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JPH06218806A - 繊維補強樹脂管及びその連続製造法と装置 - Google Patents

繊維補強樹脂管及びその連続製造法と装置

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Publication number
JPH06218806A
JPH06218806A JP4338533A JP33853392A JPH06218806A JP H06218806 A JPH06218806 A JP H06218806A JP 4338533 A JP4338533 A JP 4338533A JP 33853392 A JP33853392 A JP 33853392A JP H06218806 A JPH06218806 A JP H06218806A
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JP
Japan
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core
laminate
laminated body
fiber
wind
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JP4338533A
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JP3473968B2 (ja
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Satoshi Kishi
智 岸
Koshiro Motai
浩司郎 茂田井
Nobuyuki Hosoyama
信幸 細山
Katsuyuki Morita
勝幸 盛田
Hiroshi Tanabe
浩史 田辺
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】繊維補強熱可塑性樹脂板を効率良く管状に成形
する方法及び装置を膨大な設備投資を要することなく提
供する。 【構成】容積含有率で30%以上85%以下の強化繊維
を含む繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層してして成
る長尺帯状の積層体(1)を加熱装置(2)と、成形装
置(3)と、冷却装置(4)と、送出ローラー(5)
と、切断装置(6)とから成る樹脂管製造ラインに送り
出す工程と;加熱装置(2)により積層体(1)を軟化
温度以上に加熱する工程と;加熱された積層体(1)を
長尺の円筒状巻芯(30)にそって巻付け、筒状とする
と共に、その辺縁同士を接合し、管状に成形する工程
と;管状に成形された積層体(1)を冷却し、固化する
工程と;固化した管状の積層体(1)を一定の長さに切
断する工程と;から成ることを特徴とする繊維補強樹脂
管の連続製造方法及び上記の製造方法を実施し得る装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維補強樹脂管の連続製
造方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維補強熱可塑性樹脂成形品を製
造する方法としては、「繊維補強樹脂成形体の連続賦型
方法及びその装置」と題する特開平1−286823号
公報に記載の方法のほか、一般的には、加熱され、軟化
した繊維補強樹脂板を金型を有するプレス機で加圧成形
する方法が知られている。これらの方法には、成形品の
断面形状が開断面(成形品の断面が閉曲線をなしていな
い断面形状をいう。以下同じ。)となる成形品の製造に
は適しているが、閉断面(成形品の断面が閉曲線をなし
ている断面形状をいう。以下同じ。)となる管状の成形
品を製造することができないという問題点がある。
【0003】また、合成樹脂板を管状に成形する方法と
して、フィラメントワインディング方式があるが、この
方式には複雑で高度な技術を用いるため膨大な設備投資
を要するという問題点があり、さらに、この方式は合成
樹脂板として熱硬化型複合材を用いるため、熱可塑型複
合材では断面形状が閉断面となる管状体を成形すること
ができないという問題点もある。そのため、熱可塑型複
合材による管状成形品の製造には、複数の開断面を有す
る成形品をボルトナット等で機械的に接合するか、接着
剤等で化学的に接合する等の方法を用いざるを得なかっ
た。しかし、この方法には、それぞれの成形品の辺縁に
接合部を設け、それらを接合する必要があり、製造工程
が複雑になり、生産効率が低くなるという問題点があ
る。
【0004】さらに、ボルトナット等で機械的に接合す
る場合、接合部分に負担がかかるため、補強のための部
品等を設ける必要があり、更に製造工程が複雑になる。
また、接着剤等で化学的に接合する場合、接着剤の劣化
等による接合面の界面剥離が発生する可能性があり、特
に、ポリプロピレン樹脂製品の接合に適した接着剤は提
供されていないので、使用に耐え得る管状体の製造は困
難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、膨大な設備投資を必要とせず、繊維補強熱可塑
性樹脂板を効率良く管状に成形し得る方法及び装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】叙上の目的は、容積含有
率で30%以上85%以下の強化繊維を含む繊維補強熱
可塑性樹脂板を層状に積層して成る長尺帯状の積層体を
製造する工程と、製造された積層体を、加熱装置と、成
形装置と、冷却装置と、送出ローラーと、切断装置とか
ら成る樹脂管製造ラインに送り出す工程と、加熱装置に
より積層体を軟化温度以上に加熱する工程と、加熱され
た積層体を長尺の円筒状巻芯に沿って巻付け、筒状とす
ると共に、その辺縁同士を接合し管状に成形する工程
と、管状に成形された積層体を冷却し、固化する工程
と、固化した管状の積層体を一定の長さに切断する工程
と、から成る繊維補強樹脂管の連続製造方法及び上記の
製造方法を実施し得る装置によって達成される。
【0007】
【作用】叙上の如き構成であると、繊維補強樹脂管を複
雑な装置を用いず連続的に製造することが可能となる。
【0008】
【発明を実施するための最良の様態】以下図面により、
本発明の詳細を説明する。図1は本発明に係る繊維補強
樹脂管の連続製造装置の説明図、図2は図1のA1線に
於ける軸直角断面図、図3は図1のA2線に於ける軸直
角断面図、図4は図1のA3線に於ける軸直角断面図、
図5は図1のA4線に於ける軸直角断面図、図6は図1
のA5線に於ける軸直角断面図、図7は図1のA6線に
於ける軸直角断面図、図8は図1のA7線に於ける軸直
角断面図、図9は図1のA8線に於ける軸直角断面図、
図10は図1のA9線に於ける軸直角断面図である。図
中、1は繊維補強熱可塑性樹脂板の積層体、2は加熱装
置、3は成形装置、4は冷却装置、5は送出ローラー、
6は切断装置である。
【0009】先ず、図1について説明する。この繊維補
強樹脂管の連続製造装置は、繊維補強熱可塑性樹脂板を
層状に積層して成る平面かつ帯状の積層体1を略水平に
ラインに送り出し、徐々に管状に成形し、その成形物を
所望の長さに切断するものであり、そのラインにはその
進行方向に沿って順次、加熱装置2、成形装置3、冷却
装置4、送出ローラー5及び切断装置6が設けられる。
加熱装置2は、その内部を通過する帯状の積層体1をそ
の軟化温度迄加熱する。成形装置3は、加熱装置2の出
口から切断装置6の直前に到る長い円筒状の巻芯30
と、その巻芯30の周囲に設けられ、積層体1を巻芯3
0に巻きつけ、円筒状とする一連のフラップとから成
る。31、32は対をなして対称に設けられる第一フラ
ップ、33は第二フラップ、34は第三フラップであ
る。なお、第一フラップ32の一部は帯状の積層体1の
背後に隠れているが、これは第一フラップ31と鏡映対
称なものである。
【0010】巻芯30は、その周長が積層体1の幅より
短く、細長い横置円筒状の部材であり、その一端が加熱
装置2の出口側に接し、かつ、その最上部の母線が加熱
装置2の出口20から送り出される積層体1の下面中心
線に接するよう設けられる。このため、加熱装置2から
押し出された積層体1は、巻芯30の表面とフラップの
間を滑りながら冷却装置4に向かって進行する。第一フ
ラップ31、32は、加熱装置2の出口近傍では、図2
に示す如く平板状の積層体1の表面に接する水平な平板
状断面を有するが、出口から離れるにつれて、図3ない
し図5に示す如く、積層体1の断面を弓形に撓め、巻芯
30に密着させるように捩じられている。第一フラップ
31、32は、積層体1を巻芯30の上側半周面に巻付
けたところで終了する。積層体1の残余の部分は巻芯3
0の両側に鉛直に垂れ下がった状態であり、この状態で
巻付作業は第二のフラップ33に引き継がれる。
【0011】又、第二フラップ33は右ネジラセン状に
捩じられており図6及び図7に示す如く、巻芯30から
垂れ下がっている積層体1の一方の部分aを誘導し、巻
芯30の下側の表面に密着せしめるよう、全体としてラ
セン状に捩じられている。なお、本実施例において、積
層体1の一方の部分aは巻芯30の略半周に渡っている
が、この巻付幅は随意に定め得るものである。図7の状
態で、第二フラップ33による部分aの巻付けは終了
し、巻付作業は第三フラップ34に引き継がれる。第三
フラップ34は、図8ないし図10に示す如く、巻芯3
0から垂れ下がっている積層体1の他の一方の部分bを
誘導し、先に巻芯30の巻き付ける部分aの上に、重ね
て巻付け、全体として円筒状とし、その打ち重ね部を強
く巻芯30に押し付け、気密に圧着する。パイプとなっ
た積層体1は、冷却装置4に導入され、冷却固化され、
更に送出ローラー5により誘導され、切断装置6により
所望の長さに切断される。なお、巻芯30の冷却装置4
の内部にある部分には適宜抜き勾配を設けておくことが
推奨される。
【0012】上記の如く構成された本発明に係る繊維補
強樹脂管の連続製造装置に於いては、図示されていない
積層体送出装置が繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層
して成る平面かつ帯状の積層体1をラインに送り出すこ
とにより、加熱装置2が積層体1を軟化させ、第一ない
し第三フラップ31、32、33、34が軟化した積層
体1を巻芯30に巻付け、重合部分を圧着して円筒状に
成形する。さらに、冷却装置4がパイプとなった積層体
1を冷却固化し、送出ローラー5が固化した積層体1を
誘導し、切断装置6が誘導された積層体1を所望の長さ
に切断する。なお、叙上の説明では、第二フラップによ
る部分aの巻付作業が終了した後、第三フラップによる
部分bの巻付作業を行うようにしたが、これは打ち重ね
部が半周に及ぶような幅広いものであるためであり、こ
の打ち重ねの幅が狭い場合には第二フラップと第三フラ
ップとの巻付け作業を略同時に進行させることが可能で
ある。
【0013】また、本発明の構成は叙上の実施例に限定
されるものではなく、たとえば、パイプの継目を、重ね
継ではなく、突き合せ継や、当板継などとしても良く、
また、フラップと共に、鼓形ローラーなどを併用するこ
とも推奨され、さらに、その他の各部の形状は本発明の
目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり、本発
明はそれらすべての変更例を包摂するものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるから、本
発明によるときは、繊維補強熱可塑性樹脂板を効率良く
かつ簡単に管状に成形するので、使用に耐え得る合成樹
脂製のパイプを大量に生産することができる。
【図面の詳細な説明】
【図1】本発明に係る繊維補強樹脂管の連続製造装置の
説明図である。
【図2】図1のA1線に於ける軸直角断面図である。
【図3】図1のA2線に於ける軸直角断面図である。
【図4】図1のA3線に於ける軸直角断面図である。
【図5】図1のA4線に於ける軸直角断面図である。
【図6】図1のA5線に於ける軸直角断面図である。
【図7】図1のA6線に於ける軸直角断面図である。
【図8】図1のA7線に於ける軸直角断面図である。
【図9】図1のA8線に於ける軸直角断面図である。
【図10】図1のA9線に於ける軸直角断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・・・・・積層体 2・・・・・・・・・加熱装置 3・・・・・・・・・成形装置 30・・・・・・・・巻芯 31、32・・・・・第一フラップ 33・・・・・・・・第二フラップ 34・・・・・・・・第三フラップ 4・・・・・・・・・冷却装置 5・・・・・・・・・送出ローラー 6・・・・・・・・・切断装置 a・・・・・・・・・積層体の一方の部分 b・・・・・・・・・積層体の他の一方の部分
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月15日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は叙上の問題点
を解決するためなされたものであり、その目的とすると
ころは、膨大な設備投資を必要とせず、繊維補強熱可塑
性樹脂板を効率良く管状に成形し得る方法、その方法を
実施する装置及びその装置により製造される繊維補強樹
脂管を提供することにある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】上記の如く構成された本発明に係る繊維補
強樹脂管の連続製造装置に於いては、図示されていない
積層体送出装置が繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層
して成る平面かつ帯状の積層体1をラインに送り出すこ
とにより、加熱装置2が積層体1を軟化させ、第一ない
し第三フラップ31、32、33、34が軟化した積層
体1を巻芯30に巻付け、重合部分を圧着して円筒状に
成形する。さらに、冷却装置4がパイプとなった積層体
1を冷却固化し、送出ローラー5が固化した積層体1を
誘導し、切断装置6が誘導された積層体1を所望の長さ
に切断する。なお、叙上の説明では、第二フラップによ
る部分aの巻付作業が終了した後、第三フラップによる
部分bの巻付作業を行うようにしたが、これは打ち重ね
部が半周に及ぶような幅広いものであるためであり、こ
の打ち重ねの幅が狭い場合には第二フラップと第三フラ
ップとの巻付け作業を略同時に進行させることが可能で
ある。本発明に係る樹脂管の製造に使用する繊維補強熱
可塑性樹脂板の原料である熱可塑性樹脂は特に限定はな
い。例としてポリスチレン、ポリ塩化ビニル、高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリ
ブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリエーテルサルフォン、ポリサルフォン、ポリエ
ーテルイミド(商標:ULTEM )、ポリエーテルエーテル
ケトン、ポリフェニレンサルファイドなどが使用できる
が、強度、耐摩耗性、価格や廃棄物となったときの再生
の容易さなどの観点から、最も望ましい樹脂として、ポ
リプロピレン系樹脂が推奨される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、本発明の構成は叙上の実施例に限定
されるものではなく、たとえば、パイプの継目を、重ね
継ではなく、突き合せ継や、当板継などとしても良く、
また、フラップと共に、鼓形ローラーなどを併用するこ
とも推奨され、さらに、その他の各部の形状は本発明の
目的の範囲内で自由に設計変更できるものであり、本発
明はそれらすべての変更例を包摂するものである。この
ようにして製造される繊維補強樹脂管は、雨樋、U字
管、ポール等に利用される。現場での作業性にも優れ、
必要に応じて樹脂管の一部を加熱軟化することにより、
任意に管を曲折することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成されるから、本
発明によるときは、繊維補強熱可塑性樹脂板を効率良く
かつ簡単に管状に成形するので、合成樹脂製のパイプを
大量に生産することができる。尚、これらは熱膨張率が
小さいため寸法精度に優れ、二次加工も可能な作業性の
良いパイプである。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】叙上の目的は、重量含有
率で40%以上85%以下の強化繊維を含む繊維補強熱
可塑性樹脂板を層状に積層して成る長尺帯状の積層体を
製造する工程と、製造された積層体を、加熱装置と、成
形装置と、冷却装置と、送出ローラーと、切断装置とか
ら成る樹脂管製造ラインに送り出す工程と、加熱装置に
より積層体を軟化温度以上に加熱する工程と、加熱され
た積層体を長尺の円筒状巻芯に沿って巻付け、筒状とす
ると共に、その辺縁同士を接合し管状に成形する工程
と、管状に成形された積層体を冷却し、固化する工程
と、固化した管状の積層体を一定の長さに切断する工程
と、から成る繊維補強樹脂管の連続製造方法及び上記の
製造方法を実施し得る装置によって達成される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 盛田 勝幸 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内 (72)発明者 田辺 浩史 神奈川県横浜市栄区笠間町1190番地 三井 東圧化学株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の各工程から成ることを特徴とする繊維
    補強樹脂管の連続製造方法。 イ)容積含有率で30%以上85%以下の強化繊維を含
    む繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層して成る長尺帯
    状の積層体(1)を製造する工程。 ロ)製造された積層体(1)を、加熱装置(2)と、成
    形装置(3)と、冷却装置(4)と、搬送装置(5)
    と、切断装置(6)とから成る樹脂管製造ラインに送り
    出す工程。 ハ)加熱装置(2)により積層体(1)を軟化温度以上
    に加熱する工程。 ニ)加熱された積層体(1)を長尺の円筒状巻芯に沿っ
    て巻付け、筒状とすると共に、その辺縁同士を接合し管
    状に成形する工程。 ホ)管状に成形された積層体(1)を冷却し、固化する
    工程。 ヘ)固化した管状の積層体(1)を一定の長さに切断す
    る工程。
  2. 【請求項2】容積含有率で30%以上85%以下の強化
    繊維を含む繊維補強熱可塑性樹脂板を層状に積層して成
    る長尺帯状の積層体(1)を供給する装置と、 供給された積層体(1)を連続して軟化点以上の温度に
    加熱する装置と、 加熱された積層体(1)を管状に成形する装置と、 管状に成形された積層体(1)を冷却し固化する装置
    と、 冷却された積層体(1)を一定の長さに切断する装置
    と、 から成る繊維補強樹脂管の連続製造装置に於いて、 成形装置(3)が、 積層体(1)の幅より周長が短く、加熱装置(2)から
    送出される積層体(1)の下面に接して設けられる細長
    い円筒状の巻芯(30)と、 巻芯(30)の周囲に配設され、巻芯(30)との間に
    積層体(1)を誘導して、巻芯(30)に巻付け、管状
    に成形する複数のフラップとから成る上記の繊維補強樹
    脂管の連続製造装置。
  3. 【請求項3】成形装置のフラップが、下記の第一乃至第
    三フラップから成る請求項2に記載の繊維補強樹脂管の
    連続製造装置。 イ)巻芯(30)に接した積層体(1)の上面に接し、
    かつ、巻芯(30)と積層体との接線を挟んで対をなし
    て対称に設けられ、積層体(1)の進行方向に進むにし
    たがい、積層体(1)を巻芯(30)の上側半周面に密
    着させ得るよう捩じられた一対の第一フラップ(31、
    32)。 ロ)巻芯(30)から垂れ下がっている積層体(1)の
    一方の部分(a)を誘導し、巻芯(30)の下側表面に
    密着させ得るようラセン状に捩じられた第二フラップ
    (33)。 ハ)巻芯(30)から垂れ下がっている積層体(1)の
    他の一方の部分(b)を誘導し、少なくともその一部を
    既に巻芯(30)に密着している部分(a)の上に重ね
    て巻付け、その打ち重ね部を強く巻芯(30)に押し付
    け得るようラセン状に捩じられた第三フラップ(3
    4)。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100392636B1 (ko) * 2000-07-04 2003-07-28 정인선 내압호스 성형장치 및 그 제조방법
US6962637B2 (en) 1994-11-08 2005-11-08 Canon Kabushiki Kaisha Method of manufacturing tubular film
CN113263741A (zh) * 2021-05-12 2021-08-17 亿沣医疗科技(东莞)有限公司 一种织物管套成型及原位装配的加工设备及其加工方法

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