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JPH0620524B2 - 液体及び/又は固体入り容器の揺動装置 - Google Patents

液体及び/又は固体入り容器の揺動装置

Info

Publication number
JPH0620524B2
JPH0620524B2 JP62172101A JP17210187A JPH0620524B2 JP H0620524 B2 JPH0620524 B2 JP H0620524B2 JP 62172101 A JP62172101 A JP 62172101A JP 17210187 A JP17210187 A JP 17210187A JP H0620524 B2 JPH0620524 B2 JP H0620524B2
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JP
Japan
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axis
rocking
point
plate
push rod
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Expired - Lifetime
Application number
JP62172101A
Other languages
English (en)
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JPS6418433A (en
Inventor
幸孝 三野
和弘 西島
和則 一戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SB Kawasumi Laboratories Inc
Original Assignee
Kawasumi Laboratories Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasumi Laboratories Inc filed Critical Kawasumi Laboratories Inc
Priority to JP62172101A priority Critical patent/JPH0620524B2/ja
Priority to EP87112349A priority patent/EP0258795B1/en
Priority to DE87112349T priority patent/DE3788026T2/de
Priority to AU77482/87A priority patent/AU600968B2/en
Priority to CA000545532A priority patent/CA1305934C/en
Priority to KR1019870009410A priority patent/KR910007820B1/ko
Publication of JPS6418433A publication Critical patent/JPS6418433A/ja
Priority to US07/349,701 priority patent/US5057429A/en
Priority to US07/656,122 priority patent/US5071760A/en
Publication of JPH0620524B2 publication Critical patent/JPH0620524B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M27/00Means for mixing, agitating or circulating fluids in the vessel
    • C12M27/16Vibrating; Shaking; Tilting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M23/00Constructional details, e.g. recesses, hinges
    • C12M23/48Holding appliances; Racks; Supports

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Biomedical Technology (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Clinical Laboratory Science (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として、細胞培養バッグに上下動を与えて培
地と細胞をゆるやかに攪拌させて細胞を大量濃縮培養す
るための揺動装置に関するものである。
さらに本発明は、溶媒抽出、液体と固体の混合はもちろ
ん液体バッグ中に分離した血小板等の微少成分をほぐす
のにも利用できる。
以下、細胞培養バッグを用いた場合の具体例について詳
述する。
(従来の技術) 細胞培養装置は従来から、種々のタイプが知られてい
る。しかし、これらは大量培養ができなかったり、装置
が複雑高価であるなどの問題点があるため、最近、本出
願人によって新たなタイプの培養バッグ40が提案され
た(特願昭61−198898号)。
この培養バッグ40は、第19図に示すように、塩化ビ
ニルその他、軟質プラスチック製の外袋41と、再生セ
ルロース等の半透膜製内袋42とから構成されている。
前記内袋42は保護ネット45で覆われており、外袋4
1には外液操作口43、内袋には内液操作口46がそれ
ぞれ設けられている。そして内袋42に細胞浮遊液(内
液)を封入し、外袋41に培地(外液)を封入すると共
に、各袋41、42に無菌空気を封入することにより、
半透膜を通して栄養分を細胞へ透過させ、内液中の細胞
の大量濃縮培養を行なうものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、上記した細胞培養バッグ40を単に静置して培
養すると、内液と外液が均一に接触しないばかりか、内
液中の細胞が内袋に付着したり、凝集を起し、細胞回収
率や細胞と栄養分の接触効率が悪くなる、という問題が
生じる。したがって、上記した細胞培養バッグ40は内
液と外液を適度に攪拌しながら培養する必要がある。
このような問題を解決するため、本出願人は、培養バッ
グ40をある程度の傾斜をもたせて回転する事により培
地と細胞の攪拌を行なう装置を提案した(実願62−4
6745号)。これにより細胞が内袋の内壁に付着した
り凝集するのを防ぎ細胞の回収率を高めることに成功し
た。
細胞培養バッグ40単体のみを用いて培養するのには上
記装置は有効であるが、本出願人が最近提起した細胞培
養装置(商品名CR−TISSUEシステム特願昭62
−80991号)、すなわち細胞培養バッグ40に付属
品として培地バッグ、細胞浮遊液の注入器具、培養後の
細胞回収バッグ、連結チューブ、無菌空気の注入器具を
接続して、細胞培養を行なうシステムにおいては、上記
装置による回転式の培養方法では、運転中に細胞培養バ
ッグ40に各付属品や測定用プローブを接続する際に、
回転の影響により連結チューブがねじれて接続して操作
を行なうことが困難であった。
そこで本発明は、細胞の培養効率と回収率を損なうこと
なく、連続した細胞培養システムの操作性を高める揺動
装置を検討した結果、以下に説明する揺動装置より達成
できることを確認した。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、 (1)揺動板3の中止点Oにリンクボール4aを介して
支柱3aの一端が軸支され、 揺動板3のX軸とY軸の各軸上の少なくとも一箇所にリ
ンクボール4b、4Cを介して押棒、5、6の一端が軸
支され、 前記支柱3aの他端は筐体12の天面に固定され、前記
押棒5、6の他端はリンク7、8に連結され、 前記リンク7、8はギア9a、9cに連結され、該ギア
9a、9cはギア9bと共に相互に咬合され、 前記ギア9bは継手10を介してモーター11に連結さ
れた液体及び/又は固体入り容器の揺動装置を提供す
る。
また本発明は、 (2)揺動板16の中心点Oにリンクボール17aを介
して支柱18aの一端が軸支され、 揺動板16のX軸上にリンクボール17bを介して押棒
18の一端が軸支され、揺動板16のY軸上にリンクボ
ール17cを介して押棒19の一端が軸支され、 前記支柱18aの他端は台座24aの天面に固定され、
前記押棒18、19の他端はラック22、25に旋回可
能に取り付けられ、 前記ラック22、25はピニオンギヤ21、23に進退
可能に取り付けられ、前記ピニオンギヤ21、23はモ
ーター20、23に取り付けられ、前記モーター20と
23は制御装置26より連動制御される液体及び/又は
固体入り容器の揺動装置を提供する。
(作用) 本発明の揺動装置は、液体及び/又は固体入りの容器を
揺動板に固定した後、揺動板がti時にX軸を中心として
n回上下動した後、ti+N時にY軸を中心としてn回上下
動し、該揺動板の中心点Oの高さhoを基準として揺動板
のX軸とY軸上にある点A、B、C、Dの高さhA、hB、h
C、hDが任意に上下動を繰り返しながら揺動する液体及び
/又は固体入り容器の揺動を実施することができる。
具体的には、第1の態様として、hoとhA、hB、hC、hDの関
係が後述する第1式(第1実施例の説明参照)の〜
で示されるように揺動板がX軸を中心とした1回上下動
しながら、Y軸を中心として1回上下動する。
以下X軸とY軸を中心とした上下動を同時に1回づつ周
期的に繰り返しながら揺動することができる。
第2の態様としてhoとhA、hB、hC、hDの関係を任意に選択
できるように、揺動板がX軸とY軸を中心とした上下動
を、それぞれn回づつ不規則に繰り返しながら揺動する
ことができる。
第3の態様として前記第1と第2の態様の組み合わせに
より揺動を実施することができる。
以上の態様により細胞培養バッグ40は、揺動板1の運
動に伴なってX軸、Y軸に沿って上下運動、正逆運動を
規則的及び/又は不規則的にあらゆるパターンであらゆ
る組み合わせで行なうことができ、培養バッグ40内の
内液と外液は、それぞれの袋の内部で攪拌される。培養
の途中で培地バッグ、細胞回収バッグ、測定用プローブ
等の連結チューブをねじれることなく細胞培養バッグに
容易に接続できる。
(実施例) 本発明の揺動装置を使用する際の揺動培養方法の原理を
以下に説明する。
第1図は、細胞培養バッグを固定するための揺動板1で
点Oは揺動板の中心点で、点A、B、C、Dは、揺動板
のそれぞれX軸上とY軸上にある点である。
第2図は、揺動板1の揺動方法及びその大きさを示すた
めの側面図でこれにより揺動板は、X軸とY軸を中心と
して揺動し、揺動の大きさは、揺動点の点A、B、C、
Dが中心点Oの高さhoを基準として上下方向に移動する
最大の大きさを、それぞれ+hA、-hA、+hB、-hB、+hC、-hC、+h
D、-hDとして表わされる(+表示は、hoよりも高い方向
への最大値、−表示は、hoよりも低い方向への最大値で
ある)。
第1実施例 hoとhA、hB、hC、hDの関係が第1式の〜で示されるよ
うに揺動板がX軸を中心として(実際にはX軸も微妙な
円運動をしている。第3図参照)1回上下動しながらY
軸を中心として(実際にはY軸も微妙な円運動をしてい
る。第3図参照)1回上下動する。
以下X軸とY軸を中心とした上下動を同時に周期的に繰
り返しながら揺動する場合について説明する。
第(1)式中hは高さ、tは時間、ωは角速度で、ωと
fの関係は、ω=2πfで表わされる(fは揺動数であ
る)。
この時hoとhA、hB、hC、hDの位置関係は第(2)式〜
に示すように周期的に変化する。
(2)式中の、、、はそれぞれ第3図中のt1、t
2、t3、t4に対応する。
hA、hB、hC、hDの各時間tiにおける周期的変化の関係を第
3図に示す。これにより揺動板の点A、B、C、Dの上
下方向への動きは、互いに位相をもった関係にある事が
わかる(ここで揺動板1の1回の上下動とは、第3図に
示すように点Bを参照にして説明すると、点Bの高さhB
がho→+hB→ho→−hB→hoのように1サイクルで動くこ
とをいう)。
(1)第4図に示すように点Aが+hAの高さ、点Cが−
hCの高さに、点B、Dはhoと同じ高さにある(第3図に
おけるt1時)。
揺動板1はY軸を中心として揺動を開始し次第に点A、
Cがhoの高さと同じ位置へ、同時に点B、DがX軸を中
心として、点Bが+hB方向、点Dが−hD方向に上下動を
始める(第3図におけるt1+Δt時)。
(2)その後第5図に示すように点Bが+hBの高さ、点
Dが−hDの高さ、点A、Cがhoと同じ高さになる(第3
図におけるt2時)。
揺動板1は、X軸を中心として揺動を開始し、点B、D
がhoの高さと同じ位置へ、又同時にY軸を中心として点
Aが−hA方向、点Cが+hC方向へ移動を始める(第3図
におけるt2+Δt時)。
(3)その後、第6図に示すように点Cが+hCの高さ
に、点Aが−hAの高さに、点B、Dがhoと同じ高さにな
る(第3図におけるt3時)。
揺動板1はY軸を中心として揺動を開始し次第に点A、
Cがhoの高さと同じ位置へ、又同時にX軸を中心として
点Dが+hD方向、点Bが−hB方向へ移動を始める(第3
図におけるt3+Δt時)。
(4)その後第7図に示すように点Dが+hDの高さ点B
が−hBの高さに、点A、Cがhoと同じ高さになる(第3
図におけるt4時)。
次第に点B、Dがhoの高さと同じ位置へ、同時に点Aが
+hA方向、点Cが−hC方向へ移動を始め(第3図におけ
るt4+Δt時)再び(1)の状態に戻り、その後順次
(1)〜(4)の状態を繰り返す。
第8図は、以上説明した原理に基づいて細胞培養バッグ
を固定した揺動板を実際に揺動させるための本発明の揺
動装置2を示す。
揺動板3の中心点Oにリンクボール4aを介して支柱3
aの一端が軸支されている。
揺動板3のX軸とY軸の各軸上の少なくとも一箇所にリ
ンクボール4b、4Cを介して押棒、5、6の一端が軸
支されている。
前記支柱3aの他端は筐体12の天面に固定され、前記
押棒5、6の他端はリンク7、8に連結されている。
前記リンク7、8はギア9a、9cに連結され該ギア9
a、9cはギア9bと共に相互に咬合されている。
前記ギア9bは継手10を介してモーター11に連結さ
れている。
リンク7、8は、揺動板3の位相に合せて相互に位相を
もって同速回転するようにギア9a、9b、9cで調整
されている。これらの駆動は、継手10を介してモータ
ー11より伝えられる。
次に揺動装置2の作動例を前述した揺動板1の揺動例と
対比しながら説明する。
第9図〜第12図の揺動装置2の作動変化は、第4〜第
7図の揺動板1の揺動の変化に対応し、図中の(A)は
第8図の背面図の概略図、(B)は(A)の右側面図を
示す。
(1)リンク7と押棒5の連結点13が、(イ)の位置
にあるため押棒5が揺動板3の点Aを+hAの高さまで押
し上げる。点Cは、その反動で−hcの高さに下げられ
る。この時リンク8と押棒6の連結点14は(に)の位
置にあるので揺動板3の点B、Dは、揺動板の点Oと同
じ位置にある(第9図)。
(2)次にリンク7、8が反時計方向に45°回転する
とリンク7と押棒5との連結点13は、(ロ)の位置へ
移動するので揺動板の点A、Cは点Oと同じ高さの位置
になる。この時リンク8と押棒6との連結点14は、
(い)の位置になるので、揺動板の点Bは、+hBの高さ
に押し上げられ、点Dは、その反動で−hDの高さに下げ
られる(第10図)。
(3)リンク7、8が更に反時計方向に45°づつ回転
するとリンク7と押棒5との連結点13は、(ハ)の位
置に移動するので揺動板の点Aは、−hAの高さに引き下
げられその反動で点Cは+hCの高さに上げられる。この
時リンク8と押棒6の連結点14は(ろ)の位置にある
ので揺動板3の点B、Dは点Oと同じ高さの位置にある
(第11図)。
(4)次にリンク7、8が反時計方向に45°回転する
とリンク7と押棒5との連結点13は、(ニ)の位置に
なるので揺動板3の点A、Cは点Oと同じ位置になる。
この時、リンク8と押棒6の連結点14は(は)の位置
になるので揺動板の点Bは−hBの高さに引き下げられ点
Dはその反動で+hDの高さに上げられる(第12図)。
更にリンク7、8が反時計方向に45°回転すると、前
述した(1)の状態に戻りその後(1)〜(4)の状態
を繰り返えす。
以上は揺動装置2を使用して揺動板をX軸、Y軸に沿っ
て上下運動させる場合について説明したが、揺動装置2
は後述するように上下運動及び/又は正逆運動を規則的
及び/又は不規則的にあらゆるパターンであらゆる組み
合わせで揺動を行なうことができる。
第2実施例 次にhoとhA、hB、hC、hDの関係が任意に選択できるよう
に、揺動板がX軸とY軸を中心とした上下動をそれぞれ
n回づつ不規則に繰り返しながら揺動する場合の実施例
について説明する。
第13図は、本実施例を実施するための本発明の揺動装
置15の正面図で、第14図は第13図の側面図であ
る。
揺動板16の中心点Oにリンクボール17aを介して支
柱18aの一端が軸支されている。
揺動板16のX軸上にリンクボール17bを介して押棒
18の一端が軸支され、揺動板16のY軸上にリンクボ
ール17cを介して押棒19の一端が軸支されている。
前記支柱18aの他端は台座24aの天面に固定され前
記押棒18、19の他端はラック22、25に旋回可能
に取り付けられている。
前記ラック22、25はピニオンギヤ21、24に進退
可能に取り付けられ、前記ピニオンギヤ21、23はモ
ーター20、23に取り付けられ、前記モーター20と
23の回転速度方向等は制御装置26より連動制御され
ている。
押棒18の動きは、モーター20に取り付けられたピニ
オンギア21によりラック22が進退することにより行
われる。
押棒19の動きは、モーター23に取り付けられたピニ
オンギア24によりラック25が進退することにより行
われる。
制御装置26は、モーター20とモーター23を夫々独
立又は、同時に制御するように調整されているので、押
棒18と押棒19は、夫々独立又は、同時に駆動するこ
とができる。
次に本実施例の作動例について、第13〜第14図と共
に第15図を参照しながら説明する(モーター20とモ
ーター23を夫々独立に制御し、押棒18と押棒19を
夫々独立に駆動させて揺動を行なう場合)。
(1)点A、B、C、Dの高さhA、hB、hC、hDは点Oの高
さhoと同じ高さにある(第15図におけるt1時)。
モーター20の駆動により押棒18が揺動板16を突き
上げるので揺動板16はY軸を中心として揺動を開始
し、次第に点Aが+hA、点Cが−hCへ上下動を始める
(第15図t1+Δt時)。
(2)その後、点Aが+hA、点Cが−hAの高さになる
(第15図t2時)。
モーター20の逆転駆動により押棒18が揺動板16を
引き下げる方向に作動するので揺動板16はY軸を中心
として揺動を開始し、次第に点A、C、はhoと同じ高さ
の位置へ上下動を始める(第15図t2+Δt時)。
点B、Dはt1〜t2+Δt時までhoと常に同じ高さにあ
る。
(3)再び点A、B、C、Dはhoと同じ高さに戻る(第
15図t3時)。
モーター23の駆動により押棒19が揺動板16を突き
上げるので揺動板16はX軸を中心として揺動を開始
し、次第に点Bが+hB、点Dが−hDへ上下動を始める
(第15図t3+Δt時)。
(4)その後、点Bが+hB、点Dが−hDの高さになる
(第15図t4時)。
モーター23の逆転駆動により押棒19が揺動板16を
引き下げる方向に作動するので、揺動板16はX軸を中
心として揺動を開始し、次第に点B、Dはhoと同じ位置
へ上下動を始める(第15図t4+Δt時)、点A、C
は、t3〜t4+Δt時までhoと高さの位置にある。
(5)A、B、C、Dはhoと同じ高さに戻りt5時とt5+
Δt時には、前記(3)の動作t6時とt6+Δt時には、
前記(4)の動作t7時とt7+Δt時には、前記(1)の
動作t8時とt8+Δt時には、前記(2)の動作をそれぞ
れ繰り返しながら揺動を行なうものである。本実施例で
は、第15図からもわかるようにt1〜t8+Δtまで、揺
動板16はX軸を中心として1/2回、Y軸を中心とし
て1/2回、上下動を繰り返しながら揺動を行なうもの
である。
さらに、揺動装置15は、第1実施例の揺動も一括して
実施することができる。以下にその揺動を説明する。
(6)点A、B、C、Dはhoと同じ高さにある(t9
時)。
モーター23を逆転駆動させることにより押棒19が揺
動板を引き下げる方向に作動するので、揺動板16はX
軸を中心として揺動を開始し、次第に点B、Dは−hBと
+hDの位置へ上下動を始める(第15図におけるt9+Δ
t時)。
(7)点B、Dは、−hB、+hD、点A、Cはhoと同じ高
さの位置にある(第15図t10時)。
モーター20が押棒18を介して揺動板16を突き上げる
方向、モーター23が押棒19を介して揺動板16を押
し下げる方向へ作動し、以下第15図t10+Δt時から
t14時の間まで第3図のt4+Δt時からt8時までの揺動
と同じ揺動を行うことができる。
さらに、本実施例では、モーター20と23を押棒18、
19を介して揺動板16を同時に突き上げるか又は、同
時に引き下げる方向に同時に正転または逆転させて揺動
を行うこともできる。
第15図は、前記揺動板1に細胞培養バッグ40を取り
付ける際に使用する固定具30の一例を示した組み立て
分解図である。
前記揺動板1のコーナー部には揺動板1の中心方向に延
びるピン取り付け穴1aが形成されている。この取り付
け穴1aにはピン31の取り付け位置を数階段に設定でき
るようにするため、複数の半円状の切欠部1bが形成さ
れている。
前記した取り付け穴1aには、回転板8の上面側からピ
ン31の下部31bが差し込まれ下面側から締め付けネ
ジ32で締め付けることにとってそのピン31が揺動板
2に固定される。即ち、ピン31の下端部近くにはフラ
ンジ31aが設けられており、そのフランジ31aより
下部のピン31bは前記取り付け穴1aの切欠部1bに
適合した径となっている。この下部ピン31bの内部に
は、ネジ溝(図示せず)が形成させている。
また前記締め付けネジ32にもフランジ32aが設けられ
ており、その先端に形成された柄部32bは前記取り付
け穴1aの切欠部1bに適合した径となっている。さら
にネジ部32cは、前記下部ピン31bのネジ溝と螺合
するようになっている。こうした締め付けネジ32を前
記ピン31に螺入することによりフランジ31a、32
aで取り付け穴1aの側縁部を締め付け、ピン31を揺
動板1に固定するものである。
ピン31の取り付け位置を調整する場合は、締め付けネ
ジ32をゆるめ、ピン31を取り付け穴1aの長さ方向
に移動させ、下部ピン31を所望の切欠部1bに移動し
た後、再び締め付けネジ32で揺動板1に固定すればよ
い。
前記ピン31には、筒状のストッパーリング33がスラ
イド可能に挿入されている。このストッパーリング33
の側部には締め付けネジ33aが取り付けられており、
このネジ33aを締め付けることにより、ストッパーリ
ング33をピン31の長さの任意の位置に固定できるよ
うになっている。
第16図は、細胞培養バッグ40を揺動板1に前記固定
具30を用いて取り付けたところの断面図を示す。
なお本件発明の発展として揺動培養装置を、温度制御装
置36と共に密閉容器37に収納して各細胞の培養条件
に最も適した条件化で実施する事により、より効率の良
い培養を実施することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明では、 培養中に、細胞培養バッグと連結チューブ等を接続す
る事が容易であるため、培養中の培地の連続交換が可能
となる。これにより将来的に培地の自動交換システムの
開発に寄与できる。
培養中に、細胞培養バッグに測定プローブを取り付け
ることができるので、細胞の培養状態等の測定が容易と
なる。
内液と外液が一定周期及び/またはアトランダムな周
期も併用して均一に攪拌されるので、外液中の成分が一
様に分散され半透膜を介しての両液の接触効率が向上し
かつ内液中の細胞が内袋の内壁に付着あるいは凝集を起
こしにくくなるため細胞の回収率が高くなる。等の優れ
た効果を有する発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用する揺動板の斜視図、第2図は第
1図の側面図、第3図は揺動板1の中心点Oと点A、
B、C、Dの高さの時間的変化を示すグラフ、第4〜第
7図は揺動板1の周期的運動を示す概略図、第8図は本
発明の揺動装置の概略図、第9〜12図は揺動培養装置
の周期的作動例を示す概略図、第13図は、本発明の揺
動装置の概略図、第14図は第13図の右側面図、第1
5図は、揺動板16の中心点Oと点A、B,C、Dの高
さの時間的変化を示すグラフ、第16図、固定具の組み
立て分解図、第17図は細胞培養バッグ40を揺動板に
取り付けたところの斜視図、第18図は密閉容器中で培
養を行なう装置の概略図、第19図は細胞培養バッグの
概略図である。 図中、1、3、16は揺動板、3a、18aは支柱、2、
15は揺動培養装置、4a、4b、4c、17a、17
b、17cはリンクボール、5、6、18、19は押
棒、7、8はリンク、9a、9b、9cはギア、10は
継手、11、20、23はモーター、12は筐体、1
3、14は連結点、21、24はピニオンギヤ、22、
25はラック、24aは台座、26は制御装置、31は
ピン、32はネジ、33はストッパーリング、36は温
度制御装置、37は密閉容器、40は細胞培養バッグを
示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動板3の中心点Oにリンクボール4aを
    介して支柱3aの一端が軸支され、 揺動板3のX軸とY軸の各軸上の少なくとも一箇所にリ
    ンクボール4b、4Cを介して押棒、5、6の一端が軸
    支され、 前記支柱3aの他端は筐体12の天面に固定され、前記
    押棒5、6の他端はリンク7、8に連結され、 前記リンク7、8はギア9a、9cに連結され、該ギア
    9a、9cはギア9bと共に相互に咬合され、 前記ギア9bは継手10を介してモーター11に連結さ
    れたことを特徴とする液体及び/又は固体入り容器の揺
    動装置。
  2. 【請求項2】揺動板16の中心点Oにリンクボール17
    aを介して支柱18aの一端が軸支され、 揺動板16のX軸上にリンクボール17bを介して押棒
    18の一端が軸支され、揺動板16のY軸上にリンクボ
    ール17cを介して押棒19の一端が軸支され、 前記支柱18aの他端は台座24aの天面に固定され、
    前記押棒18、19の他端はラック22、25に旋回可
    能に取り付けられ、 前記ラック22、25はピニオンギヤ21、23に進退
    可能に取り付けられ、前記ピニオンギヤ21、23はモ
    ーター20、23に取り付けられ、前記モーター20と
    23は制御装置26より連動制御されることを特徴とす
    る液体及び/又は固体入り容器の揺動装置。
JP62172101A 1986-08-27 1987-07-11 液体及び/又は固体入り容器の揺動装置 Expired - Lifetime JPH0620524B2 (ja)

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