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JPH0617214Y2 - ディスク制御回路 - Google Patents

ディスク制御回路

Info

Publication number
JPH0617214Y2
JPH0617214Y2 JP1988072383U JP7238388U JPH0617214Y2 JP H0617214 Y2 JPH0617214 Y2 JP H0617214Y2 JP 1988072383 U JP1988072383 U JP 1988072383U JP 7238388 U JP7238388 U JP 7238388U JP H0617214 Y2 JPH0617214 Y2 JP H0617214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
disk
playing time
information
control circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988072383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01177459U (ja
Inventor
一憲 恩地
始 加藤
Original Assignee
アイワ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイワ株式会社 filed Critical アイワ株式会社
Priority to JP1988072383U priority Critical patent/JPH0617214Y2/ja
Publication of JPH01177459U publication Critical patent/JPH01177459U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0617214Y2 publication Critical patent/JPH0617214Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、光学式ディスク再生装置などに適用して好
適なディスク制御回路に関する。
「従来の技術」 ディスク上に記録された情報(例えば、音声情報)を光
学的に再生するようにしたディスク再生装置(CDプレ
ーヤ)は既に知られている。
このディスク再生装置で再生できるディスクとして、最
近その累計演奏時間が異なる2種類のタイプのディスク
が販売されている。
例えば、音楽情報を再生するようにしたコンパクトディ
スクにおいては、その累計演奏時間が約20分以上のデ
ィスク(以下大径ディスクという)のものと、累計演奏
時間が約20分までのディスク(以下小径ディスクとい
う)の2種類のディスクが販売されている。
このような径の異なるディスクを使用しても、同一のデ
ィスク再生装置で再生できるようになされている。
「考案が解決しようとする課題」 ところで、このようにディスク再生装置において、径の
異なるディスクを再生する場合、以下のような問題点を
有する。
即ち、径の異なる2種類のディスクを夫々再生できるよ
うにするため、特にディスクの回転停止などを制御する
ブレーキ制御系においては、通常大径ディスクを基準に
して設計されている。
そのため、大径ディスクの方が小径ディスクより回転モ
ーメントが大きいため、大径ディスクを適切なブレーキ
力で回転停止させるように設計した場合には、小径ディ
スクを使用してブレーキをかけようとする場合、ブレー
キがかかり過ぎる結果となり、一旦停止した後再び一時
逆回転する虞があった。
そのため、適切に回転位置を制御することができないと
いう問題の他に、省力化の隘路となっていた。
そこで、この考案ではディスクの種類に応じてディスク
駆動用モータを制御することができるようにしたディス
ク制御回路を提案するものである。
「課題を解決するための手段」 上述の問題点を解決するため、この考案においては、デ
ィスク上に記録されたディスク索引情報から累計演奏時
間を検出し、 この累計演奏時間により上記ディスクのサイズを判別
し、この判別結果に基づいて上記ディスクを駆動するモ
ータに加える逆転時間の長さを制御するようにしたこと
を特徴とするものである。
また、ディスク上に記録されたディスク索引情報から累
計演奏時間を検出し、この累計演奏時間によりディスク
のサイズを判別し、この判別結果に基づいてディスクを
駆動するモータへの印加電圧を制御するようにしたこと
を特徴とするものである。
「作用」 この考案においては、ディスクの累計演奏時間の相違に
基づいて、ブレーキ制御モードを最適なモードにセット
するようにしている。
累計演奏時間を検索するには、ディスク上に記録された
ディスク検索情報に基づいて行なう。
このディスク検索情報は、ディスクのリードイン領域に
記録された情報であって、TOC(Table of Content
s)情報の一種であるタイムコード情報に基づいて行な
う。このタイムコード情報の累計の結果、大径ディスク
であると判断されたときには、大径ディスク用のブレー
キ制御モードにセットされる。
これに対し、小径ディスクであるものと判断されたとき
には、小径ディスク用のブレーキ制御モードにセットさ
れる。
ブレーキ制御モードの相違点は駆動モータに加える逆転
時間などであり、この逆転時間を変更することによっ
て、大径ディスクと小径ディスクとでそのブレーキ力を
異ならせることが可能になる。
勿論、駆動モータに対する印加電圧のレベルそのものを
制御することによって、ブレーキ力を変更することも可
能である。
「実施例」 続いて、この考案に係るディスク制御回路の一例を、上
述したように光学式ディスク再生装置、特にCDプレー
ヤに適用した場合につき、第1図以下を参照して詳細に
説明する。
第1図はこの考案を適用できるCDプレーヤ10の一例
を示す系統図であって、1は光学式ディスクを示す。
光学式ディスク1上に記録された音声情報は光ピックア
ップ装置3によってピックアップされ、こけがアンプ4
を経て信号処理回路(DSP)5に供給されることによ
って、再生されたビット情報に対して所定の信号処理
(例えば、誤り訂正処理など)が施される。
その後、このビット情報はD/A変換器6に供給される
ことにより、デジタルビット情報がアナログ音声情報に
変換され、これがローパスフィルタ7に供給されること
によって、所定の音声信号例えば、左右の音声信号L、
Rが再生される。
RFアンプ4や信号処理回路5はいずれも、マイクロコ
ンピュータ11からの指令に基づいてその処理状態が制
御されるものであって、またアンプ4より出力されたビ
ット情報はさらにサーボ回路20に供給され、これより
得られた回転速度情報(例えば、線速度情報CLV)に
基づいてディスク駆動モータ2が制御される。
即ち、ディスク1の線速度CLVが常に一定となるよう
にマイクロコンピュータ11からの指令に基づきサーボ
回路20が制御されるものである。
マイクロコンピュータ11にはディスク1より再生され
た情報に基づき、ブレーキ制御モードがセットされる。
そのため、このマイクロコンピュータ11にはブレーキ
制御モードセット用の制御プログラムが格納されてい
る。
第2図はこのブレーキ制御モードを実行するためのモー
ド制御ルーチン30の一例を示すフローチャートであ
る。
この発明においては、径の異なるディスクを判別するた
め、特にディスク1のリードイン領域に記録されたディ
スク検索情報が利用される。このディスク検索情報は、
TOC(Table of Contents)情報の一種であるタイム
コード情報を検索することにより行なう。
即ち、このタイムコード情報の累計によってディスクの
累計演奏時間を判別しようとするものである。
大径ディスクの場合には累計演奏時間が約20分以上と
なり、小径ディスクの場合には累計演奏時間が約20分
までであるから、これら累計演奏時間の相違に基づい
て、ディスク径の大小を判別することができる。
従って、このモード制御ルーチン30がスタートする
と、まずディスク1がセットされ、その後光ピックアッ
プ装置3のフォーカス調整が実行される(ステップ3
1,32)。その後ディスク1のリードイン領域に記録
されたTOC情報の読み取りが実行される(ステップ3
3)。
続いて、この読み取られたTOC情報のうち、特にタイ
ムコード情報が検索され、これが20分以上であるかど
うかがチェックされる(ステップ34)。そして、累計
演奏時間Tが約20分以上であるときには、セットされ
たディスク1が大径ディスクであるものと判断し、その
ときには大径ディスク用のブレーキ制御モードにセット
される(ステップ35)。
これに対して、累計演奏時間Tが約20分以下であると
判断されたときには、小径ディスク用のブレーキ制御モ
ードにセットされることになる(ステップ36)。
従って、小径ディスクであるときには、例えばブレーキ
制御時、駆動モータ2に加える逆転時間が大径ディスク
使用時の場合よりも、例えば2/3程度に短縮される。
その結果、大径ディスクを使用した場合と、小径ディス
クを使用した場合とでは、ディスク1に加えられるブレ
ーキ力が変更される結果、小径ディスクを使用した場合
においても、正確に所定位置に停止させることができ
る。
従って、ブレーキ制御力をどの程度に設定するかは使用
するディスクの径の大きさや、ブレーキ制御系の構成に
よって相違することになる。
ブレーキ制御力の調整は、駆動モータ2に対する逆転時
間の制御の他に、例えばこの駆動モータ2に加えられる
DC印加電圧の電圧レベルそのものを変更することによ
っても達成することが可能である。
このようなディスク検索情報は信号処理回路5を経てマ
イクロコンピュータ11に取り込まれ、これより得られ
た指令信号に基づいてサーボ回路20が制御されるもの
である。
なお、上述においてはディスク1としてコンパクトディ
スクを使用した場合につき例示したが、映像情報などが
記録されたいわゆる、ビデオディスクなどにこの考案に
係るディスク制御回路を適用することも勿論可能であ
る。
また、ディスク再生装置は光学式に限らず、静電式のも
のでも可能である。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案によれば、ディスク上に
記録されたディスク検索情報からタイムコード情報を検
出し、このタイムコード情報によってディスクの累計演
奏時間をチェックし、この累計演奏時間の相違に基づい
て、装着されたディスクの径の大きさを判別し、その情
報に基づいてブレーキ制御モードをセットするようにし
たものである。
このようにした場合には、ディスクの回転モーメントが
相違しても、径の異なるディスクを最適状態においてブ
レーキ制御できる特徴を有する。
その結果、例えば、小径ディスクの停止時に逆回転する
のを防止でき、また頭出しをより正確に行なうことがで
きるなどの特徴を有すると共に、駆動モータには最適な
駆動電流のみが供給されるようになるため、省力化にも
つながるなど実用に供し、すこぶる便利である。
従って、この考案に係るディスク制御回路は光学式のコ
ンパクトディスクを再生できるようにしたディスク再生
装置などに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るディスク制御回路を適用したデ
ィスク再生装置の一例を示す系統図、第2図はディスク
制御モードの一例を示すフローチャートである。 1……ディスク 2……駆動モータ 3……光ピックアップ装置 5……信号処理回路 10……CDプレーヤ 11……マイクロコンピュータ 20……サーボ回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク上に記録されたディスク索引情報
    から累計演奏時間を検出し、 この累計演奏時間により上記ディスクのサイズを判別
    し、この判別結果に基づいて上記ディスクを駆動するモ
    ータに加える逆転時間の長さを制御するようにしたこと
    を特徴とするディスク制御回路。
  2. 【請求項2】ディスク上に記録されたディスク索引情報
    から累計演奏時間を検出し、 この累計演奏時間により上記ディスクのサイズを判別
    し、この判別結果に基づいて上記ディスクを駆動するモ
    ータへの印加電圧を制御するようにしたことを特徴とす
    るディスク制御回路。
JP1988072383U 1988-05-31 1988-05-31 ディスク制御回路 Expired - Lifetime JPH0617214Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988072383U JPH0617214Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ディスク制御回路

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988072383U JPH0617214Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ディスク制御回路

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Publication Number Publication Date
JPH01177459U JPH01177459U (ja) 1989-12-19
JPH0617214Y2 true JPH0617214Y2 (ja) 1994-05-02

Family

ID=31297552

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JP1988072383U Expired - Lifetime JPH0617214Y2 (ja) 1988-05-31 1988-05-31 ディスク制御回路

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0766619B2 (ja) * 1989-07-03 1995-07-19 三洋電機株式会社 ディスク判別方法
JPH1027414A (ja) * 1996-07-11 1998-01-27 Toshiba Corp 複数種類の情報伝達媒体に対応する情報再生システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2545809B2 (ja) * 1986-10-09 1996-10-23 ソニー株式会社 情報信号再生装置

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JPH01177459U (ja) 1989-12-19

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