JPH0623477A - 細流可能な粉塵等の材料の処理方法およびその装置 - Google Patents
細流可能な粉塵等の材料の処理方法およびその装置Info
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- JPH0623477A JPH0623477A JP4009161A JP916192A JPH0623477A JP H0623477 A JPH0623477 A JP H0623477A JP 4009161 A JP4009161 A JP 4009161A JP 916192 A JP916192 A JP 916192A JP H0623477 A JPH0623477 A JP H0623477A
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- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23G—CREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
- F23G5/00—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor
- F23G5/30—Incineration of waste; Incinerator constructions; Details, accessories or control therefor having a fluidised bed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN A CARRIER GAS OR AIR
- F23C10/00—Fluidised bed combustion apparatus
- F23C10/02—Fluidised bed combustion apparatus with means specially adapted for achieving or promoting a circulating movement of particles within the bed or for a recirculation of particles entrained from the bed
- F23C10/12—Fluidised bed combustion apparatus with means specially adapted for achieving or promoting a circulating movement of particles within the bed or for a recirculation of particles entrained from the bed the particles being circulated exclusively within the combustion zone
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23L—SUPPLYING AIR OR NON-COMBUSTIBLE LIQUIDS OR GASES TO COMBUSTION APPARATUS IN GENERAL ; VALVES OR DAMPERS SPECIALLY ADAPTED FOR CONTROLLING AIR SUPPLY OR DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; INDUCING DRAUGHT IN COMBUSTION APPARATUS; TOPS FOR CHIMNEYS OR VENTILATING SHAFTS; TERMINALS FOR FLUES
- F23L15/00—Heating of air supplied for combustion
- F23L15/04—Arrangements of recuperators
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/34—Indirect CO2mitigation, i.e. by acting on non CO2directly related matters of the process, e.g. pre-heating or heat recovery
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有機成分を含有する細流可能な粉塵等の材
料、特に結合剤等を含有する鋳物砂からのフィルタ粉塵
の処理方法、及びこの方法を実施するための装置を提供
する。 【構成】 有機成分を含有する粉塵等、特に結合剤を含
有する鋳物砂からのフィルタ粉塵の処理方法において、
粉塵が耐火材料でできた流動化可能な熱媒内に導入さ
れ、加熱され且つ燃焼される方法であって、熱媒が、好
ましくは、粉塵を受入れるように予熱されている方法。
上記方法を実施するための装置において、流動化可能な
耐火材料でできたばら材料床が炉(12)の燃焼室内で
流動化プレート(30)上に熱媒(34)として配置さ
れ、前記熱媒内には加熱手段(36)及び少なくとも一
つの粉塵供給手段(38)が設けられている装置。
料、特に結合剤等を含有する鋳物砂からのフィルタ粉塵
の処理方法、及びこの方法を実施するための装置を提供
する。 【構成】 有機成分を含有する粉塵等、特に結合剤を含
有する鋳物砂からのフィルタ粉塵の処理方法において、
粉塵が耐火材料でできた流動化可能な熱媒内に導入さ
れ、加熱され且つ燃焼される方法であって、熱媒が、好
ましくは、粉塵を受入れるように予熱されている方法。
上記方法を実施するための装置において、流動化可能な
耐火材料でできたばら材料床が炉(12)の燃焼室内で
流動化プレート(30)上に熱媒(34)として配置さ
れ、前記熱媒内には加熱手段(36)及び少なくとも一
つの粉塵供給手段(38)が設けられている装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有機成分を含有する細
流可能な粉塵等の材料、特に結合剤等を含有する鋳物砂
からのフィルタ粉塵の処理方法に関する。更に、本発明
は、この方法を実施するための装置に関する。
流可能な粉塵等の材料、特に結合剤等を含有する鋳物砂
からのフィルタ粉塵の処理方法に関する。更に、本発明
は、この方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ここ数十年に亘って、実際には、鋳物工
場の乾式フィルタ設備からのフィルタ粉塵を鋳物廃砂と
共にごみ捨て場に積んでおくだけであった。現在、廃棄
物の放棄を取り締まる法律が発効すると、フィルタ粉塵
は、転用できない場合には、特別のごみ捨て場に積んで
おかなければならない。
場の乾式フィルタ設備からのフィルタ粉塵を鋳物廃砂と
共にごみ捨て場に積んでおくだけであった。現在、廃棄
物の放棄を取り締まる法律が発効すると、フィルタ粉塵
は、転用できない場合には、特別のごみ捨て場に積んで
おかなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記処理方法を認識す
る上で、本発明は、上文中で言及した種類の細流の可能
な粉塵等の材料の処理を完全にすることを目的とする。
る上で、本発明は、上文中で言及した種類の細流の可能
な粉塵等の材料の処理を完全にすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、耐火材料で
できた流動化可能な熱媒内に粉塵を導入し、加熱し、燃
焼することによって行われ、熱媒は、好ましくは、粉塵
を受入れるように予熱されている。この方法には、フィ
ルタ粉塵が一般に高エネルギの有機の従って燃焼可能な
有毒物質の濃縮物を包含するという事実を使用すること
が含まれ、本発明によれば、熱的方法によって不活性化
作業が行われる。
できた流動化可能な熱媒内に粉塵を導入し、加熱し、燃
焼することによって行われ、熱媒は、好ましくは、粉塵
を受入れるように予熱されている。この方法には、フィ
ルタ粉塵が一般に高エネルギの有機の従って燃焼可能な
有毒物質の濃縮物を包含するという事実を使用すること
が含まれ、本発明によれば、熱的方法によって不活性化
作業が行われる。
【0005】一般に認められているように、いわゆる流
動化床点火装置が有効な燃焼方法として知られている
が、この方法は粉塵を不活性化する目的で燃焼させるた
めには適当でない。これは、個々の粉塵粒子の沈み込み
速度が低く且つ異なるためであり、従来は、粉塵を高温
で不活性化するのに要する粉塵の所定の滞留時間を保証
できなかった。
動化床点火装置が有効な燃焼方法として知られている
が、この方法は粉塵を不活性化する目的で燃焼させるた
めには適当でない。これは、個々の粉塵粒子の沈み込み
速度が低く且つ異なるためであり、従来は、粉塵を高温
で不活性化するのに要する粉塵の所定の滞留時間を保証
できなかった。
【0006】本発明による方法を実施するにあたって、
粉塵は、好ましくは、熱媒の下領域内に導入され、開始
エネルギを前記位置に設けられた熱源から受け取る。こ
の熱源は、特に、電気加熱棒から成るのがよい。しかし
ながら、ガス、オイル、蒸気等で加熱される加熱装置、
更に詳細には棒形状又は管状形状の加熱装置を使用して
もよい。
粉塵は、好ましくは、熱媒の下領域内に導入され、開始
エネルギを前記位置に設けられた熱源から受け取る。こ
の熱源は、特に、電気加熱棒から成るのがよい。しかし
ながら、ガス、オイル、蒸気等で加熱される加熱装置、
更に詳細には棒形状又は管状形状の加熱装置を使用して
もよい。
【0007】本発明の別の特徴によれば、導入された粉
塵は、流動化可能な加熱された耐火性の熱媒内で燃焼温
度まで加熱される。熱媒の沈み込み速度は粉塵の沈み込
み速度よりも大きい。
塵は、流動化可能な加熱された耐火性の熱媒内で燃焼温
度まで加熱される。熱媒の沈み込み速度は粉塵の沈み込
み速度よりも大きい。
【0008】従って熱媒は熱マスとして作用し、この熱
マスは、一方では粉塵を点火温度まで迅速に加熱する
が、他方では、粉塵が過度に迅速に上方に移動しないよ
うにする。熱媒は、脈動して導入された流動化空気によ
って循環され、この際、粉塵中の有機物質を燃焼させる
ための流れに依拠する空気流もまた熱媒を通って流れ
る。粉塵の滞留時間は、熱媒材料でできたばら材料床の
高さ及び脈動した態様で導入された流動化空気によって
制御される。滞留時間は、粉塵が燃焼可能な物質を全く
含まないようにされるように選択される。
マスは、一方では粉塵を点火温度まで迅速に加熱する
が、他方では、粉塵が過度に迅速に上方に移動しないよ
うにする。熱媒は、脈動して導入された流動化空気によ
って循環され、この際、粉塵中の有機物質を燃焼させる
ための流れに依拠する空気流もまた熱媒を通って流れ
る。粉塵の滞留時間は、熱媒材料でできたばら材料床の
高さ及び脈動した態様で導入された流動化空気によって
制御される。滞留時間は、粉塵が燃焼可能な物質を全く
含まないようにされるように選択される。
【0009】開始相で燃焼温度に到った後、処理される
べき粉塵の夫々のエネルギ含有量に応じて、好ましくは
電気加熱手段の熱の発生が減少され、又は少なくとも部
分的に切られる。次いで、実質的に又は完全に自給自足
で燃焼が起こる。熱媒内での粉塵の滞留時間は、有利に
は、粉塵の供給によって及び/又は流動化の目的で必要
とされる定常的な流動化空気流に重ねられた流動化空気
によって決定される。更に、熱媒材料充填物上での流速
は、熱媒の沈み込み運動の速度が粉塵の沈み込み運動の
速度よりも大きいように制御され、これによって粉塵を
排出させる。
べき粉塵の夫々のエネルギ含有量に応じて、好ましくは
電気加熱手段の熱の発生が減少され、又は少なくとも部
分的に切られる。次いで、実質的に又は完全に自給自足
で燃焼が起こる。熱媒内での粉塵の滞留時間は、有利に
は、粉塵の供給によって及び/又は流動化の目的で必要
とされる定常的な流動化空気流に重ねられた流動化空気
によって決定される。更に、熱媒材料充填物上での流速
は、熱媒の沈み込み運動の速度が粉塵の沈み込み運動の
速度よりも大きいように制御され、これによって粉塵を
排出させる。
【0010】粉塵を熱で不活性化し、粉塵の燃焼可能な
成分を取り除くための方法に適した装置は、熱媒をなす
流動化可能な耐火材料でできたばら材料床が炉の燃焼室
内で流動化プレート上に配置され、前記熱媒内には加熱
手段が設けられ、この加熱手段上には少なくとも一つの
粉塵供給手段が設けられていることを特徴とする。
成分を取り除くための方法に適した装置は、熱媒をなす
流動化可能な耐火材料でできたばら材料床が炉の燃焼室
内で流動化プレート上に配置され、前記熱媒内には加熱
手段が設けられ、この加熱手段上には少なくとも一つの
粉塵供給手段が設けられていることを特徴とする。
【0011】好ましくは、流動化プレート上を少なくと
も一つの加熱棒が延び、この、又はこれらの加熱棒には
流動化プレートの僅かに上方に供給手段を備えている。
本発明の別の特徴によれば、ばら材料床のヘッド即ち上
領域には少なくとも一つの空気供給装置が配置され、こ
の空気供給装置は流速を上述の方法で調節するのを助け
る。同様に、高速で沈み込み運動を行う粉塵粒子用の出
口を熱媒又は材料床のヘッド即ち上領域に設けるのがよ
い。
も一つの加熱棒が延び、この、又はこれらの加熱棒には
流動化プレートの僅かに上方に供給手段を備えている。
本発明の別の特徴によれば、ばら材料床のヘッド即ち上
領域には少なくとも一つの空気供給装置が配置され、こ
の空気供給装置は流速を上述の方法で調節するのを助け
る。同様に、高速で沈み込み運動を行う粉塵粒子用の出
口を熱媒又は材料床のヘッド即ち上領域に設けるのがよ
い。
【0012】燃焼室にはジグザグ形状の煙道ガスダクト
の形態のそらし表面又は同様の取付物によって構成され
た流路が連結され、この流路には少なくとも一つの分離
器、特にサイクロン装置が続き、粉塵の燃焼不能の成分
がこの分離器で分離され、燃焼不能の成分を取り除いた
ガスは、次いで、流体流れ供給装置の一部である伝熱式
熱交換器に通され、予熱される。粉塵の処理速度は、粉
塵のエネルギ含有量に従って調整するのがよい。エネル
ギ含有量の非常に大きな粉塵を取り扱う場合には、伝熱
式熱交換器を迂回させるのがよい。
の形態のそらし表面又は同様の取付物によって構成され
た流路が連結され、この流路には少なくとも一つの分離
器、特にサイクロン装置が続き、粉塵の燃焼不能の成分
がこの分離器で分離され、燃焼不能の成分を取り除いた
ガスは、次いで、流体流れ供給装置の一部である伝熱式
熱交換器に通され、予熱される。粉塵の処理速度は、粉
塵のエネルギ含有量に従って調整するのがよい。エネル
ギ含有量の非常に大きな粉塵を取り扱う場合には、伝熱
式熱交換器を迂回させるのがよい。
【0013】本発明の別の実施例は本願の特許請求の範
囲に記載してある。
囲に記載してある。
【0014】本発明の別の利点、特徴、詳細は、好まし
い実施例の以下の説明を添付概略図を参照して読むこと
により明らかになるであろう。
い実施例の以下の説明を添付概略図を参照して読むこと
により明らかになるであろう。
【0015】
【実施例】炉12の内部10は、煙道ガス室18が上方
に配置された炉室と、この煙道ガス室18に連結した煙
道ガス室19及びこの煙道ガス室19に連結した煙道ガ
ス室20の二つの煙道ガス室とに隔壁14及び16で分
割されている。炉室を構成する隔壁14は、炉の上部2
4に対して間隔を隔てて終端し、上煙道ガス通路22を
形成し、この際、他方の隔壁16は炉の上部24から炉
室底部26に形成された下煙道ガス通路28まで延びて
いる。
に配置された炉室と、この煙道ガス室18に連結した煙
道ガス室19及びこの煙道ガス室19に連結した煙道ガ
ス室20の二つの煙道ガス室とに隔壁14及び16で分
割されている。炉室を構成する隔壁14は、炉の上部2
4に対して間隔を隔てて終端し、上煙道ガス通路22を
形成し、この際、他方の隔壁16は炉の上部24から炉
室底部26に形成された下煙道ガス通路28まで延びて
いる。
【0016】多孔質の、好ましくはグリッド状の流動化
プレート30が炉室を横切って延び、この流動化プレー
ト30の下には参照番号32を附した空気供給装置が配
置してある。流動化プレート30上にはばら材料床が配
置され、このばら材料床は、高速で沈み込み運動を行う
流動化可能な耐火熱媒34を有する。流動化プレート3
0の上方では、好ましくは、参照番号36を附した電気
加熱棒が熱媒材料床を貫通している。
プレート30が炉室を横切って延び、この流動化プレー
ト30の下には参照番号32を附した空気供給装置が配
置してある。流動化プレート30上にはばら材料床が配
置され、このばら材料床は、高速で沈み込み運動を行う
流動化可能な耐火熱媒34を有する。流動化プレート3
0の上方では、好ましくは、参照番号36を附した電気
加熱棒が熱媒材料床を貫通している。
【0017】噴射ノズル38が、加熱棒36の部分の上
で炉12の外壁11を貫通している。不活性にされるべ
き粉塵は、噴射ノズル38を通して、熱媒34によって
形成されたばら材料床内に導入される。
で炉12の外壁11を貫通している。不活性にされるべ
き粉塵は、噴射ノズル38を通して、熱媒34によって
形成されたばら材料床内に導入される。
【0018】炉12内で生じた煙道ガスに所定の滞留時
間を保証するため、炉12内には直列に連結された三つ
の煙道ガス室18、19、及び10が設けられている。
これらの煙道ガス室は、図示の実施例では、組立体の構
造高さを減じるため、側部と側部が隣合った関係で延び
ている。
間を保証するため、炉12内には直列に連結された三つ
の煙道ガス室18、19、及び10が設けられている。
これらの煙道ガス室は、図示の実施例では、組立体の構
造高さを減じるため、側部と側部が隣合った関係で延び
ている。
【0019】最後の煙道ガス室20の下流にはサイクロ
ン分離器40が配置され、煙道ガス内の粉塵は、このサ
イクロン分離器で実質的に分離される。サイクロン分離
器の清浄ガス側の下流には、伝熱式熱交換器44が導管
42で連結され、この伝熱式熱交換器44はダイオキシ
ン等の有毒な化学物質用の後燃焼装置との間に介在され
ている。
ン分離器40が配置され、煙道ガス内の粉塵は、このサ
イクロン分離器で実質的に分離される。サイクロン分離
器の清浄ガス側の下流には、伝熱式熱交換器44が導管
42で連結され、この伝熱式熱交換器44はダイオキシ
ン等の有毒な化学物質用の後燃焼装置との間に介在され
ている。
【0020】炉12で必要とされる、ブロワー46から
の燃焼空気は、導管48で伝熱式熱交換器44を通過す
る。ブロワー46は、必要であれば、伝熱式熱交換器4
4の出口45用の冷却空気を枝管50を介して供給す
る。
の燃焼空気は、導管48で伝熱式熱交換器44を通過す
る。ブロワー46は、必要であれば、伝熱式熱交換器4
4の出口45用の冷却空気を枝管50を介して供給す
る。
【0021】設備の始動中、加熱棒36を約800℃乃
至1000℃まで加熱し、流動化空気流を大きく減少さ
せる。これによって下方領域内で加熱された熱媒34並
びに加熱された空気は、流動化効果及びその結果として
の循環運動によって、材料床全体が約750℃乃至80
0℃の所望の温度に到るまで、熱媒34で形成された材
料床全体に温度を伝達する。次いで、不活性にされるべ
きであり且つ有機物質とともに装入される粉塵を熱媒3
4内に制御された方法で噴射し、熱媒34内で加熱す
る。
至1000℃まで加熱し、流動化空気流を大きく減少さ
せる。これによって下方領域内で加熱された熱媒34並
びに加熱された空気は、流動化効果及びその結果として
の循環運動によって、材料床全体が約750℃乃至80
0℃の所望の温度に到るまで、熱媒34で形成された材
料床全体に温度を伝達する。次いで、不活性にされるべ
きであり且つ有機物質とともに装入される粉塵を熱媒3
4内に制御された方法で噴射し、熱媒34内で加熱す
る。
【0022】伝熱式熱交換器の導管48から空気供給装
置32で炉の内部10に流動化プレート30の下で導入
される流動化空気の定常的な量は、煙道ガス内の一酸化
炭素値に基づいて制御される。図示の実施例では、脈動
する流動化空気が伝熱式熱交換器の導管48及び枝管4
9を通って空気ノズル47に通過する。パルス弁47a
が空気ノズル47の上流に配置されている。
置32で炉の内部10に流動化プレート30の下で導入
される流動化空気の定常的な量は、煙道ガス内の一酸化
炭素値に基づいて制御される。図示の実施例では、脈動
する流動化空気が伝熱式熱交換器の導管48及び枝管4
9を通って空気ノズル47に通過する。パルス弁47a
が空気ノズル47の上流に配置されている。
【0023】横方向空気ノズル47からの空気流により
時計廻り方向(矢印X)に移動する熱媒34は、その大
きな表面積によってその熱を粉塵に与え、粉塵は点火温
度に達すると燃焼し、粉塵の燃焼により生じたエネルギ
は、特に、熱媒材料のばら材料床の加熱された領域即ち
上領域で熱媒34に戻される。
時計廻り方向(矢印X)に移動する熱媒34は、その大
きな表面積によってその熱を粉塵に与え、粉塵は点火温
度に達すると燃焼し、粉塵の燃焼により生じたエネルギ
は、特に、熱媒材料のばら材料床の加熱された領域即ち
上領域で熱媒34に戻される。
【0024】初期状態即ち始動相の後、図示の実施例で
は電気加熱棒34が生じる加熱効果を粉塵の夫々のエネ
ルギ含有量に応じて減少させるか又は切ることができ、
実質的に自給自足の燃焼が起こる。
は電気加熱棒34が生じる加熱効果を粉塵の夫々のエネ
ルギ含有量に応じて減少させるか又は切ることができ、
実質的に自給自足の燃焼が起こる。
【0025】熱媒材料34の床のレベル上には、参照番
号35で示してあるように、高速で沈み込み運動を行う
不活性化した粒子の出口56が炉内に開口しており、好
ましくは、この出口56には装入弁即ちロック装置(図
示せず)が設けられている。この位置では、粉塵の排出
を促進するため、参照番号54が附してあるように新鮮
な空気を供給することによって、流速を選択的に増加さ
せることができる。定量調整弁52が導管49a 配置さ
れ、この定量調整弁52は供給された新鮮な空気の上流
に配置されている。
号35で示してあるように、高速で沈み込み運動を行う
不活性化した粒子の出口56が炉内に開口しており、好
ましくは、この出口56には装入弁即ちロック装置(図
示せず)が設けられている。この位置では、粉塵の排出
を促進するため、参照番号54が附してあるように新鮮
な空気を供給することによって、流速を選択的に増加さ
せることができる。定量調整弁52が導管49a 配置さ
れ、この定量調整弁52は供給された新鮮な空気の上流
に配置されている。
【0026】図面を明瞭にするため図面には詳細に図示
してないが、炉の内部10及び煙道ガス室18、19、
及び20は安全のため及びエネルギを節約するため、断
熱してある。
してないが、炉の内部10及び煙道ガス室18、19、
及び20は安全のため及びエネルギを節約するため、断
熱してある。
【図1】排出装置が下流に配置された炉の長さ方向断面
図である。
図である。
【図2】図1の2−2線での炉の断面図である。
10 内部 12 炉 14、16 隔壁 18、19、20 煙道ガス室 24 炉の上部 26 炉室底部 28 下煙道ガス通路 30 流動化プレート30 32 空気供給装置 34 耐火熱媒 36 電気加熱棒 38 噴射ノズル 40 サイクロン分離器 42 導管 44 伝熱式熱交換器 46 ブロワー 47 空気ノズル 47a パルス弁 48 導管 49、50 枝管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 592015835 アルプ、クライン、ゲゼルシャフト、ミッ ト、ベシュレンクテル、ハフツング、ウン ト、コンパニー、コマンディット、ゲゼル シャフト ALB. KLEIN GESELLSC HAFT MIT BESCHRANKT ER HAFTUNG & COMPAG NIE KOMMNDITGESELLS HAFT ドイツ連邦共和国ニーダーフィッシュバッ ハ、コンラート‐アデナウアー‐シュトラ ーセ、200 (72)発明者 ハンス‐ヨアヒム、シェール ドイツ連邦共和国ニーダーフィッシュバッ ハ、ハーネンザイフェンシュトラーセ、45
Claims (26)
- 【請求項1】有機成分を含有する粉塵等、特に結合剤を
含有する鋳物砂からのフィルタ粉塵の処理方法におい
て、耐火材料でできた流動化可能な熱媒に粉塵を導入
し、加熱し、次いで燃焼することを特徴とする方法。 - 【請求項2】粉塵を受け入れるため、熱媒が予熱されて
いる、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】熱媒を加熱棒で加熱する、請求項2に記載
の方法。 - 【請求項4】開始相で燃焼温度に到った後、加熱を調節
するか又は切る、請求項1、2又は3に記載の方法。 - 【請求項5】粉塵を熱媒で加熱する、請求項1乃至4の
うちのいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】熱媒を加熱するため、加熱した粉塵の燃焼
エネルギを熱媒に戻す、請求項1乃至5のうちのいずれ
か一項に記載の方法。 - 【請求項7】熱媒が流動化効果で循環される、請求項1
乃至6のうちのいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項8】耐火熱媒の沈み込み運動の速度が粉塵の沈
み込み運動の速度よりも大きい、請求項1乃至7のうち
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】粉塵を熱媒の下領域内に導入、特に噴射す
る、請求項1乃至8のうちのいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項10】熱媒内での粉塵の滞留時間をその循環速
度によって制御する、請求項1乃至9のうちのいずれか
一項に記載の方法。 - 【請求項11】熱媒内での粉塵の滞留時間を定常的な流
動化空気上に重ねられる流動化空気によって制御する、
請求項1乃至10のうちのいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項12】重ねられた流動化空気は脈動して導入さ
れる、請求項11項に記載の方法。 - 【請求項13】煙道ガスの速度は、粉塵の沈み込み運動
の速度よりも大きいように制御される、請求項1乃至1
2のうちのいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項14】請求項1乃至13のうちの少なくともい
ずれか一項に記載の方法を実施するための装置におい
て、熱媒(34)としての流動化可能な耐火材料ででき
たばら材料床が炉(12)の燃焼室内で流動化プレート
(30)上に配置され、前記熱媒内には加熱手段(3
6)及び少なくとも一つの粉塵供給手段(38)が設け
られている、ことを特徴とする装置。 - 【請求項15】少なくとも一つの加熱棒(36)が流動
化プレート(30)上を延びている、請求項14に記載
の装置。 - 【請求項16】前記加熱手段が電気加熱棒(36)であ
る、請求項14又は15にに記載の装置。 - 【請求項17】加熱棒(36)は流動化プレート(3
0)に対して僅かな間隔のところで延び、粉塵供給手段
(38)が流動化プレート上に配置されている、請求項
15又は16に記載の装置。 - 【請求項18】少なくとも一つの新鮮空気供給装置(5
4)が熱媒(34)でできたばら材料床の上領域に設け
られている、請求項16又は17に記載の装置。 - 【請求項19】高速で沈み込み運動を行う粉塵活性化し
たばら材料粒子用の出口が熱媒(34)でできたばら材
料床の上領域に設けられている、請求項14乃至18の
うちのいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項20】取付物手段(14、16)が構成する流
路、特に煙道ガスダクト(18、19、20)を、燃焼
室が、少なくとも一つの分離器、特にサイクロン装置
(40)に連結する、請求項14乃至19のうちのいず
れか一項に記載の装置。 - 【請求項21】熱交換器(44)がサイクロン装置(4
0)等の下流に配置され、前記熱交換器(44)は、空
気供給手段(46、48、32)の一部である、請求項
14乃至20のうちのいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項22】少なくとも一つの後燃焼手段がサイクロ
ン装置(40)の下流に配置されている、請求項20又
は21に記載の装置。 - 【請求項23】空気供給手段(47)が、熱媒(34)
でできたばら材料床の下領域と偏心した関係で関連して
いる、請求項14乃至28のうちのいずれか一項に記載
の装置。 - 【請求項24】空気供給手段(47)が、燃焼室の壁
(11又は14)の近くに配置されている 、請求項2
3に記載の装置。 - 【請求項25】空気供給手段(47)には空気が脈動的
に供給される、請求項23又は24に記載の装置。 - 【請求項26】空気供給手段(47)の上流には少なく
とも一つのパルス弁(47a )又は同様の脈動発生手段
が配置されている、請求項23又は25に記載の装置。
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