JPH06205053A - 復号装置 - Google Patents
復号装置Info
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- JPH06205053A JPH06205053A JP5015968A JP1596893A JPH06205053A JP H06205053 A JPH06205053 A JP H06205053A JP 5015968 A JP5015968 A JP 5015968A JP 1596893 A JP1596893 A JP 1596893A JP H06205053 A JPH06205053 A JP H06205053A
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/32—Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
- H04L27/38—Demodulator circuits; Receiver circuits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 領域判定等の処理を単純化すると共にメモリ
容量を削減する。 【構成】 領域番号決定部41は、振幅位相平面を変調
の際の信号配置点の配置ピッチ以下のピッチで分割し、
受信点xnr,ynrが分割したどの領域に含まれるかを検
出する。候補パス座標決定部42は、領域番号Nn から
候補パスxnk,ynkを出力する。距離計算部43は、候
補パスと受信点との距離rnkをそれぞれ計算する。ビタ
ビ復号器44は、距離rnkに基づいて各候補パスの下位
3ビットに対してビタビ復号を行なって一定サンプル長
の距離の総和が最短である生き残りパスを求める。一
方、領域番号決定部41で得られた領域番号Nn は、R
AM45に一定サンプル長だけ保持される。上位ビット
決定部46は、RAM45からの一定サンプル長前の領
域番号Nn-12とビタビ復号部44で決定された復号デー
タの下位3ビットとから復号データの上位ビットを決定
する。
容量を削減する。 【構成】 領域番号決定部41は、振幅位相平面を変調
の際の信号配置点の配置ピッチ以下のピッチで分割し、
受信点xnr,ynrが分割したどの領域に含まれるかを検
出する。候補パス座標決定部42は、領域番号Nn から
候補パスxnk,ynkを出力する。距離計算部43は、候
補パスと受信点との距離rnkをそれぞれ計算する。ビタ
ビ復号器44は、距離rnkに基づいて各候補パスの下位
3ビットに対してビタビ復号を行なって一定サンプル長
の距離の総和が最短である生き残りパスを求める。一
方、領域番号決定部41で得られた領域番号Nn は、R
AM45に一定サンプル長だけ保持される。上位ビット
決定部46は、RAM45からの一定サンプル長前の領
域番号Nn-12とビタビ復号部44で決定された復号デー
タの下位3ビットとから復号データの上位ビットを決定
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、全二重データモデム
等に使用される復号装置に関し、特に畳み込み符号によ
り符号化され振幅位相変調されたデータを受信して、振
幅位相復調したのちビタビ復号することによりデータの
誤り訂正を行う復号装置に関する。
等に使用される復号装置に関し、特に畳み込み符号によ
り符号化され振幅位相変調されたデータを受信して、振
幅位相復調したのちビタビ復号することによりデータの
誤り訂正を行う復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、全二重モデム等に適用される復号
装置としてトレリスエンコーダ等の畳み込み符号化手段
と直交振幅位相変調器とを組合せた符号化復号化方式が
知られている。以下、CCITT勧告V.32bis を例
にとり、この種の符号化復号化方式について説明する。
この方式では、14400bpsのシリアルデータが6ビット毎
に分割され、これら6ビットのデータがトレリスエンコ
ーダによって7ビットに符号化される。例えば、サンプ
リング時点がnの符号化前の6ビットの入力データをQ
6n,Q5n,…,Q1n、符号化後の7ビットの符号データ
をY6n,Y5n,…,Y0nとすると、トレリスエンコーダ
では、4ビットの入力データQ6n〜Q3nをそのまま符号
データの上位4ビットの出力データY6n〜Y3nとして出
力すると共に、入力データのうちの下位2ビットQ2n,
Q1nを差動符号器に入力し、Y2n,Y1nを得、その2ビ
ットから、例えば図13に示す状態遷移規則に従って、
符号データの最下位ビットY0nを決定し、これを冗長ビ
ットとして付加する。この7ビットのデータY6n〜Y0n
は、直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Mod
ulation )されて伝送される。図14は、変調前の振幅
位相平面と各データに割り当てられた振幅位相平面上の
信号配置点とを示している。
装置としてトレリスエンコーダ等の畳み込み符号化手段
と直交振幅位相変調器とを組合せた符号化復号化方式が
知られている。以下、CCITT勧告V.32bis を例
にとり、この種の符号化復号化方式について説明する。
この方式では、14400bpsのシリアルデータが6ビット毎
に分割され、これら6ビットのデータがトレリスエンコ
ーダによって7ビットに符号化される。例えば、サンプ
リング時点がnの符号化前の6ビットの入力データをQ
6n,Q5n,…,Q1n、符号化後の7ビットの符号データ
をY6n,Y5n,…,Y0nとすると、トレリスエンコーダ
では、4ビットの入力データQ6n〜Q3nをそのまま符号
データの上位4ビットの出力データY6n〜Y3nとして出
力すると共に、入力データのうちの下位2ビットQ2n,
Q1nを差動符号器に入力し、Y2n,Y1nを得、その2ビ
ットから、例えば図13に示す状態遷移規則に従って、
符号データの最下位ビットY0nを決定し、これを冗長ビ
ットとして付加する。この7ビットのデータY6n〜Y0n
は、直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Mod
ulation )されて伝送される。図14は、変調前の振幅
位相平面と各データに割り当てられた振幅位相平面上の
信号配置点とを示している。
【0003】一方、受信側では、受信信号をQAM復調
したのち、得られた受信点の振幅位相平面上の座標の情
報xnr,ynrを図15に示すような復号系に供給する。
まず、領域比較部1は、座標xnr,ynrに基づいて振幅
位相平面上での領域比較を行う。ここでは、図16及び
図17に示すような8つの領域比較を行なうことによ
り、下位3ビットのデータの8つの組合せY2n,Y1n,
Y0n=(0,0,0)、(0,0,1)、…、(1,
1,1)に対してそれぞれ候補パスを求める。そして、
候補パス座標決定部2では、求められた8つの候補パス
の座標を決定し、距離計算部3で、これらの候補パスの
座標と受信点の座標xnr,ynrとの間の距離をそれぞれ
計算する。そして、最尤復号方式の一つであるビタビ復
号部4で、図13に示した状態遷移規則に基づき一定デ
ータ長の距離の総和が最も少ない生き残りパスを求めて
いく。例えば、12段(12サンプル)のデータから生
き残りパスを求めるとすると、図13に示したステート
S000 ,S001 ,…,S111 からそれぞれ出発して12
サンプル後に任意のステートに至るパスのうちの最短パ
スを生き残りパスとする。生き残りパスが得られた時点
で、12サンプル前の受信データを確定する。
したのち、得られた受信点の振幅位相平面上の座標の情
報xnr,ynrを図15に示すような復号系に供給する。
まず、領域比較部1は、座標xnr,ynrに基づいて振幅
位相平面上での領域比較を行う。ここでは、図16及び
図17に示すような8つの領域比較を行なうことによ
り、下位3ビットのデータの8つの組合せY2n,Y1n,
Y0n=(0,0,0)、(0,0,1)、…、(1,
1,1)に対してそれぞれ候補パスを求める。そして、
候補パス座標決定部2では、求められた8つの候補パス
の座標を決定し、距離計算部3で、これらの候補パスの
座標と受信点の座標xnr,ynrとの間の距離をそれぞれ
計算する。そして、最尤復号方式の一つであるビタビ復
号部4で、図13に示した状態遷移規則に基づき一定デ
ータ長の距離の総和が最も少ない生き残りパスを求めて
いく。例えば、12段(12サンプル)のデータから生
き残りパスを求めるとすると、図13に示したステート
S000 ,S001 ,…,S111 からそれぞれ出発して12
サンプル後に任意のステートに至るパスのうちの最短パ
スを生き残りパスとする。生き残りパスが得られた時点
で、12サンプル前の受信データを確定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の復号装置では、1つの受信点が求められると、
図16及び図17に示したように領域比較を複数回行っ
て複数の候補パスを決定しなければならない。このた
め、候補パスの決定までの比較判定処理が複雑で時間が
かかるという問題点がある。また、上述の例において
は、ビタビ復号に際して下位3ビットのデータと対にな
る上位4ビットのデータを各ステートについて記憶し、
更に生き残りパス決定に必要な段数分だけ記憶しておく
必要があるので、生き残りパス決定に要する段数を12
段とすると、RAM5には、4ビット×8ステート×1
2段のデータを記憶しておかなければならない。このた
め、大きな容量のメモリを必要とするという問題点もあ
る。
た従来の復号装置では、1つの受信点が求められると、
図16及び図17に示したように領域比較を複数回行っ
て複数の候補パスを決定しなければならない。このた
め、候補パスの決定までの比較判定処理が複雑で時間が
かかるという問題点がある。また、上述の例において
は、ビタビ復号に際して下位3ビットのデータと対にな
る上位4ビットのデータを各ステートについて記憶し、
更に生き残りパス決定に必要な段数分だけ記憶しておく
必要があるので、生き残りパス決定に要する段数を12
段とすると、RAM5には、4ビット×8ステート×1
2段のデータを記憶しておかなければならない。このた
め、大きな容量のメモリを必要とするという問題点もあ
る。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、領域判定等の処理が単純化され、
メモリ容量も削減することができる復号装置を提供する
ことを目的とする。
めになされたもので、領域判定等の処理が単純化され、
メモリ容量も削減することができる復号装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る復号装置
は、畳み込み符号により符号化され振幅位相変調されて
伝送されたデータを受信して振幅位相復調したのちビタ
ビ復号する復号装置において、振幅位相復調における振
幅位相平面を振幅位相変調の際の信号配置点の配置ピッ
チ以下のピッチで分割し、受信点が分割したどの領域に
含まれるかを検出してその領域を示す領域情報を出力す
る領域決定手段と、この領域決定手段で得られた領域情
報からその領域及びその周辺の信号配置点であって予め
各領域に対して定められている信号配置点の組合せを候
補パスとして出力する候補パス決定手段と、この候補パ
ス決定手段から出力される候補パスと前記受信点との距
離をそれぞれ計算する距離計算手段と、この距離計算手
段で求められた前記各候補パスと受信点との距離に基づ
いて前記各候補パスに対してビタビ復号を行なって一定
サンプル長の前記距離の総和が最短である生き残りパス
を求めることにより前記一定サンプル長前の候補パスの
中の受信パスを決定するとともに、前記一定サンプル長
前の受信点に対する復号データの下位ビットを決定する
ビタビ復号手段と、前記領域決定手段で得られた領域情
報を前記一定サンプル長だけ保持する記憶手段と、この
記憶手段から出力される一定サンプル長前の前記領域情
報と前記ビタビ復号手段で決定される一定サンプル長前
の受信点に対する復号データの下位ビットとから前記予
め各領域に対して定められている信号配置点の組合せに
基づいて前記復号データの上位ビットを決定する上位ビ
ット決定手段とを具備してなることを特徴とする。
は、畳み込み符号により符号化され振幅位相変調されて
伝送されたデータを受信して振幅位相復調したのちビタ
ビ復号する復号装置において、振幅位相復調における振
幅位相平面を振幅位相変調の際の信号配置点の配置ピッ
チ以下のピッチで分割し、受信点が分割したどの領域に
含まれるかを検出してその領域を示す領域情報を出力す
る領域決定手段と、この領域決定手段で得られた領域情
報からその領域及びその周辺の信号配置点であって予め
各領域に対して定められている信号配置点の組合せを候
補パスとして出力する候補パス決定手段と、この候補パ
ス決定手段から出力される候補パスと前記受信点との距
離をそれぞれ計算する距離計算手段と、この距離計算手
段で求められた前記各候補パスと受信点との距離に基づ
いて前記各候補パスに対してビタビ復号を行なって一定
サンプル長の前記距離の総和が最短である生き残りパス
を求めることにより前記一定サンプル長前の候補パスの
中の受信パスを決定するとともに、前記一定サンプル長
前の受信点に対する復号データの下位ビットを決定する
ビタビ復号手段と、前記領域決定手段で得られた領域情
報を前記一定サンプル長だけ保持する記憶手段と、この
記憶手段から出力される一定サンプル長前の前記領域情
報と前記ビタビ復号手段で決定される一定サンプル長前
の受信点に対する復号データの下位ビットとから前記予
め各領域に対して定められている信号配置点の組合せに
基づいて前記復号データの上位ビットを決定する上位ビ
ット決定手段とを具備してなることを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明によれば、領域決定手段で受信点の領
域が決定されると、その領域情報から候補パスの組合せ
が特定されるので、領域判定の処理が一回で足りること
になり、領域判定処理が簡単になる。また、この発明に
よれば、領域情報から候補パスが特定されるので、ビタ
ビ復号によって復号データの下位ビットが求められる
と、この下位ビットと領域情報とで復号データの上位ビ
ットを特定することができる。このため、ビタビ復号の
際には、各サンプル点の各ステートについて上位ビット
を記憶しておく必要がなく、受信点の領域情報を各サン
プル点について記憶しておくだけでよい。このため、生
き残りパス決定までに各パスの情報を記憶しておくため
のメモリの容量を削減することができる。
域が決定されると、その領域情報から候補パスの組合せ
が特定されるので、領域判定の処理が一回で足りること
になり、領域判定処理が簡単になる。また、この発明に
よれば、領域情報から候補パスが特定されるので、ビタ
ビ復号によって復号データの下位ビットが求められる
と、この下位ビットと領域情報とで復号データの上位ビ
ットを特定することができる。このため、ビタビ復号の
際には、各サンプル点の各ステートについて上位ビット
を記憶しておく必要がなく、受信点の領域情報を各サン
プル点について記憶しておくだけでよい。このため、生
き残りパス決定までに各パスの情報を記憶しておくため
のメモリの容量を削減することができる。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面を参照してこの発明をCC
ITT勧告V.32bis のシステムに適用した実施例に
ついて説明する。図1及び図2はこの発明の実施例に係
るデータ送受信システムの構成を示すブロック図で、図
1はデータ送信装置、図2はデータ受信装置の構成をそ
れぞれ示している。図1において、送信データは、トレ
リス符号化器11で符号化され、マッピング部12で振
幅位相平面上の特定の信号配置点に配置されたのち、各
直交成分をロールオフフィルタ13,14で整形され、
変調器15により変調されて送信される。一方、図2に
おいて、受信データは、復調器21にて復調され、ロー
ルオフフィルタ22,23及び等化器24により等化さ
れ、復号器25により復号される。
ITT勧告V.32bis のシステムに適用した実施例に
ついて説明する。図1及び図2はこの発明の実施例に係
るデータ送受信システムの構成を示すブロック図で、図
1はデータ送信装置、図2はデータ受信装置の構成をそ
れぞれ示している。図1において、送信データは、トレ
リス符号化器11で符号化され、マッピング部12で振
幅位相平面上の特定の信号配置点に配置されたのち、各
直交成分をロールオフフィルタ13,14で整形され、
変調器15により変調されて送信される。一方、図2に
おいて、受信データは、復調器21にて復調され、ロー
ルオフフィルタ22,23及び等化器24により等化さ
れ、復号器25により復号される。
【0009】図3は送信側に配置されたトレリス符号化
器11の詳細ブロック図である。送信データは、6ビッ
ト毎にトレリス符号化器11に入力され、1ビットの冗
長ビットを付加されて7ビットの符号データに変換され
る。サンプリング時点nで入力される4ビットのデータ
Q6n〜Q3nは、そのまま符号データの上位4ビットのデ
ータY6n〜Y3nとして出力される。また、入力される6
ビットのデータのうち、下位2ビットのデータQ2n,Q
1nは、差動符号器30に入力されてY2n,Y1nを得、さ
らにY2n,Y1nは冗長ビットY0nの生成に供される。即
ち、1サンプル遅延回路31、排他的論理和回路32,
33、1サンプル遅延回路34、排他的論理和回路3
5,36及び1サンプル遅延回路37が、この順に縦続
接続され、最終段の遅延回路37の出力は、初段の遅延
回路31にフィードバックされている。差動符号器30
の出力Y2n,Y1nは、排他的論理和回路38に入力さ
れ、この排他点論理和回路38の出力が排他的論理和回
路32の一方の入力として与えられている。最終段の遅
延回路37の出力と排他的論理和回路35の出力とは、
ANDゲート39で論理積をとられ、その出力が排他的
論理和回路33の一方の入力として与えられている。デ
ータY2nは排他的論理和回路35の一方の入力として供
給されている。また、データY1nと最終段の遅延回路3
7の出力とは、ANDゲート40で論理積をとられ、こ
の出力が排他的論理和回路36の一方の入力として供給
されている。
器11の詳細ブロック図である。送信データは、6ビッ
ト毎にトレリス符号化器11に入力され、1ビットの冗
長ビットを付加されて7ビットの符号データに変換され
る。サンプリング時点nで入力される4ビットのデータ
Q6n〜Q3nは、そのまま符号データの上位4ビットのデ
ータY6n〜Y3nとして出力される。また、入力される6
ビットのデータのうち、下位2ビットのデータQ2n,Q
1nは、差動符号器30に入力されてY2n,Y1nを得、さ
らにY2n,Y1nは冗長ビットY0nの生成に供される。即
ち、1サンプル遅延回路31、排他的論理和回路32,
33、1サンプル遅延回路34、排他的論理和回路3
5,36及び1サンプル遅延回路37が、この順に縦続
接続され、最終段の遅延回路37の出力は、初段の遅延
回路31にフィードバックされている。差動符号器30
の出力Y2n,Y1nは、排他的論理和回路38に入力さ
れ、この排他点論理和回路38の出力が排他的論理和回
路32の一方の入力として与えられている。最終段の遅
延回路37の出力と排他的論理和回路35の出力とは、
ANDゲート39で論理積をとられ、その出力が排他的
論理和回路33の一方の入力として与えられている。デ
ータY2nは排他的論理和回路35の一方の入力として供
給されている。また、データY1nと最終段の遅延回路3
7の出力とは、ANDゲート40で論理積をとられ、こ
の出力が排他的論理和回路36の一方の入力として供給
されている。
【0010】このように構成されたトレリス符号化器1
1では、差動符号器30の出力Y2n,Y1nを用いた畳み
込み演算によって出力Y0nが図13の状態遷移図のよう
に決定される。図13の各ステートS[D0][D1][D2]の添
字D0,D1,D2は、それぞれ図3における遅延回路31,
34,37に保持されるデータを示している。また、状
態遷移図の各線の上段の符号は出力データY2n, Y1n、
下段の符号は出力データY0nをそれぞれ示している。
1では、差動符号器30の出力Y2n,Y1nを用いた畳み
込み演算によって出力Y0nが図13の状態遷移図のよう
に決定される。図13の各ステートS[D0][D1][D2]の添
字D0,D1,D2は、それぞれ図3における遅延回路31,
34,37に保持されるデータを示している。また、状
態遷移図の各線の上段の符号は出力データY2n, Y1n、
下段の符号は出力データY0nをそれぞれ示している。
【0011】次に、図1のマッピング部12では、トレ
リス符号化器11で得られた7ビットの符号データY6n
〜Y0nに基づいて、図14に示した振幅位相平面上の信
号配置点の座標xns,ynsを出力する。この座標xns,
ynsに基づいて変調器15で変調された送信データが伝
送路を介して伝送される。なお、図14において、各信
号配置点に表示されている7ビットのデータは、符号デ
ータY6n,Y5n,…Y0nである。
リス符号化器11で得られた7ビットの符号データY6n
〜Y0nに基づいて、図14に示した振幅位相平面上の信
号配置点の座標xns,ynsを出力する。この座標xns,
ynsに基づいて変調器15で変調された送信データが伝
送路を介して伝送される。なお、図14において、各信
号配置点に表示されている7ビットのデータは、符号デ
ータY6n,Y5n,…Y0nである。
【0012】一方、受信側では、復調ののち、得られた
受信データの座標xnr,ynrから復号処理が行われる。
図4は、復号器25の構成を示すブロック図である。ま
ず、領域番号決定部41は、受信点の座標xnr,ynrが
振幅位相平面上のどの領域に含まれるのかを決定し、領
域番号Nn を出力する。振幅位相平面は、例えば図5に
示すように、各信号配置点の配置ピッチ以下のピッチで
分割されている。この例では、各信号配置点を通るXY
軸方向に延びる線で振幅位相平面を分割している。ま
た、斜め四隅の領域は、斜めに延びる線で分割してい
る。これらの各領域には、領域番号Nn が付与される。
振幅位相平面の各象限は、00,01,10,11の2ビットで
示される。また、各象限の分割数は58であるから、6
ビットのデータで各象限内の領域を特定することができ
る。したがって、領域番号Nn は8ビットで表すことが
できる。
受信データの座標xnr,ynrから復号処理が行われる。
図4は、復号器25の構成を示すブロック図である。ま
ず、領域番号決定部41は、受信点の座標xnr,ynrが
振幅位相平面上のどの領域に含まれるのかを決定し、領
域番号Nn を出力する。振幅位相平面は、例えば図5に
示すように、各信号配置点の配置ピッチ以下のピッチで
分割されている。この例では、各信号配置点を通るXY
軸方向に延びる線で振幅位相平面を分割している。ま
た、斜め四隅の領域は、斜めに延びる線で分割してい
る。これらの各領域には、領域番号Nn が付与される。
振幅位相平面の各象限は、00,01,10,11の2ビットで
示される。また、各象限の分割数は58であるから、6
ビットのデータで各象限内の領域を特定することができ
る。したがって、領域番号Nn は8ビットで表すことが
できる。
【0013】領域決定部41から出力される領域番号N
n は、候補パス座標決定部42に供給される。候補パス
座標決定部42では、領域番号Nn からその領域及びそ
の周辺の8つの信号配置点を候補パスとしてそれらの座
標を出力する。領域番号と8つの候補パスとの関係は、
例えば図6及び図7に示すように、各領域毎に予め定め
られている。図中斜線で示す領域が受信点を含む領域、
円の内部の点が8つの候補パスである。これらの8つの
候補パスは、図14に示した振幅位相平面からも明らか
なように、下位3ビットのデータY2n〜Y0nがそれぞれ
(0,0,0)、(0,0,1)、…、(1,1,1)
となるように決定されている。従って、候補パス座標決
定部42では、領域番号Nn と、例えばカウンタ等から
順次与えられる下位3ビットのデータY2n〜Y0nとから
決定される候補パスの座標xnk,ynkを順次出力する。
n は、候補パス座標決定部42に供給される。候補パス
座標決定部42では、領域番号Nn からその領域及びそ
の周辺の8つの信号配置点を候補パスとしてそれらの座
標を出力する。領域番号と8つの候補パスとの関係は、
例えば図6及び図7に示すように、各領域毎に予め定め
られている。図中斜線で示す領域が受信点を含む領域、
円の内部の点が8つの候補パスである。これらの8つの
候補パスは、図14に示した振幅位相平面からも明らか
なように、下位3ビットのデータY2n〜Y0nがそれぞれ
(0,0,0)、(0,0,1)、…、(1,1,1)
となるように決定されている。従って、候補パス座標決
定部42では、領域番号Nn と、例えばカウンタ等から
順次与えられる下位3ビットのデータY2n〜Y0nとから
決定される候補パスの座標xnk,ynkを順次出力する。
【0014】この候補パス座標決定部42から順次出力
される8つの候補パスの座標xnk,ynkは、距離計算部
43に供給される。距離計算部43では、受信点の座標
xnr,ynrと各候補パスの座標xnk,ynk(k=0,
1,…,7)との間の距離rnkを、下記数1により計算
する。
される8つの候補パスの座標xnk,ynkは、距離計算部
43に供給される。距離計算部43では、受信点の座標
xnr,ynrと各候補パスの座標xnk,ynk(k=0,
1,…,7)との間の距離rnkを、下記数1により計算
する。
【0015】
【数1】 rnk=√{(xnr−xnk)2 +(ynr−ynk)2 }
【0016】求められた距離rnkは、ビタビ復号部44
に供給される。ビタビ復号部44では、ビタビ復号アル
ゴリズムに従って最短経路の探索を行うことにより、生
き残りパスを決定していく。即ち、例えばサンプリング
点T1 ,T2 ,T3 ,T4 での受信点がそれぞれ図8に
示す,,,の白丸である場合、各時点の検出領
域は、図中斜線で示す領域であり、各8つの候補パス
は、点線エリア内の信号配置点となる。各時点での領域
番号Nn と各候補パスへの距離rnkは、図9のように求
められる。
に供給される。ビタビ復号部44では、ビタビ復号アル
ゴリズムに従って最短経路の探索を行うことにより、生
き残りパスを決定していく。即ち、例えばサンプリング
点T1 ,T2 ,T3 ,T4 での受信点がそれぞれ図8に
示す,,,の白丸である場合、各時点の検出領
域は、図中斜線で示す領域であり、各8つの候補パス
は、点線エリア内の信号配置点となる。各時点での領域
番号Nn と各候補パスへの距離rnkは、図9のように求
められる。
【0017】いま、サンプリングタイミングT0 におい
て、トレリス符号化器11のステートがS000 であった
とすると、図10に示すように、まず、サンプリング点
T0でステートS000 から出発し、図13の状態遷移規
則に基づいて、サンプリング点T0 のステートS000 か
らサンプリング点T2 のステートS000 に至るパスを探
索すると、S000 →S000 →S000 のパスと、S000 →
S010 →S000 の2通りである。前者は受信データが
[----000----000]のときにとり得るパス、後者は受信
データが[----010----110]のときにとり得るパスであ
る。サンプリング点T1 における候補パス[----000 ]
と受信点との距離が1.5 、同じく候補パス[----010 ]
と受信点との距離が1.5 、サンプリング点T2 における
候補パス[----110 ]と受信点との距離が1.6 であるか
ら、前記2つパスのうち、前者は距離の総計が3.1 、後
者は距離の総計が3.8 となる。従って、短いほうのパス
S000 →S000 →S000 が生き残る。ここでは、生き残
ったパスを実線、消去されたパスを点線で示している。
て、トレリス符号化器11のステートがS000 であった
とすると、図10に示すように、まず、サンプリング点
T0でステートS000 から出発し、図13の状態遷移規
則に基づいて、サンプリング点T0 のステートS000 か
らサンプリング点T2 のステートS000 に至るパスを探
索すると、S000 →S000 →S000 のパスと、S000 →
S010 →S000 の2通りである。前者は受信データが
[----000----000]のときにとり得るパス、後者は受信
データが[----010----110]のときにとり得るパスであ
る。サンプリング点T1 における候補パス[----000 ]
と受信点との距離が1.5 、同じく候補パス[----010 ]
と受信点との距離が1.5 、サンプリング点T2 における
候補パス[----110 ]と受信点との距離が1.6 であるか
ら、前記2つパスのうち、前者は距離の総計が3.1 、後
者は距離の総計が3.8 となる。従って、短いほうのパス
S000 →S000 →S000 が生き残る。ここでは、生き残
ったパスを実線、消去されたパスを点線で示している。
【0018】同様に、サンプリング点T0 におけるステ
ートS000 からサンプリング点T2におけるステートS0
01 ,S010 ,…,S111 にそれぞれ至るパスのうち、
距離が短い方のパスを選択すると、T0 のS000 からT
2 のS000 ,S001 ,…,S111 にそれぞれ至る8つの
パスが生き残る。各パスの距離の総和は、それぞれ3.1
,3.1 , 2.0 ,2.0 ,2.4 ,2.8 ,2.4 ,1.8 とな
る。
ートS000 からサンプリング点T2におけるステートS0
01 ,S010 ,…,S111 にそれぞれ至るパスのうち、
距離が短い方のパスを選択すると、T0 のS000 からT
2 のS000 ,S001 ,…,S111 にそれぞれ至る8つの
パスが生き残る。各パスの距離の総和は、それぞれ3.1
,3.1 , 2.0 ,2.0 ,2.4 ,2.8 ,2.4 ,1.8 とな
る。
【0019】次に、これら8つのパスとサンプリング点
T2 からサンプリング点T3 までの遷移可能なパスとを
含めて、T0 のS000 からT3 のS000 ,S001 ,…,
S111 にそれぞれ至るパスのうち距離の総計が最も少な
いパスをそれぞれ選択すると、T0 からT3 までの8つ
のパスが生き残る。各パスの距離の総和は、それぞれ3.
5 ,2.9 ,3.3 ,3.3 ,3.3 ,2.5 ,3.5 ,2.3 とな
る。以上の処理をサンプリング点T12まで続けると、T
0 のS000 からT12のS000 ,S001 ,…,S111 にそ
れぞれ至る8つのパスが生き残る。そして、これらの8
つのパスのうち、距離の総計が最も少ないパスを1つ選
択する。
T2 からサンプリング点T3 までの遷移可能なパスとを
含めて、T0 のS000 からT3 のS000 ,S001 ,…,
S111 にそれぞれ至るパスのうち距離の総計が最も少な
いパスをそれぞれ選択すると、T0 からT3 までの8つ
のパスが生き残る。各パスの距離の総和は、それぞれ3.
5 ,2.9 ,3.3 ,3.3 ,3.3 ,2.5 ,3.5 ,2.3 とな
る。以上の処理をサンプリング点T12まで続けると、T
0 のS000 からT12のS000 ,S001 ,…,S111 にそ
れぞれ至る8つのパスが生き残る。そして、これらの8
つのパスのうち、距離の総計が最も少ないパスを1つ選
択する。
【0020】T12で生き残りパスが確定すると、T0 に
おける復号データの下位3ビットY2(n-12) ,Y1(n-1
2) ,Y0(n-12) が決定する。
おける復号データの下位3ビットY2(n-12) ,Y1(n-1
2) ,Y0(n-12) が決定する。
【0021】一方、図4において、領域番号決定部41
から出力される領域番号Nn は、RAM45にも供給さ
れ、ここで一旦記憶されたのち、12サンプル後に出力
される。RAM45から出力される領域番号Nn-12は、
上位ビット決定部46に供給される。上位ビット供給部
46では、RAM45から与えられる領域番号Nn-12
と、ビタビ復号部44で決定された復号データの下位3
ビットY2(n-12) 〜Y0(n-12) とに基づいて、復号デー
タの上位4ビットQ6(n-12) 〜Q3(n-12) を決定すると
ともに、Y2(n-12) ,Y1(n-12) を差動符号復号器47
に入力し、Q2(n-12) ,Q1(n-12) を得る。このような
処理により、送信データQ6(n-12) 〜Q1(n-12) の誤り
訂正処理が完了する。尚、上述の例では、サンプリング
タイミングT0 において、S000 からステートが開始さ
れるように記述したが、これは通信の最初だけ、ステー
トが特定される場合であり、連続的な処理において、一
定長サンプル前のステートが一つに決められていること
はない。
から出力される領域番号Nn は、RAM45にも供給さ
れ、ここで一旦記憶されたのち、12サンプル後に出力
される。RAM45から出力される領域番号Nn-12は、
上位ビット決定部46に供給される。上位ビット供給部
46では、RAM45から与えられる領域番号Nn-12
と、ビタビ復号部44で決定された復号データの下位3
ビットY2(n-12) 〜Y0(n-12) とに基づいて、復号デー
タの上位4ビットQ6(n-12) 〜Q3(n-12) を決定すると
ともに、Y2(n-12) ,Y1(n-12) を差動符号復号器47
に入力し、Q2(n-12) ,Q1(n-12) を得る。このような
処理により、送信データQ6(n-12) 〜Q1(n-12) の誤り
訂正処理が完了する。尚、上述の例では、サンプリング
タイミングT0 において、S000 からステートが開始さ
れるように記述したが、これは通信の最初だけ、ステー
トが特定される場合であり、連続的な処理において、一
定長サンプル前のステートが一つに決められていること
はない。
【0022】図11は、復号器25の実際の構成例を示
す図である。領域番号決定部41には、受信点の座標x
nr,ynrをアドレスとし、領域番号Nn をデータとする
ROM51を用いることができる。候補パス座標決定部
42には、領域番号Nn とカウンタ等で生成される3ビ
ットのデータY2n〜Y0nをアドレスとし、それによって
特定される信号配置点の座標xnk,ynkをデータとして
出力するROM52を用いることができる。また、上位
ビット決定部46には、領域番号Nn と復号データの下
位3ビットY2n〜Y0nをアドレスとし、復号データの上
位4ビットをデータとするROM53を用いることがで
きる。
す図である。領域番号決定部41には、受信点の座標x
nr,ynrをアドレスとし、領域番号Nn をデータとする
ROM51を用いることができる。候補パス座標決定部
42には、領域番号Nn とカウンタ等で生成される3ビ
ットのデータY2n〜Y0nをアドレスとし、それによって
特定される信号配置点の座標xnk,ynkをデータとして
出力するROM52を用いることができる。また、上位
ビット決定部46には、領域番号Nn と復号データの下
位3ビットY2n〜Y0nをアドレスとし、復号データの上
位4ビットをデータとするROM53を用いることがで
きる。
【0023】このように、この実施例の復号器25によ
れば、領域比較が1回で足りるため、領域比較処理が簡
単になると共に、RAM45の容量としては、8ビット
×12段のデータを記憶できるものでよいため、従来よ
りも小さい容量のものを使用することができる。
れば、領域比較が1回で足りるため、領域比較処理が簡
単になると共に、RAM45の容量としては、8ビット
×12段のデータを記憶できるものでよいため、従来よ
りも小さい容量のものを使用することができる。
【0024】なお、振幅位相平面での領域分割方法は、
例示したものだけに限られるものではなく、例えば図1
2に示すように、信号配置の方法に応じて種々変形して
実施することができる。
例示したものだけに限られるものではなく、例えば図1
2に示すように、信号配置の方法に応じて種々変形して
実施することができる。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
領域決定手段で受信点の領域が決定されると、その領域
情報から候補パスの組合せが特定されるので、領域判定
の処理が一回で足りることになり、領域判定処理が簡素
化されるという利点がある。また、この発明によれば、
領域情報から候補パスが特定されるので、ビタビ復号に
よって復号データの下位ビットが求められると、この下
位ビットと領域情報とで復号データの上位ビットを特定
することができる。このため、ビタビ復号の際には、各
サンプル点の各ステートについて上位ビットを記憶して
おく必要がなく、受信点の領域情報を各サンプル点につ
いて記憶しておくだけでよい。このため、生き残りパス
決定までに各パスの情報を記憶しておくためのメモリの
容量を削減できるという効果を奏する。
領域決定手段で受信点の領域が決定されると、その領域
情報から候補パスの組合せが特定されるので、領域判定
の処理が一回で足りることになり、領域判定処理が簡素
化されるという利点がある。また、この発明によれば、
領域情報から候補パスが特定されるので、ビタビ復号に
よって復号データの下位ビットが求められると、この下
位ビットと領域情報とで復号データの上位ビットを特定
することができる。このため、ビタビ復号の際には、各
サンプル点の各ステートについて上位ビットを記憶して
おく必要がなく、受信点の領域情報を各サンプル点につ
いて記憶しておくだけでよい。このため、生き残りパス
決定までに各パスの情報を記憶しておくためのメモリの
容量を削減できるという効果を奏する。
【図1】 この発明の実施例に係るシステムの送信装置
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】 同システムの受信装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】 同送信装置におけるトレリス符号化器の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】 同受信装置における復号器の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図5】 同復号器における受信点の領域決定のための
振幅位相平面上の領域分割方法を示す図である。
振幅位相平面上の領域分割方法を示す図である。
【図6】 同領域に対する候補パスを示す図である。
【図7】 同領域に対する候補パスを示す図である。
【図8】 同振幅位相平面上の受信点の例を示す図であ
る。
る。
【図9】 同各受信点と各候補パスとの距離算出結果を
示す図である。
示す図である。
【図10】 同距離を用いた生き残りパスの決定方法を
示す図である。
示す図である。
【図11】 同復号器の具体的構成例を示すブロック図
である。
である。
【図12】 この発明の他の領域分割方法を示す図であ
る。
る。
【図13】 トレリス符号化方式における状態遷移図で
ある。
ある。
【図14】 V32bis システムにおける振幅位相平面
上の信号配置点を示す図である。
上の信号配置点を示す図である。
【図15】 従来の復号器の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図16】 従来の領域判定方法を説明するための図で
ある。
ある。
【図17】 従来の領域判定方法を説明するための図で
ある。
ある。
1…領域比較部、2,42…候補パス座標決定部、3,
43…距離計算部、4,44…ビタビ復号部、5,45
…RAM、11…トレリス符号化器、12…マッピング
部、13,14,22,23…ロールオフフィルタ、1
5…変調器、21…復調器、24…等化器、25…復号
器、46…上位ビット決定部、47…差動符号復号器、
51〜53…ROM。
43…距離計算部、4,44…ビタビ復号部、5,45
…RAM、11…トレリス符号化器、12…マッピング
部、13,14,22,23…ロールオフフィルタ、1
5…変調器、21…復調器、24…等化器、25…復号
器、46…上位ビット決定部、47…差動符号復号器、
51〜53…ROM。
Claims (1)
- 【請求項1】 畳み込み符号により符号化され振幅位相
変調されて伝送されたデータを受信して振幅位相復調し
たのちビタビ復号する復号装置において、 振幅位相復調における振幅位相平面を振幅位相変調の際
の信号配置点の配置ピッチ以下のピッチで分割し、受信
点が分割したどの領域に含まれるかを検出してその領域
を示す領域情報を出力する領域決定手段と、 この領域決定手段で得られた領域情報からその領域及び
その周辺の信号配置点であって予め各領域に対して定め
られている信号配置点の組合せを候補パスとして出力す
る候補パス決定手段と、 この候補パス決定手段から出力される候補パスと前記受
信点との距離をそれぞれ計算する距離計算手段と、 この距離計算手段で求められた前記各候補パスと受信点
との距離に基づいて前記各候補パスに対してビタビ復号
を行なって一定サンプル長の前記距離の総和が最短であ
る生き残りパスを求めることにより前記一定サンプル長
前の候補パスの中の受信パスを決定するとともに、前記
一定サンプル長前の受信点に対する復号データの下位ビ
ットを決定するビタビ復号手段と、 前記領域決定手段で得られた領域情報を前記一定サンプ
ル長だけ保持する記憶手段と、 この記憶手段から出力される一定サンプル長前の前記領
域情報と前記ビタビ復号手段で決定される一定サンプル
長前の受信点に対する復号データの下位ビットとから前
記予め各領域に対して定められている信号配置点の組合
せに基づいて前記復号データの上位ビットを決定する上
位ビット決定手段とを具備してなることを特徴とする復
号装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5015968A JPH06205053A (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 復号装置 |
US08/175,266 US5436932A (en) | 1993-01-05 | 1993-12-29 | For performing amplitude-phase demodulation and viterbi decoding |
US08/433,137 US5568517A (en) | 1993-01-05 | 1995-05-04 | Decoding device for performing amplitude-phase demodulation and viterbi decoding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5015968A JPH06205053A (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 復号装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205053A true JPH06205053A (ja) | 1994-07-22 |
Family
ID=11903518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5015968A Pending JPH06205053A (ja) | 1993-01-05 | 1993-01-05 | 復号装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5436932A (ja) |
JP (1) | JPH06205053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005354678A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-12-22 | Ntt Docomo Inc | 信号分離装置及び信号分離方法 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3171772B2 (ja) * | 1995-08-23 | 2001-06-04 | 沖電気工業株式会社 | ビタビ復号方法及びビタビ復号装置 |
US5949820A (en) * | 1996-08-01 | 1999-09-07 | Nec Electronics Inc. | Method for optimizing an equalization and receive filter |
US5808573A (en) * | 1996-08-01 | 1998-09-15 | Nec Electronics Incorporated | Methods and structure for sampled-data timing recovery with reduced complexity and latency |
DE19647653A1 (de) * | 1996-11-18 | 1998-05-20 | Philips Patentverwaltung | Digitales Übertragungssystem mit trellisbasiertem, zustandsreduziertem Schätzverfahren |
US5914989A (en) * | 1997-02-19 | 1999-06-22 | Nec Electronics, Inc. | PRML system with reduced complexity maximum likelihood detector |
US7912143B1 (en) | 1998-12-23 | 2011-03-22 | And Yet, Inc. | Biphase multiple level communications |
US6473252B1 (en) | 1998-12-23 | 2002-10-29 | And Yet, Inc. | Biphasic multiple level storage method |
US8077790B2 (en) * | 2007-10-23 | 2011-12-13 | Eric Morgan Dowling | Tiled-building-block trellis encoders |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5301209A (en) * | 1991-10-09 | 1994-04-05 | At&T Bell Laboratories | Multidimensional trellis-coded modulation for fading channels |
-
1993
- 1993-01-05 JP JP5015968A patent/JPH06205053A/ja active Pending
- 1993-12-29 US US08/175,266 patent/US5436932A/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-05-04 US US08/433,137 patent/US5568517A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005354678A (ja) * | 2004-05-13 | 2005-12-22 | Ntt Docomo Inc | 信号分離装置及び信号分離方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5568517A (en) | 1996-10-22 |
US5436932A (en) | 1995-07-25 |
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