[go: up one dir, main page]

JPH0619379A - 画像形成装置のクリーニング装置 - Google Patents

画像形成装置のクリーニング装置

Info

Publication number
JPH0619379A
JPH0619379A JP17316092A JP17316092A JPH0619379A JP H0619379 A JPH0619379 A JP H0619379A JP 17316092 A JP17316092 A JP 17316092A JP 17316092 A JP17316092 A JP 17316092A JP H0619379 A JPH0619379 A JP H0619379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning device
toner
fur brush
conductive fur
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17316092A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sanpei
敦史 三瓶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP17316092A priority Critical patent/JPH0619379A/ja
Publication of JPH0619379A publication Critical patent/JPH0619379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー回収ローラから除去された廃トナーが
逆流するのを防止し、廃トナーが導電性ファーブラシに
付着して感光体を汚してクリーニング性能を劣化させる
ことなく、又メンテナンスの作業性を向上し、長い期間
にわたって安定したクリーニング性能を維持することの
できるクリーニング装置を提供する。 【構成】 画像形成装置のクリーニング装置において、
クリーニング装置のケーシングに支持された支軸を中心
に回動自在なフリッカー部材を設け、クリーニング装置
を画像形成装置の本体に装着中は、フリッカー部材の一
端部が導電性ファーブラシに所定の喰込量をもって当接
し、クリーニング装置が画像形成装置の本体から離脱中
は、フリッカー部材の他端部がトナー回収ローラに当接
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ
ー、ファックス等の電子写真プロセスを用いた画像形成
装置のクリーニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置のクリーニング装置
1は、その大部分がこの発明の実施例と同一であるの
で、図1を参照して説明する。それは、感光体3と、感
光体3の表面に対向してケーシング2に開口部が設けら
れていて、開口部から一部外周部が突出して感光体3の
表面に接するように設けられた導電性ファーブラシ4
と、導電性ファーブラシ4にある喰込量をもって当接
し、導電性ファーブラシ4からのトナー5を回収するた
めのトナー回収ローラ6と、トナー回収ローラ6に当接
するスクレーパー支持部材7に保持されたスクレーパー
8と、回収された廃トナーを装置外へ排出する搬送コイ
ル9とを有するものである。このようなものにおいて、
感光体3上の残留トナー5の帯電量を制御した後、バイ
アスを印加した導電性ファーブラシ4の静電気力で除去
し、電位勾配によって、導電性ファーブラシ4からトナ
ー回収ローラ6にトナー5を移行させ、トナー回収ロー
ラ6からトナー5をスクレーパー8でかき取り、かき取
られた廃トナー5は重力で廃トナー蓄積部10に落下し、
搬送コイル9でクリーニング装置1外へ搬送、排出する
ものである。
【0003】上記のようなクリーニング装置1におい
て、導電性ファーブラシ4に付着した紙粉やトナー5を
機械的に払い落とすために、図示しないフリッカーバー
を導電性ファーブラシ4に当接するように設けたものが
用いられている。このような装置において、導電性ファ
ーブラシ4の毛倒れ、摩耗、及び導電性ファーブラシ4
にトナー5のフィルミングが発生するという問題があっ
た。この問題を解決する方策として、フリッカーバーを
回転させる装置を設けたものがある。又作像タイミング
に合わせて、作像中にはフリッカーバーを導電性ファー
ブラシ4に当接し、非作像時には導電性ファーブラシか
ら離隔させるものがある。又クリーニング装置内のトナ
ーのブロッキングを防止するため、アジテータのような
揺動部材を別途設けたものもある。しかしながらトナー
回収ローラ6から除去された廃トナー5が導電性ファー
ブラシ4の方に逆流するのを防止する装置はなかった。
なお12,13は帯電装置をそれぞれ示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のようなクリーニ
ング装置は、フリッカーバーとケーシングとの間にはト
ナーや紙粉が堆積、固着しやすく、それらが一旦ブリッ
ジを形成すると廃トナーが搬送コイルまで落ちていか
ず、トナーや紙粉が導電性ファーブラシに付着して、汚
れが蓄積し、ひいては感光体上のクリーニング性が低下
し、更にクリーニング装置を画像形成装置本体から抜き
出したり、そのメンテナンスを行う時、ある角度以上ク
リーニング装置を傾けると、トナー回収ローラから除去
された廃トナーが逆流して導電性ファーブラシに再付着
し、外部に飛散し、かつ、導電性ファーブラシにトナー
が再付着した状態のままクリーニング装置を画像形成装
置本体に装着すると、廃トナーが導電性ファーブラシの
奥まで入りこんで付着しているため、感光体のクリーニ
ングが良好に行われず、感光体を汚して高品質の画像が
得られず、又このようなトナーの逆流や飛散はクリーニ
ング装置の使い捨てのキット化、あるいは、プロセスカ
ートリッジ化しようとする場合のネックになり、一方、
クリーニング装置が取付けられている画像形成装置の一
部分を開閉したりするような時、例えば、ジャム紙を除
去する時などにクリーニング装置が傾いても、上記と同
じ不具合が生じ、更に画像形成装置を移動したり、傾け
たりした場合も同じような不具合が生ずるという問題が
ある。
【0005】そこでこの発明の目的は、前記のような問
題を解消し、トナー回収ローラから除去された廃トナー
が逆流するのを防止し、廃トナーが導電性ファーブラシ
に付着して感光体を汚してクリーニング性能を劣化させ
ることなく、又メンテナンスや交換の作業性を向上し、
クリーニング装置内でのトナーブリッジの形成をなく
し、導電性ファーブラシの毛倒れ防止をはかり、長い期
間にわたって安定したクリーニング性能を維持すること
のできるクリーニング装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記のよう
な目的を達成するために、請求項1の発明は、感光体上
の残留トナーを除去する導電性ファーブラシと、該導電
性ファーブラシに接触して、導電性ファーブラシからト
ナーを回収するトナー回収ローラと、該トナー回収ロー
ラに当接して、トナー回収ローラ上のトナーをかき落す
スクレーパーとを有する画像形成装置のクリーニング装
置において、クリーニング装置のケーシングに支持され
た支軸を中心に回動自在なフリッカー部材を設け、クリ
ーニング装置を画像形成装置の本体に装着中は、フリッ
カー部材の一端部が導電性ファーブラシに所定の喰込量
をもって当接し、クリーニング装置が画像形成装置の本
体から離脱中は、フリッカー部材の他端部がトナー回収
ローラに当接することを特徴とするものである。請求項
2の発明は、感光体上の残留トナーを除去する導電性フ
ァーブラシと、該導電性ファーブラシに接触して、導電
性ファーブラシからトナーを回収するトナー回収ローラ
と、該トナー回収ローラに当接して、トナー回収ローラ
上のトナーをかき落すスクレーパーとを有する画像形成
装置のクリーニング装置において、クリーニング装置の
ケーシングに支持された支軸を中心に回動自在なフリッ
カー部材を設け、クリーニング装置が動作時は、フリッ
カー部材の一端部が導電性ファーブラシに所定の喰込量
をもって当接し、クリーニング装置が非動作時は、フリ
ッカー部材の他端部がトナー回収ローラに当接すること
を特徴とするものである。
【0007】
【作用】前記のようなこの発明において、請求項1の発
明は、前記のようなクリーニング装置において、クリー
ニング装置のケーシングに支持された支軸を中心に回動
自在なフリッカー部材を設け、クリーニング装置を画像
形成装置の本体に装着中は、フリッカー部材の一端部が
導電性ファーブラシに所定の喰込量をもって当接し、ク
リーニング装置が画像形成装置の本体から離脱中は、フ
リッカー部材の他端部がトナー回収ローラに当接するよ
うになっていて、クリーニング装置を画像形成装置の本
体に装着中は、フリッカー部材の一端部が導電性ファー
ブラシに所定の喰込量をもって当接して、導電性ファー
ブラシのトナーをかき落し、クリーニング装置が画像形
成装置の本体から離脱するとき、フリッカー部材とケー
シングとの間に堆積、ブロッキングした紙粉、トナー等
を突き崩し、離脱中は、フリッカー部材がブラシから離
隔して、フリッカー部材の他端部がトナー回収ローラに
当接して、フリッカー部材が廃トナー蓄積部と、トナー
回収ローラ及び導電性ファーブラシを有する部分との間
隙をシールし、回収した廃トナーが導電性ファーブラシ
に逆流するのを阻止する。請求項2の発明は、前記のよ
うなクリーニング装置において、クリーニング装置のケ
ーシングに支持された支軸を中心に回動自在なフリッカ
ー部材を設け、クリーニング装置が動作時は、フリッカ
ー部材の一端部が導電性ファーブラシに所定の喰込量を
もって当接し、クリーニング装置が非動作時は、フリッ
カー部材の他端部がトナー回収ローラに当接するように
なっていて、クリーニング装置が作動をするときは、フ
リッカー部材の一端部が導電性ファーブラシに所定の喰
込量をもって当接して、導電性ファーブラシのトナーを
かき落し、クリーニング装置が作動を停止し、フリッカ
ー部材が導電性ファーブラシから離脱するとき、フリッ
カー部材とケーシングとの間に堆積、ブロッキングした
紙粉、トナー等を突き崩し、作動していないときは、フ
リッカー部材の他端部がトナー回収ローラに当接して、
フリッカー部材が廃トナー蓄積部と、トナー回収ローラ
及び導電性ファーブラシを有する部分との間隙をシール
し、回収した廃トナーが導電性ファーブラシに逆流する
のを阻止する。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図1〜11に示す。図1〜
9に示すこの発明の第1実施例とそれ以外の他の実施例
とは多くの部分において共通するので、このような部分
については、第1実施例と同一の符号を引用して、その
説明を省略し、主として異なる部分について説明する。
【0009】第1実施例を示す図1〜9において、図3
に示すような支軸15を有するフリッカー部材14を、支軸
15を中心にして回動自在に、導電性ファーブラシ4の下
方に配置して、ケーシング2に設け、このフリッカー部
材14は、図4に示すように支軸15に巻着され、その一端
がフリッカー部材本体18に、他端がケーシング2に設け
られた第1ストッパー23に係止したコイルばね22により
時計方向に付勢されるようになっている。フリッカー部
材14を裏側(ケーシング2側)から見た図3において、
フリッカー部材14は電気的絶縁材で構成し、フリッカー
部材本体18のX方向のほぼ中央付近に配置して、支軸15
が設けられていると同じ方向(Y方向)に複数個のリブ
19を設け、リブ19はケーシング2に当接したときストッ
パーの役目をし、支軸15はフリッカー部材本体18に設け
られた軸支持部材20に固着する。フリッカー部材本体18
の先端部16には、フリッカー部材14がトナー回収ローラ
6に当接したとき、シールをするのに充分な長さを有
し、厚さ0.05mm〜0.5mm程度のポリウレタンゴム、ポリ
エチレンテレフタレート(PETP)などからなるシー
ル部材21を設ける。又フリッカー部材本体18のリブ19を
介した反対側のフリッカー部材本体18の後端部17は導電
性ファーブラシ4への喰込部となっていて、1〜3mmφ
程度の円筒状の曲げ加工が施してある。フリッカー部材
14を導電性の材質、例えば金属の板金などで構成した場
合は、これが直接ケーシング2に接触し、導電性ファー
ブラシ4のバイアス電圧がケーシング2を通して短絡す
るのを防止するように絶縁処理が必要となる。
【0010】図3及び6,7に示すように、支軸15の一
端にケーシング2の外側に突出させて突起24を設ける。
機枠50に取付けた軸受25には、嵌合部材26が嵌合して軸
方向に移動可能な中空部を形成し、その前面には、嵌合
部材26のストッパーとなる鍔部40を設け、軸受25の内側
には、嵌合部材26の半径方向に対向した位置に設けられ
た凸部43,44が嵌合して、軸方向に移動可能な凹部41,
42の溝を設ける。軸受25の中空部に、嵌合部材26を、そ
れと機枠50との間に圧縮ばね27を介して軸方向に移動可
能に装着する。この嵌合部材26には支軸15を挿通する貫
通孔45が設けられ、支軸15と対向する端面に摺動面46が
形成され、この摺動面46は傾斜面となっていて段部47が
形成されている。
【0011】クリーニング装置1が画像形成装置本体に
装着されていないときは、図6に示すように、軸受25の
中空部に装着された嵌合部材26は、圧縮ばね27で前方に
押圧されて、嵌合部材26に設けられた凸部43,44の前面
が軸受25の鍔部40に当接して止まる位置にある。クリー
ニング装置1が画像形成装置本体に装着されるときは、
図7に示すようにクリーニング装置1は画像形成装置本
体に設けられた図5に示すガイドレール30に案内され
て、矢印Aの方向に挿入されて所定の位置に装着され
る。その際、支軸15の突起24が嵌合部材26の摺動面46を
摺動して、支軸15が回転してフリッカー部材14が反時計
方向に回転する。支軸15の突起24は、クリーニング装置
1が画像形成装置本体に装着されたとき、フリッカー部
材14のリブ19がケーシング2に当接して止まる以前に
おいて、段部47に突き当たってその回転が止まらない
ような位置、即ち、クリーニング装置1が画像形成装置
本体に装着された状態と、外された状態とのフリッカー
部材14の回転角度は、約60°であるので、装着されたと
き約10°の余裕をとって段部47から離れた位置に設けて
ある。突起24は、図8,9に示す摺動面46の矢印Bの範
囲内であって、60°プラス10°をカバーできれば、どの
部分を摺動してもよい。又突起24が摺動面46を摺動しな
がら支軸15が貫通孔45に挿入されて、フリッカー部材14
のリブ19がケーシング2に当接すると、フリッカー部材
14の回転は停止し、更に支軸15が機枠50側に入っていく
と、嵌合部材26は圧縮ばね27の反発力に逆らって機枠50
の方向に移動する。この支軸15の静止状態において、嵌
合部材26は更に軸方向に3〜6mmの余裕Zを設けてあ
る。この余裕のうち実際の移動距離は圧縮ばね27のばね
定数で決まり、このばね定数は、支軸15が回転してリブ
19がケーシング2に当接するまでは、嵌合部材26が圧縮
ばね27の反発力で静止しているようなものを選定する。
それでないと、支軸15の挿入力は圧縮ばね27の付勢力に
勝って、支軸15は突起24を介して嵌合部材26を機枠50の
方向に押しやり、支軸15は回転しなくなるからである。
【0012】クリーニング装置1を画像形成装置本体に
装着中は図1に示す状態となり、クリーニング作動時、
フリッカー部材後端部17は、導電性ファーブラシ4に対
し0.5〜3mmの喰込量で接し、導電性ファーブラシ4の
フリッカー効果を果たしている。
【0013】フリッカー部材14は、クリーニング装置1
を画像形成装置本体から離脱させると、フリッカー部材
14はコイルばね22で時計方向に回転し図2の状態とな
る。この動作によって、導電性ファーブラシ4とフリッ
カー部材14との間にブロックしかかったトナー5が突き
崩され、導電性ファーブラシ4のフリッカー効果は維持
される。又シール部材21がトナー回収ローラ6に当接し
た状態でシール部材21は、トナー回収ローラ6が回転し
ても、トナー回収ローラ6上に付着したトナー5などを
通過させる程度の面圧力で接触させるために、クリーニ
ング装置1のケーシング2の側板には第2ストッパー31
を設け、フリッカー部材14の位置決めを行い、シール部
材21はトナー回収ローラ6に対して常に腹当て状態にな
るようなっている。
【0014】導電性ファーブラシ4は、ステンレスまた
は、アルミニウム等の導電性金属の芯金に、導電性繊
維、例えば、カーボンを含有した化学繊維を植毛したブ
ラシで、ブラシ繊維の原糸比抵抗は105〜109Ω・cmとす
るのが望ましい。バイアス電圧を印加したトナー回収ロ
ーラ6は表面を研磨した金属、例えばステンレスなどか
らなる導電性のローラである。このローラの表面を、ス
クレーパ8の寿命を長期間保たせるために、フッ素系樹
脂、例えばテフロン、ルミフロンなどにカーボンを含有
した樹脂を被覆してもよい。
【0015】バイアス電圧を導電性ファーブラシ4とト
ナー回収ローラ6とに印加しているが、導電性ファーブ
ラシ4の芯金を電気的にフロート状態にし、トナー回収
ローラ6のみにバイアス電圧を印加しても、ブラシの電
気抵抗により電位差を生ずるので、同様のトナー吸着効
果が得られる。導電性ファーブラシ4は感光体3に対し
てカウンター方向の回転をし、トナー回収ローラ6は導
電性ファーブラシ4に対してカウンター方向に回転す
る。線速比は感光体3対導電性ファーブラシ4、及び、
導電性ファーブラシ4対トナー回収ローラ6とともに
1:0.6〜1にしてある。
【0016】この発明の第2実施例は、図10,11に示す
部分において、第1実施例と相違し、クリーニング装置
の外部に、図示しない駆動電源で駆動されるプランジャ
ー34を有するソレノイド35を設け、引張りばね37の一端
をプランジャー34に、引張りばね37の他端をレバー36の
一端にそれぞれ係止し、レバー36の他端に、図示しない
本体側支軸の一端を固着し、本体側支軸の他端と、フリ
ッカー部材14が取付けられている支軸15とは回転力が伝
達するように、図示しないジョイントで連結され、本体
側支軸と支軸15とは、クリーニング装置1が画像形成装
置本体から離脱するとき、外れるように構成されてい
る。フリッカー部材14の支軸15はクリーニング装置1内
にあって、フリッカー部材14はソレノイド35の電源のO
N駆動により、図10に示すようにレバー36と引張りばね
37を介してプランジャー34に引かれて反時計方向に回転
し、導電性ファーブラシ4に当接するように構成されて
いる。ソレノイド35の電源のON,OFFは作像と同期
するように制御されている。又非作像時、又は画像形成
装置が使用されないときは、クリーニング作動は停止し
ていて、ソレノイド35の電源はOFF駆動となり、図11
に示すように、フリッカー部材14はコイルばね22の付勢
力で、支軸15を中心にして時計方向に回転して、フリッ
カー部材14のシール部材21がトナー回収ローラに当接し
て止まる以外第1実施例と異なるところがない。
【0017】第2実施例において、クリーニング装置1
の作動が停止しているとき、又は画像形成装置本体から
外されたとき、あるいはジャム紙の除去時にクリーニン
グ装置1が傾いたり、画像形成装置を移動するときの傾
斜や衝撃に対しても、廃トナーが逆流して導電性ファー
ブラシ4に付着するようなことがない。
【0018】第2実施例において、クリーニング作動が
開始されるときは、ソレノイド35の電源はON駆動とな
り、引張りばね37を介してレバー36を引く、そしてレバ
ー36は本体側支軸を中心にして反時計方向に回転させ、
フリッカー部材14は、本体側支軸に連結された支軸15を
中心にして時計方向に回転する。フリッカー部材14は、
コイルばね22の力に逆らって、フリッカー部材14のリブ
19がケーシング2に接触するまで回転し、ストップす
る。この状態で、導電性ファーブラシ4が図示しない本
体からの駆動を受け、回転を始めると、フリッカー部材
本体18の後端部17は導電性ファーブラシ4の毛足の機械
的抵抗によって、支軸15を中心にして反時計方向の回転
力を受けるので、ソレノイド35の引張り力は、あっても
なくてもよくなり、ブラシ回転のスタート時のみソレノ
イド35の電源をONし、後はOFFしてもよい。更にブ
ラシの機械的抵抗の変動によってフリッカー部材14は振
動するのでトナー5が付着しにくい。
【0019】
【発明の効果】この発明は、前記のようであって、感光
体上の残留トナーを除去する導電性ファーブラシと、該
導電性ファーブラシに接触して、導電性ファーブラシか
らトナーを回収するトナー回収ローラと、該トナー回収
ローラに当接して、トナー回収ローラ上のトナーをかき
落すスクレーパーとを有する画像形成装置のクリーニン
グ装置において、クリーニング装置のケーシングに支持
された支軸を中心に回動自在なフリッカー部材を設け、
クリーニング装置が画像形成装置の本体に請求項1の発
明にあっては、装着中、又は請求項2の発明にあって
は、作動時には、フリッカー部材の一端部が導電性ファ
ーブラシに所定の喰込量をもって当接し、クリーニング
装置が画像形成装置の本体から請求項1の発明にあって
は離脱中、又は請求項2の発明にあっては非作動時に
は、フリッカー部材の他端部がトナー回収ローラに当接
するようになっていて、クリーニング装置が画像形成装
置の本体に請求項1の発明にあっては装着中、又は請求
項2の発明にあっては作動時には、フリッカー部材は導
電性ファーブラシのトナーをかき落し、クリーニング装
置が画像形成装置の本体から請求項1の発明にあっては
離脱中、又は請求項2の発明にあっては非作動時には、
フリッカー部材とケーシングとの間に堆積し、ブロッキ
ングした紙粉、トナーなどを突き崩し、フリッカー部材
が廃トナー蓄積部と、回収ローラと導電性ファーブラシ
とを有する他の部分との間隙をシールし、回収した廃ト
ナーが導電性ファーブラシに逆流するのを阻止するの
で、トナーブリッジの形成を阻止して、導電性ファーブ
ラシの毛倒れを防止することができ、別途、揺動部材や
振動手段を設けることなく、長い期間にわたって安定し
たクリーニング性能を維持することができ、又メンテナ
ンスのとき、廃トナーが導電性ファーブラシに再付着し
たり、外部に飛散することがなくて作業性が良く、クリ
ーニング装置の小型化、キット化及びプロセスカートリ
ッジ化が容易にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例のクリーニング装置が動
作しているときの縦断面図である。
【図2】同上のクリーニング装置が動作していないとき
の縦断面図である。
【図3】同上のフリッカー部材の斜視図である。
【図4】同上のフリッカー部材の縦断面図である。
【図5】同上のクリーニング装置が画像形成装置に装着
された状態で、図2のC−Cにおける横断面図である。
【図6】同上の画像形成装置本体の側板に設けられた軸
受に嵌合部材が装着され、クリーニング装置が画像形成
装置本体に装着される以前において、フリッカー部材の
支軸が嵌合部材に挿入されていない状態を示す縦断面図
である。
【図7】同上の画像形成装置本体の側板に設けられた軸
受に嵌合部材が装着され、クリーニング装置が画像形成
装置本体に装着されて、フリッカー部材の支軸が嵌合部
材に挿入された後の状態を示す縦断面図である。
【図8】同上の軸受に嵌合部材が装着された状態を示す
正面図である。
【図9】同上の軸受に嵌合部材が装着された状態を示す
斜視図である。
【図10】この発明の第2実施例のソレノイドの電源が
ONして、フリッカー部材が導電性ファーブラシに当接
する状態を示す図である。
【図11】同上のソレノイドの電源がOFFして、フリ
ッカー部材がトナー回収ローラに当接する状態を示す図
である。
【符号の説明】
1 クリーニング装置 2 ケーシング 3 感光体 4 導電性ファ
ーブラシ 5 トナー 6 トナー回収
ローラ 10 廃トナー蓄積部 14 フリッカー
部材 15 支軸 16 フリッカー
部材本体の先端部 17 フリッカー部材本体の後端部 18 フリッカー
部材本体 19 リブ 20 軸支持部材 21 シール部材 22 コイルばね 23 第1ストッパー 24 突起 25 軸受 26 嵌合部材 27 圧縮ばね 28 貫通孔 30 ガイドレール 31 第2ストッ
パー 34 プランジャー 35 ソレノイド 36 レバー 37 引張りばね 40 鍔部 41,42 凹部 43,44 凸部 45 貫通孔 46 摺動面 47 段部 50 機枠

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上の残留トナーを除去する導電性
    ファーブラシと、該導電性ファーブラシに接触して、導
    電性ファーブラシからトナーを回収するトナー回収ロー
    ラと、該トナー回収ローラに当接して、トナー回収ロー
    ラ上のトナーをかき落すスクレーパーとを有する画像形
    成装置のクリーニング装置において、クリーニング装置
    のケーシングに支持された支軸を中心に回動自在なフリ
    ッカー部材を設け、クリーニング装置を画像形成装置の
    本体に装着中は、フリッカー部材の一端部が導電性ファ
    ーブラシに所定の喰込量をもって当接し、クリーニング
    装置が画像形成装置の本体から離脱中は、フリッカー部
    材の他端部がトナー回収ローラに当接することを特徴と
    するクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 感光体上の残留トナーを除去する導電性
    ファーブラシと、該導電性ファーブラシに接触して、導
    電性ファーブラシからトナーを回収するトナー回収ロー
    ラと、該トナー回収ローラに当接して、トナー回収ロー
    ラ上のトナーをかき落すスクレーパーとを有する画像形
    成装置のクリーニング装置において、クリーニング装置
    のケーシングに支持された支軸を中心に回動自在なフリ
    ッカー部材を設け、クリーニング装置が動作時は、フリ
    ッカー部材の一端部が導電性ファーブラシに所定の喰込
    量をもって当接し、クリーニング装置が非動作時は、フ
    リッカー部材の他端部がトナー回収ローラに当接するこ
    とを特徴とするクリーニング装置。
JP17316092A 1992-06-30 1992-06-30 画像形成装置のクリーニング装置 Pending JPH0619379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17316092A JPH0619379A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 画像形成装置のクリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17316092A JPH0619379A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 画像形成装置のクリーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0619379A true JPH0619379A (ja) 1994-01-28

Family

ID=15955217

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17316092A Pending JPH0619379A (ja) 1992-06-30 1992-06-30 画像形成装置のクリーニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619379A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6928252B2 (en) 2002-03-29 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process unit and image forming apparatus having a structure to remove foreign matter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6928252B2 (en) 2002-03-29 2005-08-09 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Process unit and image forming apparatus having a structure to remove foreign matter

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2986120B2 (ja) クリーニング装置
JPH06161169A (ja) 現像装置およびこの現像装置を備える画像形成装置
JP3406099B2 (ja) 電子写真装置
JPH0131629B2 (ja)
US4390268A (en) Cleaning device for transferring system wet type copying machine
JPH0619379A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
US5655203A (en) Non-rotating retracted cleaning brush
JPS62153992A (ja) 廃トナ−満杯検出装置
JP2002351279A (ja) クリーニング装置及び画像形成装置
JP3121645B2 (ja) 画像形成装置
JP3305502B2 (ja) 電子写真記録装置
JP3171489B2 (ja) 像担持体のクリーニング装置
JPH09127844A (ja) 画像形成装置
JPH1074028A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JPH08320641A (ja) クリーニング装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3928322B2 (ja) プロセス装置、現像装置、画像形成装置および紙粉除去装置
JPH06118857A (ja) 電子写真式記録装置
JP2004054104A (ja) 画像形成機のクリーニング装置
JPH01179974A (ja) 感光体クリーニング装置
JP3001250B2 (ja) 画像形成装置の定着装置
JP4218330B2 (ja) 画像形成装置
JPH01167871A (ja) 感光体クリーニング装置
JPH05341694A (ja) クリーニング装置
JP3596718B2 (ja) 清掃装置
JPH0434535Y2 (ja)