JPH06217310A - 角度測定方法および角度測定装置 - Google Patents
角度測定方法および角度測定装置Info
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- JPH06217310A JPH06217310A JP5006400A JP640093A JPH06217310A JP H06217310 A JPH06217310 A JP H06217310A JP 5006400 A JP5006400 A JP 5006400A JP 640093 A JP640093 A JP 640093A JP H06217310 A JPH06217310 A JP H06217310A
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- angle measuring
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01B—MEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
- G01B11/00—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
- G01B11/26—Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring angles or tapers; for testing the alignment of axes
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/12—Picture reproducers
- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3179—Video signal processing therefor
- H04N9/3185—Geometric adjustment, e.g. keystone or convergence
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スクリーンに図形を投写して角度測定を行う
角度測定装置に関するもので、スクリーンの投写図形が
規定の形状になるように操作して間接的に角度を測定す
るため、スクリーンが測定困難な場所に設置された場合
にもスクリーンあおり角が容易にかつ安全に測定できる
角度測定方法および装置を提供することを目的とする。 【構成】 直線描画角度算出部107で生成した図形を
液晶パネル104に形成し、その図形をスクリーン10
1に投写レンズ103で投写する。スクリーン101の
図形が規定の形状になるよう操作することにより間接的
に投写器とスクリーンのあおり角が得られる。
角度測定装置に関するもので、スクリーンの投写図形が
規定の形状になるように操作して間接的に角度を測定す
るため、スクリーンが測定困難な場所に設置された場合
にもスクリーンあおり角が容易にかつ安全に測定できる
角度測定方法および装置を提供することを目的とする。 【構成】 直線描画角度算出部107で生成した図形を
液晶パネル104に形成し、その図形をスクリーン10
1に投写レンズ103で投写する。スクリーン101の
図形が規定の形状になるよう操作することにより間接的
に投写器とスクリーンのあおり角が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、角度測定方法および装
置に関するものである。
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスプレイは大画面化、高画質
化、高機能化が進展しているが、大画面化のためにライ
トバルブに光学像を形成し、その光学像に光を照射し、
投写レンズによりスクリーン上に拡大投写する投写型デ
ィスプレイが従来よりよく知られている。
化、高機能化が進展しているが、大画面化のためにライ
トバルブに光学像を形成し、その光学像に光を照射し、
投写レンズによりスクリーン上に拡大投写する投写型デ
ィスプレイが従来よりよく知られている。
【0003】図6は上述した投写型ディスプレイの構成
を示すものである。図6において、601はスクリー
ン、602は投写器、603は投写レンズ、604は液
晶パネル、605はバックライトユニット、606は液
晶パネル駆動回路である。
を示すものである。図6において、601はスクリー
ン、602は投写器、603は投写レンズ、604は液
晶パネル、605はバックライトユニット、606は液
晶パネル駆動回路である。
【0004】以上のように構成された投写型ディスプレ
イについて、以下図6を用いてその動作原理を説明す
る。図6において、液晶パネル駆動回路606により、
液晶パネル604に光の透過率の差として画像が形成さ
れ、その画像はバックライトユニット605の発する光
線により光の濃淡像となる。この像は投写レンズ603
により拡大投影され、スクリーン601に画像が形成さ
れる。
イについて、以下図6を用いてその動作原理を説明す
る。図6において、液晶パネル駆動回路606により、
液晶パネル604に光の透過率の差として画像が形成さ
れ、その画像はバックライトユニット605の発する光
線により光の濃淡像となる。この像は投写レンズ603
により拡大投影され、スクリーン601に画像が形成さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、スクリーンの正面に投写器を設置する
(スクリーン面の法線ベクトルと液晶パネルの法線ベク
トルを一致させる)ことが必要で、そうでない場合はス
クリーン上の画像は図形歪を発生する。そこで投写器を
スクリーン正面以外に設置できるようにするためには、
投写器をスクリーンの正面以外に設置したときに生じる
スクリーン上の図形歪の補正演算を行う画像演算回路が
必要となる。この際図形歪の補正演算を行うためには、
スクリーンと投写器の位置関係が完全に把握されていな
ければならず、スクリーンの水平傾き角、スクリーンの
鉛直傾き角、投写器の鉛直傾き角を実測しなければなら
ない。しかしながら、スクリーンの水平傾き角、スクリ
ーンの鉛直傾き角、投写器の鉛直傾き角の実測はたいへ
ん手間がかかる作業であり、場合によっては困難な場合
もある。
うな構成では、スクリーンの正面に投写器を設置する
(スクリーン面の法線ベクトルと液晶パネルの法線ベク
トルを一致させる)ことが必要で、そうでない場合はス
クリーン上の画像は図形歪を発生する。そこで投写器を
スクリーン正面以外に設置できるようにするためには、
投写器をスクリーンの正面以外に設置したときに生じる
スクリーン上の図形歪の補正演算を行う画像演算回路が
必要となる。この際図形歪の補正演算を行うためには、
スクリーンと投写器の位置関係が完全に把握されていな
ければならず、スクリーンの水平傾き角、スクリーンの
鉛直傾き角、投写器の鉛直傾き角を実測しなければなら
ない。しかしながら、スクリーンの水平傾き角、スクリ
ーンの鉛直傾き角、投写器の鉛直傾き角の実測はたいへ
ん手間がかかる作業であり、場合によっては困難な場合
もある。
【0006】例えば、スクリーンを接近困難な場所や危
険な場所に設置した場合にはスクリーン鉛直あおり角、
スクリーン水平あおり角の実測は困難である。また測定
器が固定できなければ正確な測定ができないため、スク
リーンは堅固なものでなければならない。そのためスク
リーンの材質および設置場所も制限される。
険な場所に設置した場合にはスクリーン鉛直あおり角、
スクリーン水平あおり角の実測は困難である。また測定
器が固定できなければ正確な測定ができないため、スク
リーンは堅固なものでなければならない。そのためスク
リーンの材質および設置場所も制限される。
【0007】さらにスクリーンおよび投写器を設置する
度にスクリーンおよび投写器のあおり角を角度計より読
みとり、その値を画像演算回路に入力しなければならな
いため、測定誤差と入力誤りが発生していた。また正し
い測定を行うためには測定者には熟練を要した。
度にスクリーンおよび投写器のあおり角を角度計より読
みとり、その値を画像演算回路に入力しなければならな
いため、測定誤差と入力誤りが発生していた。また正し
い測定を行うためには測定者には熟練を要した。
【0008】このように、従来においてはスクリーンの
水平傾き角、スクリーンの鉛直傾き角、投写器の鉛直傾
き角の実測に手間がかかったり、また困難なため投写型
ディスプレイをスクリーンの正面以外に設置することが
困難であった。
水平傾き角、スクリーンの鉛直傾き角、投写器の鉛直傾
き角の実測に手間がかかったり、また困難なため投写型
ディスプレイをスクリーンの正面以外に設置することが
困難であった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑み、スクリーンの
材質および設置場所の制限が少なく、熟練者でなくとも
容易に正しい測定ができる角度測定方法および角度測定
装置を提供するものである。
材質および設置場所の制限が少なく、熟練者でなくとも
容易に正しい測定ができる角度測定方法および角度測定
装置を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の角度測定方法および装置は、原図形を投写
してスクリーンに投写図形を形成し、その投写図形が規
定の形状になるよう原図形を変形させることにより前記
原図形の形成面および前記スクリーンと基準設置面のな
す角度を得るものである。
めに本発明の角度測定方法および装置は、原図形を投写
してスクリーンに投写図形を形成し、その投写図形が規
定の形状になるよう原図形を変形させることにより前記
原図形の形成面および前記スクリーンと基準設置面のな
す角度を得るものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した方法および構成によって、ス
クリーンを高所などに設置した場合のようにスクリーン
あおり角の測定困難な場合にも容易に対応でき、作業量
も少なく、たいへん安全に作業が行える。また角度計の
目盛りを読みとり画像演算回路に入力する作業が必要な
いので、読みとりミス、入力ミスがなく熟練者でなくと
も操作ができる。
クリーンを高所などに設置した場合のようにスクリーン
あおり角の測定困難な場合にも容易に対応でき、作業量
も少なく、たいへん安全に作業が行える。また角度計の
目盛りを読みとり画像演算回路に入力する作業が必要な
いので、読みとりミス、入力ミスがなく熟練者でなくと
も操作ができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例における角度測定方
法および角度測定装置について、図面を参照しながら説
明する。
法および角度測定装置について、図面を参照しながら説
明する。
【0013】本実施例では液晶投写型ディスプレイの投
写器およびスクリーンのあおり角測定装置として、本発
明の装置を使用した場合について説明する。図1は本実
施例における角度測定装置の構成図を示すものである。
図1において、101はスクリーン、102は投写器、
103は投写レンズ、104は液晶パネル、105はバ
ックライトユニット、106は歪補正演算部、107は
直線描画角度算出部、108は算出角度表示部、109
は直線描画角度調整部である。
写器およびスクリーンのあおり角測定装置として、本発
明の装置を使用した場合について説明する。図1は本実
施例における角度測定装置の構成図を示すものである。
図1において、101はスクリーン、102は投写器、
103は投写レンズ、104は液晶パネル、105はバ
ックライトユニット、106は歪補正演算部、107は
直線描画角度算出部、108は算出角度表示部、109
は直線描画角度調整部である。
【0014】以上のように構成された角度測定装置の動
作について、以下図1、図2を用いて説明する。
作について、以下図1、図2を用いて説明する。
【0015】[映像信号の流れ]図1において、映像信
号は歪補正演算部106に入力され、歪補正の演算がな
されて液晶パネル104に光の透過率の差として画像が
形成される。形成された画像はバックライトユニット1
05の発する光線により光の濃淡像となる。さらにその
像は投写レンズ103により拡大投影され、スクリーン
101に画像が形成される。
号は歪補正演算部106に入力され、歪補正の演算がな
されて液晶パネル104に光の透過率の差として画像が
形成される。形成された画像はバックライトユニット1
05の発する光線により光の濃淡像となる。さらにその
像は投写レンズ103により拡大投影され、スクリーン
101に画像が形成される。
【0016】歪補正演算部106で歪補正を行うには、
スクリーン鉛直あおり角、スクリーン水平あおり角、投
写器鉛直あおり角と投写距離、拡大倍率が分かっていな
ければならない。投写距離、拡大倍率は投写画像のフォ
ーカス調整を行った時点で投写レンズに取り付けたセン
サーにより自動測定される。スクリーン鉛直あおり角、
スクリーン水平あおり角、投写器鉛直あおり角は直線描
画角度調整部109の操作により直線描画角度算出部1
07で計算される。
スクリーン鉛直あおり角、スクリーン水平あおり角、投
写器鉛直あおり角と投写距離、拡大倍率が分かっていな
ければならない。投写距離、拡大倍率は投写画像のフォ
ーカス調整を行った時点で投写レンズに取り付けたセン
サーにより自動測定される。スクリーン鉛直あおり角、
スクリーン水平あおり角、投写器鉛直あおり角は直線描
画角度調整部109の操作により直線描画角度算出部1
07で計算される。
【0017】なお、液晶パネル104にCRTを用いた
場合は、CRTが自己発光型表示デバイスであるために
バックライトユニット105は必要ない。
場合は、CRTが自己発光型表示デバイスであるために
バックライトユニット105は必要ない。
【0018】[角度の測定]角度測定時には、直線描画
角度算出部107で直線画像が描画され液晶パネルに直
線画像が形成される。直線画像は直線描画角度調整部1
09の操作によりその傾斜角度が制御できる。スクリー
ン101上の直線の傾斜角度を所定の角度にすることに
より、スクリーン鉛直あおり角、スクリーン水平あおり
角、投写器鉛直あおり角が計算される。
角度算出部107で直線画像が描画され液晶パネルに直
線画像が形成される。直線画像は直線描画角度調整部1
09の操作によりその傾斜角度が制御できる。スクリー
ン101上の直線の傾斜角度を所定の角度にすることに
より、スクリーン鉛直あおり角、スクリーン水平あおり
角、投写器鉛直あおり角が計算される。
【0019】図2は本実施例の角度測定方法のフローチ
ャートである。また、図3は本実施例の角度測定時の描
画図形である。以下、図2、図3を用いて角度測定方法
を説明する。
ャートである。また、図3は本実施例の角度測定時の描
画図形である。以下、図2、図3を用いて角度測定方法
を説明する。
【0020】[ステップ201]画像演算部で直線画像デ
ータを生成し液晶パネル104に表示する。同時にスク
リーン101には直線が投写される。
ータを生成し液晶パネル104に表示する。同時にスク
リーン101には直線が投写される。
【0021】[ステップ202]直線描画角度調整部10
9を操作してスクリーン101の直線が水平となるよう
にする。このときの液晶パネル104上の直線(線分)
を直線301とし端点の座標を(yp1,zp1),
(yp2,zp2)とする。
9を操作してスクリーン101の直線が水平となるよう
にする。このときの液晶パネル104上の直線(線分)
を直線301とし端点の座標を(yp1,zp1),
(yp2,zp2)とする。
【0022】[ステップ203]画像演算部で直線画像デ
ータを生成し液晶パネルに表示する。(ステップ201で
生成した直線とは異なる直線)同時にスクリーン101
には直線が表示される。
ータを生成し液晶パネルに表示する。(ステップ201で
生成した直線とは異なる直線)同時にスクリーン101
には直線が表示される。
【0023】[ステップ204]直線描画角度調整部10
9を操作してスクリーン101の直線が水平となるよう
にする。このときの液晶パネル104上の直線(線分)
を直線302とし端点の座標を(yp3,zp3),
(yp4,zp4)とする。但し、ステップ202とは異なっ
た直線とする。
9を操作してスクリーン101の直線が水平となるよう
にする。このときの液晶パネル104上の直線(線分)
を直線302とし端点の座標を(yp3,zp3),
(yp4,zp4)とする。但し、ステップ202とは異なっ
た直線とする。
【0024】[ステップ205]画像演算部で直線画像デ
ータを生成し液晶パネルに表示する。同時にスクリーン
101には直線が投写される。
ータを生成し液晶パネルに表示する。同時にスクリーン
101には直線が投写される。
【0025】[ステップ206]直線描画角度調整調整部
109によりスクリーン101の直線が鉛直となるよう
にする。このときの液晶パネル104上の直線(線分)
を直線303とし端点の座標を(yp5,zp5),
(yp6,zp6)とする。
109によりスクリーン101の直線が鉛直となるよう
にする。このときの液晶パネル104上の直線(線分)
を直線303とし端点の座標を(yp5,zp5),
(yp6,zp6)とする。
【0026】[ステップ207](数7)よりスクリーン
水平あおり角θHを、(数6)より投写器鉛直あおり角
θAを求める。算出方法は後述する。
水平あおり角θHを、(数6)より投写器鉛直あおり角
θAを求める。算出方法は後述する。
【0027】[ステップ208](数14)よりスクリー
ン鉛直あおり角θVを求める。
ン鉛直あおり角θVを求める。
【0028】[ステップ209]演算結果を算出角度表示
部108に表示すると同時に歪補正演算部106に転送
する。
部108に表示すると同時に歪補正演算部106に転送
する。
【0029】図4は本発明の実施例における角度測定装
置の側面図を示すもので、投写器102およびスクリー
ン101を側面から(設置面に対して平行方向から)見
た図である。図4でスクリーン水平あおり角θHと投写
器鉛直あおり角θAを定義する。
置の側面図を示すもので、投写器102およびスクリー
ン101を側面から(設置面に対して平行方向から)見
た図である。図4でスクリーン水平あおり角θHと投写
器鉛直あおり角θAを定義する。
【0030】図5は本発明の実施例における角度測定装
置の上面図を示すもので、投写器102およびスクリー
ン101を上面から(設置面に対して直角方向から)見
た図である。図5でスクリーン鉛直あおり角θVを定義
する。
置の上面図を示すもので、投写器102およびスクリー
ン101を上面から(設置面に対して直角方向から)見
た図である。図5でスクリーン鉛直あおり角θVを定義
する。
【0031】[スクリーン水平あおり角θHと投写器鉛
直あおり角θAの算出]以下のパラメータは既知である
とする。
直あおり角θAの算出]以下のパラメータは既知である
とする。
【0032】 L :投写距離 m :拡大倍率 w :パネル水平1画角長さ h :パネル鉛直1画角長さ ky :水平方向軸ずらし量[画角] kz :鉛直方向軸ずらし量[画角] 直線301において、
【0033】
【数1】
【0034】直線302において、
【0035】
【数2】
【0036】とおき、このとき、
【0037】
【数3】
【0038】とおく。W≠0のとき、
【0039】
【数4】
【0040】と定義する。また、W=0、かつθH≠0
のとき、
のとき、
【0041】
【数5】
【0042】となる。(数4)または(数5)より投写
器鉛直あおり角θAは次式で与えられる。
器鉛直あおり角θAは次式で与えられる。
【0043】
【数6】
【0044】また、スクリーン水平あおり角は次式で与
えられる。
えられる。
【0045】
【数7】
【0046】但し、
【0047】
【数8】
【0048】
【数9】
【0049】
【数10】
【0050】
【数11】
【0051】
【数12】
【0052】
【数13】
【0053】[スクリーン鉛直あおり角θVと投写器鉛
直あおり角θAの算出]スクリーン鉛直あおり角θVは次
式で与えられる。
直あおり角θAの算出]スクリーン鉛直あおり角θVは次
式で与えられる。
【0054】
【数14】
【0055】但し、
【0056】
【数15】
【0057】
【数16】
【0058】
【数17】
【0059】
【数18】
【0060】
【数19】
【0061】
【数20】
【0062】
【数21】
【0063】以上のように本実施例では、液晶パネル面
上に直線の画像を形成し、その直線の画像をスクリーン
に投写してスクリーン上に直線の投写画像を形成し、そ
の直線が水平、鉛直になるようその傾きを変えることに
より投写器の鉛直あおり角、スクリーンの水平、鉛直あ
おり角を計算する。
上に直線の画像を形成し、その直線の画像をスクリーン
に投写してスクリーン上に直線の投写画像を形成し、そ
の直線が水平、鉛直になるようその傾きを変えることに
より投写器の鉛直あおり角、スクリーンの水平、鉛直あ
おり角を計算する。
【0064】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、スクリーンの形状、スクリーンに投写する
図形の形状、原図形の形成方法、求める角度は限定され
ない。また、本実施例は本発明を投写型ディスプレイに
応用した場合の例であるが角度測定のみを目的とする場
合には歪補正演算部106は必要なく、直線描画角度算
出部107の出力を直接に液晶パネル104に接続すれ
ば良い。
のではなく、スクリーンの形状、スクリーンに投写する
図形の形状、原図形の形成方法、求める角度は限定され
ない。また、本実施例は本発明を投写型ディスプレイに
応用した場合の例であるが角度測定のみを目的とする場
合には歪補正演算部106は必要なく、直線描画角度算
出部107の出力を直接に液晶パネル104に接続すれ
ば良い。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明はスクリーンの投写
図形が規定の形状になるように操作して間接的に角度を
測定するため、スクリーンおよび投写器のあおり角を角
度計を用いて測定する必要がない。そのためにスクリー
ンを高所などに設置した場合のようにスクリーンあおり
角の測定困難な場合にも容易に対応でき、作業量も少な
く、たいへん安全に作業が行える。また角度計の目盛り
を読みとり画像演算回路に入力する作業が必要ないの
で、読みとりミス、入力ミスがなく特別な熟練を必要と
せず、非常に大きな効果がある。
図形が規定の形状になるように操作して間接的に角度を
測定するため、スクリーンおよび投写器のあおり角を角
度計を用いて測定する必要がない。そのためにスクリー
ンを高所などに設置した場合のようにスクリーンあおり
角の測定困難な場合にも容易に対応でき、作業量も少な
く、たいへん安全に作業が行える。また角度計の目盛り
を読みとり画像演算回路に入力する作業が必要ないの
で、読みとりミス、入力ミスがなく特別な熟練を必要と
せず、非常に大きな効果がある。
【図1】本発明の実施例における角度測定装置の構成図
【図2】本発明の実施例における角度測定装置のフロー
チャート
チャート
【図3】本発明の実施例における角度測定時の描画図形
【図4】本発明の実施例における角度測定装置の側面図
【図5】本発明の実施例における角度測定装置の上面図
【図6】液晶投写型ディスプレイの構成図
101 スクリーン 102 投写器 103 投写レンズ 104 液晶パネル 105 バックライトユニット 106 歪補正演算部 107 直線描画角度算出部 108 算出角度表示部 109 直線描画角度調整部
Claims (18)
- 【請求項1】原図形を投写してスクリーン上に投写図形
を形成し、前記投写図形が規定の形状になるよう前記原
図形を変形させることにより前記原図形の形成面と基準
設置面のなす角度および前記スクリーンと基準設置面の
なす角度を得ることを特徴とする角度測定方法。 - 【請求項2】基準設置面は地面であることを特徴とする
請求項1記載の角度測定方法。 - 【請求項3】原図形は液晶パネルで形成することを特徴
とする請求項1記載の角度測定方法。 - 【請求項4】原図形はCRTで形成することを特徴とす
る請求項1記載の角度測定方法。 - 【請求項5】原図形を形成する面は平面であることを特
徴とする請求項1記載の角度測定方法。 - 【請求項6】原図形は直線であることを特徴とする請求
項1記載の角度測定方法。 - 【請求項7】原図形照射部と原図形形成部と原図形形成
制御部と原図形投写部とスクリーンを具備し、前記原図
形形成制御部の出力が前記原図形形成部に入力され、前
記原図形照射部の出力光が前記原図形形成部に入射さ
れ、前記原図形形成部の出力光が前記原図形投写部に入
射され、前記原図形投写部の出力光が前記スクリーンに
入射されることを特徴とする角度測定装置。 - 【請求項8】原図形形成部は光の透過率を制御すること
により画像を形成する表示デバイスであることを特徴と
する請求項7記載の角度測定装置。 - 【請求項9】原図形形成部は液晶パネルであることを特
徴とする請求項7記載の角度測定装置。 - 【請求項10】原図形形成部は平面に画像を形成するこ
とを特徴とする請求項7記載の角度測定装置。 - 【請求項11】原図形形成部は曲面に画像を形成するこ
とを特徴とする請求項7記載の角度測定装置。 - 【請求項12】スクリーンは壁面であることを特徴とす
る請求項7記載の角度測定装置。 - 【請求項13】原図形形成部と原図形形成制御部と原図
形投写部とスクリーンを具備し、前記原図形形成制御部
の出力が前記原図形形成部に入力され、前記原図形形成
部の出力光が前記原図形投写部に入射され、前記原図形
投写部の出力光が前記スクリーンに入射されることを特
徴とする角度測定装置。 - 【請求項14】原図形形成部は自己発光型表示デバイス
であることを特徴とする請求項13記載の角度測定装
置。 - 【請求項15】原図形形成部はCRTであることを特徴
とする請求項13記載の角度測定装置。 - 【請求項16】原図形形成部は平面に画像を形成するこ
とを特徴とする請求項13記載の角度測定装置。 - 【請求項17】原図形形成部は曲面に画像を形成するこ
とを特徴とする請求項13記載の角度測定装置。 - 【請求項18】スクリーンは壁面であることを特徴とす
る請求項13記載の角度測定装置。
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