的厚さの厚く
ない表面板(2)の固定に用いた場合であって、この場
合には、ネイル(10)を、その第二の膨出部(17)が鉄
枠(1)のフランジ(5)裏面側に突出するまで打ち込
んで、この膨出部(17)によって、抜けないように保持
するようにしている。
場合に使用するためのネイル(7)を用いた場合の実施
例であり、この場合のネイル(7)は、図5で示すよう
に、打ち込み深さの増加に伴って軸部(10)の全長を長
くするとともに、前記小径部(13)の中間部に、更に第
二の膨出部(17)を形成して、前記表面板(2)の厚さ
の異なる二種類のものに対して適用できるようにしてい
る。図3は、図5のネイル(7)を、比較的厚さの厚く
ない表面板(2)の固定に用いた場合であって、この場
合には、ネイル(10)を、その第二の膨出部(17)が鉄
枠(1)のフランジ(5)裏面側に突出するまで打ち込
んで、この膨出部(17)によって、抜けないように保持
するようにしている。
【0017】他方、図4は、より厚みの大きい表面板
(2)を固定する場合であってこの場合には、先端側の
第一の膨出部(14)のみが前記フランジ(5)の裏面側
に貫通するまで打ち込んで、この第一の膨出部(14)に
よって表面板(2)を固定保持するようにしている。こ
の図5のネイルにおいて、第一の膨出部(14)から第二
の膨出部(17)までの小径部(13)の長さ、及び、第二
の膨出部(17)から段部(12)までの小径部(13)の長
さは、前記図1と同様に、鉄枠(1)のフランジ(5)
及び表面下地板(4)の厚さを加えたものよりも僅かに
大きくしてある。なお、図5において、段部(12)より
も上部の頭部(11)の外周には、その軸部(10)の長手
方向に沿う多数の条溝(19)が円周方向に形成されて、
その軸部(10)の強度を増大させるようにしているが、
必ずしも形成する必要はない。更に、前記段部(12)
は、図2及び図5ともに傾斜状としているが、ストレー
トに形成しても良い。図5の(18)は、前記第二の段部
(17)の中心部において、円周方向に沿って形成したV
字型の溝であって、これも必ずしも設ける必要はない。
なお、表面板(2)の材質としては珪酸カルシウム板、
軽量コンクリート板その他各種のものが用いられる。
(2)を固定する場合であってこの場合には、先端側の
第一の膨出部(14)のみが前記フランジ(5)の裏面側
に貫通するまで打ち込んで、この第一の膨出部(14)に
よって表面板(2)を固定保持するようにしている。こ
の図5のネイルにおいて、第一の膨出部(14)から第二
の膨出部(17)までの小径部(13)の長さ、及び、第二
の膨出部(17)から段部(12)までの小径部(13)の長
さは、前記図1と同様に、鉄枠(1)のフランジ(5)
及び表面下地板(4)の厚さを加えたものよりも僅かに
大きくしてある。なお、図5において、段部(12)より
も上部の頭部(11)の外周には、その軸部(10)の長手
方向に沿う多数の条溝(19)が円周方向に形成されて、
その軸部(10)の強度を増大させるようにしているが、
必ずしも形成する必要はない。更に、前記段部(12)
は、図2及び図5ともに傾斜状としているが、ストレー
トに形成しても良い。図5の(18)は、前記第二の段部
(17)の中心部において、円周方向に沿って形成したV
字型の溝であって、これも必ずしも設ける必要はない。
なお、表面板(2)の材質としては珪酸カルシウム板、
軽量コンクリート板その他各種のものが用いられる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、膨出
部を備えたネイルを、その膨出部が表面板を打ち付ける
基材の裏面側へ貫通するまで打ち込んで固定するもので
あり、従来のリベットやリーマテックスのように、下穴
を加工する必要がなく、それだけ加工工数が削減でき、
製造コストを低減できるという効果がある。しかも、リ
ーマテックスのように頭部に十字溝を形成する必要はな
いし、リベットのように直径も大きくする必要がないか
ら、この頭部の直径を小さくすることができて、表面板
の外観を損なう恐れが大幅に軽減され、リーマテックス
のようにパテを埋める必要がなく、作業工数が更に削減
できるという効果がある。
部を備えたネイルを、その膨出部が表面板を打ち付ける
基材の裏面側へ貫通するまで打ち込んで固定するもので
あり、従来のリベットやリーマテックスのように、下穴
を加工する必要がなく、それだけ加工工数が削減でき、
製造コストを低減できるという効果がある。しかも、リ
ーマテックスのように頭部に十字溝を形成する必要はな
いし、リベットのように直径も大きくする必要がないか
ら、この頭部の直径を小さくすることができて、表面板
の外観を損なう恐れが大幅に軽減され、リーマテックス
のようにパテを埋める必要がなく、作業工数が更に削減
できるという効果がある。
【0019】更に、この出願の請求項6の発明では、基
材の裏面側に貫通させる膨出部を、その打ち込み深さ即
ち固定する材料の厚みに応じて複数個形成しているの
で、そのような厚みの変更に伴って、一本のネイルを共
通使用できるという効果があり、そのような厚みに合わ
せて複数種のリーマを用いる必要がないから、低コスト
に実施できることになる。
材の裏面側に貫通させる膨出部を、その打ち込み深さ即
ち固定する材料の厚みに応じて複数個形成しているの
で、そのような厚みの変更に伴って、一本のネイルを共
通使用できるという効果があり、そのような厚みに合わ
せて複数種のリーマを用いる必要がないから、低コスト
に実施できることになる。
【図1】この発明のネイルを用いて表面板を固定した外
壁パネルの要部の横断面図である。
壁パネルの要部の横断面図である。
【図2】図1の固定に用いたネイルの拡大側面図であ
る。
る。
【図3】この発明の別の実施例を示す外壁パネルの固定
部分の横断面図である。
部分の横断面図である。
【図4】同じくこの発明の別の実施例を示す外壁パネル
の固定部分の横断面図である。
の固定部分の横断面図である。
【図5】図3及び図4の固定に用いたネイルの拡大側面
図である。
図である。
【図6】従来の外壁パネルにおける表面板の取付け構造
を示す要部の横断面図である。
を示す要部の横断面図である。
【図7】同じく従来の外壁パネルの固定構造の別の例を
示す要部横断面図である。
示す要部横断面図である。
(1) 鉄枠 (2) 表面板 (7) ネイル (10) 軸部 (11) 頭部 (13) 小径部 (14) 膨出部 (15) 円錐形状部 (16) 先端切り落とし部 (17) 膨出部
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16B 15/06
Claims (7)
- 【請求項1】 金属製基材の表面に表面板等の板材を固
定するための取付け構造であって、頭部と軸部とからな
り、軸部にその軸部の円周方向に沿う膨出部を形成した
ネイルを、その膨出部が基材の裏面側に突出するまで前
記板材側から打ち込んで固定することを特徴とする板材
の固定構造。 - 【請求項2】 頭部と軸部とからなり、軸部にその軸部
の円周方向に沿う膨出部を形成したことを特徴とするネ
イル。 - 【請求項3】 前記膨出部を軸部の先端部に形成すると
ともに、その軸部先端から膨出部の先端側の側面まで連
続した円錐形状としたことを特徴とする請求項1のネイ
ル。 - 【請求項4】 前記円錐形状の先端を軸部中心線方向に
対して直角な方向に切り落ししたことを特徴とする請求
項3のネイル。 - 【請求項5】 円錐形状部の傾斜角を軸部中心線に対し
て略45度としたことを特徴とする請求項3又は4のネ
イル。 - 【請求項6】 ネイルの打ち込み深さに対応して複数の
膨出部を軸部長手方向に間隔をおいて形成したことを特
徴とする請求項2から5の何れかに記載したネイル。 - 【請求項7】 ネイルが高硬度のステンレスからなるこ
とを特徴とする請求項2から6の何れかに記載のネイ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5012593A JPH06241215A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 板材の固定構造とネイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5012593A JPH06241215A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 板材の固定構造とネイル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06241215A true JPH06241215A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12850413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5012593A Pending JPH06241215A (ja) | 1993-02-15 | 1993-02-15 | 板材の固定構造とネイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06241215A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017180767A1 (en) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Shear wall performance improving fastener |
-
1993
- 1993-02-15 JP JP5012593A patent/JPH06241215A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017180767A1 (en) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Shear wall performance improving fastener |
US10012256B2 (en) | 2016-04-14 | 2018-07-03 | Simpson Strong-Tie Company, Inc. | Shear wall performance improving fastener |
JP2019513957A (ja) * | 2016-04-14 | 2019-05-30 | シンプソン ストロング タイ カンパニー インコーポレーテッド | せん断壁性能改善型留め具 |
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