JPH06210625A - コンクリート管の切断方法及びその装置 - Google Patents
コンクリート管の切断方法及びその装置Info
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- JPH06210625A JPH06210625A JP29660492A JP29660492A JPH06210625A JP H06210625 A JPH06210625 A JP H06210625A JP 29660492 A JP29660492 A JP 29660492A JP 29660492 A JP29660492 A JP 29660492A JP H06210625 A JPH06210625 A JP H06210625A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 8
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 abstract description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 238000009933 burial Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 229910003460 diamond Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010432 diamond Substances 0.000 description 1
- 239000002223 garnet Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大径かつ厚い地中に埋設された管でも安全、
かつ容易に、しかも迅速に振動等の公害を発生すること
なく切断することができるコンクリート管切断方法及び
その装置を提供する。 【構成】 コンクリート管30の内部に複数の脚3を張
り出して回転台7を固定し、回転台上に先端部にカッタ
ー23を備えたシャフト22を径方向に進退自在に設
け、カッターにより管の内側から切断しつつシャフトを
進退させて切り込み深さを調節し、回転台を回転させる
ことにより管全周を切断してなるコンクリート管の切断
方法としたものであり、また、回転台7にコンクリート
内壁に当接する複数の脚3を突設し、回転台7にシャフ
ト22を半径方向に進退自在に支持し、シャフト先端に
カッター23を設けることによりコンクリート管の切断
装置を構成したものであり、それにより、大径かつ厚い
地中に埋設された管でも安全、かつ容易に、しかも迅速
に振動等の公害を発生することなく切断するようにした
ものである。
かつ容易に、しかも迅速に振動等の公害を発生すること
なく切断することができるコンクリート管切断方法及び
その装置を提供する。 【構成】 コンクリート管30の内部に複数の脚3を張
り出して回転台7を固定し、回転台上に先端部にカッタ
ー23を備えたシャフト22を径方向に進退自在に設
け、カッターにより管の内側から切断しつつシャフトを
進退させて切り込み深さを調節し、回転台を回転させる
ことにより管全周を切断してなるコンクリート管の切断
方法としたものであり、また、回転台7にコンクリート
内壁に当接する複数の脚3を突設し、回転台7にシャフ
ト22を半径方向に進退自在に支持し、シャフト先端に
カッター23を設けることによりコンクリート管の切断
装置を構成したものであり、それにより、大径かつ厚い
地中に埋設された管でも安全、かつ容易に、しかも迅速
に振動等の公害を発生することなく切断するようにした
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大径のコンクリート管を
内側から切断するためのコンクリート管の切断方法と切
断するための装置に関する。
内側から切断するためのコンクリート管の切断方法と切
断するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート管の切断に際しては、従来
は、コンクリート管を床面に置き、管の外側から道路用
コンクリートカッターを設置して、被切断物を回転させ
て切る方法や、比較的薄い管の場合は、手持ちのカッタ
ーを使用して切断する等の方法がとられている。
は、コンクリート管を床面に置き、管の外側から道路用
コンクリートカッターを設置して、被切断物を回転させ
て切る方法や、比較的薄い管の場合は、手持ちのカッタ
ーを使用して切断する等の方法がとられている。
【0003】また、大径のコンクリート管の場合には、
そのほか、コンクリート管の内側、あるいは外側にアン
カーでレールを固定し、切断機をレール上に支持させつ
つ走行させて切断することも行なわれている。
そのほか、コンクリート管の内側、あるいは外側にアン
カーでレールを固定し、切断機をレール上に支持させつ
つ走行させて切断することも行なわれている。
【0004】一方、例えば地下鉄工事や地下街の新設工
事に際しては、既存の下水管や共同溝等を撤去すること
があり、その際は、振動式ハンマーを取付けた建設機械
を利用して破砕することもある。
事に際しては、既存の下水管や共同溝等を撤去すること
があり、その際は、振動式ハンマーを取付けた建設機械
を利用して破砕することもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のコンクリー
ト管を切断する各種の方法のうち、アンカーでレールを
固定して切断機を走行させて切断する方法においては、
円形のコンクリート管の全周を切断するにはレールを何
回も取外し、取り付ける作業を繰り返さなければなら
ず、多くの手数及び作業時間を要していた。
ト管を切断する各種の方法のうち、アンカーでレールを
固定して切断機を走行させて切断する方法においては、
円形のコンクリート管の全周を切断するにはレールを何
回も取外し、取り付ける作業を繰り返さなければなら
ず、多くの手数及び作業時間を要していた。
【0006】また、振動式ハンマーを用いる方式では、
その作業時に大きな振動、騒音を生じるため、市街地で
は採用することができない。更にハンドカッターで切断
することは、管の厚さ、管内部での作業の危険性のため
採用することが困難である。特にこれらの管は、直径1
乃至1.5mの管の場合、その厚さは80乃至150m
mあり、また直径1.5乃至2.5mの管の場合は、そ
の厚さは150乃至250mmあるほか、その現場の状
況及び地中埋設深さに応じて、後からコンクリートを打
ち増しし、その厚さは400乃至500mに及ぶことも
ある。したがってハンドカッターの通常の切断能力であ
る50乃至100mm程度のものでは、これらの切断に
対応することができない。
その作業時に大きな振動、騒音を生じるため、市街地で
は採用することができない。更にハンドカッターで切断
することは、管の厚さ、管内部での作業の危険性のため
採用することが困難である。特にこれらの管は、直径1
乃至1.5mの管の場合、その厚さは80乃至150m
mあり、また直径1.5乃至2.5mの管の場合は、そ
の厚さは150乃至250mmあるほか、その現場の状
況及び地中埋設深さに応じて、後からコンクリートを打
ち増しし、その厚さは400乃至500mに及ぶことも
ある。したがってハンドカッターの通常の切断能力であ
る50乃至100mm程度のものでは、これらの切断に
対応することができない。
【0007】したがって、本発明は、大径かつ厚い地中
に埋設された管でも安全、かつ容易に、しかも迅速に振
動等の公害を発生することなく切断することができるコ
ンクリート管切断方法及びその装置を提供することを目
的とする。
に埋設された管でも安全、かつ容易に、しかも迅速に振
動等の公害を発生することなく切断することができるコ
ンクリート管切断方法及びその装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、コンクリート管の内部に複数の脚を張り出
して回転台を固定し、回転台上に先端部にカッターを備
えたシャフトを径方向に進退自在に設け、カッターによ
り管の内側から切断しつつシャフトを進退させて切り込
み深さを調節し、回転台を回転させることにより管全周
を切断してなるコンクリート管の切断方法としたもので
あり、また、回転台にコンクリート内壁に当接する複数
の脚を突設し、該回転台にシャフトを半径方向に進退自
在に支持し、シャフト先端にカッターを設けることによ
りコンクリート管の切断装置を構成したものであり、そ
れにより、大径かつ厚い地中に埋設された管でも安全、
かつ容易に、しかも迅速に振動等の公害を発生すること
なく切断するようにしたものである。
決するため、コンクリート管の内部に複数の脚を張り出
して回転台を固定し、回転台上に先端部にカッターを備
えたシャフトを径方向に進退自在に設け、カッターによ
り管の内側から切断しつつシャフトを進退させて切り込
み深さを調節し、回転台を回転させることにより管全周
を切断してなるコンクリート管の切断方法としたもので
あり、また、回転台にコンクリート内壁に当接する複数
の脚を突設し、該回転台にシャフトを半径方向に進退自
在に支持し、シャフト先端にカッターを設けることによ
りコンクリート管の切断装置を構成したものであり、そ
れにより、大径かつ厚い地中に埋設された管でも安全、
かつ容易に、しかも迅速に振動等の公害を発生すること
なく切断するようにしたものである。
【0009】
【作用】本発明は、上記のように構成したので、コンク
リート管の切断に際しては、回転台に突設した複数の脚
をコンクリート管の内部に張り出して固定し、この回転
台にシャフトを半径方向に進退自在に支持し、このシャ
フトの先端にカッターを設け、カッターの作動によりコ
ンクリート管内壁を切断し、シャフトの半径方向の進退
により切り込みを調節し、更に回転台を回転させること
によってカッターをコンクリート管の全周を移動させて
コンクリート管の全周を切断する。
リート管の切断に際しては、回転台に突設した複数の脚
をコンクリート管の内部に張り出して固定し、この回転
台にシャフトを半径方向に進退自在に支持し、このシャ
フトの先端にカッターを設け、カッターの作動によりコ
ンクリート管内壁を切断し、シャフトの半径方向の進退
により切り込みを調節し、更に回転台を回転させること
によってカッターをコンクリート管の全周を移動させて
コンクリート管の全周を切断する。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に沿って説明する。中
心に開口1を備えた基台2の外周には3本の脚3が等間
隔で張り出しており、、その先端には、調整脚4が脚3
に内蔵したシリンダ5により突出自在に設けている。基
台2の中心の開口1には、外周にギヤ6を有する回転台
7に固定した軸8を挿通しており、軸8の端部は、ナッ
ト10により基台2にスラストベアリング11を介して
締め付け固定している。回転台7と基台2間にもスラス
トベアリング12を設け、それにより回転台7は基台2
に支持され、軸8を中心に回転自在としている。
心に開口1を備えた基台2の外周には3本の脚3が等間
隔で張り出しており、、その先端には、調整脚4が脚3
に内蔵したシリンダ5により突出自在に設けている。基
台2の中心の開口1には、外周にギヤ6を有する回転台
7に固定した軸8を挿通しており、軸8の端部は、ナッ
ト10により基台2にスラストベアリング11を介して
締め付け固定している。回転台7と基台2間にもスラス
トベアリング12を設け、それにより回転台7は基台2
に支持され、軸8を中心に回転自在としている。
【0011】回転台7上には、シャフト13を摺動自在
に貫通させて支持する支持ブロック14を固定してお
り、シャフト13の上面にはラック15を備え、支持ブ
ロック14の側部に固定したシャフト送りモータ16で
駆動されるピニオン17がこのラック15と噛み合い、
シャフト送りモータ16の駆動によってピニオン17を
回転させると、シャフト13は、支持ブロック14に支
持されつつ半径方向に出没可能ととなっている。
に貫通させて支持する支持ブロック14を固定してお
り、シャフト13の上面にはラック15を備え、支持ブ
ロック14の側部に固定したシャフト送りモータ16で
駆動されるピニオン17がこのラック15と噛み合い、
シャフト送りモータ16の駆動によってピニオン17を
回転させると、シャフト13は、支持ブロック14に支
持されつつ半径方向に出没可能ととなっている。
【0012】シャフト13の先端にはブレード駆動モー
タ18が固定され、ブレード駆動モータ18は、減速ギ
ヤ20を介して軸21先端のフランジ22に固定したブ
レード23を回転する。シャフト13には、ブレード2
3の一部を覆うブレードカバー24を固定している。ブ
レードカバー24には通水管を設け、ブレードカバー2
4の周囲に設けたノズル25から冷却水を噴出可能とし
ている。
タ18が固定され、ブレード駆動モータ18は、減速ギ
ヤ20を介して軸21先端のフランジ22に固定したブ
レード23を回転する。シャフト13には、ブレード2
3の一部を覆うブレードカバー24を固定している。ブ
レードカバー24には通水管を設け、ブレードカバー2
4の周囲に設けたノズル25から冷却水を噴出可能とし
ている。
【0013】脚3には、回転台駆動モータ26が固定さ
れ、回転台7ノ外周のギヤ6と噛み合うピニオン27を
駆動することにより回転台7を回転せ、それによりシャ
フト13を軸8を中心に回転可能とする。
れ、回転台7ノ外周のギヤ6と噛み合うピニオン27を
駆動することにより回転台7を回転せ、それによりシャ
フト13を軸8を中心に回転可能とする。
【0014】上記装置により地下埋設のコンクリート管
30の切断に際しては、上記の装置を予め組み立ててお
き、調整脚4を最も短い状態で、かつシャフト13を最
も短くした状態として、切断すべきコンクリート管の所
定位置に搬送する。
30の切断に際しては、上記の装置を予め組み立ててお
き、調整脚4を最も短い状態で、かつシャフト13を最
も短くした状態として、切断すべきコンクリート管の所
定位置に搬送する。
【0015】その所定位置において、3個の各油圧シリ
ンダ5の作動を調整しつつ調整脚を伸ばし、基台2の中
心の開口1が管の中心になるようセットし、その位置で
各油圧シリンダを同時に作動して増し締めして、これら
の装置を管内に強固に支持する。
ンダ5の作動を調整しつつ調整脚を伸ばし、基台2の中
心の開口1が管の中心になるようセットし、その位置で
各油圧シリンダを同時に作動して増し締めして、これら
の装置を管内に強固に支持する。
【0016】次いでブレード駆動モータ18を駆動し、
ブレード23を高速で回転させつつ、ブレードカバー2
4に設けたノズル25からブレード23による切断部に
向けて冷却水を噴出させる。その後、シャフト送りモー
タ16を駆動して、ピニオン17とラック15の噛み合
いにより徐々にシャフト13を伸ばし、ブレード23を
コンクリート管30内に切断しつつ喰い込ませ、ブレー
ド23の先端をコンクリート管30の外壁まで突出させ
る。
ブレード23を高速で回転させつつ、ブレードカバー2
4に設けたノズル25からブレード23による切断部に
向けて冷却水を噴出させる。その後、シャフト送りモー
タ16を駆動して、ピニオン17とラック15の噛み合
いにより徐々にシャフト13を伸ばし、ブレード23を
コンクリート管30内に切断しつつ喰い込ませ、ブレー
ド23の先端をコンクリート管30の外壁まで突出させ
る。
【0017】この状態から回転台駆動モータ26を駆動
すると、ピニオン27とギヤ6の噛み合いにより回転台
7が回転し、ブレードは、次第にコンクリート管30の
全周にわたって切断していき、ブレードが元の位置に戻
ると切断は完了する。なお、コンクリート管30の切断
に際し、最初のブレードをコンクリート管30の内壁か
ら僅かに切り込みを入れ、その状態で回転台駆動モータ
26を駆動して回転台を回転させ、全周同じ切り込み深
さで切断した後、再びシャフトを僅かに伸長させて切り
込みを深くし、この状態で全周の切断を行ない、この作
動を繰り返すことによりコンクリート管の厚さを切断す
るよう操作しても良い。
すると、ピニオン27とギヤ6の噛み合いにより回転台
7が回転し、ブレードは、次第にコンクリート管30の
全周にわたって切断していき、ブレードが元の位置に戻
ると切断は完了する。なお、コンクリート管30の切断
に際し、最初のブレードをコンクリート管30の内壁か
ら僅かに切り込みを入れ、その状態で回転台駆動モータ
26を駆動して回転台を回転させ、全周同じ切り込み深
さで切断した後、再びシャフトを僅かに伸長させて切り
込みを深くし、この状態で全周の切断を行ない、この作
動を繰り返すことによりコンクリート管の厚さを切断す
るよう操作しても良い。
【0018】上記の実施例のほか、必要に応じて各種の
実施の態様を採用することができ、例えば、脚3は3本
のほか4本等任意の本数が採用でき、調整脚4は油圧シ
リンダによるもののほか、ねじ式ジャッキを用いても良
く、調整脚4の管内壁面との当接部には車輪を取り付
け、次の切断個所への移動を容易にするよう構成しても
良い。
実施の態様を採用することができ、例えば、脚3は3本
のほか4本等任意の本数が採用でき、調整脚4は油圧シ
リンダによるもののほか、ねじ式ジャッキを用いても良
く、調整脚4の管内壁面との当接部には車輪を取り付
け、次の切断個所への移動を容易にするよう構成しても
良い。
【0019】また、コンクリート管を切断するカッター
としては各種のブレードを採用可能であり、ダイヤモン
ドブレードを用いても良く、更にブレードを用いずウォ
ータージェットノズルを用いて水圧による切断を行なっ
ても良い。このようなウォータージェットによる切断に
際しては、切断個所の管外に高圧水が飛び出るため、強
固な水受けを切断部分に設けることが望ましく、更に鉄
筋を同時に切断する場合は、水だけでなくガーネット等
を同時に使用することにより切断することができる。ま
た、このようなウォータージェットの切断手段を用いる
ことにより、マンホールの内側の円形側壁部も容易に切
断することができる。
としては各種のブレードを採用可能であり、ダイヤモン
ドブレードを用いても良く、更にブレードを用いずウォ
ータージェットノズルを用いて水圧による切断を行なっ
ても良い。このようなウォータージェットによる切断に
際しては、切断個所の管外に高圧水が飛び出るため、強
固な水受けを切断部分に設けることが望ましく、更に鉄
筋を同時に切断する場合は、水だけでなくガーネット等
を同時に使用することにより切断することができる。ま
た、このようなウォータージェットの切断手段を用いる
ことにより、マンホールの内側の円形側壁部も容易に切
断することができる。
【0020】シャフトの移動に際してはラックとピニオ
ンによるもののほか、油圧シリンダによって駆動しても
良く、またチェンにより作動しても良い。また、ブレー
ド駆動モータとしては油圧モータや高周波モータを採用
することが可能である。
ンによるもののほか、油圧シリンダによって駆動しても
良く、またチェンにより作動しても良い。また、ブレー
ド駆動モータとしては油圧モータや高周波モータを採用
することが可能である。
【0021】一方、脚の支持及び移動を容易にするた
め、1つの脚の側部から下方に向けて補助脚を張り出
し、補助脚下端を管内壁に支持させ、これらの切断装置
が独立して立てるようにしても良く、その際、各調整脚
の端部に車輪を設けるほか補助脚下端にも車輪を設け、
管内外を自由に移動可能に構成しても良い。
め、1つの脚の側部から下方に向けて補助脚を張り出
し、補助脚下端を管内壁に支持させ、これらの切断装置
が独立して立てるようにしても良く、その際、各調整脚
の端部に車輪を設けるほか補助脚下端にも車輪を設け、
管内外を自由に移動可能に構成しても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成し作用する
ので、コンクリート管を地中に埋設したままでも容易に
切断することができ、しかも遠隔操作も可能となるので
作業が安全である。また、管の内側から切断するので騒
音を発散することなく、公害の発生の恐れがないので市
街地でも切断作業ができる。更に、シャフトの伸長によ
る切り込み深さ調整と、回転台の回転による切断位置の
調整とが関連して行なえるので、切断が容易にかつ迅速
に行なうことができる。また切断装置を管内で移動する
ことができる。また、切断装置を管内で移動することが
容易であるので、切断装置を移動させつつ管を細かく切
断することが容易となり、切断後の管の撤去、搬出が容
易となる。
ので、コンクリート管を地中に埋設したままでも容易に
切断することができ、しかも遠隔操作も可能となるので
作業が安全である。また、管の内側から切断するので騒
音を発散することなく、公害の発生の恐れがないので市
街地でも切断作業ができる。更に、シャフトの伸長によ
る切り込み深さ調整と、回転台の回転による切断位置の
調整とが関連して行なえるので、切断が容易にかつ迅速
に行なうことができる。また切断装置を管内で移動する
ことができる。また、切断装置を管内で移動することが
容易であるので、切断装置を移動させつつ管を細かく切
断することが容易となり、切断後の管の撤去、搬出が容
易となる。
【図1】本発明の実施例の正面図である。
【図2】同側面図である。
1 開口 2 基台 3 脚 4 調整脚 5 シリンダ 6 ギヤ 7 回転台 11 スラストベアリング 12 スラストベアリング 13 シャフト 14 支持ブロック 15 ラック 16 シャフト送りモータ 17 ピニオン 18 ブレード駆動モータ 23 ブレード 24 ブレードカバー 25 ノズル 26 回転台駆動モータ 30 コンクリート管
Claims (2)
- 【請求項1】コンクリート管の内部に複数の脚を張り出
して回転台を固定し、回転台上に先端部にカッターを備
えたシャフトを径方向に進退自在に設け、カッターによ
り管の内側から切断しつつシャフトを進退させて切り込
み深さを調節し、回転台を回転させることにより管全周
を切断することを特徴とするコンクリート管の切断方
法。 - 【請求項2】回転台にコンクリート内壁に当接する複数
の脚を突設し、該回転台にシャフトを半径方向に進退自
在に支持し、シャフト先端にカッターを設けたことを特
徴とするコンクリート管の切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29660492A JPH06210625A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | コンクリート管の切断方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29660492A JPH06210625A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | コンクリート管の切断方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06210625A true JPH06210625A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=17835707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29660492A Pending JPH06210625A (ja) | 1992-10-09 | 1992-10-09 | コンクリート管の切断方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06210625A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279528A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Sky Arc:Kk | 埋設管の壁面加工装置 |
JP2011149858A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Toyo Asano Foundation Co Ltd | 非破壊測定用治具、及びそれを用いたコンクリート被り厚測定装置、sc杭におけるコンクリート被り厚測定方法 |
CN102229208A (zh) * | 2011-02-16 | 2011-11-02 | 中铁五局(集团)有限公司 | Cfg桩桩头切割装置 |
JP3171700U (ja) * | 2011-09-02 | 2011-11-10 | 祥顯 菅原 | 管切断装置 |
JP2015505744A (ja) * | 2011-11-24 | 2015-02-26 | ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh | 風力タービンのコンクリート製パイロンセグメントの加工装置および加工方法 |
-
1992
- 1992-10-09 JP JP29660492A patent/JPH06210625A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008279528A (ja) * | 2007-05-08 | 2008-11-20 | Sky Arc:Kk | 埋設管の壁面加工装置 |
JP2011149858A (ja) * | 2010-01-22 | 2011-08-04 | Toyo Asano Foundation Co Ltd | 非破壊測定用治具、及びそれを用いたコンクリート被り厚測定装置、sc杭におけるコンクリート被り厚測定方法 |
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JP3171700U (ja) * | 2011-09-02 | 2011-11-10 | 祥顯 菅原 | 管切断装置 |
JP2015505744A (ja) * | 2011-11-24 | 2015-02-26 | ヴォッベン プロパティーズ ゲーエムベーハーWobben Properties Gmbh | 風力タービンのコンクリート製パイロンセグメントの加工装置および加工方法 |
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