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JPH0618950Y2 - 塗布容器 - Google Patents

塗布容器

Info

Publication number
JPH0618950Y2
JPH0618950Y2 JP1987180785U JP18078587U JPH0618950Y2 JP H0618950 Y2 JPH0618950 Y2 JP H0618950Y2 JP 1987180785 U JP1987180785 U JP 1987180785U JP 18078587 U JP18078587 U JP 18078587U JP H0618950 Y2 JPH0618950 Y2 JP H0618950Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container body
container
valve rod
liquid
discharge port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987180785U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0184777U (ja
Inventor
登美雄 田原
巧 黒河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pentel Co Ltd filed Critical Pentel Co Ltd
Priority to JP1987180785U priority Critical patent/JPH0618950Y2/ja
Publication of JPH0184777U publication Critical patent/JPH0184777U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0618950Y2 publication Critical patent/JPH0618950Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pens And Brushes (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、たとえばインキ等の液体を入れて筆記具と
して使用する塗布容器、或いは液状口紅、マニキュア等
の液状化粧料を入れて化粧具として使用する塗布容器に
関する。
「従来の技術」 従来、この種の塗布容器としては、容器本体の先端開口
部に弁機構を介して筆等の塗布体を装備したものが知ら
れている(たとえば、実公昭42−12351号、実公
昭61−12134号)。この従来の塗布容器にあって
は、塗布体を下に向けた状態で塗布体の先を押圧するこ
とによって弁が開き、容器本体内のインキ等の液体が落
下しながら塗布体に送られるように構成されている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、上記従来の塗布容器によると、塗布体が軟質
であると、塗布体の先に加えられた押圧力が弁機構に伝
わらず、したがって塗布体にインキ等の液体を供給する
ことができないという欠点があった。また、硬質の塗布
体を用いると、押圧力により塗布体が傷むという欠点が
あった。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたものであって、
軟質な塗布体を用いた場合でも、インキ等の液体を塗布
体に供給することができ、また硬質の塗布体を用いた場
合でも、塗布体を傷めることのない塗布容器を提供する
ことを目的としている。
「問題点を解決するための手段」 この考案は、先端部に液体の吐出口を有する筒状の容器
本体と、この容器本体の先端部に取り付けた塗布体と、
容器本体内にその軸方向に移動自在に挿入しかつ前記吐
出口を開閉する弁体を先端部に設けた弁棒と、この弁棒
を往復移動させて吐出口を開閉させるための操作機構と
を具備し、かつ前記弁棒を、容器本体の後端側への移動
により吐出口を閉じる構成とした塗布容器であって、 前記弁棒の後端部に、その軸方向に移動自在な移動体を
一体に設け、かつ前記操作機構を、容器本体の後部の周
壁に設けて内面にテーパ状の押圧部を有する押釦と、前
記移動体に形成して前記押圧部に押圧される当接部と、
弁棒を容器本体の後端側へ向けて付勢する付勢部材とを
備えた構成とし、しかも前記押圧部と当接部とを、移動
体を容器本体の先端側へ移動させる構成とし、さらに前
記弁棒と移動体の間に、容器本体の内壁に沿って摺動自
在かつ液密に設けたピストン部材を介在したものであ
る。
「作用」 塗布体を下に向けて容器本体の後部の周壁に設けた押釦
を押圧操作すると、押圧部と弁棒の当接部との作用によ
って付勢部材の弾性力に反して弁棒が押し下げられるの
で、吐出口を閉塞していた弁体も下方に移動して吐出口
が開口され、この吐出口より容器本体内部の液体が塗布
体に落下し供給される。次いで、押釦の押圧操作を解除
すると、付勢部材の弾性力によって弁棒が上方に押し上
げられるので、弁体が吐出口を閉塞して液体の落下が防
止される。
「実施例」 以下、この考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例であって、図
中、符号10は塗布容器の外形を形成する筒状の容器本
体である。
この容器本体10は、内部の収納室10aに液状化粧料
(液体)Rを収納したものであって、その先端開口部に
は、液状化粧料Rの吐出口11を有する弁座12が装着
されている。また容器本体10の上端外周には、ネジ結
合により軸部13が環着されており、この軸部13の先
端部に化粧用の筆ブラシ(塗布体)14が取り付けられ
ている。そして軸部13の内部には、前記吐出口11か
ら吐出された液状化粧料Rを一旦吸収して筆ブラシ13
に供給させるための吸蔵体15が設けられているととも
に、軸部13内部と前記筆ブラシ14との間には液通路
13aが形成されている。
また、前記容器本体10の内壁10bには、前記弁座1
2とともに液状化粧料Rの収納室10aを区画するピス
トン(ピストン部材)16が液密かつ摺動自在に設けら
れており、このピストン16の前面には前記吐出口11
を通過して軸部13内部まで延びる弁棒17が一体に固
定されている。そして、弁棒17の先端部(軸部13内
部側)には、吐出口11を開閉させるための円錐形状の
弁体17aが形成されている。
また、ピストン16の背面には容器本体10の後端部ま
で延びる棒状の移動体18が一体に固定されている。こ
の移動体18は前記弁棒17およびピストン16をその
軸方向へ往復移動させるためのもので、第3図に示すよ
うに、移動体18の外周には、その先端に往復移動の際
のがたつきを防止するためのリブ(突起)18a、18
a…を有する鍔18bが形成され、その中程に窓18c
が形成され、その後端に小径な受軸18dが形成されて
いる。
一方、前記容器本体10の後端開口部には、塗布容器の
底部を形成する押釦部材19(第4図参照)が装着され
ている。この押釦部材19の前面には、前記移動体18
の受軸18dを支持する受孔19aが穿設され、また押
圧部材19の縁部には、弾性片19bを介して押釦20
が設けられている。この押釦20は、前記移動体18を
その先端方向へ移動させるためのものであり、押釦20
の内面にはテーパ状の押圧部20aが形成されており、
押圧部20aの先端は水平に延びる突出部20bとなっ
ている。そして、押釦部材19の装着時には、押釦20
が容器本体10の後部の周壁に形成された孔21から外
方へ突出する形態となっており、同時に、突出部20b
が移動体18の窓18cに挿入されかつ押圧部20aの
上面が窓18cの縁部(当接部)18eに当接する形態
となっている。そして、押釦20を内方へ押圧移動させ
ることによって(押圧部20aが縁部18cを押圧し
て)、移動体18および弁棒17をその先端方向(第1
図A方向)へ移動させて吐出口11を開口させるように
なっている。
また、前記軸部13の内部には吸蔵体15の外側にスプ
リング(付勢部材)22が介在されており、通常時にお
いては弁棒17をその後端方向(第1図B方向)に付勢
して吐出口11を弁体17aで常に閉塞するようにして
おり、この状態では収納室10aが液密に保持されてい
る。
なお、前記押釦20、押圧部20a、縁部(当接部18
e)、スプリング22はそれぞれ操作機構23を構成す
るものである。また符号24は、筆ブラシ14に被せら
れたキャップを示すものである。
次に、上記構成の塗布容器についてその作用ならびに使
用方法を説明する。
まず、液状化粧料Rを吐出操作する場合には、筆ブラシ
14を下に向ける。この状態ではスプリング22で付勢
された弁棒17の弁体17aによって吐出口11が閉塞
されており、容器本体10内部(収納室)10aから液
状化粧料Rが筆ブラシ14へ吐出する恐れがない。
次に、指で押釦20を押圧操作すると、スプリング22
の弾性力に反して(押圧部20a、縁部18eの作用に
よって)弁棒17が押し下げられて弁体17aも下降し
吐出口11が開口する。すると、容器本体10内部(収
納室)10aの液状化粧料Rが、その自重および、弁棒
17と一体となって押し下げられるピストン16の加圧
により、吐出口11から落下して、吸蔵体15に一旦吸
収されて筆ブラシ14へ供給される。
後は、押釦20の押圧操作を解除すれば、スプリング2
2が再び弁棒17を押し上げ弁体17aが吐出口11を
閉塞するので、余分な液状化粧料Rが落下することがな
い。またこのとき、容器本体10の収納室10aに液密
なピストン16による負圧によって、液状化粧料Rの吐
出が速やかに停止される。
この実施例によると、通常時には吐出口11が弁体17
aによって確実に閉じられているので、押釦20を押圧
操作しない限り、液状化粧料Rが筆ブラシ14へ吐出す
ることがない。したがって、携帯時など塗布容器をぶら
ぶらさせても、不用意に液状化粧料Rを吐出させたりす
る心配がない。また、押釦20を操作して筆ブラシ14
へ吐出させた液状化粧料Rを塗布するに際しては、この
塗布容器を、鉛筆を持つようにして、先端部側を持って
使用するのが通常である。このとき、押釦20が容器本
体10の後部に設けられているので、この押釦20を指
先等で誤って押圧することによる、液状化粧料Rの不要
な吐出を回避することができる。さらに、片手でワンタ
ッチ操作が可能であるので、もう片方の手を自由に使え
る等の利点がある。
また、ピストン16が、押釦20の操作により、容器本
体10の収納室10a内を前後に液密に摺動するので、
押釦20を押圧操作したときには、ピストン16が液状
化粧料Rを加圧して、その吐出を促すことができ、また
押釦20の押圧操作を停止したときには、ピストン16
の負圧により、液状化粧料Rの吐出を速やかに停止させ
ることができる。さらには、ピストン16により、吐出
すべき液状化粧料Rの粘度が高いときにも、これを確実
に吐出させることができる。したがって、ピストン16
により、この塗布容器の液状化粧料Rの吐出の安定性・
確実性を高めることができる。
なお、前記ピストン16と移動体18を一体成形すれ
ば、部品数を少なくして低コスト化を図ることができ
る。また、前記押釦20は1個だけでなく、互いに対照
な位置に2個設けてもよい。
「考案の効果」 以上詳細に説明したように、この考案によれば、先端部
に液体の吐出口を有する筒状の容器本体と、この容器本
体の先端部に取り付けた塗布体と、容器本体内にその軸
方向に移動自在に挿入しかつ前記吐出口を開閉する弁体
を先端部に設けた弁棒と、この弁棒を往復移動させて吐
出口を開閉させるための操作機構とを具備し、かつ前記
弁棒を、容器本体の後端側への移動により吐出口を閉じ
る構成とした塗布容器であって、前記弁棒の後端部に、
その軸方向に移動自在な移動体を一体に設け、かつ前記
操作機構を、容器本体の周壁に設けて内面にテーパ状の
押圧部を有する押釦と、前記移動体に形成して前記押圧
部に押圧される当接部と、弁棒を容器本体の後端側へ向
けて付勢する付勢部材とを備えた構成とし、しかも前記
押圧部と当接部とを、移動体を容器本体の先端側へ移動
させる構成とし、さらに前記弁棒と移動体の間に、容器
本体の内壁に沿って摺動自在かつ液密に設けたピストン
部材を介在したので、以下の様な優れた効果を奏する。
以上の弁棒とこの弁棒を操作する操作機構の構成によ
り、容器本体内部の液体の吐出操作を確実に行うことが
できるので、その信頼性を向上させることができる。ま
た、この塗布容器を使用するときには、鉛筆を持つよう
にして、先端部側を持って使用するのが通常である。こ
のとき、押釦が容器本体の後部に設けられているので、
この押釦を誤って押圧することによる、液体の不要な吐
出を回避することできる。さらに、押釦のワンタッチ操
作で容器本体内の液体を塗布体に容易かつ確実に送り出
すことができるので、操作性に優れており、使用勝手が
非常によい。しかも、押釦の押圧操作を解除すれば吐出
口が確実に閉塞されるので、携帯時など不用意に液体を
吐出させてしまう心配がない。
また、押釦の操作によって、ピストン部材が容器本体の
内壁に沿って液密に摺動するので、押釦を押圧操作した
ときには液体を加圧して液体の吐出を促すことができ、
また押圧操作を停止したときには負圧により液体の吐出
を速やかに停止させることができる。さらには、吐出す
べき液体の粘度が高いときにも、ピストン部材により、
これを確実に吐出させることができる。したがって、塗
布容器の、液体の吐出の安定性・確実性を高めることが
できる。
また、これらのことにより軟質あるいは硬質な塗布体を
それぞれ使用することができ、しかも塗布体を傷めない
ので、使用耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の一実施例であって、第
1図は塗布容器の断面図、第2図は塗布容器の斜視図、
第3図は移動体の斜視図、第4図は押釦の斜視図であ
る。 10……容器本体、10a……内壁、 11……吐出口、 14……塗布体(筆ブラシ)、17……弁棒、 17a……弁体、18……作用体、 18e……当接部(縁部)、20……押釦、 20a……押圧部、 22……付勢部材(スプリング)、 23……操作機構、 R……液体(液状化粧料)。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−51516(JP,U) 実開 昭59−69176(JP,U) 実開 昭62−9583(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に液体(R)の吐出口(11)を有
    する筒状の容器本体(10)と、この容器本体(10)
    の先端部に取り付けられた塗布体(14)と、容器本体
    (10)内にその軸方向に移動自在に挿入されかつ前記
    吐出口(11)を開閉する弁体(17a)が先端部に設
    けられた弁棒(17)と、この弁棒(17)を往復移動
    させて吐出口(11)を開閉させるための操作機構(2
    3)とを具備し、かつ前記弁棒(17)は、容器本体
    (10)の後端側への移動により吐出口(11)を閉じ
    る構成とされた塗布容器において、 前記弁棒(17)の後端部には、その軸方向に移動自在
    な移動体(18)が一体に設けられ、かつ前記操作機構
    (23)は、容器本体(10)の後部の周壁に設けられ
    て内面にテーパ状の押圧部(20a)を有する押釦(2
    0)と、前記移動体(18)に形成されて前記押圧部
    (20a)に押圧される当接部(18e)と、弁棒(1
    7)を容器本体(10)の後端側へ向けて付勢する付勢
    部材(22)とを備え、しかも前記押圧部(20a)と
    当接部(18e)とは、移動体(18)を容器本体(1
    0)の先端側へ移動させる構成であり、さらに前記弁棒
    (17)と移動体(18)の間には、容器本体(10)
    の内壁(10b)に沿って摺動自在かつ液密に設けられ
    たピストン部材(16)が介在されていることを特徴と
    する塗布容器。
JP1987180785U 1987-11-27 1987-11-27 塗布容器 Expired - Lifetime JPH0618950Y2 (ja)

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JP1987180785U JPH0618950Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 塗布容器

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JP1987180785U JPH0618950Y2 (ja) 1987-11-27 1987-11-27 塗布容器

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JPH0184777U JPH0184777U (ja) 1989-06-06
JPH0618950Y2 true JPH0618950Y2 (ja) 1994-05-18

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ID=31472291

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JP2002284263A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Yoshida Industry Co Ltd 注出容器
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JPH0184777U (ja) 1989-06-06

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