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JPH06211886A - エリスロマイシン誘導体 - Google Patents

エリスロマイシン誘導体

Info

Publication number
JPH06211886A
JPH06211886A JP27554393A JP27554393A JPH06211886A JP H06211886 A JPH06211886 A JP H06211886A JP 27554393 A JP27554393 A JP 27554393A JP 27554393 A JP27554393 A JP 27554393A JP H06211886 A JPH06211886 A JP H06211886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
methyl
compound
added
methanol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27554393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Koga
弘 古賀
Koichi Tsuzuki
康一 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP27554393A priority Critical patent/JPH06211886A/ja
Publication of JPH06211886A publication Critical patent/JPH06211886A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 [R1は水素原子またはアシル基を、R2,R3は水素原
子、水酸基、アシルオキシ基または一緒になって=O
を、R4は水素原子または低級アルキル基を、R5は低級
アルキル基を、Yは−NR67または−N+8910
-を示す。ここでR6,R7は低級アルキル基、シクロ
アルキル基、低級アルケニル基または低級アルキニル基
を、R8,R9およびR10は水素原子、低級アルキル基、
シクロアルキル基、低級アルケニル基または低級アルキ
ニル基を、Xは陰イオンをそれぞれ示す]で表される化
合物またはその塩。 【効果】 上記化合物またはその塩は、優れた消化管運
動促進作用を示すとともに、従来公知のエリスロマイシ
ン誘導体と比べて、胃酸で分解される度合が著しく低い
ため経口投与が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、哺乳動物の消化管の収
縮運動促進作用を示し、消化管収縮運動促進剤として有
用なエリスロマイシン誘導体またはその塩に関する。
【0002】
【従来の技術】消化管運動促進剤は作用面からみて直接
的アセチルコリン作動薬(ナパジシル酸アクラトニウ
ム)、間接的アセチルコリン作動薬(シサプリド)、ド
ーパミン遮断薬(ドンペリドン)およびオピエート作動
薬(マレイン酸トリメプチン)の4種類に大別され、消
化管運動の機能異常、特に運動低下による消化管不定愁
訴などの消化器症状に対する治療薬として広く用いられ
ている。しかし、これらの薬剤にはドーパミン遮断作用
による錘体外路症状や乳汁分泌亢進等の副作用が伴う。
また、これらの薬剤によって促進された消化管運動の様
式は、自然に発生する生理的な上部消化管から下部消化
管に伝播する運動とは異なるため、下痢、嘔吐などの副
作用が多く伴うことが知られている。
【0003】一方、消化管の収縮運動を刺激する消化管
ホルモンとしてモチリンが知られているが、天然から抽
出および化学合成によるモチリンの供給は満足すべきも
のでなく、大量供給は困難であった。また、モチリンは
22個のアミノ酸からなるペプチドであるため経口剤と
しての開発は困難であった。
【0004】近年、エリスロマイシンおよびその誘導体
が強い消化管収縮運動促進活性を有することが見いださ
れ、その誘導体の一つであるEM−523が消化管運動
促進剤として開発中である(特開昭60−218321
号、特開昭61−87625号、特開昭63−9901
6号、特開昭63−99092号およびThe Jou
rnal of Pharmacology and
Experimental Therapeutics
vol.251,No.2.pp.707−712,
1989)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらEM−5
23は酸に不安定であり、経口投与で用いたときに胃酸
で分解され作用が減弱することが予想される。そこで、
本発明者らは、酸抵抗性で経口投与可能なエリスロマイ
シン誘導体を見いだすため鋭意研究を重ねた結果、文献
未記載の下記の新規なエリスロマイシン誘導体がこのよ
うな性質および作用を有することを発見し、この知見に
基づいて本発明を完成した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の化合物は下記の
一般式(I)で表される。
【0007】
【化2】 [式中、R1は水素原子またはアシル基を、R2およびR
3は同一または異なって水素原子、水酸基、アシルオキ
シ基または一緒になって=Oを、R4は水素原子または
低級アルキル基を、R5は低級アルキル基を、Yは−N
67または−N+8910-をそれぞれ示す。ここ
でR6およびR7は同一または異なって水素原子、アシル
基、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基
を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有して
いてもよい低級アルケニル基または置換基を有していて
もよい低級アルキニル基を、R8,R9およびR10は同一
または異なって水素原子、置換基を有していてもよい低
級アルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキ
ル基、置換基を有していてもよい低級アルケニル基また
は置換基を有していてもよい低級アルキニル基を、Xは
陰イオンをそれぞれ示す]本発明において、アシル基と
はホルミル基、アセチル基、プロピオニル基、ブチリル
基、ピバロイル基、ベンゾイル基、エトキシカルボニル
基、t−ブトキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
ニル基等を示し、アシルオキシ基とは、ホルミルオキシ
基、アセチルオキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチリ
ルオキシ基、ピバロイルオキシ基、ベンゾイルオキシ
基、エトキシカルボニルオキシ基、t−ブトキシカルボ
ニルオキシ基、ベンジルオキシカルボニルオキシ基等を
示し、低級アルキル基とは、炭素数1−6のアルキル基
を示し、好ましくはメチル基、エチル基、n−プロピル
基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基を示し、シクロアルキル基とは炭素数
3−8のシクロアルキル基を示し、好ましくはシクロブ
チル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などを示
し、低級アルケニル基とは炭素数2−6のアルケニル基
を示し、好ましくはビニル基、アリル基、n−ブテニル
基、i−ブテニル基、sec−ブテニル基などを示し、
低級アルキニル基とは炭素数2−6のアルキニル基を示
し、好ましくはエチニル基、プロパルギル基、ブチニル
基などを示し、置換基を有していてもよい低級アルキル
基、シクロアルキル基、低級アルケニル基または低級ア
ルキニル基における置換基としては、水酸基、アミノ
基、ハロゲン原子、ニトリル基、アルキルオキシ基、メ
ルカプト基、ホルミル基等を示し、陰イオンとは、塩素
イオン、臭素イオン、ヨウ素イオン、カルボキシレート
イオン、スルホネートイオン等を示する。また、塩を形
成する酸としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、
硫酸などの無機酸および酢酸、シュウ酸、マレイン酸、
フマル酸、メタンスルホン酸などの有機酸があげられ
る。
【0008】本発明の化合物(I)は、化合物(II)に
塩基存在下、不活性溶媒中アルキル化剤を反応させた
後、必要に応じ脱保護やアルキル化を行うことにより製
造することが出来る。
【0009】
【化3】 [式中、R1,R2,R3,R4およびYは前記と同一の意
味を示す。]該アルキル化反応に用いられるアルキル化
剤としては、アルキルハライドやアルキルスルホネート
等があげられる。塩基としては、例えば、水素化ナトリ
ウム、ナトリウムアルコキシド、カリウムアルコキシ
ド、アルキルリチウム、炭酸カリウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどの金属塩基
やトリエチルアミン、トリメチルアミンなどのアミン類
が用いられる。不活性溶媒としてはメタノール、エタノ
ール、プロパノール、クロロホルム、塩化メチレン、エ
ーテル、テトラヒドロフラン、N,N−ジメチルホルム
アミドなとが用いられる。
【0010】また、本発明化合物(I)は実施例に記載
される具体的な製造法を応用して得ることもできる。
【0011】本発明化合物(I)は、下記の試験例から
明らかなように、EM−523と異なり酸性条件下で活
性の低下がみられず、また経口投与で強い消化管運動促
進作用を示したことから、とくに経口剤として哺乳動物
の消化管の収縮運動促進剤として有用である。
【0012】以下、本発明化合物の製造について、実施
例に基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はこれら
の例によって制限されるものではない。
【0013】
【実施例1】 (1)N,2’−O−ビス(ベンジルオキシカルボニ
ル)−デ(N−メチル)エリスロマイシンA(化合物
1)38.7gを酢酸100mlに溶解し、室温で1時
間撹拌した。減圧下に濃縮して残渣にクロロホルム30
0mlを加え、水100mlで2回、飽和重曹水100
ml、水100mlの順に洗い、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。N,2’−O−ビ
ス(ベンジルオキシカルボニル)−デ(N−メチル)−
8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミ
ケタール(化合物2)の白色粉末37.9g(収率99
%)を得た。化合物1は文献記載の方法によって合成し
た(E.H.Flynn,H.W.Murphy,R.
E.McMahon;Journal of theA
merican Chemical Society
77 3104(1955)。
【0014】
【化4】 (2)化合物2 37.9gと4−ジメチルアミノピリ
ジン38.0gとをジクロロエタン200mlに溶解
し、氷冷下に塩化カルボベンゾキシ28mlを90分か
けて滴下した。5時間後再び氷冷下に4−ジメチルアミ
ノピリジン9.0gと塩化カルボベンゾキシ7.0ml
とを加え、徐々に室温に戻しながら18時間撹拌した。
反応液にジクロロメタン300mlを加え、1N塩酸2
00mlで2回、水200ml、飽和重曹水200m
l、水200mlの順に洗い、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルの
カラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール
−濃アンモニア水(100:1:0.1)にて精製して
N,2’−O,4”−O−トリス(ベンジルオキシカル
ボニル)−デ(N−メチル)−8,9−アンヒドロエリ
スロマイシンA 6.9−ヘミケタール(化合物3)の
白色粉末36.6g(収率83%)を得た。
【0015】
【化5】 (3)化合物3 27.7gをジメチルホルムアミド1
10mlに溶解し、窒素気流中、氷冷下に水素化ナトリ
ウム(60%油性)2.47gを加え10分撹拌後、臭
化ベンジル15mlを加えて2時間反応させた。飽和重
曹水500mlにあけ、ジエチルエーテル500mlで
2回抽出し、抽出液を水200mlで2回洗い、無水硫
酸マグネシウムで乾燥後、減圧下に溶媒を留去した。残
渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(ヘキサン
−酢酸エチル(4:1))にて精製し、N,2’−O,
4”−O−トリス(ベンジルオキシカルボニル)−デ
(N−メチル)−11−O−ベンジル−8,9−アンヒ
ドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール(化合
物4)の白色粉末12.4g(収率41%)を得た。
【0016】
【化6】 (4)化合物4 12.4gをジメチルホルムアミド5
0mlに溶解し、窒素気流中、氷冷下に水素化ナトリウ
ム(60%油性)2.10gを加え15分撹拌後、よう
化メチル6.5mlを加えた。氷冷下で2時間、室温で
2時間反応させた後、飽和重曹水300mlにあけ、ジ
エチルエーテル200mlで2回抽出した。抽出液を水
200mlで2回洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、減圧下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィー(ヘキサン−酢酸エチル(4:
1))にて精製し、N,2’−O,4”−O−トリス
(ベンジルオキシカルボニル)−デ(N−メチル)−1
1−O−ベンジル−12−O−メチル−8,9−アンヒ
ドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール(化合
物5)の白色粉末6.74g(収率53%)を得た。
【0017】
【化7】 (5)化合物5 6.74gをメタノール120mlに
溶解し、10%パラジウム炭素582mgを加えて接触
還元を行った。3時間後、触媒を濾去し、溶媒を減圧下
に留去した。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフ
ィー(クロロホルム−メタノール−濃アンモニア水(1
00:4:0.1))にて精製してデ(N−メチル)−
11−O−ベンジル−12−O−メチル−8,9−アン
ヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール(化
合物6)の白色粉末4.07g(収率90%)を得た。
【0018】
【化8】
【0019】
【実施例2】デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−
12−O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシ
ンA 6,9−ヘミケタール(化合物6)304mgを
メタノール10mlに溶解し、10%パラジウム炭素1
09mg、トリフルオロ酢酸34μlを加えて接触還元
を行った。12時間後、触媒を濾去し、溶媒を減圧下に
留去した。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィ
ー(クロロホルム−メタノール−濃アンモニア水(10
0:4:0.1))にて精製し、デ(N−メチル)−1
2−O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A 6,9−ヘミケタール(化合物7)の白色粉末21
2mg(収率78%)を得た。
【0020】
【化9】
【0021】
【実施例3】 (1)化合物6 982mgをメタノール10mlに溶
解し35%ホルムアルデヒド水溶液0.5ml、シアノ
水素化ほう素ナトリウム233mgを加えて室温にて9
0分撹拌した。飽和重曹水50mlにあけ、生じた白色
の沈殿を濾取し水で洗い、乾燥させた後シリカゲルのカ
ラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール−
濃アンモニア水(100:4:0.1))にて精製し
た。11−O−ベンジル−12−O−メチル−8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール
(化合物8)の白色粉末764mg(収率76%)を得
た。
【0022】
【化10】 (2)この化合物8 597mgをメタノール10ml
に溶解し、10%パラジウム炭素217mg、トリフル
オロ酢酸60μlを加えて接触還元を行った。24時間
後、触媒を濾去し溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリ
カゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロホルム−メ
タノール−濃アンモニア水(100:3:0.1))で
精製し、12−O−メチル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA 6,9−ヘミケタール(化合物9)の
白色粉末292mg(収率55%)を得た。
【0023】
【化11】
【0024】
【実施例4】 (1)化合物6 1.04gをメタノール20mlに溶
解しジイソプロピルエチルアミン3.4ml、よう化エ
チル1.0mlを加えて室温にて4日間撹拌した。溶媒
を減圧下に留去し、残渣をシリカゲルのカラムクロマト
グラフィー(クロロホルム−メタノール−濃アンモニア
水(100:2:0.1))で精製して、N−エチル−
デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−12−O−メ
チル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9
−ヘミケタール(化合物10)の白色粉末573mg
(収率53%)を得た。
【0025】
【化12】 (2)この化合物10 427mgをメタノール10m
lに溶解し、10%パラジウム炭素115mg、トリフ
ルオロ酢酸54μlを加えて接触還元を行った。24時
間後、触媒を濾去し、溶媒を減圧下に留去して得られた
残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロ
ホルム−メタノール−濃アンモニア水(100:3:
0.1))にて精製してN−エチル−デ(N−メチル)
−12−O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA 6,9−ヘミケタール(化合物11)の白色粉
末280mg(収率73%)を得た。
【0026】
【化13】
【0027】
【実施例5】 (1)化合物6 1.03gをメタノール20mlに溶
解しジイソプロピルエチルアミン2.2ml、よう化イ
ソプロピル2.5mlを加えて50℃で撹拌した。反応
開始後1日および4日後に、ジイソプロピルエチルアミ
ン2.2ml、よう化イソプロピル2.5mlを追加し
た。6日間反応させた後、溶媒を減圧下に留去し、クロ
ロホルム50mlを加え、飽和重曹水50ml、水50
mlの順に洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧
下に溶媒を留去した。残渣をシリカゲルのカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム−メタノール−濃アンモニ
ア水(100:2:0.1))で精製してN−イソプロ
ピル−デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−12−
O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物12)の白色粉末872
mg(収率80%)を得た。
【0028】
【化14】 (2)この化合物12 657mgをメタノール15m
lに溶解し、10%パラジウム炭素404mg、トリフ
ルオロ酢酸0.1mlを加えて接触還元した。24時間
後、触媒を濾去し、溶媒を減圧下に留去して得られた残
渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロホ
ルム−メタノール−濃アンモニア水(100:3:0.
1))にて精製してN−イソプロピル−デ(N−メチ
ル)−12−O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA 6,9−ヘミケタール(化合物13)の白
色粉末396mg(収率67%)を得た。
【0029】
【化15】
【0030】
【実施例6】 (1)デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−12−
O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物6)130mgをメタノ
ール3mlに溶解しシクロペンタノン0.061ml、
シアノ水素化ほう素ナトリウム24mgを加えて室温に
て23時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去し、水を加え
ジクロロメタンにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗
い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去
した。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム−メタノール(250:1))にて精製
し、N−シクロペンチル−デ(N−メチル)−11−O
−ベンジル−12−O−メチル−8,9−アンヒドロエ
リスロマイシンA 6,9−ヘミケタール(化合物1
4)の白色粉末120mg(収率85%)を得た。
【0031】(2)この化合物14 120mgをメタ
ノール5mlに溶解し、10%パラジウム炭素24m
g、トリフルオロ酢酸0.026mlを加えて接触還元
した。触媒を濾去し、溶媒を減圧下に留去して得られた
残渣にクロロホルムを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール−濃
アンモニア水(150:1:0.1))にて精製し、N
−シクロペンチル−デ(N−メチル)−12−O−メチ
ル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−
ヘミケタール(化合物15)の白色粉末を53mg(収
率49%)を得た。
【0032】
【化16】
【0033】
【実施例7】 (1)デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−12−
O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物6)130mgをメタノ
ール3mlに溶解しジイソプロピルエチルアミン0.2
8ml、1−ヨードプロパン0.64mlを加えて50
℃で22時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去して得られ
た残渣にクロロホルムを加え、飽和炭酸水素ナトリウム
水溶液、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール(3
00:1))にて精製し、N−プロピル−デ(N−メチ
ル)−11−O−ベンジル−12−O−メチル−8,9
−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケター
ル(化合物16)の白色粉末110mg(収率81%)
を得た。
【0034】(2)この化合物16 110mgをメタ
ノール5mlに溶解し、10%パラジウム炭素22m
g、トリフルオロ酢酸0.025mlを加えて接触還元
した。触媒を濾去し、溶媒を減圧下に留去して得られた
残渣にクロロホルムを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール−濃
アンモニア水(150:1:0.1))にて精製し、N
−プロピル−デ(N−メチル)−12−O−メチル−
8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミ
ケタール(化合物17)の白色粉末を38mg(収率3
8%)を得た。
【0035】
【化17】
【0036】
【実施例8】 (1)デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−12−
O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物6)230mgをメタノ
ール4mlに溶解しジイソプロピルエチルアミン0.5
0ml、2−ブロモエタノール1.43gを加えて50
℃で14時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去して得られ
た残渣にジクロロメタンを加え、水、飽和食塩水で洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留
去した。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム−メタノール−濃アンモニア水(75:
1:0.1))にて精製し、N−(2−ヒドロキシエチ
ル)−デ(N−メチル)−11−O−ベンジル−12−
O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物18)の白色粉末189
mg(収率78%)を得た。
【0037】(2)この化合物18 190mgをエタ
ノール5mlに溶解し、10%パラジウム炭素30m
g、トリフルオロ酢酸0.043mlを加えて接触還元
した。触媒を濾去し、溶媒を減圧下に留去して得られた
残渣にクロロホルムを加え、飽和炭酸水素ナトリウム水
溶液、飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥
後、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルのカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム−メタノール−濃
アンモニア水(150:1:0.1))にて精製し、N
−(2−ヒドロキシエチル)−デ(N−メチル)−12
−O−メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物19)の白色粉末を5
0mg(収率30%)を得た。
【0038】
【化18】
【0039】
【実施例9】デ(N−メチル)12−O−メチル−8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケター
ル(化合物7)120mgをメタノール3mlに溶解
し、炭酸水素ナトリウム28mg、臭化アリル0.03
5mlを加えて40℃で15時間撹拌した。溶媒を減圧
下に留去して得られた残渣にクロロホルムを加え、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗い、無水硫
酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。残渣
をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロホル
ム−メタノール(300:1))にて精製し、N−アリ
ル−デ(N−メチル)−12−O−メチル−8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール
(化合物20)の白色粉末19mg(収率15%)を得
た。
【0040】
【化19】
【0041】
【実施例10】 (1)デ(N−メチル)−12−O−メチル−8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケター
ル(化合物7)100mgをアセトニトリル3mlに溶
解し、35%ホルムアルデヒド水溶液0.18g、シア
ノ水素化ほう素ナトリウム26mgを加えて室温にて2
時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去し、水を加えてクロ
ロホルムにて抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗い、無
水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。
残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(クロロ
ホルム−メタノール−濃アンモニア水(150:1:
0.1))にて精製し、12−O−メチル−8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール(化
合物21)の白色粉末110mgを得た。
【0042】(2)この化合物21 120mgをクロ
ロホルム3mlに溶解し、プロパルギルブロマイド0.
095mlを加えて室温にて11時間撹拌した。溶媒を
減圧下に留去し得られた残渣をシリカゲルのカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム−メタノール−濃アンモ
ニア水(10:1:0.1))にて精製し、12−O−
メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,
9−ヘミケタールプロパルギルブロミド(化合物22)
の白色粉末30mg(収率23%)を得た。
【0043】
【化20】
【0044】
【実施例11】 (1)デ(N−メチル)−12−O−メチル−8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール
(化合物6)45mgをアセトニトリル2mlに溶解し
ジイソプロピルエチルアミン0.11ml、N−(2−
ブロモエチル)−フタルイミド510mgを加えて50
℃で25時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去して得られ
た残渣にクロロホルムを加え、水、飽和食塩水で洗い、
無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去し
た。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー(ク
ロロホルム)にて精製し、N−(2−(N−フタルイミ
ド)エチル)−デ(N−メチル)−12−O−メチル−
8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミ
ケタール(化合物23)の白色粉末20mg(収率36
%)を得た。
【0045】(2)N−(2−(N−フタルイミド)エ
チル)−デ(N−メチル)−12−O−メチル−8,9
−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケター
ル(化合物23)20mgをメタノール2mlに溶解し
40%メチルアミンのメタノール溶液0.5mlを加え
て室温下1時間撹拌した。溶媒を減圧下に留去して得ら
れた残渣にクロロホルムを加え、水、飽和食塩水で洗
い、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留
去した。残渣をシリカゲルのカラムクロマトグラフィー
(クロロホルム−メタノール−濃アンモニア水(15
0:1:0.1))にて精製し、N−(2−アミノエチ
ル)−デ(N−メチル)−12−O−メチル−8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール
(化合物24)の白色粉末13mg(収率80%)を得
た。
【0046】
【化21】 上記実施例において実際に製造された化合物のうち、化
合物6,7,9,11及び13について、各々のNMR
スペクトルデータ、MSスペクトル値及び旋光度を表1
に、化合物15,17,19,20,22及び24につ
いて、各々のNMRスペクトルデータ、MSスペクトル
値及び旋光度を表2にそれぞれ示す。
【0047】
【表1】
【表2】
【0048】
【試験例1】モチリンレセプター結合試験は次に示す方
法で行った[V.Bormansら、Regul.Pe
ptides,15,143(1986)]、屠殺した
ウサギより、十二指腸を摘出し、筋層から粘膜を剥離し
た後、50mM Tris溶液(pH7.4)中でho
mogenizeして蛋白液とした。125Iラベルモチ
リン(大塚アッセイ研より購入)25pMと蛋白液を2
5℃で120分インキュベートした後、蛋白中の放射活
性をγカウンターで測定し、何も添加しなかった際の放
射活性と大過剰のモチリン(1×10-7M)を添加した
際の放射活性の差を特異的結合とした。検体の効力は特
異的結合を50%に減少させる薬剤の濃度IC50(M)
で表した。薬剤はDMSO溶液に溶解し、蛋白液に添加
した(最終DMSO濃度は1%)。また酸に対する抵抗
性を検討する実験では薬物を塩酸溶液(pH2.5)に
溶解し、室温で120分放置した後に蛋白液に添加し実
験に供した。
【0049】その結果、DMSO溶液でのIC50(M)
はEM−523 3×10-9に対し化合物13は8×1
-9でありこの2検体の活性は同等であった。塩酸溶液
ではEM−523のIC50(M)は3×10-7となりD
MSO溶液と比べ活性が100分の1に低下したが化合
物13のIC50(M)は2×10-8でありDMSO溶液
と殆ど差がなかった。このことから化合物13はEM−
523よりも酸で分解されにくいことが証明された。
【0050】
【表3】
【0051】
【試験例2】消化管収縮運動測定は次に示す方法で行っ
た[伊藤漸,日本平滑筋学会雑誌,13,33(197
6)]。体重約10kgのビーグル犬をあらかじめ全身
麻酔下に開腹し、胃前庭部、十二指腸および空腸の漿膜
面にそれぞれの輪状筋の収縮が測定できる方向に、フォ
ース・トランスジューサーを慢性逢着した。また胃内に
薬物を直接投与するために医薬用シリコンチューブを胃
内に留置した、フォース・トランスジューサーの導線お
よびシリコンチューブは、背部から引出し、皮膚に固定
した、手術後イヌは実験用個別ケージの中で飼育し、餌
は1日1回与えた。
【0052】フォース・トランスジューサーの原理は、
逢着した部分の消化管が収縮し、トランスジューサーに
曲げの歪みがかかると、その力に比例した波形をペン書
きオシログラフ上に記録するものであり、フォース・ト
ランスジューサーからの導線をオシログラフに接続する
ことにより直ちに収縮波形を記録することができる。消
化管の収縮運動は、その収縮パターンから食後の時期と
空腹の時期に二大別される。
【0053】実験は手術2週間後より開始し、空腹期
で、胃に空腹期収縮の起きていない休止期に行った。す
なわち、胃内に留置したシリコンチューブを介し、約1
0秒かけて試料を胃内に直接注入した。薬剤はあらかじ
めエタノールに溶解した後生理食塩水で希釈し、全量を
3mlとした。
【0054】消化管収縮運動促進効果を定量的に表すた
め、胃における運動が静止状態の時の基線と収縮波形と
の間で面積をMotor Index(MI)とし、胃
運動量の指標とした[Inatomiら、J.Phar
macol.Exp.Ther.,251,707(1
989)]。MIは、胃に逢着したフォース・トランス
ジューサーからの信号をコンピューター(PC−980
1,NEC)に入力し、計算した。空腹期に自然に起こ
る空腹期伝播性収縮の胃運動量はこの方法で計算された
MIで表すとMI=100から200となる。そこでM
I=150を表すのに必要な薬剤の投与量をMI150
して薬剤の消化管運動促進効果の指標とした。
【0055】胃内に投与することにより、EM−523
および化合物13はそれぞれ消化管運動促進作用を示
し、それぞれのMI150は、14.6μg/kgおよび
2.3μg/kgであった。化合物13はEM−523
に比べ、胃内投与において約6倍強い消化管運動促進作
用を示した。
【0056】
【発明の効果】消化管運動促進作用を有する本発明のエ
リスロマイシン誘導体は、EM−523のような従来公
知のエリスロマイシン誘導体よりも、酸に対する安定性
の点で著しく優れている。本発明のエリスロマイシン誘
導体は、酸に不安定な従来のエリスロマイシン誘導体と
は異なり、胃酸で分解される度合が極めて低いので、経
口投与で用いても強い消化管運動促進作用を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 [式中、R1は水素原子またはアシル基を、R2およびR
    3は同一または異なって水素原子、水酸基、アシルオキ
    シ基または一緒になって=Oを、R4は水素原子または
    低級アルキル基を、R5は低級アルキル基を、Yは−N
    67または−N+8910-をそれぞれ示す。ここ
    でR6およびR7は同一または異なって水素原子、アシル
    基、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置換基
    を有していてもよいシクロアルキル基、置換基を有して
    いてもよい低級アルケニル基または置換基を有していて
    もよい低級アルキニル基を、R8,R9およびR10は同一
    または異なって水素原子、置換基を有していてもよい低
    級アルキル基、置換基を有していてもよいシクロアルキ
    ル基、置換基を有していてもよい低級アルケニル基また
    は置換基を有していてもよい低級アルキニル基を、Xは
    陰イオンをそれぞれ示す]で表される化合物またはその
    塩。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997031930A1 (fr) * 1996-03-01 1997-09-04 Takeda Chemical Industries, Ltd. Processus de preparation de derives d'erythromycine
JP2007204490A (ja) * 1995-08-03 2007-08-16 Chugai Pharmaceut Co Ltd エリスロマイシン誘導体の製造方法
US7700599B2 (en) 2006-06-28 2010-04-20 Glaxo Group Limited Gpr38 Receptor Agonists
US8012981B2 (en) 2006-06-15 2011-09-06 Glaxo Group Limited Benzylpiperazine derivatives as motilin receptor agonists

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