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JPH06241170A - 圧縮装置 - Google Patents

圧縮装置

Info

Publication number
JPH06241170A
JPH06241170A JP2915393A JP2915393A JPH06241170A JP H06241170 A JPH06241170 A JP H06241170A JP 2915393 A JP2915393 A JP 2915393A JP 2915393 A JP2915393 A JP 2915393A JP H06241170 A JPH06241170 A JP H06241170A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
compression chamber
chamber
housing
regulating valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2915393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kubo
保 浩 久
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2915393A priority Critical patent/JPH06241170A/ja
Publication of JPH06241170A publication Critical patent/JPH06241170A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮室の内外の圧力差を十分に減少させるこ
とを目的とする。 【構成】 ハウジング11内に配設されダイヤフラム又
はベローズから成る可撓性部材14及びハウジングの内
壁で形成される圧縮室17の容積が、可撓性部材の往復
運動によって変化することを利用して流体を圧縮する圧
縮装置において、ハウジング内の非圧縮室36内の圧力
を吸入圧及び吐出圧の中間圧に常時保つ調圧弁100を
備えたことを特徴とする圧縮装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮装置に関し、例え
ばコンプレッサ、ポンプ等に利用できる。
【0002】
【従来の技術】従来、ハウジング内に収められたダイヤ
フラム又はベローズから成る可撓性部材及びハウジング
の内壁で形成される圧縮室の容積が、可撓性部材の往復
運動によって変化することを利用して流体を圧縮ないし
は圧送するものが知られている。
【0003】ところで、ダイヤフラム又はベローズに生
じる応力は、変移によるものと圧力によるものとに分け
られる。そして、高圧になるほど圧縮室の内外の圧力差
が大きくなり、この圧力を受けてダイヤフラム又はベロ
ーズは大きく撓み、応力が増大する。応力の増大は、ダ
イヤフラム又はベローズの耐久性を低下させると共に、
撓みにより圧縮性能の低下並びに吐出量の減少に繋が
る。
【0004】そこで、特開平3−279684号公報に
開示される従来の技術では、ハウジング内の非圧縮室に
圧縮時の約半分の圧力を封入することにより、圧縮室の
内外の圧力差を減少させてダイヤフラム又はベローズの
耐久性の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の技術の圧縮装置では、圧縮室内の圧力(吐出圧)を増
大させると、それと比例して圧縮室の内外の圧力差も増
大するため、圧縮室の内外の圧力差は吐出圧の半分以上
となり十分な圧力差の減少作用が得られないという問題
がある。
【0006】又、吸入圧が負圧である場合においては、
従来の技術に示すように非圧縮室内の圧力が吐出圧の半
分であると、吸入時に圧縮室の内外の圧力差が大きく十
分な圧力差の減少作用が得られない。
【0007】本発明は、圧縮室の内外の圧力差を十分に
減少させることを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため本発明において講じた技術的手段は、ハウジ
ング内に配設されダイヤフラム又はベローズから成る可
撓性部材及びハウジングの内壁で形成される圧縮室の容
積が、可撓性部材の往復運動によって変化することを利
用して流体を圧縮する圧縮装置において、ハウジング内
の非圧縮室内の圧力を吸入圧及び吐出圧の中間圧に常時
保つ調圧弁を備えたことである。
【0009】
【作用】本発明の作用を説明する。吐出圧を増大させた
場合や、吸入圧が負圧である場合においても、非圧縮室
の圧力を吸入圧及び吐出圧の中間圧に保つことによって
圧縮室の内外の圧力差を最小にすることができるので、
ダイヤフラム又はベローズに掛かる応力の増大が防止さ
れ、耐久性の向上に繋がる。
【0010】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本実施例に使用される圧縮装置の
断面図、調圧弁のモデル図、並びに圧縮装置と調圧弁と
の連通状態を示す配管図を示す。同図において、圧縮装
置10のハウジング11は、ケース12及びバルブケー
ス13から構成され、このハウジング11内には、可撓
性部材即ちダイヤフラム14が収容されている。このダ
イヤフラム14は、その周縁部14aにおいてケース1
2及びバルブケース13間に、その中央部14aにおい
て2枚のサポート15、16間にそれぞれ狭持されてい
る。そして、このダイヤフラム14とバルブケース12
とで圧縮室17を形成している。バルブケース13の圧
縮室17と反対側の面にはガスケット18を介してアッ
パケース19が取り付けられている。
【0012】サポート15、16は、これらを貫通する
ロッド20の先端部20aにナット21により固定さ
れ、このロッド20は、横長形状(図示省略)を呈した
略長方形状窓部20bを備え、この窓部20bにリング
状のローラ22が摺接している。更に、このローラ22
にベアリング23を介して軸部24が嵌合し、この軸部
24は、入力軸25に偏心して取り付けられて、入力軸
25の回転に伴い軸部24の軸心が入力軸25の回りを
回転するようになっている。そして、この軸部24の回
転に伴う遠心力のアンバランスに対抗して安定した回転
を維持するためのバランスウェイト26が入力軸2に一
体成形されている。
【0013】ロッド20は、その両端部において、ケー
ス12の段部12aに固定されたサポート27のボス部
27aとケース12の穴12aにより図中上下方向に摺
動可能に支持されている。
【0014】入力軸25は、ベアリング28、29を介
してケース12のボス部12bに支持され、その後端部
に半月キー30によりプーリ31を回転方向に固定して
いる。
【0015】バルブケース13とアッパケース19の両
方にまたがり吸入ポート32と吐出ポート33が形成さ
れ、各ポート32、33はそれぞれ一方向弁34、35
を備え、これら一方向弁34、35により各ポート3
2、33は圧縮室17との連通・遮断がされるようにな
っている。非圧縮室36は、サポート27によって上部
と下部に区画され、これら両室は、サポート27に設け
られた連通孔27bにより連通している。
【0016】又、吸入ポート32と調圧弁100の第1
室101、吐出ポート33と調圧弁100の第2室10
2、非圧縮室36と調圧弁100の第3室103は、そ
れぞれ配管37により連通している。上記した調圧弁1
00の第1、第2、第3室101、102、103は、
弁体104により区画され、この弁体104は、シリン
ダ105内を図中上下方向に摺動可能に配設され、更
に、第1室101及び第2室102を区画する第1隔壁
106の上面106a及び下面106bの面積は、第2
室102及び第3室103を区画する第2隔壁107の
上面107a及び下面107bの面積の半分に形成され
ている。
【0017】次に、調圧弁100の作用を説明する。
【0018】例えば、第1室101には5kg/mm2、第2
室102には-0.3kg/mm2の吐出圧及び吸入圧が掛かって
いるとして、第1隔壁106の上下面106a及び10
6bの面積は10mm2 、第2隔壁107の上下面107
a及び107bの面積は20mm2 と設定する。
【0019】上記した調圧弁100において、第3室1
03内の圧力は、 (吐出圧×第1隔壁の上面積+吸入圧×(第2隔壁の上
面積−第1隔壁の下面積))=第3室の圧力×第2隔壁
の下面積 より、 ( 5 × 10 + (-0.3) × 10 ) ÷ 20 = 2.35 であるため、2.35kg/mm2となる。
【0020】そして、吐出圧及び吸入圧が変動しても、
上記式に示したように非圧縮室36内の圧力は常に吐出
圧及び吸入圧の中間圧に保持される。
【0021】
【発明の効果】本発明の効果を説明する。ハウジング内
に配設されダイヤフラム又はベローズから成る可撓性部
材及びハウジングの内壁で形成される圧縮室の容積が、
可撓性部材の往復運動によって変化することを利用して
流体を圧縮する圧縮装置において、ハウジング内の非圧
縮室内の圧力を吸入圧及び吐出圧の中間圧に常時保つ調
圧弁を備えたことを特徴とする圧縮装置であって、吐出
圧を増大させた場合や、吸入圧が負圧である場合におい
ても、非圧縮室の圧力を吸入圧及び吐出圧の中間圧に保
つことによって圧縮室の内外の圧力差を最小にすること
ができるので、ダイヤフラム又はベローズに掛かる応力
の増大が防止することができ、耐久性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に使用される圧縮装置の断面図、調圧
弁のモデル図、並びに圧縮装置と調圧弁との連通状態を
示す配管図を示す。
【符号の説明】
10・・・圧縮装置 14・・・ダイヤフラム 17・・・圧縮室 32・・・吸入ポート 33・・・吐出ポート 36・・・非圧縮室 100・・・調圧弁 101・・・第1室 102・・・第2室 103・・・第3室 104・・・弁体 106・・・第1隔壁 107・・・第2隔壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F04B 45/02 Z 2125−3H

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に配設されダイヤフラム又
    はベローズから成る可撓性部材及び前記ハウジングの内
    壁で形成される圧縮室の容積が、前記可撓性部材の往復
    運動によって変化することを利用して流体を圧縮する圧
    縮装置において、 前記ハウジング内の非圧縮室内の圧力を吸入圧及び吐出
    圧の中間圧に常時保つ調圧弁を備えたことを特徴とする
    圧縮装置。
JP2915393A 1993-02-18 1993-02-18 圧縮装置 Pending JPH06241170A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2915393A JPH06241170A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 圧縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2915393A JPH06241170A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 圧縮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06241170A true JPH06241170A (ja) 1994-08-30

Family

ID=12268321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2915393A Pending JPH06241170A (ja) 1993-02-18 1993-02-18 圧縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06241170A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242007A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Toyota Industries Corp ダイアフラムポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242007A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Toyota Industries Corp ダイアフラムポンプ

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