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JPH06230852A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

Info

Publication number
JPH06230852A
JPH06230852A JP5012820A JP1282093A JPH06230852A JP H06230852 A JPH06230852 A JP H06230852A JP 5012820 A JP5012820 A JP 5012820A JP 1282093 A JP1282093 A JP 1282093A JP H06230852 A JPH06230852 A JP H06230852A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
input
input means
keyboard
input unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5012820A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Nomiya
和美 野宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP5012820A priority Critical patent/JPH06230852A/ja
Publication of JPH06230852A publication Critical patent/JPH06230852A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 両端部がそれぞれキーボード入力部4を備え
た装置本体1と表示入力ユニット2とに回動自在に軸着
されて、表示入力ユニット2によるキーボード入力部4
の開閉動作、および表示入力ユニット2の反転動作を可
能にする可動支持アーム3と、表示画面(液晶表示パネ
ル5)の前後位置の調整を可能にすべく、表示入力ユニ
ット2をスライド移動させるスライド機構とを備える。 【効果】 これにより、装置の使用時には、表示入力ユ
ニット2が垂直よりやや後方に傾いた通常のキー入力で
のセット状態に加えて、キーボード入力部4の手前に表
示入力ユニット2の液晶表示パネル5を配して、キーお
よび手書きの各入力操作を可能にしたセット状態と、液
晶表示パネル5を開放した状態でキーボード入力部4の
真上に表示入力ユニット2を配して、載置面上での装置
の占有面積を最小とした手書き入力専用のセット状態と
が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンピュー
タ、およびその応用機器である端末装置、ワードプロセ
ッサ、電子手帳等に供される情報処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、パーソナルコンピュータ
やワードプロセッサ等の表示パネル付き情報処理装置
は、電源装置および回路基板等を備えた装置本体と、入
力部としてのキーボードと、表示パネルを備えた表示ユ
ニットとを有しており、キーボードをキー操作すること
により、文字、図形等の文書データを入力すると共に、
この文書データを表示パネルに表示することで文書の作
成が行われるようになっている。
【0003】上記のような情報処理装置としては、図9
に示すようなラップトップタイプのものがある。このラ
ップトップタイプの装置では、表示パネル33を備えた
表示ユニット32がキーボード34のカバーを兼用した
開閉式に構成され、装置の使用時には、表示ユニット3
2を装置本体31に対して垂直または垂直よりやや後方
に傾けて使用するようになっている。
【0004】また、情報処理装置には、表示パネルから
文書データの手書き入力を可能にしたものがある。この
ような装置は、図10に示すような表示入力ユニット4
1を備えており、この表示入力ユニット41に設けられ
たタッチ入力機能を有する液晶表示パネル42に、スタ
イラスペン(Stylus Pen) 等により文書データを手書き
入力することで、文書データを表示した表示パネル42
上からの文書データの入力を可能にしている。
【0005】尚、このような装置には、表示角度の調整
機能が設けられ、表示パネル42を水平位置や水平より
やや前方に傾けた位置に調節することで、手書き入力の
操作性を向上させている。
【0006】さらに、上記図9のようなキー入力方式の
ラップトップタイプ装置には、タッチ入力機能を有する
液晶表示パネルを備えることで、手書き入力機能を兼ね
備えたものが提案されている。このような装置として
は、図11(a)(b)に示すような表示パネル51を後
方位置で水平に倒せるものや、図12(a)(b)に示す
ような表示パネル61をキーボード62上で水平に乗せ
られるものがあり、このような表示パネルの移動によ
り、手書き入力における操作性を向上している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようなキーおよび手書きの各入力機能を兼ね備えた情報
処理装置では、以下に示す問題を有している。
【0008】先ず、図11(a)(b)に示すタイプの装
置では、手書き入力時、水平に倒した表示パネル51は
装置の奥の方に配置されるので、若干操作性の悪さが残
り、また、表示パネル51への入力時に、誤って手前に
あるキーボードを押下してしまう可能性がある。
【0009】次に、図12(a)(b)に示すタイプの装
置では、手書き入力時、表示パネル61はキーボード6
2の真上に置かれるので、キーボード62からのキー入
力を行うことができず、操作性を考慮した上でのキー入
力と手書き入力との併用が不可能である。
【0010】尚、タッチ入力機能を備えた表示パネルへ
の手書き入力操作において、略垂直に近い角度の表示パ
ネルへの手書きが容易に行えるのは、表示パネルが略ユ
ーザーの目の高さにある場合だけである。また、図9の
ようなラップトップタイプの装置を使用する場合は、一
般にユーザーの目の高さより下の位置(略胸の高さ)で
操作される。このため、図9の装置にそのまま手書き入
力可能な表示パネルを適用した場合では、手書き入力の
操作性が非常に悪いものとなる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
情報処理装置は、上記の課題を解決するために、文字、
図形等の文書データをキー入力するキーボード入力手段
と、文書データを表示画面上に表示すると共に、この表
示画面上からの文書データの手書き入力を可能にした表
示入力手段とを備え、表示入力手段がキーボード入力手
段を開閉する方向に取り付けられた情報処理装置におい
て、以下の手段を講じている。
【0012】即ち、両端部がそれぞれキーボード入力手
段および表示入力手段に回動自在に軸着されて、表示入
力手段によるキーボード入力手段の開閉動作、および表
示入力手段の反転動作を可能にする可動支持アームと、
表示画面の前後位置を調整すべく、表示入力手段をスラ
イド移動させるスライド機構とを備えている。
【0013】また、請求項2記載の情報処理装置は、上
記の課題を解決するために、文字、図形等の文書データ
をキー入力するキーボード入力手段と、文書データを表
示画面上に表示すると共に、この表示画面上からの文書
データの手書き入力を可能にした表示入力手段とを備
え、表示入力手段がキーボード入力手段を開閉する方向
に取り付けられた情報処理装置において、以下の手段を
講じている。
【0014】即ち、上記表示入力手段は、手書き入力を
行う入力部と、キーボード入力手段に回動自在に軸着さ
れて、文書データの表示を行う表示部とが上下二段に分
割されており、表示部が軸着された同軸上のキーボード
入力手段に一端部が、また、入力部に他端部がそれぞれ
回動自在に軸着された可動支持アームと、入力部および
表示部を一体とした表示入力手段によるキーボード入力
手段の開閉動作、および入力部のみの反転動作を可能に
すべく、入力部と表示部との可動支持アームに対するロ
ックおよびその解除を行うロック機構とを備えている。
【0015】
【作用】上記請求項1記載の構成によれば、表示画面が
閉塞された装置の未使用状態から、キーボード入力手段
と可動支持アームとの回動軸を中心として、表示入力手
段を回転移動させると、表示画面が開放された通常のキ
ー入力でのセット状態が得られる。そして、このセット
状態から、表示入力手段と可動支持アームとの回動軸を
中心として表示入力手段を180°回転(反転)移動さ
せ、その後、キーボード入力手段と可動支持アームとの
回動軸を中心として、表示入力手段を閉塞方向に回転移
動させると、キーボード入力手段の手前に表示入力手段
の表示画面を配したセット状態が得られる。また、この
セット状態から、スライド機構により表示入力手段を後
方にスライド移動させると、表示画面を開放させた状態
でキーボード入力手段の真上に表示入力手段を配したセ
ット状態が得られる。
【0016】また、請求項2記載の構成によれば、ロッ
ク機構により表示入力手段の入力部と表示部とが可動支
持アームにロックされ、かつ表示画面が閉塞された装置
の未使用状態から、キーボード入力手段に対する可動支
持アームおよび表示部の各回動軸を中心として、入力部
および表示部を一体とした表示入力手段を回転移動させ
ると、表示画面が開放された通常のキー入力でのセット
状態が得られる。そして、このセット状態から、入力部
および表示部の各ロック状態を解除し、入力部と可動支
持アームとの回動軸を中心として入力部を180°回転
(反転)移動させ、その後、キーボード入力手段と可動
支持アームとの回動軸を中心として、入力部を閉塞方向
に回転移動させると、キーボード入力手段の手前に入力
部の表示画面を配したセット状態が得られる。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図4
(a)〜(d)に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0018】本実施例に係る情報処理装置は、図1に示
すように、ラップトップタイプの装置本体1と、文字、
図形等の文書データを表示し、かつ文書データを入力す
る表示入力ユニット(表示入力手段)2と、表示入力ユ
ニット2を装置本体1に対して可動式に支持する左右一
対の可動支持アーム3・3とを備えている。
【0019】装置本体1は、内部に図示しない電源装置
や回路基板等が収容されており、本体1前側には、キー
ボード入力部(キーボード入力手段)4が設けられて、
文書データのキー入力を可能にしている。表示入力ユニ
ット2は、タッチ入力機能を有する液晶表示パネル5を
備えることにより、図示しないスタイラスペンや指等に
よる文書データの手書き入力を可能にしている。また、
表示入力ユニット2の上端部における長手方向両端に
は、それぞれ図2に示すように、回転規制突起部6aを
有する円盤状の結合ヒンジ6が設けられ、後述する可動
支持アーム3に対する可動式の取り付けを可能にしてい
る。
【0020】可動支持アーム3は、略直方体形状の中空
箱型をなし、その長手方向一端に設けられた結合ヒンジ
7により、装置本体1に対してA1 −A2 方向に回動可
能に取り付けられている。このような取り付け状態にお
ける可動支持アーム3の装置本体1との対向面の先端に
は、装置本体1のキーボード入力部4に形成された係止
穴4aとの係合状態にて、後述する表示入力ユニット2
の閉塞状態を得る係合爪3aが形成されている。
【0021】また、上記可動支持アーム3は、結合ヒン
ジ7が設けられた面の長手方向他端から一端側にかけ
て、表示入力ユニット2側の結合ヒンジ6用受け溝3b
が条設されており、この面との対向面内壁には、結合ヒ
ンジ6用ガイド突起3cが形成されている。そして、左
右の各可動支持アーム3・3は、それぞれ図3に示すよ
うに、ガイド突起3cに回転規制突起部6aを係合させ
た状態で、受け溝3bに結合ヒンジ6が嵌め込まれるこ
とにより、図1に示すように、受け溝3bの条設方向で
あるB1 −B2 方向へのスライド移動、および各結合ヒ
ンジ6・6を中心としたC1 −C2 方向への回転移動が
可能なように表示入力ユニット2を支持している。
【0022】尚、上記可動支持アーム3の受け溝3bと
ガイド突起3c、および表示入力ユニット2の結合ヒン
ジ6により、本発明のスライド機構が構成されている。
また、可動支持アーム3に形成されたガイド突起3c
は、上記のような回転規制突起部6aとの係合により、
表示入力ユニット2のB1 −B2 方向へのスライド移動
をガイドすると共に、表示入力ユニット2のC1 −C2
方向への回転移動を180°以内に制限しているもので
ある。
【0023】また、装置本体1、表示入力ユニット2、
および可動支持アーム3を結合する各結合ヒンジ6・7
は、それぞれ表示入力ユニット2および可動支持アーム
3の各内部空間と連通状態にある。そして、結合ヒンジ
6位置の移動に対応して伸縮可能なカールコード状の信
号ケーブル8が可動支持アーム3内に設けられ、この信
号ケーブル8の両端が各結合ヒンジ6・7内を挿通して
配されることで、装置本体1と表示入力ユニット2との
電気的な接続が行われている。
【0024】上記の構成において、本情報処理装置のキ
ー入力あるいは手書き入力における表示入力ユニット2
のセット状態を、図4(a)〜(d)に基づいて以下に
説明する。
【0025】先ず、装置の未使用状態では、図4(a)
に示すように、表示入力ユニット2の液晶表示パネル5
が閉塞状態となっている。この状態から、表示入力ユニ
ット2を可動支持アーム3の結合ヒンジ7を中心として
1 方向に回転移動させると、図4(b)に示すよう
に、表示入力ユニット2が垂直よりやや後方に傾いた液
晶表示パネル5の開放状態が得られ、通常のキー入力で
のセット状態となる。
【0026】次に、上記図4(b)に示すセット状態か
ら、表示入力ユニット2を結合ヒンジ6を中心としてC
1 方向に180°回転移動し、その後、結合ヒンジ7を
中心としてA2 方向に回転移動させると、図4(c)に
示すように、キーボード入力部4の手前に表示入力ユニ
ット2の液晶表示パネル5を配した状態が得られる。こ
の状態では、液晶表示パネル5が装置本体1の載置面と
略同一高さの水平位置に配され、かつ、キーボード入力
部4が開放されているため、液晶表示パネル5からの手
書き入力に加えて、キーボード入力部4からのキー入力
が可能なセット状態となっている。
【0027】次に、上記図4(c)に示すセット状態か
ら、表示入力ユニット2を可動支持アーム3に対してB
1 方向にスライド移動させると、図4(d)に示すよう
に、キーボード入力部4の真上に表示入力ユニット2を
配した状態が得られる。この状態では、液晶表示パネル
5のみが開放された状態となっているため、入力操作と
しては、液晶表示パネル5からの手書き入力のみが適用
される。しかしながら、このようなセット状態は、載置
面上での装置の占有面積を最小の本体1スペースにする
ことができるため、手書き入力専用時には最適なセット
状態となっている。
【0028】尚、上記のような表示入力ユニット2のB
1 方向へのスライド移動において、その移動量を半分程
に抑えることで、手書き入力に加えて、キーボード入力
部4の奥側のキー(ファンクションキー等)のみのキー
入力を使用可能にするセット状態をも得ることができ
る。
【0029】以上のように、本実施例の情報処理装置
は、両端部がそれぞれキーボード入力部4を備えた装置
本体1と表示入力ユニット2とに回動自在に軸着され
て、表示入力ユニット2によるキーボード入力部4の開
閉動作、および表示入力ユニット2の反転動作を可能に
する可動支持アーム3を備えている。
【0030】また、上記の可動支持アーム3に形成され
た受け溝3bとガイド突起3c、および表示入力ユニッ
ト2に設けられた結合ヒンジ6により、可動支持アーム
3に対する表示入力ユニット2のスライド機構が構成さ
れ、表示画面(液晶表示パネル5)の前後位置の調整が
可能になっている。
【0031】このため、装置の使用時には、表示入力ユ
ニット2が垂直よりやや後方に傾いた通常のキー入力で
のセット状態に加えて、キーボード入力部4の手前に表
示入力ユニット2の液晶表示パネル5を配して、キーお
よび手書きの各入力操作を可能にしたセット状態と、液
晶表示パネル5を開放した状態でキーボード入力部4の
真上に表示入力ユニット2を配して、載置面上での装置
の占有面積を最小とした手書き入力専用のセット状態と
が得られる。
【0032】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図5ないし図8(a)〜(c)に基づいて説明すれば、
以下の通りである。
【0033】本実施例に係る情報処理装置は、図5に示
すように、ラップトップタイプの装置本体11と、文
字、図形等の文書データを表示し、かつ文書データを入
力する表示入力ユニット(表示入力手段)12と、表示
入力ユニット12を装置本体11に対して可動式に支持
する左右一対の可動支持アーム13・13とを備えてい
る。
【0034】装置本体11は、内部に図示しない電源装
置や回路基板等が収容されており、本体11前側には、
キーボード入力部(キーボード入力手段)14が設けら
れて、文書データのキー入力を可能にしている。表示入
力ユニット12は、上下二段に分割され、上段側が入力
部15として、また、下段側が表示部16として構成さ
れている。
【0035】入力部15は、タッチ入力機能を有する液
晶表示パネル17を備えることにより、図示しないスタ
イラスペンや指等による文書データの手書き入力を可能
にしている。また、入力部15の上端部における長手方
向両端には、それぞれ図6に示すように、回転規制突起
部18aを有する円盤状の結合ヒンジ18が設けられ、
後述する可動支持アーム13に対する可動式の取り付け
を可能にしている。
【0036】一方、表示部16は、表示専用の液晶表示
パネル19を備えて文書データを表示する。また、表示
部16は、下端部における長手方向両端に設けられた各
結合ヒンジ20・20により、装置本体11に対してD
1 −D2 方向に回動可能に取り付けられている。
【0037】可動支持アーム13は、略直方体形状の中
空箱型をなし、その長手方向一端に設けられた結合ヒン
ジ21が結合ヒンジ20と同軸位置で装置本体11に取
り付けられることにより、D1 −D2 方向への回動が可
能になっている。このような取り付け状態における可動
支持アーム13の装置本体11との対向面の先端には、
装置本体11のキーボード入力部14に形成された係止
穴14aとの係合状態にて、後述する表示入力ユニット
12の閉塞状態を得る係合爪13aが形成されている。
また、上記可動支持アーム13は、結合ヒンジ21が
設けられた面の長手方向他端に、入力部15側の結合ヒ
ンジ18を受ける図示しない受け孔が穿設されており、
この面との対向面内壁には、第1実施例のガイド突起3
cと同様な結合ヒンジ18用のガイド突起(図示せず)
が形成されている。そして、左右の各可動支持アーム1
3・13は、各々、ガイド突起に回転規制突起部18a
を係合させた状態で、受け孔に結合ヒンジ18が嵌め込
まれることにより、図5に示すように、各結合ヒンジ1
8・18を中心としたE1 −E2 方向への回転移動が可
能なように入力部15を支持している。
【0038】尚、可動支持アーム13に形成されたガイ
ド突起は、第1実施例のガイド突起3cと同様に、回転
規制突起部18aとの係合により、入力部15のE1
2方向への回転移動を180°以内に制限しているも
のである。
【0039】また、入力部15と表示部16との分割面
に対する一方の可動支持アーム13の対向部位には、入
力部15と表示部16とを可動支持アーム13に固定す
るロック機構22が設けられている。このロック機構2
2は、図7に示すように、上下二段の係合爪23・24
と、G1 −G2 方向への進退移動が可能なロック解除レ
バー25と、各係合爪23・24を常時突出方向である
1 方向に付勢するスプリング26とを備えている。
【0040】そして、上記ロック機構22は、入力部1
5に形成された係止切欠部15aに係合爪23が係合す
ることで入力部15を、また、表示部16に形成された
係止切欠部16aに係合爪24が係合することで表示部
16を、それぞれ可動支持アーム13に固定するように
なっている。尚、入力部15および表示部16の可動支
持アーム13に対するロック状態の解除は、ユーザーが
ロック解除レバー25をG2 方向に移動操作すること
で、係合爪23・24に形成された各解除突起部23a
・24aとロック解除レバー25とを係合し、各係合爪
23・24を引込み方向であるG2 方向に移動させるこ
とで行われる。
【0041】また、装置本体11、表示入力ユニット1
2(入力部15・表示部16)、および可動支持アーム
13を結合する各結合ヒンジ18・20・21は、それ
ぞれ入力部15、表示部16、および可動支持アーム1
3の各内部空間と連通状態にある。そして、これらの結
合ヒンジ18・20・21内を挿通して信号ケーブル2
7が配されることで、装置本体11、表示入力ユニット
12の入力部15、および表示部16の電気的な接続が
行われている。
【0042】上記の構成において、本情報処理装置のキ
ー入力あるいは手書き入力における表示入力ユニット1
2のセット状態を、図8(a)〜(c)に基づいて以下
に説明する。
【0043】先ず、装置の未使用状態では、図8(a)
に示すように、表示入力ユニット12の各液晶表示パネ
ル17・19が閉塞状態となっている。尚、この状態
で、入力部15および表示部16は、各々、ロック機構
22により可動支持アーム13に固定されているもので
ある。
【0044】次に、上記図8(a)の未使用状態から、
表示入力ユニット12を表示部16の結合ヒンジ20お
よび可動支持アーム13の結合ヒンジ21を中心として
1方向に回転移動させると、図8(b)に示すよう
に、表示入力ユニット12が垂直よりやや後方に傾いた
各液晶表示パネル17・19の開放状態が得られ、通常
のキー入力でのセット状態となる。
【0045】次に、上記図8(b)に示すセット状態か
ら、ロック機構22による入力部15および表示部16
の各ロック状態を解除して、入力部15を結合ヒンジ1
8を中心としてE1 方向に180°回転移動させ、ま
た、表示部16を残したまま、入力部15を可動支持ア
ーム13の結合ヒンジ21を中心としてD2 方向に回転
移動させると、図8(c)に示すように、キーボード入
力部14の手前に入力部15の液晶表示パネル17を配
した状態が得られる。
【0046】この状態では、表示部16の液晶表示パネ
ル19をやや後方に傾けたまま、液晶表示パネル17が
装置本体11の載置面と略同一高さの水平位置に配さ
れ、かつ、キーボード入力部14が開放されているた
め、液晶表示パネル17からの手書き入力に加えて、キ
ーボード入力部14からのキー入力が可能なセット状態
となっている。
【0047】以上のように、本実施例の情報処理装置
は、手書き入力を行う入力部15、および装置本体11
のキーボード入力部14に回動自在に軸着されて、文書
データの表示を行う表示部16が上下二段に分割されて
なる表示入力ユニット12と、表示部16が軸着された
同軸上のキーボード入力部14に一端部が、また、入力
部15に他端部がそれぞれ回動自在に軸着された可動支
持アーム13と、入力部15および表示部16を一体と
した表示入力ユニット12によるキーボード入力部14
の開閉動作、および入力部15のみの反転動作を可能に
すべく、入力部15と表示部16との可動支持アーム1
3に対するロックおよびその解除を行うロック機構22
とを備えている。
【0048】このため、装置の使用時には、入力部15
および表示部16を一体とした表示入力ユニット12が
垂直よりやや後方に傾いた通常のキー入力でのセット状
態に加えて、表示部16の液晶表示パネル19をやや後
方に傾けたまま、キーボード入力部14の手前に入力部
15の液晶表示パネル17を配して、キーおよび手書き
の各入力操作を可能にしたセット状態が得られる。
【0049】尚、上記第1および第2の各実施例は、本
発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の
変更が可能である。例えば、第1・2実施例では、それ
ぞれラップトップタイプの情報処理装置を例示している
が、特にこれに限定するものではなく、表示入力ユニッ
トをキーボード入力部のカバー兼用の開閉式としたノー
トタイプ等の情報処理装置にも適用することが可能であ
る。
【0050】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1記載の
情報処理装置は、両端部がそれぞれキーボード入力手段
および表示入力手段に回動自在に軸着されて、表示入力
手段によるキーボード入力手段の開閉動作、および表示
入力手段の反転動作を可能にする可動支持アームと、表
示画面の前後位置の調整を可能にすべく、表示入力手段
をスライド移動させるスライド機構とを備えている構成
である。
【0051】これにより、装置の使用時には、表示入力
手段の表示画面が垂直よりやや後方に傾いた通常のキー
入力でのセット状態に加えて、キーボード入力手段の手
前に表示入力手段の表示画面を配して、キーおよび手書
きの各入力操作を可能にしたセット状態と、表示画面を
開放した状態でキーボード入力手段の真上に表示入力手
段を配して、載置面上での装置の占有面積を最小とした
手書き入力専用のセット状態とが得られ、結果として、
キーおよび手書きの各入力操作性に優れた情報処理装置
を提供することができるという効果を奏する。
【0052】また、請求項2記載の情報処理装置は、表
示入力手段は、手書き入力を行う入力部と、キーボード
入力手段に回動自在に軸着されて、文書データの表示を
行う表示部とが上下二段に分割されており、表示部が軸
着された同軸上のキーボード入力手段に一端部が、ま
た、入力部に他端部がそれぞれ回動自在に軸着された可
動支持アームと、入力部および表示部を一体とした表示
入力手段によるキーボード入力手段の開閉動作、および
入力部のみの反転動作を可能にすべく、入力部と表示部
との可動支持アームに対するロックおよびその解除を行
うロック機構とを備えている構成である。
【0053】これにより、装置の使用時には、入力部お
よび表示部を一体とした表示入力手段が垂直よりやや後
方に傾いた通常のキー入力でのセット状態に加えて、表
示部の表示画面をやや後方に傾けたまま、キーボード入
力手段の手前に入力部の表示画面を配して、キーおよび
手書きの各入力操作を可能にしたセット状態が得られ、
結果として、キーおよび手書きの各入力操作性に優れた
情報処理装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における情報処理装置を示す
斜視図である。
【図2】上記の情報処理装置を構成する表示入力ユニッ
トと支持アームとを示す斜視図である。
【図3】上記表示入力ユニットの結合ヒンジが支持アー
ムに取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図4】同図(a)は装置の未使用状態を示す斜視図で
あり、同図(b)はキー入力時の装置のセット状態を示
す斜視図であり、同図(c)はキー入力および手書き入
力が可能な装置のセット状態を示す斜視図であり、ま
た、同図(d)は手書き入力時の装置のセット状態を示
す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例における情報処理装置を示
す斜視図である。
【図6】上記の情報処理装置を構成する表示入力ユニッ
トと支持アームとを示す斜視図である。
【図7】上記の支持アームに設けられたロック機構を示
す斜視図である。
【図8】同図(a)は装置の未使用状態を示す斜視図で
あり、同図(b)はキー入力時の装置のセット状態を示
す斜視図であり、また、同図(c)はキー入力および手
書き入力が可能な装置のセット状態を示す斜視図であ
る。
【図9】従来例におけるラップトップタイプの情報処理
装置を示す斜視図である。
【図10】他の従来例における手書き入力機能を備えた
表示入力ユニットを示す斜視図である。
【図11】同図(a)(b)は、各々、他の従来例におけ
るキーおよび手書きの各入力機能を備えた情報処理装置
を示す斜視図である。
【図12】同図(a)(b)は、各々、他の従来例におけ
るキーおよび手書きの各入力機能を備えた情報処理装置
を示す斜視図である。
【符号の説明】
2・12 表示入力ユニット(表示入力手段) 3・13 可動支持アーム 3b 受け溝 3c ガイド突起 4・14 キーボード入力部(キーボード入力手段) 6 結合ヒンジ 15 入力部 16 表示部 22 ロック機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字、図形等の文書データをキー入力する
    キーボード入力手段と、文書データを表示画面上に表示
    すると共に、この表示画面上からの文書データの手書き
    入力を可能にした表示入力手段とを備え、表示入力手段
    がキーボード入力手段を開閉する方向に取り付けられた
    情報処理装置において、 両端部がそれぞれキーボード入力手段および表示入力手
    段に回動自在に軸着されて、表示入力手段によるキーボ
    ード入力手段の開閉動作、および表示入力手段の反転動
    作を可能にする可動支持アームと、 表示画面の前後位置の調整を可能にすべく、表示入力手
    段をスライド移動させるスライド機構とを備えているこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】文字、図形等の文書データをキー入力する
    キーボード入力手段と、文書データを表示画面上に表示
    すると共に、この表示画面上からの文書データの手書き
    入力を可能にした表示入力手段とを備え、表示入力手段
    がキーボード入力手段を開閉する方向に取り付けられた
    情報処理装置において、 上記表示入力手段は、手書き入力を行う入力部と、キー
    ボード入力手段に回動自在に軸着されて、文書データの
    表示を行う表示部とが上下二段に分割されており、 表示部が軸着された同軸上のキーボード入力手段に一端
    部が、また、入力部に他端部がそれぞれ回動自在に軸着
    された可動支持アームと、 入力部および表示部を一体とした表示入力手段によるキ
    ーボード入力手段の開閉動作、および入力部のみの反転
    動作を可能にすべく、入力部と表示部との可動支持アー
    ムに対するロックおよびその解除を行うロック機構とを
    備えていることを特徴とする情報処理装置。
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