JPH06189220A - 放送受信装置 - Google Patents
放送受信装置Info
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- JPH06189220A JPH06189220A JP4341917A JP34191792A JPH06189220A JP H06189220 A JPH06189220 A JP H06189220A JP 4341917 A JP4341917 A JP 4341917A JP 34191792 A JP34191792 A JP 34191792A JP H06189220 A JPH06189220 A JP H06189220A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 占有帯域幅の異なるHDTV放送とNTSC
放送のどちらも受信できる放送受信装置を提供する。 【構成】 端子1にはHDTV放送波とNTSC放送波
が入力される。これらの信号はチューナ2で希望チャン
ネルに選局して、中間周波信号に変換する。中間周波信
号は、HDTV放送波占有帯域幅に等しい通過帯域をも
つBPF3と、NTSC放送波占有帯域幅に等しい通過
帯域をもつBPF4とに供給される。希望信号がNTS
C放送波の場合にはBPF4で帯域制限した後にNTS
C検波器21に供給して、検波出力を端子19から得
る。希望信号がHDTV放送波の場合は、BPF3から
の出力信号をAM検波器13に供給する。一方、NTS
C検波器21にも同時に信号が供給されている為に、発
振器22は搬送波に周波数位相同期している。この信号
を可変移相器14を介して発振信号を移相してAM検波
器13に供給する。AM検波器13からはHDTV放送
波の復調信号が得られ、端子17から出力される。
放送のどちらも受信できる放送受信装置を提供する。 【構成】 端子1にはHDTV放送波とNTSC放送波
が入力される。これらの信号はチューナ2で希望チャン
ネルに選局して、中間周波信号に変換する。中間周波信
号は、HDTV放送波占有帯域幅に等しい通過帯域をも
つBPF3と、NTSC放送波占有帯域幅に等しい通過
帯域をもつBPF4とに供給される。希望信号がNTS
C放送波の場合にはBPF4で帯域制限した後にNTS
C検波器21に供給して、検波出力を端子19から得
る。希望信号がHDTV放送波の場合は、BPF3から
の出力信号をAM検波器13に供給する。一方、NTS
C検波器21にも同時に信号が供給されている為に、発
振器22は搬送波に周波数位相同期している。この信号
を可変移相器14を介して発振信号を移相してAM検波
器13に供給する。AM検波器13からはHDTV放送
波の復調信号が得られ、端子17から出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ放送受信機などに
おいて、HDTV放送やNTSC放送のように方式の異
なる放送波を受信復調する装置に関するものである。
おいて、HDTV放送やNTSC放送のように方式の異
なる放送波を受信復調する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ放送のカラー放送と白黒放
送においては占有帯域幅が同一であり復調器は共有して
いた。しかし近年、HDTV放送が普及するにつれ、当
初はFM変調による衛星放送であったものが、次第に従
来のNTSC放送を行っているCATV伝送路を利用し
てAM変調で放送する試みが検討されている。しかしH
DTV放送波はAM変調しても従来放送波に比べて占有
帯域幅が2倍も広いために専用の受信復調器を用いる必
要があった。
送においては占有帯域幅が同一であり復調器は共有して
いた。しかし近年、HDTV放送が普及するにつれ、当
初はFM変調による衛星放送であったものが、次第に従
来のNTSC放送を行っているCATV伝送路を利用し
てAM変調で放送する試みが検討されている。しかしH
DTV放送波はAM変調しても従来放送波に比べて占有
帯域幅が2倍も広いために専用の受信復調器を用いる必
要があった。
【0003】そのために今までは、従来の受信復調器と
HDTV放送専用の復調器を搭載して受信する受信機が
考えられてきた(例えば、MUSE信号のCATV−A
M伝送システム検討:TV学会技術報告、vol14.
No.13.pp73−78,1990年)。
HDTV放送専用の復調器を搭載して受信する受信機が
考えられてきた(例えば、MUSE信号のCATV−A
M伝送システム検討:TV学会技術報告、vol14.
No.13.pp73−78,1990年)。
【0004】以下、上述した従来例について図面を用い
て説明する。図4は、HDTV信号をMUSE方式で帯
域圧縮したHDTV放送をCATV伝送路を経由して受
信する受信機の構成を表したブロック図である。端子3
1からはVSB−AM変調したHDTV放送波とNTS
C放送波を供給する。この時のNTSC放送波の周波数
スペクトラムは図5のようであり、搬送波39は映像搬
送波、搬送波40は音声搬送波、スペクトル41は映像
信号を表している。
て説明する。図4は、HDTV信号をMUSE方式で帯
域圧縮したHDTV放送をCATV伝送路を経由して受
信する受信機の構成を表したブロック図である。端子3
1からはVSB−AM変調したHDTV放送波とNTS
C放送波を供給する。この時のNTSC放送波の周波数
スペクトラムは図5のようであり、搬送波39は映像搬
送波、搬送波40は音声搬送波、スペクトル41は映像
信号を表している。
【0005】この信号はCATV伝送路32を介して分
岐回路33に入力され、NTSC放送波はCATVコン
バータ37で選局されたのちにNTSC−TV受信機に
供給され復調される。また、分岐回路33からの信号は
VSB−AM復調器34で希望信号を選局し復調され
て、MUSEデコーダ35に供給されてHDTVモニタ
ー36で表示される。
岐回路33に入力され、NTSC放送波はCATVコン
バータ37で選局されたのちにNTSC−TV受信機に
供給され復調される。また、分岐回路33からの信号は
VSB−AM復調器34で希望信号を選局し復調され
て、MUSEデコーダ35に供給されてHDTVモニタ
ー36で表示される。
【0006】しかしながら、この構成で受信したときに
は、HDTV放送とNTSC放送を個別の回路で受信で
きるが、どちらかの放送を受信している時には一方のチ
ューナと復調器は動作する必要はなく回路構成上の冗長
が大きい。また、通電しているときには復調器内の発振
器どうしが干渉する問題がある。
は、HDTV放送とNTSC放送を個別の回路で受信で
きるが、どちらかの放送を受信している時には一方のチ
ューナと復調器は動作する必要はなく回路構成上の冗長
が大きい。また、通電しているときには復調器内の発振
器どうしが干渉する問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これらの問題は、将来
HDTV放送やNTSC放送を受信するには、回路規模
が大きくなり、コスト高を招く問題がある。また、検波
回路の発振器どうしの干渉妨害が発生しやすい問題があ
る。
HDTV放送やNTSC放送を受信するには、回路規模
が大きくなり、コスト高を招く問題がある。また、検波
回路の発振器どうしの干渉妨害が発生しやすい問題があ
る。
【0008】本発明は上記の欠点を解決し、占有帯域幅
の異なるHDTV放送とNTSC放送を受信可能とする
放送受信装置を提供することを目的とする。
の異なるHDTV放送とNTSC放送を受信可能とする
放送受信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、チューナと選局回路を共用で使用し、占有
帯域幅に応じてバンドパスフィルタの帯域幅を変えて発
振器を共用したHDTV放送用とNTSC放送用の2つ
の検波器に入力して、復調信号に応じて前記バンドパス
フィルタの帯域幅と検波器を切り換えることでHDTV
放送波とNTSC放送波を受信するものである。
に本発明は、チューナと選局回路を共用で使用し、占有
帯域幅に応じてバンドパスフィルタの帯域幅を変えて発
振器を共用したHDTV放送用とNTSC放送用の2つ
の検波器に入力して、復調信号に応じて前記バンドパス
フィルタの帯域幅と検波器を切り換えることでHDTV
放送波とNTSC放送波を受信するものである。
【0010】
【作用】本発明は上記構成により、チューナと選局回路
と検波器の発振器を共用することにより回路規模は従来
より小さくなり、かつ発振器が一つであるために従来の
ような干渉が発生しない高性能で低価格の受信機を提供
できる。
と検波器の発振器を共用することにより回路規模は従来
より小さくなり、かつ発振器が一つであるために従来の
ような干渉が発生しない高性能で低価格の受信機を提供
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について図面
を用いて説明する。
を用いて説明する。
【0012】図1は第一の実施例を表すブロック図であ
る。端子1にはCATV伝送路から送られてきたHDT
V放送波とNTSC放送波が入力される。これらの信号
は例えば図7のように周波数配置されている。搬送波4
4、46はNTSC放送の映像搬送波を表し、搬送波4
5、47はNTSC放送の音声搬送波を表し、搬送波4
8、49はHDTV放送の搬送波を表しており、スペク
トル50、51、52、53は信号のスペクトルを表し
ている。
る。端子1にはCATV伝送路から送られてきたHDT
V放送波とNTSC放送波が入力される。これらの信号
は例えば図7のように周波数配置されている。搬送波4
4、46はNTSC放送の映像搬送波を表し、搬送波4
5、47はNTSC放送の音声搬送波を表し、搬送波4
8、49はHDTV放送の搬送波を表しており、スペク
トル50、51、52、53は信号のスペクトルを表し
ている。
【0013】現在、検討されているHDTV放送のひと
つとしてMUSE方式の圧縮信号を用いてVSB−AM
変調を行なったときには、従来のNTSC放送波にくら
べて2倍の伝送帯域を必要としている。従って、搬送波
44と搬送波46の周波数間隔は6MHzであるが、搬
送波48と搬送波49の周波数間隔は12MHzであ
る。
つとしてMUSE方式の圧縮信号を用いてVSB−AM
変調を行なったときには、従来のNTSC放送波にくら
べて2倍の伝送帯域を必要としている。従って、搬送波
44と搬送波46の周波数間隔は6MHzであるが、搬
送波48と搬送波49の周波数間隔は12MHzであ
る。
【0014】これらの信号はチューナ2で選局回路26
からの選局信号によって希望チャンネルに選局して、中
間周波信号に変換する。中間周波信号は、HDTV放送
波占有帯域幅に等しい通過帯域をもつバンドパスフィル
タ3と、NTSC放送波占有帯域幅に等しい通過帯域を
もつバンドパスフィルタ4とに供給される。希望信号が
NTSC放送波であった場合にはバンドパスフィルタ4
で帯域制限した後にNTSC検波器21に供給して、検
波出力を端子19から得る。
からの選局信号によって希望チャンネルに選局して、中
間周波信号に変換する。中間周波信号は、HDTV放送
波占有帯域幅に等しい通過帯域をもつバンドパスフィル
タ3と、NTSC放送波占有帯域幅に等しい通過帯域を
もつバンドパスフィルタ4とに供給される。希望信号が
NTSC放送波であった場合にはバンドパスフィルタ4
で帯域制限した後にNTSC検波器21に供給して、検
波出力を端子19から得る。
【0015】この時、発振器22は中間周波信号の映像
搬送波に周波数位相同期している。このNTSC検波器
21は例えば、市販のAN5101SCなどが使用でき
る。
搬送波に周波数位相同期している。このNTSC検波器
21は例えば、市販のAN5101SCなどが使用でき
る。
【0016】このNTSC検波器21からはAFC信号
24aが取り出されチューナ2に帰還される。一方、N
TSC検波器21からはAGC信号23aがスイッチ2
5を介してチューナ2に帰還される。
24aが取り出されチューナ2に帰還される。一方、N
TSC検波器21からはAGC信号23aがスイッチ2
5を介してチューナ2に帰還される。
【0017】また、希望信号がHDTV放送波である場
合は、バンドパスフィルタ3からの出力信号をAM検波
器13に供給する。一方、NTSC検波器21にも同時
に信号が供給されている為に、発振器22は搬送波に周
波数位相同期している。この信号を可変移相器14を介
して発振信号を移相してAM検波器13に供給する。
合は、バンドパスフィルタ3からの出力信号をAM検波
器13に供給する。一方、NTSC検波器21にも同時
に信号が供給されている為に、発振器22は搬送波に周
波数位相同期している。この信号を可変移相器14を介
して発振信号を移相してAM検波器13に供給する。
【0018】AM検波器13からはHDTV放送波の復
調信号が得られ、端子17から出力される。この時、A
M検波器13の入力信号と発振信号の位相差がπ/2か
らずれていることがある。このために検波出力をレベル
設定器9に入力し、予め設定される電圧5と比較してそ
の結果をローパスフィルタ8で低周波信号のみを取り出
し、その信号によってAM検波器7への入力信号を抜き
取る抜取回路6を動作させる。
調信号が得られ、端子17から出力される。この時、A
M検波器13の入力信号と発振信号の位相差がπ/2か
らずれていることがある。このために検波出力をレベル
設定器9に入力し、予め設定される電圧5と比較してそ
の結果をローパスフィルタ8で低周波信号のみを取り出
し、その信号によってAM検波器7への入力信号を抜き
取る抜取回路6を動作させる。
【0019】抜取回路6からの出力信号はAM検波器7
に供給され、このAM検波回路7にて、可変移相器14
から出力されπ/2移相器12を介して注入した発振信
号で検波を行う。
に供給され、このAM検波回路7にて、可変移相器14
から出力されπ/2移相器12を介して注入した発振信
号で検波を行う。
【0020】ここで入力信号と発振信号がずれている時
の様子を図9と図10に示す。図9は、入力のAM信号
75が本来の検波軸であるI軸、つまり発振信号のベク
トルとψずれている時に、その検波出力はVI77にな
り、同時に直交軸のQ軸にはVQ76になることを示し
ている。逆に、入力のAM信号78が本来の検波軸であ
るI軸、つまり発振信号のベクトルと−ψずれている時
には、図10に示す通り、その検波出力はVI79にな
り、同時に直交軸のQ軸には−VQ80になる。したが
って、発振信号の検波軸が回転していると直交軸には位
相差に応じた信号が取り出せる。
の様子を図9と図10に示す。図9は、入力のAM信号
75が本来の検波軸であるI軸、つまり発振信号のベク
トルとψずれている時に、その検波出力はVI77にな
り、同時に直交軸のQ軸にはVQ76になることを示し
ている。逆に、入力のAM信号78が本来の検波軸であ
るI軸、つまり発振信号のベクトルと−ψずれている時
には、図10に示す通り、その検波出力はVI79にな
り、同時に直交軸のQ軸には−VQ80になる。したが
って、発振信号の検波軸が回転していると直交軸には位
相差に応じた信号が取り出せる。
【0021】このAM検波器7の出力信号をレベル比較
器10にて基準設定電圧11と比較し、この比較結果で
可変移相器14の位相を変えるように帰還をかけると、
入力信号と発振信号の位相差を常にπ/2に制御でき
る。
器10にて基準設定電圧11と比較し、この比較結果で
可変移相器14の位相を変えるように帰還をかけると、
入力信号と発振信号の位相差を常にπ/2に制御でき
る。
【0022】一方、HDTV放送波を復調するためには
MUSEデコーダを端子17に接続するが、従来の衛星
放送受信に使用していた同期信号、例えば図14に示す
キードパルスと呼ばれる1フィールドごとに発生する負
極性パルス、を利用して端子18からHDTV検出回路
20にこのキードパルス101を入力してこのパルスの
有無によってHDTV放送を受信したか否かを検出す
る。検出方法はキードパルスを積分する方法や振幅比較
する方法などがある。
MUSEデコーダを端子17に接続するが、従来の衛星
放送受信に使用していた同期信号、例えば図14に示す
キードパルスと呼ばれる1フィールドごとに発生する負
極性パルス、を利用して端子18からHDTV検出回路
20にこのキードパルス101を入力してこのパルスの
有無によってHDTV放送を受信したか否かを検出す
る。検出方法はキードパルスを積分する方法や振幅比較
する方法などがある。
【0023】さらにキードパルスはタイミング制御回路
16に入力され、MUSE復調信号の基準レベルの期間
にサンプルホールドできるパルスに波形整形されてAG
C信号発生回路15で検波信号を抜き取り、AGC信号
発生回路15からAGC信号23bをスイッチ25に供
給する。
16に入力され、MUSE復調信号の基準レベルの期間
にサンプルホールドできるパルスに波形整形されてAG
C信号発生回路15で検波信号を抜き取り、AGC信号
発生回路15からAGC信号23bをスイッチ25に供
給する。
【0024】タイミング制御回路16とAGC信号発生
回路15の具体的な回路を図8に示す。同期信号である
キードパルスは端子18に入力され、抵抗54、56、
58、59、61、64とコンデンサ57、62とトラ
ンジスタ55、60、63で構成される増幅器で増幅と
レベル変換を行い、ゲート66と抵抗67、コンデンサ
68、NANDゲート69でパルスのタイミングを調整
する。
回路15の具体的な回路を図8に示す。同期信号である
キードパルスは端子18に入力され、抵抗54、56、
58、59、61、64とコンデンサ57、62とトラ
ンジスタ55、60、63で構成される増幅器で増幅と
レベル変換を行い、ゲート66と抵抗67、コンデンサ
68、NANDゲート69でパルスのタイミングを調整
する。
【0025】さらに検波出力信号は出力17よりアナロ
グスイッチ70と負荷71でサンプルホールドして信号
を抜き取り、出力バッファのアンプ72、73でAGC
信号を発生する。設定電圧74はAGC開始電圧を設定
している。
グスイッチ70と負荷71でサンプルホールドして信号
を抜き取り、出力バッファのアンプ72、73でAGC
信号を発生する。設定電圧74はAGC開始電圧を設定
している。
【0026】スイッチ25には、NTSC検波器21の
AGC信号23aと、HDTV放送波を検波した時のA
GC信号23bが供給されるが、HDTV検出回路20
からの制御信号によってHDTV側のAGC信号がチュ
ーナ2に供給されて受信される。
AGC信号23aと、HDTV放送波を検波した時のA
GC信号23bが供給されるが、HDTV検出回路20
からの制御信号によってHDTV側のAGC信号がチュ
ーナ2に供給されて受信される。
【0027】このように本発明では検波器の発振器を共
用してHDTV放送とNTSC放送を受信、復調するこ
とが可能であり、HDTV放送とNTSC放送を識別し
て検波器を切り換えるとともに、検波軸を入力信号に一
致させることが可能になる放送受信装置を提供できる。
用してHDTV放送とNTSC放送を受信、復調するこ
とが可能であり、HDTV放送とNTSC放送を識別し
て検波器を切り換えるとともに、検波軸を入力信号に一
致させることが可能になる放送受信装置を提供できる。
【0028】図2は、本発明の第2の実施例を表すブロ
ック図である。端子1には、第1の実施例と同じくCA
TV伝送路から送られてきたHDTV放送波とNTSC
放送波が入力される。
ック図である。端子1には、第1の実施例と同じくCA
TV伝送路から送られてきたHDTV放送波とNTSC
放送波が入力される。
【0029】これらの信号はチューナ2で選局回路26
からの選局信号によって希望チャンネルに選局され、中
間周波信号に変換される。中間周波信号はHDTV放送
波占有帯域幅と等しい通過帯域をもつバンドパスフィル
タ3と帯域制限フィルタ27に供給される。希望信号が
NTSC放送波であった場合には帯域制限フィルタ27
で帯域制限した後にNTSC検波器21に供給して、検
波出力を端子19から得る。
からの選局信号によって希望チャンネルに選局され、中
間周波信号に変換される。中間周波信号はHDTV放送
波占有帯域幅と等しい通過帯域をもつバンドパスフィル
タ3と帯域制限フィルタ27に供給される。希望信号が
NTSC放送波であった場合には帯域制限フィルタ27
で帯域制限した後にNTSC検波器21に供給して、検
波出力を端子19から得る。
【0030】この時、発振器22は中間周波信号の映像
搬送波に周波数位相同期している。このNTSC検波器
21は例えば、市販のAN5101SCなどが使用でき
る。
搬送波に周波数位相同期している。このNTSC検波器
21は例えば、市販のAN5101SCなどが使用でき
る。
【0031】このNTSC検波器21からはAFC信号
24aが取り出されチューナ2に帰還される。一方、N
TSC検波器21からはAGC信号23aがスイッチ2
5を介してチューナ2に帰還される。
24aが取り出されチューナ2に帰還される。一方、N
TSC検波器21からはAGC信号23aがスイッチ2
5を介してチューナ2に帰還される。
【0032】また、希望信号がHDTV放送波である場
合は帯域制限フィルタ27からの出力信号を遅延回路2
8を介してAM検波器13に供給する。一方、NTSC
検波器21にも同時に信号が供給されている為に、発振
器22は搬送波に周波数位相同期している。この信号を
可変移相器14を介して発振信号を移相してAM検波器
13に供給する。
合は帯域制限フィルタ27からの出力信号を遅延回路2
8を介してAM検波器13に供給する。一方、NTSC
検波器21にも同時に信号が供給されている為に、発振
器22は搬送波に周波数位相同期している。この信号を
可変移相器14を介して発振信号を移相してAM検波器
13に供給する。
【0033】AM検波器13からはHDTV放送波の復
調信号が得られ、端子17から出力される。この時、A
M検波器13の入力信号と発振信号の位相差がπ/2か
らずれていることがある。このために検波出力をレベル
設定器9に入力し、予め設定される電圧5と比較してそ
の結果をローパスフィルタ8により低周波信号のみを取
り出し、その信号によってAM検波器7の入力信号を抜
き取る抜取回路6を動作させる。
調信号が得られ、端子17から出力される。この時、A
M検波器13の入力信号と発振信号の位相差がπ/2か
らずれていることがある。このために検波出力をレベル
設定器9に入力し、予め設定される電圧5と比較してそ
の結果をローパスフィルタ8により低周波信号のみを取
り出し、その信号によってAM検波器7の入力信号を抜
き取る抜取回路6を動作させる。
【0034】抜取回路6からの出力信号はAM検波器7
に供給され、可変移相器14から出力されπ/2移相器
12を介して注入した発振信号で検波を行う。ここで、
入力信号と発振信号がずれている時の様子は第1の実施
例で説明したので省略する。これにより発振信号の検波
軸が回転していると直交軸には位相差に応じた信号が取
り出せる。
に供給され、可変移相器14から出力されπ/2移相器
12を介して注入した発振信号で検波を行う。ここで、
入力信号と発振信号がずれている時の様子は第1の実施
例で説明したので省略する。これにより発振信号の検波
軸が回転していると直交軸には位相差に応じた信号が取
り出せる。
【0035】AM検波器7の出力信号はレベル比較器1
0にて基準設定電圧11と比較され、この比較結果で可
変移相器14の位相を変えるように帰還をかけると、入
力信号と発振信号の位相差を常にπ/2に制御できる。
0にて基準設定電圧11と比較され、この比較結果で可
変移相器14の位相を変えるように帰還をかけると、入
力信号と発振信号の位相差を常にπ/2に制御できる。
【0036】一方、HDTV放送波を復調するためにM
USEデコーダを端子17に接続するが、従来の衛星放
送受信に使用していた同期信号、例えば図14に示すキ
ードパルスと呼ばれる1フィールドごとに発生する負極
性パルス、を利用して端子18からHDTV検出回路2
0にこのキードパルス101を入力してこのパルスの有
無によってHDTV放送を受信したか否かを検出する。
検出方法はキードパルスを積分する方法や振幅比較する
方法などがある。
USEデコーダを端子17に接続するが、従来の衛星放
送受信に使用していた同期信号、例えば図14に示すキ
ードパルスと呼ばれる1フィールドごとに発生する負極
性パルス、を利用して端子18からHDTV検出回路2
0にこのキードパルス101を入力してこのパルスの有
無によってHDTV放送を受信したか否かを検出する。
検出方法はキードパルスを積分する方法や振幅比較する
方法などがある。
【0037】さらにキードパルスはタイミング制御回路
16に入力され、MUSE復調信号の基準レベルの期間
にサンプルホールドできるパルスに波形整形されてAG
C信号発生回路15で検波信号を抜き取り、AGC信号
発生回路15からAGC信号23bをスイッチ25に供
給する。
16に入力され、MUSE復調信号の基準レベルの期間
にサンプルホールドできるパルスに波形整形されてAG
C信号発生回路15で検波信号を抜き取り、AGC信号
発生回路15からAGC信号23bをスイッチ25に供
給する。
【0038】また、HDTV検出回路20からの出力信
号により、この値に応じて帯域制限フィルタ27の帯域
を制御する。HDTV放送受信の時には帯域制限フィル
タ27の帯域を広帯域にする。またNTSC放送受信時
には、隣接に存在する搬送波の周波数にノッチフィルタ
を構成して帯域制限するように動作する。
号により、この値に応じて帯域制限フィルタ27の帯域
を制御する。HDTV放送受信の時には帯域制限フィル
タ27の帯域を広帯域にする。またNTSC放送受信時
には、隣接に存在する搬送波の周波数にノッチフィルタ
を構成して帯域制限するように動作する。
【0039】図11に、HDTV放送波のスペクトル8
1、搬送波85と、NTSC放送の希望波の音声搬送波
84と、上側隣接映像搬送波83、上側隣接音声搬送波
82の周波数配置を示す。
1、搬送波85と、NTSC放送の希望波の音声搬送波
84と、上側隣接映像搬送波83、上側隣接音声搬送波
82の周波数配置を示す。
【0040】図12は上述したノッチフィルタを実現し
た回路図を表す。バンドパスフィルタ3からの信号は、
コンデンサ88、89、91と抵抗87とコイル90で
隣接音声搬送波のノッチフィルタを構成し、コンデンサ
94、95、97とコイル96と抵抗93で隣接映像搬
送波のノッチフィルタを構成し、バイゾネータ92で希
望信号の音声搬送波のノッチフィルタが構成できるとき
に、コイル90、96とバイゾネータ92の接地端子を
ダイオード86を介して接地する。このダイオードを抵
抗98で切り換えることで、図13に示すように、HD
TV放送波のスペクトル81がスペクトル99に変化で
き、NTSC放送波を妨害を排除して受信できる。
た回路図を表す。バンドパスフィルタ3からの信号は、
コンデンサ88、89、91と抵抗87とコイル90で
隣接音声搬送波のノッチフィルタを構成し、コンデンサ
94、95、97とコイル96と抵抗93で隣接映像搬
送波のノッチフィルタを構成し、バイゾネータ92で希
望信号の音声搬送波のノッチフィルタが構成できるとき
に、コイル90、96とバイゾネータ92の接地端子を
ダイオード86を介して接地する。このダイオードを抵
抗98で切り換えることで、図13に示すように、HD
TV放送波のスペクトル81がスペクトル99に変化で
き、NTSC放送波を妨害を排除して受信できる。
【0041】また、タイミング制御回路16とAGC信
号発生回路15の具体的な回路は、第1の実施例と同じ
であるので省略する。
号発生回路15の具体的な回路は、第1の実施例と同じ
であるので省略する。
【0042】このように本発明では、検波器の発振器を
共用してHDTV放送とNTSC放送を受信、復調する
ことが可能であり、HDTV放送とNTSC放送を識別
して検波器を切り換えるとともに、中間周波フィルタが
一つで済み、検波軸を入力信号に一致させることが可能
になる放送受信装置を提供できる。
共用してHDTV放送とNTSC放送を受信、復調する
ことが可能であり、HDTV放送とNTSC放送を識別
して検波器を切り換えるとともに、中間周波フィルタが
一つで済み、検波軸を入力信号に一致させることが可能
になる放送受信装置を提供できる。
【0043】図3は、本発明の第3の実施例を表すブロ
ック図である。端子1には第1の実施例と同じくCAT
V伝送路から送られてきたHDTV放送波とNTSC放
送波が入力される。これらの信号は、チューナ2で選局
回路26からの選局信号によって希望チャンネルに選局
され、中間周波信号に変換される。中間周波信号は、H
DTV放送波占有帯域幅と等しい通過帯域をもつバンド
パスフィルタ3と、NTSC放送波占有帯域幅と等しい
通過帯域をもつバンドパスフィルタ4に供給される。
ック図である。端子1には第1の実施例と同じくCAT
V伝送路から送られてきたHDTV放送波とNTSC放
送波が入力される。これらの信号は、チューナ2で選局
回路26からの選局信号によって希望チャンネルに選局
され、中間周波信号に変換される。中間周波信号は、H
DTV放送波占有帯域幅と等しい通過帯域をもつバンド
パスフィルタ3と、NTSC放送波占有帯域幅と等しい
通過帯域をもつバンドパスフィルタ4に供給される。
【0044】希望信号がNTSC放送波であった場合に
はバンドパスフィルタ4を介してNTSC検波器21に
供給して、検波出力を端子19から得る。このNTSC
検波器21は例えば、市販されているAN5101SC
などを用いることができる。
はバンドパスフィルタ4を介してNTSC検波器21に
供給して、検波出力を端子19から得る。このNTSC
検波器21は例えば、市販されているAN5101SC
などを用いることができる。
【0045】このNTSC検波器21からはAFC信号
24aの信号が取り出され、スイッチ30を介してチュ
ーナ2に帰還される。一方、NTSC検波器21からは
AGC信号23aがスイッチ29を介してチューナ2に
帰還される。
24aの信号が取り出され、スイッチ30を介してチュ
ーナ2に帰還される。一方、NTSC検波器21からは
AGC信号23aがスイッチ29を介してチューナ2に
帰還される。
【0046】また、希望信号がHDTV放送波である場
合はバンドパスフィルタ3からの出力信号をAM検波器
13に供給する。このAM検波器13は従来の完全同期
検波器と同じ構成で良い。AM検波器13からはHDT
V放送波の復調信号が得られ、端子17から出力する。
合はバンドパスフィルタ3からの出力信号をAM検波器
13に供給する。このAM検波器13は従来の完全同期
検波器と同じ構成で良い。AM検波器13からはHDT
V放送波の復調信号が得られ、端子17から出力する。
【0047】一方、HDTV放送波を復調するためにM
USEデコーダを端子17に接続するが、従来の衛星放
送受信に使用していた同期信号、例えば図14に示すキ
ードパルスは、タイミング制御回路16に入力され、M
USE復調信号の基準レベルの期間にサンプルホールド
できるパルスに波形整形して、AGC信号発生回路15
で検波信号を抜き取り、AGC信号23bとしてスイッ
チ29に供給する。
USEデコーダを端子17に接続するが、従来の衛星放
送受信に使用していた同期信号、例えば図14に示すキ
ードパルスは、タイミング制御回路16に入力され、M
USE復調信号の基準レベルの期間にサンプルホールド
できるパルスに波形整形して、AGC信号発生回路15
で検波信号を抜き取り、AGC信号23bとしてスイッ
チ29に供給する。
【0048】タイミング制御回路16とAGC信号発生
回路15の具体的な回路は図8に示した構成で実現でき
るが、これらの動作は第1、第2の実施例と同じである
ので説明を省略する。
回路15の具体的な回路は図8に示した構成で実現でき
るが、これらの動作は第1、第2の実施例と同じである
ので説明を省略する。
【0049】この時、選局回路では予め受信するチャン
ネルがHDTV放送かNTSC放送かを入力することが
可能であり、選局と同時にスイッチ29、30はどちら
かに切り換えられる。また予め記憶しなくても復号した
画像を見て再生できた方に手動で切り換えても良い。
ネルがHDTV放送かNTSC放送かを入力することが
可能であり、選局と同時にスイッチ29、30はどちら
かに切り換えられる。また予め記憶しなくても復号した
画像を見て再生できた方に手動で切り換えても良い。
【0050】このように本発明では、簡単な構成でHD
TV放送とNTSC放送を受信、復調することが可能に
なり安価な放送受信装置を提供できる。
TV放送とNTSC放送を受信、復調することが可能に
なり安価な放送受信装置を提供できる。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、検波器の
発振器を共用することで発振器どうしの干渉を防ぐこと
ができ、また検波出力からの入力信号と発振信号との検
波軸のずれを補正することができ、さらに復調信号から
HDTV放送受信とNTSC放送受信を識別して検波
器、AGC、AFCを切り換えることができるために、
従来の受信機に比べて高性能で安価な放送受信装置が可
能になる。
発振器を共用することで発振器どうしの干渉を防ぐこと
ができ、また検波出力からの入力信号と発振信号との検
波軸のずれを補正することができ、さらに復調信号から
HDTV放送受信とNTSC放送受信を識別して検波
器、AGC、AFCを切り換えることができるために、
従来の受信機に比べて高性能で安価な放送受信装置が可
能になる。
【0052】なお、以上の説明では汎用のAM検波器を
用いて構成することは可能であり、さらに全体の回路を
集積化することも可能である。これにより、AM変調で
送られてきた占有帯域幅の異なる信号を最小の回路で受
信、選局し検波することが可能になる。
用いて構成することは可能であり、さらに全体の回路を
集積化することも可能である。これにより、AM変調で
送られてきた占有帯域幅の異なる信号を最小の回路で受
信、選局し検波することが可能になる。
【図1】本発明の第1の実施例における放送受信装置の
構成を表すブロック図
構成を表すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における放送受信装置の
構成を表すブロック図
構成を表すブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における放送受信装置の
構成を表すブロック図
構成を表すブロック図
【図4】従来の放送受信装置の構成を表すブロック図
【図5】NTSC放送波のスペクトル図
【図6】HDTV放送波のスペクトル図
【図7】CATV伝送路上のスペクトル図
【図8】実施例に係るタイミング制御回路16とAGC
信号発生回路15の回路図
信号発生回路15の回路図
【図9】入力信号が検波軸より進み位相の関係を表すベ
クトル図
クトル図
【図10】入力信号が検波軸より遅れ位相の関係を表す
ベクトル図
ベクトル図
【図11】中間周波数帯でのHDTV放送受信用フィル
タ特性と各搬送波の周波数配置図
タ特性と各搬送波の周波数配置図
【図12】ノッチフィルタの回路図
【図13】ノッチフィルタの帯域特性を表した図
【図14】キードパルスの波形を表す図
2 チューナ 3、4 バンドパスフィルタ 7、13 AM検波器 21 NTSC検波器 22 発振器 14 可変移相器 12 π/2移相器 15 AGC信号発生回路 16 タイミング制御回路 20 HDTV検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 大介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】占有帯域幅の異なる残留側波振幅変調波を
受信する受信装置であって、前記残留側波振幅変調波を
チューナで中間周波信号に変換し、この信号を2分岐し
て第1及び第2のバンドパスフィルタを介して各々第
1、第2の検波器に供給し、前記第1の検波器を構成す
る発振器から出力される前記中間周波信号に同期した発
振信号を可変移相器を介して前記第2の検波器、π/2
移相器を介して第3の検波器に供給し、前記第1の検波
器にて得られる周波数制御信号を前記チューナに帰還
し、前記第2の検波器から出力される検波信号振幅が所
定振幅を越えている間に前記第2のバンドパスフィルタ
を通過した信号を抜取回路で抜き取り、前記抜取回路か
らの出力を前記第3の検波器に供給してその検波出力を
所定値と比較し、この比較結果により前記可変移相器の
移相量を変化させ、一方前記第2の検波器の出力信号を
復調して得た同期信号で前記第2の検波器の出力信号の
振幅を間欠的に検出して利得制御信号を発生し、この利
得制御信号をスイッチを介して前記チューナに供給する
構成であることを特徴とする放送受信装置。 - 【請求項2】占有帯域幅の異なる残留側波振幅変調波を
受信する受信装置であって、前記残留側波振幅変調波を
チューナで中間周波信号に変換した後に広占有帯域幅の
信号が通過可能なバンドパスフィルタに供給し、この出
力を復調信号から得る制御信号により狭占有帯域幅に制
限される帯域制限フィルタに供給し、前記帯域制限フィ
ルタの出力を2分岐して、第1の検波器に及び、遅延回
路を介して第2の検波器に供給し、前記第1の検波器を
構成する発振器から出力される前記中間周波信号に同期
した発振信号を可変移相器を介して前記第2の検波器と
π/2移相器を介して第3の検波器に供給し、前記第1
の検波器から得られる周波数制御信号を前記チューナに
帰還し、前記第2の検波器の検波信号振幅が所定振幅を
越えている間に前記帯域制限フィルタを通過した信号を
抜取回路で抜き取り、この出力を前記第3の検波器に供
給して、この出力を所定値と比較し、その比較結果によ
り前記可変移相器の移相量を変化させ、一方前記第2の
検波器の出力信号を復調して得た同期信号で前記第2の
検波器の出力信号の振幅を間欠的に検出して利得制御信
号を発生し、この利得制御信号をスイッチを介して前記
チューナに供給する構成であることを特徴とする放送受
信装置。 - 【請求項3】占有帯域幅の異なる残留側波振幅変調波を
受信する受信装置であって、前記残留側波振幅変調波を
チューナで中間周波信号に変換した後に2分岐し、一方
は第1のバンドパスフィルタを介して第1の検波器に供
給され、この第1の検波器にて検波信号、利得制御信
号、周波数制御信号を生成し、他方の中間周波信号は第
2のバンドパスフィルタを介して第2の検波器に供給さ
れ、この第2の検波器にて検波信号、周波数制御信号を
生成し、前記第2の検波器の検波出力信号から復号した
同期信号で前記第2の検波器の検波出力信号の振幅を間
欠的に検出して利得制御信号を発生し、予め選局回路に
記憶しておいた占有帯域幅の違いに応じた制御信号によ
って、前記異なる2つの周波数制御信号、及び利得制御
信号を各々切り替え、この切り替えられた信号を前記チ
ューナに供給する構成であることを特徴とする放送受信
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341917A JPH06189220A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4341917A JPH06189220A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189220A true JPH06189220A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18349753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4341917A Pending JPH06189220A (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | 放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06189220A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5485216A (en) * | 1993-08-18 | 1996-01-16 | Goldstar Co., Ltd. | Video format conversion apparatus for high definition television |
KR100515551B1 (ko) * | 1996-12-19 | 2006-01-27 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 방송수신장치 |
US7363648B2 (en) | 2000-02-14 | 2008-04-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Cable modem tuner |
-
1992
- 1992-12-22 JP JP4341917A patent/JPH06189220A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5485216A (en) * | 1993-08-18 | 1996-01-16 | Goldstar Co., Ltd. | Video format conversion apparatus for high definition television |
KR100515551B1 (ko) * | 1996-12-19 | 2006-01-27 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 방송수신장치 |
US7363648B2 (en) | 2000-02-14 | 2008-04-22 | Sharp Kabushiki Kaisha | Cable modem tuner |
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