JPH06177265A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH06177265A JPH06177265A JP32913092A JP32913092A JPH06177265A JP H06177265 A JPH06177265 A JP H06177265A JP 32913092 A JP32913092 A JP 32913092A JP 32913092 A JP32913092 A JP 32913092A JP H06177265 A JPH06177265 A JP H06177265A
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Landscapes
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- Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アライメントのずれ量が多くても配線膜とそ
の上層にある上層配線膜とのショートを防ぐことができ
る半導体装置を提供すること。 【構成】 半導体基板1の上にはゲート酸化膜3を介在
させて第1の配線膜5が形成されている。第1の配線膜
5の上にはシリコン窒化膜9が形成されている。第1の
配線膜5の側壁にはサイドウォールシリコン酸化膜7a
が形成されている。サイドウォールシリコン酸化膜7a
を覆うようにサイドウォールシリコン窒化膜11aが形
成されている。シリコン窒化膜はシリコン酸化膜のエッ
チングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅く
なる。したがって写真製版の際にアライメントのずれ量
が多くても、スルーホール13内に第1の配線膜5が露
出するということはなくなる。
の上層にある上層配線膜とのショートを防ぐことができ
る半導体装置を提供すること。 【構成】 半導体基板1の上にはゲート酸化膜3を介在
させて第1の配線膜5が形成されている。第1の配線膜
5の上にはシリコン窒化膜9が形成されている。第1の
配線膜5の側壁にはサイドウォールシリコン酸化膜7a
が形成されている。サイドウォールシリコン酸化膜7a
を覆うようにサイドウォールシリコン窒化膜11aが形
成されている。シリコン窒化膜はシリコン酸化膜のエッ
チングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅く
なる。したがって写真製版の際にアライメントのずれ量
が多くても、スルーホール13内に第1の配線膜5が露
出するということはなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関するも
のであり、特に配線膜の側部にスルーホールが位置して
いる半導体装置およびその製造方法に関するものであ
る。
のであり、特に配線膜の側部にスルーホールが位置して
いる半導体装置およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】半導体基板と上層配線とがスルーホール
を介して電気的に接続されている構造を備えた半導体装
置の製造方法を以下説明する。図9に示すように、半導
体基板21の上には間隔をあけて第1の配線膜23が形
成されている。半導体基板21の上であって、第1の配
線膜23を覆うようにシリコン酸化膜25が形成されて
いる。シリコン酸化膜25の上にはレジスト27が形成
されている。上層配線である第2の配線膜(図9中には
図示せず)と半導体基板21とを電気的に接続するには
スルーホールを用いる。スルーホールは写真製版技術と
エッチング技術を用いて形成される。
を介して電気的に接続されている構造を備えた半導体装
置の製造方法を以下説明する。図9に示すように、半導
体基板21の上には間隔をあけて第1の配線膜23が形
成されている。半導体基板21の上であって、第1の配
線膜23を覆うようにシリコン酸化膜25が形成されて
いる。シリコン酸化膜25の上にはレジスト27が形成
されている。上層配線である第2の配線膜(図9中には
図示せず)と半導体基板21とを電気的に接続するには
スルーホールを用いる。スルーホールは写真製版技術と
エッチング技術を用いて形成される。
【0003】写真製版技術のアライメントにはずれが不
可避的に生じる。半導体装置の微細化により第1の配線
膜23同士の間隔は狭くなる傾向にある。このためアラ
イメントのずれ量が多いと、図9に示すようにスルーホ
ール29の一部が第1の配線膜23上に位置する場合が
起きる。
可避的に生じる。半導体装置の微細化により第1の配線
膜23同士の間隔は狭くなる傾向にある。このためアラ
イメントのずれ量が多いと、図9に示すようにスルーホ
ール29の一部が第1の配線膜23上に位置する場合が
起きる。
【0004】レジスト27を除去し、図10に示すよう
にシリコン酸化膜25の上にアルミニウム膜を形成す
る。アルミニウム膜をパターニングし、第2の配線膜3
1を形成する。スルーホール29の一部が第1の配線膜
23上に形成されているので、第2の配線膜31と第1
の配線膜23とが接触し、第1の配線膜23と第2の配
線膜31とがショートしている。
にシリコン酸化膜25の上にアルミニウム膜を形成す
る。アルミニウム膜をパターニングし、第2の配線膜3
1を形成する。スルーホール29の一部が第1の配線膜
23上に形成されているので、第2の配線膜31と第1
の配線膜23とが接触し、第1の配線膜23と第2の配
線膜31とがショートしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は以
上のように構成されているので、第1の配線膜同士の間
にスルーホールを形成し、第2の配線膜と半導体基板と
のコンタクトをとる場合、アライメントのずれ量が多い
と図9に示すように、スルーホール29の一部が第1の
配線膜23上に位置することが起きる。これにより図1
0に示すように第2の配線膜31と第1の配線膜23と
がショートする原因となっていた。
上のように構成されているので、第1の配線膜同士の間
にスルーホールを形成し、第2の配線膜と半導体基板と
のコンタクトをとる場合、アライメントのずれ量が多い
と図9に示すように、スルーホール29の一部が第1の
配線膜23上に位置することが起きる。これにより図1
0に示すように第2の配線膜31と第1の配線膜23と
がショートする原因となっていた。
【0006】この発明はかかる従来の問題点を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、アライ
メントのずれ量が多くても、配線膜とその上層にある上
層配線膜とのショートを防ぐことができる半導体装置お
よびその製造方法を提供することである。
ためになされたものである。この発明の目的は、アライ
メントのずれ量が多くても、配線膜とその上層にある上
層配線膜とのショートを防ぐことができる半導体装置お
よびその製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に従った半導体
装置は、半導体基板の上に形成された配線膜と、配線膜
の側壁に沿って形成されたサイドウォールシリコン酸化
膜と、半導体基板の上であって、配線膜およびサイドウ
ォールシリコン酸化膜を覆うように形成され、シリコン
酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜よりエッチン
グ速度が遅くなる材料からなる絶縁膜と、半導体基板の
上であって、絶縁膜を覆うように形成されたシリコン酸
化膜とを備えている。絶縁膜としてはたとえばシリコン
窒化膜またはアルミナ膜がある。
装置は、半導体基板の上に形成された配線膜と、配線膜
の側壁に沿って形成されたサイドウォールシリコン酸化
膜と、半導体基板の上であって、配線膜およびサイドウ
ォールシリコン酸化膜を覆うように形成され、シリコン
酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜よりエッチン
グ速度が遅くなる材料からなる絶縁膜と、半導体基板の
上であって、絶縁膜を覆うように形成されたシリコン酸
化膜とを備えている。絶縁膜としてはたとえばシリコン
窒化膜またはアルミナ膜がある。
【0008】この発明に従った半導体装置の製造方法
は、半導体基板の上に導電膜を形成する工程と、導電膜
の上にシリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化
膜よりエッチング速度が遅くなる材料からなる第1絶縁
膜を形成する工程と、導電膜と第1絶縁膜とをパターニ
ングし、上部に第1絶縁膜を備えた配線膜を形成する工
程と、配線膜の側壁にサイドウォールシリコン酸化膜を
形成する工程と、サイドウォールシリコン酸化膜を覆う
ように、シリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸
化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からなる第2絶
縁膜を形成する工程と、第1および第2絶縁膜を覆うよ
うにシリコン酸化膜を形成する工程とを備えている。
は、半導体基板の上に導電膜を形成する工程と、導電膜
の上にシリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化
膜よりエッチング速度が遅くなる材料からなる第1絶縁
膜を形成する工程と、導電膜と第1絶縁膜とをパターニ
ングし、上部に第1絶縁膜を備えた配線膜を形成する工
程と、配線膜の側壁にサイドウォールシリコン酸化膜を
形成する工程と、サイドウォールシリコン酸化膜を覆う
ように、シリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸
化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からなる第2絶
縁膜を形成する工程と、第1および第2絶縁膜を覆うよ
うにシリコン酸化膜を形成する工程とを備えている。
【0009】
【作用】この発明に従った半導体装置は、半導体基板の
上であって、配線膜およびサイドウォールシリコン酸化
膜を覆うように形成された絶縁膜を備えている。絶縁膜
はシリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜よ
りエッチング速度が遅くなる材料からできている。絶縁
膜はシリコン酸化膜で覆われている。このシリコン酸化
膜に写真製版技術とエッチング技術を用いて、半導体基
板を露出させるスルーホールを形成する場合、アライメ
ントのずれ量が多くても、配線膜はシリコン酸化膜のエ
ッチングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅
くなる材料からなる絶縁膜で覆われているので、配線膜
がスルーホール内に露出するということはなくなる。
上であって、配線膜およびサイドウォールシリコン酸化
膜を覆うように形成された絶縁膜を備えている。絶縁膜
はシリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜よ
りエッチング速度が遅くなる材料からできている。絶縁
膜はシリコン酸化膜で覆われている。このシリコン酸化
膜に写真製版技術とエッチング技術を用いて、半導体基
板を露出させるスルーホールを形成する場合、アライメ
ントのずれ量が多くても、配線膜はシリコン酸化膜のエ
ッチングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅
くなる材料からなる絶縁膜で覆われているので、配線膜
がスルーホール内に露出するということはなくなる。
【0010】この発明に従った半導体装置の製造方法
は、シリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜
よりエッチング速度が遅い材料からなる第1絶縁膜が上
部に形成されている配線膜を形成し、配線膜の側壁にサ
イドウォールシリコン酸化膜を形成し、サイドウォール
シリコン酸化膜を覆うように、シリコン酸化膜のエッチ
ングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅くな
る材料からなる第2絶縁膜を形成している。このため配
線膜は第1および第2絶縁膜で覆われる。したがって、
第1および第2絶縁膜を覆うシリコン酸化膜に写真製版
技術とエッチング技術を用いて、半導体基板を露出させ
るスルーホールを形成する場合、アライメントのずれ量
が多くても、配線膜はシリコン酸化膜のエッチングの際
にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅い材料からな
る第1および第2絶縁膜で覆われているので、配線膜が
スルーホール内に露出するということを防止することが
できる。
は、シリコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜
よりエッチング速度が遅い材料からなる第1絶縁膜が上
部に形成されている配線膜を形成し、配線膜の側壁にサ
イドウォールシリコン酸化膜を形成し、サイドウォール
シリコン酸化膜を覆うように、シリコン酸化膜のエッチ
ングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅くな
る材料からなる第2絶縁膜を形成している。このため配
線膜は第1および第2絶縁膜で覆われる。したがって、
第1および第2絶縁膜を覆うシリコン酸化膜に写真製版
技術とエッチング技術を用いて、半導体基板を露出させ
るスルーホールを形成する場合、アライメントのずれ量
が多くても、配線膜はシリコン酸化膜のエッチングの際
にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅い材料からな
る第1および第2絶縁膜で覆われているので、配線膜が
スルーホール内に露出するということを防止することが
できる。
【0011】
【実施例】図1はこの発明に従った半導体装置の断面図
である。半導体基板1の上にはゲート酸化膜3を介在さ
せて第1の配線膜5が形成されている。第1の配線膜5
の上にはシリコン窒化膜9が形成されている。シリコン
窒化膜はシリコン酸化膜エッチングの際に、シリコン酸
化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からなる絶縁膜
である。第1の配線膜5の側壁にはサイドウォールシリ
コン酸化膜7aが形成されている。サイドウォールシリ
コン酸化膜7aを覆うようにサイドウォールシリコン窒
化膜11aが形成されている。
である。半導体基板1の上にはゲート酸化膜3を介在さ
せて第1の配線膜5が形成されている。第1の配線膜5
の上にはシリコン窒化膜9が形成されている。シリコン
窒化膜はシリコン酸化膜エッチングの際に、シリコン酸
化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からなる絶縁膜
である。第1の配線膜5の側壁にはサイドウォールシリ
コン酸化膜7aが形成されている。サイドウォールシリ
コン酸化膜7aを覆うようにサイドウォールシリコン窒
化膜11aが形成されている。
【0012】サイドウォールシリコン酸化膜11aおよ
びシリコン窒化膜9を覆うように、半導体基板1の上に
はシリコン酸化膜15が形成されている。シリコン酸化
膜15には、半導体基板1を露出させるスルーホール1
3が形成されている。シリコン酸化膜15の上には第2
の配線膜17が形成されている。第2の配線膜17はス
ルーホール13を介して半導体基板1と電気的に接続さ
れている。
びシリコン窒化膜9を覆うように、半導体基板1の上に
はシリコン酸化膜15が形成されている。シリコン酸化
膜15には、半導体基板1を露出させるスルーホール1
3が形成されている。シリコン酸化膜15の上には第2
の配線膜17が形成されている。第2の配線膜17はス
ルーホール13を介して半導体基板1と電気的に接続さ
れている。
【0013】第1の配線膜5を覆うシリコン窒化膜9と
サイドウォールシリコン窒化膜11aとは、シリコン酸
化膜をエッチング除去する際にシリコン酸化膜よりエッ
チング速度が遅くなる材料なので、シリコン酸化膜15
にスルーホール13を形成する際に、アライメントのず
れ量が多くても第1の配線膜5がスルーホール13内で
露出するということはなくなる。したがって第1の配線
膜5と第2の配線膜17とのショートを防ぐことができ
る。
サイドウォールシリコン窒化膜11aとは、シリコン酸
化膜をエッチング除去する際にシリコン酸化膜よりエッ
チング速度が遅くなる材料なので、シリコン酸化膜15
にスルーホール13を形成する際に、アライメントのず
れ量が多くても第1の配線膜5がスルーホール13内で
露出するということはなくなる。したがって第1の配線
膜5と第2の配線膜17とのショートを防ぐことができ
る。
【0014】図1に示すこの発明に従った半導体装置の
製造方法を以下説明する。図2に示すように、半導体基
板1の上に熱酸化によりゲート酸化膜3を形成する。ゲ
ート酸化膜3の上にCVD法を用いて多結晶シリコン
膜、シリコン窒化膜を順に形成する。写真製版技術とエ
ッチング技術を用いて多結晶シリコン膜およびシリコン
窒化膜をパターニングし、上部にシリコン窒化膜9が形
成された第1の配線膜5を形成する。
製造方法を以下説明する。図2に示すように、半導体基
板1の上に熱酸化によりゲート酸化膜3を形成する。ゲ
ート酸化膜3の上にCVD法を用いて多結晶シリコン
膜、シリコン窒化膜を順に形成する。写真製版技術とエ
ッチング技術を用いて多結晶シリコン膜およびシリコン
窒化膜をパターニングし、上部にシリコン窒化膜9が形
成された第1の配線膜5を形成する。
【0015】図3に示すようにCVD法により半導体基
板1の上に、第1の配線膜5を覆うようにシリコン酸化
膜7を形成する。
板1の上に、第1の配線膜5を覆うようにシリコン酸化
膜7を形成する。
【0016】図4に示すように異方性エッチングを用い
てシリコン酸化膜7をエッチングし、第1の配線膜5の
側壁にサイドウォールシリコン酸化膜7aを形成する。
異方性エッチングは、シリコン窒化膜9の側面9aが露
出するまで続ける。
てシリコン酸化膜7をエッチングし、第1の配線膜5の
側壁にサイドウォールシリコン酸化膜7aを形成する。
異方性エッチングは、シリコン窒化膜9の側面9aが露
出するまで続ける。
【0017】図5に示すように、半導体基板1の上であ
って、サイドウォールシリコン酸化膜7aおよびシリコ
ン窒化膜9を覆うようにCVD法を用いてシリコン窒化
膜11を形成する。
って、サイドウォールシリコン酸化膜7aおよびシリコ
ン窒化膜9を覆うようにCVD法を用いてシリコン窒化
膜11を形成する。
【0018】図6に示すように異方性エッチングを用い
てシリコン窒化膜11をエッチングし、サイドウォール
シリコン窒化膜11aを形成する。シリコン窒化膜9の
側面9aが露出するまでサイドウォールシリコン酸化膜
7aをエッチングしたので、サイドウォールシリコン窒
化膜11a形成の際にサイドウォールシリコン酸化膜7
aが露出するということはなくなる。
てシリコン窒化膜11をエッチングし、サイドウォール
シリコン窒化膜11aを形成する。シリコン窒化膜9の
側面9aが露出するまでサイドウォールシリコン酸化膜
7aをエッチングしたので、サイドウォールシリコン窒
化膜11a形成の際にサイドウォールシリコン酸化膜7
aが露出するということはなくなる。
【0019】図7に示すようにCVD法を用いて半導体
基板1の全面上にシリコン酸化膜15を形成する。シリ
コン酸化膜15の上にレジスト18を塗布する。レジス
ト18を写真製版技術を用いて、選択的に露光・現像
し、パターニングする。アライメントのずれ量が多く、
レジスト18の開孔18aが第1の配線膜5上に位置し
ている。
基板1の全面上にシリコン酸化膜15を形成する。シリ
コン酸化膜15の上にレジスト18を塗布する。レジス
ト18を写真製版技術を用いて、選択的に露光・現像
し、パターニングする。アライメントのずれ量が多く、
レジスト18の開孔18aが第1の配線膜5上に位置し
ている。
【0020】図8に示すようにレジスト18をマスクと
してシリコン酸化膜15を選択的にエッチングし、半導
体基板1を露出させるスルーホール13を形成する。ア
ライメントのずれ量が多くても、シリコン窒化膜のエッ
チング速度が遅いので、第1の配線膜5がスルーホール
13内に露出することなく、自己整合的に半導体基板1
を露出させることができる。レジスト18を除去し、ア
ルミニウムからなる第2の配線膜17をシリコン酸化膜
15上に形成した状態の図が図1である。
してシリコン酸化膜15を選択的にエッチングし、半導
体基板1を露出させるスルーホール13を形成する。ア
ライメントのずれ量が多くても、シリコン窒化膜のエッ
チング速度が遅いので、第1の配線膜5がスルーホール
13内に露出することなく、自己整合的に半導体基板1
を露出させることができる。レジスト18を除去し、ア
ルミニウムからなる第2の配線膜17をシリコン酸化膜
15上に形成した状態の図が図1である。
【0021】この実施例ではシリコン酸化膜エッチング
の際にシリコン酸化膜よりエッチング速度は遅くなる材
料からなる第1絶縁膜として、シリコン窒化膜を用いた
が、アルミナ膜であってもよい。
の際にシリコン酸化膜よりエッチング速度は遅くなる材
料からなる第1絶縁膜として、シリコン窒化膜を用いた
が、アルミナ膜であってもよい。
【0022】
【発明の効果】この発明に従った半導体装置は、半導体
基板の上であって、配線膜およびサイドウォールシリコ
ン酸化膜を覆うように形成された絶縁膜を備えている。
絶縁膜はシリコン酸化膜エッチングの際に、シリコン酸
化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からできてい
る。絶縁膜はシリコン酸化膜で覆われている。このシリ
コン酸化膜に写真製版技術とエッチング技術を用いて半
導体基板を露出させるスルーホールを形成する場合、ア
ライメントのずれ量が多くても、配線膜がスルーホール
内に露出するということを防止することができる。した
がって配線膜とその上層にある上層配線膜とのショート
を防ぐことができ、半導体装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
基板の上であって、配線膜およびサイドウォールシリコ
ン酸化膜を覆うように形成された絶縁膜を備えている。
絶縁膜はシリコン酸化膜エッチングの際に、シリコン酸
化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からできてい
る。絶縁膜はシリコン酸化膜で覆われている。このシリ
コン酸化膜に写真製版技術とエッチング技術を用いて半
導体基板を露出させるスルーホールを形成する場合、ア
ライメントのずれ量が多くても、配線膜がスルーホール
内に露出するということを防止することができる。した
がって配線膜とその上層にある上層配線膜とのショート
を防ぐことができ、半導体装置の信頼性を向上させるこ
とができる。
【0023】この発明に従った半導体装置の製造方法
は、シリコン酸化膜をエッチングの際にシリコン酸化膜
よりエッチング速度が遅くなる材料からなる第1絶縁膜
が上部に形成されている配線膜を形成し、配線膜の側壁
にサイドウォールシリコン酸化膜を形成し、サイドウォ
ールシリコン酸化膜を覆うように、シリコン酸化膜をエ
ッチングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅
くなる材料からなる第2の絶縁膜を形成している。この
ため配線膜を第1および第2絶縁膜で覆うことができ
る。したがって第1および第2絶縁膜を覆うシリコン酸
化膜に写真製版技術とエッチング技術を用いて、半導体
基板を露出させるスルーホールを形成する場合、アライ
メントのずれ量が多くてもスルーホール内に配線膜が露
出するということを防止することができる。したがっ
て、配線膜とその上層に形成された上層配線膜とのショ
ートを防ぐことができ、半導体装置の信頼性を向上させ
ることができる。
は、シリコン酸化膜をエッチングの際にシリコン酸化膜
よりエッチング速度が遅くなる材料からなる第1絶縁膜
が上部に形成されている配線膜を形成し、配線膜の側壁
にサイドウォールシリコン酸化膜を形成し、サイドウォ
ールシリコン酸化膜を覆うように、シリコン酸化膜をエ
ッチングの際にシリコン酸化膜よりエッチング速度が遅
くなる材料からなる第2の絶縁膜を形成している。この
ため配線膜を第1および第2絶縁膜で覆うことができ
る。したがって第1および第2絶縁膜を覆うシリコン酸
化膜に写真製版技術とエッチング技術を用いて、半導体
基板を露出させるスルーホールを形成する場合、アライ
メントのずれ量が多くてもスルーホール内に配線膜が露
出するということを防止することができる。したがっ
て、配線膜とその上層に形成された上層配線膜とのショ
ートを防ぐことができ、半導体装置の信頼性を向上させ
ることができる。
【図1】この発明に従った半導体装置の一実施例の断面
図である。
図である。
【図2】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第1工程の断面図である。
方法の第1工程の断面図である。
【図3】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第2工程の断面図である。
方法の第2工程の断面図である。
【図4】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第3工程の断面図である。
方法の第3工程の断面図である。
【図5】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第4工程の断面図である。
方法の第4工程の断面図である。
【図6】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第5工程の断面図である。
方法の第5工程の断面図である。
【図7】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第6工程の断面図である。
方法の第6工程の断面図である。
【図8】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第7工程の断面図である。
方法の第7工程の断面図である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法の第1工程の断面
図である。
図である。
【図10】従来の半導体装置の製造方法の第2工程の断
面図である。
面図である。
1 半導体基板 5 第1の配線膜 7a サイドウォールシリコン酸化膜 9 シリコン窒化膜 11a サイドウォールシリコン窒化膜 15 シリコン酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/784
Claims (3)
- 【請求項1】 半導体基板の上に形成された配線膜と、 前記配線膜の側壁に沿って形成されたサイドウォールシ
リコン酸化膜と、 前記半導体基板の上であって、前記配線膜および前記サ
イドウォールシリコン酸化膜を覆うように形成され、シ
リコン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜よりエ
ッチング速度が遅くなる材料からなる絶縁膜と、 前記半導体基板の上であって、前記絶縁膜を覆うように
形成されたシリコン酸化膜と、 を備えた半導体装置。 - 【請求項2】 前記絶縁膜はシリコン窒化膜またはアル
ミナ膜を含む請求項1に記載の半導体装置。 - 【請求項3】 半導体基板の上に導電膜を形成する工程
と、 前記導電膜の上にシリコン酸化膜のエッチングの際にシ
リコン酸化膜よりエッチング速度が遅くなる材料からな
る第1絶縁膜を形成する工程と、 前記導電膜と前記第1絶縁膜とをパターニングし、上部
に前記第1絶縁膜を備えた配線膜を形成する工程と、 前記配線膜の側壁にサイドウォールシリコン酸化膜を形
成する工程と、 前記サイドウォールシリコン酸化膜を覆うように、シリ
コン酸化膜のエッチングの際にシリコン酸化膜よりエッ
チング速度が遅くなる材料からなる第2絶縁膜を形成す
る工程と、 前記第1および第2絶縁膜を覆うようにシリコン酸化膜
を形成する工程と、 を備えた半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32913092A JPH06177265A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32913092A JPH06177265A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06177265A true JPH06177265A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18217962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32913092A Withdrawn JPH06177265A (ja) | 1992-12-09 | 1992-12-09 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06177265A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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- 1992-12-09 JP JP32913092A patent/JPH06177265A/ja not_active Withdrawn
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