JPH062061Y2 - 走行作業車のトランスミツシヨン - Google Patents
走行作業車のトランスミツシヨンInfo
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- JPH062061Y2 JPH062061Y2 JP9567887U JP9567887U JPH062061Y2 JP H062061 Y2 JPH062061 Y2 JP H062061Y2 JP 9567887 U JP9567887 U JP 9567887U JP 9567887 U JP9567887 U JP 9567887U JP H062061 Y2 JPH062061 Y2 JP H062061Y2
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- shaft
- transmission
- gear
- drive shaft
- gears
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 89
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement Of Transmissions (AREA)
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は走行駆動機構を備える走行型の芝刈機とかミ
ッドマウント型のモアを備える乗用モアトラクタ等、比
較的小型の走行作業車に好適したトランスミッションに
関する。
ッドマウント型のモアを備える乗用モアトラクタ等、比
較的小型の走行作業車に好適したトランスミッションに
関する。
より詳しく言うとこの考案は、駆動軸と変速軸間に設け
た複数列の変速歯車列を変速軸に装備させたシフトキー
により択一的に作動させて多段の変速を得るものとされ
るキーシフト式変速装置を内装するミッションケースに
左右の車軸を装備させて、トランスアクスル型のものに
構成された走行作業車のトランスミッションに関する。
た複数列の変速歯車列を変速軸に装備させたシフトキー
により択一的に作動させて多段の変速を得るものとされ
るキーシフト式変速装置を内装するミッションケースに
左右の車軸を装備させて、トランスアクスル型のものに
構成された走行作業車のトランスミッションに関する。
従来の技術 かかる走行作業車のトランスミッションは一般に、例え
ば米国特許NO.4,103,566、特開昭60-104835号公報、特
開昭61-116154号公報に開示されているようにトルクが
低いところで変速を行ない、その後に車両の駆動力を高
めるべく、キーシフト式変速装置の変速軸と車軸間の伝
動径路を歯車減速機構によって構成してあるものとされ
て来ている。
ば米国特許NO.4,103,566、特開昭60-104835号公報、特
開昭61-116154号公報に開示されているようにトルクが
低いところで変速を行ない、その後に車両の駆動力を高
めるべく、キーシフト式変速装置の変速軸と車軸間の伝
動径路を歯車減速機構によって構成してあるものとされ
て来ている。
例えば上記文献のうち米国特許NO.4,103,566に開示のト
ランスミッションでは駆動軸を変速軸と車軸との中間位
置に配置して、駆動軸上に遊嵌設置した大小2個の歯車
を利用し、変速軸と車軸間に2連の減速歯車列を設けて
いる。また特開昭60−104835号公報のものでは変速軸
と車軸間に中間軸を追加して設けて、変速軸と中間軸間
及び中間軸と車軸間をそれぞれ、減速歯車列によって接
続している。特開昭61-116154号公報のものでは変速軸
と車軸間に減速歯車列を設けて、1段のみの減速を行な
っている。
ランスミッションでは駆動軸を変速軸と車軸との中間位
置に配置して、駆動軸上に遊嵌設置した大小2個の歯車
を利用し、変速軸と車軸間に2連の減速歯車列を設けて
いる。また特開昭60−104835号公報のものでは変速軸
と車軸間に中間軸を追加して設けて、変速軸と中間軸間
及び中間軸と車軸間をそれぞれ、減速歯車列によって接
続している。特開昭61-116154号公報のものでは変速軸
と車軸間に減速歯車列を設けて、1段のみの減速を行な
っている。
上記の何れのトランスミッションにおいても車両の回行
を容易とするために左右の車軸間に差動装置が配設さ
れ、歯車減速機構の最終端の歯車として差動装置の入力
歯車が利用されている。
を容易とするために左右の車軸間に差動装置が配設さ
れ、歯車減速機構の最終端の歯車として差動装置の入力
歯車が利用されている。
考案が解決しようとする問題点 トランスアクスル型のトランスミッションを装備する小
型の走行作業車では、左右の駆動車輪間に位置すること
となるミッションケースが刈刃等の作業部材の配置に制
約を与えないように、また車両の地上高を低めないよう
に、該ミッションケースの前後幅及び上下幅を小さくす
ることが要求される。
型の走行作業車では、左右の駆動車輪間に位置すること
となるミッションケースが刈刃等の作業部材の配置に制
約を与えないように、また車両の地上高を低めないよう
に、該ミッションケースの前後幅及び上下幅を小さくす
ることが要求される。
この点で前述した従来のトランスミッションは歯車減速
機構の設置によりミッションケースの前後幅或は上下幅
をそれだけ拡大したものとなっており、かかるミッショ
ンケース幅をより圧縮することが望まれる。
機構の設置によりミッションケースの前後幅或は上下幅
をそれだけ拡大したものとなっており、かかるミッショ
ンケース幅をより圧縮することが望まれる。
したがってこの考案の主たる目的とするところは、駆動
軸と変速軸と同心配置の左右の車軸とを装備しキーシフ
ト式変速装置を内装するミッションケースに変速軸と車
軸間の歯車減速機構を内装させつつ、上記した平行配置
の複数軸を横切る方向でみたミッションケース幅を大き
く圧縮してある、走行作業車の新規なトランスミッショ
ンを提供するにある。
軸と変速軸と同心配置の左右の車軸とを装備しキーシフ
ト式変速装置を内装するミッションケースに変速軸と車
軸間の歯車減速機構を内装させつつ、上記した平行配置
の複数軸を横切る方向でみたミッションケース幅を大き
く圧縮してある、走行作業車の新規なトランスミッショ
ンを提供するにある。
問題点を解決するために講じた技術的手段 この考案は第1図及び第5図にそれぞれ例示するよう
に、駆動軸11と変速軸12と同心配置の左右の車軸1
3,14とを互に平行配置状で装備するミッションケー
ス10と、該ミッションケース10内において駆動軸1
1上に固定設置した歯車16F1,16F2,16F3,
16F4,16F5と変速軸12上に遊嵌設置した歯車1
7F1,17F2,17F3,17F4,17F5とを噛合
せてなる複数列の変速歯車列を設けて変速軸12上の上
記歯車を該変速軸外周面の長溝18内で摺動可能なシフ
トキー19のクラッチ突起19aにより択一的に変速軸
へと結合することにより多段の変速を行なうキーシフト
式変速装置15と、ミッションケース10内において変
速軸12の回転を左右の車軸13,14に対し減速して伝
達する減速歯車機構20とを、備える走行作業車のトラ
ンスミッションに係る。
に、駆動軸11と変速軸12と同心配置の左右の車軸1
3,14とを互に平行配置状で装備するミッションケー
ス10と、該ミッションケース10内において駆動軸1
1上に固定設置した歯車16F1,16F2,16F3,
16F4,16F5と変速軸12上に遊嵌設置した歯車1
7F1,17F2,17F3,17F4,17F5とを噛合
せてなる複数列の変速歯車列を設けて変速軸12上の上
記歯車を該変速軸外周面の長溝18内で摺動可能なシフ
トキー19のクラッチ突起19aにより択一的に変速軸
へと結合することにより多段の変速を行なうキーシフト
式変速装置15と、ミッションケース10内において変
速軸12の回転を左右の車軸13,14に対し減速して伝
達する減速歯車機構20とを、備える走行作業車のトラ
ンスミッションに係る。
かかるトランスミッションにおいて、この考案は前述の
考案課題を解決するため同様に第1図及び第5図にそれ
ぞれ例示するように、前記変速軸12を中空軸に形成し
て前記した左右の車軸13,14のうちの一方の車軸1
4を該変速軸を貫通させて設け、また前記駆動軸11上
に該駆動軸11上の前記歯車16F1−16F5群を外れ
た部分で中空の中間軸21を遊嵌設置して前記歯車減速
機構20を、変速軸12と中間軸21間に配設した第1の
減速歯車22,23列と中間軸21と左右の車軸13,
14間に配設した第2の減速歯車24,25列とから構
成した。
考案課題を解決するため同様に第1図及び第5図にそれ
ぞれ例示するように、前記変速軸12を中空軸に形成し
て前記した左右の車軸13,14のうちの一方の車軸1
4を該変速軸を貫通させて設け、また前記駆動軸11上
に該駆動軸11上の前記歯車16F1−16F5群を外れ
た部分で中空の中間軸21を遊嵌設置して前記歯車減速
機構20を、変速軸12と中間軸21間に配設した第1の
減速歯車22,23列と中間軸21と左右の車軸13,
14間に配設した第2の減速歯車24,25列とから構
成した。
作用 駆動軸11によりキーシフト式変速装置15を介し変速
回転駆動される変速軸12の回転は、第1の減速歯車2
2,23列及び第2の減速歯車24,25列により2段に
減速されて左右の車軸13,14へ伝えられ、車軸1
3,14が高トルクで駆動される。
回転駆動される変速軸12の回転は、第1の減速歯車2
2,23列及び第2の減速歯車24,25列により2段に
減速されて左右の車軸13,14へ伝えられ、車軸1
3,14が高トルクで駆動される。
一方の車軸14を中空の変速軸12を貫通させて設けて
いることからして変速軸12と左右の車軸13,14は
同心配置状にあり、また中空の中間軸21を駆動軸11
上に遊嵌設置していることからして駆動軸11と中間軸
21も同心配置状をとっていている。このため以上の軸
を横切る方向でみたミッションケース10の幅は、平行
する2本の伝動軸を有するトランスミッションを内装す
るミッションケースの対応する幅と等しくなる。したが
って上述の軸横断方向を車両前後方向に沿わせる作業車
ではミッションケース10が占める前後幅が小さくさ
れ、また車両上下方向に沿わせる作業車ではミッション
ケース10が占める上下幅が小さくされる。
いることからして変速軸12と左右の車軸13,14は
同心配置状にあり、また中空の中間軸21を駆動軸11
上に遊嵌設置していることからして駆動軸11と中間軸
21も同心配置状をとっていている。このため以上の軸
を横切る方向でみたミッションケース10の幅は、平行
する2本の伝動軸を有するトランスミッションを内装す
るミッションケースの対応する幅と等しくなる。したが
って上述の軸横断方向を車両前後方向に沿わせる作業車
ではミッションケース10が占める前後幅が小さくさ
れ、また車両上下方向に沿わせる作業車ではミッション
ケース10が占める上下幅が小さくされる。
車両の回行を容易とするためには、第1図に例示するよ
うに第2の減速歯車列の従動側減速歯車25を入力歯車
とする差動装置30を左右の車軸13,14間に配設す
るとか、或は第5図に例示するように上記のような減速
歯車25を左右の車軸13,14上にまたがらせて遊嵌
設置した上で該減速歯車25と左右の車軸13,14間
に左右のサイドクラッチ26,27を配設すればよい。
うに第2の減速歯車列の従動側減速歯車25を入力歯車
とする差動装置30を左右の車軸13,14間に配設す
るとか、或は第5図に例示するように上記のような減速
歯車25を左右の車軸13,14上にまたがらせて遊嵌
設置した上で該減速歯車25と左右の車軸13,14間
に左右のサイドクラッチ26,27を配設すればよい。
実施例 第1−3図が第1の実施例を示し、第4図が第1の実施
例に係るトランスミッションを装備した小型の走行作業
車を示している。
例に係るトランスミッションを装備した小型の走行作業
車を示している。
第4図に図示の走行作業車は、乗用座席32前方のステ
アリング・ホイール43の操作で旋回せしめられて車両
のステアリングを行なう左右の前輪34と、機体後部に
設置されている前記ミッションケース10から左右に延
出する前記車軸13,14端に取付けられて車両の走行
駆動を行なう左右の後輪35とを、装備している。エン
ジン36は機体前部に搭載されており、下方向きに突出
しているエンジン出力軸36a上にはプーリー38を固
定設置してある。このプーリー38とミッションケース
10から上方に突出させてある入力軸39に取付けられ
たプーリー40間に、ベルト41を捲回してある。
アリング・ホイール43の操作で旋回せしめられて車両
のステアリングを行なう左右の前輪34と、機体後部に
設置されている前記ミッションケース10から左右に延
出する前記車軸13,14端に取付けられて車両の走行
駆動を行なう左右の後輪35とを、装備している。エン
ジン36は機体前部に搭載されており、下方向きに突出
しているエンジン出力軸36a上にはプーリー38を固
定設置してある。このプーリー38とミッションケース
10から上方に突出させてある入力軸39に取付けられ
たプーリー40間に、ベルト41を捲回してある。
第2図に示すようにミッションケース10は上下の半部
を水平な合せ面で接合してなるが、前記入力軸39は上
方側のケース半部に一体形成した筒部46に回転自在に
支持されてミッションケース10の内外にまたがらせて
設けてある。入力軸39の下端には小径の傘歯車47を
一体形成してあり、この傘歯車47を、第1図に示すよ
うに前記駆動軸11上にキーによって固定設置した大径
の傘歯車48と噛合せてある。後者の傘歯車48は第1
図に示すように、駆動軸11上の前記歯車16F1−1
6F5群と共に前記中間軸21を挟むように配置して駆
動軸11の一端部上に設けられている。
を水平な合せ面で接合してなるが、前記入力軸39は上
方側のケース半部に一体形成した筒部46に回転自在に
支持されてミッションケース10の内外にまたがらせて
設けてある。入力軸39の下端には小径の傘歯車47を
一体形成してあり、この傘歯車47を、第1図に示すよ
うに前記駆動軸11上にキーによって固定設置した大径
の傘歯車48と噛合せてある。後者の傘歯車48は第1
図に示すように、駆動軸11上の前記歯車16F1−1
6F5群と共に前記中間軸21を挟むように配置して駆
動軸11の一端部上に設けられている。
第1図に示すようにミッションケース10には駆動軸1
1、変速軸12、車軸13,14及び中間軸21を前述
の配置で、且つ、これらの軸の軸線がほぼ同一水平面上
にあるようにして、装備させてある。車軸14を貫通さ
せてある中空の変速軸12はその上の前記歯車17F1
−17F5の設置範囲を若干量だけはみ出す比較的短尺
のものとされていて、変速軸12と同様に中空軸とされ
ている合成樹脂製の支軸31が変速軸12の延長線上で
車軸14上に設けられている。この支軸31は適当した
止め金具37により軸線方向に沿う変位を阻止して、変
速軸12に衝合させてある。駆動軸11、変速軸12及
び車軸13,14を支承するベアリングは、ミッション
ケース10の上下のケース半部の各合せ面に形成した半
円状の溝穴に半部宛を嵌合して保持させてある。これら
のベアリングのうち変速軸31を支承する2個のボール
ベアリング32,33は、変速軸12上の歯車17F1
−17F5(図示の場合はさらに後述するスプロケット
ギヤ17Rを含めて。)群の一端外方と他端外方とに配
置されている。
1、変速軸12、車軸13,14及び中間軸21を前述
の配置で、且つ、これらの軸の軸線がほぼ同一水平面上
にあるようにして、装備させてある。車軸14を貫通さ
せてある中空の変速軸12はその上の前記歯車17F1
−17F5の設置範囲を若干量だけはみ出す比較的短尺
のものとされていて、変速軸12と同様に中空軸とされ
ている合成樹脂製の支軸31が変速軸12の延長線上で
車軸14上に設けられている。この支軸31は適当した
止め金具37により軸線方向に沿う変位を阻止して、変
速軸12に衝合させてある。駆動軸11、変速軸12及
び車軸13,14を支承するベアリングは、ミッション
ケース10の上下のケース半部の各合せ面に形成した半
円状の溝穴に半部宛を嵌合して保持させてある。これら
のベアリングのうち変速軸31を支承する2個のボール
ベアリング32,33は、変速軸12上の歯車17F1
−17F5(図示の場合はさらに後述するスプロケット
ギヤ17Rを含めて。)群の一端外方と他端外方とに配
置されている。
駆動軸11上の前記歯車16F1−16F5は駆動軸11
にスプライン嵌めして5個設けられており、対応して変
速軸12上にも5個の前記歯車17F1−17F5が遊嵌
設置されている。駆動軸11と変速軸12間にはまた、
駆動軸11上に固定設置したスプロケットギヤ16Rと
変速軸12上に遊嵌設置したスプロケットギヤ17Rと
にチェーン54を捲回してなる後進駆動トレーンも設け
られている。したがって変速軸12上の歯車17F1−
17F5の1個宛を選択的に変速軸12へと結合するこ
とによって前進1速から前進5速までの車速が得られ、
スプロケットギヤ17Rを選択的に変速軸12へと結合
することによって後進1速の車速が得られる。
にスプライン嵌めして5個設けられており、対応して変
速軸12上にも5個の前記歯車17F1−17F5が遊嵌
設置されている。駆動軸11と変速軸12間にはまた、
駆動軸11上に固定設置したスプロケットギヤ16Rと
変速軸12上に遊嵌設置したスプロケットギヤ17Rと
にチェーン54を捲回してなる後進駆動トレーンも設け
られている。したがって変速軸12上の歯車17F1−
17F5の1個宛を選択的に変速軸12へと結合するこ
とによって前進1速から前進5速までの車速が得られ、
スプロケットギヤ17Rを選択的に変速軸12へと結合
することによって後進1速の車速が得られる。
変速軸12外周面の前記長溝18は2個設けられてお
り、該長溝18と整列する2個の長溝31aが前記支軸
31の外周面に設けられている。変速軸12及び支軸3
1の長溝18,31a内にまたがらせて2個の前記シフ
トキー19が、設けられている。キーシフト式変速装置
において通例であるように変速軸12上の歯車17F1
−17F5とスプロケットギヤ17とのボス部内周面に
は、シフトキー19のクラッチ突起19aが突入可能な
溝穴42を形成してある。歯車17F1とスプロケット
ギヤ17間で変速軸12上にはニュートラル・カラー4
5を設けてあり、このニュートラル・カラー45には変
速装置15の中立状態でクラッチ突起19aを受入れる
環状溝45aを形成してある。シフトキー19を長溝1
8,31a内でスライドさせて溝穴42内へのクラッチ
突起19aの突入により変速軸12に対する選択的なギ
ヤ結合を行なわせるためのシフタスリーブ55は、支軸
31上に摺動可能に設置されていて、シフトキー19は
基端部で該シフタスリーブ55に取付けられている。各
シフトキー19をそのクラッチ突起19aが長溝18内
から放射方向外方向きに突出するように附勢するための
板ばね56は、基端のフック部56aでもってシフトキ
ー19に取付け該キー19に沿わせて設けられている。
り、該長溝18と整列する2個の長溝31aが前記支軸
31の外周面に設けられている。変速軸12及び支軸3
1の長溝18,31a内にまたがらせて2個の前記シフ
トキー19が、設けられている。キーシフト式変速装置
において通例であるように変速軸12上の歯車17F1
−17F5とスプロケットギヤ17とのボス部内周面に
は、シフトキー19のクラッチ突起19aが突入可能な
溝穴42を形成してある。歯車17F1とスプロケット
ギヤ17間で変速軸12上にはニュートラル・カラー4
5を設けてあり、このニュートラル・カラー45には変
速装置15の中立状態でクラッチ突起19aを受入れる
環状溝45aを形成してある。シフトキー19を長溝1
8,31a内でスライドさせて溝穴42内へのクラッチ
突起19aの突入により変速軸12に対する選択的なギ
ヤ結合を行なわせるためのシフタスリーブ55は、支軸
31上に摺動可能に設置されていて、シフトキー19は
基端部で該シフタスリーブ55に取付けられている。各
シフトキー19をそのクラッチ突起19aが長溝18内
から放射方向外方向きに突出するように附勢するための
板ばね56は、基端のフック部56aでもってシフトキ
ー19に取付け該キー19に沿わせて設けられている。
上記したシフタスリーブ55は第4図に図示のように乗
用座席32の一側に配置してある変速レバー57によっ
て、支軸31上で摺動操作されるものとされている。そ
のためには第4図に示すように、ミッションケース10
の内外にまたがらせて設けてある操作軸59上のアーム
67とレバー57操作で回動せしめられるアーム68と
が、ミッションケース10の上面に設けたベルクランク
69と1対の索条70,71とを介し接続されている。
用座席32の一側に配置してある変速レバー57によっ
て、支軸31上で摺動操作されるものとされている。そ
のためには第4図に示すように、ミッションケース10
の内外にまたがらせて設けてある操作軸59上のアーム
67とレバー57操作で回動せしめられるアーム68と
が、ミッションケース10の上面に設けたベルクランク
69と1対の索条70,71とを介し接続されている。
第1図に示すように中空の変速軸12における支軸31
反対側の端部は外径を縮小してあり、そこに形成したギ
ヤ歯に内周面上のギヤ歯を噛合せて前記第1の減速歯車
列における小径の原動側の歯車22が、変速軸12上に
固定設置されている。第1の減速歯車列における大径の
従動側の歯車23は前記中間軸21上に、駆動軸11上の
歯車16F1−16F5群側で溶接又はスプライン等の固
定手段(図例では溶接)により固定設置されている。前
記第2の減速歯車列における小径の原動側の歯車24
は、駆動軸9上の前記傘歯車48に隣接させて中間軸2
1と一体形成されている。
反対側の端部は外径を縮小してあり、そこに形成したギ
ヤ歯に内周面上のギヤ歯を噛合せて前記第1の減速歯車
列における小径の原動側の歯車22が、変速軸12上に
固定設置されている。第1の減速歯車列における大径の
従動側の歯車23は前記中間軸21上に、駆動軸11上の
歯車16F1−16F5群側で溶接又はスプライン等の固
定手段(図例では溶接)により固定設置されている。前
記第2の減速歯車列における小径の原動側の歯車24
は、駆動軸9上の前記傘歯車48に隣接させて中間軸2
1と一体形成されている。
第1の実施例では第2の減速歯車列における大径の従動
側の歯車25を入力歯車とする前記差動装置30が、次
のように設けられている。
側の歯車25を入力歯車とする前記差動装置30が、次
のように設けられている。
すなわち第1図に示すように差動装置30は通例のよう
に、デフヨーク軸80上で1対のドライブ傘歯車81
を、左右の車軸13,14上で1対のドリブン傘歯車8
2を、それぞれ設けて図示のように噛合せているが、差
動装置に通例設けられるデフケースは設けていない。す
なわち第3図に明瞭に示すように前記減速歯車25のボ
ス中心部にあけた穴の内面に互に対向配置の1対の角形
溝穴83を形成し、デフヨーク軸80の両端に設けた扁
平端部80aを該溝穴83に焼き嵌め等の手段で嵌合固
定して、歯車25とデフヨーク軸80とが一体回転する
ようにしている。デフヨーク軸80は長さ方向中央の角
形部分80bにおいて円形の貫通穴80cを有し、この
貫通穴80cに左右の車軸13,14の内端部を支承さ
せている。ドライブ傘歯車81及びドリブン傘歯車82
はそれぞれ、スラスト受けワッシャ85,86を介して
デフヨーク軸80の上記角形部分80bに当てられてい
る。
に、デフヨーク軸80上で1対のドライブ傘歯車81
を、左右の車軸13,14上で1対のドリブン傘歯車8
2を、それぞれ設けて図示のように噛合せているが、差
動装置に通例設けられるデフケースは設けていない。す
なわち第3図に明瞭に示すように前記減速歯車25のボ
ス中心部にあけた穴の内面に互に対向配置の1対の角形
溝穴83を形成し、デフヨーク軸80の両端に設けた扁
平端部80aを該溝穴83に焼き嵌め等の手段で嵌合固
定して、歯車25とデフヨーク軸80とが一体回転する
ようにしている。デフヨーク軸80は長さ方向中央の角
形部分80bにおいて円形の貫通穴80cを有し、この
貫通穴80cに左右の車軸13,14の内端部を支承さ
せている。ドライブ傘歯車81及びドリブン傘歯車82
はそれぞれ、スラスト受けワッシャ85,86を介して
デフヨーク軸80の上記角形部分80bに当てられてい
る。
第1図に示すように第2の減速歯車24,25列と鉛直
な入力軸39とは、図示作業車の長手軸線(前後軸線)
Y上に位置させてある。したがって差動装置30もその
軸線を軸線Yと一致していて左右の車軸13,14はそ
の長さを等しく設定されており、また入力軸39の上端
部に取付けられたプーリー40は機体横幅方向の中央に
位置していて機体側外方へのはみ出しを防止されてい
る。
な入力軸39とは、図示作業車の長手軸線(前後軸線)
Y上に位置させてある。したがって差動装置30もその
軸線を軸線Yと一致していて左右の車軸13,14はそ
の長さを等しく設定されており、また入力軸39の上端
部に取付けられたプーリー40は機体横幅方向の中央に
位置していて機体側外方へのはみ出しを防止されてい
る。
第4図に図示の走行作業車は例えば、前後輪34,35
間で機体下面側に装備させるミッド・マウント型のモア
とか、機体前部に装備させるバケット機構とかの作業機
によって、各種の作業に用いるものとできる。図示を省
略するがエンジン36から上記のような作業機を駆動す
る動力を取出すためのPTO機構も作業車に装備させ
る。
間で機体下面側に装備させるミッド・マウント型のモア
とか、機体前部に装備させるバケット機構とかの作業機
によって、各種の作業に用いるものとできる。図示を省
略するがエンジン36から上記のような作業機を駆動す
る動力を取出すためのPTO機構も作業車に装備させ
る。
第5−7図に図示の第2の実施例は、前記差動装置30
に代えて左右のサイドクラッチ26,27を設けたトラン
スミッションに係る。
に代えて左右のサイドクラッチ26,27を設けたトラン
スミッションに係る。
第5,6図に示すように第2の減速歯車列における従動
側の歯車25は左右の車軸13,14上にまたがらせて
遊嵌設置されている。この歯車25のボス部には車軸1
3,14に略摺接する環状の張出し部25aを一体形成
してあり、該張出し部25aには各車軸13,14側で
2個宛の穴60を形成してある。対応する2個宛の穴6
1が各車軸13,14に内端面側から切込み状に形成さ
れており、穴60,61にまたがらせてボール62を挿
入設置してある。また各車軸13,14の内端部上には
張出し部25aに摺接する内面部分を有するクラッチス
リーブ63を摺動操作可能に設けてあり、この各クラッ
チスリーブ63の上記内面部分端にはボール62が車軸
13,14の穴61を抜出した状態で接当する斜面63a
を設けてある。
側の歯車25は左右の車軸13,14上にまたがらせて
遊嵌設置されている。この歯車25のボス部には車軸1
3,14に略摺接する環状の張出し部25aを一体形成
してあり、該張出し部25aには各車軸13,14側で
2個宛の穴60を形成してある。対応する2個宛の穴6
1が各車軸13,14に内端面側から切込み状に形成さ
れており、穴60,61にまたがらせてボール62を挿
入設置してある。また各車軸13,14の内端部上には
張出し部25aに摺接する内面部分を有するクラッチス
リーブ63を摺動操作可能に設けてあり、この各クラッ
チスリーブ63の上記内面部分端にはボール62が車軸
13,14の穴61を抜出した状態で接当する斜面63a
を設けてある。
以上により各サイドクラッチ26,27は、第7図に示
すように穴61からのボール62の抜出しがクラッチス
リーブ63により阻止されている状態ではボール62を
介し歯車25と各車軸13,14を接続し、第6図に示
すようにクラッチスリーブ63が歯車25反対側に摺動
操作されると歯車25回転に基づく遠心力で各車軸1
3,14の穴61から抜出し斜面63aに接当して、歯
車25と各車軸13,14間の接続を断つものとされて
いる。クラッチスリーブ63を歯車25向きに摺動操作
するときは、斜面63aによりボール62が押込まれて
クラッチ入り状態が得られる。
すように穴61からのボール62の抜出しがクラッチス
リーブ63により阻止されている状態ではボール62を
介し歯車25と各車軸13,14を接続し、第6図に示
すようにクラッチスリーブ63が歯車25反対側に摺動
操作されると歯車25回転に基づく遠心力で各車軸1
3,14の穴61から抜出し斜面63aに接当して、歯
車25と各車軸13,14間の接続を断つものとされて
いる。クラッチスリーブ63を歯車25向きに摺動操作
するときは、斜面63aによりボール62が押込まれて
クラッチ入り状態が得られる。
サイドクラッチ26,27を設けた第2の実施例では第
5図に一側のもののみを示す内拡式の左右のサイドブレ
ーキ28を、ミッションケース10の側外面上に設置し
ており、左右のサイドクラッチとサイドブレーキとによ
り車両を任意の旋回半径で回行させうることとしてい
る。第5−7図に図示の第2の実施例の他の部分は第1
の実施例の対応する部分と同様に構成され、第1−3図
で用いたのと同一の符号を付されている。
5図に一側のもののみを示す内拡式の左右のサイドブレ
ーキ28を、ミッションケース10の側外面上に設置し
ており、左右のサイドクラッチとサイドブレーキとによ
り車両を任意の旋回半径で回行させうることとしてい
る。第5−7図に図示の第2の実施例の他の部分は第1
の実施例の対応する部分と同様に構成され、第1−3図
で用いたのと同一の符号を付されている。
考案の効果 この考案は小型の走行作業車におきコンパクトな構造で
多段の変速を行なうキーシフト式変速装置15の変速軸
12の回転を、歯車減速機構20により減速して左右の
車軸13,14へと伝達するようにされたトランスミッ
ションにおいて、上記変速軸12を中空軸とし左右一方
の車軸14を該変速軸12を貫通させて設けた構造と、
キーシフト式変速装置15原動側の駆動軸11上に中空
の中間軸21を遊嵌設置して変速軸12と中間軸21間
及び中間軸21と車軸13,14間でそれぞれ歯車減速
を行なうようにした構造によって、変速装置15従動側
で2段の歯車減速を行なうものでありながらミッション
ケース10内での複数本の軸配置幅が、平行する2本の
伝動軸を有するトランスミッションの軸配置幅と等しく
なることとし複数本の軸11,12,13,14,20
を横切る方向でのトランスミッション幅、したがってミ
ッションケース幅を従来より大幅に圧縮させる効果を奏
する。
多段の変速を行なうキーシフト式変速装置15の変速軸
12の回転を、歯車減速機構20により減速して左右の
車軸13,14へと伝達するようにされたトランスミッ
ションにおいて、上記変速軸12を中空軸とし左右一方
の車軸14を該変速軸12を貫通させて設けた構造と、
キーシフト式変速装置15原動側の駆動軸11上に中空
の中間軸21を遊嵌設置して変速軸12と中間軸21間
及び中間軸21と車軸13,14間でそれぞれ歯車減速
を行なうようにした構造によって、変速装置15従動側
で2段の歯車減速を行なうものでありながらミッション
ケース10内での複数本の軸配置幅が、平行する2本の
伝動軸を有するトランスミッションの軸配置幅と等しく
なることとし複数本の軸11,12,13,14,20
を横切る方向でのトランスミッション幅、したがってミ
ッションケース幅を従来より大幅に圧縮させる効果を奏
する。
また減速歯車機構のための中間軸を本考案によるのとは
異なり、図示の駆動軸11よりも短長とした駆動軸の延
長線上に駆動軸と同心配置状で回転可能に支持して設け
る構造と対比して、本考案に従い中空状とされて駆動軸
11上に遊嵌設置された中間軸21は駆動軸11の他に
軸支持機構を必要としないから、本考案は上述の効果を
単純で安価につく構造によって奏せしめる。
異なり、図示の駆動軸11よりも短長とした駆動軸の延
長線上に駆動軸と同心配置状で回転可能に支持して設け
る構造と対比して、本考案に従い中空状とされて駆動軸
11上に遊嵌設置された中間軸21は駆動軸11の他に
軸支持機構を必要としないから、本考案は上述の効果を
単純で安価につく構造によって奏せしめる。
第1図はこの考案に従ったトランスミッションの第1の
実施例を示す横断平面図、第2図は第1図のII−II線に
ほぼ沿った一部省略断面図、第3図は第1図に図示のト
ランスミッションの一部分を分解して図示した分解斜視
図、第4図は第1図に図示のトランスミッションを装備
する走行作業車を示す模式的な斜視図、第5図はこの考
案に従ったトランスミッションの第2の実施例を示す横
断平面図、第6図は第5図の一部を拡大した拡大横断面
図、第7図は第5図のVII−VII線に沿った拡大断面図で
ある。 10…ミッションケース、11…駆動軸、12…変速
軸、13,14…車軸、15…キーシフト式変速装置、
16F1,16F2,16F3,16F4,16F5…歯
車、16R…スプロケットギヤ、17F1,17F2,1
7F3,17F4,17F5…歯車、17R…スプロケット
ギヤ、18…長溝、19…シフトキー、20…減速歯車
機構、21…中間軸、22,23…減速歯車、24,25
…減速歯車、26,27…サイドクラッチ、30…差動
装置、35…後輪、36…エンジン、39…入力軸、4
7…傘歯車、48…傘歯車、54…チェーン、55…シ
フタスリーブ。
実施例を示す横断平面図、第2図は第1図のII−II線に
ほぼ沿った一部省略断面図、第3図は第1図に図示のト
ランスミッションの一部分を分解して図示した分解斜視
図、第4図は第1図に図示のトランスミッションを装備
する走行作業車を示す模式的な斜視図、第5図はこの考
案に従ったトランスミッションの第2の実施例を示す横
断平面図、第6図は第5図の一部を拡大した拡大横断面
図、第7図は第5図のVII−VII線に沿った拡大断面図で
ある。 10…ミッションケース、11…駆動軸、12…変速
軸、13,14…車軸、15…キーシフト式変速装置、
16F1,16F2,16F3,16F4,16F5…歯
車、16R…スプロケットギヤ、17F1,17F2,1
7F3,17F4,17F5…歯車、17R…スプロケット
ギヤ、18…長溝、19…シフトキー、20…減速歯車
機構、21…中間軸、22,23…減速歯車、24,25
…減速歯車、26,27…サイドクラッチ、30…差動
装置、35…後輪、36…エンジン、39…入力軸、4
7…傘歯車、48…傘歯車、54…チェーン、55…シ
フタスリーブ。
Claims (4)
- 【請求項1】駆動軸11と変速軸12と同心配置の左右
の車軸13,14とを互に平行配置状で装備するミッシ
ョンケース10と、該ミッションケース10内において
駆動軸11上に固定設置した歯車16F1,16F2,1
6F3,16F4,16F5と変速軸12上に遊嵌設置した
歯車17F1,17F2,17F3,17F4,17F5と
を噛合せてなる複数列の変速歯車列を設けて変速軸12
上の上記歯車を該変速軸外周面の長溝18内で摺動可能
なシフトキー19のクラッチ突起19aにより択一的に
変速軸へと結合することにより多段の変速を行なうキー
シフト式変速装置15と、ミッションケース10内にお
いて変速軸12の回転を左右の車軸13,14に対し減
速して伝達する減速歯車機構20とを、備える走行作業
車のトランスミッションにおいて、 前記変速軸12を中空軸に形成して前記した左右の車軸
13,14のうちの一方の車軸14を該変速軸を貫通さ
せて設け、また前記駆動軸11上に該駆動軸11上の前
記歯車16F1−16F5群を外れた部分で中空の中間軸
21を遊嵌設置して前記歯車減速機構20を、変速軸1
2と中間軸21間に配設した第1の減速歯車22,23
列と中間軸21と左右の車軸13,14間に配設した第
2の減速歯車24,25列とから構成したことを特徴と
するトランスミッション。 - 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項に記載のト
ランスミッションにおいて、前記第2の減速歯車22,
23列をほぼ、走行作業車の長手軸線上に配置して設け
ると共に、前記駆動軸11上に該駆動軸11上の前記歯
車16F1−16F5群と共に前記中間軸21を挟む大径
傘歯車48を固定設置し、ほぼ走行作業車の長手軸線上
に配置した入力軸39を前記駆動軸11に対し直交する
方向に沿わせミッションケース10の内外にまたがらせ
て設けて、該入力軸39の内端に固定の小径傘歯車47
を上記大径傘歯車48に対し噛合せたことを特徴とする
トランスミッション。 - 【請求項3】実用新案登録請求の範囲第1項または第2
項に記載のトランスミッションにおいて、ミッションケ
ース10内におき前記した左右の車軸13,14間に、
前記第2の減速歯車列における従動側減速歯車25を入
力歯車とする差動装置30を配置したことを特徴とする
トランスミッション。 - 【請求項4】実用新案登録請求の範囲第1項または第2
項に記載のトランスミッションにおいて、前記第2の減
速歯車列の従動側減速歯車25を、前記した左右の車軸
13,14上にまたがらせて遊嵌設置し、該従動側減速
歯車25と左右の車軸13,14間に左右のサイドクラ
ッチ26,27を配設したことを特徴とするトランスミ
ッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9567887U JPH062061Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 走行作業車のトランスミツシヨン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9567887U JPH062061Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 走行作業車のトランスミツシヨン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS64752U JPS64752U (ja) | 1989-01-05 |
JPH062061Y2 true JPH062061Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=30960495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9567887U Expired - Lifetime JPH062061Y2 (ja) | 1987-06-22 | 1987-06-22 | 走行作業車のトランスミツシヨン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH062061Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100442475B1 (ko) * | 2004-01-15 | 2004-07-30 | 한승우 | 베벨기어부와 차동기어부 사이에 설치된 단순구조형트랜스미션 |
-
1987
- 1987-06-22 JP JP9567887U patent/JPH062061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS64752U (ja) | 1989-01-05 |
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