JPH0616809A - アルキル化ポリエチレンイミン誘導体およびその製造方法 - Google Patents
アルキル化ポリエチレンイミン誘導体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH0616809A JPH0616809A JP4249131A JP24913192A JPH0616809A JP H0616809 A JPH0616809 A JP H0616809A JP 4249131 A JP4249131 A JP 4249131A JP 24913192 A JP24913192 A JP 24913192A JP H0616809 A JPH0616809 A JP H0616809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyethyleneimine
- molecular weight
- alkylating agent
- bile
- compound according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G73/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
- C08G73/02—Polyamines
- C08G73/0206—Polyalkylene(poly)amines
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K31/00—Medicinal preparations containing organic active ingredients
- A61K31/74—Synthetic polymeric materials
- A61K31/785—Polymers containing nitrogen
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P3/00—Drugs for disorders of the metabolism
- A61P3/06—Antihyperlipidemics
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Diabetes (AREA)
- Hematology (AREA)
- Obesity (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Steroid Compounds (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 その胆汁酸−結合特性のために、高脂血低減
剤および食品と果汁に対する添加物として使用すること
ができる橋かけされてないアルキル化ポリエチレンイミ
ンに関する。 【構成】 この橋かけされていないアルキル化ポリエチ
レンイミンは、分子量10,000〜10,000,00
0の当初のポリエチレンイミンと式RX(式中、Rは5
〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基であり、
Xはハロゲンなどである)を有するアルキル化剤とから
製造される。
剤および食品と果汁に対する添加物として使用すること
ができる橋かけされてないアルキル化ポリエチレンイミ
ンに関する。 【構成】 この橋かけされていないアルキル化ポリエチ
レンイミンは、分子量10,000〜10,000,00
0の当初のポリエチレンイミンと式RX(式中、Rは5
〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基であり、
Xはハロゲンなどである)を有するアルキル化剤とから
製造される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアルキル化ポリエチレン
イミン誘導体、その製造方法、それらの化合物に基づく
医薬組成物および医薬としてのその使用、特に高脂質レ
ベルを低下させるためのその使用に関する。
イミン誘導体、その製造方法、それらの化合物に基づく
医薬組成物および医薬としてのその使用、特に高脂質レ
ベルを低下させるためのその使用に関する。
【0002】
【従来技術】不溶性で塩基性の橋かけ重合体は、しばし
ば胆汁酸との結合のために使用されてきており、この性
質に基づいて治療に利用されている。治療の目的は胆汁
に起因する下痢(例えば、次の回腸の切除による)およ
び血中のコレステロール濃度上昇の原因療法である。後
者の場合は腸肝循環における介入を含み、この場合に循
環から除かれる胆汁酸含量の代わりにコレステロールか
らの対応する相当する量の胆汁酸の新合成が肝臓中で誘
発される。肝臓中のコレステロールの必要量は、増加し
た肝臓のLDL受容体による作用でLDL(低密度リポ
蛋白質)コレステロールを循環させることによって保た
れる。LDL異化作用の速度でのこのようにして生じた
増加はアテローム(粥腫)発生性コレステロールの含量
を減少させる作用を有する。
ば胆汁酸との結合のために使用されてきており、この性
質に基づいて治療に利用されている。治療の目的は胆汁
に起因する下痢(例えば、次の回腸の切除による)およ
び血中のコレステロール濃度上昇の原因療法である。後
者の場合は腸肝循環における介入を含み、この場合に循
環から除かれる胆汁酸含量の代わりにコレステロールか
らの対応する相当する量の胆汁酸の新合成が肝臓中で誘
発される。肝臓中のコレステロールの必要量は、増加し
た肝臓のLDL受容体による作用でLDL(低密度リポ
蛋白質)コレステロールを循環させることによって保た
れる。LDL異化作用の速度でのこのようにして生じた
増加はアテローム(粥腫)発生性コレステロールの含量
を減少させる作用を有する。
【0003】医薬として使用されるイオン交換樹脂は第
4アンモニウム基(例えば、コレスチラミン)または第
2または第3アミノ基(例えば、コレスチポール)のい
ずれかの活性基を有する。コレスチラミンの1日当たり
の用量は便宜的には12〜24gであり、推薦される最
高1日用量は32gである。コレスチボールの推薦され
る1日当たりの用量は15〜30gである。味、匂い、
そして高投与量は患者の服用順守を難しくする。副作用
は選択性の欠如(例えば、ビタミン欠乏症)から生じ、
また同時に投与される医薬の投与量を考慮しなければな
らないばかりでなく、また胆汁酸の凅渇化からも生じ、
いろいろの程度の種々の胃腸障害(便秘、脂肪便)の原
因となる。両方の製剤に対する治療上の有効性は高脂血
低減活性を有する他の薬品、例えば、フィブレート、H
MG−CoAレダクターゼ阻害剤、プロブコールとの組
合わせについて記述されており(例えば、M.N. CAYEN
による Pharmac. Ther., 29, 187(1985)およびアテロー
ム硬化症に関する第8回国際シンポジウム,ローマ,19
88年,10月9〜13日、要旨集544,608,710
頁,参照)、得られる効果により重篤の高脂血症の治療
を可能にしている。これが現在使用されている製剤で欠
点のない好適な材料となる一定の作用原則において重要
であると思われる理由である。
4アンモニウム基(例えば、コレスチラミン)または第
2または第3アミノ基(例えば、コレスチポール)のい
ずれかの活性基を有する。コレスチラミンの1日当たり
の用量は便宜的には12〜24gであり、推薦される最
高1日用量は32gである。コレスチボールの推薦され
る1日当たりの用量は15〜30gである。味、匂い、
そして高投与量は患者の服用順守を難しくする。副作用
は選択性の欠如(例えば、ビタミン欠乏症)から生じ、
また同時に投与される医薬の投与量を考慮しなければな
らないばかりでなく、また胆汁酸の凅渇化からも生じ、
いろいろの程度の種々の胃腸障害(便秘、脂肪便)の原
因となる。両方の製剤に対する治療上の有効性は高脂血
低減活性を有する他の薬品、例えば、フィブレート、H
MG−CoAレダクターゼ阻害剤、プロブコールとの組
合わせについて記述されており(例えば、M.N. CAYEN
による Pharmac. Ther., 29, 187(1985)およびアテロー
ム硬化症に関する第8回国際シンポジウム,ローマ,19
88年,10月9〜13日、要旨集544,608,710
頁,参照)、得られる効果により重篤の高脂血症の治療
を可能にしている。これが現在使用されている製剤で欠
点のない好適な材料となる一定の作用原則において重要
であると思われる理由である。
【0004】前記製品の次の特徴、特にコレスチポール
の特徴は改良するに値すると考えられる: 1. 等張性媒質中の中性pHにおける比較的遅い結合
速度と再び吸着された胆汁酸の(部分的の)放出による
一日の多い服用量。 2. ケノデオキシコール酸が減少する傾向を持つ胆汁
の胆汁酸組成における質的変動およびそれと関連して増
大する胆石症の危険性。 3. 腸内細菌叢のコレステロール代謝に関する抑止作
用の欠如。 4. ビタミンと薬との過度に大きい結合速度はこれら
の物質の補充を必要とし、場合によっては血中濃度の検
査が必要なこと。 5. 投与形態におけるさらなる改良。
の特徴は改良するに値すると考えられる: 1. 等張性媒質中の中性pHにおける比較的遅い結合
速度と再び吸着された胆汁酸の(部分的の)放出による
一日の多い服用量。 2. ケノデオキシコール酸が減少する傾向を持つ胆汁
の胆汁酸組成における質的変動およびそれと関連して増
大する胆石症の危険性。 3. 腸内細菌叢のコレステロール代謝に関する抑止作
用の欠如。 4. ビタミンと薬との過度に大きい結合速度はこれら
の物質の補充を必要とし、場合によっては血中濃度の検
査が必要なこと。 5. 投与形態におけるさらなる改良。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】驚くべきことに、上記
欠点の除去は高分子量のアルキル化ポリエチレンイミン
の使用によって可能である。吸収性ではない巨大高分子
は、橋かけされていない構造に相当する可溶性の形態と
pH依存性の不溶性の形態の両方および橋かけ重合体と
しての不溶性状態のでその作用を示す。
欠点の除去は高分子量のアルキル化ポリエチレンイミン
の使用によって可能である。吸収性ではない巨大高分子
は、橋かけされていない構造に相当する可溶性の形態と
pH依存性の不溶性の形態の両方および橋かけ重合体と
しての不溶性状態のでその作用を示す。
【0006】橋かけされたポリエチレンイミンは米国特
許第3,332,841号に記載されている。橋かけは、
なかんずく炭素原子2〜8個を有するアルキレン基を経
て生成し、当初の重合体の分子量は800〜100,0
00である。一過性の胃酸過多症の治療には、1用量単
位当たり0.25〜5gが投与される。アルキル化され
ないポリエチレンイミンの胆汁酸に対する結合能は種類
にもよるが、微々たるものかまたはゼロであるので、橋
かけされたポリエチレンイミンの胆汁酸の結合性または
それに伴う脂質−低減活性のいずれもは記述されていな
い。電荷密度が大きいために、アルキル化により適切な
結合能を保証し、そして適切な親水性/疎水性を有する
置換基を選択することにより親和性と結合特性を確実に
することができる。
許第3,332,841号に記載されている。橋かけは、
なかんずく炭素原子2〜8個を有するアルキレン基を経
て生成し、当初の重合体の分子量は800〜100,0
00である。一過性の胃酸過多症の治療には、1用量単
位当たり0.25〜5gが投与される。アルキル化され
ないポリエチレンイミンの胆汁酸に対する結合能は種類
にもよるが、微々たるものかまたはゼロであるので、橋
かけされたポリエチレンイミンの胆汁酸の結合性または
それに伴う脂質−低減活性のいずれもは記述されていな
い。電荷密度が大きいために、アルキル化により適切な
結合能を保証し、そして適切な親水性/疎水性を有する
置換基を選択することにより親和性と結合特性を確実に
することができる。
【0007】DE−A3,901,527(米国特許出願
第07/466,923号または同第07/762,17
7号に対応し、そしてEP−A−0,379,161に対
応)は橋かけされてないおよび橋かけアルキル化ポリエ
チレンイミン誘導体を記載し、そこで基準重合体は分子
量10,000〜10,000,000を持ち、アルキル
化剤は式R−X(ここでXはハロゲン、擬似ハロゲンま
たはハロゲン−様化合物であり、Rは直鎖または分枝鎖
のC1〜C30−アルキル基である)に相当し、橋かけア
ルキル化ポリエチレン−イミンの場合には、架橋剤は2
〜10個の炭素原子を有するアルファ、オメガ−ジハロ
ゲノアルカンまたは2〜10個の炭素原子を有する高度
に官能性を有するハロゲノアルカンである。
第07/466,923号または同第07/762,17
7号に対応し、そしてEP−A−0,379,161に対
応)は橋かけされてないおよび橋かけアルキル化ポリエ
チレンイミン誘導体を記載し、そこで基準重合体は分子
量10,000〜10,000,000を持ち、アルキル
化剤は式R−X(ここでXはハロゲン、擬似ハロゲンま
たはハロゲン−様化合物であり、Rは直鎖または分枝鎖
のC1〜C30−アルキル基である)に相当し、橋かけア
ルキル化ポリエチレン−イミンの場合には、架橋剤は2
〜10個の炭素原子を有するアルファ、オメガ−ジハロ
ゲノアルカンまたは2〜10個の炭素原子を有する高度
に官能性を有するハロゲノアルカンである。
【0008】
【発明の要約】本発明の目的は、今や、改良された方法
で上昇したコレステロール濃度をより下げ、胆汁酸との
増大した、かつより選択的な結合を行なうことができる
ポリエチレンイミン−ベースの胆汁酸吸収剤を提供する
ことにある。
で上昇したコレステロール濃度をより下げ、胆汁酸との
増大した、かつより選択的な結合を行なうことができる
ポリエチレンイミン−ベースの胆汁酸吸収剤を提供する
ことにある。
【0009】驚くべきことに、今や、分子量10,00
0〜10,000,000を有する橋かけされてないシク
ロアルキル化ポリエチレンイミンが本目的にきわめて良
好に合致することが見出された。
0〜10,000,000を有する橋かけされてないシク
ロアルキル化ポリエチレンイミンが本目的にきわめて良
好に合致することが見出された。
【0010】従って、本発明は分子量10,000〜1
0,000,000を有する当初期のポリエチレンイミン
と式I R−X (I) を有するシクロアルキル化剤(ここでRは単環、2環、
3環または多環式である、および/または架橋すること
ができ5〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基
であり、そしてXは塩素、臭素、ヨウ素、CH3−SO2
−O−または
0,000,000を有する当初期のポリエチレンイミン
と式I R−X (I) を有するシクロアルキル化剤(ここでRは単環、2環、
3環または多環式である、および/または架橋すること
ができ5〜30個の炭素原子を有するシクロアルキル基
であり、そしてXは塩素、臭素、ヨウ素、CH3−SO2
−O−または
【化2】 である)とから、製造することができる橋かけされてな
いシクロアルキル化ポリエチレンイミンに関する。
いシクロアルキル化ポリエチレンイミンに関する。
【0011】特に好ましい橋かけされてないポリエチレ
ンイミンにおけるRはシクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、
シクロデシル、2環系、例えば、デカリル、ヒドリンダ
ニル、架橋系、例えば、ノルボルニル、または多環系、
例えば、シクロペンタノペルヒドロフェナントレンおよ
びそれから誘導される環系または誘導体である。
ンイミンにおけるRはシクロペンチル、シクロヘキシ
ル、シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、
シクロデシル、2環系、例えば、デカリル、ヒドリンダ
ニル、架橋系、例えば、ノルボルニル、または多環系、
例えば、シクロペンタノペルヒドロフェナントレンおよ
びそれから誘導される環系または誘導体である。
【0012】本発明は、同様に橋かけされてないポリエ
チレンイミンの製造方法に関し、これは分子量が10,
000〜10,000,000の間にあるポリエチレンイ
ミンを式R−Xのアルキル化剤(ここでXとRは上述の
意味を持つ)を用いて高分子化学における通常の方法で
アルキル化することからなる橋かけされてないポリエチ
レンイミンの製造方法に関する。分子量100,000
以上を有するポリエチレンイミンを使用するのが好まし
い。
チレンイミンの製造方法に関し、これは分子量が10,
000〜10,000,000の間にあるポリエチレンイ
ミンを式R−Xのアルキル化剤(ここでXとRは上述の
意味を持つ)を用いて高分子化学における通常の方法で
アルキル化することからなる橋かけされてないポリエチ
レンイミンの製造方法に関する。分子量100,000
以上を有するポリエチレンイミンを使用するのが好まし
い。
【0013】アルキル化剤R−XにおけるXは塩素また
は臭素であるのが好ましい。ポリエチレンイミン中のア
ミノ基に対して使用するアルキル化剤の比は0.2:1
〜5:1であり、0.5:1〜2:1が好ましい。
は臭素であるのが好ましい。ポリエチレンイミン中のア
ミノ基に対して使用するアルキル化剤の比は0.2:1
〜5:1であり、0.5:1〜2:1が好ましい。
【0014】アルキル化剤による反応で側鎖中の第2ア
ミノ基のいくつかを第3および第4級構造に変換させる
結果を生ずる。第3アミノ基の生成が好ましい。
ミノ基のいくつかを第3および第4級構造に変換させる
結果を生ずる。第3アミノ基の生成が好ましい。
【0015】本発明は同様に変発明によるポリメチレン
イミンの1つまたはそれ以上含むまたはその酸による生
理学的に許容し得る塩を含む医薬製剤に関する。
イミンの1つまたはそれ以上含むまたはその酸による生
理学的に許容し得る塩を含む医薬製剤に関する。
【0016】本発明はさらに医薬製造のために本発明に
よる化合物を使用することに関する。化合物は薬理学的
に許容しうる有機溶剤、例えば、1水酸基または多水酸
基アルコール、例えば、エタノールまたはトリアセチン
中のグリセロール、オイル、例えば、ひまわり油、魚肝
油、エーテル、例えば、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、または他のポリエーテル、例えば、ポリエチ
レングリコールの中で、または他の薬理学的に許容しう
る高分子ビヒクル、例えば、ポリビニルピロリドンのよ
うなものの存在下における他のものまたは他の薬学的に
許容できる添加物、例えば、ラクトース、殿粉、ゼラチ
ン、シクロデキストリン、タルクまたは多糖類を溶解さ
せるかまたは懸濁させて使用することができる。固体の
形態で得られる活性物質ははじめに所望の粒度に、例え
ば、微粉砕によって変えられる。さらに本発明による化
合物を他の製剤物質、例えば、HMG−CoAレダクタ
ーゼ阻害剤、ビタミン、老人症剤および抗糖尿病剤と組
み合わせて用いることも可能である。
よる化合物を使用することに関する。化合物は薬理学的
に許容しうる有機溶剤、例えば、1水酸基または多水酸
基アルコール、例えば、エタノールまたはトリアセチン
中のグリセロール、オイル、例えば、ひまわり油、魚肝
油、エーテル、例えば、ジエチレングリコールジメチル
エーテル、または他のポリエーテル、例えば、ポリエチ
レングリコールの中で、または他の薬理学的に許容しう
る高分子ビヒクル、例えば、ポリビニルピロリドンのよ
うなものの存在下における他のものまたは他の薬学的に
許容できる添加物、例えば、ラクトース、殿粉、ゼラチ
ン、シクロデキストリン、タルクまたは多糖類を溶解さ
せるかまたは懸濁させて使用することができる。固体の
形態で得られる活性物質ははじめに所望の粒度に、例え
ば、微粉砕によって変えられる。さらに本発明による化
合物を他の製剤物質、例えば、HMG−CoAレダクタ
ーゼ阻害剤、ビタミン、老人症剤および抗糖尿病剤と組
み合わせて用いることも可能である。
【0017】本発明による化合物は種々の剤型、好まし
くは経口的に錠剤、乳化可能な配合物、カプセルまたは
液体、例えば、食品または果汁の形で投与される。
くは経口的に錠剤、乳化可能な配合物、カプセルまたは
液体、例えば、食品または果汁の形で投与される。
【0018】本発明による化合物は、特に腸における胆
汁酸の再吸収を阻害するための薬剤としてそして高脂血
低減剤としておよび腸または血清で上昇した胆汁酸濃度
が生ずるすべての障害のための薬剤として用いることが
できる。
汁酸の再吸収を阻害するための薬剤としてそして高脂血
低減剤としておよび腸または血清で上昇した胆汁酸濃度
が生ずるすべての障害のための薬剤として用いることが
できる。
【0019】同様に本発明による化合物を食品に、特に
果汁、パンなどにまたは後者と一緒に摂取するための添
加物として使用することが可能である。
果汁、パンなどにまたは後者と一緒に摂取するための添
加物として使用することが可能である。
【0020】胆汁酸としては、天然の胆汁酸、天然の胆
汁酸の誘導体およびそれらのアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属塩を包含する。これらとしては、特に、グリ
ココーレート、タウロコーレート、コーレート、コール
酸、デオキシ−、ケノデオキシ−、ウルソデオキシ−お
よびリトコール酸およびそのグリシンまたはタウリンと
の共役物を挙げることができる。これはまたさらにコレ
ステロールが吸着することも可能である。
汁酸の誘導体およびそれらのアルカリ金属またはアルカ
リ土類金属塩を包含する。これらとしては、特に、グリ
ココーレート、タウロコーレート、コーレート、コール
酸、デオキシ−、ケノデオキシ−、ウルソデオキシ−お
よびリトコール酸およびそのグリシンまたはタウリンと
の共役物を挙げることができる。これはまたさらにコレ
ステロールが吸着することも可能である。
【0021】血清は、特にヒトまたは動物の血清を意味
する。本発明によるアルキル化ポリエチレンイミンは内
因性酸、特に胆汁酸を吸着する。これらの特性のため
に、それらは上昇したコレステロール濃度を低下させる
ことができる。本発明によるアルキル化ポリエチレンイ
ミンは、これまでの実験から明らかなように、コレスチ
ポールと比較するとかなり有効に胆汁酸を吸収する性質
を有している。
する。本発明によるアルキル化ポリエチレンイミンは内
因性酸、特に胆汁酸を吸着する。これらの特性のため
に、それらは上昇したコレステロール濃度を低下させる
ことができる。本発明によるアルキル化ポリエチレンイ
ミンは、これまでの実験から明らかなように、コレスチ
ポールと比較するとかなり有効に胆汁酸を吸収する性質
を有している。
【0022】胆汁酸結合ならびに同時的なコレステロー
ル結合の許容性と選択性に関しては、Wistar ラットを
用いる生体外と生体内の両方の試験で明白な優越性(ソ
フトゲル特性)を示した。
ル結合の許容性と選択性に関しては、Wistar ラットを
用いる生体外と生体内の両方の試験で明白な優越性(ソ
フトゲル特性)を示した。
【0023】図6は、胆汁酸結合のpH依存性を示し、
ここではpHが生理学的pHにわたって事実上一定に留
まるが、pH8以上でのみ減少している。
ここではpHが生理学的pHにわたって事実上一定に留
まるが、pH8以上でのみ減少している。
【0024】これらの橋かけされてないアルキル化重合
体の性質は、胃中(肝不全では胆汁の還流)と小腸の微
かに塩基性の媒質中の両方において、ならびに直腸の微
かに酸性の環境中において良好で至適な胆汁酸結合を保
証するものである。
体の性質は、胃中(肝不全では胆汁の還流)と小腸の微
かに塩基性の媒質中の両方において、ならびに直腸の微
かに酸性の環境中において良好で至適な胆汁酸結合を保
証するものである。
【0025】実施例 ポリエチレンイミン(50%水溶液)の4.3g(0.1
モル)を水の100mlで希釈し、クロロシクロヘキサン
の23.7g(0.2モル)と加熱し、24時間激しく撹
拌しながら還流させる。短時間冷却し、2N水酸化ナト
リウムの100mlを加えた後、混合物を再び加熱し24
時間還流させる。
モル)を水の100mlで希釈し、クロロシクロヘキサン
の23.7g(0.2モル)と加熱し、24時間激しく撹
拌しながら還流させる。短時間冷却し、2N水酸化ナト
リウムの100mlを加えた後、混合物を再び加熱し24
時間還流させる。
【0026】有機層を分離する。水層をジクロロメタン
で洗浄し、回転蒸発器、次いで油ポンプの真空下に濃縮
した。残留物を水溶液から透析した。
で洗浄し、回転蒸発器、次いで油ポンプの真空下に濃縮
した。残留物を水溶液から透析した。
【0027】水の除去(回転蒸発器、油ポンプ真空、凍
結乾燥)によりシクロヘキサン−置換ポリエチレンイミ
ンでは青黄色粉末(元素分析で特性決定)を生成する。
結乾燥)によりシクロヘキサン−置換ポリエチレンイミ
ンでは青黄色粉末(元素分析で特性決定)を生成する。
【0028】1.生体外(in vitro)における実験 本発明による化合物の結合特性を検査する生体外の実験
において、この目的のために特に開発された牛の胆汁検
定法を用いて行なった。これは胆汁酸吸着剤の結合親和
力と容量がイオン効果とpH(図6)によって大いに異
なり、また特定のインキュベーション媒質に依存するた
めである。牛の胆汁は一般的組成においてヒトの胆汁に
大変良く似ており、そして再現性と充分な量を得ること
ができる。十二指腸において広く行なわれている生理学
的条件および動物実験からのデーターに生体外のデータ
ーから良好に外挿しうる可能性の生理学的条件と期待さ
れる臨床データーとが近似しているので、従って純粋な
生理学的緩衝液中で市販の純粋胆汁酸を用いる他の慣用
の結合試験の代わりに、牛の胆汁に基づく結合検定が開
発されたのである。図1〜5に、対応する紫外HPL
C、蛍光HPLCおよびTLC測定を用いる牛の胆汁に
おける吸着剤試験の評価を示す。DE−A3,901,5
27(実施例2)からの吸着剤を実施例1からの本発明
による化合物と比較する。
において、この目的のために特に開発された牛の胆汁検
定法を用いて行なった。これは胆汁酸吸着剤の結合親和
力と容量がイオン効果とpH(図6)によって大いに異
なり、また特定のインキュベーション媒質に依存するた
めである。牛の胆汁は一般的組成においてヒトの胆汁に
大変良く似ており、そして再現性と充分な量を得ること
ができる。十二指腸において広く行なわれている生理学
的条件および動物実験からのデーターに生体外のデータ
ーから良好に外挿しうる可能性の生理学的条件と期待さ
れる臨床データーとが近似しているので、従って純粋な
生理学的緩衝液中で市販の純粋胆汁酸を用いる他の慣用
の結合試験の代わりに、牛の胆汁に基づく結合検定が開
発されたのである。図1〜5に、対応する紫外HPL
C、蛍光HPLCおよびTLC測定を用いる牛の胆汁に
おける吸着剤試験の評価を示す。DE−A3,901,5
27(実施例2)からの吸着剤を実施例1からの本発明
による化合物と比較する。
【0029】添付の図面において、図1は本発明の実施
例1による化合物およびDE−A3,901,527(比
較化合物)からの実施例2による化合物の結合特性のH
PLC分析(UV検出)の結果を示す。希釈された牛の
胆汁(50mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5で1:1
0とする)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封
鎖剤と(37℃において)24時間のインキュベート後、
分析した。結果を結合胆汁酸/吸着剤のgで示す。
例1による化合物およびDE−A3,901,527(比
較化合物)からの実施例2による化合物の結合特性のH
PLC分析(UV検出)の結果を示す。希釈された牛の
胆汁(50mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5で1:1
0とする)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封
鎖剤と(37℃において)24時間のインキュベート後、
分析した。結果を結合胆汁酸/吸着剤のgで示す。
【0030】図2は本発明の実施例1による化合物、D
E−A3,901,527からの実施例2による化合物お
よび市販で入手しうるコレスチポールの結合特性のHP
LC分析(UV検出)の結果を示す。希釈された牛の胆
汁(50mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5で1:10
とする)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封鎖
剤と37℃において24時間のインキュベート後、分析
した。結果を結合胆汁酸%(タウロコーレートおよびグ
リココーレート)で示す。
E−A3,901,527からの実施例2による化合物お
よび市販で入手しうるコレスチポールの結合特性のHP
LC分析(UV検出)の結果を示す。希釈された牛の胆
汁(50mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5で1:10
とする)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封鎖
剤と37℃において24時間のインキュベート後、分析
した。結果を結合胆汁酸%(タウロコーレートおよびグ
リココーレート)で示す。
【0031】図3は本発明の実施例1による化合物およ
びDE−A3,901,527(比較化合物)からの実施
例2による化合物の結合特性のTLC(薄層クロマトグ
ラフィー)分析(蛍光スキャン)の結果を示す。希釈さ
れた牛の胆汁(50mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5
で1:10とする)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属
イオン封鎖剤と37℃において24時間のインキュベー
ト後、分析した。結果を結合胆汁酸%(コーレート、タ
ウロコーレートおよびグリココーレート)として示す。
びDE−A3,901,527(比較化合物)からの実施
例2による化合物の結合特性のTLC(薄層クロマトグ
ラフィー)分析(蛍光スキャン)の結果を示す。希釈さ
れた牛の胆汁(50mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5
で1:10とする)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属
イオン封鎖剤と37℃において24時間のインキュベー
ト後、分析した。結果を結合胆汁酸%(コーレート、タ
ウロコーレートおよびグリココーレート)として示す。
【0032】図4は本発明の実施例1による化合物およ
びDE−A3,901,527(比較化合物)からの実施
例2による化合物の結合特性のHPLC分析(蛍光検
出)の結果を示す。希釈された牛の胆汁(50mMの重炭
酸ナトリウム、pH6.5で1:10とする)の上清液
を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封鎖剤と(37℃にお
いて)24時間のインキュベート後、分析した。結果を
結合胆汁酸%(コーレート、グリココーレート)として
示す。
びDE−A3,901,527(比較化合物)からの実施
例2による化合物の結合特性のHPLC分析(蛍光検
出)の結果を示す。希釈された牛の胆汁(50mMの重炭
酸ナトリウム、pH6.5で1:10とする)の上清液
を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封鎖剤と(37℃にお
いて)24時間のインキュベート後、分析した。結果を
結合胆汁酸%(コーレート、グリココーレート)として
示す。
【0033】図5はすべての分析結果(図2、3および
4)の平均値を示す。本発明の実施例1による化合物の
結合特性をDE−A3,901,527からの実施例2に
よる化合物のそれと比較した。
4)の平均値を示す。本発明の実施例1による化合物の
結合特性をDE−A3,901,527からの実施例2に
よる化合物のそれと比較した。
【0034】図6は本発明の実施例1による化合物の胆
汁酸結合のpH依存性を示す。希釈された牛の胆汁(5
0mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5で1:10とす
る)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封鎖剤と
(37℃において)24時間インキュベート後、分析し
た結果を結合胆汁酸(タウロコーレートとグリココーレ
ート)として示し、HPLC(UV検出)によって測定
した。
汁酸結合のpH依存性を示す。希釈された牛の胆汁(5
0mMの重炭酸ナトリウム、pH6.5で1:10とす
る)の上清液を10mg/mlの胆汁酸金属イオン封鎖剤と
(37℃において)24時間インキュベート後、分析し
た結果を結合胆汁酸(タウロコーレートとグリココーレ
ート)として示し、HPLC(UV検出)によって測定
した。
【0035】牛の胆汁を用いる試験の設計 牛の胆汁(屠殺場から、0.02%ナトリウムアジドを
添加して冷蔵庫中、4℃で貯蔵)を重炭酸ナトリウム緩
衝液50mM、pH6.5で1:10に希釈する。これは
小腸(カリフォルニア大、サンジエゴの A.F. Hoffman
の情報によると、胆汁酸吸着剤に結合された物質の90
%の胆汁酸ではなくて主として重炭酸塩である)に広く
行なわれている条件に実質的に調節することを意味す
る。6.5のpHは希釈しない牛の胆汁のpHに相当す
る。
添加して冷蔵庫中、4℃で貯蔵)を重炭酸ナトリウム緩
衝液50mM、pH6.5で1:10に希釈する。これは
小腸(カリフォルニア大、サンジエゴの A.F. Hoffman
の情報によると、胆汁酸吸着剤に結合された物質の90
%の胆汁酸ではなくて主として重炭酸塩である)に広く
行なわれている条件に実質的に調節することを意味す
る。6.5のpHは希釈しない牛の胆汁のpHに相当す
る。
【0036】− 試験されるべき吸着剤の100mg試料
をすりジョイントを備えたエレンメイヤーフラスコに秤
取する。 − 胆汁/緩衝液混合物の10mlを添加した後、混合物
に栓をし、振盪する水浴中37℃で24時間インキュベ
ートした。 − 各試験には加える薬品なしの2つの対照混合物とコ
ンスチポール(純粋な活性物質)入りとの2つの標準混
合物を包含する。薬品ごとに2重測定が行なわれた。 − インキュベート後、試料を遠心分離管に移し、60
00rpmで10分間遠心分離した。 − 上清液を取り出し、次のように分析した:
をすりジョイントを備えたエレンメイヤーフラスコに秤
取する。 − 胆汁/緩衝液混合物の10mlを添加した後、混合物
に栓をし、振盪する水浴中37℃で24時間インキュベ
ートした。 − 各試験には加える薬品なしの2つの対照混合物とコ
ンスチポール(純粋な活性物質)入りとの2つの標準混
合物を包含する。薬品ごとに2重測定が行なわれた。 − インキュベート後、試料を遠心分離管に移し、60
00rpmで10分間遠心分離した。 − 上清液を取り出し、次のように分析した:
【0037】a) 全胆汁酸の酵素的測定 − 次の混合物の900μl部分を Eppendorf 管中に
入れる: 四ナトリウム二リン酸塩緩衝液0.1Mの6ml、pH8.
9 NAD溶液の2ml(4mg/水のml)R Millipore 水の20ml − 試料の30μlと酵素溶液の30μlをこれにピペ
ットで加える。 − 酵素溶液:3アルフア−ヒドロキシステロイドデヒ
ドロゲナーゼ、0.5単位/ml − 混合物を混合し、室温で2時間インキュベートし
た。 − 続いて1mlの使い捨てのキュベットに移し、分光計
の340nmで測定する。 − 青色が妨げとなるので、胆汁の試料は適合性を制限
される。
入れる: 四ナトリウム二リン酸塩緩衝液0.1Mの6ml、pH8.
9 NAD溶液の2ml(4mg/水のml)R Millipore 水の20ml − 試料の30μlと酵素溶液の30μlをこれにピペ
ットで加える。 − 酵素溶液:3アルフア−ヒドロキシステロイドデヒ
ドロゲナーゼ、0.5単位/ml − 混合物を混合し、室温で2時間インキュベートし
た。 − 続いて1mlの使い捨てのキュベットに移し、分光計
の340nmで測定する。 − 青色が妨げとなるので、胆汁の試料は適合性を制限
される。
【0038】b) スキャナー付きのTLC判定と写真
(単一胆汁酸とコレステロール) TLCプレート:予備処理されたシリカゲル60TLCプレ
ート、20×20cm、Merck, cat. No.11845から入手した濃
縮帯を有する層の厚さ0.5mmのもの 移動層:クロロホルム:メタノール:氷酢酸 85:2
0:8 着色剤:塩化マンガン(II)/硫酸 着色時間:120℃のオーブン中で約20分間 試料容量:5μl 測定:a:“光学的”UVランプ下 b:Camagから供給されたスキャナーと測定ソフトウエ
アーを用いて測定 c:写真
(単一胆汁酸とコレステロール) TLCプレート:予備処理されたシリカゲル60TLCプレ
ート、20×20cm、Merck, cat. No.11845から入手した濃
縮帯を有する層の厚さ0.5mmのもの 移動層:クロロホルム:メタノール:氷酢酸 85:2
0:8 着色剤:塩化マンガン(II)/硫酸 着色時間:120℃のオーブン中で約20分間 試料容量:5μl 測定:a:“光学的”UVランプ下 b:Camagから供給されたスキャナーと測定ソフトウエ
アーを用いて測定 c:写真
【0039】c) UV検定を用いるHPLC(共役胆
汁酸) 装置:3つのポンプと混合室、自動サンプラー、UV検
出器およびMT2ソフトウエアーを有する測定ユニット
からなるKontronにより提供されたHPLCシステム。 移動層:移動層A:カルバミン酸アンモニウム緩衝液
0.019M、リン酸で pH4.0に調節。 移動層B:アセトニトリル カラム:RLiChrospher 100RP-8、25mm、5μm、メル
ク社から入手 プレカラム:RLiChrospher 60RP-selectB、4mm、5μ
m、メルク社から入手 流速:勾配: 0.00分 0.8ml/分 20.00分 0.8ml/分 23.00分 1.3ml/分 51.00分 1.3ml/分 検出:200nm(その上、生成物に対して254nmで測
定) 勾配: 0.00分 32%B 8.00分 35%B 17.00分 38%B 20.00分 40%B 24.00分 40%B 30.00分 50%B 45.00分 60%B
汁酸) 装置:3つのポンプと混合室、自動サンプラー、UV検
出器およびMT2ソフトウエアーを有する測定ユニット
からなるKontronにより提供されたHPLCシステム。 移動層:移動層A:カルバミン酸アンモニウム緩衝液
0.019M、リン酸で pH4.0に調節。 移動層B:アセトニトリル カラム:RLiChrospher 100RP-8、25mm、5μm、メル
ク社から入手 プレカラム:RLiChrospher 60RP-selectB、4mm、5μ
m、メルク社から入手 流速:勾配: 0.00分 0.8ml/分 20.00分 0.8ml/分 23.00分 1.3ml/分 51.00分 1.3ml/分 検出:200nm(その上、生成物に対して254nmで測
定) 勾配: 0.00分 32%B 8.00分 35%B 17.00分 38%B 20.00分 40%B 24.00分 40%B 30.00分 50%B 45.00分 60%B
【0040】d) 誘導体化、蛍光検出器を用いるHP
LC(非共役とグリシン−共役胆汁酸) 装置:3つのポンプと混合室、自動サンプラー、UV検
出器およびMT2ソフトウエアーを有する測定ユニット
からなる Kontronにより提供されたHPLCシステム。
蛍光検出器はメルク−日立製。試料は光と熱に鋭敏であ
るので、自動サンプラーは約5℃に冷却した。 移動層:移動層A:ミリポア水(独自のシステム) 移動層B:アセトニトリル/メタノール 60:30 カラム:RLiChrospher 100RP-18、25mm、5μm、メ
ルク社から入手 プレカラム:RLiChrospher 60RP-selectB、4mm、5μ
m、メルク社から入手 流速:1.3ml/分 検出:励起 340nm 放射 410nm 勾配: 0.00分 66%B 7.50分 66%B 8.00分 76%B 12.50分 76%B 13.00分 83%B 25.00分 83%B 25.50分 91%B 40.00分 91%B
LC(非共役とグリシン−共役胆汁酸) 装置:3つのポンプと混合室、自動サンプラー、UV検
出器およびMT2ソフトウエアーを有する測定ユニット
からなる Kontronにより提供されたHPLCシステム。
蛍光検出器はメルク−日立製。試料は光と熱に鋭敏であ
るので、自動サンプラーは約5℃に冷却した。 移動層:移動層A:ミリポア水(独自のシステム) 移動層B:アセトニトリル/メタノール 60:30 カラム:RLiChrospher 100RP-18、25mm、5μm、メ
ルク社から入手 プレカラム:RLiChrospher 60RP-selectB、4mm、5μ
m、メルク社から入手 流速:1.3ml/分 検出:励起 340nm 放射 410nm 勾配: 0.00分 66%B 7.50分 66%B 8.00分 76%B 12.50分 76%B 13.00分 83%B 25.00分 83%B 25.50分 91%B 40.00分 91%B
【0041】e) HPLC(コレステロール) 装置: 3つのポンプと混合室、自動サンプラー、UV
検出器およびMT2ソフトウエアーを有する測定ユニッ
トからなる Kontronにより供給されたHPLCシステ
ム。 移動層:アセトニトリル:イソプロパノール 50:5
0 カラム:RLiChrospher 100RP-18、25mm、5μm、メ
ルク社から入手 プレカラム:RLiChrospher 60RP-selectB、4mm、5μ
m、メルク社から入手 流速:1.0ml/分 検出:207nm
検出器およびMT2ソフトウエアーを有する測定ユニッ
トからなる Kontronにより供給されたHPLCシステ
ム。 移動層:アセトニトリル:イソプロパノール 50:5
0 カラム:RLiChrospher 100RP-18、25mm、5μm、メ
ルク社から入手 プレカラム:RLiChrospher 60RP-selectB、4mm、5μ
m、メルク社から入手 流速:1.0ml/分 検出:207nm
【0042】f) 任意(胆汁色素) 1.2 可逆性試験 上述した混合物中の平衡から取除かれた吸着物は、つぎ
に胆汁酸を含まない新鮮な媒質M、例えば、リン酸塩緩
衝液でインキュベートされ、上述のように測定された。
に胆汁酸を含まない新鮮な媒質M、例えば、リン酸塩緩
衝液でインキュベートされ、上述のように測定された。
【図1】本発明の実施例1による化合物およびDE−A
3,901,527(比較化合物)からの実施例2による
化合物の結合特性のHPLC分析(UV検出)の結果を
示す図である。
3,901,527(比較化合物)からの実施例2による
化合物の結合特性のHPLC分析(UV検出)の結果を
示す図である。
【図2】本発明の実施例1による化合物、DE−A3,
901,527からの実施例2による化合物および市販
で入手しうるコレスチポールの結合特性のHPLC分析
(UV検出)の結果を示す図である。
901,527からの実施例2による化合物および市販
で入手しうるコレスチポールの結合特性のHPLC分析
(UV検出)の結果を示す図である。
【図3】本発明の実施例1による化合物およびDE−A
3,901,527(比較化合物)からの実施例2による
化合物の結合特性のTLC(薄層クロマトグラフィー)
分析(蛍光スキャン)の結果を示す図である。
3,901,527(比較化合物)からの実施例2による
化合物の結合特性のTLC(薄層クロマトグラフィー)
分析(蛍光スキャン)の結果を示す図である。
【図4】本発明の実施例1による化合物およびDE−A
3,901,527(比較化合物)からの実施例2による
化合物の結合特性のHPLC分析(蛍光検出)の結果を
示す図である。
3,901,527(比較化合物)からの実施例2による
化合物の結合特性のHPLC分析(蛍光検出)の結果を
示す図である。
【図5】すべての分析結果(図2、3および4)の平均
値を示す図である。
値を示す図である。
【図6】本発明の実施例1による化合物の胆汁酸結合の
pH依存性を示す図である。
pH依存性を示す図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 分子量10,000〜10,000,00
0を有する当初のポリエチレンイミンと式I R−X (I) (ここでRは5〜30個の炭素原子を有するシクロアル
キル基であり、そしてXは塩素、臭素、ヨウ素、CH3
−SO2−O−または 【化1】 である)を有する、アルキル化剤とから製造することが
できる、橋かけされていないアルキル化ポリエチレンイ
ミン。 - 【請求項2】 シクロアルキル基が単環、二環、三環ま
たは多環式および/または架橋されている請求項1記載
のポリエチレンイミン。 - 【請求項3】 Rがシクロペンチル、シクロヘキシル、
シクロヘプチル、シクロオクチル、シクロノニル、シク
ロデシル、デカリル、ヒドリンダニル、ノルボニルまた
はシクロペンタノペルヒドロフェナントレンおよびその
誘導体である請求項1または2記載のポリエチレンイミ
ン。 - 【請求項4】 当初のポリエチレンイミンが分子量10
0,000以上を有する請求項1〜3記載のポリエチレ
ンイミン。 - 【請求項5】 分子量10,000〜10,000,00
0を有する当初のポリエチレンイミンを高分子化学にお
ける慣用の方法によって請求項1記載の式Iのアルキル
化剤でアルキル化することからなる、橋かけされていな
いアルキル化ポリエチレンイミン誘導体の製造方法。 - 【請求項6】 1個またはそれ以上の次の手段: a) 100,000以上の分子量範囲を有するポリエ
チレンイミンが使用され、 b) アルキル化剤R−XにおいてXが塩素または臭素
であり、 c) アルキル化剤におけるRが環式アルキル基であ
り、 d) ポリエチレンイミン中のアミノ基に対して使用さ
れたアルキル化剤の比が0.5:1〜2:1であるが講
ぜられるものである請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 請求項1〜4記載の化合物または酸と共
にその生理学的に許容し得る塩を含む製剤製品。 - 【請求項8】 請求項1〜4記載の化合物を適切な投与
形態に変換する事を含む製剤製品の製造法。 - 【請求項9】 高脂血低減用として請求項1〜4記載の
化合物の使用。 - 【請求項10】 食品と果汁中の添加物としての請求項
1〜4記載の化合物の使用。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4131507:3 | 1991-09-21 | ||
DE4131507 | 1991-09-21 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616809A true JPH0616809A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=6441187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4249131A Pending JPH0616809A (ja) | 1991-09-21 | 1992-09-18 | アルキル化ポリエチレンイミン誘導体およびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0534304A1 (ja) |
JP (1) | JPH0616809A (ja) |
CA (1) | CA2078589A1 (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010137711A1 (ja) | 2009-05-29 | 2010-12-02 | 三井化学株式会社 | 半導体用シール組成物、半導体装置および半導体装置の製造方法 |
WO2013108791A1 (ja) | 2012-01-17 | 2013-07-25 | 三井化学株式会社 | 半導体用シール組成物、半導体装置及びその製造方法、並びに、ポリマー及びその製造方法 |
WO2014013956A1 (ja) | 2012-07-17 | 2014-01-23 | 三井化学株式会社 | 半導体装置及びその製造方法並びにリンス液 |
WO2014156616A1 (ja) | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 三井化学株式会社 | 複合体の製造方法及び組成物 |
WO2017086361A1 (ja) | 2015-11-16 | 2017-05-26 | 三井化学株式会社 | 半導体用膜組成物、半導体用膜組成物の製造方法、半導体用部材の製造方法、半導体用工程材の製造方法及び半導体装置 |
WO2018199117A1 (ja) | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 三井化学株式会社 | 基板積層体及び基板積層体の製造方法 |
WO2020085183A1 (ja) | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 三井化学株式会社 | 基板積層体の製造方法及び積層体 |
WO2023032923A1 (ja) | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 三井化学株式会社 | 半導体用の膜を形成するための組成物、積層体及び基板積層体 |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5496545A (en) * | 1993-08-11 | 1996-03-05 | Geltex Pharmaceuticals, Inc. | Phosphate-binding polymers for oral administration |
US5667775A (en) | 1993-08-11 | 1997-09-16 | Geltex Pharmaceuticals, Inc. | Phosphate-binding polymers for oral administration |
US6733780B1 (en) | 1999-10-19 | 2004-05-11 | Genzyme Corporation | Direct compression polymer tablet core |
US7985418B2 (en) | 2004-11-01 | 2011-07-26 | Genzyme Corporation | Aliphatic amine polymer salts for tableting |
US8986669B2 (en) | 2005-09-02 | 2015-03-24 | Genzyme Corporation | Method for removing phosphate and polymer used therefore |
AU2006292672B2 (en) | 2005-09-15 | 2012-04-19 | Genzyme Corporation | Sachet formulation for amine polymers |
US9541294B2 (en) | 2013-08-06 | 2017-01-10 | Whirlpool Corporation | Inner swirling flame gas burner |
MA41202A (fr) | 2014-12-18 | 2017-10-24 | Genzyme Corp | Copolymères polydiallymine réticulé pour le traitement du diabète de type 2 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3332841A (en) * | 1961-10-04 | 1967-07-25 | Lilly Co Eli | Method of treating hyperacidity |
US3454380A (en) * | 1965-10-24 | 1969-07-08 | Petrolite Corp | Fuel composition |
DE3901527A1 (de) * | 1989-01-20 | 1990-07-26 | Hoechst Ag | Alkylierte polyethyleniminderivate, verfahren zu ihrer herstellung, ihre verwendung als arzneimittel sowie pharmazeutische praeparate |
-
1992
- 1992-09-16 EP EP92115834A patent/EP0534304A1/de not_active Withdrawn
- 1992-09-18 CA CA002078589A patent/CA2078589A1/en not_active Abandoned
- 1992-09-18 JP JP4249131A patent/JPH0616809A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010137711A1 (ja) | 2009-05-29 | 2010-12-02 | 三井化学株式会社 | 半導体用シール組成物、半導体装置および半導体装置の製造方法 |
WO2013108791A1 (ja) | 2012-01-17 | 2013-07-25 | 三井化学株式会社 | 半導体用シール組成物、半導体装置及びその製造方法、並びに、ポリマー及びその製造方法 |
WO2014013956A1 (ja) | 2012-07-17 | 2014-01-23 | 三井化学株式会社 | 半導体装置及びその製造方法並びにリンス液 |
WO2014156616A1 (ja) | 2013-03-27 | 2014-10-02 | 三井化学株式会社 | 複合体の製造方法及び組成物 |
WO2017086361A1 (ja) | 2015-11-16 | 2017-05-26 | 三井化学株式会社 | 半導体用膜組成物、半導体用膜組成物の製造方法、半導体用部材の製造方法、半導体用工程材の製造方法及び半導体装置 |
WO2018199117A1 (ja) | 2017-04-28 | 2018-11-01 | 三井化学株式会社 | 基板積層体及び基板積層体の製造方法 |
WO2020085183A1 (ja) | 2018-10-26 | 2020-04-30 | 三井化学株式会社 | 基板積層体の製造方法及び積層体 |
WO2023032923A1 (ja) | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 三井化学株式会社 | 半導体用の膜を形成するための組成物、積層体及び基板積層体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2078589A1 (en) | 1993-03-22 |
EP0534304A1 (de) | 1993-03-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0616809A (ja) | アルキル化ポリエチレンイミン誘導体およびその製造方法 | |
AU624215B2 (en) | Alkylated polyethylenimine derivatives, process for their preparation, their use as pharmaceuticals and pharmaceutical preparations | |
Lee et al. | Modification of chitosan to improve its hypocholesterolemic capacity | |
Ji | The application of chemical crosslinking for studies on cell membranes and the identification of surface reporters | |
AU551950B2 (en) | Immunoassay products and methods | |
RU2160742C2 (ru) | Способ выведения желчных камней из организма пациента (варианты) и алкилированный поперечносшитый полимер для осуществления способа (варианты) | |
JPH069686A (ja) | 胆汁酸を濃縮するためのアルキル化ポリエチレンイミン誘導体の使用 | |
CZ43995A3 (en) | Cross-linked polymeric ammonium salt, its use in the preparation of a medicament and a pharmaceutical composition containing such salt | |
Tsutsumi et al. | Interaction between two dicarboxylate endogenous substances, bilirubin and an uremic toxin, 3-carboxy-4-methyl-5-propyl-2-furanpropanoic acid, on human serum albumin | |
US5098701A (en) | Crosslinked pyridinomethacrylate polymers | |
JPH0665372A (ja) | ポリアスパルタミド誘導体 | |
Tazuma et al. | Transport of conjugated bilirubin and other organic anions in bile: relation to biliary lipid structures. | |
JPH08508301A (ja) | 光活性化可能ビオチン誘導体およびイムノアッセイでの干渉を軽減させるためのその使用 | |
Bloedow et al. | Effects of lipids on bioavailability of sulfisoxazole acetyl, dicumarol, and griseofulvin in rats | |
ARVIDSSON et al. | Interindividual variability in biliary excretion of ceftriaxone: effects on biliary lipid metabolism and on intestinal microflora | |
Gonthier et al. | Development of an ELISA for pantothenic acid (vitamin B5) for application in the nutrition and biological fields | |
Hasegawa et al. | A highly sensitive determination of individual serum bile acids using high-performance liquid chromatography with immobilized enzyme | |
Nilsson et al. | Determination of erythromycin in human plasma, using column liquid chromatography with a polymeric packing material, alkaline mobile phase and amperometric detection | |
US3963697A (en) | Labelled cardiotonic glycosides for use in radioimmunoassay | |
JP2002500183A (ja) | 脂肪結合性ポリマー | |
Klarskov et al. | Structural characterization of a case-implicated contaminant," Peak X," in commercial preparations of 5-hydroxytryptophan. | |
US6190649B1 (en) | Polyether-based bile acid sequestrants | |
JPH05322892A (ja) | 対合ペプチド | |
MAEDA et al. | Use of rabbits for absorption studies on polymorphs of chloramphenicol palmitate | |
Luner et al. | Equilibrium and kinetic factors influencing bile sequestrant efficacy |