JPH0619972Y2 - 横置プレートフィン型蒸発器 - Google Patents
横置プレートフィン型蒸発器Info
- Publication number
- JPH0619972Y2 JPH0619972Y2 JP1988044322U JP4432288U JPH0619972Y2 JP H0619972 Y2 JPH0619972 Y2 JP H0619972Y2 JP 1988044322 U JP1988044322 U JP 1988044322U JP 4432288 U JP4432288 U JP 4432288U JP H0619972 Y2 JPH0619972 Y2 JP H0619972Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluid
- passage
- outlet
- horizontal
- fin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 23
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 23
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 claims description 22
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 claims description 19
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 14
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 102000011842 Serrate-Jagged Proteins Human genes 0.000 description 1
- 108010036039 Serrate-Jagged Proteins Proteins 0.000 description 1
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000009827 uniform distribution Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プレートフィン型熱交換器を用い、且つ蒸発
させるべき流体を水平方向に流通させる横置プレートフ
ィン型蒸発器に関する。
させるべき流体を水平方向に流通させる横置プレートフ
ィン型蒸発器に関する。
プレートフィン型蒸発器は、効率のよいプレートフィン
型熱交換器を用いて流体を蒸発させるものである。
型熱交換器を用いて流体を蒸発させるものである。
プレートフィン型熱交換器は、熱交換される一方の流体
が流通する通路と、他方の流体が流通する通路とを平板
状のチューブプレートを介してその板厚方向に交互に積
層し、その冬通路に、流体流通方向と直交する方向に波
形が連続する波形フィンを配設した構成になっている。
が流通する通路と、他方の流体が流通する通路とを平板
状のチューブプレートを介してその板厚方向に交互に積
層し、その冬通路に、流体流通方向と直交する方向に波
形が連続する波形フィンを配設した構成になっている。
プレートフィン型熱交換器を使用した蒸発器について
は、蒸発させるべき流体が垂直方向にその流通する縦置
型は存在するが、流体が水平方向に流通する横置型は、
本出願人の知る限り存在しない。
は、蒸発させるべき流体が垂直方向にその流通する縦置
型は存在するが、流体が水平方向に流通する横置型は、
本出願人の知る限り存在しない。
すなわち、効率のよいプレートフィン型熱交換器を用い
て流体を蒸発させる場合は、一般に、熱交換器を縦置に
し流体の均一な分配上、流体を下から上へ流すのであ
る。
て流体を蒸発させる場合は、一般に、熱交換器を縦置に
し流体の均一な分配上、流体を下から上へ流すのであ
る。
ところが化学工業等において、設置スペース等の関係に
より熱交換器を縦置にできない場合がある。
より熱交換器を縦置にできない場合がある。
本考案はこのような要求に対して、横置で、しかも気液
分離機能を内蔵した高効率の横置プレートフィン型蒸発
器の提供を目的とするものである。
分離機能を内蔵した高効率の横置プレートフィン型蒸発
器の提供を目的とするものである。
本案蒸発器は、第3図に示すように、被蒸発流体bが水
平方向に流通する蒸発通路Bと、被蒸発流体Bを蒸発さ
せる加熱用媒体aが水平方向に流通加する熱通路Aと
を、垂直なチューブプレート7を介して、その板厚方向
に交互に積層し、前記蒸発通路Bおよび前記加熱通路A
に、流通方向と直交する方向に波形が連続する波形フィ
ンをそれぞれ配設すると共に、前記蒸発通路Bの水平部
の出口付近に位置する波形フィンのみを、多数の開口6
のある波形フィン5とし、その下方に液出口11を設け
たことを特徴とする。
平方向に流通する蒸発通路Bと、被蒸発流体Bを蒸発さ
せる加熱用媒体aが水平方向に流通加する熱通路Aと
を、垂直なチューブプレート7を介して、その板厚方向
に交互に積層し、前記蒸発通路Bおよび前記加熱通路A
に、流通方向と直交する方向に波形が連続する波形フィ
ンをそれぞれ配設すると共に、前記蒸発通路Bの水平部
の出口付近に位置する波形フィンのみを、多数の開口6
のある波形フィン5とし、その下方に液出口11を設け
たことを特徴とする。
蒸発通路B内を流通する被蒸発流体bは、チューブプレ
ート7を介して接する加熱通路A内を通過する加熱用媒
体aと熱交換が行われ、気化蒸気となって蒸発通路Bか
ら出て行く。蒸発通路Bの出口付近を除く部分では、波
形フィンの各フィン壁により流体が隔てられていて、フ
ィン壁を越えての流体の上下方向の移動はないが、出口
付近の部分では、波形フィンとして多数の開口6のある
波形フィン5が用いられているので、出口付近を流れる
気液混合体の液成分が重力の作用により開口6を通って
下方へ集められ、下方の液出口11に導かれる。
ート7を介して接する加熱通路A内を通過する加熱用媒
体aと熱交換が行われ、気化蒸気となって蒸発通路Bか
ら出て行く。蒸発通路Bの出口付近を除く部分では、波
形フィンの各フィン壁により流体が隔てられていて、フ
ィン壁を越えての流体の上下方向の移動はないが、出口
付近の部分では、波形フィンとして多数の開口6のある
波形フィン5が用いられているので、出口付近を流れる
気液混合体の液成分が重力の作用により開口6を通って
下方へ集められ、下方の液出口11に導かれる。
実施例としてフレオン蒸発用の本案横置プレートフィン
型蒸発器を第1図に示す。イは正面図、ロは底面図であ
る。また、その蒸発通路Bを第2図(蒸発器の縦断面
図)に示し、蒸発通路Bの出口付近を第3図に示す。
型蒸発器を第1図に示す。イは正面図、ロは底面図であ
る。また、その蒸発通路Bを第2図(蒸発器の縦断面
図)に示し、蒸発通路Bの出口付近を第3図に示す。
蒸発させる方の流体フレオンbは液入口9から熱交換器
内に入り、熱交換器内を一端から他端へ水平方向に流通
する。内部での熱交換により気化したガスは熱交換器か
ら蒸発出口10を通って排出される。また、気液分離に
より気化していない液体は下方の液出口11から排出さ
れる。加熱用媒体aは流体フレオンbとは逆に熱交換器
内を他端から一端へ流通する。すなわち、この例は向流
型のプレートフィン型熱交換器を用いたもので、内部で
蒸発通路Bと加熱通路Aがチューブプレート7を介して
交互に多数の熱交換通路を形成し、各蒸発通路B、加熱
通路Aとも水平部の内部は波形が垂直方向に連続する波
形フィンによって多数の狭小通路に区画されている。
内に入り、熱交換器内を一端から他端へ水平方向に流通
する。内部での熱交換により気化したガスは熱交換器か
ら蒸発出口10を通って排出される。また、気液分離に
より気化していない液体は下方の液出口11から排出さ
れる。加熱用媒体aは流体フレオンbとは逆に熱交換器
内を他端から一端へ流通する。すなわち、この例は向流
型のプレートフィン型熱交換器を用いたもので、内部で
蒸発通路Bと加熱通路Aがチューブプレート7を介して
交互に多数の熱交換通路を形成し、各蒸発通路B、加熱
通路Aとも水平部の内部は波形が垂直方向に連続する波
形フィンによって多数の狭小通路に区画されている。
蒸発器内部の蒸発通路Bを取出してその縦断面を模式に
示したのが第2図であって、本案蒸発器はこの蒸発通路
Bの構造に特徴がある。
示したのが第2図であって、本案蒸発器はこの蒸発通路
Bの構造に特徴がある。
蒸発通路Bは図示のように入口ディストリビューター部
1、水平部2,3および出口ディストリビューター部4
より構成される。液入口9より入った被蒸発流体bは主
に水平部2,3でチューブプレート7を介して接する加
熱通路A内を通過する加熱用媒体aと熱交換が行われ、
気化蒸気は出口ディストリビューター部4を経て蒸気出
口10から排出される。
1、水平部2,3および出口ディストリビューター部4
より構成される。液入口9より入った被蒸発流体bは主
に水平部2,3でチューブプレート7を介して接する加
熱通路A内を通過する加熱用媒体aと熱交換が行われ、
気化蒸気は出口ディストリビューター部4を経て蒸気出
口10から排出される。
ここで液入口のディストリビューター部1、水平部2、
および蒸気出口のディストリビューター部4は開口部の
ない通常の例えばプレート型波形フィンが用いられ、各
フィン壁により流体が隔てられフィン壁を越えての流体
の移動はないが、水平部2に続き、出口ディストリビュ
ーター4に接続する水平部3には、多数の開口6をもっ
たフィンが使用される。第3図はこの部分の斜視図であ
って、この例は孔明き型(パーホレイト型)フィン5を
使用している。考案者の実験ではこの孔明き型フィン5
の使用が最もよい結果を示したが、これに限るものでは
なく、例えば第4図に示すセレート型、その他でも使用
できる。
および蒸気出口のディストリビューター部4は開口部の
ない通常の例えばプレート型波形フィンが用いられ、各
フィン壁により流体が隔てられフィン壁を越えての流体
の移動はないが、水平部2に続き、出口ディストリビュ
ーター4に接続する水平部3には、多数の開口6をもっ
たフィンが使用される。第3図はこの部分の斜視図であ
って、この例は孔明き型(パーホレイト型)フィン5を
使用している。考案者の実験ではこの孔明き型フィン5
の使用が最もよい結果を示したが、これに限るものでは
なく、例えば第4図に示すセレート型、その他でも使用
できる。
横置されたプレートフィン内で気化できなかった液体フ
レオンは、重力の作用で各フィン狭小通路の下側にたま
り水平部3の区域で孔明きフィン5の各開口6を通って
下方へ移動し液出口11へ導出され、気化した蒸気はデ
ィストリビューター部4を通って蒸気出口10から排出
される。このようにして気液分離した液体は出口ヘッダ
ータンクに集まる。
レオンは、重力の作用で各フィン狭小通路の下側にたま
り水平部3の区域で孔明きフィン5の各開口6を通って
下方へ移動し液出口11へ導出され、気化した蒸気はデ
ィストリビューター部4を通って蒸気出口10から排出
される。このようにして気液分離した液体は出口ヘッダ
ータンクに集まる。
本案蒸発器は熱交換器の主要部に開口部のないプレート
フィンを用いて性能低下を起こす液成分の落下を防止
し、出口部付近にのみ開口のあるフィンを用いて残留液
を下部へ排出させたもので、気液分離機構をプレートフ
ィン内に内蔵した極めて効率のよい横置プレートフィン
型蒸発器と称することができる。
フィンを用いて性能低下を起こす液成分の落下を防止
し、出口部付近にのみ開口のあるフィンを用いて残留液
を下部へ排出させたもので、気液分離機構をプレートフ
ィン内に内蔵した極めて効率のよい横置プレートフィン
型蒸発器と称することができる。
第1図は流体蒸発器の一例であるフレオン蒸発器で、
(イ)は正面図、(ロ)は底面図。第2図は第1図の内部から
取り出したフレオン通路(蒸発通路)の縦断面模式図、
第3図は横置プレートフィンの出口付近の多数の開口の
あるフィンを用いた部分の部分斜視図。第4図はセレー
ト型フィンの図である。 図中、a:加熱用媒体、b:被蒸発流体、A:加熱通
路、B:蒸発通路、1:入口ディストリビューター部、
2,3:水平部、4:出口ディストリビューター部、
5:孔明き波型フィン、6:開口、7:チューブプレー
ト、8:スペーサーバー、9:液入口、10:蒸気出
口、11:液出口。
(イ)は正面図、(ロ)は底面図。第2図は第1図の内部から
取り出したフレオン通路(蒸発通路)の縦断面模式図、
第3図は横置プレートフィンの出口付近の多数の開口の
あるフィンを用いた部分の部分斜視図。第4図はセレー
ト型フィンの図である。 図中、a:加熱用媒体、b:被蒸発流体、A:加熱通
路、B:蒸発通路、1:入口ディストリビューター部、
2,3:水平部、4:出口ディストリビューター部、
5:孔明き波型フィン、6:開口、7:チューブプレー
ト、8:スペーサーバー、9:液入口、10:蒸気出
口、11:液出口。
Claims (1)
- 【請求項1】被蒸発流体(b)が水平方向に流通する蒸発
通路(B)と、被蒸発流体(b)を蒸発させる加熱用媒体(a)
が流通する加熱通路(A)とを、垂直なチューブプレート
(7)を介して、その板厚方向に交互に積層し、前記蒸発
通路(B)および前記加熱通路(A)に、流通方向と直交する
方向に波形が連続する波形フィンをそれぞれ配設すると
共に、前記蒸発通路(B)の水平部の出口付近に位置する
波形フィンのみを、多数の開口(6)のある波形フィン(5)
とし、その下方に液出口(11)を設けたことを特徴とする
横置プレートフィン型蒸発器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988044322U JPH0619972Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 横置プレートフィン型蒸発器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988044322U JPH0619972Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 横置プレートフィン型蒸発器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01151069U JPH01151069U (ja) | 1989-10-18 |
JPH0619972Y2 true JPH0619972Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31270684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988044322U Expired - Lifetime JPH0619972Y2 (ja) | 1988-03-31 | 1988-03-31 | 横置プレートフィン型蒸発器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619972Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005127650A (ja) * | 2003-10-27 | 2005-05-19 | Hitachi Ltd | プレートフィン式再生熱交換器およびガスタービン発電システム |
WO2007000811A1 (ja) * | 2005-06-28 | 2007-01-04 | Saga University | 蒸気動力サイクルシステム |
-
1988
- 1988-03-31 JP JP1988044322U patent/JPH0619972Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01151069U (ja) | 1989-10-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4434112A (en) | Heat transfer surface with increased liquid to air evaporative heat exchange | |
CA2124361C (en) | Combination direct and indirect closed circuit evaporative heat exchanger | |
JP3076061B2 (ja) | 物質および熱量の同時転送装置 | |
JP6553122B2 (ja) | 熱を交換する方法 | |
US3282334A (en) | Heat exchanger | |
US9057563B2 (en) | Cooling tower with indirect heat exchanger | |
US9562723B2 (en) | White smoke reducing system and method of recovering waste heat and water using the same | |
JPH0861868A (ja) | 極低温精留のための下向き流熱交換器 | |
CN109442806B (zh) | 一种分液相变板式换热器及其应用 | |
US4216820A (en) | Condenser/evaporator heat exchanger and method of using the same | |
WO2008058113A2 (en) | Heat exchanger having a counterflow evaporator | |
US6314752B1 (en) | Mass and heat transfer devices and methods of use | |
EP1058069B1 (en) | Absorber | |
TW202403247A (zh) | 降膜式蒸發器 | |
JPH0619972Y2 (ja) | 横置プレートフィン型蒸発器 | |
JPH08105669A (ja) | 吸収冷凍機用再生器 | |
CN206176823U (zh) | 一种管式满液式蒸发器 | |
JP2568769B2 (ja) | 吸収冷凍機 | |
CN211204506U (zh) | 低压制冷剂满液式蒸发器 | |
JPH0658198B2 (ja) | シェルチューブ熱交換器 | |
CN221781330U (zh) | 热管式换热板及换热器 | |
JPH0788924B2 (ja) | 凝縮蒸発器 | |
SU1035398A1 (ru) | Пластинчатый теплообменник | |
JPH0752536Y2 (ja) | 吸収式熱源装置における吸収器 | |
CN215864158U (zh) | 一种蒸发式冷凝器 |