JPH0619399U - 電気音響変換器 - Google Patents
電気音響変換器Info
- Publication number
- JPH0619399U JPH0619399U JP6027292U JP6027292U JPH0619399U JP H0619399 U JPH0619399 U JP H0619399U JP 6027292 U JP6027292 U JP 6027292U JP 6027292 U JP6027292 U JP 6027292U JP H0619399 U JPH0619399 U JP H0619399U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子に外力が加えられても端子板と端子との
間の接続が外れたり、ボイスコイルのリード線の切断等
が発生せず、リード線の端子板へのハンダ付け時に振動
板の熱変形が発生しないようにする。 【構成】 フレーム100 の端子収容溝110 に収容される
端子200 と、フレーム100 に取り付けられて端子収容溝
110 を閉塞するリアキャップ300 と、このリアキャップ
300 の外面に取り付けられ、端子200 と接続される端子
板400 と、フレーム100 に取り付けられる振動板500 と
を備えており、振動板500 にボイスコイル510 が設けら
れ、ボイスコイル510 のリード線511 は端子板400 を介
して端子200 に接続されるようになっている。
間の接続が外れたり、ボイスコイルのリード線の切断等
が発生せず、リード線の端子板へのハンダ付け時に振動
板の熱変形が発生しないようにする。 【構成】 フレーム100 の端子収容溝110 に収容される
端子200 と、フレーム100 に取り付けられて端子収容溝
110 を閉塞するリアキャップ300 と、このリアキャップ
300 の外面に取り付けられ、端子200 と接続される端子
板400 と、フレーム100 に取り付けられる振動板500 と
を備えており、振動板500 にボイスコイル510 が設けら
れ、ボイスコイル510 のリード線511 は端子板400 を介
して端子200 に接続されるようになっている。
Description
【0001】
本考案は、例えば電話機の送受話器に用いられる電気音響変換器に関する。
【0002】
従来の電気音響変換器について図8を参照しつつ説明する。 従来のこの種の電気音響変換器では、振動板500 は合成樹脂からなるフレーム 100 に取り付けられ、当該振動板500 に設けられたボイスコイル510 のリード線 (図示省略) はフレーム100 に取り付けられた端子板400 に接続されるようにな っている。そして、端子板400 には、端子200 が接続される。
【0003】
しかしながら、上述した従来の電気音響変換器には以下のような問題点がある 。 すなわち、図8に示すように、端子200 はフレーム100 の周縁部に設けられた 貫通孔150 に挿入されることによってフレーム100 に取り付けられており、その 一端がフレーム100 に取り付けられた端子板400 にハンダ付けで接続されている 。このため、端子200 に図8に示す矢印A方向の外力が加えられると、端子板40 0 と端子200 との間の接続が外れることがある。また、端子200 に前記外力が加 えられると、リード線が断線したり、端子板400 から外れたりすることがある。
【0004】 また、端子板400 は振動板500 の間近にあるため、端子200 やリード線の端子 板400 へのハンダ付け時に薄い合成樹脂板である振動板500 が熱変形することが ある。
【0005】 本考案は、端子に外力が加えられても端子板と端子との間の接続が外れること や、ボイスコイルのリード線の切断等が発生せず、リード線の端子板へのハンダ 付け時に振動板の熱変形が発生しない電気音響変換器を提供することを目的とし ている。
【0006】
本考案に係る電気音響変換器は、フレームの端子収容溝に収容される端子と、 前記フレームに取り付けられて前記端子収容溝を閉塞するリアキャップと、この リアキャップの外面に取り付けられ、前記端子と接続される端子板と、前記フレ ームに取り付けられる振動板とを備えており、前記振動板にはボイスコイルが設 けられ、当該ボイスコイルのリード線は前記端子板を介して端子に接続されるよ うに構成されている。
【0007】
図1は本考案の一実施例に係る電気音響変換器の分解斜視図、図2はフレーム の裏面図、図3は端子の斜視図、図4はリアキャップ本体の平面図、図5は端子 板の平面図、図6はリアエンドキャップの裏面図、図7はこの電気音響変換器の 断面図である。
【0008】 本実施例に係る電気音響変換器は、フレーム100 の端子収容溝110 に収容され る端子200 と、前記フレーム100 に取り付けられて前記端子収容溝110 を閉塞す るリアキャップ300 と、このリアキャップ300 の外面に取り付けられ、前記端子 200 と接続される端子板400 と、前記フレーム100 に取り付けられる振動板500 とを備えており、前記振動板500 にはボイスコイル510 が設けられ、当該ボイス コイル510 のリード線511 は前記端子板400 を介して端子200 に接続されるよう になっている。
【0009】 前記端子200 は、導電性を有する金属板を打ち抜き成形したものであって、図 3に示すように、略く字形状に成形された被収容部210 と、この被収容部210 か ら直角に延出された2つの接続部、すなわち端子板接続部220 及び外部回路接続 部230 とを一体に成形したものである。なお、外部回路接続部230 は端子板接続 部220 より大きく、当該外部回路接続部230 には孔231 が設けられている。
【0010】 また、フレーム100 は、マグネット700 、ヨーク710 等が収められるものであ って、全体として背低の円筒状に形成されている。開口部120 の内側には、振動 板500 を取り付けるための庇部130 が設けられている。また、当該フレーム100 のリア側(リアキャップ300 が取り付けられる側)には、前記端子200 の被収容 部210 に対応した略く字形状の端子収容溝110 が設けられている。さらに、当該 フレーム100 の外周面140 には、ボイスコイル510 のリード線511 を導く切込溝 141 が設けられている。
【0011】 なお、前記マグネット700 はリング状に形成されており、この中央の開口にヨ ーク710 の凸部711 が嵌まり込むようになっている。また、前記庇部130 に取り 付けられた振動板500 のボイスコイル510 は、前記凸部711 とマグネット700 の 開口との間の隙間に嵌まり込むようになっている。なお、図面中720 は、リング 状のフレームを示している。
【0012】 前記フレーム100 のリア側に取り付けられるリアキャップ300 は、図4に示す ようなリアキャップ本体310 と、このリアキャップ本体310 に取り付けられるリ アエンドキャップ32(図6参照)とから構成されている。
【0013】 前記リアキャップ本体310 は、フレーム100 に対して直接取り付けられるもの であり、取り付けられると前記端子収容溝110 を閉塞し、当該端子収容溝110 に 収容された端子200 の2つの接続部220 、230 を貫通孔311 、312 を介して外部 に導出する。従って、端子200 は、リアキャップ本体310 によって端子収容溝11 0 に固定的に収容されることになる。
【0014】 また、このリアキャップ本体310 の外面には、後述する端子板400 が取り付け られる。なお、このリアキャップ本体310 の周面部313 には、フレーム100 に取 り付けると前記切込溝141 と対応する切込溝314 が設けられている。そして、こ のリアキャップ本体310 に端子板400 を取り付けると、端子板400 の中央部に前 記切込溝314 が合致するようになっている。
【0015】 一方、リアエンドキャップ320 は、前記端子板400 を避けた位置においてリア キャップ本体310 の外面に取り付けられる。なお、当該リアエンドキャップ320 には、リアキャップ本体310 に形成された3つの円弧状の溝315 に嵌まり込む突 脈321 が形成されている。
【0016】 前記リアキャップ本体310 の外面に取り付けられる端子板400 には、所定のパ ターン配線 (図面では斜線で示している) が形成されている。また、当該端子板 400 には、リアキャップ本体310 をフレーム100 に取り付けると、前記端子200 の端子板接続部220 が突出する一対の貫通孔410 が開設されている。この貫通孔 410 は前記パターン配線の内方に設けられているので、このパターン配線と端子 板接続部220 とはハンダ付けで電気的にも接続されることになる。
【0017】 さらに、この端子板400 には、前記ボイスコイル510 のリード線511 が接続さ れるので、前記パターン配線を介してリード線511 は端子200 と接続されること になる。
【0018】 また、前記フレーム100 のフロント側に取り付けられるフロントキャップ600 は、複数個の開口601 が開設されている。なお、当該フロントキャップ600 とフ レーム100 との間には、リング状のゴム製パッキン610 が介在される。
【0019】 上述したような各種部品からなる電気音響変換器は、以下のようにして組み立 てられる。フレーム100 の庇部130 に振動板500 を接着剤で取り付けるとともに 、マグネット700 、ヨーク710 及びフレーム720 をフレーム100 に組み込む。す ると、振動板500 のボイスコイル510 は、マグネット700 とヨーク710 との間の 隙間に入り込む。
【0020】 次に、フレーム100 の端子収容溝110 に端子200 を収容し、リアキャップ本体 310 をフレーム100 に取り付ける。すると、端子200 の端子板接続部220 と外部 回路接続部230 とが、リアキャップ本体310 の貫通孔311 、312 を介して外部に 導出され、両者の切込溝141 、314 が合致して1つの溝を構成する。この時、端 子板接続部220 は、貫通孔410 に挿入される。前記溝を介してボイスコイル510 のリード線511 をリアキャップ本体310 側に導き、所定のパターン配線に接続す る。また、これと同時に端子板接続部220 も配線パターンに接続する。
【0021】 その後、リアエンドキャップ320 をリアキャップ本体310 に取り付けるととも に、フロントキャップ600 をフレーム100 に取り付ける。これにより、電気音響 変換器の組立が完了する。
【0022】
本考案に係る電気音響変換器は、フレームの端子収容溝に収容される端子と、 前記フレームに取り付けられて前記端子収容溝を閉塞するリアキャップと、この リアキャップの外面に取り付けられ、前記端子と接続される端子板と、前記フレ ームに取り付けられる振動板とを備えており、前記振動板にはボイスコイルが設 けられ、当該ボイスコイルのリード線は前記端子板を介して端子に接続されるよ うになっているので、端子に外力を加えても端子が端子板から外れることはない 。同様にボイスコイルのリード線の切断等も生じない。さらに、振動板と端子板 とがフレームの表面側と裏面側とに分離されているので、リード線のハンダ付け 時の熱で振動板が変形するおそれがない。
【図1】本考案の一実施例に係る電気音響変換器の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図2】フレームの裏面図である。
【図3】端子の斜視図である。
【図4】リアキャップ本体の平面図である。
【図5】端子板の平面図である。
【図6】リアエンドキャップの裏面図である。
【図7】この電気音響変換器の断面図である。
【図8】従来の電気音響変換器の振動板と端子板と端子
との関係を示す一部断面図である。
との関係を示す一部断面図である。
100 フレーム 110 端子収容溝 200 端子 300 リアキャップ 400 端子板 500 振動板 510 ボイスコイル 511 リード線
Claims (1)
- 【請求項1】 フレームの端子収容溝に収容される端子
と、前記フレームに取り付けられて前記端子収容溝を閉
塞するリアキャップと、このリアキャップの外面に取り
付けられ、前記端子と接続される端子板と、前記フレー
ムに取り付けられる振動板とを具備しており、前記振動
板にはボイスコイルが設けられ、当該ボイスコイルのリ
ード線は前記端子板を介して端子に接続されることを特
徴とする電気音響変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027292U JPH0619399U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電気音響変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027292U JPH0619399U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電気音響変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619399U true JPH0619399U (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=13137341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6027292U Pending JPH0619399U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電気音響変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619399U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354584A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-06 | Star Micronics Co Ltd | スピーカ |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP6027292U patent/JPH0619399U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002354584A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-06 | Star Micronics Co Ltd | スピーカ |
JP4616511B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2011-01-19 | スター精密株式会社 | スピーカ |
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