JPH0619791Y2 - 携帯用エンジンのマフラ構造 - Google Patents
携帯用エンジンのマフラ構造Info
- Publication number
- JPH0619791Y2 JPH0619791Y2 JP1989007526U JP752689U JPH0619791Y2 JP H0619791 Y2 JPH0619791 Y2 JP H0619791Y2 JP 1989007526 U JP1989007526 U JP 1989007526U JP 752689 U JP752689 U JP 752689U JP H0619791 Y2 JPH0619791 Y2 JP H0619791Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- tail pipe
- extension member
- exhaust gas
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 claims description 5
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 claims description 5
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000005494 condensation Effects 0.000 description 1
- 238000009833 condensation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、作業機とともに携帯できて機能性が良くしか
もコンパクト構造となる携帯用エンジンのマフラ構造に
関する。
もコンパクト構造となる携帯用エンジンのマフラ構造に
関する。
[従来の技術] 従来には、エンジンから排出される排気ガス中の火焔を
金網によって捕捉したり、エゼクタ及びディフューザに
よって排気ガスの温度及び濃度を低下させることができ
るような構造のものが、実公昭55−2168号に見ら
れる。
金網によって捕捉したり、エゼクタ及びディフューザに
よって排気ガスの温度及び濃度を低下させることができ
るような構造のものが、実公昭55−2168号に見ら
れる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、そのような構造では、例えば刈払機のよ
うな携帯用作業機に設けたエンジンの排気装置として
は、テールパイプが突出したりして大型となって適用で
きない不具合を有していた。
うな携帯用作業機に設けたエンジンの排気装置として
は、テールパイプが突出したりして大型となって適用で
きない不具合を有していた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、マフラを機能性
の良いコンパクト構成にしたものであり、そのため、マ
フラのテールパイプの先端口にはステンレス製網板を張
設し、前記先端口を覆いマフラの外側面にそわせて延長
する断面コ字形のテールパイプ延長部材を該マフラの外
周壁部にボルト等の締結具により固設するとともに、該
テールパイプ延長部材の途中側面には複数のルーバーを
形成して構成したものである。
の良いコンパクト構成にしたものであり、そのため、マ
フラのテールパイプの先端口にはステンレス製網板を張
設し、前記先端口を覆いマフラの外側面にそわせて延長
する断面コ字形のテールパイプ延長部材を該マフラの外
周壁部にボルト等の締結具により固設するとともに、該
テールパイプ延長部材の途中側面には複数のルーバーを
形成して構成したものである。
[作用] 従って、排気ガス中の火花は、テールパイプの出口に配
設したステンレス製網板により消去され、また排気ガス
の温度もテールパイプ延長部材の途中側面に設けた複数
のルーバーよりの空気流入により低くすることができる
ことになる。
設したステンレス製網板により消去され、また排気ガス
の温度もテールパイプ延長部材の途中側面に設けた複数
のルーバーよりの空気流入により低くすることができる
ことになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
携帯形刈払機の後端部に一体的に連設したエンジン(E)
の排気口(9)側にはマフラカバー(10)を被着したマフラ
(1)を連通連設するが、マフラ(1)の一端面に形成した連
通口(3)を前記排気口(9)に合致させるととともに、マフ
ラ(1)内に架設した3本の支柱(11)にそれぞれボルト(1
2)を挿着してマフラ(1)をエンジン(E)の側部に連結し構
成する。
の排気口(9)側にはマフラカバー(10)を被着したマフラ
(1)を連通連設するが、マフラ(1)の一端面に形成した連
通口(3)を前記排気口(9)に合致させるととともに、マフ
ラ(1)内に架設した3本の支柱(11)にそれぞれボルト(1
2)を挿着してマフラ(1)をエンジン(E)の側部に連結し構
成する。
前記マフラ(1)の内部を仕切板(2)により、エンジン(E)
に連通する前記連通口(3)側の第1室(A)と、テールパイ
プ(4a)の先端口(4a′)に連通する第2室(B)とに仕切り
構成し、前記連通口(3)に対面する前記仕切板(2)の部位
には第2室(B)の内方側に膨出する球面状凹部(5)を形成
し、前記仕切板(2)の他の部位で、前記先端口(4a′)の
横側方に対面する部位には、第2室(B)内に排気ガスを
流入させて前記球面状凹部(5)の周囲に迂回させながら
前記先端口(4a′)に流出させることができる3個の連
通案内口(6)を、打抜きにしてそれぞれ形成し構成す
る。
に連通する前記連通口(3)側の第1室(A)と、テールパイ
プ(4a)の先端口(4a′)に連通する第2室(B)とに仕切り
構成し、前記連通口(3)に対面する前記仕切板(2)の部位
には第2室(B)の内方側に膨出する球面状凹部(5)を形成
し、前記仕切板(2)の他の部位で、前記先端口(4a′)の
横側方に対面する部位には、第2室(B)内に排気ガスを
流入させて前記球面状凹部(5)の周囲に迂回させながら
前記先端口(4a′)に流出させることができる3個の連
通案内口(6)を、打抜きにしてそれぞれ形成し構成す
る。
また、前記テールパイプ(4a)はその外端側がマフラ(1)
の外周壁部(1a)に連なるように短く一体的に形成し、断
面コ字形の樋状に形成したテールパイプ延長部材(4b)の
一端側が前記テールパイプ(4a)の外方側を覆うともに他
端側の屈曲した終端開口(4b′)が外方に開放するよう
にして、該テールパイプ延長部材(4b)をマフラ(1)の外
周壁部(1a)にそわせて4本のボルト(13)により固設し、
前記テールパイプ(4a)の外端側と前記テールパイプ延長
部材(4b)の一端側との間にはステンレス製網板(7)と押
さえ板(14)を挾着し、前記テールパイプ延長部材(4b)の
途中外側面には、複数のルーバー(8)を長手方向に間隔
をおいて形成し構成する。
の外周壁部(1a)に連なるように短く一体的に形成し、断
面コ字形の樋状に形成したテールパイプ延長部材(4b)の
一端側が前記テールパイプ(4a)の外方側を覆うともに他
端側の屈曲した終端開口(4b′)が外方に開放するよう
にして、該テールパイプ延長部材(4b)をマフラ(1)の外
周壁部(1a)にそわせて4本のボルト(13)により固設し、
前記テールパイプ(4a)の外端側と前記テールパイプ延長
部材(4b)の一端側との間にはステンレス製網板(7)と押
さえ板(14)を挾着し、前記テールパイプ延長部材(4b)の
途中外側面には、複数のルーバー(8)を長手方向に間隔
をおいて形成し構成する。
したがって、連通口(3)より第1室(A)内に流入する排気
ガスは、矢印(イ)で示すように球面状凹部(5)の内面側に
衝突して膨脹しながら第1室(A)内に広く分散する状態
となって有効に消音効果を発揮できることになり、各連
通案内口(6)から矢印(ロ)で示すように第2室(B)内に
流入する排気ガスは、矢印(ハ)(ニ)(ホ)で示すよ
うに球面状凹部(5)の外面側周囲を迂回するように流れ
るとともに、先端口(4a′)よりテールパイプ(4a)内を
通してテールパイプ延長部材(4b)内に流れることになる
が、その際に、排気ガスの火焔はステンレス製網板(7)
に捕捉されることになり、そのまま、排気ガスが先端口
(4a′)よりテールパイプ延長部材(4b)内に矢印(ヘ)
で示すように流出する状態で、各ルーバー(8)から矢印
(ト)で示すように給気しながら排気ガスの温度及び濃
度を低下させることができることになり、結露すること
なくしかも濃度が薄くなった排気ガスは終端開口(4
b′)より矢印(チ)で示すように排出されることにな
る。
ガスは、矢印(イ)で示すように球面状凹部(5)の内面側に
衝突して膨脹しながら第1室(A)内に広く分散する状態
となって有効に消音効果を発揮できることになり、各連
通案内口(6)から矢印(ロ)で示すように第2室(B)内に
流入する排気ガスは、矢印(ハ)(ニ)(ホ)で示すよ
うに球面状凹部(5)の外面側周囲を迂回するように流れ
るとともに、先端口(4a′)よりテールパイプ(4a)内を
通してテールパイプ延長部材(4b)内に流れることになる
が、その際に、排気ガスの火焔はステンレス製網板(7)
に捕捉されることになり、そのまま、排気ガスが先端口
(4a′)よりテールパイプ延長部材(4b)内に矢印(ヘ)
で示すように流出する状態で、各ルーバー(8)から矢印
(ト)で示すように給気しながら排気ガスの温度及び濃
度を低下させることができることになり、結露すること
なくしかも濃度が薄くなった排気ガスは終端開口(4
b′)より矢印(チ)で示すように排出されることにな
る。
[考案の効果] このように本考案は、テールパイプ先端口(4a′)のス
テンレス製網板(7)により排気ガス中の火花を良好に消
去でき、しかもテールパイプ延長部材(4b)では各ルーバ
ー(8)より吸気しながら排気ガスの温度を低下させるこ
とができることになり、このように機能性を向上させる
とともに、従来の排気装置より突出部分がなくコンパク
ト構造にして、携帯作業に適したエンジン用マフラとし
て好適に実施できる特長を有する。
テンレス製網板(7)により排気ガス中の火花を良好に消
去でき、しかもテールパイプ延長部材(4b)では各ルーバ
ー(8)より吸気しながら排気ガスの温度を低下させるこ
とができることになり、このように機能性を向上させる
とともに、従来の排気装置より突出部分がなくコンパク
ト構造にして、携帯作業に適したエンジン用マフラとし
て好適に実施できる特長を有する。
第1図は第2図のI−I線における断面図となる本考案
の実施例である要部の断面図を示し、第2図は第1図の
II−II線における視図、第3図は第2図のIII−III線に
おける断面図、第4図はマフラの内部の断面図を示す。 (1)…マフラ、(1a)…外周壁部 (4a)…テールパイプ、(4a′)…先端口 (4b)…テールパイプ延長部材 (8)…ルーバー
の実施例である要部の断面図を示し、第2図は第1図の
II−II線における視図、第3図は第2図のIII−III線に
おける断面図、第4図はマフラの内部の断面図を示す。 (1)…マフラ、(1a)…外周壁部 (4a)…テールパイプ、(4a′)…先端口 (4b)…テールパイプ延長部材 (8)…ルーバー
Claims (1)
- 【請求項1】マフラ(1)のテールパイプ(4a)の先端口(4
a′)にはステンレス製網板(7)を張設し、前記先端口(4
a′)を覆いマフラ(1)の外側面にそわせて延長する断面
コ字形のテールパイプ延長部材(4b)を該マフラ(1)の外
周壁部(1a)にボルト等の締結具により固設するととも
に、該テールパイプ延長部材(4b)の途中側面には複数の
ルーバー(8)を形成して構成したことを特長とする携帯
用エンジンのマフラ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989007526U JPH0619791Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 携帯用エンジンのマフラ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989007526U JPH0619791Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 携帯用エンジンのマフラ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0299214U JPH0299214U (ja) | 1990-08-07 |
JPH0619791Y2 true JPH0619791Y2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=31212605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989007526U Expired - Lifetime JPH0619791Y2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 携帯用エンジンのマフラ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619791Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MY149983A (en) | 2005-06-23 | 2013-11-15 | Honda Motor Co Ltd | Muffler unit for general-purpose engine |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5346415U (ja) * | 1976-09-24 | 1978-04-20 | ||
DE2643240A1 (de) * | 1976-09-25 | 1978-04-06 | Stihl Maschf Andreas | Schalldaempfer, insbesondere fuer tragbare motorkettensaegen |
JPS599842U (ja) * | 1982-07-13 | 1984-01-21 | ジューキ株式会社 | インクリボンのリフト装置 |
JPS6033290U (ja) * | 1983-08-12 | 1985-03-07 | 立山アルミニウム工業株式会社 | 戸袋付き雨戸サツシ |
JPH0332737Y2 (ja) * | 1985-04-26 | 1991-07-11 |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1989007526U patent/JPH0619791Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0299214U (ja) | 1990-08-07 |
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