JPH06238249A - 管内清掃器具 - Google Patents
管内清掃器具Info
- Publication number
- JPH06238249A JPH06238249A JP5049940A JP4994093A JPH06238249A JP H06238249 A JPH06238249 A JP H06238249A JP 5049940 A JP5049940 A JP 5049940A JP 4994093 A JP4994093 A JP 4994093A JP H06238249 A JPH06238249 A JP H06238249A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- pipe
- cleaning blade
- fixed
- body portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 title claims abstract description 169
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims abstract description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 5
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 4
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 3
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 3
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 3
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 3
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 2
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 229920013716 polyethylene resin Polymers 0.000 description 1
- 230000001141 propulsive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Sewage (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 給水管路や排水管路に於て、その除去が困難
であった管内壁に付着した垢滓を除去するために適切で
あり、屈曲部を形成する管継ぎ手を多数有する管路にお
いても支障なく管内壁の清掃を行うことが可能な管内清
掃器具を提供すること。 【構成】 管内清掃器具は、フレキシブルワイヤ1前端
に接合される接合部材7と、これに一端が固着される弦
巻バネ部材13と、弦巻バネ部材13の他端が固着さ
れ、短冊状をなし少なくともその外面は合成樹脂で形成
されている弾性的な可撓性を有する複数枚の清掃ブレー
ド21が軸心から放射状に外方に延びるように周方向に
位置を替えて径方向に串刺し固着されている取付部材1
5を有する清掃ヘッド14とよりなるものである。
であった管内壁に付着した垢滓を除去するために適切で
あり、屈曲部を形成する管継ぎ手を多数有する管路にお
いても支障なく管内壁の清掃を行うことが可能な管内清
掃器具を提供すること。 【構成】 管内清掃器具は、フレキシブルワイヤ1前端
に接合される接合部材7と、これに一端が固着される弦
巻バネ部材13と、弦巻バネ部材13の他端が固着さ
れ、短冊状をなし少なくともその外面は合成樹脂で形成
されている弾性的な可撓性を有する複数枚の清掃ブレー
ド21が軸心から放射状に外方に延びるように周方向に
位置を替えて径方向に串刺し固着されている取付部材1
5を有する清掃ヘッド14とよりなるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物内の給水管、配水
管等の管路内に挿入して、管屈曲部を形成する管継ぎ手
部を含む管路内壁に付着した垢滓を除去するための管内
清掃器具に関する。
管等の管路内に挿入して、管屈曲部を形成する管継ぎ手
部を含む管路内壁に付着した垢滓を除去するための管内
清掃器具に関する。
【0002】
【従来の技術】建物内の給水管、配水管等の内部に挿通
し、管路内を推進しながら清掃する器具には、例えば特
開昭58−189086号に開示されているように、そ
の挿入するスネークワイヤの先端に、スネークワイヤよ
り大きい直径とした螺旋コイル状の清掃ヘッドをスネー
クワイヤと同心状に取付け、このような器具を管内に向
け回転を加えながら挿入し、清掃ヘッドの先端エッジに
管路を閉塞する詰り物をに突刺して保持させ、器具を引
出して詰り物を除去したり、又詰り物がグリス状の物の
場合には、螺旋コイル状の清掃ヘッドに替えて、スネー
クワイヤの先端に中心部から放射状前方に延びる細長の
数本の爪を有するカッターブレードヘッドを取付け、か
かる器具でグリスカットをするものが知られている。こ
のような器具において、螺旋コイル状ヘッドを使用する
ときには、管路に於ける詰り物が単体状をなす場合には
その除去に支障を生じないが、詰り物が管路に一体的に
付着している垢滓の場合には、清掃ヘッドの先端エッジ
に突刺して除去する事は極めて困難であり、又前記グリ
ス状詰り物用のカッターブレードヘッドを使用するとき
には、垢滓を取除く場合にカッターブレードが管路内壁
全面に充分に密着状に接触しないので垢滓の取残しを生
じるばかりでなく、金属製のカッターブレードは、清掃
中管路に接触して激しい騒音を発生することにより居住
者に多大の不快感を与えることになり、又カッターブレ
ードが摩耗した際にブレード取付部を含む全体を交換す
ることになり不経済である。
し、管路内を推進しながら清掃する器具には、例えば特
開昭58−189086号に開示されているように、そ
の挿入するスネークワイヤの先端に、スネークワイヤよ
り大きい直径とした螺旋コイル状の清掃ヘッドをスネー
クワイヤと同心状に取付け、このような器具を管内に向
け回転を加えながら挿入し、清掃ヘッドの先端エッジに
管路を閉塞する詰り物をに突刺して保持させ、器具を引
出して詰り物を除去したり、又詰り物がグリス状の物の
場合には、螺旋コイル状の清掃ヘッドに替えて、スネー
クワイヤの先端に中心部から放射状前方に延びる細長の
数本の爪を有するカッターブレードヘッドを取付け、か
かる器具でグリスカットをするものが知られている。こ
のような器具において、螺旋コイル状ヘッドを使用する
ときには、管路に於ける詰り物が単体状をなす場合には
その除去に支障を生じないが、詰り物が管路に一体的に
付着している垢滓の場合には、清掃ヘッドの先端エッジ
に突刺して除去する事は極めて困難であり、又前記グリ
ス状詰り物用のカッターブレードヘッドを使用するとき
には、垢滓を取除く場合にカッターブレードが管路内壁
全面に充分に密着状に接触しないので垢滓の取残しを生
じるばかりでなく、金属製のカッターブレードは、清掃
中管路に接触して激しい騒音を発生することにより居住
者に多大の不快感を与えることになり、又カッターブレ
ードが摩耗した際にブレード取付部を含む全体を交換す
ることになり不経済である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、前記従来の管内清掃器具が有する問題点を
解決し、給水管路や排水管路に於て、その除去が困難で
あった管内壁に付着した垢滓を除去するために適切であ
り、屈曲部を形成する管継ぎ手を多数有する管路におい
ても支障なく管内壁の清掃を行うことが可能であると共
に、清掃中低騒音であり、且つ交換部品が安価で部品交
換が容易な管内清掃器具を提供することにある。
する課題は、前記従来の管内清掃器具が有する問題点を
解決し、給水管路や排水管路に於て、その除去が困難で
あった管内壁に付着した垢滓を除去するために適切であ
り、屈曲部を形成する管継ぎ手を多数有する管路におい
ても支障なく管内壁の清掃を行うことが可能であると共
に、清掃中低騒音であり、且つ交換部品が安価で部品交
換が容易な管内清掃器具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の管内清掃器具は、回転力及び軸方向力が伝
達されるフレキシブルワイヤ前端に固着された連結部材
に相互回転不可の状態で接合される接合部材と、該接合
部材に一端が固着される弦巻バネ部材と、前側胴部とこ
れに一体的に形成され該弦巻バネ部材の他端に固着され
る後側胴部とを備えた取付部材を有し該前側胴部には短
冊状をなし少なくともその外面は合成樹脂で形成されて
いる弾性的な可撓性を有する複数枚の清掃ブレードが軸
心から放射状に外方に延びるように周方向に位置を替え
て径方向に串刺し固着されている清掃ヘッドとよりなる
ことを主な特徴とする。
に、本発明の管内清掃器具は、回転力及び軸方向力が伝
達されるフレキシブルワイヤ前端に固着された連結部材
に相互回転不可の状態で接合される接合部材と、該接合
部材に一端が固着される弦巻バネ部材と、前側胴部とこ
れに一体的に形成され該弦巻バネ部材の他端に固着され
る後側胴部とを備えた取付部材を有し該前側胴部には短
冊状をなし少なくともその外面は合成樹脂で形成されて
いる弾性的な可撓性を有する複数枚の清掃ブレードが軸
心から放射状に外方に延びるように周方向に位置を替え
て径方向に串刺し固着されている清掃ヘッドとよりなる
ことを主な特徴とする。
【0005】
【作用】管路内に回転を加えながら清掃器具を前進又は
後進させることにより、取付部材に串刺し固着された複
数の清掃ブレードは、その先端部が管内壁に沿って弾性
的に撓んで管内壁全周に亘って管内壁に清掃ブレード先
端部を圧着状態で接触しながら回転を伴った軸方向移動
を行うことになるから、管内壁全周に亘って付着する垢
滓を管周方向に削り取り管内清掃を行うことが出来る。
管路の管屈曲部を形成する管継ぎ手部に清掃ヘッドが差
掛かった場合にも、清掃ヘッドに於いて管内壁に接触す
る箇所は清掃ブレードのみであり、管屈曲部に於いて増
加する研削抵抗に応じて弾性的な可撓性を有する清掃ブ
レードは容易にその先端部を内方に向けて弾性変形して
管内通過のための抵抗を減じることになるから、清掃ヘ
ッドは容易に管屈曲部を通過することが出来るので、管
屈曲部に於いて清掃ヘッドの前進又は後進が停滞してし
まうような事態を生じることがない。清掃ブレードは、
少なくともその外面が合成樹脂で形成されているので、
清掃時に清掃ブレードの先端部が管内壁に圧着状態で接
触するのにも拘らず、騒音の発生を少なくすることがで
きる。
後進させることにより、取付部材に串刺し固着された複
数の清掃ブレードは、その先端部が管内壁に沿って弾性
的に撓んで管内壁全周に亘って管内壁に清掃ブレード先
端部を圧着状態で接触しながら回転を伴った軸方向移動
を行うことになるから、管内壁全周に亘って付着する垢
滓を管周方向に削り取り管内清掃を行うことが出来る。
管路の管屈曲部を形成する管継ぎ手部に清掃ヘッドが差
掛かった場合にも、清掃ヘッドに於いて管内壁に接触す
る箇所は清掃ブレードのみであり、管屈曲部に於いて増
加する研削抵抗に応じて弾性的な可撓性を有する清掃ブ
レードは容易にその先端部を内方に向けて弾性変形して
管内通過のための抵抗を減じることになるから、清掃ヘ
ッドは容易に管屈曲部を通過することが出来るので、管
屈曲部に於いて清掃ヘッドの前進又は後進が停滞してし
まうような事態を生じることがない。清掃ブレードは、
少なくともその外面が合成樹脂で形成されているので、
清掃時に清掃ブレードの先端部が管内壁に圧着状態で接
触するのにも拘らず、騒音の発生を少なくすることがで
きる。
【0006】清掃ブレードは、取付部材に対して、前方
にも後方にも弾性的に撓ませることが可能であるから、
清掃器具を管路内にその清掃ヘッドを前方として前進さ
せて管内清掃を行う場合にも、又清掃ヘッドを後方とし
て後進させて管内清掃を行う場合にも有効に利用でき
る。清掃ブレードは、短冊形の単純な形状を有するもの
であって安価に製造することが可能であり、又取付部材
に串刺し状態で固定されているものであるから、摩耗し
た清掃ブレードを交換することが容易である。清掃ブレ
ードの取付部材への固定は串刺し状になされるから、簡
単な固定手段にも拘らず、清掃ブレードに充分な削り取
りの応力を取付部材から伝達させることができる。清掃
ブレードの取付けられた取付部材と接合部材の間には弦
巻バネ部材が介在されているから、清掃ブレードの先端
がフレキシブルワイヤに接触して損傷を与えることがな
く、又弦巻バネ部材は清掃ブレードに加わる研削抵抗の
変化に対して伝達する応力の緩衝部材として役立つ。清
掃器具は、フレキシブルワイヤ前端に固着された連結部
材に対して接合部材によって接合されているから、清掃
器具全体の交換や、本発明にかかる清掃器具に替えて他
種類の清掃器具を取付けたりすることが容易である。
にも後方にも弾性的に撓ませることが可能であるから、
清掃器具を管路内にその清掃ヘッドを前方として前進さ
せて管内清掃を行う場合にも、又清掃ヘッドを後方とし
て後進させて管内清掃を行う場合にも有効に利用でき
る。清掃ブレードは、短冊形の単純な形状を有するもの
であって安価に製造することが可能であり、又取付部材
に串刺し状態で固定されているものであるから、摩耗し
た清掃ブレードを交換することが容易である。清掃ブレ
ードの取付部材への固定は串刺し状になされるから、簡
単な固定手段にも拘らず、清掃ブレードに充分な削り取
りの応力を取付部材から伝達させることができる。清掃
ブレードの取付けられた取付部材と接合部材の間には弦
巻バネ部材が介在されているから、清掃ブレードの先端
がフレキシブルワイヤに接触して損傷を与えることがな
く、又弦巻バネ部材は清掃ブレードに加わる研削抵抗の
変化に対して伝達する応力の緩衝部材として役立つ。清
掃器具は、フレキシブルワイヤ前端に固着された連結部
材に対して接合部材によって接合されているから、清掃
器具全体の交換や、本発明にかかる清掃器具に替えて他
種類の清掃器具を取付けたりすることが容易である。
【0007】
【実施例】本発明の詳細な特徴について、添付図面に記
載された実施例により説明する。図1及び図4に於いて
符号1は、本発明の清掃器具に回転力及び軸方向力を伝
達するフレキシブルワイヤである。フレキシブルワイヤ
1は、一般的にバネ鋼線により製造され、先端に設けら
れる後述する清掃ヘッドに回転力及び軸方向力を与える
ために充分な強度を有すると共に、推進する管路の屈曲
部に於いて弾性変形により屈曲部に沿うように屈曲可能
な可撓性を有する。図4で明らかなようにフレキシブル
ワイヤ1内には軽金属製の連接弦巻可撓管1aが挿入さ
れている。符号2は、連結部材であって、真鍮等の金属
材料で製造され、その外周は円形状をなし、その中央部
には円形透孔3が穿孔され、後面には円形透孔3を連通
するように、スリーブ4が突設されている。又前面に
は、後述する清掃ヘッドと接合した場合に、係合して回
転力及び前後の軸方向力を伝達するために、直径方向の
鳩尾状突条5が突設されている。更に、連結部材2の外
周付近には一対の螺子止用透孔6が穿孔されている。
載された実施例により説明する。図1及び図4に於いて
符号1は、本発明の清掃器具に回転力及び軸方向力を伝
達するフレキシブルワイヤである。フレキシブルワイヤ
1は、一般的にバネ鋼線により製造され、先端に設けら
れる後述する清掃ヘッドに回転力及び軸方向力を与える
ために充分な強度を有すると共に、推進する管路の屈曲
部に於いて弾性変形により屈曲部に沿うように屈曲可能
な可撓性を有する。図4で明らかなようにフレキシブル
ワイヤ1内には軽金属製の連接弦巻可撓管1aが挿入さ
れている。符号2は、連結部材であって、真鍮等の金属
材料で製造され、その外周は円形状をなし、その中央部
には円形透孔3が穿孔され、後面には円形透孔3を連通
するように、スリーブ4が突設されている。又前面に
は、後述する清掃ヘッドと接合した場合に、係合して回
転力及び前後の軸方向力を伝達するために、直径方向の
鳩尾状突条5が突設されている。更に、連結部材2の外
周付近には一対の螺子止用透孔6が穿孔されている。
【0008】支持板2後面に突設したスリーブ4外周に
は、フレキシブルワイヤ1の前端がそのワイヤの弾発力
を利用して挟着状態で固着されている。この固着を確実
にするために、スリーブ4外周にはワイヤの凹凸に沿う
螺旋溝が設けられることが望ましい。本発明にかかる清
掃器具に於いて、符号7は連結部材2に接合される接合
部材である。接合部材7は一般的には連結部材2と同様
に、真鍮等の金属材料で製造され、その外周は円形状を
なしており、又前面にはボス8が突設されている。接合
部材7の後端には、連結部材2に対して密着状に接合す
る平面状の接合端面9が形成されると共に、連結部材2
に於ける鳩尾条突条5に嵌合して連結部材2に加えられ
た回転力及び前後の軸方向力を後述する清掃ヘッドに伝
達するための鳩尾状凹溝10が凹設されている。又連結
部材2の一対の螺子止用透孔6の位置に対応して一対の
螺子止用螺孔11が前後に貫通して穿設されている。図
中符号12は一組の接合用螺子であって、連結部材2に
接合部材7を接合する場合に、それぞれ一対の螺子用透
孔6から挿入して、一対の螺子止用螺孔11に螺着する
ものである。
は、フレキシブルワイヤ1の前端がそのワイヤの弾発力
を利用して挟着状態で固着されている。この固着を確実
にするために、スリーブ4外周にはワイヤの凹凸に沿う
螺旋溝が設けられることが望ましい。本発明にかかる清
掃器具に於いて、符号7は連結部材2に接合される接合
部材である。接合部材7は一般的には連結部材2と同様
に、真鍮等の金属材料で製造され、その外周は円形状を
なしており、又前面にはボス8が突設されている。接合
部材7の後端には、連結部材2に対して密着状に接合す
る平面状の接合端面9が形成されると共に、連結部材2
に於ける鳩尾条突条5に嵌合して連結部材2に加えられ
た回転力及び前後の軸方向力を後述する清掃ヘッドに伝
達するための鳩尾状凹溝10が凹設されている。又連結
部材2の一対の螺子止用透孔6の位置に対応して一対の
螺子止用螺孔11が前後に貫通して穿設されている。図
中符号12は一組の接合用螺子であって、連結部材2に
接合部材7を接合する場合に、それぞれ一対の螺子用透
孔6から挿入して、一対の螺子止用螺孔11に螺着する
ものである。
【0009】接合部材7の前面に突設したボス8外周に
は、弦巻バネ部材13の後端がその弾発力を利用して挟
着状態で固着されている。この固着を確実にするため
に、ボス8の外周には弦巻バネ部材13の凹凸に沿う螺
旋溝が設けられることが望ましい。弦巻バネ部材13
は、バネ鋼線によって製造され、後述する清掃ブレード
の長さの1/2よりも大きい長さを有する。弦巻バネ部
材13の前端は清掃ヘッド14に固着される。清掃ヘッ
ド14は主として清掃ブレード21と清掃ブレード21
が取付けられる取付部材15とより構成され、弦巻バネ
部材13との固着は、図2及び図3で明らかなように、
鋼製で外形が円形状をなす取付部材15の後側胴部16
の外周に対して弦巻バネ部材13の弾発力を利用して挟
着させることにより行うものである。この固着を確実に
するために、後側胴部16の外周には弦巻バネ部材13
の凹凸に沿う螺旋溝が設けられることが望ましい。
は、弦巻バネ部材13の後端がその弾発力を利用して挟
着状態で固着されている。この固着を確実にするため
に、ボス8の外周には弦巻バネ部材13の凹凸に沿う螺
旋溝が設けられることが望ましい。弦巻バネ部材13
は、バネ鋼線によって製造され、後述する清掃ブレード
の長さの1/2よりも大きい長さを有する。弦巻バネ部
材13の前端は清掃ヘッド14に固着される。清掃ヘッ
ド14は主として清掃ブレード21と清掃ブレード21
が取付けられる取付部材15とより構成され、弦巻バネ
部材13との固着は、図2及び図3で明らかなように、
鋼製で外形が円形状をなす取付部材15の後側胴部16
の外周に対して弦巻バネ部材13の弾発力を利用して挟
着させることにより行うものである。この固着を確実に
するために、後側胴部16の外周には弦巻バネ部材13
の凹凸に沿う螺旋溝が設けられることが望ましい。
【0010】本実施例の取付部材15に於いて、前側胴
部17は後側胴部16よりも太径とされ、前側胴部17
にはその外周上に貫通する複数の串刺し用長孔18が前
後に直交するように間隔をおいて穿設され、又前側胴部
前面には凹所19が形成されると共に軸心方向に向って
螺子孔20が螺設されている。符号21は、管内壁に直
接接触して清掃を行う清掃ブレードであって、図2に示
されるように、外形短冊状をなし、一般的には弾性的な
可撓性を有する合成樹脂、例えば比較的硬質のポリエチ
レン、ABS樹脂等の成形品で構成される。又このよう
な合成樹脂単体によって構成されるものの外、合成樹脂
の板状外部被覆層内に、鋼板や鋼製網等の弾性的な可撓
性を有する金属体を埋入させた積層構造を採用すること
も可能である。このような積層構造の場合には、合成樹
脂自体の可撓性に加えて金属体の可撓性を利用すること
ができるので、清掃ブレード21の撓みに対する弾性範
囲を広げ清掃効果をより高めることができる。清掃ブレ
ード21は、前記のように単純な構造形状を有するもの
であるから、安価に製造することができ、清掃作業にお
いて頻繁に交換すべき部材として適切である。
部17は後側胴部16よりも太径とされ、前側胴部17
にはその外周上に貫通する複数の串刺し用長孔18が前
後に直交するように間隔をおいて穿設され、又前側胴部
前面には凹所19が形成されると共に軸心方向に向って
螺子孔20が螺設されている。符号21は、管内壁に直
接接触して清掃を行う清掃ブレードであって、図2に示
されるように、外形短冊状をなし、一般的には弾性的な
可撓性を有する合成樹脂、例えば比較的硬質のポリエチ
レン、ABS樹脂等の成形品で構成される。又このよう
な合成樹脂単体によって構成されるものの外、合成樹脂
の板状外部被覆層内に、鋼板や鋼製網等の弾性的な可撓
性を有する金属体を埋入させた積層構造を採用すること
も可能である。このような積層構造の場合には、合成樹
脂自体の可撓性に加えて金属体の可撓性を利用すること
ができるので、清掃ブレード21の撓みに対する弾性範
囲を広げ清掃効果をより高めることができる。清掃ブレ
ード21は、前記のように単純な構造形状を有するもの
であるから、安価に製造することができ、清掃作業にお
いて頻繁に交換すべき部材として適切である。
【0011】清掃ブレード21には、その中心部に中央
透孔22が穿設されており、それぞれの串刺し用長孔1
8に清掃ブレード21を串刺し挿入し、各清掃ブレード
21の中央透孔22を取付部材15の螺子孔20の位置
に合致させ、前側胴部17前端から取付螺子23を螺子
孔20に螺合して、串刺しされた清掃ブレード21が取
付部材15から抜け出さないように固定する。このよう
に清掃ブレード21の取付部材15への固定は非常に簡
単であり、清掃作業に於いて摩耗等により清掃ブレード
21の交換が行われる場合に短時間で交換作業を行うこ
とができる。また簡単な固定手段にも拘らず、串刺しに
よる清掃ブレード21の固定は、取付部材15に与えら
れる回転力及び軸方向力を支障なく清掃ブレード21に
伝達することができるので、清掃作業を円滑に進行する
ことができる。尚本実施例に於いては、串刺しされる清
掃ブレード21は2枚としているが、串刺し用長孔18
を更に増加して多数枚の清掃ブレード21を使用する態
様も存在する。
透孔22が穿設されており、それぞれの串刺し用長孔1
8に清掃ブレード21を串刺し挿入し、各清掃ブレード
21の中央透孔22を取付部材15の螺子孔20の位置
に合致させ、前側胴部17前端から取付螺子23を螺子
孔20に螺合して、串刺しされた清掃ブレード21が取
付部材15から抜け出さないように固定する。このよう
に清掃ブレード21の取付部材15への固定は非常に簡
単であり、清掃作業に於いて摩耗等により清掃ブレード
21の交換が行われる場合に短時間で交換作業を行うこ
とができる。また簡単な固定手段にも拘らず、串刺しに
よる清掃ブレード21の固定は、取付部材15に与えら
れる回転力及び軸方向力を支障なく清掃ブレード21に
伝達することができるので、清掃作業を円滑に進行する
ことができる。尚本実施例に於いては、串刺しされる清
掃ブレード21は2枚としているが、串刺し用長孔18
を更に増加して多数枚の清掃ブレード21を使用する態
様も存在する。
【0012】前記したように、接合部材7と清掃ヘッド
14との間には弦巻バネ部材13が介在されている。後
述するように、清掃中に清掃ブレード21は撓んだ状態
で使用されることになるが、その際、弦巻バネ部材13
は清掃ブレード21とフレキシブルワイヤ1の間に間隔
をあけ、撓んだ清掃ブレード21の先端がフレキシブル
ワイヤ1に接触して損傷を与えることを防止している。
又弦巻バネ部材13は清掃ブレード21に加わる研削抵
抗の変化に対してフレキシブルワイヤ1から伝達する応
力の緩衝部材として役立つ。本発明にかかる管内清掃器
具をフレキシブルワイヤ1に取付けるのには、フレキシ
ブルワイヤ1端部に於ける連結部材2の鳩尾状突条5を
接合部材7の鳩尾状凹溝10に嵌合させて接合端面9を
連結部材2に密着させると同時に、連結部材2の後面か
ら一対の螺子止用透孔6を貫通させた一組の接合用螺子
12を対応する位置に配置した接合部材7の一対の螺子
止用螺孔11に螺合させ締付ければよい。この締付けに
よって、連結部材2と管内清掃器具とは一体的な接合状
態となる。このように、管内清掃器具は、フレキシブル
ワイヤ1前端に固着された連結部材2に対して、接合部
材7によって分離可能に接合されているから、管内清掃
器具全体の交換や、本発明にかかる清掃器具に替えて他
種類の清掃器具を取付けることができる。
14との間には弦巻バネ部材13が介在されている。後
述するように、清掃中に清掃ブレード21は撓んだ状態
で使用されることになるが、その際、弦巻バネ部材13
は清掃ブレード21とフレキシブルワイヤ1の間に間隔
をあけ、撓んだ清掃ブレード21の先端がフレキシブル
ワイヤ1に接触して損傷を与えることを防止している。
又弦巻バネ部材13は清掃ブレード21に加わる研削抵
抗の変化に対してフレキシブルワイヤ1から伝達する応
力の緩衝部材として役立つ。本発明にかかる管内清掃器
具をフレキシブルワイヤ1に取付けるのには、フレキシ
ブルワイヤ1端部に於ける連結部材2の鳩尾状突条5を
接合部材7の鳩尾状凹溝10に嵌合させて接合端面9を
連結部材2に密着させると同時に、連結部材2の後面か
ら一対の螺子止用透孔6を貫通させた一組の接合用螺子
12を対応する位置に配置した接合部材7の一対の螺子
止用螺孔11に螺合させ締付ければよい。この締付けに
よって、連結部材2と管内清掃器具とは一体的な接合状
態となる。このように、管内清掃器具は、フレキシブル
ワイヤ1前端に固着された連結部材2に対して、接合部
材7によって分離可能に接合されているから、管内清掃
器具全体の交換や、本発明にかかる清掃器具に替えて他
種類の清掃器具を取付けることができる。
【0013】このように構成された本発明にかかる清掃
器具は、図6に示されるように、清掃すべき給水管路又
は排水管路等の管路24の管端開口から挿入される。挿
入には、人力又は機械力によってフレキシブルワイヤ1
に対し軸方向推進力と回転力とが与えられて行われる。
管路24に挿入された清掃器具は、図5に示されるよう
に、その清掃ブレード21の先端部が管路24の内壁に
沿って弾性的に屈曲し、清掃ブレード21の先端部は管
路24の内壁に押圧状態で接触する。従って清掃ヘッド
14に軸方向力及び回転力が加われば、清掃ブレード2
1の先端側は、管内壁全周に亘って付着する垢滓を管周
方向に削り取り、管内清掃を行いながら軸方向に移動す
る。尚清掃作業は、通常清掃ヘッド14部分に流水しな
がら行われる。又、清掃ブレード21は少なくともその
外面が合成樹脂で形成されているので、清掃時に清掃ブ
レード21の先端部が管内壁に圧着状態で接触するのに
も拘らず、騒音の発生を僅少にとどめることができる。
器具は、図6に示されるように、清掃すべき給水管路又
は排水管路等の管路24の管端開口から挿入される。挿
入には、人力又は機械力によってフレキシブルワイヤ1
に対し軸方向推進力と回転力とが与えられて行われる。
管路24に挿入された清掃器具は、図5に示されるよう
に、その清掃ブレード21の先端部が管路24の内壁に
沿って弾性的に屈曲し、清掃ブレード21の先端部は管
路24の内壁に押圧状態で接触する。従って清掃ヘッド
14に軸方向力及び回転力が加われば、清掃ブレード2
1の先端側は、管内壁全周に亘って付着する垢滓を管周
方向に削り取り、管内清掃を行いながら軸方向に移動す
る。尚清掃作業は、通常清掃ヘッド14部分に流水しな
がら行われる。又、清掃ブレード21は少なくともその
外面が合成樹脂で形成されているので、清掃時に清掃ブ
レード21の先端部が管内壁に圧着状態で接触するのに
も拘らず、騒音の発生を僅少にとどめることができる。
【0014】本発明にかかる清掃器具は、直線的な管路
の場合のみならず、エルボ25やT字管チーズ26等の
管路24の屈曲部を形成する管継ぎ手に差掛かった場合
にも優れた清掃機能を発揮する。即ち、管路24の管屈
曲部を形成する管継ぎ手部に清掃ヘッド14が差掛かっ
ても、清掃ヘッド14に於いて管内壁に接触する箇所は
清掃ブレード21のみであり、管屈曲部に於いて増加す
る研削抵抗に応じて弾性的な可撓性を有する清掃ブレー
ド21は容易にその先端部を内方に向けて弾性変形して
管内通過のための抵抗を減じることになるから、清掃ヘ
ッド14は容易に管屈曲部を通過することができるの
で、管屈曲部に於いて清掃ヘッド14の前進又は後進が
停滞してしまうような事態を生じることがない。清掃ブ
レード21は、取付部材15に対して前方にも又後方に
も可撓であるから、図6に示されるように、清掃器具を
管路24内にその清掃ヘッド14を前方として前進させ
て管内清掃を行う場合にも、又図7に示されるように、
清掃ヘッド14を後方として後進させて管内清掃を行う
場合にも有効に利用できる。
の場合のみならず、エルボ25やT字管チーズ26等の
管路24の屈曲部を形成する管継ぎ手に差掛かった場合
にも優れた清掃機能を発揮する。即ち、管路24の管屈
曲部を形成する管継ぎ手部に清掃ヘッド14が差掛かっ
ても、清掃ヘッド14に於いて管内壁に接触する箇所は
清掃ブレード21のみであり、管屈曲部に於いて増加す
る研削抵抗に応じて弾性的な可撓性を有する清掃ブレー
ド21は容易にその先端部を内方に向けて弾性変形して
管内通過のための抵抗を減じることになるから、清掃ヘ
ッド14は容易に管屈曲部を通過することができるの
で、管屈曲部に於いて清掃ヘッド14の前進又は後進が
停滞してしまうような事態を生じることがない。清掃ブ
レード21は、取付部材15に対して前方にも又後方に
も可撓であるから、図6に示されるように、清掃器具を
管路24内にその清掃ヘッド14を前方として前進させ
て管内清掃を行う場合にも、又図7に示されるように、
清掃ヘッド14を後方として後進させて管内清掃を行う
場合にも有効に利用できる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、次のような効果を奏する。 A.管路内に回転を加えながら清掃器具を前進又は後進
させることにより、取付部材に串刺し固着された複数の
清掃ブレードは、その先端部が管内壁に沿って弾性的に
撓んで管内壁全周に亘って管内壁に清掃ブレード先端部
を圧着状態で接触しながら回転を伴った軸方向移動を行
うことになるから、管内壁全周に亘って付着する垢滓を
管周方向に削り取り管内清掃を行うことが出来る。 B.管路の管屈曲部を形成する管継ぎ手部に清掃ヘッド
が差掛かった際にも、清掃ヘッドに於いて管内壁に接触
する箇所は清掃ブレードのみであり、管屈曲部に於いて
増加する研削抵抗に応じて、弾性的な可撓性を有する清
掃ブレードは、容易にその先端部を内方に向けて弾性変
形して管内通過のための抵抗を減じることになるから、
清掃ヘッドは容易に管屈曲部を通過することが出来るの
で、管屈曲部に於いて清掃ヘッドの前進又は後進が停滞
してしまうような事態を生じることがない。 C.清掃ブレードは、少なくともその外面が合成樹脂で
形成されているので、清掃時に清掃ブレードの先端部が
管内壁に圧着状態で接触するのにも拘らず、騒音の発生
を少なくすることができる。
させることにより、取付部材に串刺し固着された複数の
清掃ブレードは、その先端部が管内壁に沿って弾性的に
撓んで管内壁全周に亘って管内壁に清掃ブレード先端部
を圧着状態で接触しながら回転を伴った軸方向移動を行
うことになるから、管内壁全周に亘って付着する垢滓を
管周方向に削り取り管内清掃を行うことが出来る。 B.管路の管屈曲部を形成する管継ぎ手部に清掃ヘッド
が差掛かった際にも、清掃ヘッドに於いて管内壁に接触
する箇所は清掃ブレードのみであり、管屈曲部に於いて
増加する研削抵抗に応じて、弾性的な可撓性を有する清
掃ブレードは、容易にその先端部を内方に向けて弾性変
形して管内通過のための抵抗を減じることになるから、
清掃ヘッドは容易に管屈曲部を通過することが出来るの
で、管屈曲部に於いて清掃ヘッドの前進又は後進が停滞
してしまうような事態を生じることがない。 C.清掃ブレードは、少なくともその外面が合成樹脂で
形成されているので、清掃時に清掃ブレードの先端部が
管内壁に圧着状態で接触するのにも拘らず、騒音の発生
を少なくすることができる。
【0016】D.清掃ブレードは、取付部材に対して、
前方にも後方にも弾性的に撓ませることが可能であるか
ら、清掃器具を管路内にその清掃ヘッドを前方として前
進させて管内清掃を行う場合にも、又清掃ヘッドを後方
として後進させて管内清掃を行う場合にも有効に利用で
きる。 E.清掃ブレードは、短冊形の単純な形状を有するもの
であって安価に製造することが可能であり、又取付部材
に串刺し状態で固定されるものであるから、摩耗した清
掃ブレードを交換することが容易である。清掃ブレード
の取付部材への固定は串刺し状になされるから、簡単な
固定手段にも拘らず、清掃ブレードに充分な削り取りの
応力を取付部材から伝達させることができる。 F.清掃ブレードの取付けられた取付部材と接合部材の
間には弦巻バネ部材が介在されているから、清掃ブレー
ドの先端がフレキシブルワイヤに接触して損傷を与える
ことがなく、又弦巻バネ部材は清掃ブレードに加わる研
削抵抗の変化に対して伝達する応力の緩衝部材として役
立つ。 G.清掃器具は、フレキシブルワイヤ前端に固着された
連結部材に対して接合部材によって接合されているか
ら、清掃器具全体の交換や、本発明にかかる清掃器具に
替えて他種類の清掃器具を取付けたりすることが容易で
ある。
前方にも後方にも弾性的に撓ませることが可能であるか
ら、清掃器具を管路内にその清掃ヘッドを前方として前
進させて管内清掃を行う場合にも、又清掃ヘッドを後方
として後進させて管内清掃を行う場合にも有効に利用で
きる。 E.清掃ブレードは、短冊形の単純な形状を有するもの
であって安価に製造することが可能であり、又取付部材
に串刺し状態で固定されるものであるから、摩耗した清
掃ブレードを交換することが容易である。清掃ブレード
の取付部材への固定は串刺し状になされるから、簡単な
固定手段にも拘らず、清掃ブレードに充分な削り取りの
応力を取付部材から伝達させることができる。 F.清掃ブレードの取付けられた取付部材と接合部材の
間には弦巻バネ部材が介在されているから、清掃ブレー
ドの先端がフレキシブルワイヤに接触して損傷を与える
ことがなく、又弦巻バネ部材は清掃ブレードに加わる研
削抵抗の変化に対して伝達する応力の緩衝部材として役
立つ。 G.清掃器具は、フレキシブルワイヤ前端に固着された
連結部材に対して接合部材によって接合されているか
ら、清掃器具全体の交換や、本発明にかかる清掃器具に
替えて他種類の清掃器具を取付けたりすることが容易で
ある。
【図1】本発明にかかる管内清掃器具の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図3】同実施例の縦断面図である。
【図4】フレキシブルワイヤと管内清掃器具との接合部
分を示す一部欠截分解斜視図である。
分を示す一部欠截分解斜視図である。
【図5】管内清掃器具の清掃状態を示す説明図である。
【図6】前進によって清掃を行う場合の管内清掃器具の
清掃状況を示す説明図である。
清掃状況を示す説明図である。
【図7】後進によって清掃を行う場合の管内清掃器具の
清掃状況を示す説明図である。
清掃状況を示す説明図である。
1 フレキシブルワイヤ 2 連結部材 7 接合部材 13 弦巻バネ部
材 14 清掃ヘッド 15 取付部材 16 後側胴部 17 前側胴部 18 串刺し用長孔 20 螺子孔 21 清掃ブレード 22 中央透孔 23 取付螺子
材 14 清掃ヘッド 15 取付部材 16 後側胴部 17 前側胴部 18 串刺し用長孔 20 螺子孔 21 清掃ブレード 22 中央透孔 23 取付螺子
Claims (5)
- 【請求項1】 回転力及び軸方向力が伝達されるフレキ
シブルワイヤ前端に固着された連結部材に相互回転不可
の状態で接合される接合部材と、該接合部材に一端が固
着される弦巻バネ部材と、前側胴部とこれに一体的に形
成され該弦巻バネ部材の他端に固着される後側胴部とを
備えた取付部材を有し該前側胴部には短冊状をなし少な
くともその外面は合成樹脂で形成されている弾性的な可
撓性を有する複数枚の清掃ブレードが軸心から放射状に
外方に延びるように周方向に位置を替えて径方向に串刺
し固着されている清掃ヘッドとよりなることを特徴とす
る管内清掃器具。 - 【請求項2】 前記清掃ブレードは、弾性的な可撓性を
有する合成樹脂製であることを特徴とする請求項1記載
の管内清掃器具。 - 【請求項3】 前記清掃ブレードは、合成樹脂製の外部
被覆層の内部に弾性的な可撓性を有する金属体が埋入さ
れていることを特徴とする請求項1記載の管内清掃器
具。 - 【請求項4】 前記取付部材の前側胴部には、複数枚の
清掃ブレードを串刺しするために、前後に間隔を置いて
径方向に串刺し用長孔が穿設されていることを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれか1項記載の管内清掃器具。 - 【請求項5】 前記清掃ブレードには、その中心部に中
心透孔が穿設され、又前記取付部材には、前方から軸心
方向に螺子孔が螺設され、前記串刺し用長孔に串刺しさ
れた前記清掃ブレードの該中心透孔に合致した該螺子孔
に取付螺子を螺着させて清掃ブレードを固定したことを
特徴とする請求項4記載の管内清掃器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049940A JPH06238249A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 管内清掃器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5049940A JPH06238249A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 管内清掃器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06238249A true JPH06238249A (ja) | 1994-08-30 |
Family
ID=12845025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5049940A Pending JPH06238249A (ja) | 1993-02-17 | 1993-02-17 | 管内清掃器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06238249A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432571B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2004-05-24 | 주식회사 포스코 | 용광로 냉각반의 스케일 제거 장치 |
KR100529505B1 (ko) * | 2005-02-16 | 2005-11-21 | (주)진솔건축사사무소 | 건축용파이프 청소도구 |
JP2011161564A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Osaka Gas Co Ltd | 管内移動装置 |
JP2011161563A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Osaka Gas Co Ltd | 管内移動装置 |
US20110232776A1 (en) * | 2009-07-31 | 2011-09-29 | John Armour | Valve Box Stack Cleaner |
US9089884B2 (en) | 2010-07-20 | 2015-07-28 | Tdw Delaware, Inc. | Pipeline debris shearing device |
CN104912162A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-09-16 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 管道疏通清理器及其施工方法 |
JP2015187353A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | 株式会社Lixil | 清掃装置 |
CN108035410A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-15 | 中冶置业集团有限公司 | 一种厨房排水管道油污的清除装置 |
CN108252398A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-07-06 | 宿州冬宇环保科技有限公司 | 一种造纸厂用污水管道疏通单元 |
CN108517954A (zh) * | 2018-06-11 | 2018-09-11 | 天津市鼎风逸宸科技发展有限公司 | 一种管道绞灌及管道疏通机械设备 |
CN112495950A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-03-16 | 赵亚威 | 一种自动化管道疏通机 |
CN115446131A (zh) * | 2022-09-05 | 2022-12-09 | 浙江志达管业有限公司 | 一种氧气流通用的不锈钢管件除油脱脂加工装置 |
KR20230151755A (ko) * | 2022-04-26 | 2023-11-02 | 한국수력원자력 주식회사 | 증기발생기의 전열관을 세척 및 검사하는 장치 및 이를 이용한 세척 및 검사 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61143066A (ja) * | 1984-12-15 | 1986-06-30 | 松下電工株式会社 | 消臭剤 |
-
1993
- 1993-02-17 JP JP5049940A patent/JPH06238249A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61143066A (ja) * | 1984-12-15 | 1986-06-30 | 松下電工株式会社 | 消臭剤 |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100432571B1 (ko) * | 1999-12-22 | 2004-05-24 | 주식회사 포스코 | 용광로 냉각반의 스케일 제거 장치 |
KR100529505B1 (ko) * | 2005-02-16 | 2005-11-21 | (주)진솔건축사사무소 | 건축용파이프 청소도구 |
US20110232776A1 (en) * | 2009-07-31 | 2011-09-29 | John Armour | Valve Box Stack Cleaner |
JP2011161564A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Osaka Gas Co Ltd | 管内移動装置 |
JP2011161563A (ja) * | 2010-02-09 | 2011-08-25 | Osaka Gas Co Ltd | 管内移動装置 |
US9089884B2 (en) | 2010-07-20 | 2015-07-28 | Tdw Delaware, Inc. | Pipeline debris shearing device |
US9505040B2 (en) | 2010-07-20 | 2016-11-29 | Tdw Delaware, Inc. | Pipeline debris shearing device |
WO2012015490A1 (en) * | 2010-07-28 | 2012-02-02 | John Armour | Valve box stack cleaner |
JP2015187353A (ja) * | 2014-03-27 | 2015-10-29 | 株式会社Lixil | 清掃装置 |
CN104912162A (zh) * | 2015-05-20 | 2015-09-16 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 管道疏通清理器及其施工方法 |
CN108035410A (zh) * | 2017-12-28 | 2018-05-15 | 中冶置业集团有限公司 | 一种厨房排水管道油污的清除装置 |
CN108035410B (zh) * | 2017-12-28 | 2024-06-18 | 中冶置业集团有限公司 | 一种厨房排水管道油污的清除装置 |
CN108252398A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-07-06 | 宿州冬宇环保科技有限公司 | 一种造纸厂用污水管道疏通单元 |
CN108517954A (zh) * | 2018-06-11 | 2018-09-11 | 天津市鼎风逸宸科技发展有限公司 | 一种管道绞灌及管道疏通机械设备 |
CN108517954B (zh) * | 2018-06-11 | 2024-06-25 | 天津科环逸宸科技发展有限公司 | 一种管道绞灌及管道疏通机械设备 |
CN112495950A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-03-16 | 赵亚威 | 一种自动化管道疏通机 |
KR20230151755A (ko) * | 2022-04-26 | 2023-11-02 | 한국수력원자력 주식회사 | 증기발생기의 전열관을 세척 및 검사하는 장치 및 이를 이용한 세척 및 검사 방법 |
CN115446131A (zh) * | 2022-09-05 | 2022-12-09 | 浙江志达管业有限公司 | 一种氧气流通用的不锈钢管件除油脱脂加工装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06238249A (ja) | 管内清掃器具 | |
JP4511738B2 (ja) | チューブカップリング | |
US4413370A (en) | Unitary pig for use in a pipeline | |
US5566416A (en) | Two-in-one brush | |
US5440775A (en) | Toilet bowl scrubber | |
EP0277010B1 (en) | Cleaning pig with debris flushing action | |
US4281432A (en) | Tube cleaner | |
US6467121B1 (en) | Rotary tube scrubber | |
JPH06240718A (ja) | 管内清掃器具 | |
US7361079B2 (en) | Pipe deburring tool | |
US7263737B1 (en) | Pipe cleaner | |
JP2011104552A (ja) | 管路内面の洗浄装置 | |
JP2004519342A (ja) | 取替え可能な柔かいグリップを備えた細長い空気工具 | |
WO2002068134A1 (en) | Apparatus for cleaning a conduit interior and method therefor | |
EP0901842A2 (en) | Easy insert composite tube cleaner | |
KR20220050471A (ko) | 배관 스케일링장치 | |
JPH07194617A (ja) | 管路用洗滌具 | |
JPH06198262A (ja) | 管内清掃器具 | |
JPH06198263A (ja) | 管内清掃器具 | |
JP2013022510A (ja) | 管内壁清掃具 | |
JP2006077837A (ja) | ホース接続用のコネクタ | |
JPH06198261A (ja) | 管内清掃器具 | |
JPH0441990Y2 (ja) | ||
JPH0434955Y2 (ja) | ||
KR102814682B1 (ko) | 수도관 세척용 세척부재 |