JPH06201209A - 二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機 - Google Patents
二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機Info
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- JPH06201209A JPH06201209A JP35988392A JP35988392A JPH06201209A JP H06201209 A JPH06201209 A JP H06201209A JP 35988392 A JP35988392 A JP 35988392A JP 35988392 A JP35988392 A JP 35988392A JP H06201209 A JPH06201209 A JP H06201209A
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸収冷凍機・冷温水機の成績係数の向上を図
るとともに、燃焼排ガスの熱回収を十分に行って大気温
度の上昇を防止する。 【構成】 高温再生器64と低温再生器62とを燃焼排
ガスダクト66を介して接続して、高温再生器64で吸
収液の濃縮に使用された燃焼排ガスで低温再生器62を
加熱するとともに、高温再生器64で発生した冷媒蒸気
を低温再生器62の伝熱管63に導入して、吸収器7か
ら送られてくる希釈溶液を濃縮する。
るとともに、燃焼排ガスの熱回収を十分に行って大気温
度の上昇を防止する。 【構成】 高温再生器64と低温再生器62とを燃焼排
ガスダクト66を介して接続して、高温再生器64で吸
収液の濃縮に使用された燃焼排ガスで低温再生器62を
加熱するとともに、高温再生器64で発生した冷媒蒸気
を低温再生器62の伝熱管63に導入して、吸収器7か
ら送られてくる希釈溶液を濃縮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収冷凍機又は吸収冷
温水機において、低温再生器を二重加熱式低温再生器と
し、この二重加熱式低温再生器を使用するサイクルを備
えた装置に関する。
温水機において、低温再生器を二重加熱式低温再生器と
し、この二重加熱式低温再生器を使用するサイクルを備
えた装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、吸収剤として例えば、臭化リチウ
ムを用い、冷媒として例えば、水を用いる吸収冷温水機
が一般に知られている。従来の吸収冷温水機は、一例と
して、図3に示すような構成である。1は上部低温胴
で、低温再生器2及び凝縮器3から構成され、さらに凝
縮器3内の下部には冷媒溜り4が設けられる。5は下部
低温胴で、蒸発器6及び吸収器7で構成される。8は高
温再生器で、燃焼室9、熱回収器10、気液分離器1
1、排気筒12及び燃焼装置13から構成される。その
他に、低温熱交換器14、高温熱交換器15などが構成
機器となる。吸収器7内の下部の液溜り16の希液は、
低温ポンプ17により管路18、19、低温熱交換器1
4、管路20を経て、低温再生器2に送られる。この希
液は管路21から流入してきた高温の冷媒蒸気によって
加熱され、中間濃度まで濃縮される。
ムを用い、冷媒として例えば、水を用いる吸収冷温水機
が一般に知られている。従来の吸収冷温水機は、一例と
して、図3に示すような構成である。1は上部低温胴
で、低温再生器2及び凝縮器3から構成され、さらに凝
縮器3内の下部には冷媒溜り4が設けられる。5は下部
低温胴で、蒸発器6及び吸収器7で構成される。8は高
温再生器で、燃焼室9、熱回収器10、気液分離器1
1、排気筒12及び燃焼装置13から構成される。その
他に、低温熱交換器14、高温熱交換器15などが構成
機器となる。吸収器7内の下部の液溜り16の希液は、
低温ポンプ17により管路18、19、低温熱交換器1
4、管路20を経て、低温再生器2に送られる。この希
液は管路21から流入してきた高温の冷媒蒸気によって
加熱され、中間濃度まで濃縮される。
【0003】この中間濃度の液は二分される。二分され
た液の一方は、高温ポンプ22により管路23、24、
高温熱交換器15、管路25を経て高温再生器8に送ら
れる。この中間濃度液は燃焼装置13によって加熱さ
れ、熱回収器10を上昇し、気液分離器11に入り、冷
媒蒸気と濃液とに分離される。この濃液は高温再生器8
内の圧力約650mmHgと、下部低温胴5の内部の圧力約
6mmHgとの差圧により、濃液管路26、高温熱交換器1
5、管路27を経て、先に分流してきた管路28からの
中間液(二分された液の他方)と混合し、混合濃液にな
って低温熱交換器14に入り、管路29を通り散布装置
30により、吸収器7の伝熱管上に散布され、液溜り1
6に戻る循環がなされる。
た液の一方は、高温ポンプ22により管路23、24、
高温熱交換器15、管路25を経て高温再生器8に送ら
れる。この中間濃度液は燃焼装置13によって加熱さ
れ、熱回収器10を上昇し、気液分離器11に入り、冷
媒蒸気と濃液とに分離される。この濃液は高温再生器8
内の圧力約650mmHgと、下部低温胴5の内部の圧力約
6mmHgとの差圧により、濃液管路26、高温熱交換器1
5、管路27を経て、先に分流してきた管路28からの
中間液(二分された液の他方)と混合し、混合濃液にな
って低温熱交換器14に入り、管路29を通り散布装置
30により、吸収器7の伝熱管上に散布され、液溜り1
6に戻る循環がなされる。
【0004】一方、気液分離器11で分離された冷媒蒸
気は、管路21を経て低温再生器2に入り、液を加熱し
て凝縮・液化し、管路46から凝縮器3に入る。また低
温再生器2において、希液が中間濃度液に濃縮されると
きに発生した冷媒蒸気は、上部空間から凝縮器3に入っ
て凝縮し、冷媒液となる。これらの凝縮した冷媒水は、
管路31を経て蒸発器6に入り、下部溜り32に蓄積さ
れる。この冷媒水は冷媒ポンプ33により管路34、3
5を経て、散布装置36により蒸発器6の伝熱管上に散
布される。
気は、管路21を経て低温再生器2に入り、液を加熱し
て凝縮・液化し、管路46から凝縮器3に入る。また低
温再生器2において、希液が中間濃度液に濃縮されると
きに発生した冷媒蒸気は、上部空間から凝縮器3に入っ
て凝縮し、冷媒液となる。これらの凝縮した冷媒水は、
管路31を経て蒸発器6に入り、下部溜り32に蓄積さ
れる。この冷媒水は冷媒ポンプ33により管路34、3
5を経て、散布装置36により蒸発器6の伝熱管上に散
布される。
【0005】冷房に供するための冷水は、管路37から
蒸発器6に入り、滴下する冷媒の蒸発潜熱により冷却さ
れ、管路38から流出する。冷却水は管路39、40、
41を経て流出し、途中の吸収器7では吸収熱を、凝縮
器3では凝縮熱を奪い系外に持ち出す。また、冷暖切替
弁60を開き、さらに管路39に供給する冷却水を止め
ることにより、管路38から温水を得ることができる。
蒸発器6に入り、滴下する冷媒の蒸発潜熱により冷却さ
れ、管路38から流出する。冷却水は管路39、40、
41を経て流出し、途中の吸収器7では吸収熱を、凝縮
器3では凝縮熱を奪い系外に持ち出す。また、冷暖切替
弁60を開き、さらに管路39に供給する冷却水を止め
ることにより、管路38から温水を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
吸収冷温水機では、吸収器7から流出する希釈溶液(希
液)を、高温再生器8からの冷媒水蒸気と熱交換し、主
として冷媒水蒸気の潜熱で希液を濃縮し熱量を回収して
いた。一方、高温再生器8の排気筒12から排出される
燃焼排ガスは、温度が高く白煙の原因となっていた。ま
た、大気温度が上昇するので、環境対策上、好ましくな
かった。
吸収冷温水機では、吸収器7から流出する希釈溶液(希
液)を、高温再生器8からの冷媒水蒸気と熱交換し、主
として冷媒水蒸気の潜熱で希液を濃縮し熱量を回収して
いた。一方、高温再生器8の排気筒12から排出される
燃焼排ガスは、温度が高く白煙の原因となっていた。ま
た、大気温度が上昇するので、環境対策上、好ましくな
かった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、高温再生器で発生した冷媒蒸気と、高
温再生器で使用された燃焼排ガスとの両方で、低温再生
器に流入してくる吸収器からの希液を濃縮するように構
成することにより、大気へ放出する燃焼排ガス温度を低
くするとともに、冷凍サイクルの成績係数を良くするよ
うにしたサイクル方式を提供することにある。
本発明の目的は、高温再生器で発生した冷媒蒸気と、高
温再生器で使用された燃焼排ガスとの両方で、低温再生
器に流入してくる吸収器からの希液を濃縮するように構
成することにより、大気へ放出する燃焼排ガス温度を低
くするとともに、冷凍サイクルの成績係数を良くするよ
うにしたサイクル方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍
機・冷温水機は、図1及び図2に示すように、低温再生
器、凝縮器、吸収器、蒸発器及び高温再生器を備えた吸
収冷凍機・冷温水機において、高温再生器64と低温再
生器62とを燃焼排ガスダクト66を介して接続して、
高温再生器64で吸収液の濃縮に使用された燃焼排ガス
を低温再生器62に導入して低温再生器62を加熱する
とともに、高温再生器64で発生した冷媒蒸気を低温再
生器62の伝熱管63に導入して、吸収器7から送られ
てくる希釈溶液を濃縮するようにしたことを特徴として
いる。
めに、本発明の二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍
機・冷温水機は、図1及び図2に示すように、低温再生
器、凝縮器、吸収器、蒸発器及び高温再生器を備えた吸
収冷凍機・冷温水機において、高温再生器64と低温再
生器62とを燃焼排ガスダクト66を介して接続して、
高温再生器64で吸収液の濃縮に使用された燃焼排ガス
を低温再生器62に導入して低温再生器62を加熱する
とともに、高温再生器64で発生した冷媒蒸気を低温再
生器62の伝熱管63に導入して、吸収器7から送られ
てくる希釈溶液を濃縮するようにしたことを特徴として
いる。
【0009】上記の吸収冷凍機・冷温水機において、高
温再生器64の熱回収部に多数のフィン74を設けると
ともに、低温再生器62の外側面に多数のフィン76を
設けるのが望ましい。また、吸収器7と凝縮器3とを空
気ダクト78を介して接続し、吸収器7を空気で冷却し
た後、この排空気で凝縮器3を冷却するように構成する
のが望ましい。
温再生器64の熱回収部に多数のフィン74を設けると
ともに、低温再生器62の外側面に多数のフィン76を
設けるのが望ましい。また、吸収器7と凝縮器3とを空
気ダクト78を介して接続し、吸収器7を空気で冷却し
た後、この排空気で凝縮器3を冷却するように構成する
のが望ましい。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は本発明の一実施例を示している。62は二重加熱式
低温再生器、63は低温再生器の伝熱管、64は高温再
生器である。高温再生器64と低温再生器62とは燃焼
排ガスダクト66を介して接続されている。68は空気
送入ファン、70は排気筒である。
を詳細に説明する。ただし、この実施例に記載されてい
る構成機器の形状、その相対配置などは、とくに特定的
な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定
する趣旨のものではなく、単なる説明例にすぎない。図
1は本発明の一実施例を示している。62は二重加熱式
低温再生器、63は低温再生器の伝熱管、64は高温再
生器である。高温再生器64と低温再生器62とは燃焼
排ガスダクト66を介して接続されている。68は空気
送入ファン、70は排気筒である。
【0011】高温再生器64の熱回収部、例えば液上昇
管72には多数のフィン74が略水平に設けられてお
り、また、低温再生器62の外側面にも多数のフィン7
6が略水平に設けられている。また、吸収器7と凝縮器
3とは、空気ダクト78を介して接続されている。80
は空気入口、82は空気出口である。
管72には多数のフィン74が略水平に設けられてお
り、また、低温再生器62の外側面にも多数のフィン7
6が略水平に設けられている。また、吸収器7と凝縮器
3とは、空気ダクト78を介して接続されている。80
は空気入口、82は空気出口である。
【0012】つぎに、本実施例における作用を説明す
る。高温再生器64において、燃焼装置13からの燃焼
排ガスは液上昇管72の内側と外側とから加熱されて、
吸収器7から管路25を経て入ってくる希液を濃縮す
る。濃縮された液は、高温熱交換器15と低温熱交換器
14とを経て吸収器7の伝熱管上に散布される。液上昇
管72で発生した冷媒蒸気は管路21により低温再生器
62の伝熱管63に送られる。高温再生器64で吸収液
の濃縮に用いられた燃焼排ガスは、排ガスダクト66を
経て低温再生器62に導入されて低温再生器62を外側
から加熱し、排ガスは冷却されて排気筒70から大気に
放出される。
る。高温再生器64において、燃焼装置13からの燃焼
排ガスは液上昇管72の内側と外側とから加熱されて、
吸収器7から管路25を経て入ってくる希液を濃縮す
る。濃縮された液は、高温熱交換器15と低温熱交換器
14とを経て吸収器7の伝熱管上に散布される。液上昇
管72で発生した冷媒蒸気は管路21により低温再生器
62の伝熱管63に送られる。高温再生器64で吸収液
の濃縮に用いられた燃焼排ガスは、排ガスダクト66を
経て低温再生器62に導入されて低温再生器62を外側
から加熱し、排ガスは冷却されて排気筒70から大気に
放出される。
【0013】一方、吸収器7は空気入口80から導入さ
れる空気により冷却され、冷却後の排空気は空気ダクト
78を経て凝縮器3を冷却した後、空気出口82から放
出される。他の構成及び作用は、図3の場合と同様であ
る。
れる空気により冷却され、冷却後の排空気は空気ダクト
78を経て凝縮器3を冷却した後、空気出口82から放
出される。他の構成及び作用は、図3の場合と同様であ
る。
【0014】図2は、本発明の二重加熱式低温再生器を
備えた吸収冷凍機・冷温水機の他の実施例を示してい
る。本実施例は、図1における二重構造のいわゆるL型
タイプの低温熱交換器14及び高温熱交換器15の代わ
りに、図2に示すように2本の伝熱管を内蔵した構造の
いわゆるH型タイプの低温熱交換器90及び高温熱交換
器92を用いたものである。他の構成、作用は図1の場
合と同様である。
備えた吸収冷凍機・冷温水機の他の実施例を示してい
る。本実施例は、図1における二重構造のいわゆるL型
タイプの低温熱交換器14及び高温熱交換器15の代わ
りに、図2に示すように2本の伝熱管を内蔵した構造の
いわゆるH型タイプの低温熱交換器90及び高温熱交換
器92を用いたものである。他の構成、作用は図1の場
合と同様である。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているの
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 高温再生器で発生した冷媒蒸気と、高温再生器
で使用された燃焼排ガスとの両方で、低温再生器に流入
してくる吸収器からの希液を濃縮するので、燃焼排ガス
の保有熱を効率よく回収できる上に、大気へ放出する燃
焼排ガス温度が低くなるので、白煙を防止することがで
き、かつ、大気温度の上昇を防ぐことができ、しかも、
冷凍サイクルの成績係数を向上させることができ、燃料
の節約を図ることができる。 (2) 吸収器と凝縮器とを空冷する場合は、成績係数
をさらに向上させることができる。
で、つぎのような効果を奏する。 (1) 高温再生器で発生した冷媒蒸気と、高温再生器
で使用された燃焼排ガスとの両方で、低温再生器に流入
してくる吸収器からの希液を濃縮するので、燃焼排ガス
の保有熱を効率よく回収できる上に、大気へ放出する燃
焼排ガス温度が低くなるので、白煙を防止することがで
き、かつ、大気温度の上昇を防ぐことができ、しかも、
冷凍サイクルの成績係数を向上させることができ、燃料
の節約を図ることができる。 (2) 吸収器と凝縮器とを空冷する場合は、成績係数
をさらに向上させることができる。
【図1】本発明の二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷
凍機・冷温水機の一実施例のフローを示す説明図であ
る。
凍機・冷温水機の一実施例のフローを示す説明図であ
る。
【図2】本発明の二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷
凍機・冷温水機の他の実施例のフローを示す説明図であ
る。
凍機・冷温水機の他の実施例のフローを示す説明図であ
る。
【図3】従来の吸収冷温水機のフローを示す説明図であ
る。
る。
2 低温再生器 3 凝縮器 6 蒸発器 7 吸収器 8 高温再生器 14 低温熱交換器 15 高温熱交換器 62 低温再生器 63 伝熱管 64 高温再生器 66 燃焼排ガスダクト 74 フィン 76 フィン 78 空気ダクト 90 低温熱交換器 92 高温熱交換器
Claims (3)
- 【請求項1】 低温再生器、凝縮器、吸収器、蒸発器及
び高温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機において、 高温再生器(64)と低温再生器(62)とを燃焼排ガ
スダクト(66)を介して接続して、高温再生器(6
4)で吸収液の濃縮に使用された燃焼排ガスを低温再生
器(62)に導入して低温再生器(62)を加熱すると
ともに、高温再生器(64)で発生した冷媒蒸気を低温
再生器(62)の伝熱管(63)に導入して、吸収器
(7)から送られてくる希釈溶液を濃縮するようにした
ことを特徴とする二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷
凍機・冷温水機。 - 【請求項2】 高温再生器(64)の熱回収部に多数の
フィン(74)を設けるとともに、低温再生器(62)
の外側面に多数のフィン(76)を設けたことを特徴と
する請求項1記載の二重加熱式低温再生器を備えた吸収
冷凍機・冷温水機。 - 【請求項3】 吸収器(7)と凝縮器(3)とを空気ダ
クト(78)を介して接続し、吸収器(7)を空気で冷
却した後、この排空気で凝縮器(3)を冷却するように
したことを特徴とする請求項1又は2記載の二重加熱式
低温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35988392A JPH06201209A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35988392A JPH06201209A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06201209A true JPH06201209A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=18466790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35988392A Pending JPH06201209A (ja) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | 二重加熱式低温再生器を備えた吸収冷凍機・冷温水機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06201209A (ja) |
-
1992
- 1992-12-30 JP JP35988392A patent/JPH06201209A/ja active Pending
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