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JPH06191522A - 包装物と包装用オーバーラップフィルム原反へのカッ トテープ接着方法 - Google Patents

包装物と包装用オーバーラップフィルム原反へのカッ トテープ接着方法

Info

Publication number
JPH06191522A
JPH06191522A JP35775192A JP35775192A JPH06191522A JP H06191522 A JPH06191522 A JP H06191522A JP 35775192 A JP35775192 A JP 35775192A JP 35775192 A JP35775192 A JP 35775192A JP H06191522 A JPH06191522 A JP H06191522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
cut tape
overlap
tape
cut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35775192A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35775192A priority Critical patent/JPH06191522A/ja
Publication of JPH06191522A publication Critical patent/JPH06191522A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カットテープによってオーバーラップフィル
ム全体を被包装物の全周からワンタッチで切り取ること
ができるようにすること。 【構成】 互いに交差される2本のカットテープ10、
11によってオーバーラップフィルム6の切り口を2方
向に分岐させることができるようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばディスクカセッ
トやテープカセット等の包装に関し、内側に接着したカ
ットテープを被包装物の外周に巻回させるようにして、
オーバーラップフィルムで被包装物の全周を被覆した包
装物と、その包装用のオーバーラップフィルム原反への
カットテープ接着方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被包装物の一例である3.5インチのフ
ロッピーディスクを収納したディスクカセットの従来の
包装方法を図10〜図12によって説明する。まず、図
10に示すように、ディスクカセット1はケース本体2
とケース蓋体3とがヒンジ4によって開閉自在に連結さ
れたカセット収納ケース5内に挿入されて、図11の
(A)に示すように収納され、このカセット収納ケース
5が被包装物となる(以下、カセット収納ケースを被包
装物5と記載する)。
【0003】そして、図11の(B)に示すように、P
P(ポリプロピレン)等の透明で熱収縮性を有する樹脂
フィルムで形成されたオーバーラップフィルム6の内側
6aにPET(ポリエチレン)等の樹脂フィルムで形成
されたカットテープ7を感熱接着剤によって熱圧着等に
よって接着する。なお、オーバーラップフィルム6の外
側である表面6bには、デザイン、品名、会社名、使用
方法、使用上の注意書きや商品の特徴等が予め印刷され
ている。
【0004】そして、図11の(B)に示すように、被
包装物5をオーバーラップフィルム6の上に載せて、内
側のカットテープ7を被包装物5の外周に矢印a方向に
巻回させるようにして、図12の(A)に示すように、
オーバーラップフィルム6を被包装物5の全周に巻き付
けて接着し、一対の小口6c部分を折り重ねて接着する
ようにして、オーバーラップフィルム6で被包装物5の
全周を被覆し、包装物8を形成したものである。なお、
この包装後に、オーバーラップフィルム6をシュリンク
処理によって収縮させて、オーバーラップフィルム6を
被包装物5の全周に固く密着させている。
【0005】そして、オーバーラップ6の開封時には、
図12の(A)(B)に示すように、カットテープ7の
先端7aを引っ張って、このカットテープ7によってオ
ーバーラップフィルム6を切り取るようにしたものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、カッ
トテープ7を被包装物5の外周に一直線状に一周させる
ように巻回させただけであったために、図12の(B)
に示すように、カットテープ7でオーバーラップフィル
ム6を切り取った時に、カットテープ7及びオーバーラ
ップフィルム6の一部6dのみが切り取られるだけで、
オーバーラップフィルム6の大部分6eが被包装物5の
外周に取り残されてしまう。
【0007】従って従来は、この後、上記取り残されて
いるオーバーラップフィルム6の大部分6eを再度カッ
ター等の工具を用いていちいち剥ぎ取らなければなら
ず、開封性に問題があった。
【0008】なお、従来、オーバーラップフィルム6に
ミシン目を開けたものもあるが、オーバーラップフィル
ム6にミシン目を開けると、シュリンク処理によってオ
ーバーラップフィルム6を収縮させる際に、ミシン目部
分でオーバーラップフィルム6が破け易いと言う問題が
あった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、オーバーラップフィルムにミシン
目を開けることなく、カットテープによってオーバーラ
ップフィルム全体を被包装物の全周からワンタッチで切
り取ることができるようにした包装物と、その包装に最
適なオーバーラップフィルムへのカットテープ接着方法
を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の包装物は、被包装物の全周を被覆したオー
バーラップフィルムと、そのオーバーラップフィルムの
内側に接着されて上記被包装物の外周に巻回されたカッ
トテープとを備え、そのカットテープで上記オーバーラ
ップフィルムを切り取ることができるようにした包装物
において、上記オーバーラップフィルムの切り口を2方
向に分岐させるカットテープを備えたものである。この
際、上記被包装物の一側面と平行状に巻回された第1カ
ットテープと、上記第1カットテープと交差された第2
カットテープとを備えることや、上記被包装物の外周に
ジグザグ状に巻回された1本のカットテープを備えるこ
とが好ましい。また、本発明の包装用のオーバーラップ
フィルム原反へのカットテープ接着方法は、帯状で長手
方向に走行されるオーバーラップフィルム原反と、その
オーバーラップフィルム原反の一端部側の上部に沿って
そのオーバーラップフィルム原反の長手方向と平行状に
第1カットテープを接着する第1接着工程と、上記第1
カットテープと交差する第2カットテープを上記オーバ
ーラップフィルム原反の上部の全巾に沿って、このオー
バーラップフィルム原反の走行方向に一定間隔置きに接
着する第2接着工程とを備えるものである。この際、帯
状で長手方向に走行されるオーバーラップフィルム原反
と、そのオーバーラップフィルム原反の上部に1本のカ
ットテープをジグザグ状に接着する接着工程を備えたも
のでも良い。
【0011】
【作用】上記のように構成された本発明の包装物は、カ
ットテープの先端を引っ張ることによって、オーバーラ
ップフィルムの切り口を2方向に分岐させることができ
る。また、本発明の包装用オーバーラップフィルム原反
へのカットテープ接着方法は、オーバーラップフィルム
原反上に長手方向と平行な第1カットテープを接着する
と共に、そのオーバーラップフィルム原反上に第1カッ
トテープと交差する第2カットテープを一定間隔置きに
接着することができる。また、本発明の包装用オーバー
ラップフィルム原反へのカットテープ接着方法は、オー
バーラップフィルム原反上に長手方向に沿ってカットテ
ープをジグザグ状に接着することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を適用したディスクカセットの
包装に関する実施例を図1〜図9を参照して説明する。
なお、図10〜図12と同一構造部には同一の符号を付
して説明の重複を省く。
【0013】まず、図1及び図2に示す第1実施例は、
オーバーラップフィルム6の内側に第1カットテープ1
0と第2カットテープ11との2本のカットテープを接
着したものである。この際、第1カットテープ10は被
包装物5の一側面5aと平行状にその被包装物5の外周
に一周するように巻回されており、第2カットテープ1
1は第1カットテープ10に対して所定の角度(90
以下)θに交差されて被包装物5の外側に敷設されてい
る。
【0014】この第1実施例によれば、図1に示すよう
に、第1カットテープ10の先端10aを矢印b方向に
引っ張ると、図2の(A)に示すように、第1、第2カ
ットテープ10、11によってオーバーラップフィルム
6の切り口が6f、6gの2方向に分岐される。
【0015】従って、図2の(B)に示すように、引き
続き第1カットテープ10を矢印c方向に回し込むよう
にして被包装物5の外周に沿って一周させることによ
り、オーバーラップフィルム6全体を被包装物5の全周
からワンタッチで簡単に切り取ることができる。
【0016】次に、図3の(A)及び(B)に示す第2
及び第3実施例は、オーバーラップフィルム6の内側に
接着した1本のカットテープ12を被包装物5の外周に
三角形状及び菱形状となるようにジグザグ状に巻回した
ものである。
【0017】そして、これら第2及び第3実施例も第1
実施例と同様に、カットテープ12の先端12aを矢印
ba方向に引っ張るだけで、オーバーラップフィルム6
の切り口6f、6gを2方向に分岐することができて、
オーバーラップフィルム6全体を被包装物5の全周から
ワンタッチで簡単に切り取ることができる。
【0018】次に、上述した第1、第2及び第3実施例
に示されたオーバーラップフィルム6の原反を説明す
る。まず、図4の(A)は図1〜図2に示した第1実施
例に適用する裁断前の帯状のオーバーラップフィルム原
反6Aを示したものである。この場合は、オーバーラッ
プフィルム原反6Aの一端部側6A1 の上部に沿ってそ
のオーバーラップフィルム原反6Aの長手方向と平行状
に第1カットテープ10が接着されている。また、その
第1カットテープ10と所定の角度θに交差する第2カ
ットテープ11がオーバーラップフィルム原反6Aの上
部の一端部側6A1 から他端部側6A2 の全巾に沿っ
て、このオーバーラップフィルム原反6Aの長手方向に
一定間隔置きに接着されている。
【0019】そして、事後に、このオーバーラップフィ
ルム原反6Aを裁断線14に沿って一定長さに裁断し
て、1個の被包装物5を被覆するのに必要な1枚のオー
バーラップフィルム6を形成するものである。そして、
1枚のオーバーラップフィルム6の一方の裁断線14側
が第1カットテープ10の開封用の先端10a部分とな
る。
【0020】次に、図4の(B)は図3の(B)に示し
た第3実施例に適用する裁断前の帯状のオーバーラップ
フィルム原反6Aを示したものである。この場合は、オ
ーバーラップフィルム原反6Aの上部の一端部側6A1
から他端部側6A2 の全巾に沿って1本のカットテープ
12をジグザグ状に接着したものである。そして、前述
同様に、事後に、このオーバーラップフィルム原反6A
を裁断線14に沿って一定長さに裁断して、1枚のオー
バーラップフィルム6を形成する。そして、カットテー
プ12のジグザグ状の各折り返し点がループ状に折り重
ねられて、開封用の先端12a部分となる。
【0021】次に、図4の(C)は図3の(A)に示し
た第2実施例に適用する裁断前の帯状のオーバーラップ
フィルム原反6Aを示したものである。この場合は、オ
ーバーラップフィルム原反6Aの上部に1本のカットテ
ープ12をジグザグ状に接着する際に、オーバーラップ
フィルム原反6Aの一端部側6A1 と他端部側6A2
の間の中間部分に、オーバーラップフィルム原反6Aの
長手方向と平行な部分を加えたものである。そして、前
述同様に、事後に、このオーバーラップフィルム原反6
Aを裁断線14に沿って一定長さに裁断して、1枚のオ
ーバーラップフィルム6を形成する。
【0022】次に、図5〜図7によって、図4の(A)
に示したオーバーラップフィルム原反6Aの上部へのカ
ットテープ10、11の接着方法を説明する。まず、帯
状のオーバーラップフィルム原反6Aは原反ロール6B
から長手方向に沿って矢印d方向に一定速度で引き出さ
れる。
【0023】そして、オーバーラップフィルム原反6A
の走行方向(矢印d方向)の下流側に第1カットテープ
10を引き出す第1カットテープリール15及びその下
流側に位置する上下一対の加熱圧着ローラ16が配置さ
れていて、その第1カットテープリール15はオーバー
ラップフィルム原反6Aの一端部側6A1 の上部に走行
方向(矢印d方向)と平行に配置されている。
【0024】また、オーバーラップフィルム原反6Aの
走行方向(矢印d方向)の上流側に第2カットテープ1
1を引き出す第2カットテープリール17及びその下流
側に位置する上下一対の加熱圧着ローラ18が配置され
ている。そして、この第2カットテープリール17はオ
ーバーラップフィルム原反6Aの走行方向(矢印d方
向)に対して所定の角度に傾斜された状態で、オーバー
ラップフィルム原反6Aの巾方向(矢印e、e′方向)
と平行なガイド軸19に沿ってワイヤーやベルト等の駆
動手段20によって矢印e、e′方向に往復駆動される
ように構成されている。なお、上下一対の加熱圧着ロー
ラ18はオーバーラップフィルム原反6Aの全巾に亘っ
て配置されている。
【0025】そして、原反ロール6Bからのオーバーラ
ップフィルム原反6Aの矢印d方向への一定速度の引き
出し動作に同期して、そのオーバーラップフィルム原反
6Aの走行方向の下流側において、第1カットテープリ
ール15から第1カットテープ10をオーバーラップフ
ィルム原反6A上に平行状に引き出す。そして、上下一
対の加熱圧着ローラ16間で第1カットテープ10をオ
ーバーラップフィルム原反6A上に加熱、圧着して、第
1カットテープ10にコーティングされている感熱接着
剤や感圧接着剤等によって第1カットテープ10をオー
バーラップフィルム原反6Aの上部の一端部側6A1
沿って長手方向と平行状に接着する(第1接着工程)。
【0026】これと同時に、オーバーラップフィルム原
反6Aの走行方向の上流側において、第2カットテープ
リール17をオーバーラップフィルム原板6Aの一端部
側6A1 から他端部側6A2 側に矢印e方向に移動させ
ながら、この第2カットテープリール17から第2カッ
トテープ11をオーバーラップフィルム原反6A上に第
1カットテープ10に対して所定の角度θに斜めに引き
出す。そして、上下一対の加熱圧着ローラ18間で第2
カットテープ11をオーバーラップフィルム原反6A上
に加熱、圧着して、第2カットテープ11にコーティン
グされている感熱接着剤や感圧接着剤等によって第2カ
ットテープ11をオーバーラップフィルム原反6Aの上
部に斜めに接着する(第2接着工程)。
【0027】なおこの後、オーバーラップフィルム6A
の他端部側6A2 で第2カットテープ11をカッター等
の切断手段21によって第2カットテープリール17か
ら切断し、第2カットテープ17を矢印e′方向に復動
させた後、同じ動作を繰り返し行うようにして、第2カ
ットテープ11をオーバーラップフィルム原反6Aの上
部に図4の(A)に示したように一定間隔置きに順次斜
めに接着する。そして、オーバーラップフィルム原反6
Aの一端部側6A1 で第2カットテープ11の端部上に
第1カットテープ10を交差するように順次重ねて接着
する。
【0028】次に、図8及び図9によって、図4の
(B)に示したオーバーラップフィルム原反6Aの上部
へのカットテープ12の接着方法を説明する。まず、カ
ットテープ12をオーバーラップフィルム原反6Aの巾
方向(矢印e、e′方向)と平行な方向に引き出すカッ
トテープリール22がその巾方向と平行なガイド軸23
に沿ってワイヤーやベルト等の駆動手段24によって矢
印e、e′方向に往復駆動されるように構成されてい
る。そして、そのカットテープリール22の下流側には
上下一対の圧着ローラ25がオーバーラップフィルム原
反6Aの全巾に亘って配置されている。なおカットテー
プリール22のテープ引出ノズル22aの先端にはカッ
トテープ12を加熱する加熱ローラ26が取り付けられ
ている。
【0029】そして、原反ロール6Bからのオーバーラ
ップフィルム原反6Aの矢印d方向への一定速度の引き
出し動作に同期して、カットテープリール22をオーバ
ーラップフィルム原反6Aの全巾に亘って矢印e、e′
方向に往復動させながら、このカットテープリール22
からカットテープ12をオーバーラップフィルム原反6
A上にジグザグ状に引き出す。
【0030】この際、加熱ローラ26によってカットテ
ープ12を加熱して引き出し、上下一対の圧着ローラ2
5間で、カットテープ12をオーバーラップフィルム原
反6A上にその長手方向(矢印d方向)に沿ってジグザ
グ状に接着する。そして、カットテープ12のジグザグ
状の各折り返し点がループ状に折り重ねられて接着され
て、開封用の先端12a部分となる。
【0031】なお、カットテープリール22の矢印e、
e′方向の往復動ストロークを調整することにより、カ
ットテープ12を図4の(C)に示したジグザグ形状で
オーバーラップフィルム原反6A上に接着することがで
きる。
【0032】以上、本発明の実施例に付き述べたが、本
発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の技
術的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば本
発明は、実施例で示したディスクカセットの包装に限定
されることなく、ビデオカセットやオーディオカセット
その他の各種の被包装物の包装に適用可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の包装物
と包装用オーバーラップフィルム原反へのカットテープ
接着方法は次のような効果を奏する。
【0034】請求項1の包装物は、カットテープの先端
を引っ張ることによって、オーバーラップフィルムの切
り口を2方向に分岐させることができるようにしたの
で、カットテープの先端を単に引っ張るだけのワンタッ
チ操作で、オーバーラップフィルム全体を被包装物の全
周からワンタッチで簡単に切り取ってしまうことができ
て、オーバーラップフィルムの開封操作も非常に簡単に
行える。
【0035】請求項2及び3の包装物は、上記被包装物
の一側面と平行状に巻回された第1カットテープと、上
記第1カットテープと交差された第2カットテープとを
備えたり、上記被包装物の外周にジグザグ状に巻回され
た1本のカットテープを備えたので、カットテープの先
端を引っ張ることによりオーバーラップフィルムの切り
口を2方向に確実に分岐させることができる。
【0036】請求項4及び5の包装用オーバーラップフ
ィルム原反へのカットテープ接着方法は、オーバーラッ
プフィルム原反上に長手方向と平行な第1カットテープ
を自動的に接着すると共に、そのオーバーラップフィル
ム原反上に第1カットテープと交差する第2カットテー
プを一定間隔置きに自動的に接着することができ、ま
た、オーバーラップフィルム原反上に長手方向に沿って
カットテープをジグザグ状に自動的に接着することがで
きるので、開封時に、切り口を2方向に分岐させること
が可能なオーバーラップフィルムを簡単に製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例である包装物の斜視図であ
る。
【図2】同上の第1実施例のオーバーラップフィルムの
開封操作を説明する斜視図である。
【図3】本発明の第2実施例及び第3実施例である包装
物の斜視図である。
【図4】本発明の第1、第2及び第3実施例に適用され
るオーバーラップフィルム原反の裁断前の展開図であ
る。
【図5】図4の(A)に示したオーバーラップフィルム
原反へのカットテープ接着方法を説明する平面図であ
る。
【図6】図5の側面図である。
【図7】図5及び図6に示したカットテープリール部分
の斜視図である。
【図8】図4の(B)に示したオーバーラップフィルム
原反へのカットテープの接着方法を説明する平面図であ
る。
【図9】図8に示したカットテープリールの側面図であ
る。
【図10】ディスクカセットとカセット収納ケースとを
示した斜視図である。
【図11】カセット収納ケースと従来のオーバーラップ
フィルムとを示した斜視図である。
【図12】従来のオーバーラップフィルムの開封操作を
説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 ディスクカセット 5 カセット収納ケース(被包装物) 6 オーバーラップフィルム 6f、6g オーバーラップフィルムの切り口 6A オーバーラップフィルム原反 6A1 オーバーラップフィルム原反の一端部側 6A2 オーバーラップフィルム原反の他端部側 8 包装物 10 第1カットテープ 11 第2カットテープ 12 ジグザグ状カットテープ 15 第1カットテープリール 16、18 加熱圧着ローラ 17 第2カットテープリール 19、23 ガイド軸 20、24 駆動手段 21 切断手段 22 カットテープリール 26 加熱ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装物の全周を被覆したオーバーラップ
    フィルムと、そのオーバーラップフィルムの内側に接着
    されて上記被包装物の外周に巻回されたカットテープと
    を備え、そのカットテープで上記オーバーラップフィル
    ムを切り取ることができるようにした包装物において、 上記オーバーラップフィルムの切り口を2方向に分岐さ
    せるカットテープを備えたことを特徴とする包装物。
  2. 【請求項2】上記被包装物の一側面と平行状に巻回され
    た第1カットテープと、上記第1カットテープと交差さ
    れた第2カットテープとを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の包装物。
  3. 【請求項3】上記被包装物の外周にジグザグ状に巻回さ
    れた1本のカットテープを備えたことを特徴とする請求
    項1記載の包装物。
  4. 【請求項4】帯状で長手方向に走行されるオーバーラッ
    プフィルム原反と、 そのオーバーラップフィルム原反の一端部側の上部に沿
    ってそのオーバーラップフィルム原反の長手方向と平行
    状に第1カットテープを接着する第1接着工程と、 上記第1カットテープと交差する第2カットテープを上
    記オーバーラップフィルムの原反上部の全巾に沿って、
    このオーバーラップフィルム原反の走行方向に一定間隔
    置きに接着する第2接着工程とを備えた包装用オーバー
    ラップフィルム原反へのカットテープ接着方法。
  5. 【請求項5】帯状で長手方向に走行されるオーバーラッ
    プフィルム原反と、 そのオーバーラップフィルム原反の上部に1本のカット
    テープをジグザグ状に接着する接着工程を備えた包装用
    オーバーラップフィルム原反へのカットテープ接着方
    法。
JP35775192A 1992-12-25 1992-12-25 包装物と包装用オーバーラップフィルム原反へのカッ トテープ接着方法 Pending JPH06191522A (ja)

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