JPH06200759A - 熱機関用冷却装置 - Google Patents
熱機関用冷却装置Info
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- JPH06200759A JPH06200759A JP18584893A JP18584893A JPH06200759A JP H06200759 A JPH06200759 A JP H06200759A JP 18584893 A JP18584893 A JP 18584893A JP 18584893 A JP18584893 A JP 18584893A JP H06200759 A JPH06200759 A JP H06200759A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P7/00—Controlling of coolant flow
- F01P7/14—Controlling of coolant flow the coolant being liquid
- F01P7/16—Controlling of coolant flow the coolant being liquid by thermostatic control
-
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- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/22—Liquid cooling characterised by evaporation and condensation of coolant in closed cycles; characterised by the coolant reaching higher temperatures than normal atmospheric boiling-point
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- F01P2003/2292—Liquid cooling characterised by evaporation and condensation of coolant in closed cycles; characterised by the coolant reaching higher temperatures than normal atmospheric boiling-point with thermostatically controlled by-pass
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱機関が高負荷で作動中、熱機関に戻る高い
温度の冷却液により、車内暖房用ラジエーターが有効に
作用するようにする。 【構成】 冷却液と膨張室23のためのコンデンサー
2、冷却液を液体状と気体状の両方で流す手段、冷却液
循環ポンプ15、及び、冷却液の温度に反応して、熱機
関1から出る液体状の冷却液を、低温でコンデンサーを
バイパスさせる第1位置と、高温でコンデンサーを通過
させる第2位置との間に亘って作動する三方向サーモス
タット式フラット弁7を備え、かつこのフラット弁7
は、その出口9からコンデンサーへ2を経て流れる冷却
液の一部を、液温の上昇につれて、コンデンサー2から
バイパス管35へ迂回させて、その量を減らすようにな
っている第2の三方向サーモスタット式フラット弁36
と連係されている。
温度の冷却液により、車内暖房用ラジエーターが有効に
作用するようにする。 【構成】 冷却液と膨張室23のためのコンデンサー
2、冷却液を液体状と気体状の両方で流す手段、冷却液
循環ポンプ15、及び、冷却液の温度に反応して、熱機
関1から出る液体状の冷却液を、低温でコンデンサーを
バイパスさせる第1位置と、高温でコンデンサーを通過
させる第2位置との間に亘って作動する三方向サーモス
タット式フラット弁7を備え、かつこのフラット弁7
は、その出口9からコンデンサーへ2を経て流れる冷却
液の一部を、液温の上昇につれて、コンデンサー2から
バイパス管35へ迂回させて、その量を減らすようにな
っている第2の三方向サーモスタット式フラット弁36
と連係されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用熱機関の冷却
装置であって、閉回路を、液体分と気体分の両方で流れ
るようになっている冷却液のコンデンサーと、閉回路内
の循環ポンプ、及び閉回路と接続されている膨張室を備
えているものに関する。
装置であって、閉回路を、液体分と気体分の両方で流れ
るようになっている冷却液のコンデンサーと、閉回路内
の循環ポンプ、及び閉回路と接続されている膨張室を備
えているものに関する。
【0002】
【従来の技術】上記形式の冷却装置は、公知であり、相
分離器が、熱機関から出る冷却液を、気相分と液相分に
分離し、気相分は、コンデンサーへ行き、そこで凝縮さ
れ冷却される。液相分は、膨張室に行き、コンデンサー
を通過することなく熱機関へ戻る。
分離器が、熱機関から出る冷却液を、気相分と液相分に
分離し、気相分は、コンデンサーへ行き、そこで凝縮さ
れ冷却される。液相分は、膨張室に行き、コンデンサー
を通過することなく熱機関へ戻る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような装置では、
冬期、車内を暖房する必要がある時に、ラジエーターを
通過する冷却液は、熱機関に戻る前に冷却されてしま
う。熱機関の負荷が高い時は、熱機関から出る冷却液
は、殆んど全く気体の状態である。この冷却液は、コン
デンサーで凝縮され冷却されるが、冷却されすぎて、ラ
ジエーターによる車内暖房を、効率的に行えないことが
ある。本発明の目的は、この欠点を解決し、熱機関の負
荷に応じて、コンデンサーで冷却液から放出される熱量
を制御できるようにすることにある。
冬期、車内を暖房する必要がある時に、ラジエーターを
通過する冷却液は、熱機関に戻る前に冷却されてしま
う。熱機関の負荷が高い時は、熱機関から出る冷却液
は、殆んど全く気体の状態である。この冷却液は、コン
デンサーで凝縮され冷却されるが、冷却されすぎて、ラ
ジエーターによる車内暖房を、効率的に行えないことが
ある。本発明の目的は、この欠点を解決し、熱機関の負
荷に応じて、コンデンサーで冷却液から放出される熱量
を制御できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】冷却液と膨張室23のた
めのコンデンサー2、冷却液を液体状と気体状の両方で
流すようになっている手段、及び冷却液循環ポンプ15
を備える熱機関用冷却装置において、冷却液の温度に反
応して、熱機関1から出る液体状の冷却液を、低温でコ
ンデンサーをバイパスさせる第1位置と、高温でコンデ
ンサーを通過させる第2位置との間に亘って作動する、
三方向サーモスタット式フラップ弁7を備え、かつこの
フラップ弁7は、その出口9からコンデンサーを経て流
れる冷却液の一部を、液温の上昇につれて、コンデンサ
ーからバイパス管に迂回させて、その液量を減らすよう
になっている第2の三方向サーモスタット式フラップ弁
36と連係されていることを特徴としている。
めのコンデンサー2、冷却液を液体状と気体状の両方で
流すようになっている手段、及び冷却液循環ポンプ15
を備える熱機関用冷却装置において、冷却液の温度に反
応して、熱機関1から出る液体状の冷却液を、低温でコ
ンデンサーをバイパスさせる第1位置と、高温でコンデ
ンサーを通過させる第2位置との間に亘って作動する、
三方向サーモスタット式フラップ弁7を備え、かつこの
フラップ弁7は、その出口9からコンデンサーを経て流
れる冷却液の一部を、液温の上昇につれて、コンデンサ
ーからバイパス管に迂回させて、その液量を減らすよう
になっている第2の三方向サーモスタット式フラップ弁
36と連係されていることを特徴としている。
【0005】両極端位置、すなわち前記第1位置と第2
位置間で、三方向サーモスタット式フラップ弁を調整し
て、冷却液の一部を、可変的にコンデンサーに入れるこ
とができる。この冷却液の量は、液温の上昇につれて増
える。しかし、冷却液の一部は、実際にはコンデンサー
を通過しない。第1の三方向サーモスタット式フラップ
弁が、第2位置から外れるか、または第2のサーモスタ
ット式フラップ弁が、冷却液を、若干コンデンサーから
バイパス管に迂回させる位置になるかにより、冷却液の
冷えすぎは防止される。
位置間で、三方向サーモスタット式フラップ弁を調整し
て、冷却液の一部を、可変的にコンデンサーに入れるこ
とができる。この冷却液の量は、液温の上昇につれて増
える。しかし、冷却液の一部は、実際にはコンデンサー
を通過しない。第1の三方向サーモスタット式フラップ
弁が、第2位置から外れるか、または第2のサーモスタ
ット式フラップ弁が、冷却液を、若干コンデンサーから
バイパス管に迂回させる位置になるかにより、冷却液の
冷えすぎは防止される。
【0006】冷却液を熱機関から三方向サーモスタット
式フラップ弁の入口へ運ぶ排出管と、三方向サーモスタ
ット式フラップ弁の第1の出口からコンデンサーの入口
に至る導管と、コンデンサーの出口を熱機関に接続する
戻り管と、三方向サーモスタット式フラップ弁の第2の
出口を前記戻り管に接続するバイパス管とを備え、前記
両出口は、それぞれ、前記した低温と高温で閉じるよう
にするのがよい。
式フラップ弁の入口へ運ぶ排出管と、三方向サーモスタ
ット式フラップ弁の第1の出口からコンデンサーの入口
に至る導管と、コンデンサーの出口を熱機関に接続する
戻り管と、三方向サーモスタット式フラップ弁の第2の
出口を前記戻り管に接続するバイパス管とを備え、前記
両出口は、それぞれ、前記した低温と高温で閉じるよう
にするのがよい。
【0007】循環ポンプは、第1のバイパス管と戻り管
との接合部の下流において、戻り管の途中に設けられて
いるのがよい。
との接合部の下流において、戻り管の途中に設けられて
いるのがよい。
【0008】熱機関の排出管は、コンデンサーの入口室
に至り、戻り管は、コンデンサーの出口室から出てお
り、かつ第2のサーモスタット式フラップ弁は、入口室
を、前記第1のバイパス管と戻り管との接合部の上流に
おいて戻り管に接続されている第2のバイパス管の途中
で設けるのがよい。
に至り、戻り管は、コンデンサーの出口室から出てお
り、かつ第2のサーモスタット式フラップ弁は、入口室
を、前記第1のバイパス管と戻り管との接合部の上流に
おいて戻り管に接続されている第2のバイパス管の途中
で設けるのがよい。
【0009】さらに、膨張室を、第1のバイパス管に接
続するガスぬき管を備えているのがよい。
続するガスぬき管を備えているのがよい。
【0010】
【実施例】本発明の好ましい実施例を、単なる例示にす
ぎない、添付図面に基づいて説明する。
ぎない、添付図面に基づいて説明する。
【0011】図1〜図3における対応する要素は、みな
同じであり、同じ符号を付してある。これらの図は、自
動車の熱機関1を冷却する冷却装置を示す。この冷却装
置は、熱機関1と、冷却液で満ちているコンデンサー2
との間を冷却液が循環する閉回路である。
同じであり、同じ符号を付してある。これらの図は、自
動車の熱機関1を冷却する冷却装置を示す。この冷却装
置は、熱機関1と、冷却液で満ちているコンデンサー2
との間を冷却液が循環する閉回路である。
【0012】冷却液は、入口3から、液体状で熱機関1
に入り、出口4から出る。熱機関1の始動状態によって
は、冷却液の少なくとも一部は、気体となって出口4か
ら出る。出口4から出た冷却液は、排出管5により、三
方向サーモスタット式フラップ弁7の入口6へ送られ
る。フラップ弁7には、主出口9とバイパス出口21が
ある。主出口9は、導管8を介して、コンデンサー2の
入口室11における入口10に接続されている。
に入り、出口4から出る。熱機関1の始動状態によって
は、冷却液の少なくとも一部は、気体となって出口4か
ら出る。出口4から出た冷却液は、排出管5により、三
方向サーモスタット式フラップ弁7の入口6へ送られ
る。フラップ弁7には、主出口9とバイパス出口21が
ある。主出口9は、導管8を介して、コンデンサー2の
入口室11における入口10に接続されている。
【0013】冷却液中に存在する気体分が、コンデンサ
ー2で凝縮された後、冷却液は、コンデンサーの出口室
13における出口12から出る。戻り管14により、出
口12は循環ポンプ15に接続されている。循環ポンプ
15の出口は、導管16を介して、前記入口3に接続さ
れいる。導管16の途中には、自動車の室内暖房用のラ
ジエーター17がある。導管14,16は、冷却液の閉
回路の戻り路を構成している。
ー2で凝縮された後、冷却液は、コンデンサーの出口室
13における出口12から出る。戻り管14により、出
口12は循環ポンプ15に接続されている。循環ポンプ
15の出口は、導管16を介して、前記入口3に接続さ
れいる。導管16の途中には、自動車の室内暖房用のラ
ジエーター17がある。導管14,16は、冷却液の閉
回路の戻り路を構成している。
【0014】熱機関1の潤滑油を冷却する熱交換器18
が、前記導管16と熱機関の排出管5とを接続する熱機
関バイパス管19に設けられている。従って、循環ポン
プ15によって、冷却液の流れは、熱機関1を通過する
第1部と、熱交換器18を通過する第2部とに分けられ
る。
が、前記導管16と熱機関の排出管5とを接続する熱機
関バイパス管19に設けられている。従って、循環ポン
プ15によって、冷却液の流れは、熱機関1を通過する
第1部と、熱交換器18を通過する第2部とに分けられ
る。
【0015】別のバイパス管20が、フラップ弁7のバ
イパス出口21と戻り管14との間に設けられている。
フラップ弁7の弁体22は、弁内の冷却液の温度に応じ
て、図1に示す主出口9を閉じる第1位置と、図3に示
すバイパス出口21を閉じる図3に示す第2位置の、両
極端位置に亘って移動する。
イパス出口21と戻り管14との間に設けられている。
フラップ弁7の弁体22は、弁内の冷却液の温度に応じ
て、図1に示す主出口9を閉じる第1位置と、図3に示
すバイパス出口21を閉じる図3に示す第2位置の、両
極端位置に亘って移動する。
【0016】コンデンサー2の入口室11の出口34
は、バイパス管35を介して、戻り管14に接続されて
いる。第2のサーモスタット式フラップ弁36が、バイ
パス管35に設けられている。このフラップ弁36は、
低温で開き、冷却液の温度が上昇するにつれて、徐々に
閉じるようになっている。
は、バイパス管35を介して、戻り管14に接続されて
いる。第2のサーモスタット式フラップ弁36が、バイ
パス管35に設けられている。このフラップ弁36は、
低温で開き、冷却液の温度が上昇するにつれて、徐々に
閉じるようになっている。
【0017】熱機関1の始動時、冷却液は、低温で熱機
関1から出るが、三方向サーモスタット式フラップ弁7
の弁体22は、図1に示す第1位置にあって、冷却液
が、コンデンサー2の入口10から入るのを阻止してい
る。従ってこの時は、冷却液は全くコンデンサー2に流
入せず、代りに、三方向サーモスタット式フラップ弁7
におけるバイパス出口21より、バイパス管20に流れ
る。この状態は、熱機関1から出る冷却液の温度が、所
定値である約95℃に達するまで続く。これによって、
熱機関1は、非常に急速に、正しい作動温度に達するこ
とができる。
関1から出るが、三方向サーモスタット式フラップ弁7
の弁体22は、図1に示す第1位置にあって、冷却液
が、コンデンサー2の入口10から入るのを阻止してい
る。従ってこの時は、冷却液は全くコンデンサー2に流
入せず、代りに、三方向サーモスタット式フラップ弁7
におけるバイパス出口21より、バイパス管20に流れ
る。この状態は、熱機関1から出る冷却液の温度が、所
定値である約95℃に達するまで続く。これによって、
熱機関1は、非常に急速に、正しい作動温度に達するこ
とができる。
【0018】冷却液の沸点温度におおむね相当する95
〜102℃で、弁体22は、図2に示す中間位置とな
る。熱機関1から出た冷却液の一部(冷却液の温度の上
昇につれて増える)は、フラップ弁7の主出口9を出、
導管8を介して、コンデンサー2内を通過し、戻り管1
4から出る。残りの冷却液は、バイパス出口21とバイ
パス管20を通って、戻り管16へ流れる。これによっ
て、車内暖房用ラジエーター17を通過して入口3へ行
く冷却液の温度は調整される。
〜102℃で、弁体22は、図2に示す中間位置とな
る。熱機関1から出た冷却液の一部(冷却液の温度の上
昇につれて増える)は、フラップ弁7の主出口9を出、
導管8を介して、コンデンサー2内を通過し、戻り管1
4から出る。残りの冷却液は、バイパス出口21とバイ
パス管20を通って、戻り管16へ流れる。これによっ
て、車内暖房用ラジエーター17を通過して入口3へ行
く冷却液の温度は調整される。
【0019】最後に、温度が102℃より高くなり、熱
機関1が高い負荷で作動し、少なくとも一部が気体とな
っている冷却液が、フラップ弁7とコンデンサー2に流
れる時には、弁体22は、フラップ弁7のバイパス出口
21を閉じ、熱機関1からの冷却液は、すべてコンデン
サー2の入口室11へ送られる。しかし、補助のサーモ
スタット式フラップ弁36が完全に閉じていない限り、
若干の冷却液は、熱の大半を失うことなく、出口34か
ら入口室11を出て、バイパス管35に流れる。
機関1が高い負荷で作動し、少なくとも一部が気体とな
っている冷却液が、フラップ弁7とコンデンサー2に流
れる時には、弁体22は、フラップ弁7のバイパス出口
21を閉じ、熱機関1からの冷却液は、すべてコンデン
サー2の入口室11へ送られる。しかし、補助のサーモ
スタット式フラップ弁36が完全に閉じていない限り、
若干の冷却液は、熱の大半を失うことなく、出口34か
ら入口室11を出て、バイパス管35に流れる。
【0020】この冷却液は、戻り管14内で、コンデン
サー2の出口室13から出る液状の冷却液と混合し、そ
れをある程度加温する。これにより、車内暖房用ラジエ
ーター17の効率は保持される。
サー2の出口室13から出る液状の冷却液と混合し、そ
れをある程度加温する。これにより、車内暖房用ラジエ
ーター17の効率は保持される。
【0021】実際には、バイパス管35とサーモスタッ
ト式フラップ弁36は、コンデンサー2の隔壁に直接取
付けるのがよい。
ト式フラップ弁36は、コンデンサー2の隔壁に直接取
付けるのがよい。
【0022】この装置はまた、可撓膜24によって内容
積を変えることができる膨張室23を備えている。可撓
膜24の下方には、液状の冷却液が溜まる。膨張室23
の下端は、ガス抜き管26を介して、バイパス管20と
接続されている。また、戻り管28を介して、戻り管1
4に接続されている。導管26および戻り管28は、膨
張室23より低い位置にある。
積を変えることができる膨張室23を備えている。可撓
膜24の下方には、液状の冷却液が溜まる。膨張室23
の下端は、ガス抜き管26を介して、バイパス管20と
接続されている。また、戻り管28を介して、戻り管1
4に接続されている。導管26および戻り管28は、膨
張室23より低い位置にある。
【0023】三方向サーモスタット式フラップ弁7のバ
イパス出口21が開くと、熱機関1から出た冷却液に混
じっている空気は、ガス抜き管26を介して上昇し、膨
張室23の液面25より上の空間29内に集められる。
高温で、バイパス出口21が閉じると、気体状となって
いる冷却液は、膨張室23へ流れることはできない。
イパス出口21が開くと、熱機関1から出た冷却液に混
じっている空気は、ガス抜き管26を介して上昇し、膨
張室23の液面25より上の空間29内に集められる。
高温で、バイパス出口21が閉じると、気体状となって
いる冷却液は、膨張室23へ流れることはできない。
【0024】また、この装置の戻り管14の途中には、
感熱スイッチ30が設けられており、戻り管14内の冷
却液の温度に応じて、コンデンサー2に冷風を送るため
の電動ファンユニット31を制御するようになってい
る。
感熱スイッチ30が設けられており、戻り管14内の冷
却液の温度に応じて、コンデンサー2に冷風を送るため
の電動ファンユニット31を制御するようになってい
る。
【0025】また別の感熱スイッチ32が、熱機関の排
出管5の出口4に近い所に設けられており、異常な高温
となった際に、信号を出すようになっている。
出管5の出口4に近い所に設けられており、異常な高温
となった際に、信号を出すようになっている。
【0026】さらに、膨張室23の底部に液面計33が
設けられており、膨張室23内に冷却液が存在しない
時、冷却回路の液量が不十分であることを示す信号を出
すようになっている。
設けられており、膨張室23内に冷却液が存在しない
時、冷却回路の液量が不十分であることを示す信号を出
すようになっている。
【0027】
【発明の効果】コンデンサーで冷却液を冷却しすぎない
ので、ラジエーターによる車内暖房を効率的に行える。
熱機関の負荷に応じて、コンデンサーで冷却液から放出
される熱量を制御できる。
ので、ラジエーターによる車内暖房を効率的に行える。
熱機関の負荷に応じて、コンデンサーで冷却液から放出
される熱量を制御できる。
【図1】本発明の冷却装置の概略図で、熱機関の出口に
おける冷却液温度が低温の時の状態を示す。
おける冷却液温度が低温の時の状態を示す。
【図2】本発明の冷却装置の概略図で、熱機関の出口に
おける冷却液の温度が中間温度の時の状態を示す。
おける冷却液の温度が中間温度の時の状態を示す。
【図3】本発明の冷却装置の概略図で、熱機関の出口に
おける冷却液の温度が高温の時の状態を示す。
おける冷却液の温度が高温の時の状態を示す。
1 熱機関 2 コ
ンデンサー 3 入口 4 出
口 5 排出管 6 入
口 7 三方向サーモスタット式フラップ弁 8 導
管 9 主出口 10
入口 11 入口室 12
出口 13 出口室 14
戻り管 15 循環ポンプ 16
導管 17 ラジエーター 18
熱交換器 19 バイパス管 20
バイパス管 21 バイパス出口 22
弁体 23 膨張室 24
可撓膜 25 液面 26
ガス抜き管 28 戻り管 29
空間 30 感熱スイッチ 31
電動ファンユニット 32 感熱スイッチ 33
液面計 34 出口 35
バイパス管 36 サーモスタット式フラップ弁
ンデンサー 3 入口 4 出
口 5 排出管 6 入
口 7 三方向サーモスタット式フラップ弁 8 導
管 9 主出口 10
入口 11 入口室 12
出口 13 出口室 14
戻り管 15 循環ポンプ 16
導管 17 ラジエーター 18
熱交換器 19 バイパス管 20
バイパス管 21 バイパス出口 22
弁体 23 膨張室 24
可撓膜 25 液面 26
ガス抜き管 28 戻り管 29
空間 30 感熱スイッチ 31
電動ファンユニット 32 感熱スイッチ 33
液面計 34 出口 35
バイパス管 36 サーモスタット式フラップ弁
Claims (5)
- 【請求項1】 冷却液と膨張室23のためのコンデンサ
ー2、冷却液を液体状と気体状の両方で流すようになっ
ている手段、及び冷却液循環ポンプ15を備える熱機関
用冷却装置において、冷却液の温度に反応して、熱機関
1から出る液体状の冷却液を、低温でコンデンサーをバ
イパスさせる第1位置と、高温でコンデンサーを通過さ
せる第2位置との間に亘って作動する、三方向サーモス
タット式フラップ弁7を備え、かつこのフラップ弁7
は、その出口9からコンデンサーを経て流れる冷却液の
一部を、液温の上昇につれて、コンデンサーからバイパ
ス管に迂回させて、その液量を減らすようになっている
第2の三方向サーモスタット式フラップ弁36と連係さ
れていることを特徴とする熱機関用冷却装置。 - 【請求項2】 冷却液を熱機関から三方向サーモスタッ
ト式フラップ弁7の入口6へ運ぶ排出管5と、三方向サ
ーモスタット式フラップ弁7の第1の出口9からコンデ
ンサー2の入口10に至る導管8と、コンデンサーの出
口12を熱機関に接続する戻り管14,16と、三方向
サーモスタット式フラップ弁7の第2の出口21を前記
戻り管に接続するバイパス管20とを備え、前記両出口
9と21はそれぞれ、前記した低温と高温で閉じるよう
になっていることを特徴とする請求項1記載の熱機関用
冷却装置。 - 【請求項3】 循環ポンプ15は、第1のバイパス管2
0と戻り管14との接合部の下流において、戻り管14
の途中に設けられていることを特徴とする請求項2記載
の熱機関用冷却装置。 - 【請求項4】 熱機関の排出管5は、コンデンサー2の
入口室11に至り、戻り管14は、コンデンサーの出口
室13から出ており、かつ第2のサーモスタット式フラ
ップ弁36は、入口室11を、前記第1のバイパス管2
0と戻り管14との接合部の上流において、戻り管14
に接続されている第2のバイパス管35の途中に設けら
れていることを特徴とする請求項2又は3記載の熱機関
用冷却装置。 - 【請求項5】 膨張室23を第1のバイパス管20に接
続すガスぬき管26を備えていることを特徴とする請求
項2〜4のいずれかに記載の熱機関用冷却装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9209409A FR2694338B1 (fr) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | Dispositif de refroidissement d'un moteur thermique équipé d'un condenseur. |
FR9209409 | 1992-07-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06200759A true JPH06200759A (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=9432423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18584893A Pending JPH06200759A (ja) | 1992-07-29 | 1993-07-28 | 熱機関用冷却装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0581683A1 (ja) |
JP (1) | JPH06200759A (ja) |
FR (1) | FR2694338B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014389A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | エンジン駆動式冷凍装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE530868C2 (sv) * | 2007-02-09 | 2008-09-30 | Volvo Lastvagnar Ab | Kylsystem |
CN109815596B (zh) * | 2019-01-26 | 2021-02-12 | 上海交通大学 | 基于温控散热器的半导体器件环境温度模拟系统及方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT101201B (de) * | 1923-05-18 | 1925-10-10 | Daimler Motoren | Kühler für Verbrennungskraftmaschinen. |
FR808109A (fr) * | 1935-07-12 | 1937-01-29 | Procédé de refroidissement avec vaporisation indirecte d'un réfrigérant auxiliaire | |
FR2481791B1 (fr) * | 1980-05-05 | 1985-11-22 | Ferodo Sa | Echangeur de chaleur, en particulier pour un circuit de refroidissement d'un moteur de vehicule automobile |
DE4040323A1 (de) * | 1990-12-17 | 1992-06-25 | Volkswagen Ag | Thermostatventil fuer die kuehleinrichtung einer brennkraftmaschine |
-
1992
- 1992-07-29 FR FR9209409A patent/FR2694338B1/fr not_active Expired - Lifetime
-
1993
- 1993-07-28 JP JP18584893A patent/JPH06200759A/ja active Pending
- 1993-07-29 EP EP93401973A patent/EP0581683A1/fr not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010014389A (ja) * | 2008-07-07 | 2010-01-21 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | エンジン駆動式冷凍装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2694338B1 (fr) | 1994-09-30 |
EP0581683A1 (fr) | 1994-02-02 |
FR2694338A1 (fr) | 1994-02-04 |
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