JPH0617949Y2 - 床 材 - Google Patents
床 材Info
- Publication number
- JPH0617949Y2 JPH0617949Y2 JP1988051031U JP5103188U JPH0617949Y2 JP H0617949 Y2 JPH0617949 Y2 JP H0617949Y2 JP 1988051031 U JP1988051031 U JP 1988051031U JP 5103188 U JP5103188 U JP 5103188U JP H0617949 Y2 JPH0617949 Y2 JP H0617949Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- long
- groove
- short
- seam
- flooring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、床仕上材、特にコンクリート住宅などの直貼
り床材に関する。
り床材に関する。
[従来の技術とその問題点] コンクリート住宅などにおいて根太を配さずに接着施工
する床材には実用新案公開昭和61−85608号に開
示されているものがある。
する床材には実用新案公開昭和61−85608号に開
示されているものがある。
これは、4側端面に接合用の実部を形成した複数枚の長
尺材を、若干ずらして長辺側実部同士を嵌合して並列に
配し下面にクッションシート材を貼着し連結してなるも
のである。
尺材を、若干ずらして長辺側実部同士を嵌合して並列に
配し下面にクッションシート材を貼着し連結してなるも
のである。
この床材は、夫々の床材を縦に連設した場合継手が目立
たず、所定面積に合わせて裏面シートを切断して夫々の
長尺材を分割して用いることができるので材料の歩留ま
りが上がるという長所がある。
たず、所定面積に合わせて裏面シートを切断して夫々の
長尺材を分割して用いることができるので材料の歩留ま
りが上がるという長所がある。
ところが、短辺側の壁際においては貼り始め、貼り終い
には各長尺材の短辺部を直線に揃えるために階段状部を
切り落とす必要がある。
には各長尺材の短辺部を直線に揃えるために階段状部を
切り落とす必要がある。
又、ずらして連結するので製造が複雑であるとともに寸
法精度が要求され、梱包が大形化し、施工、搬送時に階
段状部を引掛けて分裂しやすいといった欠点もあった。
法精度が要求され、梱包が大形化し、施工、搬送時に階
段状部を引掛けて分裂しやすいといった欠点もあった。
一方、短辺部を直線に形成した床材には実用新案公開昭
和62−31643号に開示されているような、幅方向
に複数枚の化粧単板を配し一部の化粧単板の長手方向端
の上端角に面取り部を設けて床材継ぎ目部を目立たない
ようにしたものもあるが、面取り部同士の当接部には溝
が形成されるが非面取り部同士の当接部には線状の継ぎ
目部が現れ、床材同士の継ぎ目が不自然に見えると言う
欠点があった。
和62−31643号に開示されているような、幅方向
に複数枚の化粧単板を配し一部の化粧単板の長手方向端
の上端角に面取り部を設けて床材継ぎ目部を目立たない
ようにしたものもあるが、面取り部同士の当接部には溝
が形成されるが非面取り部同士の当接部には線状の継ぎ
目部が現れ、床材同士の継ぎ目が不自然に見えると言う
欠点があった。
[目的] 本考案は、床材同士の縦て継ぎ部を目立たなくすると共
に製造、搬送、施工性を改良したものである。
に製造、搬送、施工性を改良したものである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し、目的を達成するために、本考案
は、4側端面に接合用の実部を有し、表面短手方向に溝
が刻設され短辺側上端部を傾斜面に形成するとともに前
記溝間または溝と傾斜面の間に表面化粧板の継ぎ目部を
有する長尺材Aと、4側端面に接合用の実部を有し、表
面短手方向に溝が刻設され短辺側上端部を略直角面に形
成するともに前記溝間に表面化粧板の継ぎ目部を有する
長尺材Bとを、その短辺同士を直線上に揃え長辺側実部
同士を嵌合して並列に配し、複数の該長尺材の下面にわ
たってクッションシート材を貼着し連結してなることを
特徴とする。
は、4側端面に接合用の実部を有し、表面短手方向に溝
が刻設され短辺側上端部を傾斜面に形成するとともに前
記溝間または溝と傾斜面の間に表面化粧板の継ぎ目部を
有する長尺材Aと、4側端面に接合用の実部を有し、表
面短手方向に溝が刻設され短辺側上端部を略直角面に形
成するともに前記溝間に表面化粧板の継ぎ目部を有する
長尺材Bとを、その短辺同士を直線上に揃え長辺側実部
同士を嵌合して並列に配し、複数の該長尺材の下面にわ
たってクッションシート材を貼着し連結してなることを
特徴とする。
[作用] 本考案にかかる床材同士を縦て継ぎして連設した場合、
短辺側上端部を傾斜面に形成した長尺材同士の突き付け
部には凹条が形成される一方、短辺側上端部を略直角面
に形成した突き付け部は線状を呈する。
短辺側上端部を傾斜面に形成した長尺材同士の突き付け
部には凹条が形成される一方、短辺側上端部を略直角面
に形成した突き付け部は線状を呈する。
その結果、長尺材の表面短手方向に刻設した溝と上記傾
斜面同士で形成された凹条、及び略直角面にて形成され
た突き付け部と表面化粧板の継ぎ目部とが相俟って床仕
上げ面に混在し、床材同士の継目が目立たなくなる。
斜面同士で形成された凹条、及び略直角面にて形成され
た突き付け部と表面化粧板の継ぎ目部とが相俟って床仕
上げ面に混在し、床材同士の継目が目立たなくなる。
しかも裏面にクッション材が貼着されているので、縦て
継ぎ施工の際、隣接床材に端部を押し当てるように施工
するとクッション材のスプリングバックにより突き付け
方向に付勢され隙間が生じることが少なく、又、下地の
不陸も吸収して段差が少なくなるので継目をいっそう目
立たなくさせることができる。
継ぎ施工の際、隣接床材に端部を押し当てるように施工
するとクッション材のスプリングバックにより突き付け
方向に付勢され隙間が生じることが少なく、又、下地の
不陸も吸収して段差が少なくなるので継目をいっそう目
立たなくさせることができる。
[本考案の構成] 以下図面に示す本考案を実施例により詳細を説明する
と、第1図は床材の平面図であり、第2図は縦断面図で
ある。第3図、第4図は、施工状態における接合部の断
面図であり、第3図は長尺材A、A同士の接合部、第4
図は長尺材B、B同士の接合部を示す。
と、第1図は床材の平面図であり、第2図は縦断面図で
ある。第3図、第4図は、施工状態における接合部の断
面図であり、第3図は長尺材A、A同士の接合部、第4
図は長尺材B、B同士の接合部を示す。
第1図において、1は接合用の実部で1aは雄実、1b
は雌実、2は刻設した溝、3は長尺材Aの短辺側上端部
に形成した傾斜面、4は長尺材Bの短辺側上端部に形成
した略直角面である。
は雌実、2は刻設した溝、3は長尺材Aの短辺側上端部
に形成した傾斜面、4は長尺材Bの短辺側上端部に形成
した略直角面である。
尚、6は木材単板等表面化粧材の継ぎ目部であり、継ぎ
目6があることにより後述する長尺材B、B同士の継手
が継ぎ目6と混在し床材同士の継手が一層目立たなくな
る。
目6があることにより後述する長尺材B、B同士の継手
が継ぎ目6と混在し床材同士の継手が一層目立たなくな
る。
実施例では長尺材A、Bを交互に4枚並列に嵌合して連
結しているが、各1枚づつ2枚並列しても本考案の効果
を奏する。
結しているが、各1枚づつ2枚並列しても本考案の効果
を奏する。
第2図において、5はクッションシート材であり発泡樹
脂シートや繊維状の緩衝材、ゴムシート等弾性を有する
シート材である。
脂シートや繊維状の緩衝材、ゴムシート等弾性を有する
シート材である。
実施例では平坦なクッションシート材5を配してある
が、緩衝効果や下地材との馴じみを良くするために上面
又は下面に複数の凹状溝や切り溝、凹凸部、貫通孔、非
貫通孔を設けたクッションシート材であってもよくまた
長尺材A、Bの嵌合部に位置するクッションシート材の
下面に切断指示線を設けておいてもよい。
が、緩衝効果や下地材との馴じみを良くするために上面
又は下面に複数の凹状溝や切り溝、凹凸部、貫通孔、非
貫通孔を設けたクッションシート材であってもよくまた
長尺材A、Bの嵌合部に位置するクッションシート材の
下面に切断指示線を設けておいてもよい。
第3図に示すように長尺材A、A同士の接合部には傾斜
面3、3により凹条3aが形成され施工後は長尺材A、
Bの表面に刻設した溝2と外観上混同する。
面3、3により凹条3aが形成され施工後は長尺材A、
Bの表面に刻設した溝2と外観上混同する。
第4図に示すように長尺材B、B同士の接合部には略垂
直面4、4により線状4aが形成されるが溝2に比べ目
立たない。
直面4、4により線状4aが形成されるが溝2に比べ目
立たない。
[効果] 上記のように構成されているので、本考案にかかる床材
は、床材同士を縦て継ぎして連設した場合、短辺側上端
部を傾斜面に形成した長尺材同士の突き付け部には凹条
が形成される一方、短辺側上端部を略直角面に形成した
突き付け部は線状を呈する。その結果、長尺材の表面短
手方向に刻設した溝と上記傾斜面同士で形成された凹
条、及び略直角面にて形成された突き付け部と表面化粧
板の継ぎ目部とが相俟って床仕上げ面に混在し、床材同
士の継目が目立たなくなる。
は、床材同士を縦て継ぎして連設した場合、短辺側上端
部を傾斜面に形成した長尺材同士の突き付け部には凹条
が形成される一方、短辺側上端部を略直角面に形成した
突き付け部は線状を呈する。その結果、長尺材の表面短
手方向に刻設した溝と上記傾斜面同士で形成された凹
条、及び略直角面にて形成された突き付け部と表面化粧
板の継ぎ目部とが相俟って床仕上げ面に混在し、床材同
士の継目が目立たなくなる。
しかも裏面にクッションシート材が貼着されているので
隙間が生じることが少なく、又、下地の不陸も吸収され
て段差が少なくなり継目をいっそう目立たなくさせるこ
とができる。
隙間が生じることが少なく、又、下地の不陸も吸収され
て段差が少なくなり継目をいっそう目立たなくさせるこ
とができる。
また、長尺材を方形状に連結したものであるから製造上
特別な定規、型材等を必要とせず量産でき加工精度も高
い。
特別な定規、型材等を必要とせず量産でき加工精度も高
い。
更に、梱包も小形化でき、従来の方形状床材と同様、切
断せずに端部から貼り始めることができ施工に熟練を要
さず、乱暴に取り扱っても分解することが少ないといっ
た効果がある。
断せずに端部から貼り始めることができ施工に熟練を要
さず、乱暴に取り扱っても分解することが少ないといっ
た効果がある。
第1図は、本考案の実施例の床材の平面図であり、第2
図はその縦断面図、第3図、第4図は、その施工状態に
おける接合部の断面図である。 1…実部、2…溝、3…傾斜面 4…略直角面、5…クッションシート材
図はその縦断面図、第3図、第4図は、その施工状態に
おける接合部の断面図である。 1…実部、2…溝、3…傾斜面 4…略直角面、5…クッションシート材
Claims (1)
- 【請求項1】4側端面に接合用の実部を有し、表面短手
方向に溝が刻設され短辺側上端部を傾斜面に形成すると
ともに前記溝間または溝と傾斜面の間に表面化粧板の継
ぎ目部を有する長尺材Aと、4側端面に接合用の実部を
有し、表面短手方向に溝が刻設され短辺側上端部を略直
角面に形成するとともに前記溝間に表面化粧板の継ぎ目
部を有する長尺材Bとを、その短辺同士を直線上に揃え
長辺側実部同士を嵌合して並列に配し、複数の該長尺材
の下面にわたってクッションシート材を貼着し連結して
なる床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988051031U JPH0617949Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 床 材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988051031U JPH0617949Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 床 材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01153045U JPH01153045U (ja) | 1989-10-23 |
JPH0617949Y2 true JPH0617949Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31277059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988051031U Expired - Lifetime JPH0617949Y2 (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 床 材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617949Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0523324Y2 (ja) * | 1985-06-13 | 1993-06-15 | ||
JPH024194Y2 (ja) * | 1985-08-09 | 1990-01-31 |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP1988051031U patent/JPH0617949Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01153045U (ja) | 1989-10-23 |
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