JPH06186805A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH06186805A JPH06186805A JP4355746A JP35574692A JPH06186805A JP H06186805 A JPH06186805 A JP H06186805A JP 4355746 A JP4355746 A JP 4355746A JP 35574692 A JP35574692 A JP 35574692A JP H06186805 A JPH06186805 A JP H06186805A
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- image forming
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- forming apparatus
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Abstract
(57)【要約】
【目的】定位置に固定された制御装置と感光ドラムの軸
方向に沿って移動する表面電位センサとを接続するケー
ブルが、可動部材に振れて損傷したりすることを防止す
るとともに現像器側のトナーが表面電位センサを汚すこ
とを防止する。 【構成】感光ドラム3の回転軸3a方向に敷設したレー
ル36に沿って移動可能にホルダー41を配設し、ホル
ダー41に表面電位センサ31を取り付ける。ホルダー
41に螺合するリードスクリュー42を正逆回転させて
ホルダー41を介して表面電位センサ31を左右に移動
させる。表面電位センサ31と、定位置に固定した制御
装置34との間をケーブル32によって接続する。表面
電位センサ31が、制御装置34に近いときにはケーブ
ルの中間部はループ状のたるみ部分32bが大きく形成
され、リードスクリュー42等に振れて損傷しがちとな
る。規制部材31を現像器7との間に配置し、たるみ部
分32bの姿勢が大きく崩れるのを防止するとともに、
現像器7からのトナーの侵入を防止する。
方向に沿って移動する表面電位センサとを接続するケー
ブルが、可動部材に振れて損傷したりすることを防止す
るとともに現像器側のトナーが表面電位センサを汚すこ
とを防止する。 【構成】感光ドラム3の回転軸3a方向に敷設したレー
ル36に沿って移動可能にホルダー41を配設し、ホル
ダー41に表面電位センサ31を取り付ける。ホルダー
41に螺合するリードスクリュー42を正逆回転させて
ホルダー41を介して表面電位センサ31を左右に移動
させる。表面電位センサ31と、定位置に固定した制御
装置34との間をケーブル32によって接続する。表面
電位センサ31が、制御装置34に近いときにはケーブ
ルの中間部はループ状のたるみ部分32bが大きく形成
され、リードスクリュー42等に振れて損傷しがちとな
る。規制部材31を現像器7との間に配置し、たるみ部
分32bの姿勢が大きく崩れるのを防止するとともに、
現像器7からのトナーの侵入を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に係り、詳
しくは感光ドラムの表面の電位や反射濃度を測定する装
置に関する。
機、レーザビームプリンタ等の画像形成装置に係り、詳
しくは感光ドラムの表面の電位や反射濃度を測定する装
置に関する。
【0002】
〈従来の技術1〉図7は、従来の画像形成装置の概略を
示す断面図である。
示す断面図である。
【0003】画像形成装置1の装置本体2のほぼ中央に
は、矢印R1方向に回転自在に支持された感光ドラム
(像担持体)3が配置されている。感光ドラム3の周囲
には、その回転方向に沿って、順に、一次帯電器(帯電
手段)5、露光装置(露光手段)6、現像器(現像手
段)7、転写分離帯電器9、クリーニング装置10が配
設されている。
は、矢印R1方向に回転自在に支持された感光ドラム
(像担持体)3が配置されている。感光ドラム3の周囲
には、その回転方向に沿って、順に、一次帯電器(帯電
手段)5、露光装置(露光手段)6、現像器(現像手
段)7、転写分離帯電器9、クリーニング装置10が配
設されている。
【0004】一方、画像形成対象となる転写材Pを搬送
する給紙搬送系は、上流側(同図右方)から下流側(同
図左方)にかけて順に、転写材Pを積載する給紙カセッ
ト11、給紙デッキ12等の給紙部、給紙部から転写材
Pを給紙する給紙ローラ13、タイミングを合わせて感
光ドラム3に転写材Pを供給するレジストローラ15、
トナー像転写後の転写材を定着器17に搬送する搬送部
材16、トナー像定着後の転写材Pを搬送する排出部材
19、装置本体2の外部に排出された転写材Pを積載す
る排紙トレイ20が配置されている。
する給紙搬送系は、上流側(同図右方)から下流側(同
図左方)にかけて順に、転写材Pを積載する給紙カセッ
ト11、給紙デッキ12等の給紙部、給紙部から転写材
Pを給紙する給紙ローラ13、タイミングを合わせて感
光ドラム3に転写材Pを供給するレジストローラ15、
トナー像転写後の転写材を定着器17に搬送する搬送部
材16、トナー像定着後の転写材Pを搬送する排出部材
19、装置本体2の外部に排出された転写材Pを積載す
る排紙トレイ20が配置されている。
【0005】画像形成に際し、矢印R1方向に回転する
感光ドラム3は、一次帯電器5によって一様に帯電さ
れ、露光装置6の露光によって静電潜像が形成される。
感光ドラム3上に形成された静電潜像は、現像器7によ
ってトナーが付着されトナー像となる。トナー像は、給
紙部から給紙ローラ13、レジストローラ15等を介し
て感光ドラム3に供給された転写材P上に、転写分離帯
電器9によって、転写される。トナー像が転写された転
写材Pは、搬送部材16によって、定着器17に搬送さ
れ、ここでトナー像が加熱加圧を受けて定着される。ト
ナー像が定着された転写材Pは、排出部材19によっ
て、排紙トレイ20上に排紙される。
感光ドラム3は、一次帯電器5によって一様に帯電さ
れ、露光装置6の露光によって静電潜像が形成される。
感光ドラム3上に形成された静電潜像は、現像器7によ
ってトナーが付着されトナー像となる。トナー像は、給
紙部から給紙ローラ13、レジストローラ15等を介し
て感光ドラム3に供給された転写材P上に、転写分離帯
電器9によって、転写される。トナー像が転写された転
写材Pは、搬送部材16によって、定着器17に搬送さ
れ、ここでトナー像が加熱加圧を受けて定着される。ト
ナー像が定着された転写材Pは、排出部材19によっ
て、排紙トレイ20上に排紙される。
【0006】一方、転写材Pに転写されないで転写材P
上に残った残留トナーは、クリーニング装置10によっ
て除去される。
上に残った残留トナーは、クリーニング装置10によっ
て除去される。
【0007】上述の画像形成装置には、露光手段6と現
像器7との間に、感光ドラム3の表面電位を検知するた
めの表面電位測定装置21が配置されている。この表面
電位測定装置21の測定結果にも基づいて、一次帯電器
5の帯電量や現像器7の現像バイアス値を制御し、測定
後に均一な画像を得るようにしている。
像器7との間に、感光ドラム3の表面電位を検知するた
めの表面電位測定装置21が配置されている。この表面
電位測定装置21の測定結果にも基づいて、一次帯電器
5の帯電量や現像器7の現像バイアス値を制御し、測定
後に均一な画像を得るようにしている。
【0008】図8に、従来の表面電位測定装置21の縦
断面を示す。表面電位測定装置21は、表面電位センサ
22と、これを固定的に支持する部材によって構成され
ている。画像形成装置本体2に固定された取付部材23
には、ブランク露光器25を支持するブランクステー2
6が取り付けられており、このブランクステー26に取
り付けたセンサ板27によって、表面電位センサ22は
支持されている。表面電位センサ22は、その測定部が
微小間隔を介して感光ドラム3表面に対向するととも
に、下流側の現像器7との間に配置された飛散防止板2
9によって、現像器7側からの飛散トナーが表面電位セ
ンサ22側に侵入するのを防止している。
断面を示す。表面電位測定装置21は、表面電位センサ
22と、これを固定的に支持する部材によって構成され
ている。画像形成装置本体2に固定された取付部材23
には、ブランク露光器25を支持するブランクステー2
6が取り付けられており、このブランクステー26に取
り付けたセンサ板27によって、表面電位センサ22は
支持されている。表面電位センサ22は、その測定部が
微小間隔を介して感光ドラム3表面に対向するととも
に、下流側の現像器7との間に配置された飛散防止板2
9によって、現像器7側からの飛散トナーが表面電位セ
ンサ22側に侵入するのを防止している。
【0009】従来、このような表面電位センサ22は、
感光ドラム3の回転軸に沿った方向に1箇所だけ固定配
置され、感光ドラム3の表面電位を測定し、さらにこの
測定結果(読取り情報)に基づいて制御装置によって、
帯電量、現像バイアス値を最適化するようにしていた。 〈従来の技術2〉図10に従来の画像形成装置を示す。
61は像担持体である感光ドラムで、矢印R1方向に回
転する。62は感光ドラム1の表面を一様に帯電させる
ための帯電器である。帯電器62はワイヤとグリッドと
から構成されている。63は帯電器62による帯電の前
段階で感光ドラム61の表面電位を0V近傍に近付ける
ための除電ランプである。65はレーザ光源、コリメー
ターレンズ、ポリゴンミラー等からなる光学系(露光手
段)である。66は感光ドラム61上の潜像を可視像す
るための現像器である。67は感光ドラム61の表面に
残ったトナーを回収するクリーナである。69は記録材
Pをドラム状の転写シート69aで保持し、搬送を行い
ながら、感光ドラム61上のトナー画像を記録材P上に
転写させる転写搬送装置である。70は転写帯電器であ
る。71は現像器66内に収納されている画像形成用の
トナー及びキャリアの混合比率を検知するトナー濃度セ
ンサであり、トナーは負、キャリアは正にそれぞれ帯電
している。72は感光ドラムの表面状態を検知する手段
である表面電位検知器である。73は所定のパターンで
あるテストパッチ(テストパターン)Ptを読み取るL
EDセンサ(反射光量検知手段)であり、75はLED
センサ73で得られた出力電圧を濃度に変換するための
濃度変換回路である。76は中央演算回路であり、上記
の各検知情報を管理し各画像形成条件を制御する。
感光ドラム3の回転軸に沿った方向に1箇所だけ固定配
置され、感光ドラム3の表面電位を測定し、さらにこの
測定結果(読取り情報)に基づいて制御装置によって、
帯電量、現像バイアス値を最適化するようにしていた。 〈従来の技術2〉図10に従来の画像形成装置を示す。
61は像担持体である感光ドラムで、矢印R1方向に回
転する。62は感光ドラム1の表面を一様に帯電させる
ための帯電器である。帯電器62はワイヤとグリッドと
から構成されている。63は帯電器62による帯電の前
段階で感光ドラム61の表面電位を0V近傍に近付ける
ための除電ランプである。65はレーザ光源、コリメー
ターレンズ、ポリゴンミラー等からなる光学系(露光手
段)である。66は感光ドラム61上の潜像を可視像す
るための現像器である。67は感光ドラム61の表面に
残ったトナーを回収するクリーナである。69は記録材
Pをドラム状の転写シート69aで保持し、搬送を行い
ながら、感光ドラム61上のトナー画像を記録材P上に
転写させる転写搬送装置である。70は転写帯電器であ
る。71は現像器66内に収納されている画像形成用の
トナー及びキャリアの混合比率を検知するトナー濃度セ
ンサであり、トナーは負、キャリアは正にそれぞれ帯電
している。72は感光ドラムの表面状態を検知する手段
である表面電位検知器である。73は所定のパターンで
あるテストパッチ(テストパターン)Ptを読み取るL
EDセンサ(反射光量検知手段)であり、75はLED
センサ73で得られた出力電圧を濃度に変換するための
濃度変換回路である。76は中央演算回路であり、上記
の各検知情報を管理し各画像形成条件を制御する。
【0010】図11は、LEDセンサ73の拡大図であ
り、77は発光素子としてのLED、79は受光素子と
してのフォトダイオード、90は透光性の防塵部材でこ
こではアクリル板を使用している。
り、77は発光素子としてのLED、79は受光素子と
してのフォトダイオード、90は透光性の防塵部材でこ
こではアクリル板を使用している。
【0011】次に画像形成の順序を追って説明する。図
10において、感光ドラム61に一様に帯電器62によ
り帯電が行われる。次に、光学系65より光像が露光さ
れるが、この光像は不図示の原稿読み取りのスキャナに
より走査読み取りされ画像処理された信号に基づいて感
光ドラム61上に電位的な潜像を形成する。この潜像は
次いで現像器66によりトナーで現像され可視像とな
る。その後のトナー像は転写帯電器70により転写材P
に転写される。以上の工程が、現像器66が移動、回転
することにより、あるいは4色固定式の場合は順次、各
色マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4工程につ
いて行われ、フルカラー像が得られる。一方、中央演算
回路76からは、所定の間隔でテストパッチPtの出力
が指示されて上述の工程と同様にしてテストパッチPt
が感光ドラム上に形成される。このテストパッチPtは
所定の濃度をもった1つもしくは複数のパッチで構成さ
れる。検知されたトナー濃度は中央演算回路76で演算
処理され画像形成手段の画像形成条件、例えば帯電電
位、LUT、トナー濃度、転写電流等を制御する。
10において、感光ドラム61に一様に帯電器62によ
り帯電が行われる。次に、光学系65より光像が露光さ
れるが、この光像は不図示の原稿読み取りのスキャナに
より走査読み取りされ画像処理された信号に基づいて感
光ドラム61上に電位的な潜像を形成する。この潜像は
次いで現像器66によりトナーで現像され可視像とな
る。その後のトナー像は転写帯電器70により転写材P
に転写される。以上の工程が、現像器66が移動、回転
することにより、あるいは4色固定式の場合は順次、各
色マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの4工程につ
いて行われ、フルカラー像が得られる。一方、中央演算
回路76からは、所定の間隔でテストパッチPtの出力
が指示されて上述の工程と同様にしてテストパッチPt
が感光ドラム上に形成される。このテストパッチPtは
所定の濃度をもった1つもしくは複数のパッチで構成さ
れる。検知されたトナー濃度は中央演算回路76で演算
処理され画像形成手段の画像形成条件、例えば帯電電
位、LUT、トナー濃度、転写電流等を制御する。
【0012】
〈第1の発明の課題〉しかしながら、上述の従来の技術
1によると、回転する感光ドラム3の回転軸に沿った方
向に対して、表面電位センサ22が固定的に配設されて
いるので、感光ドラム3の一部分の測定、すなわち、表
面電位センサ22が対向する部分の帯電量しか測定する
ことができず、感光ドラム3の表面全体の状態を検知す
ることができないといった問題があった。また、この問
題を解決すべく、表面電位センサ22を感光ドラム3の
回転軸に沿って移動させた場合には、表面電位センサ2
2による読取り情報を制御装置に伝達するために、ケー
ブル等の可撓性を有する伝達部材によって両者を接続す
る必要があるが、例えば、表面電位センサ22の移動位
置が制御装置に近い時には伝達部材に大きなループ状の
たるみ部分が形成されてしまい、このたるみ部分が表面
電位センサ22を移動させるための可動部分に振れて、
損傷したり、可動が停止されたりするおそれがある。
1によると、回転する感光ドラム3の回転軸に沿った方
向に対して、表面電位センサ22が固定的に配設されて
いるので、感光ドラム3の一部分の測定、すなわち、表
面電位センサ22が対向する部分の帯電量しか測定する
ことができず、感光ドラム3の表面全体の状態を検知す
ることができないといった問題があった。また、この問
題を解決すべく、表面電位センサ22を感光ドラム3の
回転軸に沿って移動させた場合には、表面電位センサ2
2による読取り情報を制御装置に伝達するために、ケー
ブル等の可撓性を有する伝達部材によって両者を接続す
る必要があるが、例えば、表面電位センサ22の移動位
置が制御装置に近い時には伝達部材に大きなループ状の
たるみ部分が形成されてしまい、このたるみ部分が表面
電位センサ22を移動させるための可動部分に振れて、
損傷したり、可動が停止されたりするおそれがある。
【0013】そこで、第1の発明は、表面電位センサ
を、像担持体の軸方向に沿って移動可能とし、さらに制
御装置と表面電位センサを接続する伝達部材のたるみ部
分の姿勢を規制する規制部材を設けることによって、像
担持体の表面電位を精度よく検出し、しかも表面電位部
材の移動に伴う伝達部材の破損等が起こらないようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。 〈第2の発明の課題〉しかしながら、従来の技術2で述
べた構成によって画出し耐久を行っていくと、図12に
示すごとく、現像器側からのトナーTの飛散により防塵
部材90が汚れ、感光ドラム61上に形成されたテスト
パッチPtからの反射光量のうち防塵部材90を透過し
てフォトダイオード79に到達する光量が低下するとい
う問題があった。
を、像担持体の軸方向に沿って移動可能とし、さらに制
御装置と表面電位センサを接続する伝達部材のたるみ部
分の姿勢を規制する規制部材を設けることによって、像
担持体の表面電位を精度よく検出し、しかも表面電位部
材の移動に伴う伝達部材の破損等が起こらないようにし
た画像形成装置を提供することを目的とするものであ
る。 〈第2の発明の課題〉しかしながら、従来の技術2で述
べた構成によって画出し耐久を行っていくと、図12に
示すごとく、現像器側からのトナーTの飛散により防塵
部材90が汚れ、感光ドラム61上に形成されたテスト
パッチPtからの反射光量のうち防塵部材90を透過し
てフォトダイオード79に到達する光量が低下するとい
う問題があった。
【0014】また、防塵部材90は、清掃時にシルボン
紙等で防塵部材90の表面に付着したトナーを拭き取る
と、摩擦帯電によって正に帯電するため、現像器から飛
散する負帯電のトナーを引きつけやすく汚れの度合いが
さらに進行するという問題もある。
紙等で防塵部材90の表面に付着したトナーを拭き取る
と、摩擦帯電によって正に帯電するため、現像器から飛
散する負帯電のトナーを引きつけやすく汚れの度合いが
さらに進行するという問題もある。
【0015】そこで、第2の発明は、現像手段と、反射
光量検知手段の防塵部材との間に遮蔽部材を設ける等に
よって、防塵部材に不要なトナーが付着するのを防止
し、テストパターンからの反射光がトナーで汚れた防塵
部材によって遮られることを防止するようにした画像形
成装置を提供することを目的とするものである。 〈第3の発明の課題〉さらに、従来の技術2のよると、
テストパッチ(テストパターン)検出用センサとしてテ
ストパッチPt全体の反射光量に対して出力電圧変化を
起すを光電センサ(LEDセンサ)73を使用していた
ため、この光電センサ73は、テストパッチ全体の反射
光量は検出することができるものの、分光特性がカラー
トナーの持つそれぞれの特性に対応していないために、
各色のカラートナーが混合されている状態でテストパッ
チを同時に検知し、各色のトナー混合比を算出して例え
ばグレーバランスを求めるというようなことはできなか
った。また、転写材P上にテストパッチを形成させたも
のを一旦出力し、再度リーダーに読み取らせてカラーバ
ランスを検知させる方法が公知であるが、この方法では
正しくテストパッチをリーダーに乗せるという非常に煩
わしい操作が入るために余り実用的ではなかった。
光量検知手段の防塵部材との間に遮蔽部材を設ける等に
よって、防塵部材に不要なトナーが付着するのを防止
し、テストパターンからの反射光がトナーで汚れた防塵
部材によって遮られることを防止するようにした画像形
成装置を提供することを目的とするものである。 〈第3の発明の課題〉さらに、従来の技術2のよると、
テストパッチ(テストパターン)検出用センサとしてテ
ストパッチPt全体の反射光量に対して出力電圧変化を
起すを光電センサ(LEDセンサ)73を使用していた
ため、この光電センサ73は、テストパッチ全体の反射
光量は検出することができるものの、分光特性がカラー
トナーの持つそれぞれの特性に対応していないために、
各色のカラートナーが混合されている状態でテストパッ
チを同時に検知し、各色のトナー混合比を算出して例え
ばグレーバランスを求めるというようなことはできなか
った。また、転写材P上にテストパッチを形成させたも
のを一旦出力し、再度リーダーに読み取らせてカラーバ
ランスを検知させる方法が公知であるが、この方法では
正しくテストパッチをリーダーに乗せるという非常に煩
わしい操作が入るために余り実用的ではなかった。
【0016】そこで、第3の発明は、所定のパターンか
らの反射光を複数の分光波長において検出する検出手段
を設けることによって、最終的なカラーカラーバランス
を安定するようにした画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
らの反射光を複数の分光波長において検出する検出手段
を設けることによって、最終的なカラーカラーバランス
を安定するようにした画像形成装置を提供することを目
的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明(第1の発明ない
し第3の発明)は、上述事情に鑑みてなされたものであ
って、それぞれ以下のような構成をとる。 〈第1の発明の手段〉第1の発明は、回転自在に支持さ
れた像担持体と、該像担持体の周囲に配設された帯電手
段、露光手段及び現像手段と、これら露光手段と現像手
段との間に配置されて前記該像担持体の表面電位を測定
する表面電位測定装置と、該表面電位測定装置の出力に
よって、前記帯電手段、露光手段及び現像手段のうちの
少なくとも1つの画像形成条件を調整する制御装置とを
備えた画像形成装置において、前記表面電位測定装置
は、前記像担持体の表面に対向して該像担持体の表面電
位を検知する表面電位センサと、該表面電位センサを、
前記像担持体の回転軸方向に沿って移動させる移動手段
と、一端を前記制御装置側に接続するとともに、他端を
前記表面電位センサ側に接続して該表面電位センサの測
定情報を出力として前記制御手段に伝達する可撓性のあ
る伝達部材と、前記制御装置と前記表面電位センサとの
間に形成される前記伝達部材のたるみ部分の姿勢を規制
する規制部材と、を備えることを特徴とする。
し第3の発明)は、上述事情に鑑みてなされたものであ
って、それぞれ以下のような構成をとる。 〈第1の発明の手段〉第1の発明は、回転自在に支持さ
れた像担持体と、該像担持体の周囲に配設された帯電手
段、露光手段及び現像手段と、これら露光手段と現像手
段との間に配置されて前記該像担持体の表面電位を測定
する表面電位測定装置と、該表面電位測定装置の出力に
よって、前記帯電手段、露光手段及び現像手段のうちの
少なくとも1つの画像形成条件を調整する制御装置とを
備えた画像形成装置において、前記表面電位測定装置
は、前記像担持体の表面に対向して該像担持体の表面電
位を検知する表面電位センサと、該表面電位センサを、
前記像担持体の回転軸方向に沿って移動させる移動手段
と、一端を前記制御装置側に接続するとともに、他端を
前記表面電位センサ側に接続して該表面電位センサの測
定情報を出力として前記制御手段に伝達する可撓性のあ
る伝達部材と、前記制御装置と前記表面電位センサとの
間に形成される前記伝達部材のたるみ部分の姿勢を規制
する規制部材と、を備えることを特徴とする。
【0018】この場合、前記規制部材が、前記表面電位
測定装置と前記現像手段との間において、前記表面電位
センサの移動ストローク全体を覆うトナー飛散防止部材
を兼ねるようにしてもよい。 〈第2の発明の手段〉また、第2の発明は、像担持体の
表面に所定のパターンの静電潜像を形成する露光手段
と、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段
と、透光性の防塵部材を有するとともに該防塵部材を介
して前記現像されたパターンの反射光量を検出する反射
光量検知手段とを備えた画像形成装置において、前記現
像手段と、前記反射光量検知手段の防塵部材との間に、
前記現像手段側から前記防塵部材側にトナーが侵入する
のを防止する遮蔽板を配置してなる、ことを特徴とす
る。
測定装置と前記現像手段との間において、前記表面電位
センサの移動ストローク全体を覆うトナー飛散防止部材
を兼ねるようにしてもよい。 〈第2の発明の手段〉また、第2の発明は、像担持体の
表面に所定のパターンの静電潜像を形成する露光手段
と、該静電潜像にトナーを付着させて現像する現像手段
と、透光性の防塵部材を有するとともに該防塵部材を介
して前記現像されたパターンの反射光量を検出する反射
光量検知手段とを備えた画像形成装置において、前記現
像手段と、前記反射光量検知手段の防塵部材との間に、
前記現像手段側から前記防塵部材側にトナーが侵入する
のを防止する遮蔽板を配置してなる、ことを特徴とす
る。
【0019】この場合、前記遮蔽板の先端と前記像担持
体表面との間隙を5mm以下に設定したり、前記遮蔽板
と前記防塵部材との間隙を2mm以上に設定したりする
塗工的である。
体表面との間隙を5mm以下に設定したり、前記遮蔽板
と前記防塵部材との間隙を2mm以上に設定したりする
塗工的である。
【0020】像担持体の表面に所定のパターンの静電潜
像を形成する露光手段と、該静電潜像にトナーを付着さ
せて現像する現像手段と、透光性の防塵部材を有すると
ともに該防塵部材を介して前記現像されたパターンの反
射光量を検出する反射光量検知手段とを備えた画像形成
装置において、前記防塵部材における前記像担持体に対
向する対向面の、前記像担持体の移動方向上流側を前記
像担持体表面に近接させるともに下流側を前記像担持体
から離反させた状態で前記防塵部材を配置してなる、こ
とを特徴とする。
像を形成する露光手段と、該静電潜像にトナーを付着さ
せて現像する現像手段と、透光性の防塵部材を有すると
ともに該防塵部材を介して前記現像されたパターンの反
射光量を検出する反射光量検知手段とを備えた画像形成
装置において、前記防塵部材における前記像担持体に対
向する対向面の、前記像担持体の移動方向上流側を前記
像担持体表面に近接させるともに下流側を前記像担持体
から離反させた状態で前記防塵部材を配置してなる、こ
とを特徴とする。
【0021】この場合、前記像担持体の接線と前記防塵
部材の対向面とのなす角を、0°以上80°以下に設定
したり、前記防塵部材がその対向面の抵抗値が1000
Ω/cm2 の導電性部材によって形成されたりしてもよ
い。 〈第3の発明の手段〉さらに、第3の発明は、像担持体
上に所定のパターンを形成するパターン形成手段と、該
パターンからの反射光を検出する反射光検出手段と、該
反射光検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を調
整する制御装置とを備えた画像形成装置において、前記
反射光検出手段が、前記所定のパターンからの反射光を
複数の分光波長に分光するとともに反射光量または反射
濃度として検出し、前記制御装置が、前記検出手段の検
出信号からカラーバランス、濃度を算出し、この情報に
基づいてカラーバランス、濃度を適正にするよう画像形
成要素の駆動条件を制御する、ことを特徴とする。
部材の対向面とのなす角を、0°以上80°以下に設定
したり、前記防塵部材がその対向面の抵抗値が1000
Ω/cm2 の導電性部材によって形成されたりしてもよ
い。 〈第3の発明の手段〉さらに、第3の発明は、像担持体
上に所定のパターンを形成するパターン形成手段と、該
パターンからの反射光を検出する反射光検出手段と、該
反射光検出手段の検出結果に基づいて画像形成条件を調
整する制御装置とを備えた画像形成装置において、前記
反射光検出手段が、前記所定のパターンからの反射光を
複数の分光波長に分光するとともに反射光量または反射
濃度として検出し、前記制御装置が、前記検出手段の検
出信号からカラーバランス、濃度を算出し、この情報に
基づいてカラーバランス、濃度を適正にするよう画像形
成要素の駆動条件を制御する、ことを特徴とする。
【0022】
〈第1の発明の作用〉第1の発明によると、像担持体表
面に対向している表面電位センサは像担持体の回転軸方
向に沿って移動することができるので、この移動と像担
持体の回転運動とを組合せることによって、表面電位セ
ンサは、像担持体表面全体の電位を測定することができ
る。また、所定の位置に固定されている制御装置と、移
動する表面電位センサとの間に介装された可撓性の伝達
部材が、大きくたるんだ場合であっても、そのたるみ部
分は規制部材によってその姿勢が規制されるので、この
たるみ部分が移動手段の可動部分に絡まったり、表面電
位センサの移動の妨げとなったりすることがない。 〈第2の発明の作用〉また、第2の発明によると、像担
持体上の所定のパターンからの反射光が透過する防塵部
材がトナーによって汚れることを防止することができる
から、反射光は汚染された防塵部材によって遮られるこ
となく良好に反射光量検知手段に到達する。 〈第3の発明の作用〉さらに、第3の発明によると、所
定のパターン(テストパッチ)を検出する反射光検出手
段として、例えばカラーセンサを備え、複数色のカラー
トナーで形成されたテストパッチのカラーバランスを検
知することができる。
面に対向している表面電位センサは像担持体の回転軸方
向に沿って移動することができるので、この移動と像担
持体の回転運動とを組合せることによって、表面電位セ
ンサは、像担持体表面全体の電位を測定することができ
る。また、所定の位置に固定されている制御装置と、移
動する表面電位センサとの間に介装された可撓性の伝達
部材が、大きくたるんだ場合であっても、そのたるみ部
分は規制部材によってその姿勢が規制されるので、この
たるみ部分が移動手段の可動部分に絡まったり、表面電
位センサの移動の妨げとなったりすることがない。 〈第2の発明の作用〉また、第2の発明によると、像担
持体上の所定のパターンからの反射光が透過する防塵部
材がトナーによって汚れることを防止することができる
から、反射光は汚染された防塵部材によって遮られるこ
となく良好に反射光量検知手段に到達する。 〈第3の発明の作用〉さらに、第3の発明によると、所
定のパターン(テストパッチ)を検出する反射光検出手
段として、例えばカラーセンサを備え、複数色のカラー
トナーで形成されたテストパッチのカラーバランスを検
知することができる。
【0023】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。 〈第1の発明の実施例1〉第1の発明に係る画像形成装
置については、図7を参照して説明した従来の技術1の
画像形成装置1と大きく異なる部分、すなわち、表面電
位測定装置30を中心に説明する。なお、表面電位測定
装置30以外のものについては、従来の画像形成装置と
ほぼ同様であるので、その説明は省略する。
て説明する。 〈第1の発明の実施例1〉第1の発明に係る画像形成装
置については、図7を参照して説明した従来の技術1の
画像形成装置1と大きく異なる部分、すなわち、表面電
位測定装置30を中心に説明する。なお、表面電位測定
装置30以外のものについては、従来の画像形成装置と
ほぼ同様であるので、その説明は省略する。
【0024】図1は、第1の発明に係る画像形成装置の
表面電位測定装置30を、感光ドラム(像担持体)3の
回転軸3aに直角な方向に切ったときの断面図を示す。
また、図2は、電位センサを移動するための移動手段を
図1の矢印A方向から見た図である(ただし、ホルダー
41等は省略している。)。
表面電位測定装置30を、感光ドラム(像担持体)3の
回転軸3aに直角な方向に切ったときの断面図を示す。
また、図2は、電位センサを移動するための移動手段を
図1の矢印A方向から見た図である(ただし、ホルダー
41等は省略している。)。
【0025】まず、表面電位測定装置30の概略を説明
すると、表面電位測定装置30は、感光ドラム3の回転
軸3aに沿った方向に移動可能な表面電位センサ31
と、該表面電位センサ31からの情報を制御装置34に
伝達する伝導部材32と、伝達部材32の姿勢を規制す
る規制部材33とを備えている。
すると、表面電位測定装置30は、感光ドラム3の回転
軸3aに沿った方向に移動可能な表面電位センサ31
と、該表面電位センサ31からの情報を制御装置34に
伝達する伝導部材32と、伝達部材32の姿勢を規制す
る規制部材33とを備えている。
【0026】以下に順に詳説する。表面電位測定装置3
0は、レールステイ35に固定されたレール36を備え
ている。レールステイ35は、不図示の画像形成装置本
体フレームに固定されたブランクステイ37の上端部に
固定されている。なお、ブランクステイ37の下端部に
は、感光ドラム表面に対向するLEDランプ等のブラン
ク露光装置39が固定されている。レール36は、感光
ドラム3の回転軸3aに沿った方向(以下「左右方向」
という。)に長く形成され、その有効長さは、後述の表
面電位センサ31の左右方向の移動ストロークよりも長
く設定されている。レール36には、スラストベアリン
グ40を介してホルダー41が装着されている。スラス
トベアリング40は、ホルダー41をレール36に沿っ
て精度よく移動させるためのものである。ホルダー41
は、リードスクリュー42(後述)が左右方向に貫通す
るようにして螺合するベース部41aと、ベース部41
aから斜め下方に延びる取付部41bとによって構成さ
れている。取付部41bの上面側には検出部41cが突
設され、また、下面側には、ステイ43を介して表面電
位センサ31が取り付けられている。
0は、レールステイ35に固定されたレール36を備え
ている。レールステイ35は、不図示の画像形成装置本
体フレームに固定されたブランクステイ37の上端部に
固定されている。なお、ブランクステイ37の下端部に
は、感光ドラム表面に対向するLEDランプ等のブラン
ク露光装置39が固定されている。レール36は、感光
ドラム3の回転軸3aに沿った方向(以下「左右方向」
という。)に長く形成され、その有効長さは、後述の表
面電位センサ31の左右方向の移動ストロークよりも長
く設定されている。レール36には、スラストベアリン
グ40を介してホルダー41が装着されている。スラス
トベアリング40は、ホルダー41をレール36に沿っ
て精度よく移動させるためのものである。ホルダー41
は、リードスクリュー42(後述)が左右方向に貫通す
るようにして螺合するベース部41aと、ベース部41
aから斜め下方に延びる取付部41bとによって構成さ
れている。取付部41bの上面側には検出部41cが突
設され、また、下面側には、ステイ43を介して表面電
位センサ31が取り付けられている。
【0027】表面電位センサ31は、電位測定部分が感
光ドラム3表面から約2.5mmの間隙を介して対向する
ように固定されている。表面電位センサ31には、上述
のステイ43と、ホルダー41の取付部41bとの間に
一端部32aをはさみ込まれた帯状のケーブル(伝達部
材)32が接続されている。
光ドラム3表面から約2.5mmの間隙を介して対向する
ように固定されている。表面電位センサ31には、上述
のステイ43と、ホルダー41の取付部41bとの間に
一端部32aをはさみ込まれた帯状のケーブル(伝達部
材)32が接続されている。
【0028】ケーブル32は、内部にリード線を収納し
た可撓性の部材によって、断面5mm×50μmの帯状
に形成されている。ケーブル32の他端部は、制御装置
34に接続されており、表面電位センサ31が読み取っ
た感光ドラム表面の電位についての情報は、このケーブ
ル32を介して制御装置34に伝達されるようになって
いる。ケーブル32は、固定配置された制御装置34
と、移動可能に配置された表面電位センサ31との間を
連結しているため、可撓性に優れた部材によって形成さ
れており、したがって、表面電位センサ31の移動に伴
い、中間部に形成されるたるみ部分32bが大きくなっ
たり、小さくなったりする。すなわち、ケーブル32の
たるみ部分32bは、表面電位センサ31が制御装置3
4に対して近くにある場合には大きく、遠くにある場合
には小さくなる。
た可撓性の部材によって、断面5mm×50μmの帯状
に形成されている。ケーブル32の他端部は、制御装置
34に接続されており、表面電位センサ31が読み取っ
た感光ドラム表面の電位についての情報は、このケーブ
ル32を介して制御装置34に伝達されるようになって
いる。ケーブル32は、固定配置された制御装置34
と、移動可能に配置された表面電位センサ31との間を
連結しているため、可撓性に優れた部材によって形成さ
れており、したがって、表面電位センサ31の移動に伴
い、中間部に形成されるたるみ部分32bが大きくなっ
たり、小さくなったりする。すなわち、ケーブル32の
たるみ部分32bは、表面電位センサ31が制御装置3
4に対して近くにある場合には大きく、遠くにある場合
には小さくなる。
【0029】このたるみ部分32bの姿勢が大きく崩れ
ないようにするのが規制部材33である。規制部材33
は、上端部33aを前述のレールステイ35に固定さ
れ、中間部に屈曲部33bを有するとともに、その下端
部33cを表面電位センサ31の先端部とほぼ同じ位置
にまで延長している。また、規制部材33の左右方向の
幅L(図2参照)は、表面電位センサ31の移動ストロ
ークよりも長く設定されている。
ないようにするのが規制部材33である。規制部材33
は、上端部33aを前述のレールステイ35に固定さ
れ、中間部に屈曲部33bを有するとともに、その下端
部33cを表面電位センサ31の先端部とほぼ同じ位置
にまで延長している。また、規制部材33の左右方向の
幅L(図2参照)は、表面電位センサ31の移動ストロ
ークよりも長く設定されている。
【0030】ホルダー41と一体の表面電位センサ31
は、リードスクリュー42、ステッピングモータ52を
はじめとする移動手段によって感光ドラム3の回転軸3
aに沿った方向に移動される。リードスクリュー42の
左端側(図2の左側)は、画像形成装置本体の前側板4
5を貫通するとともに、ホィール歯車46が嵌合され、
フロントスクリュー軸受47によって回転自在に支持さ
れている。このフロントスクリュー軸受47は、前側板
45に固着されたドライブステー49に固定されたフロ
ントスクリューステー50によって支持されている。ま
た、ドライブステー49には、モータステー51を介し
てステッピングモータ52が取り付けられている。ステ
ッピングモータ52の出力軸52aには、ウォーム歯車
53が固定されており、前述のリードスクリュー42と
一体のホィール歯車46と螺合している。一方、リード
スクリュー42の右端側は、後側板54に固着されたフ
ロントステー37に固定されたリヤスクリュー軸受55
によって回転自在に支持されている。リードスクリュー
42の右端部に付近には、ブランクステー37に固定さ
れたフォトセンサ56が配置されている。フォトセンサ
56は、前述のホルダー41の検出部41cが光路を遮
ることに基づき、ホルダー41の位置、すなわち表面電
位センサ31がホームポジションに位置したことを検知
する。
は、リードスクリュー42、ステッピングモータ52を
はじめとする移動手段によって感光ドラム3の回転軸3
aに沿った方向に移動される。リードスクリュー42の
左端側(図2の左側)は、画像形成装置本体の前側板4
5を貫通するとともに、ホィール歯車46が嵌合され、
フロントスクリュー軸受47によって回転自在に支持さ
れている。このフロントスクリュー軸受47は、前側板
45に固着されたドライブステー49に固定されたフロ
ントスクリューステー50によって支持されている。ま
た、ドライブステー49には、モータステー51を介し
てステッピングモータ52が取り付けられている。ステ
ッピングモータ52の出力軸52aには、ウォーム歯車
53が固定されており、前述のリードスクリュー42と
一体のホィール歯車46と螺合している。一方、リード
スクリュー42の右端側は、後側板54に固着されたフ
ロントステー37に固定されたリヤスクリュー軸受55
によって回転自在に支持されている。リードスクリュー
42の右端部に付近には、ブランクステー37に固定さ
れたフォトセンサ56が配置されている。フォトセンサ
56は、前述のホルダー41の検出部41cが光路を遮
ることに基づき、ホルダー41の位置、すなわち表面電
位センサ31がホームポジションに位置したことを検知
する。
【0031】リードスクリュー42は、ステッピングモ
ータ52が正逆回転すると、この回転に応じて、ウォー
ム歯車53、ホィール歯車46を介して正逆回転するよ
うになっている。このリードスクリュー42の回転によ
って、これに螺合しているホルダー41がレール36に
沿って移動し、表面電位センサ31を左右方向に移動さ
せるようになっている。
ータ52が正逆回転すると、この回転に応じて、ウォー
ム歯車53、ホィール歯車46を介して正逆回転するよ
うになっている。このリードスクリュー42の回転によ
って、これに螺合しているホルダー41がレール36に
沿って移動し、表面電位センサ31を左右方向に移動さ
せるようになっている。
【0032】前述の規制部材33は、表面電位センサ3
1が左右方向に移動する際の移動ストローク全体を覆っ
ており、このとき、ケーブル32のたるみ部分32bが
大きく姿勢を崩して回転中のリードスクリュー42に接
触して破損したり、ホルダー41の移動を妨げたりする
ことを防止している。さらに規制部材33は、トナー飛
散防止部材としても作用している。すなわち、規制部材
33は、現像器7と表面電位センサ31との間に配置さ
れ、現像器7側のトナーが不要に表面電位センサ31に
侵入して、これを汚染することを防止している。なお、
表面電位センサ31の感光ドラム3に対向する電位測定
部分が汚染されると、その測定精度が極端に低下する。
1が左右方向に移動する際の移動ストローク全体を覆っ
ており、このとき、ケーブル32のたるみ部分32bが
大きく姿勢を崩して回転中のリードスクリュー42に接
触して破損したり、ホルダー41の移動を妨げたりする
ことを防止している。さらに規制部材33は、トナー飛
散防止部材としても作用している。すなわち、規制部材
33は、現像器7と表面電位センサ31との間に配置さ
れ、現像器7側のトナーが不要に表面電位センサ31に
侵入して、これを汚染することを防止している。なお、
表面電位センサ31の感光ドラム3に対向する電位測定
部分が汚染されると、その測定精度が極端に低下する。
【0033】次に、図3、図4を使って、表面電位測定
装置30の動作(測定)について説明する。図3は、フ
ォトセンサ(検出素子)56、表面電位センサ(検出素
子)31、処理回路、モータ駆動回路、ステッピングモ
ータ52のブロック図である。図4はそのフローチャー
トである。図4で、測定開始時にフォトセンサ56が遮
光されていた場合(ホームポジションに表面電位センサ
31がある場合)、ステップS1→S2→S3→S4→
S5→S6→S7→S8のように動作する。まず、ステ
ッピングモータ52が正転し(S2)、あらかじめ決め
られたステップ数回転した後、停止する(S3)。その
位置で、感光ドラム3の表面電位を測定する(S4)。
S2〜S4の動作を数回繰り返し、表面電位センサ52
が感光ドラム3の最大画像領域の端部にきたとき、ステ
ッピングモータ52が逆回転するように、あらかじめス
テッピングモータ52の総ステップ数Xを設定しておく
(S5)。ステッピングモータ52が逆回転し(S
6)、表面電位センサ31がフォトセンサ56側に戻
り、フォトセンサ56が遮光されたとき(S7)、ステ
ッピングモータ52は停止し(S8)、測定は終了す
る。
装置30の動作(測定)について説明する。図3は、フ
ォトセンサ(検出素子)56、表面電位センサ(検出素
子)31、処理回路、モータ駆動回路、ステッピングモ
ータ52のブロック図である。図4はそのフローチャー
トである。図4で、測定開始時にフォトセンサ56が遮
光されていた場合(ホームポジションに表面電位センサ
31がある場合)、ステップS1→S2→S3→S4→
S5→S6→S7→S8のように動作する。まず、ステ
ッピングモータ52が正転し(S2)、あらかじめ決め
られたステップ数回転した後、停止する(S3)。その
位置で、感光ドラム3の表面電位を測定する(S4)。
S2〜S4の動作を数回繰り返し、表面電位センサ52
が感光ドラム3の最大画像領域の端部にきたとき、ステ
ッピングモータ52が逆回転するように、あらかじめス
テッピングモータ52の総ステップ数Xを設定しておく
(S5)。ステッピングモータ52が逆回転し(S
6)、表面電位センサ31がフォトセンサ56側に戻
り、フォトセンサ56が遮光されたとき(S7)、ステ
ッピングモータ52は停止し(S8)、測定は終了す
る。
【0034】一方、測定開始時に、フォトセンサ56が
遮光されていない場合(ホームポジションに表面電位セ
ンサ31がない場合)、ステップS1→S9→S10→
S2→S3→S4→S5→S6→S7→S8のように動
作する。まず、ステッピングモータ52を逆回転し(S
9)、表面電位センサ31をフォトセンサ56側へ移動
する。フォトセンサ56が遮光されたら(S10)、ス
テッピングモータ52が正回転(S2)し、測定を開始
する。以下のS3からS8までの動作は前述と同様であ
る。
遮光されていない場合(ホームポジションに表面電位セ
ンサ31がない場合)、ステップS1→S9→S10→
S2→S3→S4→S5→S6→S7→S8のように動
作する。まず、ステッピングモータ52を逆回転し(S
9)、表面電位センサ31をフォトセンサ56側へ移動
する。フォトセンサ56が遮光されたら(S10)、ス
テッピングモータ52が正回転(S2)し、測定を開始
する。以下のS3からS8までの動作は前述と同様であ
る。
【0035】以上の動作において、表面電位センサ31
が感光ドラム3の回転軸3aに沿って移動するとき、図
1に示すように、ケーブル32のたるみ部分32bが現
像器7側へふくらもうとする動きを、前述の規制部材3
3が規制する構成となっている。 〈第1の発明の実施例2〉図5は、第1の発明の実施例
2の表面電位測定装置30Aの縦断面図である。また、
図6は、図5のB矢視図である。ただし、図6は規制部
材33を取り外した状態を図示している。
が感光ドラム3の回転軸3aに沿って移動するとき、図
1に示すように、ケーブル32のたるみ部分32bが現
像器7側へふくらもうとする動きを、前述の規制部材3
3が規制する構成となっている。 〈第1の発明の実施例2〉図5は、第1の発明の実施例
2の表面電位測定装置30Aの縦断面図である。また、
図6は、図5のB矢視図である。ただし、図6は規制部
材33を取り外した状態を図示している。
【0036】表面電位センサ31は、感光ドラム3の回
転軸3a方向に配設されたリードスクリュー42の回転
によって移動するホルダー41に固定されている。ホル
ダー41はスラストベアリング40とレール36とによ
ってスムーズに直線移動し、これによって位置精度が保
たれている。レール36はブランクステイ37に固定さ
れている。表面電位センサ31の読取り情報を不図示の
制御装置へ導くケーブル32は、表面電位センサ31よ
りホルダー41の側面をはわせ、上面へと導かれてい
る。ケーブル32は、ホルダー上面でほぼ直角方向(表
面電位センサ31の移動方向)に向きを変えて、途中で
180°湾曲されて外部の制御装置へと導かれている。
43は、ホルダー上面にて、ケーブル32を固定支持し
ているケーブル固定部材である。33は、ブランクステ
イ37に固定され、ケーブル32の上方向のふくらみを
規制するとともに、飛散トナーが表面電位センサ31側
に侵入することを防止する飛散防止板としても作用する
規制部材である。表面電位センサ31を移動させる駆動
制御は前述の実施例1で説明したものと同一である。実
施例2の特有の効果として、レール36がブランクステ
イ37に固定されているので、実施例1の構成のレール
ステイ21を省くことができ、部品点数を削減できる効
果がある。 〈第2の発明の実施例1〉図9は、第1の発明の実施例
1を説明するためのLEDセンサ(反射光量検知手段)
73付近の断面図である。同図において、91はLED
センサ73の現像器(同図の作用に位置する。ただし同
図においては不図示)側、つまり現像器と、LEDセン
サ73の防塵部材90との間に設けられた板状部材(遮
蔽板)である。
転軸3a方向に配設されたリードスクリュー42の回転
によって移動するホルダー41に固定されている。ホル
ダー41はスラストベアリング40とレール36とによ
ってスムーズに直線移動し、これによって位置精度が保
たれている。レール36はブランクステイ37に固定さ
れている。表面電位センサ31の読取り情報を不図示の
制御装置へ導くケーブル32は、表面電位センサ31よ
りホルダー41の側面をはわせ、上面へと導かれてい
る。ケーブル32は、ホルダー上面でほぼ直角方向(表
面電位センサ31の移動方向)に向きを変えて、途中で
180°湾曲されて外部の制御装置へと導かれている。
43は、ホルダー上面にて、ケーブル32を固定支持し
ているケーブル固定部材である。33は、ブランクステ
イ37に固定され、ケーブル32の上方向のふくらみを
規制するとともに、飛散トナーが表面電位センサ31側
に侵入することを防止する飛散防止板としても作用する
規制部材である。表面電位センサ31を移動させる駆動
制御は前述の実施例1で説明したものと同一である。実
施例2の特有の効果として、レール36がブランクステ
イ37に固定されているので、実施例1の構成のレール
ステイ21を省くことができ、部品点数を削減できる効
果がある。 〈第2の発明の実施例1〉図9は、第1の発明の実施例
1を説明するためのLEDセンサ(反射光量検知手段)
73付近の断面図である。同図において、91はLED
センサ73の現像器(同図の作用に位置する。ただし同
図においては不図示)側、つまり現像器と、LEDセン
サ73の防塵部材90との間に設けられた板状部材(遮
蔽板)である。
【0037】図9において、板状部材91は、感光ドラ
ム61の矢印R1方向の回転により生じる気流と重力と
によって飛散トナーTがLEDセンサ73側に侵入する
ことを有効に阻止し、このトナーTが防塵部材90に付
着することによって防塵部材90の感光ドラム61に対
向する対向面90aを汚染することを防止する。このと
き、板状部材91の先端と感光ドラム61の表面との間
隙αは5mm以下であることが望ましい。
ム61の矢印R1方向の回転により生じる気流と重力と
によって飛散トナーTがLEDセンサ73側に侵入する
ことを有効に阻止し、このトナーTが防塵部材90に付
着することによって防塵部材90の感光ドラム61に対
向する対向面90aを汚染することを防止する。このと
き、板状部材91の先端と感光ドラム61の表面との間
隙αは5mm以下であることが望ましい。
【0038】また、板状部材91は、必ずしもLEDセ
ンサ73に取り付ける必要はなく、図13、図14に示
すように、それぞれLEDセンサ73から離したり、複
数のものを配設したりしてもよい。図13のように、L
EDセンサ73から板状部材91を離して取り付けると
きは、間隙βを2mm以上に設定すると効果があった。 〈第2の発明の実施例2〉図15に、実施例2のLED
センサ73Aの断面図を示す。
ンサ73に取り付ける必要はなく、図13、図14に示
すように、それぞれLEDセンサ73から離したり、複
数のものを配設したりしてもよい。図13のように、L
EDセンサ73から板状部材91を離して取り付けると
きは、間隙βを2mm以上に設定すると効果があった。 〈第2の発明の実施例2〉図15に、実施例2のLED
センサ73Aの断面図を示す。
【0039】図15において、LEDセンサ73Aのケ
ースの現像器側の側板73aを感光ドラム61表面に向
けて張り出し、その先端部を反対側の側板73bの先端
部よりも感光ドラム3に近接させ、これらの先端部に防
塵部材90Aを掛け渡すように配置する。このような構
成をとることによって、実施例1と同様に飛散したトナ
ーTは、ケースの現像器側の側板73aが遮蔽部材とし
て作用することで防ぐことができた。
ースの現像器側の側板73aを感光ドラム61表面に向
けて張り出し、その先端部を反対側の側板73bの先端
部よりも感光ドラム3に近接させ、これらの先端部に防
塵部材90Aを掛け渡すように配置する。このような構
成をとることによって、実施例1と同様に飛散したトナ
ーTは、ケースの現像器側の側板73aが遮蔽部材とし
て作用することで防ぐことができた。
【0040】さらに、感光ドラム61の矢印R1方向の
回転で生ずる空気の流れによって側板73aを乗り越え
る飛散トナーTもあるが防塵部材90Aを従来のものよ
りさらに傾けてトナーTを留めないようにしているた
め、防塵部材90Aにはほとんど付着していなかった。
回転で生ずる空気の流れによって側板73aを乗り越え
る飛散トナーTもあるが防塵部材90Aを従来のものよ
りさらに傾けてトナーTを留めないようにしているた
め、防塵部材90Aにはほとんど付着していなかった。
【0041】このとき、感光ドラム61の接線と防塵部
材90Aの対向面90aのなす角γは0°≦γ≦80°
になるよう設定している。さらに好ましくは防塵部材9
0Aの屈折率の影響を受けにくい0°≦γ≦45°にす
ると汚れもなく、良好に感光ドラム61上に形成された
パターンの反射光量を検知することができる。 〈第2の発明の実施例3〉防塵部材を抵抗値1000Ω
/cm2 以下の導電性部材によって形成する、もしくは
このような抵抗値の物質を付加することにより、定期メ
ンテナンス等で、防塵部材の清掃を行っても、摩擦帯電
による防塵部材の電荷はほぼ0となるため、飛散したト
ナーを従来例よりも引きつけにくくなり、防塵部材の汚
れ低減に効果があった。 〈第3の発明の実施例1〉図16に、第3の発明の実施
例1の画像形成装置の概略を図示する。なお、従来の技
術2の図10において説明したものと同様の構成、作用
をなすものについては、同様の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
材90Aの対向面90aのなす角γは0°≦γ≦80°
になるよう設定している。さらに好ましくは防塵部材9
0Aの屈折率の影響を受けにくい0°≦γ≦45°にす
ると汚れもなく、良好に感光ドラム61上に形成された
パターンの反射光量を検知することができる。 〈第2の発明の実施例3〉防塵部材を抵抗値1000Ω
/cm2 以下の導電性部材によって形成する、もしくは
このような抵抗値の物質を付加することにより、定期メ
ンテナンス等で、防塵部材の清掃を行っても、摩擦帯電
による防塵部材の電荷はほぼ0となるため、飛散したト
ナーを従来例よりも引きつけにくくなり、防塵部材の汚
れ低減に効果があった。 〈第3の発明の実施例1〉図16に、第3の発明の実施
例1の画像形成装置の概略を図示する。なお、従来の技
術2の図10において説明したものと同様の構成、作用
をなすものについては、同様の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
【0042】第3の発明の主要構成部材であるカラーセ
ンサ(反射光検出手段)92は、転写ドラム69に対向
して配置されるとともに、濃度変換回路75、中央演算
回路76に接続されている。カラーセンサ92の検出対
象となるテストパッチPtは、帯電器62、光学系6
5、現像器66等によって、一旦、感光ドラム61上に
形成され、その後転写ドラム69上に保持されている転
写材Pに転写されたものである。カラーセンサ92と転
写ドラム69との間には、パッチ照明用の光源93a、
93b、及び光学レンズ95が配設されている。光源9
3a、93bにより照明されたテストパッチPtは光学
レンズ95を通り、カラーセンサ92で結像する。また
このカラーセンサ92は図10の従来例で示したLED
センサ(光電センサ)73と隣接するように並列させた
り、あるいは光学的にハーフミラーやプリズムを用いて
光路を2分割し、それぞれのセンサ92、73に反射光
が到達するようにしてもよい。さらに、機械的にそれぞ
れのセンサ92、73を光路上へ入れ替えることを行っ
てもよい。
ンサ(反射光検出手段)92は、転写ドラム69に対向
して配置されるとともに、濃度変換回路75、中央演算
回路76に接続されている。カラーセンサ92の検出対
象となるテストパッチPtは、帯電器62、光学系6
5、現像器66等によって、一旦、感光ドラム61上に
形成され、その後転写ドラム69上に保持されている転
写材Pに転写されたものである。カラーセンサ92と転
写ドラム69との間には、パッチ照明用の光源93a、
93b、及び光学レンズ95が配設されている。光源9
3a、93bにより照明されたテストパッチPtは光学
レンズ95を通り、カラーセンサ92で結像する。また
このカラーセンサ92は図10の従来例で示したLED
センサ(光電センサ)73と隣接するように並列させた
り、あるいは光学的にハーフミラーやプリズムを用いて
光路を2分割し、それぞれのセンサ92、73に反射光
が到達するようにしてもよい。さらに、機械的にそれぞ
れのセンサ92、73を光路上へ入れ替えることを行っ
てもよい。
【0043】図17には、上述のカラーセンサ92等に
よって、カラーバランスを検出するときのフローチャー
トを示す。
よって、カラーバランスを検出するときのフローチャー
トを示す。
【0044】次に、カラーの読み取り回路について説明
する。カラーセンサ92は公知の製品である。このカラ
ーセンサ92は図18に示すような分光感度を持ってい
る。またマゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のトナーの分光分布特性
は、それぞれ図19の(a)、(b)、(c)、(d)
の通りである。したがって、テストパッチPtのシア
ン、マゼンタ、イエローの各色のトナーの混合比率が変
化するとカラーセンサ92での出力もそれに連れて変化
する。図20(a)には理想のカラーバランスを得たと
きのカラーセンサ92の出力を、図20(b)にはマゼ
ンタが強いときのテストパッチPtを読み取ったときの
カラーセンサ92の出力を示す。以上説明したようにカ
ラーセンサ92の出力値により画像形成装置のカラーバ
ランスを検知することができた。
する。カラーセンサ92は公知の製品である。このカラ
ーセンサ92は図18に示すような分光感度を持ってい
る。またマゼンタ(M)、イエロー(Y)、シアン
(C)、ブラック(K)の各色のトナーの分光分布特性
は、それぞれ図19の(a)、(b)、(c)、(d)
の通りである。したがって、テストパッチPtのシア
ン、マゼンタ、イエローの各色のトナーの混合比率が変
化するとカラーセンサ92での出力もそれに連れて変化
する。図20(a)には理想のカラーバランスを得たと
きのカラーセンサ92の出力を、図20(b)にはマゼ
ンタが強いときのテストパッチPtを読み取ったときの
カラーセンサ92の出力を示す。以上説明したようにカ
ラーセンサ92の出力値により画像形成装置のカラーバ
ランスを検知することができた。
【0045】次に、上述したカラーセンサ92により、
カラーバランスが所望の状態でないと判断された場合、
カラーバランスを所望の状態にする方法としては以下の
方法がある。
カラーバランスが所望の状態でないと判断された場合、
カラーバランスを所望の状態にする方法としては以下の
方法がある。
【0046】カラーバランス調整方法としては、各色の
濃度を調整する方法があり、このために、帯電器62、
光学系65、現像器66等の画像形成要素の駆動条件を
制御する、すなわち、帯電電位、現像コントラスト等を
操作する。これらの設定条件変更を行う直接的な制御対
象は感光ドラム61の帯電を行う帯電器62の電流、グ
リッド制御系の場合には、グリッドバイアス電圧等であ
る。また現像コントラストの場合においては現像バイア
ス電圧が直接な制御対象である。
濃度を調整する方法があり、このために、帯電器62、
光学系65、現像器66等の画像形成要素の駆動条件を
制御する、すなわち、帯電電位、現像コントラスト等を
操作する。これらの設定条件変更を行う直接的な制御対
象は感光ドラム61の帯電を行う帯電器62の電流、グ
リッド制御系の場合には、グリッドバイアス電圧等であ
る。また現像コントラストの場合においては現像バイア
ス電圧が直接な制御対象である。
【0047】ほかのカラーバランス調整方法としては、
中間濃度を含めた再現濃度の全体領域にわってカラーバ
ランス調整を行う方法であり、本実施例に示すようにデ
ジタル方式の場合においては、ルックアップテーブルの
補正、マスキング係数の補正を行うことで可能である。 〈第3の発明の実施例2〉図21にはテストパッチPt
の検出を中間転写ドラム69上で行う例を示す。カラー
センサ92、光源93a、93bが中間転写ドラム69
の表面に設置されている。本実施例の示す画像形成装置
では、感光ドラム61で順次形成されたカラートナー画
像は中間転写ドラム69上にマゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックと順次転写され次に転写材Pに一括転写さ
れる。このような構成をとる画像形成装置においては中
間転写ドラム69上で画像のカラーバランスを検知する
ことが、最終画像に近い状態であり有効である。ただ
し、テストパッチPtは中間転写ドラム69上で重なら
ないタイミング出力しなければならない。 〈第3の発明の実施例3〉図22には複数の感光ドラム
を具備する画像形成装置を示す。マゼンタ、シアン、イ
エロー、ブラック用の各感光ドラム61M、61C、6
1Y、61Kを備えた各画像形成ステーションが直列に
配置され、その下部に転写搬送手段96が備えられてい
る。転写材Pは転写搬送手段96の無端状に配置された
転写ベルト96aにより搬送されながら各画像形成ステ
ーションを通過して転写帯電器70M、70C、70
Y、70Kにより各感光ドラム61M、61C、61
Y、61K上のトナー画像の転写を受ける。
中間濃度を含めた再現濃度の全体領域にわってカラーバ
ランス調整を行う方法であり、本実施例に示すようにデ
ジタル方式の場合においては、ルックアップテーブルの
補正、マスキング係数の補正を行うことで可能である。 〈第3の発明の実施例2〉図21にはテストパッチPt
の検出を中間転写ドラム69上で行う例を示す。カラー
センサ92、光源93a、93bが中間転写ドラム69
の表面に設置されている。本実施例の示す画像形成装置
では、感光ドラム61で順次形成されたカラートナー画
像は中間転写ドラム69上にマゼンタ、シアン、イエロ
ー、ブラックと順次転写され次に転写材Pに一括転写さ
れる。このような構成をとる画像形成装置においては中
間転写ドラム69上で画像のカラーバランスを検知する
ことが、最終画像に近い状態であり有効である。ただ
し、テストパッチPtは中間転写ドラム69上で重なら
ないタイミング出力しなければならない。 〈第3の発明の実施例3〉図22には複数の感光ドラム
を具備する画像形成装置を示す。マゼンタ、シアン、イ
エロー、ブラック用の各感光ドラム61M、61C、6
1Y、61Kを備えた各画像形成ステーションが直列に
配置され、その下部に転写搬送手段96が備えられてい
る。転写材Pは転写搬送手段96の無端状に配置された
転写ベルト96aにより搬送されながら各画像形成ステ
ーションを通過して転写帯電器70M、70C、70
Y、70Kにより各感光ドラム61M、61C、61
Y、61K上のトナー画像の転写を受ける。
【0048】テストパッチPtはこの転写ベルト96a
上に形成された最終ステーションの後部に配置されたカ
ラーセンサ92、光源93a、93b、光学レンズ95
等によって検知される。なお、カラーセンサ92等の動
作は実施例1と同様である。 〈第3の発明の実施例4〉第3の発明は、電子写真方式
以外の画像形成装置、例えばインクジェット方式を採用
した画像形成装置においても適用できる。図23にはイ
ンクジェット方式を採用した画像形成装置の例を示す。
151はインク吐出のための印字ヘッドあり、ピエゾ振
動方式、バブルジェット方式等が公知技術として知られ
ており特にインク吐出方式にはとらわれるものではな
い。153には画像形成のためのインクが貯蔵されてお
り、インクはインク輸送管153によってインクヘッド
151へ供給される。インクの吐出により転写材P上に
は画像が形成されるが、制御装置100上に所定の画像
形成パターンを形成するためのテストパターン発生回路
が備えられておりテストパターンはこの回路により形成
される。作成されたテストパターンは前述実施例1等と
同様の方法でカラーバランスが検出される。なお、同図
中の各数字の後に付したY、M、C、Kは、それぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を示す。
上に形成された最終ステーションの後部に配置されたカ
ラーセンサ92、光源93a、93b、光学レンズ95
等によって検知される。なお、カラーセンサ92等の動
作は実施例1と同様である。 〈第3の発明の実施例4〉第3の発明は、電子写真方式
以外の画像形成装置、例えばインクジェット方式を採用
した画像形成装置においても適用できる。図23にはイ
ンクジェット方式を採用した画像形成装置の例を示す。
151はインク吐出のための印字ヘッドあり、ピエゾ振
動方式、バブルジェット方式等が公知技術として知られ
ており特にインク吐出方式にはとらわれるものではな
い。153には画像形成のためのインクが貯蔵されてお
り、インクはインク輸送管153によってインクヘッド
151へ供給される。インクの吐出により転写材P上に
は画像が形成されるが、制御装置100上に所定の画像
形成パターンを形成するためのテストパターン発生回路
が備えられておりテストパターンはこの回路により形成
される。作成されたテストパターンは前述実施例1等と
同様の方法でカラーバランスが検出される。なお、同図
中の各数字の後に付したY、M、C、Kは、それぞれイ
エロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色を示す。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
次のような効果がある。 〈第1の発明の効果〉第1の発明は、伝達部材のたるみ
部分の姿勢を規制する規制部材を設けることによって、
以下の効果がある。 伝達部材の動きをスムーズにし、伝達部材が現像器
や他の部品に接触して、破損することを防止する。 表面電位センサの表面に飛散トナーや、紙粉が入り
込むことを防止し、トナーや紙粉の付着による表面電位
センサの誤検知を防止する。 伝達部材の姿勢を規制する規制部材が、トナー飛散
防止部材を兼ねることができるので、構成が簡略化され
て部品点数が削減され、コストダウンにもなる。 〈第2の発明の効果〉また、第2の発明によると、現像
手段と、反射光量検知手段の防塵部材との間に、遮蔽板
を設けることによって、現像手段側の飛散トナーが反射
光量検知手段側に侵入して防塵部材を汚染することを防
止するので、像担持体上の所定のパターンからの反射光
は、防塵部材を良好に透過して反射光量検知手段に到達
する。したがって、例えば所定パターンのトナー濃度を
精度よく検知することができ、この検知に基づき、帯電
装置、露光手段、現像手段等の画像形成条件を好適に設
定することができる。 〈第3の発明の効果〉さらに、第3の発明は、所定のパ
ターンを検知する検出手段として、例えばカラーセンサ
を備え、複数色のカラートナーで形成されたテストパタ
ーンのカラーバランスを検知し、さらにこの検知結果に
応じて各色の画像形成条件を変えることによりカラーバ
ランスを安定させることができた。
次のような効果がある。 〈第1の発明の効果〉第1の発明は、伝達部材のたるみ
部分の姿勢を規制する規制部材を設けることによって、
以下の効果がある。 伝達部材の動きをスムーズにし、伝達部材が現像器
や他の部品に接触して、破損することを防止する。 表面電位センサの表面に飛散トナーや、紙粉が入り
込むことを防止し、トナーや紙粉の付着による表面電位
センサの誤検知を防止する。 伝達部材の姿勢を規制する規制部材が、トナー飛散
防止部材を兼ねることができるので、構成が簡略化され
て部品点数が削減され、コストダウンにもなる。 〈第2の発明の効果〉また、第2の発明によると、現像
手段と、反射光量検知手段の防塵部材との間に、遮蔽板
を設けることによって、現像手段側の飛散トナーが反射
光量検知手段側に侵入して防塵部材を汚染することを防
止するので、像担持体上の所定のパターンからの反射光
は、防塵部材を良好に透過して反射光量検知手段に到達
する。したがって、例えば所定パターンのトナー濃度を
精度よく検知することができ、この検知に基づき、帯電
装置、露光手段、現像手段等の画像形成条件を好適に設
定することができる。 〈第3の発明の効果〉さらに、第3の発明は、所定のパ
ターンを検知する検出手段として、例えばカラーセンサ
を備え、複数色のカラートナーで形成されたテストパタ
ーンのカラーバランスを検知し、さらにこの検知結果に
応じて各色の画像形成条件を変えることによりカラーバ
ランスを安定させることができた。
【図1】第1の発明の実施例1の表面電位測定装置の構
成を示す縦断面図。
成を示す縦断面図。
【図2】同じく図1のA矢視図。
【図3】同じく実施例1の表面電位測定装置の動作ブロ
ック図。
ック図。
【図4】同じく実施例1の表面電位測定装置のフローチ
ャート。
ャート。
【図5】第1の発明の実施例2の表面電位測定装置の構
成を示す縦断面図。
成を示す縦断面図。
【図6】同じく図5のB矢視図。
【図7】従来の画像形成装置の概略を示す縦断面図。
【図8】従来の表面電位測定装置の構成を示す縦断面
図。
図。
【図9】第2の発明の実施例1のLEDセンサの縦断面
図。
図。
【図10】従来の画像形成装置の感光ドラム付近の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図11】従来のLEDセンサの縦断面図。
【図12】従来のLEDセンサの動作説明図。
【図13】第2の発明の実施例1の他のLEDセンサの
縦断面図。
縦断面図。
【図14】第2の発明の実施例1の別のLEDセンサの
縦断面図。
縦断面図。
【図15】第2の発明の実施例2のLEDセンサの縦断
面図。
面図。
【図16】第3の発明の実施例1の画像形成装置の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図17】同じくカラーバランスの検出を示すフローチ
ャート。
ャート。
【図18】分光感度特性を示す図。
【図19】(a)は、マゼンタ色のトナーの、波長に対
する反射率を示す図。(b)は、イエロー色のトナー
の、波長に対する反射率を示す図。(c)は、シアン色
のトナーの、波長に対する反射率を示す図。(d)は、
ブラック色のトナーの、波長に対する反射率を示す図。
する反射率を示す図。(b)は、イエロー色のトナー
の、波長に対する反射率を示す図。(c)は、シアン色
のトナーの、波長に対する反射率を示す図。(d)は、
ブラック色のトナーの、波長に対する反射率を示す図。
【図20】(a)は、理想のカラーバランスを得たとき
のカラーセンサの出力を示す図。(b)は、マゼンタが
強いときのカラーセンサの出力を示す図。
のカラーセンサの出力を示す図。(b)は、マゼンタが
強いときのカラーセンサの出力を示す図。
【図21】第3の発明の実施例2の画像形成装置の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図22】第3の発明の実施例3の画像形成装置の構成
を示す断面図。
を示す断面図。
【図23】第3の発明の実施例4の画像形成装置の構成
を示す模式図。
を示す模式図。
3 像担持体(感光ドラム) 5 帯電手段(帯電器) 6 露光手段(露光装置) 7 現像手段(現像器) 30 表面電位測定装置 31 表面電位センサ 32 伝達部材(ケーブル) 32b たるみ部分 33 規制部材(トナー飛散防止部材) 34 制御装置 61 像担持体(感光ドラム) 65 露光手段(光学系) 66 現像手段(現像器) 73 反射光量検知手段(LEDセンサ) 90 防塵部材 90a 対向面 91 遮蔽板 92 反射光量検知手段(カラーセンサ) P 転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長尾 好倫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 回転自在に支持された像担持体と、該像
担持体の周囲に配設された帯電手段、露光手段及び現像
手段と、これら露光手段と現像手段との間に配置されて
前記像担持体の表面電位を測定する表面電位測定装置
と、該表面電位測定装置の出力によって、前記帯電手
段、露光手段及び現像手段のうちの少なくとも1つの画
像形成条件を調整する制御装置とを備えた画像形成装置
において、 前記表面電位測定装置は、前記像担持体の表面に対向し
て該像担持体の表面電位を検知する表面電位センサと、 該表面電位センサを、前記像担持体の回転軸方向に沿っ
て移動させる移動手段と、 一端を前記制御装置側に接続するとともに、他端を前記
表面電位センサ側に接続して該表面電位センサの測定情
報を出力として前記制御手段に伝達する可撓性のある伝
達部材と、 前記制御装置と前記表面電位センサとの間に形成される
前記伝達部材のたるみ部分の姿勢を規制する規制部材
と、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記規制部材が、前記表面電位測定装置
と前記現像手段との間において、前記表面電位センサの
移動ストローク全体を覆うトナー飛散防止部材を兼ね
る、 ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 像担持体の表面に所定のパターンの静電
潜像を形成する露光手段と、該静電潜像にトナーを付着
させて現像する現像手段と、透光性の防塵部材を有する
とともに該防塵部材を介して前記現像されたパターンの
反射光量を検出する反射光量検知手段とを備えた画像形
成装置において、 前記現像手段と、前記反射光量検知手段の防塵部材との
間に、前記現像手段側から前記防塵部材側にトナーが侵
入するのを防止する遮蔽板を配置してなる、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 前記遮蔽板の先端と前記像担持体表面と
の間隙を5mm以下に設定する、 ことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記遮蔽板と前記防塵部材との間隙を2
mm以上に設定する、 ことを特徴とする請求項3または請求項4記載の画像形
成装置。 - 【請求項6】 像担持体の表面に所定のパターンの静電
潜像を形成する露光手段と、該静電潜像にトナーを付着
させて現像する現像手段と、透光性の防塵部材を有する
とともに該防塵部材を介して前記現像されたパターンの
反射光量を検出する反射光量検知手段とを備えた画像形
成装置において、 前記防塵部材における前記像担持体に対向する対向面
の、前記像担持体の移動方向上流側を前記像担持体表面
に近接させるともに下流側を前記像担持体から離反させ
た状態で前記防塵部材を配置してなる、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記像担持体の接線と前記防塵部材の対
向面とのなす角を、0°以上80°以下に設定する、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記防塵部材が、対向面の抵抗値が10
00Ω/cm2 の導電性部材によって形成される、 ことを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 像担持体上に所定のパターンを形成する
パターン形成手段と、該パターンからの反射光を検出す
る反射光検出手段と、該反射光検出手段の検出結果に基
づいて画像形成条件を調整する制御装置とを備えた画像
形成装置において、 前記反射光検出手段が、前記所定のパターンからの反射
光を複数の分光波長に分光するとともに反射光量または
反射濃度として検出し、 前記制御装置が、前記検出手段の検出信号からカラーバ
ランス、濃度を算出し、この情報に基づいてカラーバラ
ンス、濃度を適正にするよう画像形成要素の駆動条件を
制御する、 ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4355746A JPH06186805A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4355746A JPH06186805A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06186805A true JPH06186805A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18445557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4355746A Pending JPH06186805A (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06186805A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5963756A (en) * | 1997-01-06 | 1999-10-05 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Color correction in a color image formation apparatus |
JP2009265464A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8934795B2 (en) | 2011-06-30 | 2015-01-13 | Ricoh Company, Ltd. | Optical sensor unit with shutter member and image-forming apparatus thereof |
-
1992
- 1992-12-18 JP JP4355746A patent/JPH06186805A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5963756A (en) * | 1997-01-06 | 1999-10-05 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Color correction in a color image formation apparatus |
JP2009265464A (ja) * | 2008-04-28 | 2009-11-12 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8934795B2 (en) | 2011-06-30 | 2015-01-13 | Ricoh Company, Ltd. | Optical sensor unit with shutter member and image-forming apparatus thereof |
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