JPH06207644A - 直線差動歯車装置とこれを用いたトランスファープレスの送り装置 - Google Patents
直線差動歯車装置とこれを用いたトランスファープレスの送り装置Info
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- JPH06207644A JPH06207644A JP379693A JP379693A JPH06207644A JP H06207644 A JPH06207644 A JP H06207644A JP 379693 A JP379693 A JP 379693A JP 379693 A JP379693 A JP 379693A JP H06207644 A JPH06207644 A JP H06207644A
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- 239000000969 carrier Substances 0.000 claims 2
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 claims 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 abstract description 6
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 大型で複雑な形状のカム、大型の送りアー
ム、及び多数のリンクを用いることなく、簡単な機構で
トロリーを横行及び昇降させることができるトランスフ
ァープレスの送り装置を提供する 【構成】 軸心Xを中心に回転駆動できるようになった
キャリア11と、キャリアに支持されその軸心Xと直交
する放射状の軸心Yを中心に自由に回転可能な複数の遊
星ベベルギア13と、キャリアの両側面に設けられ、そ
の軸心を中心に回転可能であり、かつ複数の遊星ベベル
ギアと螺合するベベルギア14を側面に有する2枚のピ
ニオン歯車15、16と、ピニオン歯車のそれぞれと螺
合するラック歯を有し、かつ互いに直径方向反対側に互
いに平行に直線移動できるように案内された上下2本の
ラック部材18、19と、からなる直線差動歯車装置を
備える。
ム、及び多数のリンクを用いることなく、簡単な機構で
トロリーを横行及び昇降させることができるトランスフ
ァープレスの送り装置を提供する 【構成】 軸心Xを中心に回転駆動できるようになった
キャリア11と、キャリアに支持されその軸心Xと直交
する放射状の軸心Yを中心に自由に回転可能な複数の遊
星ベベルギア13と、キャリアの両側面に設けられ、そ
の軸心を中心に回転可能であり、かつ複数の遊星ベベル
ギアと螺合するベベルギア14を側面に有する2枚のピ
ニオン歯車15、16と、ピニオン歯車のそれぞれと螺
合するラック歯を有し、かつ互いに直径方向反対側に互
いに平行に直線移動できるように案内された上下2本の
ラック部材18、19と、からなる直線差動歯車装置を
備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトランスファープレスの
送り装置に係わり、更に詳しくは、直線作動歯車装置と
これを用いたトランスファープレスの送り装置に関す
る。
送り装置に係わり、更に詳しくは、直線作動歯車装置と
これを用いたトランスファープレスの送り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】トランスファープレスは、直線状に配置
した複数のプレスによりワークを順次プレス加工する装
置であり、例えば自動車のドア等のワークのプレス加工
に従来から広く用いられている。かかるトランスファー
プレスは、例えば図6に示すように、所定の間隔でプレ
スの下型1を配置し、バキュームカップ等のハンドリン
グ工具2を備えた複数のトロリー3を順次上昇、横行、
下降させて、ワーク4を隣接するプレスに送るようにな
っている。かかるトランスファープレスの送り装置は、
例えばカム駆動5により送りアーム6を揺動させ、この
送りアームと種々のリンク機構によりトロリー3を横行
及び昇降させるようになっていた。
した複数のプレスによりワークを順次プレス加工する装
置であり、例えば自動車のドア等のワークのプレス加工
に従来から広く用いられている。かかるトランスファー
プレスは、例えば図6に示すように、所定の間隔でプレ
スの下型1を配置し、バキュームカップ等のハンドリン
グ工具2を備えた複数のトロリー3を順次上昇、横行、
下降させて、ワーク4を隣接するプレスに送るようにな
っている。かかるトランスファープレスの送り装置は、
例えばカム駆動5により送りアーム6を揺動させ、この
送りアームと種々のリンク機構によりトロリー3を横行
及び昇降させるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のトランス
ファープレスの送り装置は大型で複雑な形状のカムアー
ム、大型の送りアーム、多数のリンクとピン、及びセク
ターギヤ等を介してトロリーを駆動するため、機構が複
雑であり、装置が大型化する問題点があった。また、ア
ームの撓みや複雑な機構の各部のガタの集積により高精
度の位置決めが困難である問題点があった。
ファープレスの送り装置は大型で複雑な形状のカムアー
ム、大型の送りアーム、多数のリンクとピン、及びセク
ターギヤ等を介してトロリーを駆動するため、機構が複
雑であり、装置が大型化する問題点があった。また、ア
ームの撓みや複雑な機構の各部のガタの集積により高精
度の位置決めが困難である問題点があった。
【0004】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、大型
で複雑な形状のカムアーム、大型の送りアーム、及び多
数のリンクを用いることなく、簡単な機構でトロリーを
横行及び昇降させることができ、かつ位置精度が高く、
小型であるトランスファープレスの送り装置を提供する
ことにある。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、大型
で複雑な形状のカムアーム、大型の送りアーム、及び多
数のリンクを用いることなく、簡単な機構でトロリーを
横行及び昇降させることができ、かつ位置精度が高く、
小型であるトランスファープレスの送り装置を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、軸心を
中心に回転駆動できるようになった円板状キャリアと、
前記キャリアに支持され、前記キャリアの軸心と直交す
る放射状の軸心を中心に自由に回転可能な複数の遊星ベ
ベルギアと、前記キャリアの両側面に設けられ、前記キ
ャリアの軸心を中心に回転可能であり、かつ前記複数の
遊星ベベルギアと噛合するベベルギアを側面に有する2
枚のピニオン歯車と、前記ピニオン歯車のそれぞれと噛
合するラック歯を有し、かつ互いに直径方向反対側に互
いに平行に直線移動できるように案内された2本のラッ
ク部材と、からなることを特徴とする直線差動歯車装置
が提供される。更に、本発明によれば、軸心を中心に回
転駆動できるようになった円板状キャリアと、前記キャ
リアに支持され、前記キャリアの軸心と直交する放射状
の軸心を中心に自由に回転可能な複数の遊星ベベルギア
と、前記キャリアの両側面に設けられ、前記キャリアの
軸心を中心に回転可能であり、かつ前記複数の遊星ベベ
ルギアと噛合するベベルギアを側面に有する2枚のピニ
オン歯車と、前記ピニオン歯車のそれぞれと噛合するラ
ック歯を有し、かつ互いに直径方向反対側に互い平行に
直線移動できるように案内された2本のラック部材と、
前記ラック部材の両方と噛合し軸心を中心に自由に回転
可能なエコライザーピニオンと、水平方向に移動可能に
支持され、前記エコライザーピニオンを支持し、かつ前
記2本のラック部材を水平方向に移動可能に案内し、か
つ水平方向の送り用ラック歯を有する送りビームと、前
記送り用ラック歯と噛合する送り駆動用ピニオンと、か
らなることを特徴とするトランスファープレスの送り装
置が提供される。本発明の好ましい実施例によれば、前
記ラック部材に連結された水平な昇降駆動用ロッドと、
前記送りビームに上下動可能に設けられ、下端にハンド
リング工具を備えた垂直なトロリー用ロッドと、送りビ
ームに軸心を中心に回転可能に設けられた滑車と、該滑
車を介して前記昇降駆動用ロッドと前記トロリー用ロッ
ドを連結する可撓性部材と、からなるトロリーユニット
を備える。
中心に回転駆動できるようになった円板状キャリアと、
前記キャリアに支持され、前記キャリアの軸心と直交す
る放射状の軸心を中心に自由に回転可能な複数の遊星ベ
ベルギアと、前記キャリアの両側面に設けられ、前記キ
ャリアの軸心を中心に回転可能であり、かつ前記複数の
遊星ベベルギアと噛合するベベルギアを側面に有する2
枚のピニオン歯車と、前記ピニオン歯車のそれぞれと噛
合するラック歯を有し、かつ互いに直径方向反対側に互
いに平行に直線移動できるように案内された2本のラッ
ク部材と、からなることを特徴とする直線差動歯車装置
が提供される。更に、本発明によれば、軸心を中心に回
転駆動できるようになった円板状キャリアと、前記キャ
リアに支持され、前記キャリアの軸心と直交する放射状
の軸心を中心に自由に回転可能な複数の遊星ベベルギア
と、前記キャリアの両側面に設けられ、前記キャリアの
軸心を中心に回転可能であり、かつ前記複数の遊星ベベ
ルギアと噛合するベベルギアを側面に有する2枚のピニ
オン歯車と、前記ピニオン歯車のそれぞれと噛合するラ
ック歯を有し、かつ互いに直径方向反対側に互い平行に
直線移動できるように案内された2本のラック部材と、
前記ラック部材の両方と噛合し軸心を中心に自由に回転
可能なエコライザーピニオンと、水平方向に移動可能に
支持され、前記エコライザーピニオンを支持し、かつ前
記2本のラック部材を水平方向に移動可能に案内し、か
つ水平方向の送り用ラック歯を有する送りビームと、前
記送り用ラック歯と噛合する送り駆動用ピニオンと、か
らなることを特徴とするトランスファープレスの送り装
置が提供される。本発明の好ましい実施例によれば、前
記ラック部材に連結された水平な昇降駆動用ロッドと、
前記送りビームに上下動可能に設けられ、下端にハンド
リング工具を備えた垂直なトロリー用ロッドと、送りビ
ームに軸心を中心に回転可能に設けられた滑車と、該滑
車を介して前記昇降駆動用ロッドと前記トロリー用ロッ
ドを連結する可撓性部材と、からなるトロリーユニット
を備える。
【0006】
【作用】上記本発明の構成によれば、送り駆動用ピニオ
ンを回転させると、これと噛合する送りビームが水平に
移動され、送りビームに連結されたトロリーを横行させ
ることができる。この際、送りビームに固定されたエコ
ライザーピニオンは回転ぜず、エコライザーピニオンと
噛合した2本のラック部材の両方が送りビームと共に水
平に移動し、これにより、2本のラック部材のそれぞれ
に噛合した2枚のピニオン歯車は互いに反対方向に回転
するが、この2枚のピニオン歯車は複数の遊星ベベルギ
アに噛合し、この複数の遊星ベベルギアがその軸心を中
心に空転(自転)するため、キャリアの回転にはなんら
影響しない。一方、キャリアを回転させると、複数の遊
星ベベルギアが自転することなく公転し、この遊星ベベ
ルギアと噛合する2枚のピニオン歯車が同一方向に回転
して2本のラック部材を互いに反対方向に水平移動させ
る。このラック部材の少なくとも一方の相対移動によ
り、送りビームに連結されたトロリーを昇降させること
ができる。この際、送りビームに固定されたエコライザ
ーピニオンがその軸心を中心に空転するため、送りビー
ムの移動及び送り駆動用ピニオンの回転にはなんら影響
を与えない。従って、送り駆動用ピニオンの回転により
トロリーの横行を行い、かつキャリアの回転によりトロ
リーの昇降を行うことができ、かつ相互に干渉すること
なく互いに完全に独立して駆動し制御することができ
る。
ンを回転させると、これと噛合する送りビームが水平に
移動され、送りビームに連結されたトロリーを横行させ
ることができる。この際、送りビームに固定されたエコ
ライザーピニオンは回転ぜず、エコライザーピニオンと
噛合した2本のラック部材の両方が送りビームと共に水
平に移動し、これにより、2本のラック部材のそれぞれ
に噛合した2枚のピニオン歯車は互いに反対方向に回転
するが、この2枚のピニオン歯車は複数の遊星ベベルギ
アに噛合し、この複数の遊星ベベルギアがその軸心を中
心に空転(自転)するため、キャリアの回転にはなんら
影響しない。一方、キャリアを回転させると、複数の遊
星ベベルギアが自転することなく公転し、この遊星ベベ
ルギアと噛合する2枚のピニオン歯車が同一方向に回転
して2本のラック部材を互いに反対方向に水平移動させ
る。このラック部材の少なくとも一方の相対移動によ
り、送りビームに連結されたトロリーを昇降させること
ができる。この際、送りビームに固定されたエコライザ
ーピニオンがその軸心を中心に空転するため、送りビー
ムの移動及び送り駆動用ピニオンの回転にはなんら影響
を与えない。従って、送り駆動用ピニオンの回転により
トロリーの横行を行い、かつキャリアの回転によりトロ
リーの昇降を行うことができ、かつ相互に干渉すること
なく互いに完全に独立して駆動し制御することができ
る。
【0007】
【実施例】以下本発明の好ましい実施例を図面を参照し
て説明する。図1は本発明による直線差動歯車装置を示
す斜視図である。この図において本発明による直線差動
歯車装置10は、軸心Xを中心に回転駆動できるように
なった円板状キャリア11と、キャリア11に支持され
キャリア11の軸心Xと直交する放射状の軸心Yを中心
に自由に回転可能な複数の遊星ベベルギア13と、キャ
リア11の両側面に設けられ、キャリア11の軸心Xを
中心に回転可能であり、かつ複数の遊星ベベルギア13
と噛合するベベルギア14を側面に有する2枚のピニオ
ン歯車15、16と、ピニオン歯車15、16のそれぞ
れと噛合するラック歯を有し、かつ互いに直径方向反対
側に互いに平行に直線移動できるように案内された上下
2本のラック部材18、19と、からなる。キャリア1
1は、駆動軸11aを有し、その一端には昇降駆動用ピ
ニオン20で回転駆動されるようになった歯車21が固
定されている。ピニオン歯車15、16は、キャリア1
1の駆動軸11aに軸受16aにより自由に回転できる
ように支持されている。
て説明する。図1は本発明による直線差動歯車装置を示
す斜視図である。この図において本発明による直線差動
歯車装置10は、軸心Xを中心に回転駆動できるように
なった円板状キャリア11と、キャリア11に支持され
キャリア11の軸心Xと直交する放射状の軸心Yを中心
に自由に回転可能な複数の遊星ベベルギア13と、キャ
リア11の両側面に設けられ、キャリア11の軸心Xを
中心に回転可能であり、かつ複数の遊星ベベルギア13
と噛合するベベルギア14を側面に有する2枚のピニオ
ン歯車15、16と、ピニオン歯車15、16のそれぞ
れと噛合するラック歯を有し、かつ互いに直径方向反対
側に互いに平行に直線移動できるように案内された上下
2本のラック部材18、19と、からなる。キャリア1
1は、駆動軸11aを有し、その一端には昇降駆動用ピ
ニオン20で回転駆動されるようになった歯車21が固
定されている。ピニオン歯車15、16は、キャリア1
1の駆動軸11aに軸受16aにより自由に回転できる
ように支持されている。
【0008】図2及び図3は、図1のA−A線における
断面図であり、図2は昇降駆動用ピニオン20(図1)
を回転させて駆動軸11a及びキャリア11を回転させ
た場合を示し、図3は2本のラック部材18、19の両
方を同一方向に移動させた場合を示している。図2にお
いて、軸11a及びキャリア11を回転させると、複数
の遊星ベベルギア13が自転することなく公転し、この
遊星ベベルギア13と噛合する2枚のピニオン歯車1
5、16が同一方向に回転して2本のラック部材18、
19を互いに反対方向に水平移動させることができる。
一方、図3において、2本のラック部材18、19の両
方を同一方向に移動しても、これにより、2本のラック
部材18、19のそれぞれに噛合した2枚のピニオン歯
車15、16は互いに反対方向に回転するが、この2枚
のピニオン歯車15、16は複数の遊星ベベルギア13
に噛合し、この複数の遊星ベベルギア13がその軸心を
中心に空転(自転)するため、キャリア11の回転には
なんら影響しない。
断面図であり、図2は昇降駆動用ピニオン20(図1)
を回転させて駆動軸11a及びキャリア11を回転させ
た場合を示し、図3は2本のラック部材18、19の両
方を同一方向に移動させた場合を示している。図2にお
いて、軸11a及びキャリア11を回転させると、複数
の遊星ベベルギア13が自転することなく公転し、この
遊星ベベルギア13と噛合する2枚のピニオン歯車1
5、16が同一方向に回転して2本のラック部材18、
19を互いに反対方向に水平移動させることができる。
一方、図3において、2本のラック部材18、19の両
方を同一方向に移動しても、これにより、2本のラック
部材18、19のそれぞれに噛合した2枚のピニオン歯
車15、16は互いに反対方向に回転するが、この2枚
のピニオン歯車15、16は複数の遊星ベベルギア13
に噛合し、この複数の遊星ベベルギア13がその軸心を
中心に空転(自転)するため、キャリア11の回転には
なんら影響しない。
【0009】図4は、上述した直線差動歯車装置10を
用いたトランスファープレスの送り装置を示す側面図で
ある。この図において、直線差動歯車装置10は図に示
す3つのピニオン歯車のうち右側の歯車を構成し、2本
のラック部材18、19が水平方向に延びている。本発
明によるトランスファープレスの送り装置は、更に、ラ
ック部材18、19の両方と噛合し軸心を中心に自由に
回転可能なエコライザーピニオン22と、2本のラック
部材18、19を水平方向に移動可能に案内し、かつ水
平方向の送り用ラック歯23を有する送りビーム24
と、送り用ラック歯23と噛合する送り駆動用ピニオン
26とを備える。送りビーム24は、図示しないガイド
により水平方向に移動可能に支持されている。エコライ
ザーピニオン22の中心軸はこの送りビーム24に固定
されている。かかる構成により、送り駆動用ピニオン2
6を回転させると、これと噛合する送りビーム24が水
平に移動され、送りビーム24に連結されたトロリーを
横行させることができる。この際、送りビーム24に固
定されたエコライザーピニオン22は回転ぜず、エコラ
イザーピニオン24と噛合した2本のラック部材18、
19の両方は送りビーム24と共に水平に移動し、これ
により、2本のラック部材18、19のそれぞれに噛合
した2枚のピニオン歯車15、16は互いに反対方向に
回転するが、この2枚のピニオン歯車15、16は複数
の遊星ベベルギア13に噛合し、この複数の遊星ベベル
ギア13がその軸心を中心に空転(自転)するため、キ
ャリアの回転にはなんら影響しない。
用いたトランスファープレスの送り装置を示す側面図で
ある。この図において、直線差動歯車装置10は図に示
す3つのピニオン歯車のうち右側の歯車を構成し、2本
のラック部材18、19が水平方向に延びている。本発
明によるトランスファープレスの送り装置は、更に、ラ
ック部材18、19の両方と噛合し軸心を中心に自由に
回転可能なエコライザーピニオン22と、2本のラック
部材18、19を水平方向に移動可能に案内し、かつ水
平方向の送り用ラック歯23を有する送りビーム24
と、送り用ラック歯23と噛合する送り駆動用ピニオン
26とを備える。送りビーム24は、図示しないガイド
により水平方向に移動可能に支持されている。エコライ
ザーピニオン22の中心軸はこの送りビーム24に固定
されている。かかる構成により、送り駆動用ピニオン2
6を回転させると、これと噛合する送りビーム24が水
平に移動され、送りビーム24に連結されたトロリーを
横行させることができる。この際、送りビーム24に固
定されたエコライザーピニオン22は回転ぜず、エコラ
イザーピニオン24と噛合した2本のラック部材18、
19の両方は送りビーム24と共に水平に移動し、これ
により、2本のラック部材18、19のそれぞれに噛合
した2枚のピニオン歯車15、16は互いに反対方向に
回転するが、この2枚のピニオン歯車15、16は複数
の遊星ベベルギア13に噛合し、この複数の遊星ベベル
ギア13がその軸心を中心に空転(自転)するため、キ
ャリアの回転にはなんら影響しない。
【0010】図5は、下端にハンドリング工具(図示せ
ず)を備えた垂直なトロリー用ロッド34を横行及び昇
降させるトロリーユニット30を示している。この図に
おいて、トロリーユニット30は、前記ラック部材1
8、19のうちの少なくとも一方に連結された水平な昇
降駆動用ロッド32と、送りビーム24′に上下動可能
に設けられ、下端にハンドリング工具(図示せず)を備
えた垂直なトロリー用ロッド34と、送りビーム24に
水平な軸心を中心に回転可能に設けられた滑車36と、
この滑車36を介して昇降駆動用ロッド32とトロリー
用ロッド34を連結する可撓性部材38と、からなる。
トロリーユニット30における送りビーム24は、前述
した送り用ラック歯23はなく、単に水平に延びる部材
であればよい。従って、図4に示した送りビーム24と
図5における送りビーム24′とは必ずしも一体でな
く、ボルト等で連結されていてもよい。可撓性部材38
は、例えば薄い金属帯板、ワイヤ等であり、張力を受け
ても伸びにくく、かつ自由に曲がるものが良い。可撓性
部材38の両端は、適当な止め金具によりそれぞれ昇降
駆動用ロッド32とトロリー用ロッド34に固着されて
いる。かかる構成により、送りビーム24′の水平移動
によりトロリー用ロッド34を横行させることができ、
かつラック部材18(又は19)の相対的な水平移動に
より可撓性部材38を介してトロリー用ロッド34を昇
降させることができる。この構成では、水平運動を上下
運動に変換するためにラックやピニオンを用いていない
ため、バックラッシュが全くなく、かつ無給油で精度よ
く動力を変換することができる。また、構造が簡単であ
り、安価かつ軽量なトロリーユニットとすることができ
る。
ず)を備えた垂直なトロリー用ロッド34を横行及び昇
降させるトロリーユニット30を示している。この図に
おいて、トロリーユニット30は、前記ラック部材1
8、19のうちの少なくとも一方に連結された水平な昇
降駆動用ロッド32と、送りビーム24′に上下動可能
に設けられ、下端にハンドリング工具(図示せず)を備
えた垂直なトロリー用ロッド34と、送りビーム24に
水平な軸心を中心に回転可能に設けられた滑車36と、
この滑車36を介して昇降駆動用ロッド32とトロリー
用ロッド34を連結する可撓性部材38と、からなる。
トロリーユニット30における送りビーム24は、前述
した送り用ラック歯23はなく、単に水平に延びる部材
であればよい。従って、図4に示した送りビーム24と
図5における送りビーム24′とは必ずしも一体でな
く、ボルト等で連結されていてもよい。可撓性部材38
は、例えば薄い金属帯板、ワイヤ等であり、張力を受け
ても伸びにくく、かつ自由に曲がるものが良い。可撓性
部材38の両端は、適当な止め金具によりそれぞれ昇降
駆動用ロッド32とトロリー用ロッド34に固着されて
いる。かかる構成により、送りビーム24′の水平移動
によりトロリー用ロッド34を横行させることができ、
かつラック部材18(又は19)の相対的な水平移動に
より可撓性部材38を介してトロリー用ロッド34を昇
降させることができる。この構成では、水平運動を上下
運動に変換するためにラックやピニオンを用いていない
ため、バックラッシュが全くなく、かつ無給油で精度よ
く動力を変換することができる。また、構造が簡単であ
り、安価かつ軽量なトロリーユニットとすることができ
る。
【0011】上述したように、本発明によれば、送り駆
動用ピニオン26を回転させると、これと噛合する送り
ビーム24が水平に移動され、送りビーム24に連結さ
れたトロリーを横行させることができる。この際、送り
ビーム24に固定されたエコライザーピニオン22は回
転ぜず、エコライザーピニオン22と噛合した2本のラ
ック部材18、19の両方は送りビーム24と共に水平
に移動し、これにより、2本のラック部材18、19の
それぞれに噛合した2枚のピニオン歯車15、16は互
いに反対方向に回転するが、この2枚のピニオン歯車1
5、16は複数の遊星ベベルギア13に噛合し、この複
数の遊星ベベルギア13がその軸心Yを中心に空転(自
転)するため、キャリア11の回転にはなんら影響しな
い。一方、昇降駆動用ピニオン20を回転させてキャリ
ア11を回転させると、複数の遊星ベベルギア13が自
転することなく公転し、この遊星ベベルギア13と噛合
する2枚のピニオン歯車15、16が同一方向に回転し
て2本のラック部材18、19を互いに反対方向に水平
移動させる。このラック部材18、19の少なくとも一
方の相対移動により、上述したトロリーユニット30に
より送りビーム24に連結されたトロリーを昇降させる
ことができる。この際、送りビーム24に固定されたエ
コライザーピニオン22がその軸心を中心に空転するた
め、送りビーム24の移動及び送り駆動用ピニオン26
の回転にはなんら影響を与えない。従って、送り駆動用
ピニオン26の回転によりトロリーの横行を行い、かつ
キャリア11の回転によりトロリーの昇降を行うことが
でき、かつ相互に干渉することなく互いに完全に独立し
て駆動し制御することができる。なお、昇降駆動用ピニ
オン20と送り駆動用ピニオン26の回転駆動は、それ
ぞれ単独にサーボモータを用いて行ってもよく、あるい
は単独又は連動させてカム駆動で行ってもよい。また、
トロリーの横行と昇降は相互に全く影響を及ぼさないた
め、横行と昇降を同時に行っても良い。またトロリーユ
ニットの滑車36の回転軸にハンドリング工具を取り付
ければワークの横行と回転を行うこともできる。
動用ピニオン26を回転させると、これと噛合する送り
ビーム24が水平に移動され、送りビーム24に連結さ
れたトロリーを横行させることができる。この際、送り
ビーム24に固定されたエコライザーピニオン22は回
転ぜず、エコライザーピニオン22と噛合した2本のラ
ック部材18、19の両方は送りビーム24と共に水平
に移動し、これにより、2本のラック部材18、19の
それぞれに噛合した2枚のピニオン歯車15、16は互
いに反対方向に回転するが、この2枚のピニオン歯車1
5、16は複数の遊星ベベルギア13に噛合し、この複
数の遊星ベベルギア13がその軸心Yを中心に空転(自
転)するため、キャリア11の回転にはなんら影響しな
い。一方、昇降駆動用ピニオン20を回転させてキャリ
ア11を回転させると、複数の遊星ベベルギア13が自
転することなく公転し、この遊星ベベルギア13と噛合
する2枚のピニオン歯車15、16が同一方向に回転し
て2本のラック部材18、19を互いに反対方向に水平
移動させる。このラック部材18、19の少なくとも一
方の相対移動により、上述したトロリーユニット30に
より送りビーム24に連結されたトロリーを昇降させる
ことができる。この際、送りビーム24に固定されたエ
コライザーピニオン22がその軸心を中心に空転するた
め、送りビーム24の移動及び送り駆動用ピニオン26
の回転にはなんら影響を与えない。従って、送り駆動用
ピニオン26の回転によりトロリーの横行を行い、かつ
キャリア11の回転によりトロリーの昇降を行うことが
でき、かつ相互に干渉することなく互いに完全に独立し
て駆動し制御することができる。なお、昇降駆動用ピニ
オン20と送り駆動用ピニオン26の回転駆動は、それ
ぞれ単独にサーボモータを用いて行ってもよく、あるい
は単独又は連動させてカム駆動で行ってもよい。また、
トロリーの横行と昇降は相互に全く影響を及ぼさないた
め、横行と昇降を同時に行っても良い。またトロリーユ
ニットの滑車36の回転軸にハンドリング工具を取り付
ければワークの横行と回転を行うこともできる。
【0012】
【発明の効果】上述した直線差動歯車装置とこれを用い
たトランスファープレスの送り装置は、大型で複雑な形
状のカムアーム、大型の送りアーム、及びリンクを全く
使用していない。また、構造が簡単であり、撓みやガタ
が少ない。従って、本発明によれば、大型で複雑な形状
のカムアーム、大型の送りアーム、及び多数のリンクを
用いることなく、簡単な機構でトロリーを横行及び昇降
させることができ、かつ位置精度が高く、小型であるト
ランスファープレスの送り装置を提供することができ
る。また、本発明の直線差動歯車装置の組合せにより、
端末の複数のトロリーに送り方向とこれに直角方向或い
は回転運動が与えられるので、物流関係のロボットやハ
ンドリング装置として広く応用できる。
たトランスファープレスの送り装置は、大型で複雑な形
状のカムアーム、大型の送りアーム、及びリンクを全く
使用していない。また、構造が簡単であり、撓みやガタ
が少ない。従って、本発明によれば、大型で複雑な形状
のカムアーム、大型の送りアーム、及び多数のリンクを
用いることなく、簡単な機構でトロリーを横行及び昇降
させることができ、かつ位置精度が高く、小型であるト
ランスファープレスの送り装置を提供することができ
る。また、本発明の直線差動歯車装置の組合せにより、
端末の複数のトロリーに送り方向とこれに直角方向或い
は回転運動が与えられるので、物流関係のロボットやハ
ンドリング装置として広く応用できる。
【図1】本発明による直線差動歯車装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】昇降駆動用ピニオン20を回転させてキャリア
11を回転させた場合を示す図1のA−A線における断
面図である。
11を回転させた場合を示す図1のA−A線における断
面図である。
【図3】2本のラック部材18、19の両方を同一方向
に移動させた場合を示す図1のA−A線における断面図
である。
に移動させた場合を示す図1のA−A線における断面図
である。
【図4】直線差動歯車装置10を用いたトランスファー
プレスの送り装置を示す側面図である。
プレスの送り装置を示す側面図である。
【図5】トロリー用ロッドを昇降させるトロリーユニッ
トを示す図である。
トを示す図である。
【図6】従来のトランスファープレスの送り装置の模式
図である。
図である。
1 プレスの下型 2 バキュームカップ(ハンドリング工具) 3 トロリー 4 ワーク 5a カム駆動 5b カムアーム 6 送りアーム 10 直線差動歯車装置 11 キャリア 11a 駆動軸 13 遊星ベベルギア 14 ベベルギア 15、16 ピニオン歯車 16a 軸受 18、19 ラック部材 20 昇降駆動用ピニオン 22 エコライザーピニオン 23 送り用ラック歯 24 送りビーム 26 送り駆動用ピニオン 30 トロリーユニット 32 昇降駆動用ロッド 34 トロリー用ロッド 36 滑車 38 可撓性部材 X キャリアの軸心 Y 遊星ベベルギアの軸心
Claims (3)
- 【請求項1】 軸心を中心に回転駆動できるようになっ
た円板状キャリアと、 前記キャリアに支持され、前記キャリアの軸心と直交す
る放射状の軸心を中心に自由に回転可能な複数の遊星ベ
ベルギアと、 前記キャリアの両側面に設けられ、前記キャリアの軸心
を中心に回転可能であり、かつ前記複数の遊星ベベルギ
アと噛合するベベルギアを側面に有する2本のピニオン
歯車と、 前記ピニオン歯車のそれぞれと噛合するラック歯を有
し、かつ互いに直径方向反対側に互いに平行に直線移動
できるように案内された2本のラック部材と、からなる
ことを特徴とする直線差動歯車装置。 - 【請求項2】 軸心を中心に回転駆動できるようになっ
た円板状キャリアと、 前記キャリアに支持され、前記キャリアの軸心と直交す
る放射状の軸心を中心に自由に回転可能な複数の遊星ベ
ベルギアと、 前記キャリアの両側面に設けられ、前記キャリアの軸心
を中心に回転可能であり、かつ前記複数の遊星ベベルギ
アと噛合するベベルギアを側面に有する2枚のピニオン
歯車と、 前記ピニオン歯車のそれぞれと噛合するラック歯を有
し、かつ互いに直径方向反対側に互い平行に直線移動で
きるように案内された2本のラック部材と、 前記ラック部材の両方と噛合し軸心を中心に自由に回転
可能なエコライザーピニオンと、 水平方向に移動可能に支持され、前記エコライザーピニ
オンを支持し、かつ前記2本のラック部材を水平方向に
移動可能に案内し、かつ水平方向の送り用ラック歯を有
する送りビームと、 前記送り用ラック歯と噛合する送り駆動用ピニオンと、
からなることを特徴とするトランスファープレスの送り
装置。 - 【請求項3】 前記ラック部材に連結された水平な昇降
駆動用ロッドと、前記送りビームに上下動可能に設けら
れ、下端にハンドリング工具を備えた垂直なトロリー用
ロッドと、送りビームに軸心を中心に回転可能に設けら
れた滑車と、該滑車を介して前記昇降駆動用ロッドと前
記トロリー用ロッドを連結する可撓性部材と、からなる
トロリーユニットを備えたことを特徴とする請求項2に
記載のトランスファープレスの送り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP379693A JPH06207644A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 直線差動歯車装置とこれを用いたトランスファープレスの送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP379693A JPH06207644A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 直線差動歯車装置とこれを用いたトランスファープレスの送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06207644A true JPH06207644A (ja) | 1994-07-26 |
Family
ID=11567162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP379693A Pending JPH06207644A (ja) | 1993-01-13 | 1993-01-13 | 直線差動歯車装置とこれを用いたトランスファープレスの送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06207644A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115025332A (zh) * | 2017-05-05 | 2022-09-09 | 里珍纳龙药品有限公司 | 自动注射器和相关使用方法 |
USD1007676S1 (en) | 2021-11-16 | 2023-12-12 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Wearable autoinjector |
-
1993
- 1993-01-13 JP JP379693A patent/JPH06207644A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115025332A (zh) * | 2017-05-05 | 2022-09-09 | 里珍纳龙药品有限公司 | 自动注射器和相关使用方法 |
US12226613B2 (en) | 2017-05-05 | 2025-02-18 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Auto-injector and related methods of use |
USD1007676S1 (en) | 2021-11-16 | 2023-12-12 | Regeneron Pharmaceuticals, Inc. | Wearable autoinjector |
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