JPH06225396A - 補聴器の製造方法 - Google Patents
補聴器の製造方法Info
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- JPH06225396A JPH06225396A JP5308754A JP30875493A JPH06225396A JP H06225396 A JPH06225396 A JP H06225396A JP 5308754 A JP5308754 A JP 5308754A JP 30875493 A JP30875493 A JP 30875493A JP H06225396 A JPH06225396 A JP H06225396A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/65—Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
- H04R25/652—Ear tips; Ear moulds
-
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Prostheses (AREA)
- Headphones And Earphones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 補聴器の形状が、確実なフィットを得るため
に第二部分の壁が変形して耳道に正確に適合して、使用
者の耳道に確実にフィットする内装型補聴器の製造方法
を提供する事。 【構成】 耳道(7)の断面よりも大である断面を有する
補助部品(19)が耳道に挿入される結果、耳道(7)が拡大
される。次いで中空の通気管(25)が耳道に挿入され、そ
の後耳道(7)は粘性物質(29)によって満たされる。粘性
物質が固化した後、モールドが耳道から除去される。通
気管(25)によってモールドの後ろの空間に空気が確実に
入るようになる。このようにして形成されたモールドは
耳道の断面よりも大きな断面を有する。次いで、このモ
ールドを型にして補聴器のハウジングを製作する。その
結果、補聴器は耳道に確実にフィットし、装着性が向上
する。この方法に使用される補助部品(19)は、補助部品
と耳道の壁との間の空間への粘性物質の通過を可能とす
る複数の開口を設けた円柱状の壁を有している。補助部
品(19)は更に又通気管(25)を案内するためのスリーブを
有している。
に第二部分の壁が変形して耳道に正確に適合して、使用
者の耳道に確実にフィットする内装型補聴器の製造方法
を提供する事。 【構成】 耳道(7)の断面よりも大である断面を有する
補助部品(19)が耳道に挿入される結果、耳道(7)が拡大
される。次いで中空の通気管(25)が耳道に挿入され、そ
の後耳道(7)は粘性物質(29)によって満たされる。粘性
物質が固化した後、モールドが耳道から除去される。通
気管(25)によってモールドの後ろの空間に空気が確実に
入るようになる。このようにして形成されたモールドは
耳道の断面よりも大きな断面を有する。次いで、このモ
ールドを型にして補聴器のハウジングを製作する。その
結果、補聴器は耳道に確実にフィットし、装着性が向上
する。この方法に使用される補助部品(19)は、補助部品
と耳道の壁との間の空間への粘性物質の通過を可能とす
る複数の開口を設けた円柱状の壁を有している。補助部
品(19)は更に又通気管(25)を案内するためのスリーブを
有している。
Description
【0001】本発明は、耳道に存在するときに前記耳道
の第一部分内の前記鼓膜の近傍に位置する実質上変形し
ない壁を有する第一部分を有し、かつ前記耳道に存在す
るときに前記耳介の近傍に位置する前記耳道の第二部分
内を有する、鼓膜の近傍で使用者の耳道内に装着される
補聴器の製造方法であって、この製造方法においては、
先ず型として利用される前記耳道のモールドを形成し、
次いで、前記補聴器のハウジングを形成し、そして続い
て構成部品を前記ハウジング内にマウントし、前記耳道
のモールドを作る際には前記耳道を粘性物質で満たしか
つ当該粘性物質の固化後前記モールドを前記耳道から除
去する内装型補聴器の製造方法に関する。
の第一部分内の前記鼓膜の近傍に位置する実質上変形し
ない壁を有する第一部分を有し、かつ前記耳道に存在す
るときに前記耳介の近傍に位置する前記耳道の第二部分
内を有する、鼓膜の近傍で使用者の耳道内に装着される
補聴器の製造方法であって、この製造方法においては、
先ず型として利用される前記耳道のモールドを形成し、
次いで、前記補聴器のハウジングを形成し、そして続い
て構成部品を前記ハウジング内にマウントし、前記耳道
のモールドを作る際には前記耳道を粘性物質で満たしか
つ当該粘性物質の固化後前記モールドを前記耳道から除
去する内装型補聴器の製造方法に関する。
【0002】第一パラグラフで規定する方法は、未公開
のヨーロッパ特許出願第92202781.8号に記載されてい
る。この方法は、使用者の耳道に正確にフィットする内
装型補聴器の製造を可能にする。しかしながら、それが
快適に装着されるためには、補聴器が耳道にしっかりと
フィットする事が望ましい。耳道の第一部分の壁は、実
質上非弾性体からなりかつ耳道はその位置に非常に敏感
であるので、補聴器を耳道のこの部分にしっかりとフィ
ットさせる事は出来ない。この目的のために、補聴器の
形状は、耳道内に配置されるとき補聴器が耳道の壁を僅
かに弾性変形させる様なものでなければならない。この
変形状態での耳道の形状を決めるために、通常、耳道の
壁が変形されるような圧力の基にペースト状の材料を注
入して、耳道の第二部分のモールドは別に作られる。こ
の方法では、耳道全体のモールドを形成する事は出来な
い。何故ならば、耳道の第一部分は非常に敏感なので、
ペースト状の材料を圧力をかけた状態で注入する事は出
来ないからである。2個のモールドは形成後、ある長さ
にカットされて結合される。耳道の第一部分と第二部分
の遷移領域の形状は、第二部分が拡大しているので、正
確に知る事は出来ないので、両者の結合は困難である。
のヨーロッパ特許出願第92202781.8号に記載されてい
る。この方法は、使用者の耳道に正確にフィットする内
装型補聴器の製造を可能にする。しかしながら、それが
快適に装着されるためには、補聴器が耳道にしっかりと
フィットする事が望ましい。耳道の第一部分の壁は、実
質上非弾性体からなりかつ耳道はその位置に非常に敏感
であるので、補聴器を耳道のこの部分にしっかりとフィ
ットさせる事は出来ない。この目的のために、補聴器の
形状は、耳道内に配置されるとき補聴器が耳道の壁を僅
かに弾性変形させる様なものでなければならない。この
変形状態での耳道の形状を決めるために、通常、耳道の
壁が変形されるような圧力の基にペースト状の材料を注
入して、耳道の第二部分のモールドは別に作られる。こ
の方法では、耳道全体のモールドを形成する事は出来な
い。何故ならば、耳道の第一部分は非常に敏感なので、
ペースト状の材料を圧力をかけた状態で注入する事は出
来ないからである。2個のモールドは形成後、ある長さ
にカットされて結合される。耳道の第一部分と第二部分
の遷移領域の形状は、第二部分が拡大しているので、正
確に知る事は出来ないので、両者の結合は困難である。
【0003】本発明の目的の一つは、補聴器の形状が、
確実なフィットを得るために第二部分の壁が変形して耳
道に正確に適合して、使用者の耳道に確実にフィットす
る第一パラグラフに記載した補聴器の製造方法を提供す
る事である。これを達成するために本発明の方法が特徴
とする点は、前記粘性物質を前記耳道に挿入する前に、
補助部品を前記耳道の第二部分に確実にフィットするよ
うに挿入し、かつ前記補助部品を前記耳道の断面の位置
で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記補助部品を前記
耳道の長手方向と垂直の方向に見た場合、前記補助部品
の少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記補助
部品が存在しない場合の前記耳道の第二部分の対応する
断面寸法より大とする事である。補助部品を使用する事
により、補聴器の快適な装着のための耳道の適切な製造
上の位置が先ず決定される。この際、補助部品の寸法は
少なくとも最小の補聴器のそれでなければならない。1
個のモールドが、変形される耳道の第二部分を有する耳
道全体から形成されるので、モールドの異なった部分が
ある長さにカットされて結合される際に生じる問題が発
生せず、かつ部分的に変形した耳道と全く同一の寸法の
モールドが得られる。
確実なフィットを得るために第二部分の壁が変形して耳
道に正確に適合して、使用者の耳道に確実にフィットす
る第一パラグラフに記載した補聴器の製造方法を提供す
る事である。これを達成するために本発明の方法が特徴
とする点は、前記粘性物質を前記耳道に挿入する前に、
補助部品を前記耳道の第二部分に確実にフィットするよ
うに挿入し、かつ前記補助部品を前記耳道の断面の位置
で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記補助部品を前記
耳道の長手方向と垂直の方向に見た場合、前記補助部品
の少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記補助
部品が存在しない場合の前記耳道の第二部分の対応する
断面寸法より大とする事である。補助部品を使用する事
により、補聴器の快適な装着のための耳道の適切な製造
上の位置が先ず決定される。この際、補助部品の寸法は
少なくとも最小の補聴器のそれでなければならない。1
個のモールドが、変形される耳道の第二部分を有する耳
道全体から形成されるので、モールドの異なった部分が
ある長さにカットされて結合される際に生じる問題が発
生せず、かつ部分的に変形した耳道と全く同一の寸法の
モールドが得られる。
【0004】本発明の別の効果は、使用者の耳道が在来
の補聴器、従って補助部品には細すぎる場合、耳道の壁
が補助部品によって拡大され、その結果耳道内のより大
きな有効空間が得られる事である。従って、モールドは
部分的に拡大された状態の耳道を示すので、充分な空間
が補聴器の挿入に使用可能となる。
の補聴器、従って補助部品には細すぎる場合、耳道の壁
が補助部品によって拡大され、その結果耳道内のより大
きな有効空間が得られる事である。従って、モールドは
部分的に拡大された状態の耳道を示すので、充分な空間
が補聴器の挿入に使用可能となる。
【0005】本発明の方法の一実施例の場合、粘性物質
を耳道に挿入する前に、一端にフランジを有する中空の
通気管を使用者の鼓膜の近傍に位置させる。この事は、
耳道が粘性物質により満たされそれが固化した後、モー
ルドを耳道から除去した後モールドの背後の空間に通気
管から空気を入れる事が出来るという利点を有する。こ
の結果、鼓膜に損傷を与える危険性がある、モールドと
鼓膜の間の部分的な真空発生を防ぐ事が出来る。
を耳道に挿入する前に、一端にフランジを有する中空の
通気管を使用者の鼓膜の近傍に位置させる。この事は、
耳道が粘性物質により満たされそれが固化した後、モー
ルドを耳道から除去した後モールドの背後の空間に通気
管から空気を入れる事が出来るという利点を有する。こ
の結果、鼓膜に損傷を与える危険性がある、モールドと
鼓膜の間の部分的な真空発生を防ぐ事が出来る。
【0006】望ましい実施例に於いては、補助部品を耳
道に導入する前に潤滑材が耳道の壁に塗られる。潤滑材
には、油、ゲル又は他の適当な粘性物質が使用される。
潤滑材は、固化した後の耳からのモールドの除去を容易
にする。
道に導入する前に潤滑材が耳道の壁に塗られる。潤滑材
には、油、ゲル又は他の適当な粘性物質が使用される。
潤滑材は、固化した後の耳からのモールドの除去を容易
にする。
【0007】又、耳道を当該粘性物質で満たした後でか
つ当該物質が固化する前に、粘性物質に使用者識別情報
を導入する事が良い。「使用者識別情報」とは、使用者
とモールドとの関係を将来のために確立する事が可能で
ある如何なるものをも意味する。この目的に適したもの
としては、例えば、名前や使用者番号等の使用者識別情
報を事前に又は事後に記録した織物のタグが挙げられ
る。必要に応じて、日付や聴力測定者等のデータを記録
しても良い。
つ当該物質が固化する前に、粘性物質に使用者識別情報
を導入する事が良い。「使用者識別情報」とは、使用者
とモールドとの関係を将来のために確立する事が可能で
ある如何なるものをも意味する。この目的に適したもの
としては、例えば、名前や使用者番号等の使用者識別情
報を事前に又は事後に記録した織物のタグが挙げられ
る。必要に応じて、日付や聴力測定者等のデータを記録
しても良い。
【0008】本発明は、本発明の製造方法に使用する補
助部品にも関する。補助部品は、耳道のモールドを形成
するために粘性物質の通過を可能とする多数の開口を有
する円柱状の壁を有する。この補助部材は耳道に適合す
るように形成されてはいないので、補助部品は全ての方
向に耳道を拡大させず、その結果補助部品の壁の部分が
耳道の壁から遊離する事が発生する。補助部品の壁に
は、耳道の壁と補助部品の壁との間の空間が粘性物質で
確実に満たされるように当該開口が設けられているの
で、形成される補聴器は音響フィードバックが無いよう
に完全に耳道を密閉する。
助部品にも関する。補助部品は、耳道のモールドを形成
するために粘性物質の通過を可能とする多数の開口を有
する円柱状の壁を有する。この補助部材は耳道に適合す
るように形成されてはいないので、補助部品は全ての方
向に耳道を拡大させず、その結果補助部品の壁の部分が
耳道の壁から遊離する事が発生する。補助部品の壁に
は、耳道の壁と補助部品の壁との間の空間が粘性物質で
確実に満たされるように当該開口が設けられているの
で、形成される補聴器は音響フィードバックが無いよう
に完全に耳道を密閉する。
【0009】本発明の補助部品の一実施例の場合、前記
補助部品は、前記モールドの背後に空気を送るための通
気管を挿入し案内する通路を有していて、その通路は前
記壁に接続されているスリーブにより形成されている。
これは、空気をモールドの背後に送る通気管をスリーブ
を介して通過させ、耳道の中心又はその近傍に配置させ
る事が出来る利点をもたらす。この事は、通気管が耳道
の壁に当たって、その結果モールドが耳道の正確な形状
とならない事を防止する。これの別の利点は、通気ホー
スがスリーブにより軽く保持されているので、フランジ
が鼓膜を保護する事である。これによりフランジと鼓膜
との間に粘性物質が入ってしまう可能性が大きく減少す
る。
補助部品は、前記モールドの背後に空気を送るための通
気管を挿入し案内する通路を有していて、その通路は前
記壁に接続されているスリーブにより形成されている。
これは、空気をモールドの背後に送る通気管をスリーブ
を介して通過させ、耳道の中心又はその近傍に配置させ
る事が出来る利点をもたらす。この事は、通気管が耳道
の壁に当たって、その結果モールドが耳道の正確な形状
とならない事を防止する。これの別の利点は、通気ホー
スがスリーブにより軽く保持されているので、フランジ
が鼓膜を保護する事である。これによりフランジと鼓膜
との間に粘性物質が入ってしまう可能性が大きく減少す
る。
【0010】本発明は、更に、前記モールドを前記耳道
の断面の位置で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記モ
ールドを前記耳道の長手方向と垂直方向に見るときに、
前記モールドの少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道
内に前記モールドが存在しない場合の前記耳道の第二部
分の対応する断面寸法より大とする本発明の方法により
製造されたモールドに関する。
の断面の位置で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記モ
ールドを前記耳道の長手方向と垂直方向に見るときに、
前記モールドの少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道
内に前記モールドが存在しない場合の前記耳道の第二部
分の対応する断面寸法より大とする本発明の方法により
製造されたモールドに関する。
【0011】本発明は、又、前記補聴器を前記耳道の断
面の位置で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記補聴器
を前記耳道の長手方向と垂直方向に見るときに、前記補
聴器の少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記
補聴器が存在しない場合の前記耳道の第二部分の対応す
る断面寸法より大とする本発明の方法により製造された
補聴器に関する。
面の位置で前記耳道の第二部分に配置しかつ前記補聴器
を前記耳道の長手方向と垂直方向に見るときに、前記補
聴器の少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記
補聴器が存在しない場合の前記耳道の第二部分の対応す
る断面寸法より大とする本発明の方法により製造された
補聴器に関する。
【0012】
【実施例】本発明のこれらのおよび他の特徴は、以下の
実施例により明らかになるであろう。
実施例により明らかになるであろう。
【0013】先ず、図1〜4を参照して耳道のモールドを
製造する本発明の方法を述べる。図1は、人間の聴覚器
官の断面図である。聴覚器官は、耳介1、中耳5、及び耳
介1と中耳5との間に位置する部分3に分ける事が出来
る。この部分3は、鼓膜9により中耳5から分離されてい
る耳道7を有する。耳道7は、実質上変形しない骨組織13
により形成されている壁を有する鼓膜9の近傍にある第
一部分11と、弾性体の軟骨17と脂肪組織とを有する耳介
1の近傍にある第二部分15とからなる。補助部品19は、
耳道7の第二部分15に挿入される。補助部品19は、耳道7
の第二部分15の壁21が部分的に拡大されて耳道7内にそ
れが確実にフィットする様に配置される。耳道に最もフ
ィットする補助部品は、サイズの異なるいくつかの補助
部品を次々に耳道に挿入する事により選択する事が出来
る。補助部品は、それが補聴器の必要部品を収納するの
に充分な空間を提供する様な形状を有する。更に、補助
部品は、適切な装着容易性が得られるように配置され
る。補助部品19は、グリップと通気管25の案内として機
能するスリーブ23を有している。通気管25は、補助部品
19の挿入時にスリーブ23の内側に部分的に畳まれている
フランジ27を有している。この前に、耳道内には潤滑材
が導入されている。
製造する本発明の方法を述べる。図1は、人間の聴覚器
官の断面図である。聴覚器官は、耳介1、中耳5、及び耳
介1と中耳5との間に位置する部分3に分ける事が出来
る。この部分3は、鼓膜9により中耳5から分離されてい
る耳道7を有する。耳道7は、実質上変形しない骨組織13
により形成されている壁を有する鼓膜9の近傍にある第
一部分11と、弾性体の軟骨17と脂肪組織とを有する耳介
1の近傍にある第二部分15とからなる。補助部品19は、
耳道7の第二部分15に挿入される。補助部品19は、耳道7
の第二部分15の壁21が部分的に拡大されて耳道7内にそ
れが確実にフィットする様に配置される。耳道に最もフ
ィットする補助部品は、サイズの異なるいくつかの補助
部品を次々に耳道に挿入する事により選択する事が出来
る。補助部品は、それが補聴器の必要部品を収納するの
に充分な空間を提供する様な形状を有する。更に、補助
部品は、適切な装着容易性が得られるように配置され
る。補助部品19は、グリップと通気管25の案内として機
能するスリーブ23を有している。通気管25は、補助部品
19の挿入時にスリーブ23の内側に部分的に畳まれている
フランジ27を有している。この前に、耳道内には潤滑材
が導入されている。
【0014】図2は、補助部品19と通気管25が配置され
ている耳道を示し、通気管25はフランジ27を介して鼓膜
9に対向している。耳道のモールドを形成した後に耳道
からモールドを除去する間、通気管25により鼓膜とモー
ルドとの間の空間は外部の空気に連通している。この事
は、モールドの除去の間の、鼓膜の損傷の原因と成り得
るこの空間内の部分的真空の発生を防止する。
ている耳道を示し、通気管25はフランジ27を介して鼓膜
9に対向している。耳道のモールドを形成した後に耳道
からモールドを除去する間、通気管25により鼓膜とモー
ルドとの間の空間は外部の空気に連通している。この事
は、モールドの除去の間の、鼓膜の損傷の原因と成り得
るこの空間内の部分的真空の発生を防止する。
【0015】図3は、耳道7が粘性物質29により満たされ
つつある状況を示す。ディスペンサ31の手段によりこの
物質29は、補助部品19内の穴を介して管33によって耳道
7に注入される。この粘性物質29には、例えば液体二成
分シリコンゴムが挙げられる。フランジ27は、耳道7が
粘性物質29により満たされつつある際に粘性物質29によ
り通気管25が詰まることの無いようにするものである。
耳道7に粘性物質29を注入している間、耳道7の外側の通
気管25の端は閉じられている。この結果通気管の中には
空気が存在している。もしそれにも係わらずこの物質が
フランジ27と鼓膜9の間に侵入した場合、この物質はこ
の空気の存在により通気管25に殆ど侵入することが出来
ないので、通気管が詰まる可能性は更に減少する。図4
は、耳道の長さ方向に垂直な面での断面図で、補助部品
19と通気管25を有する耳道7を示す。補助部品19は、円
柱状壁35とグリップ機能を有するスリーブ23とを有して
いる。壁35の外側表面は、溝37を有し且つ溝37の位置に
壁38は開口39を有している。開口39と溝37により、耳道
7の壁21と補助部品19の壁35との間の空間41に粘性物質
が到達する。これらの空間41は、耳道7が補助部品19の
形状に正確に一致していない事から形成される。補聴器
は、最終的には音響的フィードバックが発生しないよう
に部分的に拡大された状態で耳道の形状と正確に一致す
ることが望ましい。この事はモールドの形状が耳道の形
状に正確に一致すべきであることを意味する。それ故こ
れらの空間41も又粘性物質により満たされるべきであ
る。耳道が粘性物質で満たされ且つその物質が固化した
後、モールドは耳道から取り除くことが出来る。破線36
はこの耳道内の補助部品が存在しない場合の耳道を示し
ている。補助部品19の断面寸法38は、この耳道内の補助
部品が無い場合の耳道7の第二部分の対応する断面寸法4
0よりも大である。この結果耳道の壁21は、補助部品19
が耳道7に確実にフィットするように、補助部品19の導
入時に変形する。
つつある状況を示す。ディスペンサ31の手段によりこの
物質29は、補助部品19内の穴を介して管33によって耳道
7に注入される。この粘性物質29には、例えば液体二成
分シリコンゴムが挙げられる。フランジ27は、耳道7が
粘性物質29により満たされつつある際に粘性物質29によ
り通気管25が詰まることの無いようにするものである。
耳道7に粘性物質29を注入している間、耳道7の外側の通
気管25の端は閉じられている。この結果通気管の中には
空気が存在している。もしそれにも係わらずこの物質が
フランジ27と鼓膜9の間に侵入した場合、この物質はこ
の空気の存在により通気管25に殆ど侵入することが出来
ないので、通気管が詰まる可能性は更に減少する。図4
は、耳道の長さ方向に垂直な面での断面図で、補助部品
19と通気管25を有する耳道7を示す。補助部品19は、円
柱状壁35とグリップ機能を有するスリーブ23とを有して
いる。壁35の外側表面は、溝37を有し且つ溝37の位置に
壁38は開口39を有している。開口39と溝37により、耳道
7の壁21と補助部品19の壁35との間の空間41に粘性物質
が到達する。これらの空間41は、耳道7が補助部品19の
形状に正確に一致していない事から形成される。補聴器
は、最終的には音響的フィードバックが発生しないよう
に部分的に拡大された状態で耳道の形状と正確に一致す
ることが望ましい。この事はモールドの形状が耳道の形
状に正確に一致すべきであることを意味する。それ故こ
れらの空間41も又粘性物質により満たされるべきであ
る。耳道が粘性物質で満たされ且つその物質が固化した
後、モールドは耳道から取り除くことが出来る。破線36
はこの耳道内の補助部品が存在しない場合の耳道を示し
ている。補助部品19の断面寸法38は、この耳道内の補助
部品が無い場合の耳道7の第二部分の対応する断面寸法4
0よりも大である。この結果耳道の壁21は、補助部品19
が耳道7に確実にフィットするように、補助部品19の導
入時に変形する。
【0016】図5は、内挿型補聴器の一部で、耳道のモ
ールドを製造する際に使用される補助部品19を示す。補
助部品19の両方の端は開放されている。壁35の外側表面
は溝37を有し、壁35は溝37の位置に粘性物質が通る開口
39を有している。グリップと通気管の案内として機能す
るスリーブ23は、補助部品の壁35に接続されている。
ールドを製造する際に使用される補助部品19を示す。補
助部品19の両方の端は開放されている。壁35の外側表面
は溝37を有し、壁35は溝37の位置に粘性物質が通る開口
39を有している。グリップと通気管の案内として機能す
るスリーブ23は、補助部品の壁35に接続されている。
【0017】図6は、上述した方法によって製造された
モールド43を示す。フランジ27を有する通気管25とスリ
ーブ23を有する補助部品19がモールドの部分を形成す
る。モールド43は内挿型補聴器のハウジングを製作する
型として使用され、補助部品19は電子部品を収納する空
間を規定する。モールドは今や耳道内の補聴器の正確な
位置を示すので、補聴器の製造に於てしばしば発生する
困難な、従って誤差を発生させる様な選択をしばしば防
ぐことが出来る。モールド43には織物タッグ51の形態で
使用者識別情報が設けてある。このタッグを耳からモー
ルドを取り除く際に使用しても良い。
モールド43を示す。フランジ27を有する通気管25とスリ
ーブ23を有する補助部品19がモールドの部分を形成す
る。モールド43は内挿型補聴器のハウジングを製作する
型として使用され、補助部品19は電子部品を収納する空
間を規定する。モールドは今や耳道内の補聴器の正確な
位置を示すので、補聴器の製造に於てしばしば発生する
困難な、従って誤差を発生させる様な選択をしばしば防
ぐことが出来る。モールド43には織物タッグ51の形態で
使用者識別情報が設けてある。このタッグを耳からモー
ルドを取り除く際に使用しても良い。
【0018】図7は、その形状が図6に示されるモールド
のそれに適合している補聴器45を示す。補聴器45は、使
用時には耳道の第一部分内の鼓膜の近くに位置する第一
部分47と、使用時には耳道の第二部分の耳介の近くに位
置する第二部分49とを有している。第一部分47はレシー
バを収納し、第二部分49はマイクロフォン、アンプ及び
バッテリの様な他の部品を収納している。
のそれに適合している補聴器45を示す。補聴器45は、使
用時には耳道の第一部分内の鼓膜の近くに位置する第一
部分47と、使用時には耳道の第二部分の耳介の近くに位
置する第二部分49とを有している。第一部分47はレシー
バを収納し、第二部分49はマイクロフォン、アンプ及び
バッテリの様な他の部品を収納している。
【0019】本発明は図面を参照して上述のように記載
されたが、本発明は図面に示されている実施例に限定さ
れないことに注意されたい。本発明は又図面に示され且
つここまでに説明した実施例とは異なるが特許請求の範
囲内に入る全ての方法及び実施例に及ぶ。従って図面に
示されているものに代えて、補助部品を実質上耳道の中
央に置く代わりに耳道の第二部分内で耳介の近くに配置
しても良い。モールドを形成する物質がそれ自身潤滑的
性質を有している場合には、耳道の潤滑剤を使用する必
要は無い。使用者識別情報は織物タッグである必要は無
く、モールドの使用者を識別する目的となるものであれ
ば如何なるものでも良い。それをモールド内に完全に埋
め込んでも良い。
されたが、本発明は図面に示されている実施例に限定さ
れないことに注意されたい。本発明は又図面に示され且
つここまでに説明した実施例とは異なるが特許請求の範
囲内に入る全ての方法及び実施例に及ぶ。従って図面に
示されているものに代えて、補助部品を実質上耳道の中
央に置く代わりに耳道の第二部分内で耳介の近くに配置
しても良い。モールドを形成する物質がそれ自身潤滑的
性質を有している場合には、耳道の潤滑剤を使用する必
要は無い。使用者識別情報は織物タッグである必要は無
く、モールドの使用者を識別する目的となるものであれ
ば如何なるものでも良い。それをモールド内に完全に埋
め込んでも良い。
【図1】 フランジを有する通気管を備えた補助部品が
挿入されている状態の耳道の長さ方向の断面図を示す。
挿入されている状態の耳道の長さ方向の断面図を示す。
【図2】 通気管が所望の位置に置かれている補助部品
を備えた耳道を示す。
を備えた耳道を示す。
【図3】 耳道のモールドがディスペンサの使用により
形成されつつある状態の補助部品と通気管とを有する耳
道を示す。
形成されつつある状態の補助部品と通気管とを有する耳
道を示す。
【図4】 補助部品が挿入されている状態の耳道の断面
図を示す。
図を示す。
【図5】 本発明の補聴器補助部品を示す。
【図6】 本発明の方法により製造されかつ補助部品を
有するモールドを示す。
有するモールドを示す。
【図7】 本発明の方法により製造された補聴器を示
す。
す。
1:耳介 5:中耳 3:耳介と中耳との間に位置する部分 9:鼓膜 11:第一部分 13:骨組織 15:第二部分 17:軟骨 19:補助部品 21:第二部分の壁 23:フランジ 25:通気管 29:粘性物質 31:ディスペンサ 35:壁 37:溝 38、40:断面寸法 41:空間 43:モールド 45:補聴器 47:第一部分 49:第二部分 51:織物タッグ
フロントページの続き (72)発明者 ルディ アルフォンス マリア クラエス オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェン フルーネヴァウツウェッハ 1
Claims (8)
- 【請求項1】 耳道に存在するときに前記耳道の第一部
分内の前記鼓膜の近傍に位置する実質上変形しない壁を
有する第一部分を有し、かつ前記耳道に存在するときに
前記耳介の近傍に位置する前記耳道の第二部分内を有す
る、鼓膜の近傍で使用者の耳道内に装着される補聴器の
製造方法であって、先ず型として利用される前記耳道の
モールドを形成し、次いで、前記補聴器のハウジングを
形成し、そして続いて構成部品を前記ハウジング内にマ
ウントし、前記耳道のモールドを作る際には前記耳道を
粘性物質で満たしかつ当該粘性物質の固化後前記モール
ドを前記耳道から除去する製造方法において、前記粘性
物質を前記耳道に挿入する前に、補助部品を前記耳道の
第二部分に確実にフィットするように挿入し、かつ前記
補助部品を前記耳道の断面の位置で前記耳道の第二部分
に配置しかつ前記補助部品を前記耳道の長手方向と垂直
の方向に見た場合、前記補助部品の少なくとも1個の断
面寸法を、前記耳道内に前記補助部品が存在しない場合
の前記耳道の第二部分の対応する断面寸法より大とする
内装型補聴器の製造方法。 - 【請求項2】 前記粘性物質を前記耳道に導入する前
に、一端にフランジを有する中空通気管を前記使用者の
前記鼓膜の近傍に配置させる請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 前記補助部品を前記耳道に導入する前
に、前記耳道の前記壁に潤滑材を塗る請求項1記載の方
法。 - 【請求項4】 前記耳道を当該粘性物質で満たしかつ当
該物質が固化する前に、前記粘性物質に使用者識別情報
を導入する請求項1記載の方法。 - 【請求項5】 前記補助部品が、耳道のモールドを製造
するために粘性物質を通過させる複数の開口を有する壁
を備えている請求項1又は2記載の方法に使用される補
助部品。 - 【請求項6】 前記補助部品が、前記モールドの背後に
空気を与えるための通気管を挿入しかつ案内する、前記
壁に接続されているスリーブにより形成されている通路
を有する請求項5記載の補助部品。 - 【請求項7】 前記モールドを前記耳道の断面の位置で
前記耳道の第二部分に配置しかつ前記モールドを前記耳
道の長手方向と垂直方向に見る場合に、前記モールドの
少なくとも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記モール
ドが存在しない場合の前記耳道の第二部分の対応する断
面寸法より大とする請求項1又は2記載の方法により製
造されるモールド。 - 【請求項8】 前記補聴器を前記耳道の断面の位置で前
記耳道の第二部分に配置しかつ前記補聴器を前記耳道の
長手方向と垂直方向に見る場合に、前記補聴器の少なく
とも1個の断面寸法を、前記耳道内に前記補聴器が存在
しない場合の前記耳道の第二部分の対応する断面寸法よ
り大とする請求項1又は2記載の方法により製造される
補聴器。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP92203517 | 1992-11-17 | ||
NL92203517.5 | 1992-11-17 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06225396A true JPH06225396A (ja) | 1994-08-12 |
Family
ID=8211046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5308754A Withdrawn JPH06225396A (ja) | 1992-11-17 | 1993-11-15 | 補聴器の製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5455994A (ja) |
EP (1) | EP0598447A1 (ja) |
JP (1) | JPH06225396A (ja) |
Cited By (1)
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JP2004508785A (ja) * | 2000-09-25 | 2004-03-18 | フォーナック アーゲー | 耳用装置、同装置の製造方法及び同方法の適用 |
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---|---|---|---|
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