JPH06212520A - 捲縮糸の製造法及びその製造装置 - Google Patents
捲縮糸の製造法及びその製造装置Info
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- JPH06212520A JPH06212520A JP762293A JP762293A JPH06212520A JP H06212520 A JPH06212520 A JP H06212520A JP 762293 A JP762293 A JP 762293A JP 762293 A JP762293 A JP 762293A JP H06212520 A JPH06212520 A JP H06212520A
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- Japan
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- heating box
- heat
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 18
- 230000032258 transport Effects 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
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Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 糸条に完全なる屈曲やダメージを与えるこ
となく効率的に捲縮を付与することができる製造法とそ
の装置を付与することを目的とする。 【構成】 連続糸条を蛇行せしめて走行せしめつつ、
熱固定する捲縮糸の製造法及びその製造装置。
となく効率的に捲縮を付与することができる製造法とそ
の装置を付与することを目的とする。 【構成】 連続糸条を蛇行せしめて走行せしめつつ、
熱固定する捲縮糸の製造法及びその製造装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続糸条を蛇行搬送さ
せ、その形態で熱処理して捲縮糸を製造する捲縮糸の製
造法及びその製造装置に関する。
せ、その形態で熱処理して捲縮糸を製造する捲縮糸の製
造法及びその製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、糸条に捲縮を与える方法及び装置
としては、押込式捲縮装置と呼ばれ、押込ローラーによ
り賦捲室内に糸条を押し込むことにより捲縮を与え、そ
の後乾熱処理もしくはJボックス等で湿熱処理し熱固定
する方法が合成繊維等では一般的である。その他、糸条
供給ローラーに連結してコイル状チューブを垂設して糸
条を回転させながらコンベア上に供給しコンベア上で熱
処理する方法や、トウ状繊維の処理方法としては、相対
して回転する星状ローラーにより挟み込んで機械的に捲
縮を与える方法がある。しかしながら、これらの方法に
おいては糸条に相当な機械力を与えて捲縮形状にするた
め完全なる屈曲やダメージを与えることを余儀無くされ
る。特に、中空糸の場合、糸条が屈曲することは、物自
体の機能を失ってしまうことになるという欠点があっ
た。
としては、押込式捲縮装置と呼ばれ、押込ローラーによ
り賦捲室内に糸条を押し込むことにより捲縮を与え、そ
の後乾熱処理もしくはJボックス等で湿熱処理し熱固定
する方法が合成繊維等では一般的である。その他、糸条
供給ローラーに連結してコイル状チューブを垂設して糸
条を回転させながらコンベア上に供給しコンベア上で熱
処理する方法や、トウ状繊維の処理方法としては、相対
して回転する星状ローラーにより挟み込んで機械的に捲
縮を与える方法がある。しかしながら、これらの方法に
おいては糸条に相当な機械力を与えて捲縮形状にするた
め完全なる屈曲やダメージを与えることを余儀無くされ
る。特に、中空糸の場合、糸条が屈曲することは、物自
体の機能を失ってしまうことになるという欠点があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
課題を解決することを目的としてなされたものであり、
すなわち、糸条に完全なる屈曲やダメージを与えること
なく、効率的に糸条に捲縮を与える方法及びその製造装
置である。
課題を解決することを目的としてなされたものであり、
すなわち、糸条に完全なる屈曲やダメージを与えること
なく、効率的に糸条に捲縮を与える方法及びその製造装
置である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次の手段をとるものである。すなわち、
本発明は、連続糸条を、一定間隔をおいて走行する多数
の円柱の間を蛇行せしめて走行せしめ、熱処理して熱固
定せしめることを特徴とする捲縮糸の製造法、並びに、
フリーローラー、加熱ボックス、及び前記加熱ボックス
内にあり、アタツチメントに円柱を固定したアタツチメ
ント付きチエーンが相対して走行し、糸条を該円柱で蛇
行搬送する糸条搬送部からなることを特徴とする捲縮糸
の製造装置を採用するものである。
決するために、次の手段をとるものである。すなわち、
本発明は、連続糸条を、一定間隔をおいて走行する多数
の円柱の間を蛇行せしめて走行せしめ、熱処理して熱固
定せしめることを特徴とする捲縮糸の製造法、並びに、
フリーローラー、加熱ボックス、及び前記加熱ボックス
内にあり、アタツチメントに円柱を固定したアタツチメ
ント付きチエーンが相対して走行し、糸条を該円柱で蛇
行搬送する糸条搬送部からなることを特徴とする捲縮糸
の製造装置を採用するものである。
【0005】以下に本発明を詳細に説明する。図1は、
本発明の捲縮糸の製造装置の縦断面図であり、図2は、
その主要部分の詳細図である。図2において、連続糸条
1は、アタツチメント付きチエーン2のアタツチメント
4に設けられた円柱3の間を蛇行しながら搬送される。
本発明の捲縮糸の製造装置の縦断面図であり、図2は、
その主要部分の詳細図である。図2において、連続糸条
1は、アタツチメント付きチエーン2のアタツチメント
4に設けられた円柱3の間を蛇行しながら搬送される。
【0006】図1において、加熱ボックス例えば熱風加
熱ボックス5には、図2に示すようなアタツチメント付
きチエーン2が図示しない駆動源より駆動されるスプロ
ケット9により矢印方向に走行される。アタツチメント
4には円柱3が固定されており、このアタツチメント付
きチエーン2は左右に1個ずつ設けられている。ここ
で、連続糸条1は、フリーローラー8から供給され、前
記の円柱の間を蛇行しながら円柱3の走行とともに前方
に進められ、熱風入口6から供給される熱風により熱処
理されて熱固定され、熱風加熱ボックス5より、捲縮を
付与されて排出される。
熱ボックス5には、図2に示すようなアタツチメント付
きチエーン2が図示しない駆動源より駆動されるスプロ
ケット9により矢印方向に走行される。アタツチメント
4には円柱3が固定されており、このアタツチメント付
きチエーン2は左右に1個ずつ設けられている。ここ
で、連続糸条1は、フリーローラー8から供給され、前
記の円柱の間を蛇行しながら円柱3の走行とともに前方
に進められ、熱風入口6から供給される熱風により熱処
理されて熱固定され、熱風加熱ボックス5より、捲縮を
付与されて排出される。
【0007】熱風入口、熱風出口は熱風加熱ボックス内
が均一に加熱されていれば、特にその位置を指定するも
のではない。また、加熱方法においても熱風加熱以外に
加熱するものであれば、ヒーター等特に指定するべきも
のではない。
が均一に加熱されていれば、特にその位置を指定するも
のではない。また、加熱方法においても熱風加熱以外に
加熱するものであれば、ヒーター等特に指定するべきも
のではない。
【0008】相対して走行するチエーン間のクリアラン
スは、ボールネジ、エアーシリンダー等の駆動装置を用
いて、可変であることが望ましい。クリアランスの調整
は、糸条の外径に合わせて行うことが必要である。クリ
アランスが小さすぎると、相対して走行する円柱どうし
が当たり、糸条に必要以上のダメージを与えることにな
る。また、クリアランスが大きすぎると糸条に与える捲
縮が弱くなり、効果が小さくなる。また、欲する糸条の
捲縮形状に合わせて、円柱の形状、チエーンの取付けピ
ッチ等を選ぶことが必要である。また、チエーン、円柱
の材質も耐熱性のもの、糸条に対して耐蝕性を示すもの
であれば、特に指定するものではない。
スは、ボールネジ、エアーシリンダー等の駆動装置を用
いて、可変であることが望ましい。クリアランスの調整
は、糸条の外径に合わせて行うことが必要である。クリ
アランスが小さすぎると、相対して走行する円柱どうし
が当たり、糸条に必要以上のダメージを与えることにな
る。また、クリアランスが大きすぎると糸条に与える捲
縮が弱くなり、効果が小さくなる。また、欲する糸条の
捲縮形状に合わせて、円柱の形状、チエーンの取付けピ
ッチ等を選ぶことが必要である。また、チエーン、円柱
の材質も耐熱性のもの、糸条に対して耐蝕性を示すもの
であれば、特に指定するものではない。
【0009】
【発明の効果】本発明は、糸条に完全なる屈曲やダメー
ジを与えることなく効率的に捲縮を付与することができ
るという顕著な効果を奏する。
ジを与えることなく効率的に捲縮を付与することができ
るという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の捲縮糸の製造装置の縦断面図である。
【図2】図1の主要部分の詳細図である。
連続糸条 アタツチメント付きチエーン 円柱 アタツチメント 熱風加熱ボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D02J 13/00 F
Claims (2)
- 【請求項1】 連続糸条を、一定間隔をおいて走行する
多数の円柱の間を蛇行せしめて走行せしめ、熱処理して
熱固定せしめることを特徴とする捲縮糸の製造法。 - 【請求項2】 フリーローラー、加熱ボックス、及び前
記加熱ボックス内にあり、アタツチメントに円柱を固定
したアタツチメント付きチエーンが相対して走行し、糸
条を該円柱で蛇行搬送する糸条搬送部からなることを特
徴とする捲縮糸の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP762293A JPH06212520A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 捲縮糸の製造法及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP762293A JPH06212520A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 捲縮糸の製造法及びその製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212520A true JPH06212520A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11670925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP762293A Pending JPH06212520A (ja) | 1993-01-20 | 1993-01-20 | 捲縮糸の製造法及びその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06212520A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322703B1 (en) | 1999-04-20 | 2001-11-27 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Method for purifying aqueous suspension |
WO2008093654A1 (ja) | 2007-01-30 | 2008-08-07 | Toray Industries, Inc. | 中空糸膜およびこれが内蔵された中空糸膜モジュール |
-
1993
- 1993-01-20 JP JP762293A patent/JPH06212520A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6322703B1 (en) | 1999-04-20 | 2001-11-27 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Method for purifying aqueous suspension |
US6495041B2 (en) | 1999-04-20 | 2002-12-17 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Method for purifying aqueous suspension |
WO2008093654A1 (ja) | 2007-01-30 | 2008-08-07 | Toray Industries, Inc. | 中空糸膜およびこれが内蔵された中空糸膜モジュール |
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