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JPH06195147A - クロック制御装置 - Google Patents

クロック制御装置

Info

Publication number
JPH06195147A
JPH06195147A JP4356926A JP35692692A JPH06195147A JP H06195147 A JPH06195147 A JP H06195147A JP 4356926 A JP4356926 A JP 4356926A JP 35692692 A JP35692692 A JP 35692692A JP H06195147 A JPH06195147 A JP H06195147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
stop
signal
cycle
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4356926A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Komatsuda
浩 小松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4356926A priority Critical patent/JPH06195147A/ja
Priority to US08/118,248 priority patent/US5390224A/en
Priority to EP93307162A priority patent/EP0603996A3/en
Publication of JPH06195147A publication Critical patent/JPH06195147A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/04Generating or distributing clock signals or signals derived directly therefrom

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の位相を有するクロックを使用する情報
処理装置をサイクルカウンタによって停止する際のクロ
ックを制御するクロック制御装置に関し、目的のカウン
ト値で停止する情報処理装置のサイクルカウンタにおけ
るクロック制御装置を目的とする。 【構成】 特定周期tのクロックを発生するクロック発
生部と、起動指示が加わると、クロック発生部より出力
されるクロックをカウントし、特定カウント値となった
際にストップ信号を出力するサイクルカウンタと、起動
指示で動作を開始し、少なくとも起動指示が加わる前に
予め決定しているフラグに対応して、サイクルカウンタ
がストップ信号を出力するまでの有効期間を決定し、基
本有効期間信号ならびに遅延有効期間信号を出力する制
御部と、クロックが入力し、基本有効期間信号によって
指示される期間にわたってクロックを出力する基本周期
クロック有効化部と、クロックが入力し、遅延有効期間
信号によって指示される期間にわたってクロックを有効
とするとともに、クロックの1周期の1/N期間遅延す
るt/N遅延周期クロック有効化部とより構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特定周波数のクロック
によって動作する情報処理装置に係り、さらに詳しくは
複数の位相を有するクロックを使用する情報処理装置を
サイクルカウンタによって停止する際のクロックを制御
するクロック制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置、例えばパイプライン処理
によって制御等を行う装置を使用した装置の開発におい
ては、その開発した装置の試験を効率よく行うことが要
求されている。
【0003】図6はパイプライン処理装置の動作説明図
である。図6のように、パイプライン処理装置はパイプ
ライン中の命令に従って動作し、開発時には、時間の流
れに沿った各命令の処理に対して試験される。
【0004】図6においては、パイプライン処理装置は
命令C1〜C4については特に問題なくその命令を実行
し、命令C5においてその命令を実行する処理系にエラ
ー(例えば、パリティチェックエラー)E1が発生して
いる。このエラーE1が発生した時、試験装置はエラー
情報を保持(E5)すると共にエラー解析系へエラー情
報を伝播(E2)する。
【0005】エラー解析系(E3)では入力されたエラ
ー情報をもとにエラーレベル分け(リカバリ可能なエラ
ーやシステムダウンにつながるエラーなどに分ける)の
解析を行うと共に、そのエラー情報により装置内の全ク
ロックの供給を停止(E4)する。
【0006】図6の例では、全クロックが停止した時、
命令C13より停止状態となる。命令C5の処理中にエ
ラーが発生した訳であるから、その直後に装置内の全ク
ロックを停止させ、命令C5の処理した状態を保持でき
た方が望ましい。しかしながら、図6のようにエラーに
関する処理を行ってから、全クロックを停止するため、
全クロックが停止するまでの間に幾つかの命令が実行さ
れてしまう。このため、後続の命令により命令C5に関
する処理情報が書き換えられ存在しなくなってしまって
いた。
【0007】このようなケースでは、エラーが発生した
ら、そのエラーを発生させた命令の処理情報をすぐにレ
ジスタ等に退避できる機能があると良いが、このような
機能を装置内のあらゆるところに適用させると、物量の
関係から無理がある。これを解決するものとして、サイ
クルカウンタを用いた方法がある。このサイクルカウン
タを用いた方法とは、以下の如くの方法である。
【0008】図7は従来のサイクルカウンタの説明図で
ある。エラーが発生した時、命令開始点から見て何番目
の命令の処理を実行した際に発生したかわからない場
合、サイクルカウンタに任意の値をロードして、命令開
始点より命令の再実行及びサイクルカウンタ起動を行
う。例えば、図7の場合であるならば“8”をロードす
る。そして、サイクルカウント値ゼロによる全クロック
停止状態となった時、エラー情報が保持されているか確
認をする。
【0009】この図7の例では、すでにエラーが発生し
ているので、装置にリセット信号を発行して再びサイク
ルカウンタに前回ロードした値よりも小さい値をロード
する。例えば、図7では“7”をロードする。再び命令
開始点より命令の再実行及びサイクルカウンタ起動を行
う。そして、同様にエラー情報が保持されているかどう
か確認する。以後この繰り返し作業を行う。
【0010】尚、始めからエラーを起こす命令がわかっ
ている場合には、何度も実行する必要はない。図7の例
であるならばサイクルカウンタを“4”とした時にはエ
ラーが発生していないので、命令C5でエラーが発生し
たことがわかる。
【0011】上述の作業を行って、エラーを発生させた
命令の処理状態を保持することができたならば、処理状
態よりエラー原因を追求する。図8は従来のサイクルカ
ウンタの構成図であり、図9は図8の従来のサイクルカ
ウンタのタイミングチャートである。図中の被試験装置
FF3,FF4をカウンタとして扱い、従来のサイクル
カウンタによるクロック制御を説明する。
【0012】サイクルカウンタを使用するには、サイク
ルカウンタが特定のカウント値となった時にクロックを
停止するために、先ず事前にクロックを停止してサイク
ルカウンタをセットする必要がある。図8の従来例で
は、外部クロックストップ指示m6によって外部クロッ
クを停止させる。このストップ指示m6は、試験者が試
験の際にオペレータによって強制的に行なわれる場合
と、ハードウェアのマシンチェックが発生した場合、そ
して中央処理装置(CPU)が任意の命令を実行したと
きに行われる場合がある。
【0013】上述の外部クロックストップ指示m6によ
って図9のa点でクロックストップ用フリップフロップ
FF1がセットされると、ゲートG1によって発振器S
Gの出力である基本周期クロックm1が、そのセットさ
れている間抑止される(クロックm12)。すなわち、
クロックストップ用フリップフロップFF1がセットさ
れると、クロックストップm2が“1”となり、ノア論
理回路であるゲートG1をオフとし、その出力はLレベ
ルの状態となる。尚、発振器SGより出力される基本周
期クロックの極性はマイナス、クロックストップ用フリ
ップフロップFF1より出力されるクロックストップm
2の極性はプラスである。
【0014】クロックm12は、プラスの極性のパルス
であり、ゲート遅延回路DL1に入力されるとともに、
ノアゲートG3やインバータG2に入力される。ゲート
遅延回路DL1より出力されるクロックm4はクロック
m12よりt/2、例えば基本周期が20nsであるなら
ば、10ns位相が遅いクロックである。従ってクロック
ストップ信号によって抑止された場合には、クロックm
12より10ns後に抑止される。
【0015】被試験装置であるカウンタFF3はクロッ
クm3を使用しており、このクロックm3が抑止された
期間、動作が停止する。一方、カウンタFF4はクロッ
クm12とゲート遅延回路DLの出力であるクロックm
4とのオア論理を求めた結果のクロックm5を使用して
おり、クロックm5は1/2t周期のクロックである。
よってカウンタFF4はカウンタFF3より10ns後に
動作が停止する。
【0016】サイクルカウンタCYLは、カウント動作
の指示を記憶するフリップフロップFF8とラッチFF
9とデクリメンタD−1とセレクタSEL1とデコーダ
DECとよりなる。ラッチFF9の出力はデクリメンタ
D−1とセレクタSEL1とを介してそのラッチFF9
の入力と接続している。セレクタSEL1がデクリメン
タD−1の出力を選択している時には、ラッチFF9に
取り込みクロックが入力するたびにラッチFF9の値が
1づつ低下する。
【0017】前述したFF3,FF4のクロック供給が
停止した後、セレクタSEL1に設定データを選択さ
せ、サイクルカウンタのラッチFF9に、例えばサイク
ル値“5”をロードし、起動指示m7を入力する。その
後セレクタSEL1にデクリメンタD−1の出力を選択
する。
【0018】起動指示m7が“1”となると、フリップ
フロップFF8がb点(図9)でセットされ、その出力
であるサイクルカウンタ有効信号m8がオン状態にな
り、サイクルカウンタCYLが減算を開始するととも
に、クロックストップ用フリップフロップFF1がリセ
ットされてその出力m2がLレベルとなってゲートG1
をオンとして基本周期クロックm1の供給を開始する。
【0019】停止していたクロックm3及びクロックm
5が上述した如く起動指示m7によって供給再開するの
で、被試験装置のカウンタFF3,FF4はそれぞれク
ロックをカウントする。被試験装置のカウンタFF3は
基本周期(20ns)クロックで動作し、カウンタFF4
は、基本周期クロック(20ns)と10ns遅れたゲート
遅延回路DL1の出力とのOR加算信号により得られる
t/2周期10nsのクロック、すなわちカウンタFF3
のカウント動作の2倍の速さでカウント動作する。
【0020】動作しているサイクルカウンタCYLのラ
ッチFF9の値がc点(図9)で1となると、デコーダ
DECはデコード値1をクロックストップ検出回路CS
Kに加えクロックストップ検出回路CSKはクロックス
トップm10を“1”とする。このクロックストップm
10の“1”によってクロックストップ用フリップフロ
ップFF1は再びセットされ、ゲートG1をオフとす
る。このオフによってクロックm1が抑止し、クロック
m3及びクロックm5もそれぞれ停止する。
【0021】これと同時に、サイクルカウンタCYLは
“0”になって停止するとともに、カウンタFF3は
“5”の状態で停止し、カウンタFF4は“10”の状
態で停止する。
【0022】以上のようなサイクルカウンタの動作によ
って目的の位置で装置の動作を停止することができ、エ
ラー発生の状態を求めることができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】前述したサイクルカウ
ンタCYLは基本周期クロック(20ns)のサイクルを
カウントするため、このサイクルカウンタCYLを使用
した時、被試験装置のカウンタFF4のカウント値はカ
ウンタFF3のカウント値の2倍にしたものに必ずな
る。
【0024】そのため、例えばカウンタFF4の値が奇
数である時に、サイクルカウンタCYLによってクロッ
ク供給を停止させようとしても、カウンタFF4の値は
偶数となって止まってしまう。カウンタFF4のカウン
ト値が奇数である時には、クロック供給の停止ができ
ず、t/2周期クロック(10ns)が更に1クロック分
入ってクロックが停止してカウンタFF4の動作が止ま
る。
【0025】カウンタFF4が“9”であった時、その
カウンタのパリティエラーが例えば発生したとする。カ
ウンタFF4には、t/2周期クロック(10ns)が更
に1クロック分入る為、そのカウント値は“10”にな
って停止する。この状態で停止とすると、発生したエラ
ーがカウント値“9”の時発生したものなのか、“1
0”の時発生したものなのか明瞭に判断する事ができな
い。
【0026】近年の情報処理装置の回路においては、高
速に処理する回路はスピードの速いテクノロジーのLS
Iを使用して構成され、その回路にはt/2周期クロッ
クを使用しているのが一般的である。また、それに比べ
て高速性をあまり追求しない回路は低速なテクノロジー
のLSIを使用して構成され、その回路には上述の基本
周期クロックを使用する。そして両者の回路は同居して
1つの装置となっている。
【0027】上述の2つの回路は複雑であるので、t/
2周期クロック使用の回路においてエラーが発生した
時、エラーが発生した状態で回路の動作を停止させる事
が好ましい。しかしながら、t/2周期クロックが更に
1クロック分入る為、そのクロックによって回路が動
き、回路状態が変化してしまうので、試験者がエラー原
因を追求する際誤って判断してしまうという問題を有し
ていた。
【0028】本発明は目的のカウント値で停止する情報
処理装置のサイクルカウンタにおけるクロック制御装置
を目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図である。本発明は例えばパイプライン処理装置の
動作を試験する際のクロックを制御するクロック制御装
置に係るものである。
【0030】クロック発生部1は被試験装置が使用する
特定周期tのクロックを発生する。尚、被試験装置はこ
のクロックの他に位相の異なるクロックをも要求する。
サイクルカウンタ2は、起動指示が入力すると、前記ク
ロック発生部1より出力されるクロックをカウントし、
特定カウント値となった際にストップ信号を出力する。
このサイクルカウンタ2は、被試験装置を試験するため
の特定な値が設定され、順次デクリメントしたり、目的
の値まで順次インクリメントしたりするカウンタであ
る。また、更には複数の位相を有する場合であるなら
ば、その位相個数分の加算や減算を前述のクロック発生
部1より発生するクロックに対応して行い、目的の値、
例えば“1”や“2”となった時にストップ信号を出力
する。
【0031】制御部3は操作者からの起動指示で動作を
開始し、少なくとも前述の起動指示が加わる前に予め決
定されているフラグに対応して前記サイクルカウンタ2
がストップ信号を出力するまでの有効期間を決定し基本
有効期間信号並びに遅延有効期間信号を出力する。この
基本有効期間信号はクロック発生部1より発生したクロ
ックを必要期間出力するための信号であり、遅延有効期
間信号は前述の基本有効期間信号と位相の異なる信号を
発生するための信号である。前述のフラグはオペレータ
の指示によっても設定可能である。
【0032】基本周期クロック有効化部4は前記クロッ
クが入力し、前記基本有効期間信号によって指示される
期間クロックを出力する。例えばこれは前記基本有効期
間信号によってゲートがオン/オフされるゲート回路で
ある。
【0033】t/N遅延周期クロック有効化部5は前記
クロックが入力し、前記遅延有効化期間信号によって指
示される期間にわたって前記クロックを有効とするとと
もに、前記クロックの1周期tの1/N期間遅延する。
この回路は例えば前記遅延有効期間信号によってゲート
がオン/オフされるゲート回路と、そのゲート回路の出
力をt/N期間遅延する遅延回路とよりなる。また、こ
のt/N期間遅延する遅延回路は、例えばt/2期間の
遅延であり、基本周期クロック有効化部4とt/N遅延
周期クロック有効化部5より出力される信号をオア加算
することによって2倍のクロックが生成される。
【0034】
【作用】クロック発生部1より発生した信号が基本周期
クロック有効化部4とt/N遅延周期クロック有効化部
5に入力する。基本周期クロック有効化部4に制御部3
より入力する基本有効期間信号が有効であるならば、外
部の被試験装置に対し基本クロックを出力する。また、
t/N遅延周期クロック有効化部5に制御部3より入力
する遅延有効期間信号が有効であるならば、クロック発
生部1より入力するクロックを有効化し、更にt/N例
えば、t/2(Nが2)の遅延時間を設けて出力する。
【0035】基本周期クロック有効化部4はt/N遅延
周期クロック有効化部5との位相差がt/2であるなら
ば、これらをゲート回路(オアゲート)6でオア加算す
ることにより2倍の周波数のクロックを被試験装置に入
力することができる。
【0036】オペレータ等の指示によりフラグを設定す
る指示が制御部3に加わり、続いて基本周期クロック有
効化部4とt/N遅延周期クロック有効化部5の動作を
停止する指示が制御部3に加わると、制御部3はクロッ
ク発生部1より出力されるクロックを無効として出力し
ない制御を行う。この時オペレータによってサイクルカ
ウンタ2に例えば奇数の値が設定され、起動指示が入力
されると、更にフラグが設定された後起動指示が入力さ
れると、サイクルカウンタ2が動作する。
【0037】制御部3はこの動作を認識し、基本周期ク
ロック有効化部4に基本有効期間信号を有効として、t
/N遅延周期クロック有効化部5に遅延有効期間信号を
有効として出力する。例えば、制御部3は前記フラグが
“1”の時に前記遅延有効化期間信号より基本有効期間
信号を1クロック分遅れて有効とし、前記サイクルカウ
ンタ2よりストップ信号が出力された後、同時に無効と
する。また前記フラグが“0”の時には前記基本有効化
期間信号と遅延有効化期間信号とを同時に有効とし、前
記サイクルカウンタ2よりストップ信号が出力された後
に前記遅延有効期間信号より基本有効期間信号を1クロ
ック分遅れて無効とする。
【0038】フラグが“1”の時には遅延有効期間信号
が基本有効期間信号より1クロック分長い。また、フラ
グが“0”の時には基本有効期間信号が遅延有効期間信
号より1クロック分長い。サイクルカウンタ2の設定が
同じ奇数値であった場合、フラグが“1”の時には基本
有効期間信号の有効期間内のクロックの数が設定値/2
(整数化部のみ)となり、フラグが“0”の時には基本
有効期間信号の有効期間内のクロックの数が設定値/2
(整数化部)+1となる。これによって、サイクルカウ
ンタ2に同じ奇数値を設定してあるにも係わらず、出力
する基本クロックの数を+1変化することができる。
【0039】これにより、例えばサイクルカウンタ2に
設定された数分のクロックをオアゲート6より出力す
る。また、フラグによって基本周期クロック有効化部4
より出力されるクロックの数を、例えばサイクルカウン
タ2の設定が奇数であってもn/2の整数化部あるいは
n/2の整数化部+1の値に任意に設定することができ
る。
【0040】このとき、t/N遅延周期クロック有効化
部19より出力されるクロック数は、逆にn/2の整数
化部+1あるいはn/2の整数化部となる。この結果、
サイクルカウンタ2の設定値に対応したクロック数をオ
アゲート6から出力することができる。
【0041】
【実施例】以下、図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の実施例の構成図である。先ず、各部
の動作について説明する。クロック発生部11は動作す
る被試験装置の基本周期クロックを発生する。この基本
周期クロックはt/Nサイクルカウンタ制御部12,ク
ロックストップ設定部14,クロックストップ遅延部1
5,クロック相対応ストップ制御部16,クロック相対
応ストップ生成部17,基本周期クロック有効化部1
8、及びt/N遅延周期クロック有効化部19に入力し
ており、これら各部はこのクロックによって同期動作す
る。
【0042】t/Nサイクルカウンタ制御部12は外部
の設定データ、例えばサイクルカウンタの設定値(設定
データDS)を保持し、外部から起動指示を表わす起動
信号が加わるとn値減算(nは2以上)を行う。なお、
これはn値減算に限らずn値加算であってもよい。この
時にはクロックストップ検出部13は特定の値を検出す
る。
【0043】クロックストップ検出部13は前記t/N
サイクルカウンタ制御部12の値が所定の値に達した時
にクロックストップ信号を出力する。クロックストップ
設定部14はクロックストップ検出部13のクロックス
トップ信号あるいは外部からの外部クロックストップ信
号によってクロック停止状態にセットする。さらに外部
の起動信号により前記クロック停止状態を解除する。す
なわち、クロックストップ設定部14には、被試験装置
の動作時に目的の動作を指示するため、先ず外部よりク
ロックストップ信号を入力する。この外部クロックスト
ップ信号によってクロックストップ設定部14はストッ
プ指示を行い、被試験装置の、全動作を停止させる。
尚、この停止間に後述するサイクルカウンタの値をも設
定する。
【0044】そして、起動信号によって起動指示が加わ
ると再度実行する。t/Nサイクルカウンタ制御部12
からクロックストップ信号が入力すると、そこでクロッ
クを停止する。例えば、外部クロックストップ信号は被
試験装置の処理を一時中断する信号である。この外部ク
ロックストップ信号によって本発明の実施例の構成の回
路はクロック出力の動作を一時中断し、この中断してい
る間に、再実行させた場合に何個目に処理を停止させる
かを指示するカウント値がt/Nサイクルカウンタ制御
部12内に設定される。そして、前述の起動指示で実行
させ、指定した数分の処理の後停止する。
【0045】クロックストップ遅延部15は前記のクロ
ックストップ設定部14の出力信号を遅延する。例えば
このクロックストップ遅延部15は任意の段数のフリッ
プフロップで構成されるシフトレジスタであり、クロッ
クストップを行う際の条件を求めるためのタイミングを
発生する。
【0046】クロック相対応ストップ制御部16は前述
のクロックストップ遅延部15の任意のフリップフロッ
プの数、例えば5個の出力信号と前記クロックストップ
検出部13のクロックストップ信号と、前述のt/Nサ
イクルカウンタ制御部12のカウント値及び外部の起動
信号より基本周期クロックの出力停止あるいは出力供給
開始、及びt/N遅延周期クロックの出力停止あるいは
出力供給開始のタイミングを制御するための信号を出力
する。これらの信号は後述するが各種のフラグの出力で
ある。
【0047】クロック相対応ストップ生成部17は前述
のクロック相対応ストップ制御部16の制御信号、すな
わち各種のフラグにより前記クロックストップ遅延部1
5の複数、例えば5個のフリップフロップの任意の出力
をもとにして組合せ論理回路によって基本周期クロック
やt/N遅延周期クロックのそれぞれのクロック供給有
効信号、すなわち基本有効期間信号や遅延有効期間信号
を生成する。
【0048】基本周期クロック有効化部18はクロック
発生部11の基本周期クロックに対して前記クロック相
対応ストップ生成部17より出力される基本周期クロッ
ク用クロック供給有効信号、すなわち基本有効期間信号
で有効化する。
【0049】また、t/N遅延周期クロック有効化部1
9は前記クロック発生部11の基本周期クロックに対し
て前記クロック相対応ストップ生成部17より出力され
るt/N遅延周期クロック用クロック供給有効信号、す
なわち遅延有効期間信号で有効化し、有効化したクロッ
クをt/N時間遅延する。尚、この遅延回路は1個とは
限らず、分割した位相分、例えば(N−1)台の異なる
遅延に設定された遅延回路であっても良い。
【0050】次に図2の動作について説明する。通常動
作をしている場合、クロック発生部11より出力される
基本周期クロックは基本周期クロック有効化部18並び
にt/N遅延周期クロック有効化部19を介し、例えば
被試験装置であるカウンタFF3やカウンタFF4に出
力する。
【0051】カウンタFF3には基本周期クロック有効
化部18の出力が加わるので、ここには基本周期クロッ
クと同一のクロックが入力する。これに対しカウンタF
F4には基本周期クロック有効化部18とt/N遅延周
期クロック有効化部19の出力がオアゲートORでオア
加算されて入力する。t/N遅延周期クロック有効化部
19は基本周期クロック有効化部18の位相に対し、t
/N時間遅延しているので、Nが2であるならば、2倍
の周波数のクロックがカウンタFF4に入力することと
なる。
【0052】このような動作によって必要とするクロッ
クが被試験装置に入力する。被試験装置が正常な時には
問題ないが、例えば制御のミスやハード回路のミスによ
りエラーが発生した場合、どこでそのエラーが発生する
かを特定しなくてはならない。このため特定の位置、例
えば被試験装置が停止した位置を検出し外部クロックス
トップ信号としてクロックストップ設定部14に入力す
る。このクロックストップ設定部14に外部クロックス
トップ信号が入力することによって被試験装置の動作が
一時停止する。
【0053】続いてt/Nサイクルカウンタ制御部12
内のカウント値を設定する。従来においてはこのカウン
ト値はクロック発生部11のクロック数を設定するが、
本発明の実施例においては等価的にn倍速のクロックの
カウント値を設定する。尚、この値は、クロックのn倍
とは限らず、例えば、an+1,an+2,・・・an
+n−1等(a,nは整数)のいかなるクロックも設定
できる。
【0054】t/Nサイクルカウンタ制御部12は例え
ばラッチ回路とn減算回路とからなる。1クロック入力
するたびにラッチ回路の値がnマイナスされて再度ラッ
チに入る構成となっている。この構成によって、クロッ
クが入る毎にラッチ回路の値がnマイナスされる。この
ラッチ回路に設定する設定値が設定データDSであり、
カウントを開始する前に設定データDSをt/Nサイク
ルカウンタ制御部12は取り込む。そして、起動信号が
入力するとt/Nサイクルカウンタ制御部12は演算動
作を開始する。
【0055】また、クロックストップ設定部14にも起
動信号が入力しており、クロックストップ設定部14は
この起動信号が入力すると、ストップ状態から動作状態
に移る。クロックストップ遅延部15は例えば5段のシ
フトレジスタより成り、クロック相対応ストップ制御部
16にその各段の出力が入力しており、合計5個分のク
ロック遅れのスタートとストップを指示するパルス、例
えば“1”でストップの信号をクロック相対応ストップ
制御部16に加える。
【0056】クロック相対応ストップ制御部16は、t
/Nサイクルカウンタ制御部12より加わるカウント値
と、クロックストップ検出部13より出力されるクロッ
クストップ信号と、起動信号と、クロックストップ遅延
部15より出力される5クロック分の各シフトレジスタ
の出力等よりクロックの停止や供給のタイミングを判断
する複数のフラグを有し、このフラグをクロック相対応
ストップ生成部17に出力する。
【0057】クロック相対応ストップ生成部17はクロ
ックストップ遅延部15の5個のシフトレジスタの信号
とこれらのフラグにより各基本周期クロック有効化部1
8とt/N遅延周期クロック有効化部19を制御するた
めの有効信号を生成する。このクロック相対応ストップ
制御部16内の1個のフラグによってクロックの停止/
供給の信号が制御され、例えばクロック相対応ストップ
生成部17より出力される基本有効期間信号と遅延有効
期間信号はt/Nサイクルカウンタ制御部12の起動す
る前のカウンタ値が奇数である場合、以下の如くなる。
【0058】フラグが“1”の時に、前記遅延有効期間
信号より基本有効期間信号を1クロック分遅れて有効と
し、t/Nサイクルカウンタ制御部12よりストップ信
号が出力された後に同時に無効とする。また、前述のフ
ラグが“0”の時に前記基本有効期間信号と遅延有効期
間信号とを同時に有効とし、t/Nサイクルカウンタ制
御部12よりストップ信号が出力された後に前記遅延有
効期間信号より基本有効期間信号を1クロック分遅れて
無効とする。
【0059】これらの基本有効期間信号と遅延有効期間
信号とによって、位相の異なるクロックを目的の有効期
間中出力することができる。そして、基本周期クロック
有効化部18とt/N遅延周期クロック有効化部19の
出力をオアゲートORによってオア加算することによっ
て、N倍のクロックとすることができる。尚、N相のク
ロックを全て発生しなくても、m/N個の異なる位相で
あってもよい。
【0060】以上のような動作により、カウンタFF3
に出力されるクロックは以前と同じく基本周期クロック
であり、Nが2であるならばカウンタFF4には2倍の
クロックが入力する。なお、この時t/Nサイクルカウ
ンタ制御部12に奇数を設定した場合、その奇数の値で
オアゲートORよりそれに対応したクロックが出力され
る。また、カウンタFF3にはフラグに設定された値に
よってN/2(少数点以下切り捨て)あるいはN/2
(小数点以下切り捨て)+1のカウントとなる。
【0061】前述したフラグは、動作している被試験装
置をストップさせた時の状態や、ストップさせる前や外
部からのストップ指示供給前に外部からの設定で決定さ
れる。例えば、試験を行う者が設定して従来と同様の方
法、すなわち被試験装置の実行開始指示等で先ず被試験
装置をストップさせる前にフラグを設定し、続いて先の
指示でストップさせることによってt/N周期クロック
の目的の位相位置でストップさせることができる。
【0062】以下では、さらに本発明の実施例を用いて
詳しく説明する。図3は本発明の実施例の詳細な構成図
である。図4,図5はその実施例のタイミングチャート
であり、図3において図2と同一回路等は同一符号を付
す。尚、図3においては、Nは2としている。
【0063】先ず、図3において、後述するクロックス
トップSB優先解除を表わす前述したフラグが“0”の
時にサイクルカウンタが起動された場合について説明す
る。尚、図4は外部クロックストップ信号n6の指示に
よってクロックA n3が先に停止し、続いてクロック
B n5が停止した後のサイクルカウント動作における
場合であり、クロックストップSB優先解除が“0”の
時、t/2周期クロックが5クロック分出力されて基本
周期クロックが3クロック分出力されるケースを示して
いる。クロックストップSB優先解除信号はクロック相
対応ストップ制御部16より出力される信号であり、ク
ロックストップSBをクロックストップSAより先に解
除することを表わしている。
【0064】クロックストップ設定部14はオア論理回
路の2入力ゲートG12と、その出力がセット端子に入
力するフリップフロップFF1より成る。尚、ゲートG
12には外部クロックストップ信号n6とクロックスト
ップ検出回路13より出力されるクロックストップ信号
n9が入力する。また、フリップフロップFF1のリセ
ット端子には起動信号n7が入力する。
【0065】外部クロックストップ信号n6によってゲ
ートG12を介してセット信号が入力するとクロックス
トップ用フリップフロップFF1がセットされる。フリ
ップフロップFF1の出力はクロックストップ遅延部1
5に加わる。クロックストップ遅延部15は5段のシフ
トレジスタよりなり、この5段のシフトレジスタで順次
フリップフロップFF1の出力とシフトしていく。1段
目のシフトレジスタの出力がクロックストップS1、2
段目のシフトレジスタの出力がクロックストップS2、
3段〜5段目のシフトレジスタ出力がクロックストップ
S3〜S5である。
【0066】クロックストップA/B生成回路17−1
は、クロック相対応ストップ制御回路16内のクロック
ストップSB優先解除が“0”であるため、クロックス
トップ遅延部15内のクロックストップS4をクロック
ストップSA及びクロックストップSBとして割り当て
る。すなわち、クロックストップSA用フリップフロッ
プFF11、クロックストップSB用フリップフロップ
FF12にクロックストップS4を入力する。フリップ
フロップFF11,FF12は基本周期クロックでそれ
を取り込み、1クロック分遅れてノア論理回路であるゲ
ートG10,G11に出力する。そして、基本周期クロ
ックn1はクロックストップSA用フリップフロップF
F11より出力されるストップ信号によってゲートG1
0で抑止されクロックn19となる。また、クロックス
トップSB用フリップフロップFF12により出力され
るストップ信号によってゲートG11で抑止され、クロ
ックn20となる。尚、t/n遅延周期クロック有効化
部19はゲートG11とゲート遅延回路21より成る。
【0067】クロックn20はゲート遅延回路21に入
力し、このゲート遅延回路21より特定時間後にクロッ
クn4が出力される。このクロックn4はクロックn1
9やクロックn20に比べて、t/2例えば基本周期が
20nsであるならば、10ns位相が遅いクロックであ
り、クロックn5はクロックn4とクロックn19をオ
ア加算したt/2周期のクロックである。従ってクロッ
クn5はクロックA n3より10ns後に停止する。
【0068】カウンタFF3は、クロックA n3を使
用しており、クロックA n3の基本クロックが抑止さ
れたことから、動作が停止する。一方、各カウンタFF
4はクロックB n5を使用しており、クロックB n
5がクロックA n3より10ns後に抑止されることよ
り、各カウンタFF4の停止より10ns後にその動作が
停止する。
【0069】カウンタFF3,FF4の動作が停止した
後、サイクルカウンタFF13にサイクル値例えば
“5”をロードし、起動指示を表す起動信号をt/Nサ
イクルカウンタ12に入力する。
【0070】起動信号n7が起動指示となると、セット
リセットフリップフロップFF14がセットされ、その
出力であるサイクルカウンタ有効信号n8がオン状態
(“1”)になり、サイクルカウンタが“−2”の減算
を開始するとともに、クロックストップフリップフロッ
プFF1をリセットする。このフリップフロップFF1
の出力n2はクロックストップ遅延部15内のシフトレ
ジスタ(クロックストップS1〜S5)に入力されて順
次シフトする。
【0071】クロックストップ遅延部15の遅延出力が
加わるクロックストップA/B生成回路17−1は、ク
ロックストップ相対応ストップ制御部16内のクロック
ストップSB優先解除フラグを判別する。この時このフ
ラグは“0”であるので、クロックストップ遅延部15
内のクロックストップS4をフリップフロップFF1
1,FF12に割り当て、そのフリップフロップFF1
1,FF12はクロックストップSA及びクロックスト
ップSBを出力する。
【0072】クロックストップSAのストップがリセッ
ト、すなわちフリップフロップFF11がリセットされ
たことからクロックn19に基本周期クロックn1が供
給開始され、これと同時にクロックn20にも基本周期
クロックn1が供給開始される。これによってクロック
n19の反転信号であるクロックn3やクロックn5も
クロックを供給開始する。
【0073】クロックn4は、クロックn20に比べて
出力がt/2遅れて、すなわち10ns後に供給開始す
る。クロックn5はクロックn19とクロックn4のオ
ア加算した1/2周期クロックである。
【0074】クロック相対応ストップ制御部16におい
て、先の起動信号n7によって起動指示が発行される
と、すなわち起動信号が1クロック間“1”となると
“0”であるクロックストップSB優先解除内容をコピ
ーする。
【0075】一方、t/Nサイクルカウンタ制御部12
内のカウンタFF13の出力は−2回路によって−2さ
れ、さらにセレクタSELを介してカウンタFF13に
入力する。カウンタFF13はラッチ回路であり、−2
された値を基本クロックによって取り込む。この繰り返
しで、順次カウンタFF13の値は−2づつ変化する。
尚、セレクタSELはカウント動作時は−2回路の出力
を選択し、設定時には設定データDSを選択する。減算
動作を行っているサイクルカウンタFF13のカウント
値が“1”になった時、デコーダDECはそれを検出し
てクロックストップ検出回路13に入力する。クロック
ストップ検出回路13はクロックストップを発生する。
すなわち、クロックストップ信号n9を1クロック間
“1”とする。デコーダDECはカウント値が“1”あ
るいは“2”であることを検出する回路であり、クロッ
クストップ検出回路13は条件が一致した時クロックス
トップを発生する。尚、図4の場合には、この時にクロ
ックストップを発生する。
【0076】クロック相対応ストップ制御部16内のク
ロックストップSB優先解除の設定予告フラグは、この
信号とクロックストップSB優先解除コピー内容が
“0”の時に“1”が設定される。
【0077】また、このクロックストップ信号n9によ
ってクロックストップフリップフロップFF1が、セッ
トされると、そのセットされた出力はクロックストップ
遅延部15内の5段のシフトレジスタに入力され、順次
シフトする。クロックストップ遅延部15内のクロック
ストップS2が“1”となると、1サイクル後に先の優
先解除の設定予告はリセットされるとともに、クロック
ストップSB優先解除フラグには“1”が設定される。
【0078】また、クロックストップA/B生成回路1
7−1はクロック相対応ストップ制御部16内のクロッ
クストップSB優先解除が“1”であるので、クロック
ストップ遅延部15内のクロックストップS3をクロッ
クストップSB用フリップフロップFF12に設定し、
続いて1サイクル後にクロックストップS4をクロック
ストップSA用フリップフロップFF11に設定する。
すなわち、クロックストップSA用フリップフロップF
F11にクロックストップS3を、クロックストップS
B用フリップフロップFF12にクロックストップS4
を入力する。フリップフロップFF11,FF12は基
本周期クロックでそれらを取り込み、1クロック分遅れ
てノア論理回路であるゲートG10,G11に出力す
る。
【0079】クロックn20はクロックストップSB用
フリップフロップFF12のクロックストップによって
抑止され、またクロックn19はクロックストップSA
のクロックストップによってクロックn20より20ns
後に抑止される。すなわち、クロックn3のクロックが
抑止されると同時にクロックn5のクロックをも抑止さ
れ、クロック出力が停止する。
【0080】以上のことからわかる通り、クロックB
n5はサイクルカウンタに設定された5サイクルのクロ
ックが供給されており、サイクルカウンタに設定された
値に従ってクロックを供給することができる。また、ク
ロックA 3nには3クロックのクロックが供給され
る。
【0081】なお、被試験装置であるカウンタFF3,
FF4はサイクルカウンタ動作中にそれぞれ使用するク
ロックが幾つ入ったかを示している。次に図5を用いて
説明する。図5は外部クロックストップ指示によってク
ロックA n3とクロックB n5が同時に停止した後
のサイクルカウンタ動作について示しており、クロック
ストップSB優先解除のフラグが“1”の時、t/2周
期クロックが5クロック出力され、また基本周期クロッ
クが2クロック出力される。以下、その動作を説明す
る。
【0082】外部クロックストップ信号n6によってク
ロックストップフリップフロップFF1がセットされる
と、その出力はクロックストップ遅延部15内の5段の
シフトレジスタに入力し、順次シフトしていく。
【0083】クロック相対応ストップ制御部16内のク
ロックストップSB優先解除フラグが前述した如く
“1”であるので、クロックストップSA/SB生成回
路はクロックストップ遅延部15内のクロックストップ
S3をクロックストップSB用フリップフロップFF1
2に設定し、クロックストップS4をクロックストップ
SA用フリップフロップFF11に設定する。これらの
フリップフロップFF11,FF12の取り込み動作は
前述したと同様である。
【0084】基本周期クロックn1はフリップフロップ
FF12のクロックストップSBのストップ信号によっ
てゲートG11で抑止されて、クロックn20が停止
し、1サイクル(20ns)後には基本周期クロックn1
がクロックストップSAのストップ信号によってゲート
G12で抑止されて、クロックn19が停止してクロッ
クn20,n19としてゲートG11,G12より出力
される。クロックA n3はクロックn19が停止する
時、同時に停止する。
【0085】クロックn20はゲート遅延回路21に入
力し、ゲート遅延回路21より出力される。クロックn
4は前述した如くクロックn19やクロックn20に比
べて、t/2すなわち10ns位相が遅いクロックであ
り、クロックB n5はこのクロックn4とクロックn
19とをオア加算したt/2周期のクロックとなる。
【0086】このクロックB n5は、クロックn19
(クロックA n3)が停止する時、同時に停止する。
カウンタFF3の動作は、使用するクロックA n3が
抑止されたことから停止する。また、カウンタFF4の
動作もこれと同時に使用するクロックB n5が抑止さ
れたことから停止する。
【0087】カウンタFF3,FF4の動作が停止した
後、サイクルカウンタFF13にサイクル値“5”をロ
ードし、起動信号n7より指示を発行する。すなわち、
起動信号n7を1クロック間“1”とする。
【0088】起動信号n7が起動指示となると、サイク
ルカウンタ有効信号がオン状態になり、サイクルカウン
タFF13が“−2”の減算を開始するとともにクロッ
クストップフリップフロップFF1をリセットする。そ
のフリップフロップFF1の出力n2はクロックストッ
プ遅延部15内のシフトレジスタ(クロックストップS
1〜S5)に入力されて順次シフトしていく。またクロ
ック相対応ストップ制御部16内のクロックストップS
B優先解除コピーフラグは起動指示が発行されると、ク
ロック相対応ストップ制御部16内の“1”であるクロ
ックストップSB優先解除のフラグの内容をコピーす
る。尚、クロックストップSB優先解除時のサイクルカ
ウンタ値“奇数”フラグには、クロックストップSB優
先解除が“1”であり、サイクルカウンタ値が“5”で
あることから、“1”が設定される。
【0089】クロックストップA/B生成回路17−1
は、クロック相対応ストップ制御部16内のクロックス
トップSB優先解除が“1”であるため、クロックスト
ップ遅延部15内の解除(リセット)されたクロックス
トップS4をクロックストップSB用フリップフロップ
FF12に入力し、クロックストップS5をクロックス
トップSA用フリップフロップFF11に入力する。
尚、“1”であるクロックストップSB優先解除は、解
除されたクロックストップがクロックストップS4に伝
わった時、次のサイクルでリセットされる。
【0090】クロックストップSBのストップ信号が解
除されるので、クロックn20には、基本クロックが供
給され、クロックn5はクロックn20より10ns後に
供給される。またクロックストップSAのストップ信号
が解除されるので、クロックn19はクロックn20よ
り1サイクル(20ns)後に供給され、クロックn3も
これと同時に供給される。
【0091】減算動作を行っているサイクルカウンタF
F13の値が“1”になった時、デコーダDECはそれ
を検出してクロックストップ検出回路13に加える。そ
して、クロックストップ検出回路13はクロックストッ
プ信号n9を発生する。このストップ信号によりクロッ
ク相対応ストップ制御部16内のクロックストップSB
優先解除コピーは解除(リセット)されると共に、クロ
ックストップフリップフロップFF1はセットされ、そ
の出力はクロックストップ遅延部15内のシフトレジス
タに入力されて順次シフトしていく。
【0092】一方、クロックストップA/B生成回路1
7−1は、クロック相対応ストップ制御部16内のクロ
ックストップSB優先解除がこの時“0”であるので、
クロックストップ遅延部15内の“1”であるクロック
ストップS4をクロックストップSA及びクロックスト
ップSBに割り当てる。すなわち、クロックストップS
A用フリップフロップFF11とクロックストップSB
用フリップフロップFF12とにクロックストップS4
を入力する。
【0093】また、クロックn19はクロックストップ
SAによって抑止され、これと同時にクロックn20は
クロックストップSBによって抑止される。クロックn
19が停止したことからクロックn3も同時に停止す
る。クロックB n5はクロックn3より10ns後に停
止する。
【0094】以上のことからわかる通り、クロックB
n5にはサイクルカウンタに設定された5サイクルのク
ロックが供給されており、サイクルカウンタに設定され
た値に従ってクロックを供給することができる。なお、
本発明の実施例の説明において、実施例の各回路間の配
線ディレイについては考慮していないが、位相をも重要
な被試験装置においては、配線のディレイを考慮した回
路とすることによって使用可能となる。
【0095】本発明の実施例は、前述した図4,図5に
示したタイミングチャートの状態で動作するだけではな
く、外部クロックストップ信号n6の指示によってクロ
ックA n3が先に停止し、続いてクロックB n5が
停止し、再動作時のクロックストップSB優先解除が
“1”である時や、外部クロックストップ指示によって
クロックA n3とクロックB n5が同時に停止し、
再動作時のクロックストップSB優先解除が“0”であ
る時等、様々な状態で動作する。
【0096】上述のような様々な状態を判定するための
フラグが、前述したフラグ以外にクロック相対応ストッ
プ制御部16に設けられており、クロック相対応ストッ
プ制御部16は各フラグの設定や解除の条件を求め、フ
ラグの値を決定している。クロック相対応ストップ制御
部16から出力される停止/供給等の信号は、これらの
フラグの値であり、クロックストップA/B生成回路1
7−1はこれらのフラグの値より、クロックストップS
A用フリップフロップFF11、クロックストップSB
用フリップフロップFF12への設定を求める。以下で
は、クロックストップA/B生成回路17−1のクロッ
クストップSA用フリップフロップFF11、クロック
ストップSB用フリップフロップFF12の詳細な設定
条件について説明し、続いてクロック相対応ストップ制
御部16内のフラグについて説明する。
【0097】クロックストップSA、及びクロックスト
ップSBはゲートG10,ゲートG11をオン/オフし
て基本周期クロックn1をゲートG10,ゲートG11
より出力(クロックn19,n20)するかを制御する
信号である。
【0098】前述したクロックA/B生成回路17−1
がクロックストップSA用フリップフロップFF11を
設定する条件は以下の如くである。 ・クロックストップSA用フリップフロップFF11の
設定条件 → クロックストップS4 +クロックストップSB優先解除・クロックストップS
3・クロックストップS5・クロックストップSB優先
解除時のサイクルカウンタ値“1”・クロックストップ
SA +クロックストップSB優先解除・ 外1 ・クロック
ストップS5・クロック
【0099】
【外1】
【0100】ストップSB優先解除時のサイクルカウン
タ値“奇数”・ 外2 ・クロックス
【0101】
【外2】
【0102】トップSA またクロックストップフリップフロップFF12を設定
する条件は以下の如くである。 ・クロックストップSA用フリップフロップFF12の
設定条件 → 外3 ・クロックストップS4+クロックストップ
SB優先解除・クロッ
【0103】
【外3】
【0104】クストップS3+クロックストップSB優
先解除・ 外4 ・クロックストップ
【0105】
【外4】
【0106】S4・クロックストップSB優先解除時の
サイクルカウンタ値“奇数”・ 外5
【0107】
【外5】
【0108】・クロックストップSB ここでクロックストップSLは(L=1〜4)はクロッ
クストップ遅延部15のシフトレジスタより出力される
各段の信号である。また、クロックストップSB優先解
除時のサイクルカウンタ値はクロック相対応ストップ制
御部16より出力される信号であり、クロックストップ
SBを優先的解除する際のサイクルカウンタ値を示すフ
ラグを表す。
【0109】以下ではさらに各フラグについて説明す
る。クロックストップB優先解除の設定予告フラグは動
作中のt/Nサイクルカウンタ制御部12のサイクルカ
ウンタがゼロになって停止する時、クロックストップS
AとクロックストップSBの“1”の設定タイミング
(位相関係)を制御するためのフラグである。このフラ
グは前述のサイクルカウンタ起動時のクロックストップ
SAとクロックストップSBの“0”の位相関係を記憶
しているクロックストップSB優先解除コピーフラグの
内容にもとづいて変化し、このフラグによってクロック
ストップSB優先解除フラグを制御し、クロックストッ
プSAとクロックストップSBの“1”の位相すなわち
立ち上がり時点を決定する。
【0110】クロックストップSB優先解除の設定予告
フラグは、(サイクルカウンタクロックストップ・ 外
6 ・サイクルカウンタ値“1”
【0111】
【外6】
【0112】+サイクルカウンタクロックストップ・ク
ロックストップSB優先解除コピー・サイクルカウンタ
値“2”)で設定され、クロックストップS2で解除さ
れる。
【0113】クロックストップSBは優先的な解除を指
示する信号であり、クロックストップSB優先解除フラ
グは、第1にはクロックストップSAとクロックストッ
プSBが“1”(クロック停止)である時にサイクルカ
ウンタを起動させ、クロック供給する際にクロックスト
ップSA及びクロックストップSBを同時に解除して
“0”にするか、又クロックストップSAよりクロック
ストップSBを先に解除し、次サイクルでクロックスト
ップSAを解除して“0”にするかを識別するために用
いられ、第2にはクロックストップSAとクロックスト
ップSBが“0”(クロック供給)である時にクロック
停止する際、クロックストップSA及びクロックストッ
プSBを同時に設定して“1”にするのか、又クロック
ストップSAよりクロックストップSBを先に設定し、
次サイクルでクロックストップSAを設定して“1”に
するのかを識別するために用いられる。さらにこのクロ
ックストップSB優先解除フラグは、外部からの例えば
オペレータの指示でも設定される。すなわち、クロック
ストップSB優先解除フラグは(クロックストップS2
・クロックストップSB優先解除の設定予告+外部から
のクロックストップSB優先解除の設定指示)で設定さ
れ、( 外7 ・クロックストップS5・クロックスト
ップSB優先解除時のサイ
【0114】
【外7】
【0115】クルカウンタ値“奇数”)で解除される。
クロックストップB優先解除コピーフラグは、t/Nサ
イクルカウンタ制御部12の起動時、クロックストップ
SAとクロックストップSBがどういう位相関係、すな
わちクロックストップSA及びクロックストップSBを
同時に解除して“0”にするか、又クロックストップS
AよりクロックストップSBを先に解除し、次サイクル
にクロックストップSAを解除して“0”にするかの関
係で、“0”になった位相関係を記憶するために用いら
れる。t/Nサイクルカウンタ制御部12内のサイクル
カウンタに大きい値を設定して起動した場合、クロック
ストップSB優先解除フラグはクロックストップS5が
“0”になった時、同時に“0”になる。その後t/N
サイクルカウンタ制御部12内のサイクルカウンタは減
算を繰り返し、やがてゼロになって停止し、クロックス
トップFFが“1”になる。すなわち、クロックストッ
プSB優先解除コピーフラグは、(起動指示・クロック
ストップSB優先解除フラグ“1”)で設定され、(サ
イクルカウンタクロックストップ)で解除される。
【0116】クロックストップSB優先解除時のサイク
ルカウンタ値“奇数”フラグは(起動指示・クロックス
トップSB優先解除フラグ“1”・サイクルカウンタ値
“奇数”)で設定され、( 外8 ・クロックストップ
S5)で解除される。
【0117】
【外8】
【0118】クロックストップSB優先解除時のサイク
ルカウンタ値“1”フラグは(起動指示・クロックスト
ップSB優先解除フラグ“1”・サイクルカウンタ値
“1”)で設定され、( 外9 ・クロックストップS
5)で解除される。
【0119】
【外9】
【0120】以上のようなフラグをクロック相対応スト
ップ制御部16に設け、そのフラグからクロック相対応
ストップ生成部17がクロックストップSA,クロック
ストップSBを設定しているので、前述した如く例えば
倍速クロックが奇数であってもその値で停止させること
ができる。
【0121】尚、前述したクロックストップB優先解除
コピーフラグをなくして、クロックストップB優先解除
の設定予告フラグだけで制御することも可能である。そ
の場合、フラグは(起動指示・ 外10 ・サイクルカ
ウンタ値“奇数”+起動指示・クロック
【0122】
【外10】
【0123】ストップB優先解除コピー・サイクルカウ
ンタ値“偶数”)で設定され、(クロックストップS
2)で解除される。以上、本発明の実施例を用いて発明
を詳細に説明したが、本発明はこれに限るものではな
い。例えば、クロックA n3やクロックB n5はマ
イナス極性のクロック(クロックが停止した時のレベル
が“1”)を出力しているが、これはプラス極性とする
ことも可能であり、さらに内部のフラグ等の極性におい
ても同様である。
【0124】また、t/N遅延周期クロック有効化部1
9を一台設けており、Nも2としているが、これに限ら
ず、例えばN以上とし、さらに複数設けたt/N遅延周
期クロック有効化部19の遅延をそれぞれ別々とし、例
えばmt/N(mは1〜N−1)とすれば最大N倍のク
ロックを出力するクロック制御回路とすることができ
る。
【0125】このときは、クロック相対応ストップ生成
部17より出力される信号について説明すると、カウン
タや台数分のフラグを設け、t/N遅延有効期間信号は
分割位相分毎に必要となる。すなわち、図2において例
えば、FF4に1/3t周期クロックを供給しようとし
たら、クロック相対応ストップ生成部17より1/3t
遅延周期クロック対応の1/3t遅延有効期間信号と、
2/3t遅延周期クロック対応の2/3t遅延有効期間
信号と、基本周期クロック対応の基本有効期間信号の3
本が出力され、上記3本の有効期間信号でクロック発生
部の基本周期クロックをゲートした後、上記2本の遅延
有効期間信号でゲートされた信号はそれぞれ位相差をつ
くる遅延回路に入力される。
【0126】これら2つの遅延回路より出力されるクロ
ック供給有効信号と基本周期クロック用クロック供給有
効信号の計3本の信号がORされ、FF4に供給される
ことにより、1/3t周期クロックを供給する。
【0127】また、本発明の実施例と従来例とを組み合
わせ、例えば外部からモード信号を入力し、基本周期対
応のサイクルカウンタ制御と、t/N周期対応のサイク
ルカウンタ制御を切り分けて動作させることにより、な
お一層試験を充実させることができる。また、サイクル
カウンタをモードに応じてカウントするようにすれば、
1つのカウンタで実現することができるので、回路の素
子数を節約できる。
【0128】
【発明の効果】以上述べた様に本発明によれば、被試験
装置を試験する場合に、エラー原因を追求する際に誤っ
て判断してしまうような例えばt/2の周期クロックで
あっても目的の位相で停止することができ、的確なエラ
ー等の発生箇所を判断することができる。よって、本発
明によれば被試験装置を試験する際の従来の欠点を克服
し、試験を効率良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】本発明のさらに詳細な構成図である。
【図4】本発明の実施例のタイミングチャート(フラ
グ:0)である。
【図5】本発明の実施例のタイミングチャート(フラ
グ:1)である。
【図6】パイプライン処理装置の動作説明図である。
【図7】サイクルカウンタの説明図である。
【図8】従来例の構成図である。
【図9】従来技術のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 クロック発生部 2 サイクルカウンタ 3 制御部 4 基本周期クロック有効化部 5 t/N遅延周期クロック有効化部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定周期(t)のクロックを発生するク
    ロック発生部(1)と、 起動指示が加わると、前記クロック発生部(1)より出
    力されるクロックをカウントし、特定カウント値となっ
    た際にストップ信号を出力するサイクルカウンタ(2)
    と、 起動指示で動作を開始し、少なくとも前記起動指示が加
    わる前に予め決定しているフラグに対応して、前記サイ
    クルカウンタ(2)がストップ信号を出力するまでの有
    効期間を決定し、基本有効期間信号ならびに遅延有効期
    間信号を出力する制御部(3)と、 前記クロックが入力し、前記基本有効期間信号によって
    指示される期間にわたって前記クロックを出力する基本
    周期クロック有効化部(4)と、 前記クロックが入力し、前記遅延有効期間信号によって
    指示される期間にわたって前記クロックを有効とすると
    ともに、前記クロックの1周期の1/N期間遅延するt
    /N遅延周期クロック有効化部(5)とより成り、 前記フラグによって位相に対応して異なるパルス数を出
    力することを特徴とするクロック制御装置。
  2. 【請求項2】 前記t/N遅延周期クロック有効化部
    (5)は1周期tの1/2遅延することを特徴とする請
    求項1記載のクロック制御装置。
  3. 【請求項3】 前記基本周期クロック有効化部(4)の
    出力と前記t/N遅延周期クロック有効化部(5)の出
    力は、ゲート回路(6)でオア加算されて倍速のクロッ
    クとして出力されることを特徴とする請求項1又は2記
    載のクロック制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部(3)は、外部からのストッ
    プ指示で前記基本有効期間信号ならびに遅延有効期間信
    号を無効としてクロックの出力を停止し、起動要求が加
    わると、該無効を有効として前記サイクルカウンタ
    (2)を動作させ、前記サイクルカウンタ(2)が出力
    する前記ストップ信号で前記有効を無効としてクロック
    出力を停止するクロックストップ設定部(14)を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のクロック制御装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部(3)は、前記サイクルカウ
    ンタ(2)に奇数が設定された際、前記フラグが“1”
    の時に、前記遅延有効期間信号より基本有効期間信号を
    1クロック分遅れて有効とし、前記サイクルカウンタ
    (2)よりストップ信号が出力された後に同時に無効と
    し、前記フラグが“0”の時に前記基本有効期間信号と
    遅延有効期間信号とを同時に有効とし、前記サイクルカ
    ウンタ(2)よりストップ信号が出力された後に前記遅
    延有効期間信号より基本有効期間信号を1クロック分遅
    れて無効とすることを特徴とする請求項1記載のクロッ
    ク制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部(3)は、前記サイクルカウ
    ンタ(2)に偶数が設定された際、前記フラグが“1”
    の時に、前記遅延有効期間信号より基本有効期間信号を
    1クロック分遅れて有効とし、前記サイクルカウンタ
    (2)よりストップ信号が出力された後に前記遅延有効
    期間信号より基本有効期間信号を1クロック分後れて無
    効とし、前記フラグが“0”の時に前記基本有効期間信
    号と遅延有効期間信号とを同時に有効とし、前記サイク
    ルカウンタ(2)よりストップ信号が出力された後に前
    記遅延有効期間信号と基本有効期間信号とを同時に無効
    とすることを特徴とする請求項1記載のクロック制御装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御部(3)は、前記基本有効期間
    信号や前記遅延有効期間信号を発生するための条件を判
    定するクロックストップA/B生成回路(17−1)
    と、 該クロックストップA/B生成回路(17−1)の判定
    結果を一時的に記憶するフリップフロップ(FF11,
    FF12)とを有し、 前記クロックストップ生成回路(17−1)より基本有
    効期間信号を有効とする判定結果が加わると、前記フリ
    ップフロップ(FF11)が該結果を記憶して前記基本
    有効期間信号を出力し、前記遅延有効期間信号を有効と
    する判定結果が加わると、前記フリップフロップ(FF
    12)が該結果を記憶して前記遅延有効期間信号として
    出力することを特徴とする請求項1記載のクロック制御
    装置。
  8. 【請求項8】 前記サイクルカウンタ(2)は前記クロ
    ック発生部(1)より出力されるクロックに対し、Nづ
    つカウント値を減ずるカウンタであることを特徴とする
    請求項1記載のクロック制御装置。
  9. 【請求項9】 前記t/N遅延周期クロック有効化部
    (5)はMt/N(Mは任意の数)遅延した複数の種類
    の位相をもつ出力信号を発生することを特徴とする請求
    項1記載のクロック制御装置。
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