JPH06168222A - プラントのシミュレーション装置 - Google Patents
プラントのシミュレーション装置Info
- Publication number
- JPH06168222A JPH06168222A JP31918192A JP31918192A JPH06168222A JP H06168222 A JPH06168222 A JP H06168222A JP 31918192 A JP31918192 A JP 31918192A JP 31918192 A JP31918192 A JP 31918192A JP H06168222 A JPH06168222 A JP H06168222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- simulator
- plant
- analysis
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims abstract description 28
- 238000004088 simulation Methods 0.000 claims abstract description 28
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000013480 data collection Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 28
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 4
- 238000007405 data analysis Methods 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000007619 statistical method Methods 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Instructional Devices (AREA)
- Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】システム制御と独立に、各種データを所望の態
様で所望の時期に簡単に収集・蓄積でき、この収集デー
タを用いて所望の態様でシミュレーションモデルを高精
度に解析することにある。 【構成】システム構成部に共有されるメモリを備えた密
結合データ伝送装置に、前記システム構成部とは独立に
前記メモリを共有し、且つプラントの制御情報である伝
送データの収集・蓄積・抽出を行うと共に収集データを
取出し、そのデータを用いてシュミレータの動作検証を
行うデータデータ収集データベース17及びシミュレー
タ解析用ワークステーション18からなるデータ収集解
析装置を備えている。
様で所望の時期に簡単に収集・蓄積でき、この収集デー
タを用いて所望の態様でシミュレーションモデルを高精
度に解析することにある。 【構成】システム構成部に共有されるメモリを備えた密
結合データ伝送装置に、前記システム構成部とは独立に
前記メモリを共有し、且つプラントの制御情報である伝
送データの収集・蓄積・抽出を行うと共に収集データを
取出し、そのデータを用いてシュミレータの動作検証を
行うデータデータ収集データベース17及びシミュレー
タ解析用ワークステーション18からなるデータ収集解
析装置を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密結合データ伝送装置
を用いたプラントのシミュレーション装置に関する。
を用いたプラントのシミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種機械制御システムや各種プラ
ント制御システムでは、機能分散処理を行うため、いわ
ゆる密結合データ装置が使用されるようになってきた。
ント制御システムでは、機能分散処理を行うため、いわ
ゆる密結合データ装置が使用されるようになってきた。
【0003】この密結合データ装置は、システム構成部
で共有されるメモリ(共有メモリ)を有しており、該メ
モリと各システム構成部で所定の処理を行わせるように
したものである。そして、各システム構成部がループ状
に結合される場合、共有メモリは各結合点に配設され
る。
で共有されるメモリ(共有メモリ)を有しており、該メ
モリと各システム構成部で所定の処理を行わせるように
したものである。そして、各システム構成部がループ状
に結合される場合、共有メモリは各結合点に配設され
る。
【0004】かかる従来のループ式の密結合データ伝送
装置を用いたシミュレーション装置の例を図4により説
明する。図4に示す密結合データ伝送装置を用いたシミ
ュレーション装置は、プラント制御用のものであり、伝
送ループ1には、データ伝送制御装置2,3,4が設け
られている。このデータ伝送制御装置2,3,4にはイ
ンターフェース装置5,6,7を介してプラントシミュ
レーション計算機8、プロセス入出力装置9、プラント
制御用プログラマブルコントローラ10が接続されてい
る。プロセス入出力装置9には検出・駆動部11が接続
されている。
装置を用いたシミュレーション装置の例を図4により説
明する。図4に示す密結合データ伝送装置を用いたシミ
ュレーション装置は、プラント制御用のものであり、伝
送ループ1には、データ伝送制御装置2,3,4が設け
られている。このデータ伝送制御装置2,3,4にはイ
ンターフェース装置5,6,7を介してプラントシミュ
レーション計算機8、プロセス入出力装置9、プラント
制御用プログラマブルコントローラ10が接続されてい
る。プロセス入出力装置9には検出・駆動部11が接続
されている。
【0005】各データ伝送制御装置2,3,4は、それ
ぞれ共有メモリ(図示せず)を有している。この共有メ
モリには、プラントシミュレーション計算機が出力した
制御データと、プラント制御用プログラマブルコントロ
ーラ10が出力したデータと、プロセス入出力装置9が
出力したデータと、検出・駆動部11からの帰還データ
がそれぞれ記憶され、その記憶内容は各メモリ間をサイ
クリックに伝送されるようになっている。
ぞれ共有メモリ(図示せず)を有している。この共有メ
モリには、プラントシミュレーション計算機が出力した
制御データと、プラント制御用プログラマブルコントロ
ーラ10が出力したデータと、プロセス入出力装置9が
出力したデータと、検出・駆動部11からの帰還データ
がそれぞれ記憶され、その記憶内容は各メモリ間をサイ
クリックに伝送されるようになっている。
【0006】上記検出・駆動部11は、機械のモータや
各種アクチュエータ、また各種センサやリミットスイッ
チ等である。これらモータや各種アクチュエータは、プ
ラント制御用プログラマブルコントローラ10から出力
される制御データに基いて駆動されるものである。ま
た、各種センサやリミットスイッチ等からの帰還信号は
前記共有メモリに記憶され、帰還結果はプラントシミュ
レーション計算機8やプラント制御用プログラマブルコ
ントローラ10に利用されるものである。
各種アクチュエータ、また各種センサやリミットスイッ
チ等である。これらモータや各種アクチュエータは、プ
ラント制御用プログラマブルコントローラ10から出力
される制御データに基いて駆動されるものである。ま
た、各種センサやリミットスイッチ等からの帰還信号は
前記共有メモリに記憶され、帰還結果はプラントシミュ
レーション計算機8やプラント制御用プログラマブルコ
ントローラ10に利用されるものである。
【0007】ところで、このような密結合データ伝送装
置を用いたプラントのシュレーション装置においては、
プロセスデータを各構成部が共有メモリを介して容易に
共有することができる。
置を用いたプラントのシュレーション装置においては、
プロセスデータを各構成部が共有メモリを介して容易に
共有することができる。
【0008】従って、未知の制御系を新たにプラント制
御システムに導入するような場合にには、データ収集・
解析用の構成部を単に追加するのみで、他の構成部に影
響を与えることなくプロセスデータを収集し、そのデー
タを用いてシミュレーションを行うことが可能なプラン
トのシミュレーション装置を構成できる。この場合、オ
ペレータ(解析者)は、次の手順でデータの収集、解析
作業を行う。
御システムに導入するような場合にには、データ収集・
解析用の構成部を単に追加するのみで、他の構成部に影
響を与えることなくプロセスデータを収集し、そのデー
タを用いてシミュレーションを行うことが可能なプラン
トのシミュレーション装置を構成できる。この場合、オ
ペレータ(解析者)は、次の手順でデータの収集、解析
作業を行う。
【0009】(1)オペレータ(解析者)は、必要デー
タを収集するために、まずプロセス入出力装置9にレコ
ーダ12を接続し、次いでプラントシミュレーション計
算機8にデータ収集指令を出す。 (2)プラントシミュレーション計算機8は、データ収
集指令に基いて、所定のタスクでプロセス入出力装置9
を制御する。 (3)プロセス入出力装置9は、例えばアナログ出力基
板(図示せず)から所定のデータを出力する。 (4)レコーダ12は、プロセス入出力装置9から出力
されるデータに基いて、タイムチャートや各種グラフを
表示する。 (5)解析者は、レコーダ12の表示を見て解析する。
また、解析結果に基いてプラントシミュレーション計算
機8の内容を変更する。
タを収集するために、まずプロセス入出力装置9にレコ
ーダ12を接続し、次いでプラントシミュレーション計
算機8にデータ収集指令を出す。 (2)プラントシミュレーション計算機8は、データ収
集指令に基いて、所定のタスクでプロセス入出力装置9
を制御する。 (3)プロセス入出力装置9は、例えばアナログ出力基
板(図示せず)から所定のデータを出力する。 (4)レコーダ12は、プロセス入出力装置9から出力
されるデータに基いて、タイムチャートや各種グラフを
表示する。 (5)解析者は、レコーダ12の表示を見て解析する。
また、解析結果に基いてプラントシミュレーション計算
機8の内容を変更する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
密結合データ伝送装置を用いたプラントシミュレーショ
ン装置では、次のような問題点があった。
密結合データ伝送装置を用いたプラントシミュレーショ
ン装置では、次のような問題点があった。
【0011】すなわち、制御系のシミュレータを構築す
るような場合には、さまざまな角度からの解析を同じ条
件下で行い、ときには試行を繰返し、統計解析によって
モデリングを行ったりする必要があるが、従来のシステ
ムではデータに収集に手間と時間がかかり、しかもシュ
ミレータの精度を一過性のチェックしかできないという
問題があった。
るような場合には、さまざまな角度からの解析を同じ条
件下で行い、ときには試行を繰返し、統計解析によって
モデリングを行ったりする必要があるが、従来のシステ
ムではデータに収集に手間と時間がかかり、しかもシュ
ミレータの精度を一過性のチェックしかできないという
問題があった。
【0012】本発明は上記の問題を改善し、システム制
御と独立に各種データを簡単に所望の態様で所望の時期
に収集でき、またこの収集データを所望の態様で所望の
時期に取出して制御対象モデルを解析してシミュレータ
の精度の向上を図ることができるプラントのシミュレー
ション装置を提供することを目的とする。
御と独立に各種データを簡単に所望の態様で所望の時期
に収集でき、またこの収集データを所望の態様で所望の
時期に取出して制御対象モデルを解析してシミュレータ
の精度の向上を図ることができるプラントのシミュレー
ション装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、システム構成部に共有されるメモリを備えた
密結合データ伝送装置に、前記システム構成部とは独立
に前記メモリを共有し、且つプラントの制御情報である
伝送データの収集・蓄積・抽出を行うと共に収集データ
を取出し、そのデータを用いてシュミレータの動作検証
を行うデータ収集解析装置を備える。
するため、システム構成部に共有されるメモリを備えた
密結合データ伝送装置に、前記システム構成部とは独立
に前記メモリを共有し、且つプラントの制御情報である
伝送データの収集・蓄積・抽出を行うと共に収集データ
を取出し、そのデータを用いてシュミレータの動作検証
を行うデータ収集解析装置を備える。
【0014】
【作用】このような構成のプラントのシミュレーション
装置にあっては、データの収集・蓄積・抽出装置とシミ
ュレータ解析装置が密結合データ伝送装置の共有メモリ
を共有し、密結合データ伝送装置の他の構成部とは独立
に、データの収集・蓄積及び該データを用いて制御対象
モデルの解析を行う。
装置にあっては、データの収集・蓄積・抽出装置とシミ
ュレータ解析装置が密結合データ伝送装置の共有メモリ
を共有し、密結合データ伝送装置の他の構成部とは独立
に、データの収集・蓄積及び該データを用いて制御対象
モデルの解析を行う。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0016】図1は本発明によるプラント制御用の密結
合データ伝送装置を用いたプラントシュミレーション装
置の構成例を示すブロック図である。図示の密結合デー
タ伝送装置を用いたプラントのシミュレーション装置に
データ収集・蓄積・抽出装置及びシミュレータ解析用ワ
ークステーションを追加した形のもので、図4に示した
構成部分と同一の機能を果たす構成部分には同一の符号
を付けて示してある。データ収集・蓄積・抽出装置は、
伝送ループ1に介在させた2つのデータ伝送制御装置1
3,14とインターフェース装置15,16を介して該
装置13,14のそれぞれに接続されるデータ収集デー
タベース17とシミュレータ解析用ワークステーション
18より構成されている。シュレータ解析用ワークステ
ーション18には、インターフェース装置19を介して
レコーダ12が常時接続されている。各データ伝送制御
装置15,16には、他のデータ伝送制御装置3,4と
同様の共有メモリが備えられている。次に上記データ伝
送装置の各部のデータ処理とそのデータの流れについて
図2により説明する。
合データ伝送装置を用いたプラントシュミレーション装
置の構成例を示すブロック図である。図示の密結合デー
タ伝送装置を用いたプラントのシミュレーション装置に
データ収集・蓄積・抽出装置及びシミュレータ解析用ワ
ークステーションを追加した形のもので、図4に示した
構成部分と同一の機能を果たす構成部分には同一の符号
を付けて示してある。データ収集・蓄積・抽出装置は、
伝送ループ1に介在させた2つのデータ伝送制御装置1
3,14とインターフェース装置15,16を介して該
装置13,14のそれぞれに接続されるデータ収集デー
タベース17とシミュレータ解析用ワークステーション
18より構成されている。シュレータ解析用ワークステ
ーション18には、インターフェース装置19を介して
レコーダ12が常時接続されている。各データ伝送制御
装置15,16には、他のデータ伝送制御装置3,4と
同様の共有メモリが備えられている。次に上記データ伝
送装置の各部のデータ処理とそのデータの流れについて
図2により説明する。
【0017】図示のように、各データ伝送制御装置3,
4,13,14には、共有メモリM(M1 〜M4)が内蔵
されている。各共有メモリMの内容は、各構成部によっ
て読取り可能であり、また各構成部は自己に割当てられ
た記憶部分にそれぞれ所定のデータD1 〜D4 が書込み
可能なメモリである。
4,13,14には、共有メモリM(M1 〜M4)が内蔵
されている。各共有メモリMの内容は、各構成部によっ
て読取り可能であり、また各構成部は自己に割当てられ
た記憶部分にそれぞれ所定のデータD1 〜D4 が書込み
可能なメモリである。
【0018】プラント制御用プログラマブルコントロー
ラ10は、共有メモリM2 の内容を読取りつつ、所定の
シーケンス動作をして、接続機器への制御データを所定
番地に書込んで行く。例えば、プロセス入出力装置9か
らの帰還信号を入力して、所定の条件下で所定のアクチ
ュエータに駆動信号を与えるようにしてある。
ラ10は、共有メモリM2 の内容を読取りつつ、所定の
シーケンス動作をして、接続機器への制御データを所定
番地に書込んで行く。例えば、プロセス入出力装置9か
らの帰還信号を入力して、所定の条件下で所定のアクチ
ュエータに駆動信号を与えるようにしてある。
【0019】プロセス入出力装置9は、共有メモリM1
の内容を読取って、接続機器に駆動信号を与えると共
に、各種センサやリミットスイッチの検出データD2 を
所定番地に書込んで行く。
の内容を読取って、接続機器に駆動信号を与えると共
に、各種センサやリミットスイッチの検出データD2 を
所定番地に書込んで行く。
【0020】データ収集データベース17は、共有メモ
リM4 の内容を読取って所定のシーケンスに基いて所定
のデータを所定の態様で収集し、収集データD3 を所定
の番地に書込んで行く。ここで、所定のシーケンストと
は、予め設定されたシーケンス、またはシミュレータ解
析用ワークステーション18が指令するシーケンスであ
る。大量データの取扱いに際しては、比較的小容量のデ
ータバッファを対応させるようにしても良い。
リM4 の内容を読取って所定のシーケンスに基いて所定
のデータを所定の態様で収集し、収集データD3 を所定
の番地に書込んで行く。ここで、所定のシーケンストと
は、予め設定されたシーケンス、またはシミュレータ解
析用ワークステーション18が指令するシーケンスであ
る。大量データの取扱いに際しては、比較的小容量のデ
ータバッファを対応させるようにしても良い。
【0021】シミュレータ解析用ワークステーション1
8は、共有メモリM3 の内容、特にデータ収集データベ
ース17が出力したデータD3 を読取って、その値を用
いて制御対象シミュレーションモデルの解析を行うと共
に、解析結果をレコーダ12に出力し、また一部の解析
結果をデータD4 として共有メモリにM3 の所定番地へ
書込んで行く。解析プログラムは、解析目的に応じ、所
定の解析結果の表示を行うように、また所定のプラント
制御を行うように適宜作成される。
8は、共有メモリM3 の内容、特にデータ収集データベ
ース17が出力したデータD3 を読取って、その値を用
いて制御対象シミュレーションモデルの解析を行うと共
に、解析結果をレコーダ12に出力し、また一部の解析
結果をデータD4 として共有メモリにM3 の所定番地へ
書込んで行く。解析プログラムは、解析目的に応じ、所
定の解析結果の表示を行うように、また所定のプラント
制御を行うように適宜作成される。
【0022】以上説明したシステム構成とすることによ
って、図3(a)に示すようなフィードバック制御系に
おいて、例えば現状の古典制御理論に基いて設計したコ
ントローラを現在制御理論(最適レギュレータ、H∞制
御等)を用いたコントローラにアップデートするような
場合には、まずシミュレーションによって十分なる機能
の検証を行う必要がある。この場合、図3(a)の制御
対象部分はコントローラによる制御理論に係わらず同一
であるから、実際に制御中のオンラインでの目標値、制
御偏差、操作量及び出力を同時性を保つようにデータ収
集データベース17に収集・蓄積する。
って、図3(a)に示すようなフィードバック制御系に
おいて、例えば現状の古典制御理論に基いて設計したコ
ントローラを現在制御理論(最適レギュレータ、H∞制
御等)を用いたコントローラにアップデートするような
場合には、まずシミュレーションによって十分なる機能
の検証を行う必要がある。この場合、図3(a)の制御
対象部分はコントローラによる制御理論に係わらず同一
であるから、実際に制御中のオンラインでの目標値、制
御偏差、操作量及び出力を同時性を保つようにデータ収
集データベース17に収集・蓄積する。
【0023】一方、シミュレーション解析用ワークステ
ーション18は、図3(b)に示すように制御対象部分
がモデル化され、ソフトウェアで実現された制御対象部
分シミュレータが実装されている。また、データ収集デ
ータベース17に蓄積されたデータの中から操作量と出
力データを同時性を保つように順番に取出し、操作量デ
ータは制御対象部分シミュレータの入力とする。さら
に、データ収集データベース17から取出した出力デー
タをシミュレータ解析用ワークステーション18で例え
ば両者の差を取って誤差が見えるようにする。ここで
は、この両者の誤差はレコーダ12に出力する。
ーション18は、図3(b)に示すように制御対象部分
がモデル化され、ソフトウェアで実現された制御対象部
分シミュレータが実装されている。また、データ収集デ
ータベース17に蓄積されたデータの中から操作量と出
力データを同時性を保つように順番に取出し、操作量デ
ータは制御対象部分シミュレータの入力とする。さら
に、データ収集データベース17から取出した出力デー
タをシミュレータ解析用ワークステーション18で例え
ば両者の差を取って誤差が見えるようにする。ここで
は、この両者の誤差はレコーダ12に出力する。
【0024】オペレータ(解析者)は、この結果から制
御対象部分のシミュレータの精度を実データを用いて確
認することができるので、実際の制御対象の出力に制御
対象部分シミュレータのモデルをチューニングすること
ができる。
御対象部分のシミュレータの精度を実データを用いて確
認することができるので、実際の制御対象の出力に制御
対象部分シミュレータのモデルをチューニングすること
ができる。
【0025】なお、上記実施例では、データ収集・蓄積
・抽出解析装置をデータ収集データス17とシミュレー
タ解析用ワークステーション18とに分けて構成した
が、これはシステム簡素化の都合によるものであり、こ
れら2つの装置17,18を一体的に構成するようにし
ても良いことは言うまでもない。この他、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しな
い範囲内で適宜変更して実施することができる。
・抽出解析装置をデータ収集データス17とシミュレー
タ解析用ワークステーション18とに分けて構成した
が、これはシステム簡素化の都合によるものであり、こ
れら2つの装置17,18を一体的に構成するようにし
ても良いことは言うまでもない。この他、本発明は上記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を変更しな
い範囲内で適宜変更して実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、シス
テム構成部に共有されるメモリを備えた密結合データ伝
送装置に、システム構成部とは独立にメモリを共有し、
プラントの制御情報である伝送データの収集・蓄積を行
うと共に収集データを取出し、その取出されたデータを
用いてシミュレータの動作検証を行うシミュレーション
解析装置を備える構成としたので、システム制御と独立
に簡単且つ容易に各種データを所望の態様で所望の時期
に収集・蓄積でき、しかも収集データを用いて所望の態
様でシミュレーションモデルを解析してシミュレータの
精度を向上を図ることができるプラントのシミュレーシ
ョン装置を提供できる。
テム構成部に共有されるメモリを備えた密結合データ伝
送装置に、システム構成部とは独立にメモリを共有し、
プラントの制御情報である伝送データの収集・蓄積を行
うと共に収集データを取出し、その取出されたデータを
用いてシミュレータの動作検証を行うシミュレーション
解析装置を備える構成としたので、システム制御と独立
に簡単且つ容易に各種データを所望の態様で所望の時期
に収集・蓄積でき、しかも収集データを用いて所望の態
様でシミュレーションモデルを解析してシミュレータの
精度を向上を図ることができるプラントのシミュレーシ
ョン装置を提供できる。
【図1】本発明によるプラントのシミュレーション装置
の一実施例を示すシステム構成図。
の一実施例を示すシステム構成図。
【図2】同実施例のデータ伝送装置における各部の処理
とデータの流れを説明するための図。
とデータの流れを説明するための図。
【図3】同実施例の作用効果を説明するための図。
【図4】従来の密結合データ伝送装置を用いたプラント
のシミュレーション装置を示すシステム構成図。
のシミュレーション装置を示すシステム構成図。
1……伝送ループ、3,4,13,14……データ伝送
制御装置、6,7,15,16,19……インターフェ
ース装置、9……プロセス入出力装置、10……プラン
ト制御用プログラマブルコントローラ、11……検出・
駆動部、12……レコーダ、17……データ収集データ
ベース、18……シミュレータ解析用ワークステーショ
ン。
制御装置、6,7,15,16,19……インターフェ
ース装置、9……プロセス入出力装置、10……プラン
ト制御用プログラマブルコントローラ、11……検出・
駆動部、12……レコーダ、17……データ収集データ
ベース、18……シミュレータ解析用ワークステーショ
ン。
Claims (3)
- 【請求項1】 システム構成部に共有されるメモリを備
えた密結合データ伝送装置に、前記システム構成部とは
独立に前記メモリを共有し、且つプラントの制御情報で
ある伝送データの収集・蓄積・抽出を行うと共に収集デ
ータを取出し、そのデータを用いてシュミレータの動作
検証を行うデータ収集解析装置を備えたことを特徴とす
るプラントのシミュレション装置。 - 【請求項2】 データ収集解析装置は、データ収集用デ
ータベースと、収集データを用いてシミュレータの動作
検証を行うシミュレータ解析用ワークステーションで構
成された請求項1に記載のプラントのシミュレーョン装
置。 - 【請求項3】 データ収集解析装置の解析結果を、共有
メモリに出力して記憶させるようにした請求項1に記載
のプラントのシミュレーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31918192A JPH06168222A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | プラントのシミュレーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31918192A JPH06168222A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | プラントのシミュレーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06168222A true JPH06168222A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18107327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31918192A Pending JPH06168222A (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | プラントのシミュレーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06168222A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09244705A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-19 | Hitachi Ltd | 制御モデル構築支援装置および方法 |
JP2019516167A (ja) * | 2016-03-23 | 2019-06-13 | フォグホーン システムズ, インコーポレイテッドFoghorn Systems, Inc. | リアルタイムデータフロープログラミング言語のためのツールおよび方法 |
WO2021130912A1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 三菱電機株式会社 | データ収集管理装置およびデータ収集システム |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP31918192A patent/JPH06168222A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09244705A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-19 | Hitachi Ltd | 制御モデル構築支援装置および方法 |
US6049738A (en) * | 1996-03-13 | 2000-04-11 | Hitachi, Ltd. | Control model modeling support system and a method therefor |
JP2019516167A (ja) * | 2016-03-23 | 2019-06-13 | フォグホーン システムズ, インコーポレイテッドFoghorn Systems, Inc. | リアルタイムデータフロープログラミング言語のためのツールおよび方法 |
WO2021130912A1 (ja) * | 2019-12-25 | 2021-07-01 | 三菱電機株式会社 | データ収集管理装置およびデータ収集システム |
US11750334B2 (en) | 2019-12-25 | 2023-09-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Data collection management device and data collection system |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7194396B2 (en) | Simulation device | |
US10816951B2 (en) | Emulation of a control system and control method for abnormality detection parameter verification | |
US7331019B2 (en) | System and method for real-time configurable monitoring and management of task performance systems | |
US4935886A (en) | Plant control system including plant operation simulator | |
EP3336637A1 (en) | Control system, control program, and control method | |
US20210018903A1 (en) | Information processing system, information processing method, and recording medium | |
EP1310843B1 (en) | Simulation device | |
CN113689695B (zh) | 路侧感知系统的数据采集、可视化和标定的方法及系统 | |
US4661899A (en) | Numerical control system | |
CN112639844B (zh) | 控制系统以及控制方法 | |
JPH06168222A (ja) | プラントのシミュレーション装置 | |
US20230104775A1 (en) | Human robot collaboration for flexible and adaptive robot learning | |
WO2022137580A1 (ja) | 制御システム、サポート装置およびラベル付与方法 | |
US11435735B2 (en) | Playback simulation test system | |
JPH07160323A (ja) | 産業用ロボットの動作波形診断装置 | |
JPH05324022A (ja) | 計算機接続型ロボット制御装置 | |
CN113093716B (zh) | 一种运动轨迹规划方法、装置、设备及存储介质 | |
US11511380B2 (en) | Method for capturing tool path and device thereof | |
JP2001255932A (ja) | プロセス定数同定装置 | |
CN1765239A (zh) | 烟草行业用自控设计教学试验平台 | |
JPH06290187A (ja) | 生産ラインの制御装置 | |
Zhang et al. | Configurable monitoring system for industrial process control | |
CN115438500A (zh) | 一种基于数据驱动设计的无人驾驶车辆系统快速迭代方法 | |
JPH08161177A (ja) | シーケンス制御装置 | |
JP2002068421A (ja) | ラインモデルの作成方法、装置および作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |