JPH062098B2 - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JPH062098B2 JPH062098B2 JP63244938A JP24493888A JPH062098B2 JP H062098 B2 JPH062098 B2 JP H062098B2 JP 63244938 A JP63244938 A JP 63244938A JP 24493888 A JP24493888 A JP 24493888A JP H062098 B2 JPH062098 B2 JP H062098B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- opening
- rice
- rice cooker
- hinge portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Cookers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭などで日常的に使用する炊飯器の構成
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 近年、一般家庭へ急激に普及をみた炊飯器や電子ジャー
の外かく構成はいわゆるハンディータイプと呼ばれるも
のが圧倒的に多い。
の外かく構成はいわゆるハンディータイプと呼ばれるも
のが圧倒的に多い。
この方式の器具の特徴は着脱自在に収納しうる内容器を
備えた本体の上部開口面を一方の側で枢支した蓋体が開
閉自在に覆うものである。
備えた本体の上部開口面を一方の側で枢支した蓋体が開
閉自在に覆うものである。
さらにこの構成は前記枢支部の反対側の蓋体に、この蓋
体と本体を係合操作できるフックレバーを設け、そして
このフックレバーと枢支部を結ぶ方向に蓋開閉操作用、
および器具運搬用の橋架状ハンドルを備えている。
体と本体を係合操作できるフックレバーを設け、そして
このフックレバーと枢支部を結ぶ方向に蓋開閉操作用、
および器具運搬用の橋架状ハンドルを備えている。
発明が解決しようとする課題 上記のように構成された炊飯器の長所は、運搬および蓋
の開閉が連続して行えるなど機動的な面にある。しかし
ながら、欠点としては、最近の炊飯器は、炊飯のみでな
く、長時間保温可能で従来のお櫃の役割をも果している
ことから、蓋の開閉をするのはご飯の盛りつけ作業時が
最も多く、蓋を開成した後、あらためてしゃもじ、また
は茶わんを持ち直さなければならないという問題があっ
た。
の開閉が連続して行えるなど機動的な面にある。しかし
ながら、欠点としては、最近の炊飯器は、炊飯のみでな
く、長時間保温可能で従来のお櫃の役割をも果している
ことから、蓋の開閉をするのはご飯の盛りつけ作業時が
最も多く、蓋を開成した後、あらためてしゃもじ、また
は茶わんを持ち直さなければならないという問題があっ
た。
さらに他の欠点としては、蓋体の上面に大型のハンドル
を必要とし、近年の各種の調理器具の増加とも関連して
炊飯器のデザインも単純化、コンパクト化したいという
要望の実現を阻害している事があげられる。
を必要とし、近年の各種の調理器具の増加とも関連して
炊飯器のデザインも単純化、コンパクト化したいという
要望の実現を阻害している事があげられる。
本発明は上記欠点に鑑み、ご飯の盛りつけ作業時など、
右手にしゃもじ、左手に茶わんを持ったままでも、ワン
タッチ操作で器具蓋体の開成操作ができる炊飯器を提供
することを目的とするものがある。
右手にしゃもじ、左手に茶わんを持ったままでも、ワン
タッチ操作で器具蓋体の開成操作ができる炊飯器を提供
することを目的とするものがある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の炊飯器は、蓋体を器
具本体の一側にヒンジ部により枢支し、かつ前記ヒンジ
部の近傍に、蓋体に常時開蓋力を付勢するようなバネ等
の弾性部材と、蓋体の開成動作の少なくとも終了前段に
その開成力を逆方向に付勢するように作用するダンパー
バネを設け、一方、蓋体の閉成時に器具本体と係合させ
てロックする係合装置を設けるとともに、この係合装置
の係止を解除する操作部を設けて構成したものである。
具本体の一側にヒンジ部により枢支し、かつ前記ヒンジ
部の近傍に、蓋体に常時開蓋力を付勢するようなバネ等
の弾性部材と、蓋体の開成動作の少なくとも終了前段に
その開成力を逆方向に付勢するように作用するダンパー
バネを設け、一方、蓋体の閉成時に器具本体と係合させ
てロックする係合装置を設けるとともに、この係合装置
の係止を解除する操作部を設けて構成したものである。
作 用 この構成により、蓋体を開成したいときは操作部を軽く
押圧するだけで、容易に安定した開成ができ、次の動作
にスムーズに移行することができるものである。
押圧するだけで、容易に安定した開成ができ、次の動作
にスムーズに移行することができるものである。
また、蓋体の開成当初は弾性部材によりいきおいよく開
成動作を行い始めるが、開成が進むにしたがい開成力を
弱めるダンパー部材により全開時での静止がなめらか
で、しかも衝撃力も少なくてすみ、蓋体の内面に付着し
た露の飛散を極力抑えることができる。
成動作を行い始めるが、開成が進むにしたがい開成力を
弱めるダンパー部材により全開時での静止がなめらか
で、しかも衝撃力も少なくてすみ、蓋体の内面に付着し
た露の飛散を極力抑えることができる。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明を角型炊飯器に実施した外観斜視図であ
り、第2図は同角型炊飯器の蓋体を開成し、一部を断面
した側面図である。
り、第2図は同角型炊飯器の蓋体を開成し、一部を断面
した側面図である。
図において、1は有底筒状のボディーで、このボディー
1は内側に設けた内枠2と、上部の上枠3とを結合して
器具本体4を構成している。また前記内枠2の内底部に
は炊飯加熱用の発熱体5と炊飯完了を検知するサーモス
タット6を有し、さらに着脱自在の炊飯鍋7を備えてい
る。
1は内側に設けた内枠2と、上部の上枠3とを結合して
器具本体4を構成している。また前記内枠2の内底部に
は炊飯加熱用の発熱体5と炊飯完了を検知するサーモス
タット6を有し、さらに着脱自在の炊飯鍋7を備えてい
る。
8は蓋体で、この蓋体8は内蓋9を有し、かつヒンジ部
10で軸11により器具本体4の一側に枢支している。
また、前記軸11に関連して常に蓋体8を開成する方向
に付勢したバネ12が設けられ、かつ軸部の近傍には蓋
体8の開成時のショックを緩和するための円弧状のダン
パー13とダンパーバネ14が設けられている。
10で軸11により器具本体4の一側に枢支している。
また、前記軸11に関連して常に蓋体8を開成する方向
に付勢したバネ12が設けられ、かつ軸部の近傍には蓋
体8の開成時のショックを緩和するための円弧状のダン
パー13とダンパーバネ14が設けられている。
一方、蓋体8を枢支したヒンジ部10と略反対側に位置
して、器具本体4の内側には、蓋体8を閉成状態で係合
するためのフックレバー15が軸16、付勢バネ17を
用いて装着され、そしてこのフックレバー15の一部は
押圧操作する操作部18として器具本体4の側壁より外
部に臨んでいる。
して、器具本体4の内側には、蓋体8を閉成状態で係合
するためのフックレバー15が軸16、付勢バネ17を
用いて装着され、そしてこのフックレバー15の一部は
押圧操作する操作部18として器具本体4の側壁より外
部に臨んでいる。
前記フックレバー15に対向する蓋体8側には、フック
19が軸20とバネ21により取り付けられており、そ
して補助操作部22が蓋体8の上面に設けた凹部23よ
り外部に臨んでいる。なお、24は器具本体4の側壁に
対向して2ケ所に凹部で形成した運搬用の把持部であ
り、25は脚である。
19が軸20とバネ21により取り付けられており、そ
して補助操作部22が蓋体8の上面に設けた凹部23よ
り外部に臨んでいる。なお、24は器具本体4の側壁に
対向して2ケ所に凹部で形成した運搬用の把持部であ
り、25は脚である。
以上のように構成された炊飯器において、次にその動作
について説明する。
について説明する。
まず、第1図に示すように蓋体8の閉成状態ではフック
レバー15の上端部とフック19の下端部が係合し、バ
ネ12の付勢力に抗してロック状態にある。
レバー15の上端部とフック19の下端部が係合し、バ
ネ12の付勢力に抗してロック状態にある。
そして蓋体8を開成するときは、操作部18を押圧すれ
ば、前記フックレバー15とフック19の係合がはず
れ、バネ12の付勢力により蓋体8は自動的に開成され
る。また、この開成動作の特に終り段階ではダンパーバ
ネ14の働きにより、蓋体を静かに開成停止させること
ができる。
ば、前記フックレバー15とフック19の係合がはず
れ、バネ12の付勢力により蓋体8は自動的に開成され
る。また、この開成動作の特に終り段階ではダンパーバ
ネ14の働きにより、蓋体を静かに開成停止させること
ができる。
なお、本実施例においては、使用状態により器具本体4
側の操作部18を押圧しにくいときは、蓋体8側の補助
操作部22によってもフックレバー15とフック19の
係合を外して自動開成できるように構成している。
側の操作部18を押圧しにくいときは、蓋体8側の補助
操作部22によってもフックレバー15とフック19の
係合を外して自動開成できるように構成している。
このように本実施例によれば、両手が塞がっていても、
操作部18あるいは補助操作部22を押圧するのみで、
蓋体8を自動的に開成できるため、使い勝手が良い。ま
た蓋体8の閉成もバネ12の付勢力に抗して蓋体8の一
部を押さえてゆけば自動的にロックするため、容易に閉
成操作も行うことができる。さらに炊飯器全体としても
ハンドルをなくすることができるため、大変美しい外観
となるものである。
操作部18あるいは補助操作部22を押圧するのみで、
蓋体8を自動的に開成できるため、使い勝手が良い。ま
た蓋体8の閉成もバネ12の付勢力に抗して蓋体8の一
部を押さえてゆけば自動的にロックするため、容易に閉
成操作も行うことができる。さらに炊飯器全体としても
ハンドルをなくすることができるため、大変美しい外観
となるものである。
発明の効果 以上のように本発明は、従来のハンディータイプの炊飯
器のように蓋体の上面に係合解除,開閉操作を行うハン
ドルを持たず、蓋体と器具本体の係合解除の操作部を設
けるとともに、蓋を全開する弾性部材の開成動作を全開
付近で弱めるダンパー部材を設けているので、蓋の開成
動作を早めつつ蓋の全開時における衝撃力を抑制し、蓋
の内側に付着した露の飛散を極力防止でき、炊飯器の自
動開成蓋の実使用性を飛躍的に高めることができる。
器のように蓋体の上面に係合解除,開閉操作を行うハン
ドルを持たず、蓋体と器具本体の係合解除の操作部を設
けるとともに、蓋を全開する弾性部材の開成動作を全開
付近で弱めるダンパー部材を設けているので、蓋の開成
動作を早めつつ蓋の全開時における衝撃力を抑制し、蓋
の内側に付着した露の飛散を極力防止でき、炊飯器の自
動開成蓋の実使用性を飛躍的に高めることができる。
特にご飯の盛りつけ時など、右手にしゃもじ,左手に茶
わんを持っていても、操作部を軽く押すだけで容易に盛
りつけ作業を行うことができる。
わんを持っていても、操作部を軽く押すだけで容易に盛
りつけ作業を行うことができる。
また従来のように器具本体の上面に大きな橋架状ハンド
ルを必要としないため、コンパクトな炊飯器のデザイン
が可能となり、かつ器具の不使用時には上面に他の物を
載置することも可能となり、これにより、スペースの有
効活用も実現できるなどの効果を有するものである。
ルを必要としないため、コンパクトな炊飯器のデザイン
が可能となり、かつ器具の不使用時には上面に他の物を
載置することも可能となり、これにより、スペースの有
効活用も実現できるなどの効果を有するものである。
第1図は本発明の角型炊飯器についての実施例を示す斜
視図、第2図は同炊飯器の一部を断面した側面図であ
る。 4……器具本体、8……蓋体、10……ヒンジ部、12
……バネ(弾性部材)、14……ダンパーバネ、15…
…フックレバー(係合装置)、18……操作部、19…
…フック(係合装置)、22……補助操作部。
視図、第2図は同炊飯器の一部を断面した側面図であ
る。 4……器具本体、8……蓋体、10……ヒンジ部、12
……バネ(弾性部材)、14……ダンパーバネ、15…
…フックレバー(係合装置)、18……操作部、19…
…フック(係合装置)、22……補助操作部。
Claims (1)
- 【請求項1】上面を開口した器具本体と、この器具本体
の上面開口部を開閉自在に覆う蓋体と、この蓋体を器具
本体の一側に枢支するヒンジ部と、このヒンジ部の略反
対側に位置して器具本体に設けた蓋体係止用の係合装置
と、この係合装置の蓋体係止を解除操作する操作部とを
有し、前記蓋体を開成方向に付勢し、蓋体を全開する弾
性部材と、蓋体の開成動作の少なくとも終了前段にその
開成力を逆方向に付勢するように作用するダンパー部材
を設けた炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63244938A JPH062098B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63244938A JPH062098B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 炊飯器 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10954983A Division JPS59232519A (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01119212A JPH01119212A (ja) | 1989-05-11 |
JPH062098B2 true JPH062098B2 (ja) | 1994-01-12 |
Family
ID=17126197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63244938A Expired - Lifetime JPH062098B2 (ja) | 1988-09-29 | 1988-09-29 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062098B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540832Y2 (ja) * | 1988-12-28 | 1993-10-15 | ||
JP2010110408A (ja) * | 2008-11-05 | 2010-05-20 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5211661U (ja) * | 1975-07-15 | 1977-01-27 | ||
JPS5462854U (ja) * | 1977-10-05 | 1979-05-02 | ||
JPS57149812U (ja) * | 1981-03-17 | 1982-09-20 |
-
1988
- 1988-09-29 JP JP63244938A patent/JPH062098B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01119212A (ja) | 1989-05-11 |
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