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JPH06240606A - 軌道分岐部の異物除去装置 - Google Patents

軌道分岐部の異物除去装置

Info

Publication number
JPH06240606A
JPH06240606A JP5047310A JP4731093A JPH06240606A JP H06240606 A JPH06240606 A JP H06240606A JP 5047310 A JP5047310 A JP 5047310A JP 4731093 A JP4731093 A JP 4731093A JP H06240606 A JPH06240606 A JP H06240606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
air
piping unit
foreign matter
tongue rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5047310A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Fujii
健一 藤井
Akira Sayou
章 左用
Koji Masuda
孝司 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabco Ltd
East Japan Railway Co
Original Assignee
Nabco Ltd
East Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nabco Ltd, East Japan Railway Co filed Critical Nabco Ltd
Priority to JP5047310A priority Critical patent/JPH06240606A/ja
Publication of JPH06240606A publication Critical patent/JPH06240606A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/30Adapting or protecting infrastructure or their operation in transportation, e.g. on roads, waterways or railways

Landscapes

  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Railway Tracks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 分岐器が落下雪氷や飛石によって転換不能に
ならないように、基本レールとトングレールとの間の異
物を除去できる異物除去装置を提供すること。 【構成】 軌道分岐部の基本レールとトングレール8と
の間に落下した異物を除去する軌道分岐部の異物除去装
置において、前記基本レール及びトングレールの下部に
敷設される複数の枕木26に圧縮空気を供給される配管
ユニット1(または2)を取付け、この配管ユニットの
基本レールとトングレールとの間の隙間に面する位置に
トングレール先端方向に開口を有するノズル3を設け、
軌道分岐部の近傍に空気圧縮機19及び空気溜20を有
する空気源装置5を設置し、この空気源装置の空気溜を
前記配管ユニットに接続し、この空気源装置に前記空気
溜と配管ユニットとの間を連通遮断する切換手段6を設
けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に降雪地方における
鉄道の軌道分岐部の基本レールとトングレールとの間に
落下した異物を空気噴射によって除去する軌道分岐部の
異物除去装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】降雪地方の鉄道軌道の分岐器には、電熱
式、熱風式、温水式等の融雪装置が設置されている。電
熱式のものはヒーター、ヒーターパネルをレールあるい
は枕木間に設置して融雪するようになっている。熱風式
のものはボイラー等による熱風発生器により発生した熱
風をダクトを介して分岐器周辺に取り付けた吹き出し口
より吹き出して融雪するようになっている。温水式のも
のは温水をスプリンクラーで散水して融雪するようにな
っている。これらの融雪装置は、降雪、あるいは軌道車
両の先頭車先端に取り付けてあるスノープラウによって
軌道部に堆積した雪を持ち込むことによる持ち込み雪に
対しては、融雪効果を発揮している。
【0003】しかし、車両が軌道分岐部を通過するとき
その振動によって落とされる落下雪氷や、あるいは落下
雪氷がバラスト上に落下したときバラストが飛び跳ねる
ことによって発生する飛石等が、軌道分岐部の基本レー
ルとトングレール間に挟まった場合には、トングレール
の不転換が生じる。前記融雪装置によると、落下雪氷の
場合は、ある程度時間に余裕があれば溶けてしまうが、
車両通過後短時間でポイントを切り換える必要があると
きには不転換の原因となる。また、飛石の場合には溶か
すことができないので、何らかの方法で除去しなければ
ならない。トングレールは枕木上の床板上を移動させら
れて転換するので、飛石が基本レールとトングレールと
の間の床板上に落下すると、不転換の原因となる。従来
はこのような事態を生じたときは、係員が現場に急行し
て取り除いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、分岐器が落
下雪氷や飛石によって転換不能にならないように、基本
レールとトングレールとの間の異物を除去できる異物除
去装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の軌道分岐部の異
物除去装置は、軌道分岐部の基本レールとトングレール
との間に落下した異物を除去する軌道分岐部の異物除去
装置において、前記基本レール及びトングレールの下部
に敷設される複数の枕木に圧縮空気を供給される配管ユ
ニットを取付け、この配管ユニットの基本レールとトン
グレールとの間の隙間に面する位置にトングレール先端
方向に開口を有するノズルを設け、軌道分岐部の近傍に
空気圧縮機及び空気溜を有する空気源装置を設置し、こ
の空気源装置の空気溜を前記配管ユニットに接続し、こ
の空気源装置に前記空気溜と配管ユニットとの間を連通
遮断する切換手段を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】切換手段によって空気溜から配管ユニット側へ
圧縮空気が送られると、その圧縮空気はノズルから噴射
され、基本レールおよびトングレール間にトングレール
先端側に向かう空気流を生じ、この空気流によって基本
レールとトングレール間の異物を吹き飛ばして除去す
る。
【0007】
【実施例】本発明の第1実施例を図1(a)、図2〜図
4に基いて説明する。軌道分岐部の異物除去装置は、配
管ユニット1、ノズル3、空気源装置5、電磁切換弁6
等で構成されている。図中、7は基本レール、8はトン
グレール、9は床板を示す。
【0008】配管ユニット1は、図2(a)〜(c)に
示すように、やや偏平な断面の角パイプ10の一端11
を閉じ、他端に空気供給管の結合部12を設け、角パイ
プ10の狭い幅の一方の面に長手方に適当な間隔でノズ
ル接続口13を穿設し、角パイプ1の長手方両端の下面
に枕木に対する取付け部14としてボルト穴14a穿設
した板部材を溶接したものである。配管ユニット1の長
さは、基本レール7に対してトングレール8の先端が開
閉動作するときの最大幅寸法を包含できる程度の長さで
ある。
【0009】ノズル3は、同図2(a)〜(c)に示す
ように、配管ユニット1の各ノズル接続口13を覆って
取り付けられる板15に例えば3個の小孔16を斜めに
穿設したものである。小孔16の方向は、角パイプ1に
直角な面内で水平方向に対してやや斜め上向きの角度で
ある。図中、17は取付けねじ、18はパッキンであ
る。なお、小孔16の間隔や個数、角度等は状況に応じ
て適切に決めるものとする。
【0010】空気源装置5は、図4に示すように、空気
圧縮機19、圧縮空気溜20 及びこれらの付属機器を
有するものであり、圧縮空気溜20を切換手段としての
電磁切換弁6及び配管23、24を介して夫々5個の配
管ユニット1、1aからなる二組(定位側及び反位側)
のものに接続してある。電磁切換弁6はこの二組の配管
ユニット1、1aのいずれか一方へ圧縮空気溜20を所
定の電気信号により切換接続する。
【0011】図3は、この実施例の異物除去装置を設け
た概略の構成を示す軌道分岐部の平面図である。配管2
3、24はバラスト内に埋設する。配管ユニット1、1
aはポイント反位側及び定位側の基本レール7とトング
レール8の形成する間隙に対応して夫々枕木26に設け
てある。配管ユニット1のレールに対する取付け状態
は、図1(a)に示す通りである。すなわち、各枕木2
6の上面位置にトングレール8の先端のある側に取り付
けてあり、ノズル3の空気噴射方向を矢印21で示して
ある。その取付けは図2に示した取付け部14の取付け
穴14aを利用してボルトで取り付ける。この実施例で
は床板9の厚さが15mmで、この寸法範囲に収まるよ
うに配管ユニット1が形成され、設置されている。な
お、トングレール8はポイント切換装置によって切り換
えられて床板9上を移動する。そして双方のトングレー
ル8は先端近くが転轍棒(図3に転轍棒位置を25で示
す)によって一定間隔に連結されていてその状態で駆動
されて移動するから、一方のトングレール8が開いてい
るときは他方のトングレール8が閉じている。図3にお
いて、矢印21はノズル3から噴出される空気の噴出方
向を示している。
【0012】第2実施例を図1(b)に示す。この実施
例の第1実施例と異なる点は、配管ユニット2に設けて
あるノズル接続口13が偏平な角パイプ1の幅の広い面
に設けられている点であり、詳細については図示を省略
するが、板に空気噴出口を穿設したノズル3をパッキン
18を介して取り付けてある点は同じである。この配管
ユニット2は同図に示すように各枕木26の前面(トン
グレール8の先端側の面)の上端に取り付けられていお
り、そのノズル3による空気噴射方向を矢印22で示し
てある。
【0013】第3実施例を図1(c)に示す。この実施
例は第2実施例の配管ユニット2の枕木26に対する取
り付け方が、枕木26の前面上端部に凹所30を設けて
その凹所に取り付けてある点で異なるのみである。同図
の矢印22は空気噴射方向である。第2、第3実施例の
この他の点は第1実施例と同じであるから図示説明を省
略する。
【0014】このように構成された第1、第2、第3実
施例の軌道分岐部の異物除去装置は、例えば、適切に設
けられる異物の落下検知スイッチの信号、ポイントの切
換信号、降雪センサーからの信号等を利用した電磁切換
弁操作信号によって、電磁切換弁6が遮断状態から切り
換えられ、基本レール7からトングレール8が離れてい
る側の配管ユニット1の組、あるいは配管ユニット2の
組に圧縮空気溜20からの圧縮空気を供給して、ノズル
3から空気を数秒間(タイマーで制御する)噴射し、落
下雪氷や飛石等の異物を吹き飛ばして除去する。
【0015】床板9上の異物が飛石であるときは大きさ
が小さいから、バラスト上へ移動させることで目的は達
せられる。しかし、落下雪氷の大きいものではバラスト
位置へ移動させてもポイント切換の障害になる可能性が
考えられる。従って、より好ましくは図3に示すよう
に、枕木26の間に仮想線で示す位置にフラット板27
を設けるのがよい。図5にフラット板27の設置状態を
示す。このようなフラット板27を設けると、バラスト
部分が覆われて上面が滑らかとなり、噴射空気によって
異物が移動しやすくなるから、ポイント切換の障害にな
るような大きい落下雪氷でもトングレール8の先端側へ
押し出される。
【0016】このように基本レールとトングレールとの
間に落下した飛石や落下雪氷などの異物を確実に除去で
きるから、異物によるポイントの転換不能を解消でき
る。またこの装置は、枕木に配管ユニットを取り付ける
だけであるから、軌道の改造をほとんど必要とせず簡単
に設置でき、その設置状態から既存の融雪装置とほとん
ど干渉することがない利点がある。
【0017】上記実施例においては、単に異物を吹き飛
ばして除去するものについて説明したが、場合によって
は空気を噴出する以前の段階で加熱する加熱手段を設け
て熱風を噴射するようにしてもよい。また、この他にも
前述したノズルを備えた配管ユニットを、融雪装置の温
水噴射用あるいは熱風噴射用として用いて、ポイント転
換不能の最重点箇所である基本レールとトングレール間
の集中融雪に用いてもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮空気を利用するの
で高圧力噴射が可能であり、確実かつ瞬時に基本レール
とトングレール間の雪氷、飛石等の異物を除去できるか
ら、異物によるポイント切換不能の問題を解消できる。
また、この発明の装置では圧縮空気を利用するので、散
水式融雪装置のように作動後の凍結のおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要部の概略を示し、(a)
は第1実施例の配管ユニットの設置状態を示す枕木に直
角な縦断側面図、(b)は第2実施例の配管ユニットの
設置状態を示す枕木に直角な縦断側面図、(c)は第3
実施例の配管ユニットの設置状態を示す枕木に直角な縦
断側面図である。
【図2】本発明の第1実施例の配管ユニットを示し、
(a)は部分省略正面図、(b)は部分省略平面図、
(c)は(a)のB−B断面図である。
【図3】同実施例の概略の設置状態を示す軌道分岐部の
平面図である。
【図4】同実施例の空気源装置を示す概略の回路図であ
る。
【図5】本発明の補助的なフラット板の設置状態を示す
枕木に直角な断面図である。
【符号の説明】
1、1a、2 配管ユニット 3 ノズル 5 空気源装置 6 電磁切換弁 7 基本レール 8 トングレール 9 床板 19 空気圧縮機 20 空気溜 26 枕木
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 孝司 兵庫県明石市大明石町2丁目5番1−706 号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道分岐部の基本レールとトングレール
    との間に落下した異物を除去する軌道分岐部の異物除去
    装置において、前記基本レール及びトングレールの下部
    に敷設される複数の枕木に圧縮空気を供給される配管ユ
    ニットを取付け、この配管ユニットの基本レールとトン
    グレールとの間の隙間に面する位置にトングレール先端
    方向に開口を有するノズルを設け、軌道分岐部の近傍に
    空気圧縮機及び空気溜を有する空気源装置を設置し、こ
    の空気源装置の空気溜を前記配管ユニットに接続し、こ
    の空気源装置に前記空気溜と配管ユニットとの間を連通
    遮断する切換手段を設けたことを特徴とする軌道分岐部
    の異物除去装置。
JP5047310A 1993-02-12 1993-02-12 軌道分岐部の異物除去装置 Withdrawn JPH06240606A (ja)

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JP5047310A JPH06240606A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 軌道分岐部の異物除去装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5047310A JPH06240606A (ja) 1993-02-12 1993-02-12 軌道分岐部の異物除去装置

Publications (1)

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JPH06240606A true JPH06240606A (ja) 1994-08-30

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JP (1) JPH06240606A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3546647A1 (en) * 2018-03-27 2019-10-02 Nabtesco Corporation Snow remover
EP3546648A1 (en) * 2018-03-27 2019-10-02 Nabtesco Corporation Controller for snow removal system, ejection controller, and heating controller

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3546647A1 (en) * 2018-03-27 2019-10-02 Nabtesco Corporation Snow remover
EP3546648A1 (en) * 2018-03-27 2019-10-02 Nabtesco Corporation Controller for snow removal system, ejection controller, and heating controller
CN110306483A (zh) * 2018-03-27 2019-10-08 纳博特斯克有限公司 除雪系统的控制装置、喷射控制装置以及加热控制装置

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