JPH06167741A - カメラシステム - Google Patents
カメラシステムInfo
- Publication number
- JPH06167741A JPH06167741A JP31901992A JP31901992A JPH06167741A JP H06167741 A JPH06167741 A JP H06167741A JP 31901992 A JP31901992 A JP 31901992A JP 31901992 A JP31901992 A JP 31901992A JP H06167741 A JPH06167741 A JP H06167741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- cpu
- lens
- switch
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複雑な切換え機構を用いることなく、単一モー
タで各種駆動系を切換えての駆動を可能とする駆動力伝
達機構を提供することを目的とする。 【構成】単一のモータと、この単一のモータにより正逆
回転駆動する太陽ギヤーと、この太陽ギヤーに常に噛合
し、該太陽ギヤーの一方向回転により公転し、他方向回
転によりその位置で自転する遊星ギヤーと、上記太陽ギ
ヤーの一方向回転による上記遊星ギヤーの公転を許可
し、該太陽ギヤーの他方向回転による該遊星ギヤーの公
転を禁止して同遊星ギヤーをその位置で自転させる、公
転規制手段と、上記遊星ギヤーの公転軌跡上に配置し、
カメラの所定の機構を駆動するための複数の被駆動ギヤ
ーとを具備しており、上記太陽ギヤーの一方向回転によ
る上記遊星ギヤーの公転動作によって該遊星ギヤーと噛
合する被駆動ギヤーを選択し、上記太陽ギヤーの他方向
回転による同遊星ギヤーの自転動作によって、選択され
た該被駆動ギヤーが回転してカメラの所定の機構を駆動
することを特徴とする。
タで各種駆動系を切換えての駆動を可能とする駆動力伝
達機構を提供することを目的とする。 【構成】単一のモータと、この単一のモータにより正逆
回転駆動する太陽ギヤーと、この太陽ギヤーに常に噛合
し、該太陽ギヤーの一方向回転により公転し、他方向回
転によりその位置で自転する遊星ギヤーと、上記太陽ギ
ヤーの一方向回転による上記遊星ギヤーの公転を許可
し、該太陽ギヤーの他方向回転による該遊星ギヤーの公
転を禁止して同遊星ギヤーをその位置で自転させる、公
転規制手段と、上記遊星ギヤーの公転軌跡上に配置し、
カメラの所定の機構を駆動するための複数の被駆動ギヤ
ーとを具備しており、上記太陽ギヤーの一方向回転によ
る上記遊星ギヤーの公転動作によって該遊星ギヤーと噛
合する被駆動ギヤーを選択し、上記太陽ギヤーの他方向
回転による同遊星ギヤーの自転動作によって、選択され
た該被駆動ギヤーが回転してカメラの所定の機構を駆動
することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラシステム、詳し
くは、単一のモータを用いてカメラの所望の機構を駆動
することを特徴するカメラシステムに関する。
くは、単一のモータを用いてカメラの所望の機構を駆動
することを特徴するカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムの巻上げ,巻戻し,鏡枠
のズーム等の駆動系を単一のモータで駆動するための駆
動力伝達機構を有するカメラにおいては、たとえば、使
用者が該カメラの操作ボタンや操作レバーを操作するこ
とで上記モータの回動力を各駆動系に各々伝達させるた
めのクラッチを切り換えるようにしたものが知られてい
る。
のズーム等の駆動系を単一のモータで駆動するための駆
動力伝達機構を有するカメラにおいては、たとえば、使
用者が該カメラの操作ボタンや操作レバーを操作するこ
とで上記モータの回動力を各駆動系に各々伝達させるた
めのクラッチを切り換えるようにしたものが知られてい
る。
【0003】また、特開平1−287547号公報に
は、単一モータの正転によりレリーズ,シャッターチャ
ージ,区間切換えを行い、逆転によりフィルム巻き上
げ、フィルム巻き戻しを行うカメラの駆動制御装置が開
示されている。
は、単一モータの正転によりレリーズ,シャッターチャ
ージ,区間切換えを行い、逆転によりフィルム巻き上
げ、フィルム巻き戻しを行うカメラの駆動制御装置が開
示されている。
【0004】さらに、特開平3−81750号公報に
は、フィルム巻き上げとシャッターチャージとを、単一
のモータの正逆の回転によってそれぞれ行わせる電動駆
動カメラが開示されている。
は、フィルム巻き上げとシャッターチャージとを、単一
のモータの正逆の回転によってそれぞれ行わせる電動駆
動カメラが開示されている。
【0005】また、フィルムの巻上げ、巻戻しのための
専用モータを設けると共に、ズーム専用モータを設けて
それぞれの駆動系を駆動しているものもある。
専用モータを設けると共に、ズーム専用モータを設けて
それぞれの駆動系を駆動しているものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記技術手
段は何れも、モータの回動力を各駆動系へ切換えて伝達
するクラッチ部を必要としており、該クラッチ部の切換
え動作を行わせるために複雑な機構を必要とした。そし
て、この複雑な機構が、近年、より一層望まれてるカメ
ラの小型化の妨げになっていると共に、部品数が増える
ことよりコストの増大を招いている。
段は何れも、モータの回動力を各駆動系へ切換えて伝達
するクラッチ部を必要としており、該クラッチ部の切換
え動作を行わせるために複雑な機構を必要とした。そし
て、この複雑な機構が、近年、より一層望まれてるカメ
ラの小型化の妨げになっていると共に、部品数が増える
ことよりコストの増大を招いている。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、上記問題点を解消し、複雑な切換え機構を用
いることなく、単一モータで各種駆動系を切換えての駆
動を可能とする駆動力伝達機構を提供することを目的と
する。
のであり、上記問題点を解消し、複雑な切換え機構を用
いることなく、単一モータで各種駆動系を切換えての駆
動を可能とする駆動力伝達機構を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために本発明によるカメラシステムは、単一の
モータと、 この単一のモータにより正逆回転駆動する
太陽ギヤーと、この太陽ギヤーに常に噛合し、該太陽ギ
ヤーの一方向回転により公転し、他方向回転によりその
位置で自転する遊星ギヤーと、上記太陽ギヤーの一方向
回転による上記遊星ギヤーの公転を許可し、該太陽ギヤ
ーの他方向回転による該遊星ギヤーの公転を禁止して同
遊星ギヤーをその位置で自転させる、公転規制手段と、
上記遊星ギヤーの公転軌跡上に配置し、カメラの所定の
機構を駆動するための複数の被駆動ギヤーとを具備して
おり、上記太陽ギヤーの一方向回転による上記遊星ギヤ
ーの公転動作によって該遊星ギヤーと噛合する被駆動ギ
ヤーを選択し、上記太陽ギヤーの他方向回転による同遊
星ギヤーの自転動作によって、選択された該被駆動ギヤ
ーが回転してカメラの所定の機構を駆動することを特徴
とする。
達成するために本発明によるカメラシステムは、単一の
モータと、 この単一のモータにより正逆回転駆動する
太陽ギヤーと、この太陽ギヤーに常に噛合し、該太陽ギ
ヤーの一方向回転により公転し、他方向回転によりその
位置で自転する遊星ギヤーと、上記太陽ギヤーの一方向
回転による上記遊星ギヤーの公転を許可し、該太陽ギヤ
ーの他方向回転による該遊星ギヤーの公転を禁止して同
遊星ギヤーをその位置で自転させる、公転規制手段と、
上記遊星ギヤーの公転軌跡上に配置し、カメラの所定の
機構を駆動するための複数の被駆動ギヤーとを具備して
おり、上記太陽ギヤーの一方向回転による上記遊星ギヤ
ーの公転動作によって該遊星ギヤーと噛合する被駆動ギ
ヤーを選択し、上記太陽ギヤーの他方向回転による同遊
星ギヤーの自転動作によって、選択された該被駆動ギヤ
ーが回転してカメラの所定の機構を駆動することを特徴
とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
する。
【0010】図1は、本発明の1実施例であるカメラシ
ステムにおける、モータの出力を各機能に切換えるクラ
ッチ機構を示した分解斜視図である。
ステムにおける、モータの出力を各機能に切換えるクラ
ッチ機構を示した分解斜視図である。
【0011】モータ1は、ギヤー箱2にビス止め固定さ
れていると共に、シャフト下端にはピニオンギヤー(不
図示)が圧入されている。なお、該モータ1は正逆転可
能となっている。
れていると共に、シャフト下端にはピニオンギヤー(不
図示)が圧入されている。なお、該モータ1は正逆転可
能となっている。
【0012】上記ギヤー箱2には上記ピニオンギヤーと
同軸にインターナルギヤーが一体に形成され、遊星ギヤ
ーユニット3と遊星ギヤーユニット4が、該インターナ
ルギヤー部に噛合し、遊星減速機構を構成している。ま
た、その出力は、遊星ギヤーユニット4のキャリヤ外周
部のギヤー4aより取り出されるようになっている。
同軸にインターナルギヤーが一体に形成され、遊星ギヤ
ーユニット3と遊星ギヤーユニット4が、該インターナ
ルギヤー部に噛合し、遊星減速機構を構成している。ま
た、その出力は、遊星ギヤーユニット4のキャリヤ外周
部のギヤー4aより取り出されるようになっている。
【0013】また、上記ギヤー箱2には、ラチェットホ
イール5が回動可能に保持されると共に、後述の各ギヤ
ー類を回転可能に保持する軸が一体に形成されている。
イール5が回動可能に保持されると共に、後述の各ギヤ
ー類を回転可能に保持する軸が一体に形成されている。
【0014】上記ラチェットホイール5には、クラッチ
ギヤー6,6′が互いに180°の間隔を有して回転可
能に取り付けられている。上記クラッチギヤー6,6′
は遊星ギヤーユニット4の出力ギヤー4aと噛合し、該
ギヤー4aの周囲を自由に公転,自転できるようになっ
ている。また公転を可能にするために、該ラチェットホ
イール5とクラッチギヤー6の間にはフリクションが与
えられている(不図示)。
ギヤー6,6′が互いに180°の間隔を有して回転可
能に取り付けられている。上記クラッチギヤー6,6′
は遊星ギヤーユニット4の出力ギヤー4aと噛合し、該
ギヤー4aの周囲を自由に公転,自転できるようになっ
ている。また公転を可能にするために、該ラチェットホ
イール5とクラッチギヤー6の間にはフリクションが与
えられている(不図示)。
【0015】また、ラチェットホイール5は黒色の材料
で形成され、クラッチギヤーの反対側は、灰色となるよ
うに印刷が施されている。なお、印刷に限らず、塗装あ
るいはシールでも同様な効果を有する。
で形成され、クラッチギヤーの反対側は、灰色となるよ
うに印刷が施されている。なお、印刷に限らず、塗装あ
るいはシールでも同様な効果を有する。
【0016】図2は、上記実施例のカメラシステムにお
けるクラッチ機構を下方向より見た平面図である。
けるクラッチ機構を下方向より見た平面図である。
【0017】図に示すように、出力ギヤー4aが回動す
ると、クラッチギヤー6が回動するため、上記ラチェッ
トホイール5が回動する方向の回動力が生じることにな
る。このラチェットホイール5は、周端面5bを有する
6ケの同型の爪部と、該爪部より少し長い周端面5cを
有する2ケの同型の爪部と、4bの2倍以上長い周端部
5dを有する1ケの爪部が突設されている。また、該ラ
チェットホイール5の一側方側の外周部近傍には、該ラ
チェットホイール5の回転制御を行う逆止レバー12が
配設されている。この逆止レバー12は、その支点を支
軸2bに揺動自在に枢着されていて、一腕端部12aに
は、上記爪部と係合する逆止爪12bが形成されてい
る。また逆止レバー12の一腕端とカメラ本体内所定位
置との間にばね16が架設されていて、該逆止レバー1
2をラチェットホイール5に向けて付勢している。上記
一腕端部12aは、上記ばね16の付勢力によって係止
部2aに当接する位置まで揺動するとともに、上記逆止
爪12bは上記ラチェットホイール5爪部の係止面5e
に係合している。
ると、クラッチギヤー6が回動するため、上記ラチェッ
トホイール5が回動する方向の回動力が生じることにな
る。このラチェットホイール5は、周端面5bを有する
6ケの同型の爪部と、該爪部より少し長い周端面5cを
有する2ケの同型の爪部と、4bの2倍以上長い周端部
5dを有する1ケの爪部が突設されている。また、該ラ
チェットホイール5の一側方側の外周部近傍には、該ラ
チェットホイール5の回転制御を行う逆止レバー12が
配設されている。この逆止レバー12は、その支点を支
軸2bに揺動自在に枢着されていて、一腕端部12aに
は、上記爪部と係合する逆止爪12bが形成されてい
る。また逆止レバー12の一腕端とカメラ本体内所定位
置との間にばね16が架設されていて、該逆止レバー1
2をラチェットホイール5に向けて付勢している。上記
一腕端部12aは、上記ばね16の付勢力によって係止
部2aに当接する位置まで揺動するとともに、上記逆止
爪12bは上記ラチェットホイール5爪部の係止面5e
に係合している。
【0018】上記ラチェットホイール5の一側方近傍に
は、円周方向に、上記ラチェットホイール5爪部の間隔
に対応する所定間隔をもって駆動ギヤー7,8,9,1
0,11がギヤー箱2(図1参照)の軸に軸着されて配
設されている。また上記クラッチギヤー6,6′は上記
ギヤー4aの回動に伴って公転運動を行うが、上記逆止
爪12bが上記ラチェットホイール5爪部の、所定の係
止面5eに係合した際に上記駆動ギヤー7,8,9,1
0,11のうちの何れかと噛合するようになっている。
なお、上記駆動ギヤーは図1中のギヤーを介して、それ
ぞれフィルム巻上機構、オートフォーカス機構、フィル
ム巻戻し機構、ズームダウン機構、ズームアップ機構に
連結し、その駆動源となっている。
は、円周方向に、上記ラチェットホイール5爪部の間隔
に対応する所定間隔をもって駆動ギヤー7,8,9,1
0,11がギヤー箱2(図1参照)の軸に軸着されて配
設されている。また上記クラッチギヤー6,6′は上記
ギヤー4aの回動に伴って公転運動を行うが、上記逆止
爪12bが上記ラチェットホイール5爪部の、所定の係
止面5eに係合した際に上記駆動ギヤー7,8,9,1
0,11のうちの何れかと噛合するようになっている。
なお、上記駆動ギヤーは図1中のギヤーを介して、それ
ぞれフィルム巻上機構、オートフォーカス機構、フィル
ム巻戻し機構、ズームダウン機構、ズームアップ機構に
連結し、その駆動源となっている。
【0019】上記ギヤー4aが、図中、CCW方向に回
転すると上記クラッチギヤー6,6′の公転運動に伴い
上記ラチェットホイール5も同CCW方向に回転する。
ここで上記フリクションの力を上記ばね16の付勢力よ
り強い力に設定すると、上記逆止レバー12は、その逆
止爪12bが上記ばね16の付勢力に抗して上記ラチェ
ットホイール5爪部の斜面5fによって外方に押し上げ
られ、図中、2点鎖線で示される位置まで揺動する。そ
して、上記ラチェットホイール5は、ラチェット機構に
よる回転動作を行う。
転すると上記クラッチギヤー6,6′の公転運動に伴い
上記ラチェットホイール5も同CCW方向に回転する。
ここで上記フリクションの力を上記ばね16の付勢力よ
り強い力に設定すると、上記逆止レバー12は、その逆
止爪12bが上記ばね16の付勢力に抗して上記ラチェ
ットホイール5爪部の斜面5fによって外方に押し上げ
られ、図中、2点鎖線で示される位置まで揺動する。そ
して、上記ラチェットホイール5は、ラチェット機構に
よる回転動作を行う。
【0020】そして、上記逆止レバー12の揺動動作に
基づく制御機構(別途記す)により上記ラチェットホイ
ール5の回転動作を制御することで、上記クラッチギヤ
ー6,6′の公転軌跡上での位置制御が可能となる。す
なわち、上記クラッチギヤー6,6′を所望の位置に停
止させて、上記駆動ギヤー7,8,9,10,11のう
ちの何れかと噛合するように該クラッチギヤー6,6′
の公転動作を制御することができる。
基づく制御機構(別途記す)により上記ラチェットホイ
ール5の回転動作を制御することで、上記クラッチギヤ
ー6,6′の公転軌跡上での位置制御が可能となる。す
なわち、上記クラッチギヤー6,6′を所望の位置に停
止させて、上記駆動ギヤー7,8,9,10,11のう
ちの何れかと噛合するように該クラッチギヤー6,6′
の公転動作を制御することができる。
【0021】上記クラッチギヤー6,6′が上記駆動ギ
ヤー7,8,9,10,11のうち何れかと噛合して選
択された後、上記ギヤー4aを図中CW方向に回転させ
ると、上記ラチェットホイール5には同CW方向に回転
する回転力が生じるが、上記逆止爪12bが、上記ラチ
ェットホイール5の係止面5eに係合しているため該ラ
チェットホイール5の回転は規制されて停止したままで
ある。そして上記ギヤー4aの回転力はクラッチギヤー
6もしくはクラッチギヤー6′を介して、上記駆動ギヤ
ー7,8,9,10,11のうち何れかに伝達される。
ヤー7,8,9,10,11のうち何れかと噛合して選
択された後、上記ギヤー4aを図中CW方向に回転させ
ると、上記ラチェットホイール5には同CW方向に回転
する回転力が生じるが、上記逆止爪12bが、上記ラチ
ェットホイール5の係止面5eに係合しているため該ラ
チェットホイール5の回転は規制されて停止したままで
ある。そして上記ギヤー4aの回転力はクラッチギヤー
6もしくはクラッチギヤー6′を介して、上記駆動ギヤ
ー7,8,9,10,11のうち何れかに伝達される。
【0022】次に制御に必要な信号の出力について説明
する。
する。
【0023】上記逆止レバー12の他腕端部には反射板
12cが被着されている(図1)と共に、該他腕端部軌
跡上のスラスト方向の所定位置には、フォトリフレクタ
13が配設されている。
12cが被着されている(図1)と共に、該他腕端部軌
跡上のスラスト方向の所定位置には、フォトリフレクタ
13が配設されている。
【0024】そして、該逆止レバー12が図2中、2点
鎖線にて示す位置に揺動したときに、該フォトリフレク
タ13は、該逆止レバー12の他腕端部を検出するよう
になっている。
鎖線にて示す位置に揺動したときに、該フォトリフレク
タ13は、該逆止レバー12の他腕端部を検出するよう
になっている。
【0025】また、図2に示すように、上記クラッチギ
ヤー6もしくはギヤー6′が駆動ギヤー8と噛合してい
るとき、すなわちオートフォーカス機構と連結している
ときは、上記ラチェットホイール5の灰色部5aが、上
記フォトリフレクタ13の上にくるので、上記逆止レバ
ー12に被着された反射板が来たときとは異なったレベ
ルの出力をする。したがって、オートフォーカスの位置
を検出することが可能となる。
ヤー6もしくはギヤー6′が駆動ギヤー8と噛合してい
るとき、すなわちオートフォーカス機構と連結している
ときは、上記ラチェットホイール5の灰色部5aが、上
記フォトリフレクタ13の上にくるので、上記逆止レバ
ー12に被着された反射板が来たときとは異なったレベ
ルの出力をする。したがって、オートフォーカスの位置
を検出することが可能となる。
【0026】また、上述したようにラチェットホイール
5が有する9つの爪部のうちの1つの爪部5dのみが、
他の爪部より周端面が明らかに長くなっているため、該
ラチェットホイール5を図2中、CCW方向へ回転させ
ると、上記フォトリフレクタ13からは、8つの短いオ
ン信号と、1つの長いオン信号が出力されることにな
る。
5が有する9つの爪部のうちの1つの爪部5dのみが、
他の爪部より周端面が明らかに長くなっているため、該
ラチェットホイール5を図2中、CCW方向へ回転させ
ると、上記フォトリフレクタ13からは、8つの短いオ
ン信号と、1つの長いオン信号が出力されることにな
る。
【0027】図3は、上記本実施例のカメラシステムに
おけるフォトリフレクタ部の断面を示した説明図であ
る。
おけるフォトリフレクタ部の断面を示した説明図であ
る。
【0028】図3(a),(b)はオフ出力、また、
(c)はオン出力、すなわち逆止レバー検出時、(d)
は中間出力、すなわちオートフォーカス位置検出をそれ
ぞれ示している。
(c)はオン出力、すなわち逆止レバー検出時、(d)
は中間出力、すなわちオートフォーカス位置検出をそれ
ぞれ示している。
【0029】図3(a)において、図中、ラチェットホ
イール5の左側部は黒素材面となっており、また、図3
(b)において、図中、ラチェットホイール5の左側部
は、フォトリフレクタ13上に爪部がないことを示して
いる。
イール5の左側部は黒素材面となっており、また、図3
(b)において、図中、ラチェットホイール5の左側部
は、フォトリフレクタ13上に爪部がないことを示して
いる。
【0030】また、位置規制部材17は、クラッチギヤ
ー6,6′の公転軌跡内に位置し、外力により公転軌跡
外へ退避可能なように取り付けられた弾性部材である。
位置規制部材17を通過したクラッチギヤー6,6′の
自転回転位置は一定となり、駆動ギヤー7,8,9,1
0,11と噛合する際の歯先のつまりを防止することが
できる。
ー6,6′の公転軌跡内に位置し、外力により公転軌跡
外へ退避可能なように取り付けられた弾性部材である。
位置規制部材17を通過したクラッチギヤー6,6′の
自転回転位置は一定となり、駆動ギヤー7,8,9,1
0,11と噛合する際の歯先のつまりを防止することが
できる。
【0031】図4ないし図6は、それぞれ上記実施例の
カメラシステムにおけるズーム機構部の要部分解斜視
図,要部側面図,要部断面図である。
カメラシステムにおけるズーム機構部の要部分解斜視
図,要部側面図,要部断面図である。
【0032】図4ないし図6に示すように、このズーム
機構は、固定枠21,移動枠22,移動枠軸23,送り
ねじ24,カム軸25,カサバギヤー26,第1レンズ
枠27,第1レンズ枠軸28,第2レンズ枠29,2レ
ンズ枠軸30,第1レンズ枠付勢ばね31,第2レンズ
枠付勢ばね32,支持板33,ナット34,ねじ押え3
5,フォーカスカム36,カム押え37,第2レンズ枠
ピン29aとで主要部が構成されている。
機構は、固定枠21,移動枠22,移動枠軸23,送り
ねじ24,カム軸25,カサバギヤー26,第1レンズ
枠27,第1レンズ枠軸28,第2レンズ枠29,2レ
ンズ枠軸30,第1レンズ枠付勢ばね31,第2レンズ
枠付勢ばね32,支持板33,ナット34,ねじ押え3
5,フォーカスカム36,カム押え37,第2レンズ枠
ピン29aとで主要部が構成されている。
【0033】上記固定枠21と支持板13により、移動
枠軸23,送りねじ24,カム軸25が回動自在に保持
されている。また、移動枠22は、移動枠軸23にスラ
スト摺動自在に保持されている。さらに、上記移動枠2
2にはナット14が回動を規制された状態で組込まれて
おり、送りねじ24の回転により該移動枠22が光軸方
向に駆動されるようになっている。
枠軸23,送りねじ24,カム軸25が回動自在に保持
されている。また、移動枠22は、移動枠軸23にスラ
スト摺動自在に保持されている。さらに、上記移動枠2
2にはナット14が回動を規制された状態で組込まれて
おり、送りねじ24の回転により該移動枠22が光軸方
向に駆動されるようになっている。
【0034】この状態で上記送りねじ24にスラストガ
タが有ると、上記移動枠22のスラストガタとなってし
まう。したがって、上記送りねじ24のスラストガタを
押えるためにネジ押え15によって負勢している(図
5)。
タが有ると、上記移動枠22のスラストガタとなってし
まう。したがって、上記送りねじ24のスラストガタを
押えるためにネジ押え15によって負勢している(図
5)。
【0035】上記移動枠22内には、第1レンズ枠軸2
8,第2レンズ枠軸30により支持された、第1レンズ
枠27,第2レンズ枠29が組込まれている。上記第1
レンズ枠27,第2レンズ枠29は共に、第1レンズ枠
軸28,第2レンズ枠軸30に嵌合しており、光軸方向
に摺動可能で 第1レンズ枠軸28′,第2レンズ枠軸
30′により光軸を中心とする回転の規制を行ってい
る。上記第1レンズ枠27は、第1レンズ枠付勢ばね3
1フォーカスカム36を介してカム押え37に当て付け
られており、移動枠22の光軸方向の移動により光軸方
向に移動するようになっている。
8,第2レンズ枠軸30により支持された、第1レンズ
枠27,第2レンズ枠29が組込まれている。上記第1
レンズ枠27,第2レンズ枠29は共に、第1レンズ枠
軸28,第2レンズ枠軸30に嵌合しており、光軸方向
に摺動可能で 第1レンズ枠軸28′,第2レンズ枠軸
30′により光軸を中心とする回転の規制を行ってい
る。上記第1レンズ枠27は、第1レンズ枠付勢ばね3
1フォーカスカム36を介してカム押え37に当て付け
られており、移動枠22の光軸方向の移動により光軸方
向に移動するようになっている。
【0036】上記第2レンズ枠29は第2レンズ枠ピン
29aが、カム軸25のカム溝に係合している。よっ
て、該カム軸25の回転により該第2レンズ枠29は、
移動枠22とは独立した駆動が可能となる。また、第2
レンズ枠付勢ばね32により付勢されているためガタを
生じること無く駆動される(図6)。
29aが、カム軸25のカム溝に係合している。よっ
て、該カム軸25の回転により該第2レンズ枠29は、
移動枠22とは独立した駆動が可能となる。また、第2
レンズ枠付勢ばね32により付勢されているためガタを
生じること無く駆動される(図6)。
【0037】さらに、図4に示すように、傘歯ギヤー2
6,カム軸25,送りねじ24は、それぞれ平歯ギヤー
を有して噛合している。したがって、上記傘歯ギヤー2
6に入力されたズーム駆動力により、送りねじ24、カ
ム軸25が駆動され、第1レンズ枠27は、上記送りね
じ24のリードによる直線駆動,第2レンズ枠29は、
カム軸25のカム溝による非直線駆動を行い、また、上
記第1レンズ枠27と第2レンズ枠29との光学的位置
を保ちながらズーミングを行うことが可能となってい
る。
6,カム軸25,送りねじ24は、それぞれ平歯ギヤー
を有して噛合している。したがって、上記傘歯ギヤー2
6に入力されたズーム駆動力により、送りねじ24、カ
ム軸25が駆動され、第1レンズ枠27は、上記送りね
じ24のリードによる直線駆動,第2レンズ枠29は、
カム軸25のカム溝による非直線駆動を行い、また、上
記第1レンズ枠27と第2レンズ枠29との光学的位置
を保ちながらズーミングを行うことが可能となってい
る。
【0038】図7および図8は、それぞれ本実施例のカ
メラシステムにおけるフォーカシング機構部の要部分解
斜視図,要部断面図である。
メラシステムにおけるフォーカシング機構部の要部分解
斜視図,要部断面図である。
【0039】このフォーカシング機構部は、固定枠2
1,移動枠22,第1レンズ枠27,第1レンズ枠軸2
8,第1レンズ枠付勢ばね31,フォーカスカム36,
カム押さえ37,傘歯ギヤー38,フォーカスギヤー3
9,フォーカスギヤー40,トリガスイッチ41,ギヤ
ー押え42等で主要部が構成されている。
1,移動枠22,第1レンズ枠27,第1レンズ枠軸2
8,第1レンズ枠付勢ばね31,フォーカスカム36,
カム押さえ37,傘歯ギヤー38,フォーカスギヤー3
9,フォーカスギヤー40,トリガスイッチ41,ギヤ
ー押え42等で主要部が構成されている。
【0040】上記固定枠21には、フォーカスギヤー保
持部21aが設けられていて、フォーカスギヤー39が
回動自在に保持され、ギヤー押さえ42によりスラスト
規制されている。さらに、上記フォーカスギヤー39と
噛合する傘歯ギヤー38が回動自在に保持されている。
持部21aが設けられていて、フォーカスギヤー39が
回動自在に保持され、ギヤー押さえ42によりスラスト
規制されている。さらに、上記フォーカスギヤー39と
噛合する傘歯ギヤー38が回動自在に保持されている。
【0041】移動枠22には、第1レンズ枠軸28に保
持された第1レンズ枠27が組込まれている。この第1
レンズ枠27は第1レンズ枠軸28に嵌合して光軸方向
に摺動可能となっていて、また、回転規制部材により光
軸を中心とする回転の規制を行っている。
持された第1レンズ枠27が組込まれている。この第1
レンズ枠27は第1レンズ枠軸28に嵌合して光軸方向
に摺動可能となっていて、また、回転規制部材により光
軸を中心とする回転の規制を行っている。
【0042】さらに、 第1レンズ枠付勢ばね31によ
りフォーカスカム36を介してカム押さえ37に当て付
けられている。また、フォーカスギヤー40は、フォー
カスギヤー保持部22aにより回動自在に保持され、カ
ム押さえ37によりスラストを規制されている。さら
に、フォーカスギヤー39には、傘歯ギヤー38と噛合
する平ギヤーおよび角孔が設けられている。また、上記
フォーカスギヤー40には、該角孔に嵌合する角軸と上
記フォーカスカム36に噛合する平ギヤーが設けられて
いる。
りフォーカスカム36を介してカム押さえ37に当て付
けられている。また、フォーカスギヤー40は、フォー
カスギヤー保持部22aにより回動自在に保持され、カ
ム押さえ37によりスラストを規制されている。さら
に、フォーカスギヤー39には、傘歯ギヤー38と噛合
する平ギヤーおよび角孔が設けられている。また、上記
フォーカスギヤー40には、該角孔に嵌合する角軸と上
記フォーカスカム36に噛合する平ギヤーが設けられて
いる。
【0043】上記フォーカスカム36には、上記フォー
カスギヤー40と噛合する車ギヤーおよび第1レンズ枠
27を第1レンズ枠付勢ばね31の付勢力に抗して光軸
方向にリフトする立体カム36aが配設されている。
カスギヤー40と噛合する車ギヤーおよび第1レンズ枠
27を第1レンズ枠付勢ばね31の付勢力に抗して光軸
方向にリフトする立体カム36aが配設されている。
【0044】したがって、上記傘歯ギヤー38に入力さ
れたオートフォーカス駆動力によって、上記フォーカス
ギヤー39,フォーカスギヤー40を介し、上記フォー
カスカム36に伝達され、これにより該フォーカスカム
36が回転し、第1レンズ枠27を光軸方向に駆動させ
る。また、トリガスイッチ41により上記フォーカスカ
ム36の初期位置を検出し、駆動モータの回転数により
第1レンズ枠27の移動量を制御するようになってい
る。
れたオートフォーカス駆動力によって、上記フォーカス
ギヤー39,フォーカスギヤー40を介し、上記フォー
カスカム36に伝達され、これにより該フォーカスカム
36が回転し、第1レンズ枠27を光軸方向に駆動させ
る。また、トリガスイッチ41により上記フォーカスカ
ム36の初期位置を検出し、駆動モータの回転数により
第1レンズ枠27の移動量を制御するようになってい
る。
【0045】図9は、本実施例のカメラシステムにおけ
る、上記図7の構成によるフォーカシング機構部と、上
記図4の構成によるズーム機構部および沈胴駆動部を用
いた、レンズ保護用バリヤの駆動機構を示した要部分解
斜視図である。
る、上記図7の構成によるフォーカシング機構部と、上
記図4の構成によるズーム機構部および沈胴駆動部を用
いた、レンズ保護用バリヤの駆動機構を示した要部分解
斜視図である。
【0046】このレンズ保護用バリヤの駆動機構部は、
固定枠21,バリア板駆動部21c,移動枠22,フォ
ーカスカム36,バリア駆動カム36b,カム押さえ3
7,ばね掛け軸37a,バリヤレバー用孔37b,バリ
ヤレバー回転中心孔37c,バリヤレバー43,バリヤ
カム用軸43a,回転中心軸43b,ばね掛け軸43
c,バリヤ羽根44,バリヤ羽根回転中心孔44a,ば
ね掛け軸44b,バリヤ板45,バリヤ板ボス45a,
ばね掛け軸45b,バリヤ回転中心軸用逃げ孔45c,
バリヤ蓋46,バリヤ羽根回転中心軸46a,引張ばね
47,引張ばね48,係止部45d,被係止部44c等
で主要部が構成されている。
固定枠21,バリア板駆動部21c,移動枠22,フォ
ーカスカム36,バリア駆動カム36b,カム押さえ3
7,ばね掛け軸37a,バリヤレバー用孔37b,バリ
ヤレバー回転中心孔37c,バリヤレバー43,バリヤ
カム用軸43a,回転中心軸43b,ばね掛け軸43
c,バリヤ羽根44,バリヤ羽根回転中心孔44a,ば
ね掛け軸44b,バリヤ板45,バリヤ板ボス45a,
ばね掛け軸45b,バリヤ回転中心軸用逃げ孔45c,
バリヤ蓋46,バリヤ羽根回転中心軸46a,引張ばね
47,引張ばね48,係止部45d,被係止部44c等
で主要部が構成されている。
【0047】上記フォーカスカム36には、バリア駆動
カム36bが配設されている。また、バリヤレバー43
は、バリヤレバー回転中心孔47cに回転中心軸43b
が嵌合し、バリヤカム用軸43aがバリヤレバー用孔4
7bを通してバリア駆動カム36bに嵌合するようにな
っている。これにより、上記フォーカスカム36の回転
により 上記バリヤレバー43は回転中心軸43bを中
心に揺動することになる。
カム36bが配設されている。また、バリヤレバー43
は、バリヤレバー回転中心孔47cに回転中心軸43b
が嵌合し、バリヤカム用軸43aがバリヤレバー用孔4
7bを通してバリア駆動カム36bに嵌合するようにな
っている。これにより、上記フォーカスカム36の回転
により 上記バリヤレバー43は回転中心軸43bを中
心に揺動することになる。
【0048】上記バリヤ羽根44は、バリヤ蓋46にお
けるバリヤ羽根回転中心軸46aにバリヤ羽根回転中心
孔44aが嵌合して回動自在に保持されている。また、
引張ばね47により、ばね掛け軸44bとばね掛け軸4
7aが連結されている。
けるバリヤ羽根回転中心軸46aにバリヤ羽根回転中心
孔44aが嵌合して回動自在に保持されている。また、
引張ばね47により、ばね掛け軸44bとばね掛け軸4
7aが連結されている。
【0049】上記バリヤ板45はバリヤ蓋46により回
動自在に保持されている。さらに引張ばね48によりカ
ム押さえ37と連結して、常に(イ)の方向に付勢され
るようになっている。
動自在に保持されている。さらに引張ばね48によりカ
ム押さえ37と連結して、常に(イ)の方向に付勢され
るようになっている。
【0050】次に、図10および図11を参照して上記
フォーカスカム36の回転によるバリヤ羽根駆動のよう
子を説明する。
フォーカスカム36の回転によるバリヤ羽根駆動のよう
子を説明する。
【0051】図10,図11は、上記フォーカスカム3
6,バリヤレバー43,バリヤ羽根44および引張ばね
47のみ示す。
6,バリヤレバー43,バリヤ羽根44および引張ばね
47のみ示す。
【0052】まず、図10は開状態を示している。この
とき上記バリヤレバー43はフォーカスカム36内径側
に揺動した状態にあり、上記バリヤ羽根44はバリヤ羽
根回転中心孔44aに対して図中、C.C.W.方向の
回転力が上記引張ばね47により発生し、これにより、
該バリヤ羽根44は開方向の力により開状態を保持して
いる。
とき上記バリヤレバー43はフォーカスカム36内径側
に揺動した状態にあり、上記バリヤ羽根44はバリヤ羽
根回転中心孔44aに対して図中、C.C.W.方向の
回転力が上記引張ばね47により発生し、これにより、
該バリヤ羽根44は開方向の力により開状態を保持して
いる。
【0053】上記フォーカスカム36の回転により、バ
リヤレバー43は該フォーカスカム36の外径側に揺動
し、ばね掛け軸43cも外径側に移動する。そして図
中、(ロ)反転軸より外径側にばね掛け軸43cが移動
すると、上記引張ばね47によりバリヤ羽根44に働く
回転力は、バリヤ羽根回転中心孔44aに対して図中、
C.W.の方向の回転力となり 該バリヤ羽根44は閉
まり始める。
リヤレバー43は該フォーカスカム36の外径側に揺動
し、ばね掛け軸43cも外径側に移動する。そして図
中、(ロ)反転軸より外径側にばね掛け軸43cが移動
すると、上記引張ばね47によりバリヤ羽根44に働く
回転力は、バリヤ羽根回転中心孔44aに対して図中、
C.W.の方向の回転力となり 該バリヤ羽根44は閉
まり始める。
【0054】一方、図11は閉状態を示している。この
とき、上記引張ばね47は上記バリヤ羽根44をC.W.
の方向に付勢しているため、該バリヤ羽根44は閉状態
を保持している。さらに、フォーカスカム36が回転を
続ければ、上記バリヤレバー43は徐々に図10に示す
開状態へと揺動し、図中、(ロ)反転軸を超えると、引
張ばね47はC.C.W.の方向の回転力となり、した
がってバリヤ羽根44は開方向への回転力を得て図10
に示す状態に戻る。
とき、上記引張ばね47は上記バリヤ羽根44をC.W.
の方向に付勢しているため、該バリヤ羽根44は閉状態
を保持している。さらに、フォーカスカム36が回転を
続ければ、上記バリヤレバー43は徐々に図10に示す
開状態へと揺動し、図中、(ロ)反転軸を超えると、引
張ばね47はC.C.W.の方向の回転力となり、した
がってバリヤ羽根44は開方向への回転力を得て図10
に示す状態に戻る。
【0055】ゆえに、これらの機構により、一方向回転
の駆動によりバリヤ羽根の開閉駆動を可能にし、開閉ど
ちらの状態でも、それぞれの状態を保持する方向に付勢
し、バリヤ羽根を安定した状態で保持可能とする。
の駆動によりバリヤ羽根の開閉駆動を可能にし、開閉ど
ちらの状態でも、それぞれの状態を保持する方向に付勢
し、バリヤ羽根を安定した状態で保持可能とする。
【0056】次に、図12,図13を参照して、撮影状
態とオフ状態との切換について説明する。
態とオフ状態との切換について説明する。
【0057】上述したように、フォーカスカム36の回
転駆動によりバリヤ羽根44の開閉駆動を行うが、撮影
時には該バリヤ羽根44が作動しては撮影の妨げになる
ため該バリヤ羽根44の係止が必要となる。以下、これ
を詳述する。
転駆動によりバリヤ羽根44の開閉駆動を行うが、撮影
時には該バリヤ羽根44が作動しては撮影の妨げになる
ため該バリヤ羽根44の係止が必要となる。以下、これ
を詳述する。
【0058】ます、撮影状態を図12を参照して説明す
る。
る。
【0059】バリヤ板45は、引張ばね48により図
中、(イ)の方向に付勢されているため、係止部45d
により上記バリヤ羽根44における被係止部44cを係
止するようになっている。このとき、上記引張ばね47
により発生する、上記バリヤ羽根44のC.W.方向へ
の回転力に対して該引張ばね48の付勢力が勝れば、該
バリヤ羽根44は開状態を保持する。
中、(イ)の方向に付勢されているため、係止部45d
により上記バリヤ羽根44における被係止部44cを係
止するようになっている。このとき、上記引張ばね47
により発生する、上記バリヤ羽根44のC.W.方向へ
の回転力に対して該引張ばね48の付勢力が勝れば、該
バリヤ羽根44は開状態を保持する。
【0060】また、図13に示すオフ状態では上記移動
枠22が沈胴状態になるため、バリヤ駆動部全体がフィ
ルム側に移動する。このときバリヤ板ボス45aが上記
固定枠21に設けられたバリヤ板駆動部21cの溝部に
係合し、沈胴状態は、図13に示す如く係止部45dが
被係止部44cより外れた状態となる。したがって、フ
ォーカスカム36の回転により、沈胴状態ではバリヤ羽
根44の駆動が可能となる。
枠22が沈胴状態になるため、バリヤ駆動部全体がフィ
ルム側に移動する。このときバリヤ板ボス45aが上記
固定枠21に設けられたバリヤ板駆動部21cの溝部に
係合し、沈胴状態は、図13に示す如く係止部45dが
被係止部44cより外れた状態となる。したがって、フ
ォーカスカム36の回転により、沈胴状態ではバリヤ羽
根44の駆動が可能となる。
【0061】ゆえに、上述した図9の構成により、沈胴
(オフ)状態のときのみにフォーカスの一方向回転での
バリヤ羽根44の駆動が可能となる。
(オフ)状態のときのみにフォーカスの一方向回転での
バリヤ羽根44の駆動が可能となる。
【0062】図14は、本実施例のカメラシステムにお
ける自動焦点調節機構の測距機構を示した分解斜視図で
ある。
ける自動焦点調節機構の測距機構を示した分解斜視図で
ある。
【0063】ファインダー部本体101には、投光レン
ズ取付部71、受光レンズ取付部72が設けられ、それ
ぞれ、投光レンズ61、受光レンズ62が取付けられ、
接着固定されている。
ズ取付部71、受光レンズ取付部72が設けられ、それ
ぞれ、投光レンズ61、受光レンズ62が取付けられ、
接着固定されている。
【0064】IRED63は、ホルダ65に取付けられ
た後ファインダー部本体101に組みつけられる。この
とき、上記IRED63は、ファインダー部本体101
の押さえばね部73により、投光レンズ61方向に押圧
され、光軸方向のガタを無くし、かつ、上下,左右には
移動可能に保持される。
た後ファインダー部本体101に組みつけられる。この
とき、上記IRED63は、ファインダー部本体101
の押さえばね部73により、投光レンズ61方向に押圧
され、光軸方向のガタを無くし、かつ、上下,左右には
移動可能に保持される。
【0065】PSD64は、ファインダー部本体101
にファインダー部本体位置決めボスにより位置決めされ
接着固定される。このとき接着剤硬化までの固定のため
に、ファインダー部本体101には押さえ部74が設け
られ、PSD64をファインダー部本体101に押圧、
保持可能となっている。
にファインダー部本体位置決めボスにより位置決めされ
接着固定される。このとき接着剤硬化までの固定のため
に、ファインダー部本体101には押さえ部74が設け
られ、PSD64をファインダー部本体101に押圧、
保持可能となっている。
【0066】IRED63が発光すると、投光レンズ6
1は突レンズであるので被写体に向けてIRED3上の
LED像が投影され、その像の反射光は、やはり突レン
ズである。受光レンズ62でPSD64上に結像され
る。するとPSD上の結像位置に応じた出力がなされ、
被写体の距離が判明する。所謂、三角測距がためされる
ことになる。但し、このIRED63とPSD64の位
置関係は非常に厳密に決める必要があり、各要素の制作
誤作等により調整が必要となる。
1は突レンズであるので被写体に向けてIRED3上の
LED像が投影され、その像の反射光は、やはり突レン
ズである。受光レンズ62でPSD64上に結像され
る。するとPSD上の結像位置に応じた出力がなされ、
被写体の距離が判明する。所謂、三角測距がためされる
ことになる。但し、このIRED63とPSD64の位
置関係は非常に厳密に決める必要があり、各要素の制作
誤作等により調整が必要となる。
【0067】この調整は、所定の距離にターゲットを置
き、IRED63を発光させ、その時のPSDの出力が
所定の値となるよう、ホルダ65を移動させる事によ
り、IRED63を移動させ、該出力が所定値となった
ところで、ホルダ65をファインダー部本体101に接
着固定する。
き、IRED63を発光させ、その時のPSDの出力が
所定の値となるよう、ホルダ65を移動させる事によ
り、IRED63を移動させ、該出力が所定値となった
ところで、ホルダ65をファインダー部本体101に接
着固定する。
【0068】その後、メイン基板81を上方より取り付
ける。このとき、IRED63,PSD64は、素子の
リードフレームが、そのままメイン基板上の孔にはま
り、ハンダ付けされるので、フレキシブル基板またはリ
ード線による配線が不要となっている。カメラ外装マド
等の影響による微少な測距の誤差は、カメラ完成後、電
気的に補正量をEEPROMに書き込む事により行われ
る。
ける。このとき、IRED63,PSD64は、素子の
リードフレームが、そのままメイン基板上の孔にはま
り、ハンダ付けされるので、フレキシブル基板またはリ
ード線による配線が不要となっている。カメラ外装マド
等の影響による微少な測距の誤差は、カメラ完成後、電
気的に補正量をEEPROMに書き込む事により行われ
る。
【0069】次に、自動露出用の測光機構について説明
する。
する。
【0070】ファインダー部本体101にはCds受光
窓75が配設されていて、またCds66はCds取付
部76に取り付けられる。このとき測光受光角はCds
窓75の間口とCds窓75の開口部とから上記Cds
66の距離で決まるので、自由に設定することが可能で
ある。上記Cds66はフレキシブル基板(不図示)で
メイン基板に接続される。なお、該接続はリード線を用
いてもかまわないし、該Cds66のリードを上方へ曲
げてメイン基板81に直接ハンダ付けしても問題無いの
はいうまでもない。
窓75が配設されていて、またCds66はCds取付
部76に取り付けられる。このとき測光受光角はCds
窓75の間口とCds窓75の開口部とから上記Cds
66の距離で決まるので、自由に設定することが可能で
ある。上記Cds66はフレキシブル基板(不図示)で
メイン基板に接続される。なお、該接続はリード線を用
いてもかまわないし、該Cds66のリードを上方へ曲
げてメイン基板81に直接ハンダ付けしても問題無いの
はいうまでもない。
【0071】また、リモコン受光素子67は、ファイン
ダー部本体切欠き部77に位置するように上記メイン基
板81にハンダ付けされている。
ダー部本体切欠き部77に位置するように上記メイン基
板81にハンダ付けされている。
【0072】さらに、ファインダー接眼部横の表示であ
る、LED82,83は、上記メイン基板81の表,裏
にわかれて実装されている。該LED82は、ストロボ
発光予告,ストロボ充電中を表示し、また、あLED8
3は、オートフォーカス測距が可能であることと、オー
トフォーカスの近距離範囲外を表示する。そして、この
両者を上記メイン基板81の表裏に実装することによ
り、遮光部材を用いることなく、該両者が同時に発光し
た際に、光線が混じり合ってしまうことを防止してい
る。
る、LED82,83は、上記メイン基板81の表,裏
にわかれて実装されている。該LED82は、ストロボ
発光予告,ストロボ充電中を表示し、また、あLED8
3は、オートフォーカス測距が可能であることと、オー
トフォーカスの近距離範囲外を表示する。そして、この
両者を上記メイン基板81の表裏に実装することによ
り、遮光部材を用いることなく、該両者が同時に発光し
た際に、光線が混じり合ってしまうことを防止してい
る。
【0073】図15は、本実施例のカメラシステムにお
けるファインダー光学系を示した分解斜視図である。
けるファインダー光学系を示した分解斜視図である。
【0074】このファインダー光学系は、4枚のレンズ
と2ヶのプリズムにより構成されている。すなわち、被
写体側より順に、レンズ1−O(図中、符号104で示
す。以下同様)固定,レンズ2−T(105),レンズ
3−T(106)可動,プリズム1−P(107)固
定,プリズム2−P(108)固定,レンズ4−T(1
09)固定,であり、上記プリズム1−P(107)の
射出面が結像面であるポロプリズムを2ヶ使用した、所
謂実像ファインダーである。
と2ヶのプリズムにより構成されている。すなわち、被
写体側より順に、レンズ1−O(図中、符号104で示
す。以下同様)固定,レンズ2−T(105),レンズ
3−T(106)可動,プリズム1−P(107)固
定,プリズム2−P(108)固定,レンズ4−T(1
09)固定,であり、上記プリズム1−P(107)の
射出面が結像面であるポロプリズムを2ヶ使用した、所
謂実像ファインダーである。
【0075】ファインダー部本体101には、図中、符
号101a部の両側に溝が設けられていて、レンズ1−
O(104)がその溝に圧入固定されている。レンズ2
−T(105),レンズ3−T(106)は、案内軸1
11に嵌合し、該案内軸111は、ファインダー部本体
101の前側孔101bおよび後側孔(不図示)に圧入
固定されている。このとき、レンズ2−T(105),
レンズ3−T(106)の回転止め部105a,106
aは、ファインダー部本体101の溝(不図示)に嵌合
し、レンズ2−T(105),レンズ3−T(106)
は光軸方向に移動可能にファインダー部本体101に保
持されることになる。
号101a部の両側に溝が設けられていて、レンズ1−
O(104)がその溝に圧入固定されている。レンズ2
−T(105),レンズ3−T(106)は、案内軸1
11に嵌合し、該案内軸111は、ファインダー部本体
101の前側孔101bおよび後側孔(不図示)に圧入
固定されている。このとき、レンズ2−T(105),
レンズ3−T(106)の回転止め部105a,106
aは、ファインダー部本体101の溝(不図示)に嵌合
し、レンズ2−T(105),レンズ3−T(106)
は光軸方向に移動可能にファインダー部本体101に保
持されることになる。
【0076】また、上記レンズ2−T(105),レン
ズ3−T(106)には、それぞればね掛け105b,
106bが設けられ、当接ばね112が掛けられてい
る、この当接ばね112は引張りコイルばねであり、両
レンズを近づけるように付勢されている。さらに該両レ
ンズには、図中、符号105c,106cで示されるフ
ァインダカム係合部が設けられ、下カバー102に配設
された孔102aを介してファインダカム114のカム
溝と係合している。また、該下カバー102は、ファイ
ンダー部本体101の下側よりレンズの部分を遮うよう
に取りつけられている。
ズ3−T(106)には、それぞればね掛け105b,
106bが設けられ、当接ばね112が掛けられてい
る、この当接ばね112は引張りコイルばねであり、両
レンズを近づけるように付勢されている。さらに該両レ
ンズには、図中、符号105c,106cで示されるフ
ァインダカム係合部が設けられ、下カバー102に配設
された孔102aを介してファインダカム114のカム
溝と係合している。また、該下カバー102は、ファイ
ンダー部本体101の下側よりレンズの部分を遮うよう
に取りつけられている。
【0077】上記レンズ1−O(104),レンズ2−
T(105),レンズ3−T(106)を通った光線
は、プリズム1−P(107)へ入射し、第1反射面で
真上方向へ90゜曲げられ、さらに第2反射面で90゜
曲げられ、カメラ前方へ戻される。該プリズム1−P
(107)の射出面は結像面であり、オートフォーカス
ターゲット指標,近距離パララックス補正指標が射出面
上に微少な突形状で形成されている。
T(105),レンズ3−T(106)を通った光線
は、プリズム1−P(107)へ入射し、第1反射面で
真上方向へ90゜曲げられ、さらに第2反射面で90゜
曲げられ、カメラ前方へ戻される。該プリズム1−P
(107)の射出面は結像面であり、オートフォーカス
ターゲット指標,近距離パララックス補正指標が射出面
上に微少な突形状で形成されている。
【0078】一方、撮影範囲を示すと共に撮影範囲外を
暗くするために、視野マスク110が結像面上に配置さ
れている。この視野マスク110は、上記プリズム1−
P(107)上の位置決めボス107aにより位置決め
され、該プリズム1−P(107)とプリズム2−P
(108)とではさみ込まれ固定されている。
暗くするために、視野マスク110が結像面上に配置さ
れている。この視野マスク110は、上記プリズム1−
P(107)上の位置決めボス107aにより位置決め
され、該プリズム1−P(107)とプリズム2−P
(108)とではさみ込まれ固定されている。
【0079】さらに、切換視野マスク上,下121,1
22は、上記プリズム1−P(107)とプリズム2−
P(108)との当接部外に設けられて間隙に配置さ
れ、上記位置決めボス107aをガイドにし、上下に移
動可能に保持されている。なお、この動きは、後述の画
面サイズ切換の中に記す。
22は、上記プリズム1−P(107)とプリズム2−
P(108)との当接部外に設けられて間隙に配置さ
れ、上記位置決めボス107aをガイドにし、上下に移
動可能に保持されている。なお、この動きは、後述の画
面サイズ切換の中に記す。
【0080】上記プリズム1−P(107)とプリズム
2−P(108)は、結像面の周囲を囲うように嵌合
し、上記視野マスク上・下121,122の移動に必要
な隙を除いて他の部分を密閉し、結像面へのゴミの侵入
を最小限に留めるようにしている。
2−P(108)は、結像面の周囲を囲うように嵌合
し、上記視野マスク上・下121,122の移動に必要
な隙を除いて他の部分を密閉し、結像面へのゴミの侵入
を最小限に留めるようにしている。
【0081】また、上記プリズム1−P(107)およ
び2−P(108)は、組合わせた上でファインダー部
本体101の内部101cへ嵌入され、カメラ正面より
見て左右方向および前後方向は、上記プリズム1−P
(107)をファインダー部本体101で受け、上下方
向は、プリズム2−P(108)をファインダー部本体
101で受け、プリズム蓋103をファインダー部本体
101に取り付けて囲りを遮蔽する。
び2−P(108)は、組合わせた上でファインダー部
本体101の内部101cへ嵌入され、カメラ正面より
見て左右方向および前後方向は、上記プリズム1−P
(107)をファインダー部本体101で受け、上下方
向は、プリズム2−P(108)をファインダー部本体
101で受け、プリズム蓋103をファインダー部本体
101に取り付けて囲りを遮蔽する。
【0082】このとき、上記プリズム蓋103は、プラ
スチックで形成され、その弾性を利用してプリズム1−
P(107),2−P(108)とファインダー部本体
101をガタ無く固定している。また、プリズム蓋10
3は、図中、符号101eで示されるボスで位置決めさ
れている。さらに、このプリズム蓋103を取り付ける
際、レンズ4−T(109)も同時に組み込まれるよう
になっている。
スチックで形成され、その弾性を利用してプリズム1−
P(107),2−P(108)とファインダー部本体
101をガタ無く固定している。また、プリズム蓋10
3は、図中、符号101eで示されるボスで位置決めさ
れている。さらに、このプリズム蓋103を取り付ける
際、レンズ4−T(109)も同時に組み込まれるよう
になっている。
【0083】上記レンズ4−O(109)は、両側に設
けられたガイド部109bがファインダー部本体101
のガイド溝101dに嵌合し、光軸方向へ移動可能とな
っている。カメラ上方への外れ止めは、上記プリズム蓋
103による。また、該プリズム蓋103の弾性を利用
してレンズ4−O(109)を下方へ付勢し、光軸方向
へレンズ4−O(109)を動かす際に、適当なフリク
ションを与えるようになっている。
けられたガイド部109bがファインダー部本体101
のガイド溝101dに嵌合し、光軸方向へ移動可能とな
っている。カメラ上方への外れ止めは、上記プリズム蓋
103による。また、該プリズム蓋103の弾性を利用
してレンズ4−O(109)を下方へ付勢し、光軸方向
へレンズ4−O(109)を動かす際に、適当なフリク
ションを与えるようになっている。
【0084】上記レンズ4−O(109)の組込み時、
上記プリズム蓋103の孔103aに、該レンズ4−O
(109)のボス109aが嵌合し、さらに、組み立て
後、ボス109a部を移動させてファインダー視度の調
整を行い、この調整後、接着固定する。
上記プリズム蓋103の孔103aに、該レンズ4−O
(109)のボス109aが嵌合し、さらに、組み立て
後、ボス109a部を移動させてファインダー視度の調
整を行い、この調整後、接着固定する。
【0085】図16は、本実施例のカメラシステムにお
けるファインダー光学系のズーミングを示した分解斜視
図である。
けるファインダー光学系のズーミングを示した分解斜視
図である。
【0086】ファインダカム113は、固定枠(不図
示)に撮影レンズの光軸を中心に回動可能に保持されて
いる。すなわち、移動枠115のまわりで回動可能とな
っている。また、該移動枠115とファインダカム11
3,カムフォロワー115aとカム溝113cで連動
し、図中、矢印W,Tで示した方向に該移動枠115が
移動すると、上記ファインダカム113もこのW,T方
向へ回転する。
示)に撮影レンズの光軸を中心に回動可能に保持されて
いる。すなわち、移動枠115のまわりで回動可能とな
っている。また、該移動枠115とファインダカム11
3,カムフォロワー115aとカム溝113cで連動
し、図中、矢印W,Tで示した方向に該移動枠115が
移動すると、上記ファインダカム113もこのW,T方
向へ回転する。
【0087】また、ファインダカム113外周面側に
は、カム溝113a,113bが形成されている。この
カム溝113aには、レンズ2−T(105)の係合ボ
ス105cが、カム溝113bには、レンズ3−T(1
06)の係合ボス106cが、それぞれ嵌合し、当接ば
ね112によりガタ無く当接するようになっている。そ
して、移動枠115の移動によりファインダカム113
が回転すると、レンズ2−T(105),レンズ3−T
(106)の位置がカム溝113a,113bにより変
えられ、ファインダー光学系のズーミングが行われる。
は、カム溝113a,113bが形成されている。この
カム溝113aには、レンズ2−T(105)の係合ボ
ス105cが、カム溝113bには、レンズ3−T(1
06)の係合ボス106cが、それぞれ嵌合し、当接ば
ね112によりガタ無く当接するようになっている。そ
して、移動枠115の移動によりファインダカム113
が回転すると、レンズ2−T(105),レンズ3−T
(106)の位置がカム溝113a,113bにより変
えられ、ファインダー光学系のズーミングが行われる。
【0088】また、ファインダカム113上に形成され
た3つのカムの壁面は、全て斜面で形成され、角度θ
a、θb、θcは、ファインダカムを射出成形で制作す
る際に、スライド金型を用いずに済むようにアンダカッ
トにならない角度に設定され、カム精度の向上、金型コ
ストの削減が図られている。
た3つのカムの壁面は、全て斜面で形成され、角度θ
a、θb、θcは、ファインダカムを射出成形で制作す
る際に、スライド金型を用いずに済むようにアンダカッ
トにならない角度に設定され、カム精度の向上、金型コ
ストの削減が図られている。
【0089】図17は、本実施例のカメラシステムにお
ける、ファインダー光学系とカメラ本体との関係を示し
た分解斜視図である。
ける、ファインダー光学系とカメラ本体との関係を示し
た分解斜視図である。
【0090】前述のように構成されたファインダー光学
系はユニットとしてカメラ本体151に取付けられる
が、この取付は、カメラ本体151に配設された2ヶ所
のボスにより位置決めされ、その横でビス締め固定され
る。
系はユニットとしてカメラ本体151に取付けられる
が、この取付は、カメラ本体151に配設された2ヶ所
のボスにより位置決めされ、その横でビス締め固定され
る。
【0091】このとき、カメラ本体151とファインダ
ー部本体101との間で巻戻しギヤー列130を回転可
能に同時に保持する。
ー部本体101との間で巻戻しギヤー列130を回転可
能に同時に保持する。
【0092】また、ピンの位置により、ファインダー光
学系の光軸は傾けられ、撮影光学系の光軸と所定の距離
で交わるようにファインダー部本体101は取付けられ
るようになっている。
学系の光軸は傾けられ、撮影光学系の光軸と所定の距離
で交わるようにファインダー部本体101は取付けられ
るようになっている。
【0093】これにより、無限大→至近までのファイン
ダパララックスが最小限に抑えられることになる。
ダパララックスが最小限に抑えられることになる。
【0094】図18,図25は、本実施例のカメラシス
テムにおけるファインダー光学系とデータ写し込みの画
面サイズ切換連動機構を示した分解斜視図である。
テムにおけるファインダー光学系とデータ写し込みの画
面サイズ切換連動機構を示した分解斜視図である。
【0095】図25に示すように、画面サイズ切換操作
部材171を操作すると、図中、可動部173が上下方
向に移動する。この可動部173には、図18に示す連
動板141が固定されていて一体となって動くようにな
っている。
部材171を操作すると、図中、可動部173が上下方
向に移動する。この可動部173には、図18に示す連
動板141が固定されていて一体となって動くようにな
っている。
【0096】図18に示すように、切換レバー142
は、固定枠(不図示)のボスに孔142aで嵌合し、回
動自在に保持されている。上記連動板141が上記画面
サイズ切換操作部材171により上方に移動されると該
切換レバー142は、上記連動板141と142c部で
係合し切換方向に回転する(図19(c),(f)参
照)。
は、固定枠(不図示)のボスに孔142aで嵌合し、回
動自在に保持されている。上記連動板141が上記画面
サイズ切換操作部材171により上方に移動されると該
切換レバー142は、上記連動板141と142c部で
係合し切換方向に回転する(図19(c),(f)参
照)。
【0097】このとき、可動部142e部は下方へ移動
するため、データ写し込みユニット143は可動部14
3a部を押し下げられ切換画面に対応するように回転す
る(図19(c),(f)参照)。
するため、データ写し込みユニット143は可動部14
3a部を押し下げられ切換画面に対応するように回転す
る(図19(c),(f)参照)。
【0098】なお、データ写し込みについては、別途詳
細に記す。
細に記す。
【0099】次に、ファインダー視野の切換動作につい
て図18,図19を参照して説明する。
て図18,図19を参照して説明する。
【0100】図に示すように、マスク駆動軸123は、
ばね124が掛けられ、ファインダー部本体101の孔
101に嵌合し回転可能に保持される。さらに、ファイ
ンダー部本体の反対側よりマスク駆動レバー125が組
み付けられる。そして、マスク駆動軸123の弾性を利
用し、マスク駆動レバー125の孔にフック部123d
を嵌めて抜け止めとする。またマスク駆動レバー125
には、ばね126が掛けられている。マスク駆動軸12
3のボス123b,123cはそれぞれ切換マスク下1
21、切換マスク上121と係合されている。
ばね124が掛けられ、ファインダー部本体101の孔
101に嵌合し回転可能に保持される。さらに、ファイ
ンダー部本体の反対側よりマスク駆動レバー125が組
み付けられる。そして、マスク駆動軸123の弾性を利
用し、マスク駆動レバー125の孔にフック部123d
を嵌めて抜け止めとする。またマスク駆動レバー125
には、ばね126が掛けられている。マスク駆動軸12
3のボス123b,123cはそれぞれ切換マスク下1
21、切換マスク上121と係合されている。
【0101】また、マスク駆動軸123とマスク駆動レ
バー125は、図19(b),(e)に示すように小判
状の軸123aと、異形の孔125cで嵌合しているた
め、所定の回転余裕を持った後に一体に回転するように
構成されている。
バー125は、図19(b),(e)に示すように小判
状の軸123aと、異形の孔125cで嵌合しているた
め、所定の回転余裕を持った後に一体に回転するように
構成されている。
【0102】図19(a),(b)は、通常画面サイズ
時におけるファインダー光学系の状態を示している。
時におけるファインダー光学系の状態を示している。
【0103】切換レバー142は、マスク駆動レバー1
25と離れている。またマスク駆動レバー125は、ば
ね126により通常画面サイズ方向(図中、時計方向)
へ付勢されている。よってマスク駆動レバー125は、
時計廻り方向へ回転しようとしている。マスク駆動軸1
23は、ばね124に反時計廻り方向へ付勢されてい
る。
25と離れている。またマスク駆動レバー125は、ば
ね126により通常画面サイズ方向(図中、時計方向)
へ付勢されている。よってマスク駆動レバー125は、
時計廻り方向へ回転しようとしている。マスク駆動軸1
23は、ばね124に反時計廻り方向へ付勢されてい
る。
【0104】ばね126とばね124の力量を比較する
と、126>124に設定されている。よって、通常画
面サイズ時には、126ばね力により、マスク駆動軸1
23も、時計廻り方向へ回転させられる。
と、126>124に設定されている。よって、通常画
面サイズ時には、126ばね力により、マスク駆動軸1
23も、時計廻り方向へ回転させられる。
【0105】マスク駆動軸123が時計廻り方向へ回転
すると、切換視野マスク上は上方へ、切換視野マスク下
は下方へ、駆動され、プリズム1−P(107)のボス
107a1に両マスク共に当接する。
すると、切換視野マスク上は上方へ、切換視野マスク下
は下方へ、駆動され、プリズム1−P(107)のボス
107a1に両マスク共に当接する。
【0106】この状態でマスク駆動軸123、マスク駆
動レバー125も当接し静止している。
動レバー125も当接し静止している。
【0107】次に、画面サイズ切換時におけるファイン
ダー光学系の状態を図19(d),(e),(f)を参
照して説明する。
ダー光学系の状態を図19(d),(e),(f)を参
照して説明する。
【0108】画面サイズ切換操作により、切換レバー1
42は反時計方向へ回転させられる。これにより、切換
レバー142は係合部142b部でマスク駆動レバー1
25のボス125aと当接し、マスク駆動レバー125
を反時計方向へばね126の付勢力に抗しながら回転さ
せる。そして、マスク駆動軸123はばね124の付勢
力によりマスク駆動レバー125に追従し回転する。こ
れにより、切換視野マスク上部121は下方へ、切換視
野マスク下部122は上方へとそれぞれ移動し、プリズ
ム1−P(107)ボス107aに通常画面サイズ時と
長孔の反対側が当接しストップする。
42は反時計方向へ回転させられる。これにより、切換
レバー142は係合部142b部でマスク駆動レバー1
25のボス125aと当接し、マスク駆動レバー125
を反時計方向へばね126の付勢力に抗しながら回転さ
せる。そして、マスク駆動軸123はばね124の付勢
力によりマスク駆動レバー125に追従し回転する。こ
れにより、切換視野マスク上部121は下方へ、切換視
野マスク下部122は上方へとそれぞれ移動し、プリズ
ム1−P(107)ボス107aに通常画面サイズ時と
長孔の反対側が当接しストップする。
【0109】切換レバー142は、さらに上方へ移動
し、マスク駆動レバー125をさらに回転させる。マス
ク当接後は、マスク駆動軸123は回転せず、マスク駆
動レバー125のみが異形孔125cの余裕で、切換レ
バー142のオーバーストロークを吸収する。
し、マスク駆動レバー125をさらに回転させる。マス
ク当接後は、マスク駆動軸123は回転せず、マスク駆
動レバー125のみが異形孔125cの余裕で、切換レ
バー142のオーバーストロークを吸収する。
【0110】以上により、ファインダー視野の切換が可
能となる。
能となる。
【0111】図20,図21は、本実施例のカメラシス
テムにおけるデータ写し込み部を示した側断面図であ
る。なお、図20は、通常時,図21は、切換動作時を
それぞれ示している。
テムにおけるデータ写し込み部を示した側断面図であ
る。なお、図20は、通常時,図21は、切換動作時を
それぞれ示している。
【0112】データ写し込みユニット本体143は、回
転中心軸143dが固定枠152の所定位置に穿設され
た孔152dに嵌合して回動自在に保持されている。ま
た、データ写し込みユニット本体143内壁のほぼ中央
部にはデータレンズ144が突部143bに接着固定さ
れている。さらに、データ表示用LED145が押え部
143gにより上記データ写し込みユニット本体143
一端部の係合部143e部に位置決めされている。
転中心軸143dが固定枠152の所定位置に穿設され
た孔152dに嵌合して回動自在に保持されている。ま
た、データ写し込みユニット本体143内壁のほぼ中央
部にはデータレンズ144が突部143bに接着固定さ
れている。さらに、データ表示用LED145が押え部
143gにより上記データ写し込みユニット本体143
一端部の係合部143e部に位置決めされている。
【0113】上記データ表示用LED145の像は、デ
ータレンズ144によりフィルム面上に結像される。
ータレンズ144によりフィルム面上に結像される。
【0114】また、該データ表示用LED145はフレ
キシブル基板146に装着されており、該LED145
の移動を許容できるようになっている。
キシブル基板146に装着されており、該LED145
の移動を許容できるようになっている。
【0115】このデータ写し込みユニット本体143
は、通常撮影時は、図20に示すように、固定枠孔15
2e、カメラ本体孔151aを通して、通常画面サイズ
対応位置にデータを写し込む。このとき、データ写し込
みユニット本体143はトグルばね147により上方に
付勢され、上記データ写し込みユニット本体143の他
端上部にて突出形成した突出部143cが固定枠152
のストッパ部152aに当接し位置決めされている。
は、通常撮影時は、図20に示すように、固定枠孔15
2e、カメラ本体孔151aを通して、通常画面サイズ
対応位置にデータを写し込む。このとき、データ写し込
みユニット本体143はトグルばね147により上方に
付勢され、上記データ写し込みユニット本体143の他
端上部にて突出形成した突出部143cが固定枠152
のストッパ部152aに当接し位置決めされている。
【0116】一方、画面サイズ切換え時は、切換レバー
142が下方へ回転するため、係合部143aが押圧さ
れ、データ写し込みユニット本体143は時計廻りに回
転する。
142が下方へ回転するため、係合部143aが押圧さ
れ、データ写し込みユニット本体143は時計廻りに回
転する。
【0117】この動作途中で上記トグルばね147は中
立点を越え、力の向きが反転し、上記突出部143c部
が固定枠152のストッパ部152b部に当接し、切換
動作が完了する。このとき、固定枠孔152f、本体孔
151bよりデータを写し込む。
立点を越え、力の向きが反転し、上記突出部143c部
が固定枠152のストッパ部152b部に当接し、切換
動作が完了する。このとき、固定枠孔152f、本体孔
151bよりデータを写し込む。
【0118】また、データの写し込みを行う際には、フ
ィルム巻上げに同期してLEDが点燈するようになって
いる。なお、詳細は後述する。
ィルム巻上げに同期してLEDが点燈するようになって
いる。なお、詳細は後述する。
【0119】図23,図24は、本実施例のカメラシス
テムにおける、フィルムパトローネからの情報の読み取
り部を示した電気回路図である。
テムにおける、フィルムパトローネからの情報の読み取
り部を示した電気回路図である。
【0120】本カメラシステムは、DXパターンを有す
るフィルムパトローネ(以下、DXパトローネという)
に対応しており、図中、符号224,225,226,
227は、それぞれ上記DXパトローネにおける所定の
DXパターンに対応したフィルム情報読取り用の接片を
示している。すなわち、DXパトローネに設けられたI
SO感度情報パターンに対応した位置に設けられてい
る。
るフィルムパトローネ(以下、DXパトローネという)
に対応しており、図中、符号224,225,226,
227は、それぞれ上記DXパトローネにおける所定の
DXパターンに対応したフィルム情報読取り用の接片を
示している。すなわち、DXパトローネに設けられたI
SO感度情報パターンに対応した位置に設けられてい
る。
【0121】図中、符号229はDXショート端子を示
しており、カメラ本体151に固定されている。符号2
28はパトローネスイッチ(PSW)であり、DXパト
ローネ在否検出用の接片である。なお、上記接片224
〜228は線材でコイル状に巻かれた取付部を有しカメ
ラ本体151に設けられたボスに圧入されている。
しており、カメラ本体151に固定されている。符号2
28はパトローネスイッチ(PSW)であり、DXパト
ローネ在否検出用の接片である。なお、上記接片224
〜228は線材でコイル状に巻かれた取付部を有しカメ
ラ本体151に設けられたボスに圧入されている。
【0122】なお、上記接片224〜228は線材に限
ることはなくばね性を有するものであればよい。また、
該接片224〜228はカメラ本体151に圧入によっ
て固定することに限定さえるものではなく、別部材や接
着剤等を用いて固定するものでもよい。また圧入部の形
状もコイル状に限らない。
ることはなくばね性を有するものであればよい。また、
該接片224〜228はカメラ本体151に圧入によっ
て固定することに限定さえるものではなく、別部材や接
着剤等を用いて固定するものでもよい。また圧入部の形
状もコイル状に限らない。
【0123】上記接片224,228はDXパトローネ
のフィルム情報パターンのコモンパターンに対応する位
置に設けられている。
のフィルム情報パターンのコモンパターンに対応する位
置に設けられている。
【0124】DXパトローネが装填されていない状態で
は、接片224〜228におけるDXパトローネのフィ
ルム情報パターンとの接触部は、カメラ本体151にお
けるパトローネ室内壁より突出している。また、接片2
24〜227はDXショート端子229と短絡している
が、接片228と該DXショート端子229とは接触し
ていない。
は、接片224〜228におけるDXパトローネのフィ
ルム情報パターンとの接触部は、カメラ本体151にお
けるパトローネ室内壁より突出している。また、接片2
24〜227はDXショート端子229と短絡している
が、接片228と該DXショート端子229とは接触し
ていない。
【0125】DXパトローネが装填されると、接片22
4〜228におけるDXパトローネのフィルム情報パタ
ーンとの接触部は該DXパトローネによって押圧され、
カメラ本体151のパトローネ室内壁近傍まで変位す
る。このため、DXショート端子229との接触は断た
れ、DXパトローネがフィルム情報パターンをもつもの
であればその情報パターンと接触する。
4〜228におけるDXパトローネのフィルム情報パタ
ーンとの接触部は該DXパトローネによって押圧され、
カメラ本体151のパトローネ室内壁近傍まで変位す
る。このため、DXショート端子229との接触は断た
れ、DXパトローネがフィルム情報パターンをもつもの
であればその情報パターンと接触する。
【0126】また、接片225〜228はプルアップ抵
抗によって電源の正極からプルアップされ、それぞれμ
C(情報読取り手段および検出手段)の入力端子に接続
される。なお、接片224は電源の負極に接続される。
抗によって電源の正極からプルアップされ、それぞれμ
C(情報読取り手段および検出手段)の入力端子に接続
される。なお、接片224は電源の負極に接続される。
【0127】DXパトローネが装填されていないときに
は、接片224〜227はDXショート端子229によ
り短絡状態となっているので全て“L”レベルとなる。
そして、接片228は“H”レベルとなる。
は、接片224〜227はDXショート端子229によ
り短絡状態となっているので全て“L”レベルとなる。
そして、接片228は“H”レベルとなる。
【0128】DXパトローネが装填されたときは、接片
224,228はDXコードのコモンパターンに導通し
“L”レベルとなる。接片225〜227はそれぞれの
DXコードにより“H”レベルまたは“L”レベルとな
る。
224,228はDXコードのコモンパターンに導通し
“L”レベルとなる。接片225〜227はそれぞれの
DXコードにより“H”レベルまたは“L”レベルとな
る。
【0129】一方、DXパターンを有しないnon−D
Xパトローネが装填されたときには、接片225〜22
7はDXショート端子229との接触が断たれるので全
て“H”レベルとなる。
Xパトローネが装填されたときには、接片225〜22
7はDXショート端子229との接触が断たれるので全
て“H”レベルとなる。
【0130】これらをまとめると図22に示す表にな
る。すなわち、接片225と227とが“L”レベルで
あって、かつ、接片228が“H”レベルのときは、D
Xパトローネが装填されていない状態と判断し、フィル
ムの巻上げ動作は行わない。
る。すなわち、接片225と227とが“L”レベルで
あって、かつ、接片228が“H”レベルのときは、D
Xパトローネが装填されていない状態と判断し、フィル
ムの巻上げ動作は行わない。
【0131】また、接片225と227が“H”レベル
であって、かつ、接片228が“H”レベルのときは、
装填されたパトローネがnon−DXパトローネと判断
し、所定のISO感度に設定する。
であって、かつ、接片228が“H”レベルのときは、
装填されたパトローネがnon−DXパトローネと判断
し、所定のISO感度に設定する。
【0132】図25は、本実施例のカメラシステムにお
ける画面切換機構部を示した分解斜視図である。
ける画面切換機構部を示した分解斜視図である。
【0133】画面切換操作部材171の切換操作により
連結部材172を介して、切換板173が連動するよう
構成されている。
連結部材172を介して、切換板173が連動するよう
構成されている。
【0134】上記切換板173にはラックが形成されて
おり、ピニオン174と噛合し、さらにラックが形成さ
れている切換板175と噛合させることにより、支持軸
176にそれぞれスライド可能に嵌合している。
おり、ピニオン174と噛合し、さらにラックが形成さ
れている切換板175と噛合させることにより、支持軸
176にそれぞれスライド可能に嵌合している。
【0135】上記切換板173,175は相反する方向
に連動するよう構成されている。
に連動するよう構成されている。
【0136】また、切換板173、175にはそれぞれ
トグルばね177a、177bが掛けられ、トグルばね
177a、177bの他方にはマスク178a、178
bが掛けられている。
トグルばね177a、177bが掛けられ、トグルばね
177a、177bの他方にはマスク178a、178
bが掛けられている。
【0137】上記マスク178a、178bは立体カム
と支持軸が一体成形された(別体で固定しても構わな
い)立体カム軸179にスライド可能となるよう嵌合し
ている。また、該立体カム軸179はオートフォーカス
ギヤー列と噛合しているギヤー180と一体的に回転で
きるように固定され、さらにオートフォーカスの周期と
画面切換の周期が合うよう構成されている。したがっ
て、オートフォーカス駆動時には、上記立体カム軸17
9は常に同期して回転し、リセット位置で停止する。
と支持軸が一体成形された(別体で固定しても構わな
い)立体カム軸179にスライド可能となるよう嵌合し
ている。また、該立体カム軸179はオートフォーカス
ギヤー列と噛合しているギヤー180と一体的に回転で
きるように固定され、さらにオートフォーカスの周期と
画面切換の周期が合うよう構成されている。したがっ
て、オートフォーカス駆動時には、上記立体カム軸17
9は常に同期して回転し、リセット位置で停止する。
【0138】次に、上記画面切換機構の具体的な動作に
ついて、図26ないし図28を参照して説明する。
ついて、図26ないし図28を参照して説明する。
【0139】図26は、上記画面切換機構において、撮
影時に画面切換動作を行わない場合の状態を示す側面図
である。
影時に画面切換動作を行わない場合の状態を示す側面図
である。
【0140】上記画面切換操作部材171を下方(構成
によって上下逆の場合もある)にセットすると、上記ト
グルばね177a、177bによりマスク178a、1
78bはそれぞれ画面外側方向に付勢される。
によって上下逆の場合もある)にセットすると、上記ト
グルばね177a、177bによりマスク178a、1
78bはそれぞれ画面外側方向に付勢される。
【0141】したがって、この状態では上記立体カム軸
179がオートフォーカスに同期して回転しても、マス
ク178a、178bはそのまま保持され、画面サイズ
は変化しない。
179がオートフォーカスに同期して回転しても、マス
ク178a、178bはそのまま保持され、画面サイズ
は変化しない。
【0142】図27,図28は、上記画面切換機構にお
いて、撮影時に画面切換動作を行う場合の状態を示す側
面図である。
いて、撮影時に画面切換動作を行う場合の状態を示す側
面図である。
【0143】上記画面切換操作部材171を上方(構成
によって上下逆の場合もある)にセットすると上記トグ
ルばね177a、177bによりマスク178a、17
8bはそれぞれ画面内側方向に付勢される。
によって上下逆の場合もある)にセットすると上記トグ
ルばね177a、177bによりマスク178a、17
8bはそれぞれ画面内側方向に付勢される。
【0144】この状態では、上記マスク178a、17
8bは上記立体カム軸179のカム面の高さに依存す
る。
8bは上記立体カム軸179のカム面の高さに依存す
る。
【0145】したがって、撮影時以外のときは、図27
に示すように上記マスク177a、177bは立体カム
軸179のリセット位置で保持されたままであるが撮影
時、オートフォーカスの駆動がなされると、それと同期
して上記立体カム軸179が回転し、そのカム面に添っ
て上記マスク178a、178bが画面内側に移動す
る。
に示すように上記マスク177a、177bは立体カム
軸179のリセット位置で保持されたままであるが撮影
時、オートフォーカスの駆動がなされると、それと同期
して上記立体カム軸179が回転し、そのカム面に添っ
て上記マスク178a、178bが画面内側に移動す
る。
【0146】図29は、上記画面切換機構において、画
面切換動作を示したタイムチャートである。
面切換動作を示したタイムチャートである。
【0147】撮影時はオートフォーカス−RESET位
置から駆動開始されると、まず上記マスク178a、1
78bが上記立体カム軸179に添って、上記トグルば
ね177a、177bの付勢力により移動し、標準画面
サイズ(N)から画面切換サイズ(P)に切換わる。そ
の後、上記オートフォーカスカムによりレンズが駆動さ
れ無限遠から至近の間で測距値に応じて停止し、露光後
さらにレンズが駆動された後、リセット位置に復帰す
る。
置から駆動開始されると、まず上記マスク178a、1
78bが上記立体カム軸179に添って、上記トグルば
ね177a、177bの付勢力により移動し、標準画面
サイズ(N)から画面切換サイズ(P)に切換わる。そ
の後、上記オートフォーカスカムによりレンズが駆動さ
れ無限遠から至近の間で測距値に応じて停止し、露光後
さらにレンズが駆動された後、リセット位置に復帰す
る。
【0148】その後、上記マスク178a、178bは
上記立体カム軸179に添って、上記トグルばね177
a、177bの付勢力に抗して標準画面サイズ(N)に
復帰して停止する。
上記立体カム軸179に添って、上記トグルばね177
a、177bの付勢力に抗して標準画面サイズ(N)に
復帰して停止する。
【0149】ばねの付勢方向とカムを反対にしても、同
作用が得られるが露光前にカムでチャージすることにな
るため、レリーズタイムラグが長くなってしまうので、
露光前はばね力で移動する方が望ましい。
作用が得られるが露光前にカムでチャージすることにな
るため、レリーズタイムラグが長くなってしまうので、
露光前はばね力で移動する方が望ましい。
【0150】さらに、標準画面サイズ(N)と画面切換
サイズ(P)の中間位置(例えばHVサイズ)で撮影し
たい場合には別操作部材(不図示)を上記マスク178
a、178bの間に設けることにより、容易に実現でき
る。
サイズ(P)の中間位置(例えばHVサイズ)で撮影し
たい場合には別操作部材(不図示)を上記マスク178
a、178bの間に設けることにより、容易に実現でき
る。
【0151】次に、図30ないし図39を参照して本実
施例のカメラシステムにおける操作部について説明す
る。
施例のカメラシステムにおける操作部について説明す
る。
【0152】図30は、本実施例のカメラシステムにお
ける鍵板およびBKスイッチとその周辺部を示した要部
分解斜視図である。
ける鍵板およびBKスイッチとその周辺部を示した要部
分解斜視図である。
【0153】鍵板302はカメラ本体301上の側面3
01a上をy方向にスライド自在に取り付けられてい
る。
01a上をy方向にスライド自在に取り付けられてい
る。
【0154】鍵板302上のふたつの長孔302aはカ
メラ本体上の2本のピン301bにそれぞれ嵌合してお
り、鍵ばね303は鍵板上のピン302bとカメラ本体
301上のピン301cとにかかっているため、上記鍵
板302は常に−y方向にばね付勢されている。また、
上記鍵板302のストロークは、鍵板302に設けられ
たストッパー2cがカメラ本体301上のリブ301d
に当てつくことにより−y方向が規正される。
メラ本体上の2本のピン301bにそれぞれ嵌合してお
り、鍵ばね303は鍵板上のピン302bとカメラ本体
301上のピン301cとにかかっているため、上記鍵
板302は常に−y方向にばね付勢されている。また、
上記鍵板302のストロークは、鍵板302に設けられ
たストッパー2cがカメラ本体301上のリブ301d
に当てつくことにより−y方向が規正される。
【0155】また、上記鍵板302上の長孔302aの
一端がカメラ本体301上のピン301bに当てつくこ
とにより+y方向ストロークが規正される。さらに、上
記鍵板302はカメラ本体301の一側面301aと前
カバー内面にはさまれているため、x方向には移動でき
ないようになっている。
一端がカメラ本体301上のピン301bに当てつくこ
とにより+y方向ストロークが規正される。さらに、上
記鍵板302はカメラ本体301の一側面301aと前
カバー内面にはさまれているため、x方向には移動でき
ないようになっている。
【0156】カメラ本体301にはファインダー部本体
308が取り付けられており、(図32ではビス締めの
例を示す)ファインダー部本体上の台座308aにはB
Kスイッチ307が固定されている(図32にはビス締
めの例を示す)。また、BKスイッチ307の一端30
7cはM基板309に電気的に接続されている。
308が取り付けられており、(図32ではビス締めの
例を示す)ファインダー部本体上の台座308aにはB
Kスイッチ307が固定されている(図32にはビス締
めの例を示す)。また、BKスイッチ307の一端30
7cはM基板309に電気的に接続されている。
【0157】そして、上記鍵板302が+y方向にスト
ロークしたとき、該鍵板302の頂部302gは上記B
Kスイッチ307の先端307aを押し上げるようにな
っており、該BKスイッチ307に先端307aを押し
上げると、接点部307bも+y方向に変位し、M基板
309上に形成されているパターン面309aと接触し
BKスイッチ307はオン状態となる。
ロークしたとき、該鍵板302の頂部302gは上記B
Kスイッチ307の先端307aを押し上げるようにな
っており、該BKスイッチ307に先端307aを押し
上げると、接点部307bも+y方向に変位し、M基板
309上に形成されているパターン面309aと接触し
BKスイッチ307はオン状態となる。
【0158】続いて、上記鍵板302を−y方向へスラ
イドさせるとBKスイッチ307のばね性により先端3
07aは−y方向に変位し、接点307bはM基板30
9上のパターン面309aから離れBKスイッチ307
はオフとなる。
イドさせるとBKスイッチ307のばね性により先端3
07aは−y方向に変位し、接点307bはM基板30
9上のパターン面309aから離れBKスイッチ307
はオフとなる。
【0159】また、図32の点線に示すように、後蓋3
04が開いている時、鍵板302に設けられたフック部
(鍵フック)302dが、カメラ本体301上のフック
部(カメラ本体フック)301eにかかっており、この
ときBKスイッチ307はオンしている。上記後蓋30
4を手で押して閉じると該後蓋304に設けられた爪
(後爪)304aが鍵板302に設けられた爪(鍵爪)
302eを乗り越えると同時に、後蓋304上のリブ3
04cが鍵フック302dを押しカメラ本体フック30
1eとの係止をはずす。すると、鍵ばね302の力によ
り鍵板302は−y方向にスライドし、鍵爪302eは
後爪304aとかかり、後蓋304は閉状態となり、さ
らにこのときBKスイッチ307はオフする。
04が開いている時、鍵板302に設けられたフック部
(鍵フック)302dが、カメラ本体301上のフック
部(カメラ本体フック)301eにかかっており、この
ときBKスイッチ307はオンしている。上記後蓋30
4を手で押して閉じると該後蓋304に設けられた爪
(後爪)304aが鍵板302に設けられた爪(鍵爪)
302eを乗り越えると同時に、後蓋304上のリブ3
04cが鍵フック302dを押しカメラ本体フック30
1eとの係止をはずす。すると、鍵ばね302の力によ
り鍵板302は−y方向にスライドし、鍵爪302eは
後爪304aとかかり、後蓋304は閉状態となり、さ
らにこのときBKスイッチ307はオフする。
【0160】なお、カメラ本体301上の突部301f
は後蓋304上の凹部304bと嵌合し、これにより後
蓋304のy方向の振れが規正される。また、後蓋30
4には圧板305が圧ばね306を介して取り付けられ
ているため、後蓋304の閉状態において、該後蓋30
4は開方向に押しつけられている。
は後蓋304上の凹部304bと嵌合し、これにより後
蓋304のy方向の振れが規正される。また、後蓋30
4には圧板305が圧ばね306を介して取り付けられ
ているため、後蓋304の閉状態において、該後蓋30
4は開方向に押しつけられている。
【0161】次に、後蓋304の閉状態から鍵板302
上のつまみ302fを+y方向に持ち上げると、BKス
イッチ307はオンし、さらに持ち上げると後爪304
aが鍵爪302eを乗り越えると同時に鍵フック302
dはカメラ本体フック301eとかかり、鍵板302は
係止されこのとき後蓋304は圧力ばね306の力によ
り開く。
上のつまみ302fを+y方向に持ち上げると、BKス
イッチ307はオンし、さらに持ち上げると後爪304
aが鍵爪302eを乗り越えると同時に鍵フック302
dはカメラ本体フック301eとかかり、鍵板302は
係止されこのとき後蓋304は圧力ばね306の力によ
り開く。
【0162】図31,図32は、本実施例のカメラシス
テムにおける後蓋および電池蓋とその周辺部を示した要
部斜視図および側断面図である。
テムにおける後蓋および電池蓋とその周辺部を示した要
部斜視図および側断面図である。
【0163】圧板305には圧ばね306が取りつけら
れており、該圧ばね306はガイドイタと共に後蓋30
4に固定されている。後蓋304の一端には後爪304
aが設けられており、後蓋304閉状態において鍵板3
02に設けられた鍵爪302eと嵌合する。またこのと
き、圧板305は圧ばね306のばね力によりカメラ本
体301上の4ヶ所の圧板レール面301gに当てつ
き、撮影フィルムの平面性を確保できるようになってい
る。
れており、該圧ばね306はガイドイタと共に後蓋30
4に固定されている。後蓋304の一端には後爪304
aが設けられており、後蓋304閉状態において鍵板3
02に設けられた鍵爪302eと嵌合する。またこのと
き、圧板305は圧ばね306のばね力によりカメラ本
体301上の4ヶ所の圧板レール面301gに当てつ
き、撮影フィルムの平面性を確保できるようになってい
る。
【0164】また、上記後蓋304は電池蓋320と共
に、1本の芯で保持されており、後蓋304、電池蓋3
20は上記芯を中心に回転できるようになっている。
に、1本の芯で保持されており、後蓋304、電池蓋3
20は上記芯を中心に回転できるようになっている。
【0165】図33ないし図36は、本実施例のカメラ
システムにおけるズームダイヤルを示している。
システムにおけるズームダイヤルを示している。
【0166】ダイヤル315の軸部分315aは前カバ
ー312上のボス孔312cと回動自在に嵌合してい
る。ロックボタン317の外周部分には段317aが設
けられており、ダイヤル315上の段付き孔315bと
嵌合しているが、ロックボタン317上に設けられた2
ヶ所の突部317bが、ダイヤル315の段付き孔に設
けられた2ヶ所の溝312dと嵌合しているため、ダイ
ヤル315とロックボタン317は一体で回転する。
ー312上のボス孔312cと回動自在に嵌合してい
る。ロックボタン317の外周部分には段317aが設
けられており、ダイヤル315上の段付き孔315bと
嵌合しているが、ロックボタン317上に設けられた2
ヶ所の突部317bが、ダイヤル315の段付き孔に設
けられた2ヶ所の溝312dと嵌合しているため、ダイ
ヤル315とロックボタン317は一体で回転する。
【0167】また、ダイヤル315には可動接片318
が固定されており接片の接点部分318aはM基板30
9と接しているため、ダイヤル315の回転によって接
片318も一体で回転し、接点318aはM基板309
上を摺動する。
が固定されており接片の接点部分318aはM基板30
9と接しているため、ダイヤル315の回転によって接
片318も一体で回転し、接点318aはM基板309
上を摺動する。
【0168】なお、図30および図33ないし図36に
は接片318をダイヤル315にビス止めする例を示し
ている。M基板309上の接点318aの摺動部にはパ
ターン309gが形成されており、接点318aの摺動
により電源オン/オフおよびWIDEへズーミング、T
ELEへズーミングの計4状態を検出できるようになっ
ている。
は接片318をダイヤル315にビス止めする例を示し
ている。M基板309上の接点318aの摺動部にはパ
ターン309gが形成されており、接点318aの摺動
により電源オン/オフおよびWIDEへズーミング、T
ELEへズーミングの計4状態を検出できるようになっ
ている。
【0169】また、接片318のばね部318bは弾性
を持っておりロックボタン317を上方に付勢してい
る。ロックボタン317に設けられた腕の先端317c
はダイヤル315がオフ位置にある時は前カバー上の孔
312dにかかりダイヤルの回転を規正し、ダイヤルが
TELE位置とWIDE位置の間にあるときは、前カバ
ー上の孔312eと嵌合するので、ダイヤルはこの間で
自在に回転出来る。
を持っておりロックボタン317を上方に付勢してい
る。ロックボタン317に設けられた腕の先端317c
はダイヤル315がオフ位置にある時は前カバー上の孔
312dにかかりダイヤルの回転を規正し、ダイヤルが
TELE位置とWIDE位置の間にあるときは、前カバ
ー上の孔312eと嵌合するので、ダイヤルはこの間で
自在に回転出来る。
【0170】トーションばね316は前カバー312の
ボス312cに嵌合し、ダイヤル上に設けられたばね掛
け315cと前カバー上に設けられたばね掛け312f
とにかかっており、これによりダイヤルはオン位置(中
立位置)にばね付勢される。接片の一端318cは前カ
バー312上の孔312eとの間でクリック機構を構成
している。ダイヤル315が電源オン位置からTELE
位置へ回転させると、接片318も一体となって回転
し、接点318aはM基板309上を摺動してTELE
状態を検出する。ばね316はダイヤル315上のばね
掛け315cと前カバー312上のばね掛け312fと
にかかっているため、ダイヤル315から手を離すとダ
イヤル315はオン位置まで戻る。
ボス312cに嵌合し、ダイヤル上に設けられたばね掛
け315cと前カバー上に設けられたばね掛け312f
とにかかっており、これによりダイヤルはオン位置(中
立位置)にばね付勢される。接片の一端318cは前カ
バー312上の孔312eとの間でクリック機構を構成
している。ダイヤル315が電源オン位置からTELE
位置へ回転させると、接片318も一体となって回転
し、接点318aはM基板309上を摺動してTELE
状態を検出する。ばね316はダイヤル315上のばね
掛け315cと前カバー312上のばね掛け312fと
にかかっているため、ダイヤル315から手を離すとダ
イヤル315はオン位置まで戻る。
【0171】ダイヤル315をオン位置からWIDE位
置へ回すと接点318aはWIDE状態を検出する。こ
のときロックボタンの腕の先端317cは前カバーの孔
312dの一端に当てつき、ダイヤル315から手を離
すとばね316により、ダイヤル315は再びオン位置
へ戻るが、ロックボタン317を押しながら、ダイヤル
315をWIDE位置からオフ位置方向へ回すと、ロッ
クボタンの腕の先端317cは前カバー上の孔312d
に当てつかず、ダイヤル315をオフ位置まで回すこと
ができる。このとき接片の一端318cが前カバーの孔
312eにはまるため、クリック感を感じると同時に、
接点318aはオフ状態を検出する。
置へ回すと接点318aはWIDE状態を検出する。こ
のときロックボタンの腕の先端317cは前カバーの孔
312dの一端に当てつき、ダイヤル315から手を離
すとばね316により、ダイヤル315は再びオン位置
へ戻るが、ロックボタン317を押しながら、ダイヤル
315をWIDE位置からオフ位置方向へ回すと、ロッ
クボタンの腕の先端317cは前カバー上の孔312d
に当てつかず、ダイヤル315をオフ位置まで回すこと
ができる。このとき接片の一端318cが前カバーの孔
312eにはまるため、クリック感を感じると同時に、
接点318aはオフ状態を検出する。
【0172】ロックボタン317、ダイヤル315から
手を離すと、ダイヤル315はばね316によってオン
位置へ付勢されているが、ロックボタン317は接片3
18のばね部318bにより上方へ持ち上げられ、その
結果ロックボタンの腕の先端317cは前カバー上の孔
312dの端面に当てつき、ダイヤル315はオフ位置
に係止される。ダイヤル315がオフ位置にあるとき、
接片のばね部318bのばね力に抗してロックボタン3
17を押すと、ロックボタンの腕の先端317cと前カ
バー上の孔312dの端面との係止がはずれ、ばね31
6の付勢力により、ダイヤル315はオン位置へと回転
する。
手を離すと、ダイヤル315はばね316によってオン
位置へ付勢されているが、ロックボタン317は接片3
18のばね部318bにより上方へ持ち上げられ、その
結果ロックボタンの腕の先端317cは前カバー上の孔
312dの端面に当てつき、ダイヤル315はオフ位置
に係止される。ダイヤル315がオフ位置にあるとき、
接片のばね部318bのばね力に抗してロックボタン3
17を押すと、ロックボタンの腕の先端317cと前カ
バー上の孔312dの端面との係止がはずれ、ばね31
6の付勢力により、ダイヤル315はオン位置へと回転
する。
【0173】また、図35,図36に示すように、本機
構でロックボタン317のロック機能を接片318のク
リックで行うことができる。すなわちTELE位置から
WIDE位置では、ばねによりオン位置へ戻るが、WI
DE位置からオフ位置方向へダイヤルを回すと、接片3
18の一端318bは前カバー312内面に設けられた
突部312gを乗り越えるため、クリック感を感じると
同時に接点318aはオフ状態を検出する。このときダ
イヤルはばね316によりオン位置へ付勢されている
が、接片の一端318bが前カバー内面の突部312g
に当てつきダイヤルはオフ位置に係止される。
構でロックボタン317のロック機能を接片318のク
リックで行うことができる。すなわちTELE位置から
WIDE位置では、ばねによりオン位置へ戻るが、WI
DE位置からオフ位置方向へダイヤルを回すと、接片3
18の一端318bは前カバー312内面に設けられた
突部312gを乗り越えるため、クリック感を感じると
同時に接点318aはオフ状態を検出する。このときダ
イヤルはばね316によりオン位置へ付勢されている
が、接片の一端318bが前カバー内面の突部312g
に当てつきダイヤルはオフ位置に係止される。
【0174】ダイヤル315をオフ位置からオン位置方
向へ回すと接片の一端318bが前カバー312内面に
設けられた突部312gを乗り越えると同時にばね31
6によってダイヤル315はオン位置まで回転し、電源
オン状態となる。
向へ回すと接片の一端318bが前カバー312内面に
設けられた突部312gを乗り越えると同時にばね31
6によってダイヤル315はオン位置まで回転し、電源
オン状態となる。
【0175】図37は、本実施例のカメラシステムにお
けるレリーズボタン部分を示した側面図である。
けるレリーズボタン部分を示した側面図である。
【0176】レリーズボタン314は、外周に設けられ
たヒレ部314aが、前カバー312に固定されてい
る。図37にはヒレ部314aが前カバー312の段付
き孔312aに全周接着されている例を示す。ボタン本
体314eはヒレ部314dにより保持されている。リ
ング上の1stレリーズ導電面314bは導電印刷が施
されており、2ndレリーズ導電面314cは導電ゴム
(または導電印刷)であり、1stレリーズ導電面より
も+y方向に位置している。
たヒレ部314aが、前カバー312に固定されてい
る。図37にはヒレ部314aが前カバー312の段付
き孔312aに全周接着されている例を示す。ボタン本
体314eはヒレ部314dにより保持されている。リ
ング上の1stレリーズ導電面314bは導電印刷が施
されており、2ndレリーズ導電面314cは導電ゴム
(または導電印刷)であり、1stレリーズ導電面より
も+y方向に位置している。
【0177】レリーズボタン314を指先で押し込む
と、ヒレ部314dが反転することによりクリック感を
感じると同時に1stレリーズ導電面がM基板309上
のリング状の1stレリーズパターン面309dに接し
て1stレリーズが入る。さらに該レリーズボタン31
4を押し込むとボタン本体314eが変形し、2ndレ
リーズ導電面314cがM基板309上の2ndレリー
ズパターン面309eに接し、2ndレリーズが入る。
その後、手を離すとヒレ部314dの反力によりレリー
ズボタン314は初期位置まで戻る。
と、ヒレ部314dが反転することによりクリック感を
感じると同時に1stレリーズ導電面がM基板309上
のリング状の1stレリーズパターン面309dに接し
て1stレリーズが入る。さらに該レリーズボタン31
4を押し込むとボタン本体314eが変形し、2ndレ
リーズ導電面314cがM基板309上の2ndレリー
ズパターン面309eに接し、2ndレリーズが入る。
その後、手を離すとヒレ部314dの反力によりレリー
ズボタン314は初期位置まで戻る。
【0178】図38,図39は、本実施例のカメラシス
テムにおけるモードボタンおよびデートボタンを示した
側面図である。
テムにおけるモードボタンおよびデートボタンを示した
側面図である。
【0179】モードボタン310はM基板309上に置
かれており、前カバー312に設けられたヒレ312a
によりx、z方向の位置が決められている。ボタン31
0aを押すと導電ゴム310bがM基板309上のパタ
ーン面309cに接し、ストロボモードを切換る。同様
に、ボタン310cを押してセルフタイマーモードの選
択を、またボタン310dを押して強制巻戻しを行うこ
とができる。
かれており、前カバー312に設けられたヒレ312a
によりx、z方向の位置が決められている。ボタン31
0aを押すと導電ゴム310bがM基板309上のパタ
ーン面309cに接し、ストロボモードを切換る。同様
に、ボタン310cを押してセルフタイマーモードの選
択を、またボタン310dを押して強制巻戻しを行うこ
とができる。
【0180】一方、ボタンを押して各モードを切換えた
後、手を離すとはかま部分310eの反力によりボタン
は初期位置まで戻る。ボタン土台部分にはヒレ310f
が設けられており、LCD窓313によって押圧密着さ
れることにより、ボタンのy位置を規正するだけでなく
防水性、防塵性、耐静電気性を向上させることができ
る。
後、手を離すとはかま部分310eの反力によりボタン
は初期位置まで戻る。ボタン土台部分にはヒレ310f
が設けられており、LCD窓313によって押圧密着さ
れることにより、ボタンのy位置を規正するだけでなく
防水性、防塵性、耐静電気性を向上させることができ
る。
【0181】デートボタン311は、M基板309上に
置かれており、前カバー312に設けられたヒレ312
aにより、x、z方向の位置が決められている。デート
ボタン311aを押すと、導電ゴム311bがM基板3
09上のパターン面309dに接し、デートモードを切
換える。同様にボタン311cを押して年月日、および
時刻をセットすることができる。ボタンを押して各モー
ドを切換えた後、手を離すとはかま部分311dの反力
により、ボタンは初期位置まで戻る。ボタン土台部分に
はヒレ311eが全周設けられており、LCD窓313
に押圧密着されることによりボタンのz位置を規正する
だけでなく、防水性、防塵性、耐静電気性を向上させる
ことができる。
置かれており、前カバー312に設けられたヒレ312
aにより、x、z方向の位置が決められている。デート
ボタン311aを押すと、導電ゴム311bがM基板3
09上のパターン面309dに接し、デートモードを切
換える。同様にボタン311cを押して年月日、および
時刻をセットすることができる。ボタンを押して各モー
ドを切換えた後、手を離すとはかま部分311dの反力
により、ボタンは初期位置まで戻る。ボタン土台部分に
はヒレ311eが全周設けられており、LCD窓313
に押圧密着されることによりボタンのz位置を規正する
だけでなく、防水性、防塵性、耐静電気性を向上させる
ことができる。
【0182】従来、スプール室、パトローネ室、アパー
チャ部から成る本体を小型化、ローコスト化するため、
図40に示すように、外装として用いられる後カバー、
電池を収納する電池室を一体化している。
チャ部から成る本体を小型化、ローコスト化するため、
図40に示すように、外装として用いられる後カバー、
電池を収納する電池室を一体化している。
【0183】電池室をスプール室に隣接するよう一体化
すると、図41に示すような断面形状となり、加工上、
困難となるため、スプール室下面を断面形状と同じ形状
にして、駆動部を形成する部材(ギヤーケース)にスプ
ール室下面を一体化することにより、スプール室を形成
可能としている。
すると、図41に示すような断面形状となり、加工上、
困難となるため、スプール室下面を断面形状と同じ形状
にして、駆動部を形成する部材(ギヤーケース)にスプ
ール室下面を一体化することにより、スプール室を形成
可能としている。
【0184】さらに、本体スプール室内に設けるガイド
イタもギヤーケースの取付により保持されるため、ビス
締め圧入の作業もなく設けることができる。
イタもギヤーケースの取付により保持されるため、ビス
締め圧入の作業もなく設けることができる。
【0185】図42は、本実施例のカメラシステムにお
ける電気的構成を示す電気回路図である。
ける電気的構成を示す電気回路図である。
【0186】CPU401は、レリーズスイッチ41
1,412、ズームUPスイッチ413、ズームDOW
Nスイッチ414等のスイッチが入力されているのをは
じめとして、カメラ全体のシーケンスを制御するための
マイクロコンピュータである。沈胴スイッチ410は、
後述するズーム動作時のズーム位置検出のためのスイッ
チであり、オートフォーカススイッチ415は後述する
オートフォーカスレンズ駆動によるピント合わせ動作時
のオートフォーカスレンズ位置検出のためのスイッチで
ある。
1,412、ズームUPスイッチ413、ズームDOW
Nスイッチ414等のスイッチが入力されているのをは
じめとして、カメラ全体のシーケンスを制御するための
マイクロコンピュータである。沈胴スイッチ410は、
後述するズーム動作時のズーム位置検出のためのスイッ
チであり、オートフォーカススイッチ415は後述する
オートフォーカスレンズ駆動によるピント合わせ動作時
のオートフォーカスレンズ位置検出のためのスイッチで
ある。
【0187】I/F−IC402には図示しないオート
フォーカス,AE等の処理回路が内蔵されている他、モ
ータ450に給電するモータドライバを内蔵し、後述す
る駆動力伝達機構408の動きを検出するPR(フォト
リフレクタ)403およびモータの回転を検出するPI
(フォトインタラプタ)6の信号整形回路も内蔵してい
る。
フォーカス,AE等の処理回路が内蔵されている他、モ
ータ450に給電するモータドライバを内蔵し、後述す
る駆動力伝達機構408の動きを検出するPR(フォト
リフレクタ)403およびモータの回転を検出するPI
(フォトインタラプタ)6の信号整形回路も内蔵してい
る。
【0188】また、上記CPU401とI/F−IC4
02の間には信号授受のためのバスライン404と上記
フォトリフレクタ403またはフォトインタラプタ40
6からの信号に基づくパルスをI/F−IC402から
CPU401へ伝達するCPO信号線405が接続され
ている。
02の間には信号授受のためのバスライン404と上記
フォトリフレクタ403またはフォトインタラプタ40
6からの信号に基づくパルスをI/F−IC402から
CPU401へ伝達するCPO信号線405が接続され
ている。
【0189】上記CPU401はバスライン404を介
してI/F−IC402の設定を行うことができ、モー
タ450の起動、停止の制御、駆動電圧の設定が可能で
あり、またフォトリフレクタ403およびフォトインタ
ラプタ406のLED側電流値の制御およびフォトトラ
ンジスタ側の光電流のスレッツレベルを制御できる。ま
た、CPU401はバスライン404を介してI/F−
IC402を制御しフォトリフレクタ403またはフォ
トインタラプタ406のいずれかを必要に応じて選択
し、CPO5へそれらの波形信号(パルス)を出力させ
ることもできる。
してI/F−IC402の設定を行うことができ、モー
タ450の起動、停止の制御、駆動電圧の設定が可能で
あり、またフォトリフレクタ403およびフォトインタ
ラプタ406のLED側電流値の制御およびフォトトラ
ンジスタ側の光電流のスレッツレベルを制御できる。ま
た、CPU401はバスライン404を介してI/F−
IC402を制御しフォトリフレクタ403またはフォ
トインタラプタ406のいずれかを必要に応じて選択
し、CPO5へそれらの波形信号(パルス)を出力させ
ることもできる。
【0190】EEPROM407はカメラの制御に必要
な各種パラメータを記憶している不揮発性メモリで、シ
リアルクロックライン(SCLK)409aとシリアル
データライン(SDATA)409bから成るシリアル
通信回線を介して必要に応じてCPU401にその記憶
内容が読み出されるようになっている。
な各種パラメータを記憶している不揮発性メモリで、シ
リアルクロックライン(SCLK)409aとシリアル
データライン(SDATA)409bから成るシリアル
通信回線を介して必要に応じてCPU401にその記憶
内容が読み出されるようになっている。
【0191】DT−CPU417は、時計、カレンダー
機能を持ち、フィルム給送に連動して写し込みLED4
12を点灯させて1文字ずつフィルムに日付等のデータ
を写し込むためのデータ写し込み制御用マイクロコンピ
ュータである。そして、上記EEPROM407と共通
のシリアル通信回線409a,409bを介してCPU
401により制御され、シリアル通信回線上でのEEP
ROM407とDT−CPU417との区別はCPU4
01からそれぞれEEPROM407に対してはEPC
EN信号409c,DT−CPU417に対してはDT
CEN信号409dといったチップイネーブル信号を発
生することにより行っている。またCPU401からD
T−CPU417への信号PTM409eは後述するデ
ータ写し込み動作時に必要な同期信号である。
機能を持ち、フィルム給送に連動して写し込みLED4
12を点灯させて1文字ずつフィルムに日付等のデータ
を写し込むためのデータ写し込み制御用マイクロコンピ
ュータである。そして、上記EEPROM407と共通
のシリアル通信回線409a,409bを介してCPU
401により制御され、シリアル通信回線上でのEEP
ROM407とDT−CPU417との区別はCPU4
01からそれぞれEEPROM407に対してはEPC
EN信号409c,DT−CPU417に対してはDT
CEN信号409dといったチップイネーブル信号を発
生することにより行っている。またCPU401からD
T−CPU417への信号PTM409eは後述するデ
ータ写し込み動作時に必要な同期信号である。
【0192】また、上記DT−CPU417にはMOD
E(モード)スイッチ433,ADJ(アジャスト)ス
イッチ434,SEL(セレクト)スイッチ435が入
力されており、これらは撮影者がフィルムに写し込まれ
る日付データの修正を行ったり、後述する写し込みモー
ドを変更するためのスイッチである。
E(モード)スイッチ433,ADJ(アジャスト)ス
イッチ434,SEL(セレクト)スイッチ435が入
力されており、これらは撮影者がフィルムに写し込まれ
る日付データの修正を行ったり、後述する写し込みモー
ドを変更するためのスイッチである。
【0193】ストロボ充電発光回路420において、充
電の開始/停止がCPU401からの充電開始信号(S
CHG)423により制御され、発光制御は同じくCP
U401からの発光制御信号(STRG)422により
制御されるようになっている。また、充電々圧のモニタ
はCPU401がI/F−IC402を介してストロボ
充電発光回路20からの充電々圧モニタ信号(SCHG
V)421の電圧をみることによって行われるようにな
っている。
電の開始/停止がCPU401からの充電開始信号(S
CHG)423により制御され、発光制御は同じくCP
U401からの発光制御信号(STRG)422により
制御されるようになっている。また、充電々圧のモニタ
はCPU401がI/F−IC402を介してストロボ
充電発光回路20からの充電々圧モニタ信号(SCHG
V)421の電圧をみることによって行われるようにな
っている。
【0194】表示回路432は、カメラのモード,状
態,撮影済フィルムコマ数,日付写し込みデータ等を表
示する表示回路であってCPU401により制御される
ようになっている。
態,撮影済フィルムコマ数,日付写し込みデータ等を表
示する表示回路であってCPU401により制御される
ようになっている。
【0195】上記CPU401は上記スイッチの入力に
したがってモータ450を駆動し、駆動力伝達機構40
8の遊星ギヤーを切換え被駆動ギヤーを駆動し、カメラ
の全動作を制御するようになっている。
したがってモータ450を駆動し、駆動力伝達機構40
8の遊星ギヤーを切換え被駆動ギヤーを駆動し、カメラ
の全動作を制御するようになっている。
【0196】図中、符号431は図示しないシャッター
を駆動するシャッタープランジャーであり、I/F−I
C402に接続されている。該シャッタープランジャー
31の通電、遮断はCPU401がI/F−IC402
を介して制御している。上記シャッタープランジャー3
1が駆動されるとシャッターが開くようになっている。
そして、このときシャッターの動作に連動してAEスイ
ッチ430がオン状態となる。上記CPU401は該A
Eスイッチ430のオン状態を検知してシャッターの開
口タイミングとし、露出秒時、発光秒時のカウント処理
を開始するようになっている。
を駆動するシャッタープランジャーであり、I/F−I
C402に接続されている。該シャッタープランジャー
31の通電、遮断はCPU401がI/F−IC402
を介して制御している。上記シャッタープランジャー3
1が駆動されるとシャッターが開くようになっている。
そして、このときシャッターの動作に連動してAEスイ
ッチ430がオン状態となる。上記CPU401は該A
Eスイッチ430のオン状態を検知してシャッターの開
口タイミングとし、露出秒時、発光秒時のカウント処理
を開始するようになっている。
【0197】発光秒時のカウントが終了するとCPU4
01はSTRG線422を介してストロボ420を発光
させるようになっており、露光秒時のカウントが終了す
るとCPU401は上記プランジャー431の遮断を行
いシャッターが閉じて、露光処理を終了するようになっ
ている。
01はSTRG線422を介してストロボ420を発光
させるようになっており、露光秒時のカウントが終了す
るとCPU401は上記プランジャー431の遮断を行
いシャッターが閉じて、露光処理を終了するようになっ
ている。
【0198】次に、本実施例のカメラシステムにおける
駆動力伝達機構を説明する。
駆動力伝達機構を説明する。
【0199】図43は、本実施例のカメラシステムにお
ける駆動力伝達機構を示す平面図である。
ける駆動力伝達機構を示す平面図である。
【0200】また、図45は上記図43中のA−A断面
を示した、駆動力伝達機構の要部断面図である。
を示した、駆動力伝達機構の要部断面図である。
【0201】図45に示すように、正逆回転可能なモー
タ450の出力軸にはピニオン101aが取り付けられ
ていて、該ピニオン501aは図示しない減速ギヤー列
を介して上記モータ450の回転動力をギヤー502へ
伝達するようになっている。また、ピニオン501aの
反対側のモータ駆動軸にはフォトインタラプタ羽根55
0が取り付けられており、フォトインタラプタ羽根55
0とをはさむようにフォトインタラプタ406が設置さ
れている。
タ450の出力軸にはピニオン101aが取り付けられ
ていて、該ピニオン501aは図示しない減速ギヤー列
を介して上記モータ450の回転動力をギヤー502へ
伝達するようになっている。また、ピニオン501aの
反対側のモータ駆動軸にはフォトインタラプタ羽根55
0が取り付けられており、フォトインタラプタ羽根55
0とをはさむようにフォトインタラプタ406が設置さ
れている。
【0202】このフォトインタラプタ羽根550とフォ
トインタラプタ406の関係は詳しくは図46に示すよ
うになっており、フォトインタラプタ羽根550は透明
のアクリル等の材質からなる円盤で、駆動軸をその中心
としている。また、フォトインタラプタ羽根550には
放射状に円周方向に一等ピッチで黒パターンが印刷され
ておりフォトインタラプタ406のLEDから発せられ
る光は黒パターンにより遮光され、LEDに対向したフ
ォトトランジスタはオフし黒パターンのないところ(透
明なところ)で透過しフォトインタラプタのフォトトラ
ンジスタへ届き、フォトトランジスタはオンする。
トインタラプタ406の関係は詳しくは図46に示すよ
うになっており、フォトインタラプタ羽根550は透明
のアクリル等の材質からなる円盤で、駆動軸をその中心
としている。また、フォトインタラプタ羽根550には
放射状に円周方向に一等ピッチで黒パターンが印刷され
ておりフォトインタラプタ406のLEDから発せられ
る光は黒パターンにより遮光され、LEDに対向したフ
ォトトランジスタはオフし黒パターンのないところ(透
明なところ)で透過しフォトインタラプタのフォトトラ
ンジスタへ届き、フォトトランジスタはオンする。
【0203】これにより。モータ450の駆動軸ととも
にフォトインタラプタ羽根550が回転することにより
フォトインタラプタ406のフォトトランジスタはオン
/オフを繰り返し、モータ駆動信号パルスとしてI/F
−IC402およびCPO405を介してCPU401
へ伝えられる。
にフォトインタラプタ羽根550が回転することにより
フォトインタラプタ406のフォトトランジスタはオン
/オフを繰り返し、モータ駆動信号パルスとしてI/F
−IC402およびCPO405を介してCPU401
へ伝えられる。
【0204】上記ギヤー502の上面には後述するラチ
ェットホイール503の回動中心位置を決める円盤状の
スペーサ502bが上記ギヤー502と一体に設けられ
ている。また、該スペーサ502bのさらに上面には上
記ギヤー502と一体に回動するギヤー502aが同軸
に設けられている。上記ラチェットホイール503上面
の互いに対称位置にある両側縁部には支軸ピン503
a,503a′が垂設されていて、該支軸ピン503
a,503a′にはそれぞれ遊星ギヤー504,50
4′が、上記ギヤー502aに噛合して軸着されてい
る。また、上記遊星ギヤー504,504′はともに上
記ラチェットホイール503との間に若干のフリクショ
ン505を有している。
ェットホイール503の回動中心位置を決める円盤状の
スペーサ502bが上記ギヤー502と一体に設けられ
ている。また、該スペーサ502bのさらに上面には上
記ギヤー502と一体に回動するギヤー502aが同軸
に設けられている。上記ラチェットホイール503上面
の互いに対称位置にある両側縁部には支軸ピン503
a,503a′が垂設されていて、該支軸ピン503
a,503a′にはそれぞれ遊星ギヤー504,50
4′が、上記ギヤー502aに噛合して軸着されてい
る。また、上記遊星ギヤー504,504′はともに上
記ラチェットホイール503との間に若干のフリクショ
ン505を有している。
【0205】上記ギヤー502が回動すると該ギヤー5
02と一体に形成されているギヤー502aが回動し、
これにより該ギヤー502aと噛合している上記遊星ギ
ヤー504も回動するため上記ラチェットホイール50
3には上記ギヤー502aが回動する方向の回動力が生
じることになる。
02と一体に形成されているギヤー502aが回動し、
これにより該ギヤー502aと噛合している上記遊星ギ
ヤー504も回動するため上記ラチェットホイール50
3には上記ギヤー502aが回動する方向の回動力が生
じることになる。
【0206】図43に示すように上記ラチェットホイー
ル503は、周端面503dを有する8つの同型の爪部
と該爪部よりも長い周端面503eを有する1つの爪部
が突設されている。また、該ラチェットホイール503
の一側方側の外周部近傍には、該ラチェットホイール5
03の回動制御を行う逆止レバー510が配設されてい
る。この逆止レバー510は、その支点を支軸510d
に揺動自在に枢着されていて、一腕端部510cには上
記爪部と係合する逆止爪510eが形成されている。ま
た、該逆止レバー510の一腕端とカメラ本体内所定位
置との間にはばね511が架設されていて、該逆止レバ
ー510をラチェットホイール503に向けて付勢して
いる。上記一腕端部510cは上記ばね511の付勢力
によって係止部512に当接する位置まで揺動するとと
もに、上記逆止爪510eは上記ラチェットホイール5
03爪部の係止面503bに係合している。
ル503は、周端面503dを有する8つの同型の爪部
と該爪部よりも長い周端面503eを有する1つの爪部
が突設されている。また、該ラチェットホイール503
の一側方側の外周部近傍には、該ラチェットホイール5
03の回動制御を行う逆止レバー510が配設されてい
る。この逆止レバー510は、その支点を支軸510d
に揺動自在に枢着されていて、一腕端部510cには上
記爪部と係合する逆止爪510eが形成されている。ま
た、該逆止レバー510の一腕端とカメラ本体内所定位
置との間にはばね511が架設されていて、該逆止レバ
ー510をラチェットホイール503に向けて付勢して
いる。上記一腕端部510cは上記ばね511の付勢力
によって係止部512に当接する位置まで揺動するとと
もに、上記逆止爪510eは上記ラチェットホイール5
03爪部の係止面503bに係合している。
【0207】上記ラチェットホイール503の一側方近
傍には、円周方向に、上記ラチェットホイール503爪
部の間隔に対応する所定間隔をもって駆動ギヤー52
0,521,522,523,524が図示しない軸に
軸着されて配設されている。また、上記遊星ギヤー50
4,504′は、上記ギヤー502aの回動に伴って公
転運動を行うが、上記逆止爪510eが上記ラチェット
ホイール503爪部の所定の係止面503bに係合した
ときに、上記駆動ギヤー520,521,522,52
3,524のうちの何れかと噛合するようになってい
る。なお、上記駆動ギヤー520,521,522,5
23,524は、図示しないギヤー列を介してそれぞ
れ、フィルム巻上機構,フィルム巻戻機構,オートフォ
ーカス機構,ズームダウン機構,ズームアップ機構に連
結し、その駆動源となっている。
傍には、円周方向に、上記ラチェットホイール503爪
部の間隔に対応する所定間隔をもって駆動ギヤー52
0,521,522,523,524が図示しない軸に
軸着されて配設されている。また、上記遊星ギヤー50
4,504′は、上記ギヤー502aの回動に伴って公
転運動を行うが、上記逆止爪510eが上記ラチェット
ホイール503爪部の所定の係止面503bに係合した
ときに、上記駆動ギヤー520,521,522,52
3,524のうちの何れかと噛合するようになってい
る。なお、上記駆動ギヤー520,521,522,5
23,524は、図示しないギヤー列を介してそれぞ
れ、フィルム巻上機構,フィルム巻戻機構,オートフォ
ーカス機構,ズームダウン機構,ズームアップ機構に連
結し、その駆動源となっている。
【0208】上記ギヤー502aが図中、矢印CCW方
向に回転すると上記遊星ギヤー504,504′の公転
運動に伴い上記ラチェットホイール503も同CCW方
向に回転する。ここで、上記フリクション105の力の
上記ばね511の付勢力より強い力に設定すると、上記
逆止レバー510は、その逆止爪510eが上記ばね5
11の付勢力に抗して上記ラチェットホイール503爪
部の斜面503cによって外方に押し上げられ、図中、
2点鎖線にて示される位置まで揺動する。そして、上記
ラチェトホイール503はラチェット機構による回転動
作を行う。
向に回転すると上記遊星ギヤー504,504′の公転
運動に伴い上記ラチェットホイール503も同CCW方
向に回転する。ここで、上記フリクション105の力の
上記ばね511の付勢力より強い力に設定すると、上記
逆止レバー510は、その逆止爪510eが上記ばね5
11の付勢力に抗して上記ラチェットホイール503爪
部の斜面503cによって外方に押し上げられ、図中、
2点鎖線にて示される位置まで揺動する。そして、上記
ラチェトホイール503はラチェット機構による回転動
作を行う。
【0209】図44は、上記ラチェットホイール503
を上記図43とは逆方向より見た形状を示している。
を上記図43とは逆方向より見た形状を示している。
【0210】この状態はフォトリフレクタ403から見
たラチェットホイール503の形状である。上記遊星ギ
ヤー504,504′がオートフォーカス駆動機構に連
結された状態のとき上記フォトリフレクタ403の全面
に相当する位置に他のラチェットより反射率の高い灰パ
ターン503fまたは503gが停止している。その他
のラチェト位置では反射率の低い黒パターンとなってい
る。
たラチェットホイール503の形状である。上記遊星ギ
ヤー504,504′がオートフォーカス駆動機構に連
結された状態のとき上記フォトリフレクタ403の全面
に相当する位置に他のラチェットより反射率の高い灰パ
ターン503fまたは503gが停止している。その他
のラチェト位置では反射率の低い黒パターンとなってい
る。
【0211】そして、上記逆止レバー510の揺動動作
に基づく制御機構(後述する)により上記ラチェットホ
イール503の回転動作を制御することで、上記遊星ギ
ヤー504,504′の公転軌跡上での位置制御が可能
となる。すなわち、上記遊星ギヤー504,504′を
所望の位置に停止させて、上記駆動ギヤー520,52
1,522,523,524のうちの何れかと噛合する
ように該遊星ギヤー504,504′の公転動作を制御
することができる。
に基づく制御機構(後述する)により上記ラチェットホ
イール503の回転動作を制御することで、上記遊星ギ
ヤー504,504′の公転軌跡上での位置制御が可能
となる。すなわち、上記遊星ギヤー504,504′を
所望の位置に停止させて、上記駆動ギヤー520,52
1,522,523,524のうちの何れかと噛合する
ように該遊星ギヤー504,504′の公転動作を制御
することができる。
【0212】上記遊星ギヤー504,504′が上記駆
動ギヤー520,521,522,523,524のう
ちの何れかと噛合して選択された後、上記ギヤー502
aを図中、矢印CW方向に回転させると、上記ラチェッ
トホイール503には同CW方向に回転する回転力が生
じるが、上記逆止爪510eが上記ラチェットホイール
503爪部の係止面503bに係合しているため該ラチ
ェットホイール503の回転は規制されて停止したまま
である。そして、上記ギヤー502aの回転力は、上記
遊星ギヤー504もしくは遊星ギヤー504′を介して
上記駆動ギヤー520,521,522,523,52
4のうちの何れかに伝達される。
動ギヤー520,521,522,523,524のう
ちの何れかと噛合して選択された後、上記ギヤー502
aを図中、矢印CW方向に回転させると、上記ラチェッ
トホイール503には同CW方向に回転する回転力が生
じるが、上記逆止爪510eが上記ラチェットホイール
503爪部の係止面503bに係合しているため該ラチ
ェットホイール503の回転は規制されて停止したまま
である。そして、上記ギヤー502aの回転力は、上記
遊星ギヤー504もしくは遊星ギヤー504′を介して
上記駆動ギヤー520,521,522,523,52
4のうちの何れかに伝達される。
【0213】次に、上記逆止レバー510の揺動動作に
基づく制御機構について説明する。上記逆止レバー51
0の他腕端部には反射板510aが被着されているとと
もに、該他腕端部の揺動軌跡上のスラスト方向の所定位
置にはPR(フォトリフレクタ)3が配設されている。
そして、該逆止レバー510が図中、2点鎖線にて示す
位置に揺動した際に、該フォトリフレクタ403は該逆
止レバー510の他腕端部を検出するようになってい
る。
基づく制御機構について説明する。上記逆止レバー51
0の他腕端部には反射板510aが被着されているとと
もに、該他腕端部の揺動軌跡上のスラスト方向の所定位
置にはPR(フォトリフレクタ)3が配設されている。
そして、該逆止レバー510が図中、2点鎖線にて示す
位置に揺動した際に、該フォトリフレクタ403は該逆
止レバー510の他腕端部を検出するようになってい
る。
【0214】図47は、上記ラチェットホイール50
3,逆止レバー510の動作および上記フォトリフレク
タ403の出力信号を示したタイムチャートである。
3,逆止レバー510の動作および上記フォトリフレク
タ403の出力信号を示したタイムチャートである。
【0215】図中、ラチェットホイール503の状態を
示す符号は、それぞれ、 Wind:フィルム巻上 RW :フィルム巻戻 AF :オートフォーカス ZD :ズームダウン ZU :ズームアップ であり、上記状態は、それぞれ上記駆動ギヤー520,
521,522,523,524に対応している。すな
わち、上記ラチェットホイール503が回転し、上記遊
星ギヤー504,504’の何れかが上記駆動ギヤー5
20,521,522,523,524の何れかと噛合
し、上記状態の何れかを選択するようになっている。
示す符号は、それぞれ、 Wind:フィルム巻上 RW :フィルム巻戻 AF :オートフォーカス ZD :ズームダウン ZU :ズームアップ であり、上記状態は、それぞれ上記駆動ギヤー520,
521,522,523,524に対応している。すな
わち、上記ラチェットホイール503が回転し、上記遊
星ギヤー504,504’の何れかが上記駆動ギヤー5
20,521,522,523,524の何れかと噛合
し、上記状態の何れかを選択するようになっている。
【0216】また、上述したように、上記ラチェットホ
イール503の9つの爪部のうち1つの爪部のみが他の
爪部より周端面が長くなっているため、該ラチェットホ
イール503を図52中、CCW方向に回転させると上
記フォトリフレクタ403からは8つの短いオン信号
(パルス信号)と1つの長いオン信号(パルス信号)が
出力されることになる。
イール503の9つの爪部のうち1つの爪部のみが他の
爪部より周端面が長くなっているため、該ラチェットホ
イール503を図52中、CCW方向に回転させると上
記フォトリフレクタ403からは8つの短いオン信号
(パルス信号)と1つの長いオン信号(パルス信号)が
出力されることになる。
【0217】本実施例では、上記1つの長いオン信号の
立ち下がりから8つめのオン信号の立ち下がり時、すな
わち、図43に示す上記遊星ギヤー504がオートフォ
ーカス駆動機構に連結された駆動ギヤー522に噛合し
ている状態を初期位置とする。
立ち下がりから8つめのオン信号の立ち下がり時、すな
わち、図43に示す上記遊星ギヤー504がオートフォ
ーカス駆動機構に連結された駆動ギヤー522に噛合し
ている状態を初期位置とする。
【0218】ここで上記オートフォーカス位置にあると
きにはフォトリフレクタ403の出力は上記503f,
503gの灰パターンにより中間レベルとなる。CPU
401はI/F−IC402に対しフォトリフレクタ4
03の反射光電流の検出レベルを設定できる。該検出レ
ベルよりも光電流が大きい場合I/F−IC402の出
力するCPOは“L”レベルを出力し、上記光電流が小
さい場合には上記CPOは“H”レベルになる。
きにはフォトリフレクタ403の出力は上記503f,
503gの灰パターンにより中間レベルとなる。CPU
401はI/F−IC402に対しフォトリフレクタ4
03の反射光電流の検出レベルを設定できる。該検出レ
ベルよりも光電流が大きい場合I/F−IC402の出
力するCPOは“L”レベルを出力し、上記光電流が小
さい場合には上記CPOは“H”レベルになる。
【0219】上記検出レベルはHパターン検出レベルと
灰パターン検出レベルの2種を有する。Hパターン検出
レベルは係止レバー510がフォトリフレクタ403の
前面にあることを検出するレベルで、上記係止レバー5
10がフォトリフレクタ403の前面にある場合CPO
は“L”レベルを出力し、灰パターンおよびLパターン
がフォトリフレクタ403の前面にある場合にはCPO
は“H”レベルになる。上記灰パターン検出レベルは、
上記灰パターン503g,503fがフォトリフレクタ
403の前面にある場合CPOを“L”レベルとし、L
パターンがフォトリフレクタ403の前面にある場合に
はCPOを“H”レベルにする値である。
灰パターン検出レベルの2種を有する。Hパターン検出
レベルは係止レバー510がフォトリフレクタ403の
前面にあることを検出するレベルで、上記係止レバー5
10がフォトリフレクタ403の前面にある場合CPO
は“L”レベルを出力し、灰パターンおよびLパターン
がフォトリフレクタ403の前面にある場合にはCPO
は“H”レベルになる。上記灰パターン検出レベルは、
上記灰パターン503g,503fがフォトリフレクタ
403の前面にある場合CPOを“L”レベルとし、L
パターンがフォトリフレクタ403の前面にある場合に
はCPOを“H”レベルにする値である。
【0220】図48は、本実施例における上記ラチェッ
トホイール503の初期位置設定時に係る上記フォトリ
フレクタ403の出力信号タイムチャートである。
トホイール503の初期位置設定時に係る上記フォトリ
フレクタ403の出力信号タイムチャートである。
【0221】上記フォトリフレクタ403から出力され
るパルス信号(図中、CPOで示す)は、起動(スター
ト)直後の図中、タイミングT1においては読み飛ばさ
れる。なお、そのパルス数は、図示しないEEPRオン
等に記憶されているデータ(GPSTRT)に基づく。
次に、上記パルス信号は図中、タイミングT2において
パルス数カウンタC1においてカウントされ、1周期の
駆動シーケンス信号となる。なお、図中、maxで示さ
れるオン信号区間は上記1つの長いオン信号が出力され
ていることを示している。さらに、図中、タイミングT
3におけるパルス信号によってラチェットホイール50
3がオートフォーカス駆動ギヤー522に対応する位
置、すなわち、上記遊星ギヤー504が該駆動ギヤー5
22と噛合する位置へ移動される。
るパルス信号(図中、CPOで示す)は、起動(スター
ト)直後の図中、タイミングT1においては読み飛ばさ
れる。なお、そのパルス数は、図示しないEEPRオン
等に記憶されているデータ(GPSTRT)に基づく。
次に、上記パルス信号は図中、タイミングT2において
パルス数カウンタC1においてカウントされ、1周期の
駆動シーケンス信号となる。なお、図中、maxで示さ
れるオン信号区間は上記1つの長いオン信号が出力され
ていることを示している。さらに、図中、タイミングT
3におけるパルス信号によってラチェットホイール50
3がオートフォーカス駆動ギヤー522に対応する位
置、すなわち、上記遊星ギヤー504が該駆動ギヤー5
22と噛合する位置へ移動される。
【0222】図49,図50は、本第実施例におけるラ
チェットホイール503(遊星ギヤー504,50
4′)の初期位置設定動作のサブルーチンを示したフロ
ーチャートである。なお、これらのフローチャートはC
PU401の動作として説明する。
チェットホイール503(遊星ギヤー504,50
4′)の初期位置設定動作のサブルーチンを示したフロ
ーチャートである。なお、これらのフローチャートはC
PU401の動作として説明する。
【0223】上記ラチェットホイール503、ひいては
遊星ギヤー504,504′の初期位置設定動作は、ま
ず、フォトリフレクタ403の反射光電流の判定レベル
をHパターン検出レベルに設定する(ステップS10
1)。この検出レベルは灰パターンがあってもCPOは
“H”レベルになるモータ駆動電圧を設定し(ステップ
S102)、モータ450(図42参照)を駆動した後
(ステップS103)、読み飛ばしパルス数C0を図示
しないEEPROM等に記憶された値に設定する(ステ
ップS104)。
遊星ギヤー504,504′の初期位置設定動作は、ま
ず、フォトリフレクタ403の反射光電流の判定レベル
をHパターン検出レベルに設定する(ステップS10
1)。この検出レベルは灰パターンがあってもCPOは
“H”レベルになるモータ駆動電圧を設定し(ステップ
S102)、モータ450(図42参照)を駆動した後
(ステップS103)、読み飛ばしパルス数C0を図示
しないEEPROM等に記憶された値に設定する(ステ
ップS104)。
【0224】なお、このときフラグ101=1とする。
その後、パルス数カウンタC1=8として(ステップ1
05)、該パルス信号の立ち下がり(Lowエッジ)を
検出するまで待機する(ステップS106)。上記ステ
ップS106で該パルス信号の立ち下がりを検出する
と、パルス幅タイマT0がスターとし(ステップS10
7)、該パルス信号の立ち下上がり(Highエッジ)
を検出するまで図示しないCPUのハードタイマをかけ
る(ステップS108)。すなわち、ここでパルス幅を
検出する。
その後、パルス数カウンタC1=8として(ステップ1
05)、該パルス信号の立ち下がり(Lowエッジ)を
検出するまで待機する(ステップS106)。上記ステ
ップS106で該パルス信号の立ち下がりを検出する
と、パルス幅タイマT0がスターとし(ステップS10
7)、該パルス信号の立ち下上がり(Highエッジ)
を検出するまで図示しないCPUのハードタイマをかけ
る(ステップS108)。すなわち、ここでパルス幅を
検出する。
【0225】上記ステップS108で該パルス信号の立
ち上がりを検出すると、上記タイマT0、すなわち、上
記フォトリフレクタ403から出力されるパルス幅を読
み込み(ステップS109)、上記EEPROM等に記
憶されている最低パルス幅のデータと比較する(ステッ
プS110,ステップS111)。そして、上記フォト
リフレクタ403から出力されるパルス幅が上記EEP
ROM等に記憶されている最低パルス幅以下のときは、
チャタリングが生じたとして上記ステップS106に戻
る。
ち上がりを検出すると、上記タイマT0、すなわち、上
記フォトリフレクタ403から出力されるパルス幅を読
み込み(ステップS109)、上記EEPROM等に記
憶されている最低パルス幅のデータと比較する(ステッ
プS110,ステップS111)。そして、上記フォト
リフレクタ403から出力されるパルス幅が上記EEP
ROM等に記憶されている最低パルス幅以下のときは、
チャタリングが生じたとして上記ステップS106に戻
る。
【0226】上記ステップS110,ステップS111
で、上記フォトリフレクタ403から出力されるパルス
幅が上記EEPROM等に記憶されている最低パルス幅
以上のときは、上記フラグF1を調べて読み飛ばし中か
否かを検出する(ステップS112)。ここで、読み飛
ばし中であるなら、上記読み飛ばしパルス数C0をデク
リメントして(ステップS113)、C0=0か否かを
調べる(ステップS114)。そして、該ステップS1
14でC≠0であるなら直接、また、C0=0であるな
ら読み飛ばし終了して(ステップS115)、それぞれ
上記ステップS106に戻る。
で、上記フォトリフレクタ403から出力されるパルス
幅が上記EEPROM等に記憶されている最低パルス幅
以上のときは、上記フラグF1を調べて読み飛ばし中か
否かを検出する(ステップS112)。ここで、読み飛
ばし中であるなら、上記読み飛ばしパルス数C0をデク
リメントして(ステップS113)、C0=0か否かを
調べる(ステップS114)。そして、該ステップS1
14でC≠0であるなら直接、また、C0=0であるな
ら読み飛ばし終了して(ステップS115)、それぞれ
上記ステップS106に戻る。
【0227】上記ステップS112で読み飛ばし終了で
あると判定されると、図50の〔2〕に移行して、上記
フォトリフレクタ403からの現在のパルス幅を過去の
最大値と比較する(ステップS116,ステップS11
7)。そして、現在のパルス幅の方が大きいときは該現
在のパルス幅を最大値とし(ステップS118)、パル
ス数カウンタC1の値を図示しないRAMにおけるRA
M−1領域にストアした後(ステップS119)、該パ
ルス数カウンタC1をデクリメントする(ステップS1
20)。
あると判定されると、図50の〔2〕に移行して、上記
フォトリフレクタ403からの現在のパルス幅を過去の
最大値と比較する(ステップS116,ステップS11
7)。そして、現在のパルス幅の方が大きいときは該現
在のパルス幅を最大値とし(ステップS118)、パル
ス数カウンタC1の値を図示しないRAMにおけるRA
M−1領域にストアした後(ステップS119)、該パ
ルス数カウンタC1をデクリメントする(ステップS1
20)。
【0228】上記ステップS117において現在のパル
ス幅の方が小さいときも該ステップS120に移行し、
その後、該パルス数カウンタC1=0か否かを判定する
(ステップS121)。該ステップS121においてパ
ルス数カウンタC1≠0であるなら、すなわち、上記図
48に示す1周期のシーケンスが終了していないなら、
上記図49中、〔1〕に移行して上記ステップS106
に戻る。
ス幅の方が小さいときも該ステップS120に移行し、
その後、該パルス数カウンタC1=0か否かを判定する
(ステップS121)。該ステップS121においてパ
ルス数カウンタC1≠0であるなら、すなわち、上記図
48に示す1周期のシーケンスが終了していないなら、
上記図49中、〔1〕に移行して上記ステップS106
に戻る。
【0229】また、上記ステップS121で該パルス数
カウンタC1=0であるなら、すなわち、上記図48に
示す1周期のシーケンスが終了したなら、上記図49上
記ラチェットホイール503の現在位置の算出処理を行
う(ステップS122)。すなわち、最大パルス幅の位
置データから9パルス目の絶対位置を算出する。すなわ
ち、上記図48に示すようにmaxの位置を絶対位置の
4の位置とする。なお、上記RAM−1領域にストアし
たデータ+4>10のときは1桁目を絶対位置とする。
この後、遊星ギヤー504をオートフォーカス駆動ギヤ
ー522と噛合する位置へ駆動する(ステップS12
3)。
カウンタC1=0であるなら、すなわち、上記図48に
示す1周期のシーケンスが終了したなら、上記図49上
記ラチェットホイール503の現在位置の算出処理を行
う(ステップS122)。すなわち、最大パルス幅の位
置データから9パルス目の絶対位置を算出する。すなわ
ち、上記図48に示すようにmaxの位置を絶対位置の
4の位置とする。なお、上記RAM−1領域にストアし
たデータ+4>10のときは1桁目を絶対位置とする。
この後、遊星ギヤー504をオートフォーカス駆動ギヤ
ー522と噛合する位置へ駆動する(ステップS12
3)。
【0230】次に上記検出パターンをHパターン検出レ
ベルから灰パターン検出レベルに切換える(ステップS
124)。このときCPOが“H”レベル→“L”レベ
ルへ変化すれば正常終了となり(ステップS125)、
CPOが“H”レベルのままだと異常と判断してステッ
プS101へ戻り、すべて最初からこの処理を実行す
る。そして正常終了の場合には該ラチェットホイール5
03(遊星ギヤー504,504′)の現在位置を上記
RAMにおけるRAM−2領域にストアして(ステップ
S126)、サブルーチンを終了する。
ベルから灰パターン検出レベルに切換える(ステップS
124)。このときCPOが“H”レベル→“L”レベ
ルへ変化すれば正常終了となり(ステップS125)、
CPOが“H”レベルのままだと異常と判断してステッ
プS101へ戻り、すべて最初からこの処理を実行す
る。そして正常終了の場合には該ラチェットホイール5
03(遊星ギヤー504,504′)の現在位置を上記
RAMにおけるRAM−2領域にストアして(ステップ
S126)、サブルーチンを終了する。
【0231】図51は、本実施例における駆動ギヤー選
択動作のサブルーチンを示すフローチャートである。な
お、このフローチャートも上記のフローチャート同様、
CPUの動作として説明する。
択動作のサブルーチンを示すフローチャートである。な
お、このフローチャートも上記のフローチャート同様、
CPUの動作として説明する。
【0232】駆動ギヤー選択動作は、まず、駆動ギヤー
の第1の目標位置データM1を図示しないRAMにおけ
るRAM−A領域に設定する(ステップS151)。次
に第2の目標位置データM2をRAM−B領域に設定す
る(ステップS152)。現在位置がオートフォーカス
位置にある場合には(ステップS153)、フォトリフ
レクタ403の反射光電流の検出が灰パターン検出レベ
ルに設定し(ステップS154)、CPOが“L”レベ
ルをチェックする(ステップS155)。
の第1の目標位置データM1を図示しないRAMにおけ
るRAM−A領域に設定する(ステップS151)。次
に第2の目標位置データM2をRAM−B領域に設定す
る(ステップS152)。現在位置がオートフォーカス
位置にある場合には(ステップS153)、フォトリフ
レクタ403の反射光電流の検出が灰パターン検出レベ
ルに設定し(ステップS154)、CPOが“L”レベ
ルをチェックする(ステップS155)。
【0233】CPOが“H”レベルの場合には、上記初
期位置出し処理を行う。
期位置出し処理を行う。
【0234】次に検出レベルはHパターン検出レベルに
設定する(ステップS156)。この後、モータ駆動電
圧を設定して(ステップS156)、該RAM−A領域
のデータと上記RAM−2領域のデータとを比較する
(ステップS157,ステップS158)。すなわち、
駆動ギヤーの目標位置と上記ラチェットホイール503
あるいは遊星ギヤー504,504′の現在位置とを比
較する。そして、ステップS159において該遊星ギヤ
ー504,504′が目標位置に到達したら、上記モー
タ450(図42参照)にブレーキをかけて停止させる
(ステップS167)。
設定する(ステップS156)。この後、モータ駆動電
圧を設定して(ステップS156)、該RAM−A領域
のデータと上記RAM−2領域のデータとを比較する
(ステップS157,ステップS158)。すなわち、
駆動ギヤーの目標位置と上記ラチェットホイール503
あるいは遊星ギヤー504,504′の現在位置とを比
較する。そして、ステップS159において該遊星ギヤ
ー504,504′が目標位置に到達したら、上記モー
タ450(図42参照)にブレーキをかけて停止させる
(ステップS167)。
【0235】ここで、上記RAM−2の値が上記RAM
−Aと一致しない場合には、該RAM−B領域のデータ
と上記RAM−2領域のデータとを比較する(ステップ
S160,161)。すなわち、駆動ギヤーの目標位置
と上記ラチェットホイール503あるいは遊星ギヤー5
04,504′の現在位置とを比較する。そして、ステ
ップS161において該遊星ギヤー504,504′が
目標位置に到達したら、上記モータ450(図42参
照)にブレーキをかけて停止させる(ステップS16
7)。
−Aと一致しない場合には、該RAM−B領域のデータ
と上記RAM−2領域のデータとを比較する(ステップ
S160,161)。すなわち、駆動ギヤーの目標位置
と上記ラチェットホイール503あるいは遊星ギヤー5
04,504′の現在位置とを比較する。そして、ステ
ップS161において該遊星ギヤー504,504′が
目標位置に到達したら、上記モータ450(図42参
照)にブレーキをかけて停止させる(ステップS16
7)。
【0236】停止後、現在位置がオートフォーカス位置
である場合には(ステップS168)、フォトリフレク
タ403の反射光電流の検出レベルを灰パターンレベル
に設定し(ステップS169)、CPOの“L”レベル
をチェックする(S170)。CPOが“H”レベルの
場合には、上記初期位置出し処理(ステップS101)
を行う。
である場合には(ステップS168)、フォトリフレク
タ403の反射光電流の検出レベルを灰パターンレベル
に設定し(ステップS169)、CPOの“L”レベル
をチェックする(S170)。CPOが“H”レベルの
場合には、上記初期位置出し処理(ステップS101)
を行う。
【0237】また、上記ステップS161で該遊星ギヤ
ー504,504′が未だ目標位置に到達していないと
きは、さらにモータ450を駆動させて(ステップS1
62)、上記フォトリフレクタ403からのパルスの立
ち下がり(Lowエッジ)を検出するまで該遊星ギヤー
504,504′を公転させる(ステップS163)。
ー504,504′が未だ目標位置に到達していないと
きは、さらにモータ450を駆動させて(ステップS1
62)、上記フォトリフレクタ403からのパルスの立
ち下がり(Lowエッジ)を検出するまで該遊星ギヤー
504,504′を公転させる(ステップS163)。
【0238】そして、上記ステップS163でパルスの
立ち下がりを検出すると、モータ駆動電圧を再設定して
(ステップS164)、パルスの立ち上がりが検出した
か否かを判定する(ステップS165)。その後、上記
RAM−2領域のデータをインクリメントして(ステッ
プS166)上記ステップS158に戻る。
立ち下がりを検出すると、モータ駆動電圧を再設定して
(ステップS164)、パルスの立ち上がりが検出した
か否かを判定する(ステップS165)。その後、上記
RAM−2領域のデータをインクリメントして(ステッ
プS166)上記ステップS158に戻る。
【0239】以上をまとめると、 1)モータ450により、ギヤー502aをCCW方向
に回転させ、駆動させたい駆動系の駆動ギヤーに噛合す
る位置に遊星ギヤー504,504′のうちの一方を移
行させる。この位置は、上記フォトリフレクタフォトリ
フレクタ403からの出力信号で検出する。・・・駆動
系選択動作。
に回転させ、駆動させたい駆動系の駆動ギヤーに噛合す
る位置に遊星ギヤー504,504′のうちの一方を移
行させる。この位置は、上記フォトリフレクタフォトリ
フレクタ403からの出力信号で検出する。・・・駆動
系選択動作。
【0240】目標位置データM1とM2は同一の被駆動
ギヤーの選択のためのデータであり、図43中の遊星ギ
ヤー504と504′が存在するためデータを2個もつ
ことになる。
ギヤーの選択のためのデータであり、図43中の遊星ギ
ヤー504と504′が存在するためデータを2個もつ
ことになる。
【0241】このため、図52に示すように、ギヤー6
23と噛合うギヤー601は図中、CCW方向に回動
し、鏡枠600が光軸に沿ってフィルム面方向に動いて
ズームDOWN動作となる。
23と噛合うギヤー601は図中、CCW方向に回動
し、鏡枠600が光軸に沿ってフィルム面方向に動いて
ズームDOWN動作となる。
【0242】このとき駆動ギヤー624,623との選
択の様子を、上記図43を参照して説明する。
択の様子を、上記図43を参照して説明する。
【0243】上記ラチェットホイール503がCCW方
向に回動して駆動ギヤーを選択し、目標の駆動ギヤーま
で到達し、モータを停止させた時には逆止爪510eと
ラチェットホイールの爪部503bとは係合しておら
ず、ラチェットホイール503の斜面503c付近まで
オーバーランする。このため次にラチェットホイール5
03をCW方向に回動させても遊星ギヤー504と目標
の駆動ギヤーは、爪部503bと逆止爪510eとが係
合するまで噛合わず、この間には、モータの回転を検出
するフォトインタラプタ406のパルス信号は発生する
が、目標の駆動ギヤーには駆動力が伝わらない(回動し
ない)という現象が発生する。これをモータの空走状態
と呼び、空走状態で発生するフォトインタラプタ406
のパルス信号を空走パルス(空走量)と呼ぶ。
向に回動して駆動ギヤーを選択し、目標の駆動ギヤーま
で到達し、モータを停止させた時には逆止爪510eと
ラチェットホイールの爪部503bとは係合しておら
ず、ラチェットホイール503の斜面503c付近まで
オーバーランする。このため次にラチェットホイール5
03をCW方向に回動させても遊星ギヤー504と目標
の駆動ギヤーは、爪部503bと逆止爪510eとが係
合するまで噛合わず、この間には、モータの回転を検出
するフォトインタラプタ406のパルス信号は発生する
が、目標の駆動ギヤーには駆動力が伝わらない(回動し
ない)という現象が発生する。これをモータの空走状態
と呼び、空走状態で発生するフォトインタラプタ406
のパルス信号を空走パルス(空走量)と呼ぶ。
【0244】本実施例のズーム駆動(鏡枠600の駆
動)では絶対位置検出手段は沈胴位置の沈胴スイッチ4
10のみであり、それ以外の位置はフォトインタラプタ
406の発生するパルス信号をカウントする相対アドレ
ス方式であるので、沈胴位置以外のところで繰り返し往
復動作を行うと空送パルスが誤差として積算されること
になる。そこでこの空送パルスを補正する方法を図5
3、図54、図55のフローチャートを参照して説明す
る。
動)では絶対位置検出手段は沈胴位置の沈胴スイッチ4
10のみであり、それ以外の位置はフォトインタラプタ
406の発生するパルス信号をカウントする相対アドレ
ス方式であるので、沈胴位置以外のところで繰り返し往
復動作を行うと空送パルスが誤差として積算されること
になる。そこでこの空送パルスを補正する方法を図5
3、図54、図55のフローチャートを参照して説明す
る。
【0245】図55は、上記フォトインタラプタ406
の発生するパルス信号および各ズーム位置、沈胴スイッ
チのオン/オフタイミングを示すタイムチャートであ
る。
の発生するパルス信号および各ズーム位置、沈胴スイッ
チのオン/オフタイミングを示すタイムチャートであ
る。
【0246】沈胴位置は前述したようにカメラがパワー
オフ状態のときの位置でこのときは沈胴スイッチ410
はオンとなっている。鏡枠600がズームUP動作によ
り被写体方向に移動し始めるとフォトインタラプタ40
6の発生するパルス信号がI/F−IC402を介して
CPO5からCPU401へ入力される。CPU401
はこのパルスのカウント値をもってズーム位置を相対的
に検出する。フォトインタラプタパルスのカウントは沈
胴スイッチ410がオン→オフに変化したところをカウ
ント値0とし、ここからズームUP方向へカウントアッ
プして行く。
オフ状態のときの位置でこのときは沈胴スイッチ410
はオンとなっている。鏡枠600がズームUP動作によ
り被写体方向に移動し始めるとフォトインタラプタ40
6の発生するパルス信号がI/F−IC402を介して
CPO5からCPU401へ入力される。CPU401
はこのパルスのカウント値をもってズーム位置を相対的
に検出する。フォトインタラプタパルスのカウントは沈
胴スイッチ410がオン→オフに変化したところをカウ
ント値0とし、ここからズームUP方向へカウントアッ
プして行く。
【0247】ズームのワイド(広角)位置でのパルスカ
ウント値は#WID、テレ(望遠)位置は#TELEと
なる。カメラがパワーオフからオンとなり撮影可能状態
となるとCPU401はズーム位置をワイド位置へ移動
する。撮影者がズームUPスイッチおよびズームDOW
Nスイッチを操作することによりワイド位置〜テレ位置
間をズーム(鏡枠600)は移動することになる。
ウント値は#WID、テレ(望遠)位置は#TELEと
なる。カメラがパワーオフからオンとなり撮影可能状態
となるとCPU401はズーム位置をワイド位置へ移動
する。撮影者がズームUPスイッチおよびズームDOW
Nスイッチを操作することによりワイド位置〜テレ位置
間をズーム(鏡枠600)は移動することになる。
【0248】図53および図54はズームUP動作およ
びズームDOWN動作を示したCPU401の動作を示
したフローチャートである。
びズームDOWN動作を示したCPU401の動作を示
したフローチャートである。
【0249】ズームUPスイッチが押されるとCPU4
01はズームUPサブルーチン(図53)を実行する。
図53に示すフローチャートよれば、まずステップS2
01にてズームUP駆動ギヤーを選択しモータを停止す
る。
01はズームUPサブルーチン(図53)を実行する。
図53に示すフローチャートよれば、まずステップS2
01にてズームUP駆動ギヤーを選択しモータを停止す
る。
【0250】ステップS202ではCPU401上のメ
モリ(図示しない)の1つの領域RAM10にEEPR
OM407から予め記憶されているズームUP時の空走
量補正値をフォトインタラプタパルスカウント値として
読み出す。
モリ(図示しない)の1つの領域RAM10にEEPR
OM407から予め記憶されているズームUP時の空走
量補正値をフォトインタラプタパルスカウント値として
読み出す。
【0251】なお、この空走量補正値は駆動力電送機構
の複数ある被駆動ギヤー(図43における520,52
1,522,523,524)のそれぞれに固有の値と
してEEPROM407に記憶されている。すなわち本
実施例では、図43によれば被駆動ギヤーは5個存在す
るので空走量補正値も5個となり、CPU401は現在
選択されている被駆動ギヤーに応じて空走量補正値を前
期5個の補正値の中から選択してEEPROM407か
ら読み出す。
の複数ある被駆動ギヤー(図43における520,52
1,522,523,524)のそれぞれに固有の値と
してEEPROM407に記憶されている。すなわち本
実施例では、図43によれば被駆動ギヤーは5個存在す
るので空走量補正値も5個となり、CPU401は現在
選択されている被駆動ギヤーに応じて空走量補正値を前
期5個の補正値の中から選択してEEPROM407か
ら読み出す。
【0252】ステップS203ではフォトインタラプタ
パルスのカウント値として現在位置がストアされている
CPU401上のメモリZMPLステップSから補正値
RAM10の内容を減じて再びその結果をZMPLステ
ップSにストアする。ステップS203ではモータを正
転(ステップS201のギヤー選択動作の逆方向)させ
る。すなわち、ギヤー選択後モータ正転に移行する際に
予め現在位置を示すパルスカウント値から空走補正量を
減じておくことにより空走量を補正することになる。
パルスのカウント値として現在位置がストアされている
CPU401上のメモリZMPLステップSから補正値
RAM10の内容を減じて再びその結果をZMPLステ
ップSにストアする。ステップS203ではモータを正
転(ステップS201のギヤー選択動作の逆方向)させ
る。すなわち、ギヤー選択後モータ正転に移行する際に
予め現在位置を示すパルスカウント値から空走補正量を
減じておくことにより空走量を補正することになる。
【0253】ステップS205〜ステップS206〜ス
テップS207〜ステップS208のループでは、ズー
ムUPスイッチのオンを確認しながらフォトインタラプ
タパルスをカウントUPするループで、ステップS20
5にてズームUPスイッチがオンしていることを確認す
る。このとき、ズームUPスイッチがオフであったなら
ばステップS209にてモータ停止し、レリーズタイム
ラグ減少のためにステップS210にて駆動ギヤーをオ
ートフォーカスに戻しサブルーチンを終了する。
テップS207〜ステップS208のループでは、ズー
ムUPスイッチのオンを確認しながらフォトインタラプ
タパルスをカウントUPするループで、ステップS20
5にてズームUPスイッチがオンしていることを確認す
る。このとき、ズームUPスイッチがオフであったなら
ばステップS209にてモータ停止し、レリーズタイム
ラグ減少のためにステップS210にて駆動ギヤーをオ
ートフォーカスに戻しサブルーチンを終了する。
【0254】上記ステップS205にてズームUPスイ
ッチのオンが確認できたならばステップS206にてパ
ルスカウント値ZMPLステップSがテレ位置に達した
か否かを確認しテレ位置に達したならば(ZMPLステ
ップS=#TELE)ステップS209へ移行しズーム
UP動作を停止する。
ッチのオンが確認できたならばステップS206にてパ
ルスカウント値ZMPLステップSがテレ位置に達した
か否かを確認しテレ位置に達したならば(ZMPLステ
ップS=#TELE)ステップS209へ移行しズーム
UP動作を停止する。
【0255】ステップS207ではCPO405信号、
すなわちフォトインタラプタ406のパルス信号の立ち
上がりを確認できたならば、ZMPLステップSの内容
をインクリメント(ステップS208)してステップS
205へ戻る。このようにしてズームUPスイッチが撮
影者によりオンされると空走量を補正しつつ、テレ位置
に到達するかまたはズームUPスイッチがオフとなるま
でズームUP動作を行うことになる。
すなわちフォトインタラプタ406のパルス信号の立ち
上がりを確認できたならば、ZMPLステップSの内容
をインクリメント(ステップS208)してステップS
205へ戻る。このようにしてズームUPスイッチが撮
影者によりオンされると空走量を補正しつつ、テレ位置
に到達するかまたはズームUPスイッチがオフとなるま
でズームUP動作を行うことになる。
【0256】ズームDOWNスイッチが押されるとCP
U401はズームDOWNサブルーチン(図54)を実
行する。図54に示すフローチャートによれば、まずス
テップS221にてズームDOWN駆動ギヤーを選択し
モータを停止する。
U401はズームDOWNサブルーチン(図54)を実
行する。図54に示すフローチャートによれば、まずス
テップS221にてズームDOWN駆動ギヤーを選択し
モータを停止する。
【0257】ステップS222ではCPU401上のメ
モリ(図示しない)の1つの領域RAM11にEEPR
OM407から予め記憶されているズームDOWN時の
空走量補正値をフォトインタラプタパルスカウント値と
して読み出す。ステップS223ではフォトインタラプ
タパルスのカウント値として現在位置がストアされてい
るCPU401上のメモリZMPLステップSから補正
値RAM11の内容を加算して再びその結果をZMPL
ステップSにストアする。
モリ(図示しない)の1つの領域RAM11にEEPR
OM407から予め記憶されているズームDOWN時の
空走量補正値をフォトインタラプタパルスカウント値と
して読み出す。ステップS223ではフォトインタラプ
タパルスのカウント値として現在位置がストアされてい
るCPU401上のメモリZMPLステップSから補正
値RAM11の内容を加算して再びその結果をZMPL
ステップSにストアする。
【0258】ステップS224ではモータを正転(ステ
ップS220のギヤー選択動作の逆方向)させる。すな
わち、ギヤー選択後モータ正転に移行する際に予め現在
位置を示すパルスカウント値から空走補正量を加えてお
くことにより空走量を補正することになる。ステップS
225〜ステップS226〜ステップS227〜ステッ
プS228のループではズームDOWNスイッチのオン
を確認しながらフォトインタラプタパルスをカウントD
OWNするループで、ステップS225にてズームDO
WNスイッチがオンしていることを確認する。このとき
ズームDOWNスイッチがオフであったならばステップ
S229にてモータ停止し、ステップS230にて駆動
ギヤーをオートフォーカスに戻しサブルーチンを終了す
る。
ップS220のギヤー選択動作の逆方向)させる。すな
わち、ギヤー選択後モータ正転に移行する際に予め現在
位置を示すパルスカウント値から空走補正量を加えてお
くことにより空走量を補正することになる。ステップS
225〜ステップS226〜ステップS227〜ステッ
プS228のループではズームDOWNスイッチのオン
を確認しながらフォトインタラプタパルスをカウントD
OWNするループで、ステップS225にてズームDO
WNスイッチがオンしていることを確認する。このとき
ズームDOWNスイッチがオフであったならばステップ
S229にてモータ停止し、ステップS230にて駆動
ギヤーをオートフォーカスに戻しサブルーチンを終了す
る。
【0259】ステップS225にてズームDOWNスイ
ッチのオンが確認できたならばステップS226にてパ
ルスカウント値ZMPLステップSがワイド位置に達し
たか否かを確認しワイド位置に達したならば(ZMPL
ステップS=#WID)ステップS229へ移行しズー
ムDOWN動作を停止する。
ッチのオンが確認できたならばステップS226にてパ
ルスカウント値ZMPLステップSがワイド位置に達し
たか否かを確認しワイド位置に達したならば(ZMPL
ステップS=#WID)ステップS229へ移行しズー
ムDOWN動作を停止する。
【0260】ステップS227ではCPO405信号す
なわちフォトインタラプタ406のパルス信号の立ち上
がりを確認できたならばZMPLステップSの内容をデ
クリメント(ステップS228)して、ステップS22
5へ戻る。このようにしてズームDOWNスイッチが撮
影者によりオンされると空走量を補正しつつ、ワイド位
置に到達するかまたはズームDOWNスイッチがオフと
なるまでズームDOWN動作を行うことになる。
なわちフォトインタラプタ406のパルス信号の立ち上
がりを確認できたならばZMPLステップSの内容をデ
クリメント(ステップS228)して、ステップS22
5へ戻る。このようにしてズームDOWNスイッチが撮
影者によりオンされると空走量を補正しつつ、ワイド位
置に到達するかまたはズームDOWNスイッチがオフと
なるまでズームDOWN動作を行うことになる。
【0261】次にレリーズシーケンスについて説明す
る。
る。
【0262】レリーズスイッチは図42に示すように2
つ(1stレリーズ:1Rスイッチ,2ndレリーズ:
2Rスイッチ)存在する。撮影者が操作するレリーズス
イッチはPUSHスイッチが1つのみ(図示しない)
で、そのスイッチの押圧ストロークの深さにより1R,
2Rが順次オンするようになっている。すなわち押圧開
始後1段目のスロークで1Rがオンし、さらに押圧する
と次のストロークで2Rがオンするしくみになってい
る。
つ(1stレリーズ:1Rスイッチ,2ndレリーズ:
2Rスイッチ)存在する。撮影者が操作するレリーズス
イッチはPUSHスイッチが1つのみ(図示しない)
で、そのスイッチの押圧ストロークの深さにより1R,
2Rが順次オンするようになっている。すなわち押圧開
始後1段目のスロークで1Rがオンし、さらに押圧する
と次のストロークで2Rがオンするしくみになってい
る。
【0263】図56に1Rスイッチおよび2Rスイッチ
の操作によるレリーズ処理アルゴリズムのフローチャー
トを示す。
の操作によるレリーズ処理アルゴリズムのフローチャー
トを示す。
【0264】1Rスイッチがオン操作されるとCPU4
01は1R処理として図56に示すプログラムをサブル
ーチンとして呼び出し処理を開始する。
01は1R処理として図56に示すプログラムをサブル
ーチンとして呼び出し処理を開始する。
【0265】まず、ステップS250ではCPU401
はI/F−IC402を介して図示しないAE,オート
フォーカスセンサの出力を取り込み被写体の輝度の測定
(測光)および被写体までの距離の測定(測距)を行
う。
はI/F−IC402を介して図示しないAE,オート
フォーカスセンサの出力を取り込み被写体の輝度の測定
(測光)および被写体までの距離の測定(測距)を行
う。
【0266】ステップS251ではストロボ充電発光回
路20の充電々圧をI/F−IC402を介して測定す
る。ステップS252ではステップS250の測光結果
に基づき露出制御のための演算を行う。このAE演算に
てストロボの発光の有/無も判断するが、ストロボ発光
すると判断した場合にはステップS251にて測定した
ストロボの充電々圧と、被写体までの距離である測距系
を基に発光量を求める。このようにして、ステップS2
52では露出制御に必要なためのシャッタ開口時間と、
ストロボ発光判断およびストロボ発光量を求めるステッ
プS253ではステップS250の測距結果を基に後述
するオートフォーカスレンズ繰り出し(ピント合せ)の
ためのオートフォーカスレンズ繰り出し量を求める。
路20の充電々圧をI/F−IC402を介して測定す
る。ステップS252ではステップS250の測光結果
に基づき露出制御のための演算を行う。このAE演算に
てストロボの発光の有/無も判断するが、ストロボ発光
すると判断した場合にはステップS251にて測定した
ストロボの充電々圧と、被写体までの距離である測距系
を基に発光量を求める。このようにして、ステップS2
52では露出制御に必要なためのシャッタ開口時間と、
ストロボ発光判断およびストロボ発光量を求めるステッ
プS253ではステップS250の測距結果を基に後述
するオートフォーカスレンズ繰り出し(ピント合せ)の
ためのオートフォーカスレンズ繰り出し量を求める。
【0267】ステップS254では1Rスイッチを確認
し、ここでスイッチオフとなっていればステップS25
5でリターンし処理を終了する。
し、ここでスイッチオフとなっていればステップS25
5でリターンし処理を終了する。
【0268】また、1Rスイッチがオンならばステップ
S256へ進みストロボの充電々圧が発光可能なレベル
か否かを判断する。このレベルはストロボ充電、発光回
路の発光回路部分の回路定数に依存するものである。こ
こで判断がNGとなればステップS257にてストロボ
の充電を行い、充電完了したならばステップS258に
てリターンすることによりレリーズ処理を終了する。
S256へ進みストロボの充電々圧が発光可能なレベル
か否かを判断する。このレベルはストロボ充電、発光回
路の発光回路部分の回路定数に依存するものである。こ
こで判断がNGとなればステップS257にてストロボ
の充電を行い、充電完了したならばステップS258に
てリターンすることによりレリーズ処理を終了する。
【0269】充電々圧が発光可能なレベルならばステッ
プS259へ進み、測距結果が撮影レンズとして所定の
性能が得られる範囲か否か判断し、範囲を越えていると
判断したならばステップS260にて撮影者に対して図
示しない警告表示手段を用いて警告表示を行い、ステッ
プS254に戻る。また、ステップS259にて測距結
果OKと判断してもステップS261にて2Rスイッチ
がオフならばやはりステップS254へ戻る。ステップ
S261にて2Rスイッチのオンが確認されるとステッ
プS262にてステップS253のオートフォーカス演
算の結果であるオートフォーカスレンズ繰り出し量にし
たがってオートフォーカスレンズの繰り出し制御(詳細
は後述)を行う。
プS259へ進み、測距結果が撮影レンズとして所定の
性能が得られる範囲か否か判断し、範囲を越えていると
判断したならばステップS260にて撮影者に対して図
示しない警告表示手段を用いて警告表示を行い、ステッ
プS254に戻る。また、ステップS259にて測距結
果OKと判断してもステップS261にて2Rスイッチ
がオフならばやはりステップS254へ戻る。ステップ
S261にて2Rスイッチのオンが確認されるとステッ
プS262にてステップS253のオートフォーカス演
算の結果であるオートフォーカスレンズ繰り出し量にし
たがってオートフォーカスレンズの繰り出し制御(詳細
は後述)を行う。
【0270】オートフォーカスレンズ繰り出し後ステッ
プS263ではステップS252のAE演算の結果を基
にシャッタの開口制御を行う。ステップS263での露
出制御終了後にはステップS264にてくり出されたオ
ートフォーカスレンズを元にあった位置に戻すレンズリ
セット動作を行う。
プS263ではステップS252のAE演算の結果を基
にシャッタの開口制御を行う。ステップS263での露
出制御終了後にはステップS264にてくり出されたオ
ートフォーカスレンズを元にあった位置に戻すレンズリ
セット動作を行う。
【0271】ステップS265では駆動力伝達機構40
8を制御してフィルム巻上げギヤー520(図43参
照)を選択する。ステップS267ではモータ450を
制御し選択された巻上げギヤー520に駆動力を伝える
ことによりフィルムの1コマ巻上げ動作を行うと同時に
日付等のデータの写し込みも行う(詳細は後述)。
8を制御してフィルム巻上げギヤー520(図43参
照)を選択する。ステップS267ではモータ450を
制御し選択された巻上げギヤー520に駆動力を伝える
ことによりフィルムの1コマ巻上げ動作を行うと同時に
日付等のデータの写し込みも行う(詳細は後述)。
【0272】フィルム1コマ給送後はステップS268
にて駆動力伝達機構408を制御してオートフォーカス
ギヤー522を選択する。ズーム動作の説明でも示した
ようにオートフォーカスレンズ駆動中を除くモータ45
0が駆動力伝達機構408にて被駆動ギヤーを駆動して
いない状態では常にオートフォーカス駆動ギヤー522
を選択している状態にしており、これは撮影者がレリー
ズスイッチ(1Rスイッチ,2Rスイッチ)をオンした
時にスイッチオンから実際に露出が行われるステップS
263までの間の時間を少しでも短縮するべくこのとき
にギヤー選択動作が入らないようにするためである。そ
してステップS268の後、ステップS269にてレリ
ーズ処理を終了し写真が1コマ分撮影されたことにな
る。
にて駆動力伝達機構408を制御してオートフォーカス
ギヤー522を選択する。ズーム動作の説明でも示した
ようにオートフォーカスレンズ駆動中を除くモータ45
0が駆動力伝達機構408にて被駆動ギヤーを駆動して
いない状態では常にオートフォーカス駆動ギヤー522
を選択している状態にしており、これは撮影者がレリー
ズスイッチ(1Rスイッチ,2Rスイッチ)をオンした
時にスイッチオンから実際に露出が行われるステップS
263までの間の時間を少しでも短縮するべくこのとき
にギヤー選択動作が入らないようにするためである。そ
してステップS268の後、ステップS269にてレリ
ーズ処理を終了し写真が1コマ分撮影されたことにな
る。
【0273】次に、上記レリーズ処理を示した図56の
フローチャート中の、AE演算(ステップS252)に
ついて図76のフローチャートを参照して説明する。
フローチャート中の、AE演算(ステップS252)に
ついて図76のフローチャートを参照して説明する。
【0274】上記測光、測距処理のフローチャート中の
ステップS250において、測光データを基に輝度のア
ペックス値Bvが求められている。該Bv値に図76の
フローチャート中のステップS701においてフィルム
感度のアペックス値ステップSvを加えると露光アペッ
クス値Evが求められる。次に現在のズームエンコーダ
値に対応する開放時のFNoアペックス値Avoを求め
る。
ステップS250において、測光データを基に輝度のア
ペックス値Bvが求められている。該Bv値に図76の
フローチャート中のステップS701においてフィルム
感度のアペックス値ステップSvを加えると露光アペッ
クス値Evが求められる。次に現在のズームエンコーダ
値に対応する開放時のFNoアペックス値Avoを求め
る。
【0275】次のステップS703において被写体まで
の距離アペックス値Dvを求める。該Dv値は上記測
光、測距処理ステップS250で求められたオートフォ
ーカスデータを対数短縮する。
の距離アペックス値Dvを求める。該Dv値は上記測
光、測距処理ステップS250で求められたオートフォ
ーカスデータを対数短縮する。
【0276】次のステップS704では図56に示した
フローチャート中のステップS251で求められたスト
ロボ充電々圧を基に、ストロボのガイドナンバーのアペ
ックス値Gvを求める。次にステップS705では上記
露光値Evと上記FNoアペックス値Avoを基に秒時
アペックス値Tvを演算する。
フローチャート中のステップS251で求められたスト
ロボ充電々圧を基に、ストロボのガイドナンバーのアペ
ックス値Gvを求める。次にステップS705では上記
露光値Evと上記FNoアペックス値Avoを基に秒時
アペックス値Tvを演算する。
【0277】ステップS706では該Tv値が予め設定
された手ぶれTv値より高速かどうかの判断を行う。こ
こで、上記Tv値が上記手ぶれTv値よりも高速である
場合ステップS713へ進む。この場合はTv値が十分
高速で上記ストロボ420の発光制御の必要はないので
発光なし処理を行い、この状態を記憶しステップS70
9へ進む。
された手ぶれTv値より高速かどうかの判断を行う。こ
こで、上記Tv値が上記手ぶれTv値よりも高速である
場合ステップS713へ進む。この場合はTv値が十分
高速で上記ストロボ420の発光制御の必要はないので
発光なし処理を行い、この状態を記憶しステップS70
9へ進む。
【0278】次に上記Tv値が上記手ぶれTv値以下で
ある場合には、ステップS707へ進み、充電々圧の判
断を行う。ここでストロボ420のメインコンデンサへ
の充電々圧が予め設定された発光電圧以下であると判断
された場合ステップS708へ進む。ここでは充電NG
の処理を行いこの状態を記憶した後ステップS709へ
進む。尚、この状態ではレリーズはロックされる。
ある場合には、ステップS707へ進み、充電々圧の判
断を行う。ここでストロボ420のメインコンデンサへ
の充電々圧が予め設定された発光電圧以下であると判断
された場合ステップS708へ進む。ここでは充電NG
の処理を行いこの状態を記憶した後ステップS709へ
進む。尚、この状態ではレリーズはロックされる。
【0279】上記充電々圧が上記発光電圧以上である場
合はステップS708から直接ステップS709へ進
む。このステップS709では上記ステップS703で
求めた距離のアペックス値Dv値とステップS704で
求めた上記Gv値を基に発光までの秒時アペックス値演
算をする。この演算は上記ステップS713での発光な
し処理の後でも、またステップS708での充電NG処
理の後でも行う。
合はステップS708から直接ステップS709へ進
む。このステップS709では上記ステップS703で
求めた距離のアペックス値Dv値とステップS704で
求めた上記Gv値を基に発光までの秒時アペックス値演
算をする。この演算は上記ステップS713での発光な
し処理の後でも、またステップS708での充電NG処
理の後でも行う。
【0280】この演算ではアペックス値を対数伸長して
発光秒時を求める。このとき発光秒時が長くなる場合
は、絞りが開放となる開放秒時でまるめられた上記憶さ
れる。
発光秒時を求める。このとき発光秒時が長くなる場合
は、絞りが開放となる開放秒時でまるめられた上記憶さ
れる。
【0281】次にステップS710で上記露光秒時のア
ペックス値Tvより露光秒時を求める。Tv値を対数伸
長することにより求められた露光秒時を記憶しておく。
次のステップS711で発光ありなしの判断をする。発
光ありの場合にはステップS712へ進み、露光秒時の
手ぶれ秒時より長い場合には手ぶれ秒時にまるめる。発
光なしの場合ステップS712の処理は行わずにAE演
算処理を終了する。以上がAEの演算処理である。
ペックス値Tvより露光秒時を求める。Tv値を対数伸
長することにより求められた露光秒時を記憶しておく。
次のステップS711で発光ありなしの判断をする。発
光ありの場合にはステップS712へ進み、露光秒時の
手ぶれ秒時より長い場合には手ぶれ秒時にまるめる。発
光なしの場合ステップS712の処理は行わずにAE演
算処理を終了する。以上がAEの演算処理である。
【0282】次にオートフォーカス演算処理について図
77のフローチャートを参照して説明する。
77のフローチャートを参照して説明する。
【0283】図77に示すフローチャートにおいて、ま
ず、ステップS751において、図56に示すフローチ
ャートのステップS251において求められたオートフ
ォーカス測距値より、カメラから被写体までの距離の逆
数1/Lを求める演算を行う。
ず、ステップS751において、図56に示すフローチ
ャートのステップS251において求められたオートフ
ォーカス測距値より、カメラから被写体までの距離の逆
数1/Lを求める演算を行う。
【0284】次に、ステップS752において上記1/
Lデータが最至近値よりも大になったかどうかを判断
し、ここで1/Lデータが至近以上であればステップS
753へ進み、上記1/Lデータを最至近値へまるめ
る。続いてステップS754へ進み、上記1/Lデータ
を基にして繰り出しパルス数を求める。ここでの演算は
上記1/Lデータの他ズームエンコーダ値も加味した近
似式を用いる。
Lデータが最至近値よりも大になったかどうかを判断
し、ここで1/Lデータが至近以上であればステップS
753へ進み、上記1/Lデータを最至近値へまるめ
る。続いてステップS754へ進み、上記1/Lデータ
を基にして繰り出しパルス数を求める。ここでの演算は
上記1/Lデータの他ズームエンコーダ値も加味した近
似式を用いる。
【0285】次にステップS755では上記ズームエン
コーダ値よりズーミングによる無限遠位置のずれ量であ
るズームピント補正量を演算する。該ズームピント補正
量は繰り出しパルス数相当に換算された値で求められ
る。この後、ステップS756では上記繰り出しパルス
数に上記ズームピント補正量を加えて、新たに繰り出し
パルス数として記憶しておく。
コーダ値よりズーミングによる無限遠位置のずれ量であ
るズームピント補正量を演算する。該ズームピント補正
量は繰り出しパルス数相当に換算された値で求められ
る。この後、ステップS756では上記繰り出しパルス
数に上記ズームピント補正量を加えて、新たに繰り出し
パルス数として記憶しておく。
【0286】次に、露出処理について図78のフローチ
ャートを参照して説明する。
ャートを参照して説明する。
【0287】図56のメインフロー中のステップS26
3の処理である。
3の処理である。
【0288】まず、ステップS801でプランジャー4
31へ通電を開始する。次に、ステップS802でAE
スイッチ430のオン状態のチェックを行う。ここでA
Eスイッチ430がオフの場合にはステップS811へ
進み通電時間のチェックを行う。プランジャー431に
対する通電時間が0.5秒以内であればステップS80
2へ戻り再びAEスイッチ430のチェックを行う。こ
こで、通電後0.5秒以上経過した場合にはステップS
812に進み、プランジャー431の通電を終了させ、
ダメージ処理へ進む。これはプランジャー431の通電
がなされたにもかかわらずシャッターが開かなかったこ
とを示す。
31へ通電を開始する。次に、ステップS802でAE
スイッチ430のオン状態のチェックを行う。ここでA
Eスイッチ430がオフの場合にはステップS811へ
進み通電時間のチェックを行う。プランジャー431に
対する通電時間が0.5秒以内であればステップS80
2へ戻り再びAEスイッチ430のチェックを行う。こ
こで、通電後0.5秒以上経過した場合にはステップS
812に進み、プランジャー431の通電を終了させ、
ダメージ処理へ進む。これはプランジャー431の通電
がなされたにもかかわらずシャッターが開かなかったこ
とを示す。
【0289】次に、ステップS802でAEスイッチ4
30がオン状態となった場合、ステップS803へと進
み、CPU401の内部にあるハードタイマーT1をス
タートさせる。このタイマーT1は、図56メインフロ
ー中のステップS252で求められた露光秒時および発
光秒時の最小分解可能秒時でオーバーフローするように
設定される。次にステップS802へ進みT1のオーバ
ーフローのチェックをする。
30がオン状態となった場合、ステップS803へと進
み、CPU401の内部にあるハードタイマーT1をス
タートさせる。このタイマーT1は、図56メインフロ
ー中のステップS252で求められた露光秒時および発
光秒時の最小分解可能秒時でオーバーフローするように
設定される。次にステップS802へ進みT1のオーバ
ーフローのチェックをする。
【0290】オーバーフロー前である場合にはステップ
S802の処理に戻りウエイト処理を続ける。T1のオ
ーバーフローがあった場合ステップS805へ進み発光
秒時のカウントを行う。次のステップS806で上記発
光秒時のカウントが終了し発光タイミングとなった場合
にはステップS807へ進み、発光処理を行う。
S802の処理に戻りウエイト処理を続ける。T1のオ
ーバーフローがあった場合ステップS805へ進み発光
秒時のカウントを行う。次のステップS806で上記発
光秒時のカウントが終了し発光タイミングとなった場合
にはステップS807へ進み、発光処理を行う。
【0291】ステップS806で発光タイミング前であ
ればステップS808へ進み、やはりステップS252
で求めた露光秒時のカウントを行う。次のステップS8
09で露光が完了したことを判断した場合にはステップ
S810へ進み、露光を完了する。
ればステップS808へ進み、やはりステップS252
で求めた露光秒時のカウントを行う。次のステップS8
09で露光が完了したことを判断した場合にはステップ
S810へ進み、露光を完了する。
【0292】また露光完了前であると判断した場合には
ステップS804へ戻り再びT1のオーバーフローのチ
ェックを行う。
ステップS804へ戻り再びT1のオーバーフローのチ
ェックを行う。
【0293】ここで、上記ステップS806における発
光タイミングと判断された場合の処理を説明する。
光タイミングと判断された場合の処理を説明する。
【0294】ステップS807で上記AE演算中で求め
た発光あり状態のチェックを行う。ここで、発光ありの
場合、上記ストロボ420の発光信号を制御する発光処
理ステップS813へ進み、発光処理終了後ステップS
808へ進み、露光秒時を進める。また発光なしの場合
はステップS807から直接ステップS809へ進む。
た発光あり状態のチェックを行う。ここで、発光ありの
場合、上記ストロボ420の発光信号を制御する発光処
理ステップS813へ進み、発光処理終了後ステップS
808へ進み、露光秒時を進める。また発光なしの場合
はステップS807から直接ステップS809へ進む。
【0295】以上が露光処理のループについての説明で
ある。
ある。
【0296】露光完了後はステップS810でプランジ
ャー431の通電をオフとしてシャッターを閉じる。以
上で露光処理のすべての説明を終了する。
ャー431の通電をオフとしてシャッターを閉じる。以
上で露光処理のすべての説明を終了する。
【0297】次に、オートフォーカスレンズ繰り出し動
作(図56のステップS262)およびオートフォーカ
スレンズリセット動作(図56のステップS264)に
ついてその詳細を述べる。
作(図56のステップS262)およびオートフォーカ
スレンズリセット動作(図56のステップS264)に
ついてその詳細を述べる。
【0298】図57は、本実施例のカメラシステムにお
けるオートフォーカスレンズ繰り出し機構を示した斜視
図である。
けるオートフォーカスレンズ繰り出し機構を示した斜視
図である。
【0299】図中、符号611はピント調節用の撮影レ
ンズであり、図中の矢印の示す如く、光軸中心線を表わ
す一点鎖線と平行に上下方向に動くことによりピント調
節(オートフォーカス繰り出し動作)を行う。この撮影
レンズ611のピント調節の動きはフォーカスカム61
0が光軸中心線をその中心として回動し、フォーカスカ
ム610のカム面にピン613を介して撮影レンズ61
1に伝達される撮影レンズ611はコイルばね612に
より付勢されこのことによりカム面614とピン613
の先端がフォーカスカム610の回動に対し常に接触す
ることになる。
ンズであり、図中の矢印の示す如く、光軸中心線を表わ
す一点鎖線と平行に上下方向に動くことによりピント調
節(オートフォーカス繰り出し動作)を行う。この撮影
レンズ611のピント調節の動きはフォーカスカム61
0が光軸中心線をその中心として回動し、フォーカスカ
ム610のカム面にピン613を介して撮影レンズ61
1に伝達される撮影レンズ611はコイルばね612に
より付勢されこのことによりカム面614とピン613
の先端がフォーカスカム610の回動に対し常に接触す
ることになる。
【0300】図中、符号622は上記駆動力伝達機構4
08のオートフォーカスレンズ駆動用被駆動ギヤー(オ
ートフォーカスギヤー)であり減速用ギヤー615を介
してモータ450の駆動力をフォーカスカム610の回
動力、ひいては撮影レンズ611のピント調節動作とし
て伝える。この撮影レンズ611のピント調節の動きは
図3−aに示したフォトインタラプタ406によりモー
タ450の動きをCPU401でモニタすることにより
撮影レンズ駆動制御が行われる。
08のオートフォーカスレンズ駆動用被駆動ギヤー(オ
ートフォーカスギヤー)であり減速用ギヤー615を介
してモータ450の駆動力をフォーカスカム610の回
動力、ひいては撮影レンズ611のピント調節動作とし
て伝える。この撮影レンズ611のピント調節の動きは
図3−aに示したフォトインタラプタ406によりモー
タ450の動きをCPU401でモニタすることにより
撮影レンズ駆動制御が行われる。
【0301】上述のレリーズシーケンスのオートフォー
カス演算により求められたオートフォーカスレンズ繰り
出し量は、このCPOのパルスカウント(パルス数)を
もって表わされる。また、オートフォーカススイッチ
(AFSW)416は撮影レンズ611の固定枠の一部
をなす突起部616により接片が押されて撮影レンズ6
11が一定の位置にいる時にスイッチオンとなる。
カス演算により求められたオートフォーカスレンズ繰り
出し量は、このCPOのパルスカウント(パルス数)を
もって表わされる。また、オートフォーカススイッチ
(AFSW)416は撮影レンズ611の固定枠の一部
をなす突起部616により接片が押されて撮影レンズ6
11が一定の位置にいる時にスイッチオンとなる。
【0302】図58は、このスイッチのオン/オフと撮
影レンズ611の動きを展開して表わした線図である。
影レンズ611の動きを展開して表わした線図である。
【0303】オートフォーカススイッチのオンからオフ
となるポイント620を基準にして、ここからCPOパ
ルスのカウントを開始し、オートフォーカス演算により
求められた所定のパルス数分撮影レンズをくり出すこと
になる。また、カメラが撮影動作を行わない定常状態で
は撮影レンズ611はオートフォーカススイッチ=オン
621の位置におくものとし、この位置をレンズリセッ
ト位置と呼び、オートフォーカスレンズリセット動作と
は撮影レンズ611をレンズリセット位置まで移動する
ことである。これらのレンズ駆動動作はCPU401内
の図示しないROM内に格納されたプログラムにより処
理され、そのプログラムのフローチャートを図59,図
60に示す。
となるポイント620を基準にして、ここからCPOパ
ルスのカウントを開始し、オートフォーカス演算により
求められた所定のパルス数分撮影レンズをくり出すこと
になる。また、カメラが撮影動作を行わない定常状態で
は撮影レンズ611はオートフォーカススイッチ=オン
621の位置におくものとし、この位置をレンズリセッ
ト位置と呼び、オートフォーカスレンズリセット動作と
は撮影レンズ611をレンズリセット位置まで移動する
ことである。これらのレンズ駆動動作はCPU401内
の図示しないROM内に格納されたプログラムにより処
理され、そのプログラムのフローチャートを図59,図
60に示す。
【0304】このフローチャートにおけるプログラムは
1つのサブルーチンとしてレリーズ処理プログラム(図
56のフローチャート)上でオートフォーカスレンズ繰
り出し(ステップS262)、オートフォーカスレンズ
リセット(ステップS264)として呼び出されること
になる。
1つのサブルーチンとしてレリーズ処理プログラム(図
56のフローチャート)上でオートフォーカスレンズ繰
り出し(ステップS262)、オートフォーカスレンズ
リセット(ステップS264)として呼び出されること
になる。
【0305】まずオートフォーカスレンズ繰り出し動作
では、ステップS300にて処理中に使用するフラグF
LGをクリア(=0)とする。その後ステップS301
にてモータ450を撮影レンズに駆動力が伝わる方向に
回転させる(この方向を正転とする)。
では、ステップS300にて処理中に使用するフラグF
LGをクリア(=0)とする。その後ステップS301
にてモータ450を撮影レンズに駆動力が伝わる方向に
回転させる(この方向を正転とする)。
【0306】次に撮影レンズ611がレンズリセット位
置からぬけたか否か、すなわちオートフォーカススイッ
チ416がオンからオフへ変化したかどうかをチェック
し(ステップS302)、オートフォーカススイッチ=
オフとなるまでモータ450に通電し続ける。このとき
フォトインタラプタ406やモータ450あるいはその
他の機械的な故障により一定時間経過してもオートフォ
ーカススイッチ416の状態が変化しないとか、フォト
インタラプタ406の信号、CPOがない等、異常状態
であることをステップS303にて検知した場合には異
常処理を行うべくステップS327へ進む。
置からぬけたか否か、すなわちオートフォーカススイッ
チ416がオンからオフへ変化したかどうかをチェック
し(ステップS302)、オートフォーカススイッチ=
オフとなるまでモータ450に通電し続ける。このとき
フォトインタラプタ406やモータ450あるいはその
他の機械的な故障により一定時間経過してもオートフォ
ーカススイッチ416の状態が変化しないとか、フォト
インタラプタ406の信号、CPOがない等、異常状態
であることをステップS303にて検知した場合には異
常処理を行うべくステップS327へ進む。
【0307】そして、さらに撮影レンズ611が目標位
置に対する制御範囲に達したかどうかをステップS30
4にてチェックし、制御範囲に入るまでモータ450に
通電し続ける。このときフォトインタラプタ406、モ
ータ450あるいはその他の機械的な部分等の故障によ
り、一定時間が経過しても制御範囲に入らないとか、フ
ォトインタラプタ406の信号CPOがない等、異常状
態であることをステップS305にて検知した場合には
異常処理を行うべくステップS327へ進む。
置に対する制御範囲に達したかどうかをステップS30
4にてチェックし、制御範囲に入るまでモータ450に
通電し続ける。このときフォトインタラプタ406、モ
ータ450あるいはその他の機械的な部分等の故障によ
り、一定時間が経過しても制御範囲に入らないとか、フ
ォトインタラプタ406の信号CPOがない等、異常状
態であることをステップS305にて検知した場合には
異常処理を行うべくステップS327へ進む。
【0308】制御範囲内に入った場合には、最初にフォ
トインタラプタ406のパルスすなわちCPO信号をカ
ウントすることによって得られた撮影レンズ611の移
動量と目標位置とを比較して目標位置の1パルス手前か
どうかをチェックし、1パルス手前であればブレーキを
かけて制御を終了する(ステップS306,ステップS
307,ステップS308)。通常は制御範囲に入った
直後は、目標位置の1パルス手前まで達していないの
で、次に現在の撮影レンズ611の移動速度と現在の移
動量に対応する減速カーブ上の値とを比較する。
トインタラプタ406のパルスすなわちCPO信号をカ
ウントすることによって得られた撮影レンズ611の移
動量と目標位置とを比較して目標位置の1パルス手前か
どうかをチェックし、1パルス手前であればブレーキを
かけて制御を終了する(ステップS306,ステップS
307,ステップS308)。通常は制御範囲に入った
直後は、目標位置の1パルス手前まで達していないの
で、次に現在の撮影レンズ611の移動速度と現在の移
動量に対応する減速カーブ上の値とを比較する。
【0309】この減速カーブ上の値とはCPU401内
の図示しないROM上に予め記憶されているものであ
る。ここで、撮影レンズ611の移動速度はCPOのパ
ルス間隔を計測することによって検出する。移動速度が
減速カーブよりも速い場合には、ステップS309から
ステップS310へ進みさらに減速カーブ+yよりも速
い場合にはステップS311で制御開始直後はFLG=
0なのでステップS312へ進み逆転方向へモータ45
0を駆動させる力を加えて逆転ブレーキをかける。これ
に対し単にブレーキと言う場合には、モータの電圧印加
端子をショートするショートブレーキを示すものとす
る。
の図示しないROM上に予め記憶されているものであ
る。ここで、撮影レンズ611の移動速度はCPOのパ
ルス間隔を計測することによって検出する。移動速度が
減速カーブよりも速い場合には、ステップS309から
ステップS310へ進みさらに減速カーブ+yよりも速
い場合にはステップS311で制御開始直後はFLG=
0なのでステップS312へ進み逆転方向へモータ45
0を駆動させる力を加えて逆転ブレーキをかける。これ
に対し単にブレーキと言う場合には、モータの電圧印加
端子をショートするショートブレーキを示すものとす
る。
【0310】これは撮影レンズ611の移動速度が減速
カーブよりもはるかに速い場合に行われる処理である。
減速カーブに撮影レンズ611の速度が十分に近づけば
ステップS310からステップS313へ進みFLG=
1とするため以後ステップS311にてFLG=1であ
りつづける限り逆転ブレーキは行われなくなる。このよ
うな処理は撮影レンズ611が制御範囲に入った直後
で、かつその速度が速すぎる時のみ逆転ブレーキをかけ
るためである。よってFLG=1となってからはステッ
プS309にて撮影レンズの速度が速いと判断した時に
はステップS310→ステップS313→ステップS3
14と処理が進み、ステップS314にてブレーキをか
けて減速する。遅い場合にはステップS309からステ
ップS315へ進み減速カーブの値からある値xを引
き、これより速いか遅いかの判断をする。速いと判断さ
れた場合はステップS316にてモータをオープン(オ
フ)にし、慣性によって撮影レンズ611を移動させ
る。遅いと判断された場合にはステップS317にて目
標位置の手前3パルス(3パルスに限らない)以内であ
るかどうかを判断する。3パルス以内であれば、制御加
速中であることを認識させるためのフラグを立ててモー
タ450をオンにし(ステップS319)、3パルス以
内でない場合は単純にモータ450をオンにする(ステ
ップS318)。
カーブよりもはるかに速い場合に行われる処理である。
減速カーブに撮影レンズ611の速度が十分に近づけば
ステップS310からステップS313へ進みFLG=
1とするため以後ステップS311にてFLG=1であ
りつづける限り逆転ブレーキは行われなくなる。このよ
うな処理は撮影レンズ611が制御範囲に入った直後
で、かつその速度が速すぎる時のみ逆転ブレーキをかけ
るためである。よってFLG=1となってからはステッ
プS309にて撮影レンズの速度が速いと判断した時に
はステップS310→ステップS313→ステップS3
14と処理が進み、ステップS314にてブレーキをか
けて減速する。遅い場合にはステップS309からステ
ップS315へ進み減速カーブの値からある値xを引
き、これより速いか遅いかの判断をする。速いと判断さ
れた場合はステップS316にてモータをオープン(オ
フ)にし、慣性によって撮影レンズ611を移動させ
る。遅いと判断された場合にはステップS317にて目
標位置の手前3パルス(3パルスに限らない)以内であ
るかどうかを判断する。3パルス以内であれば、制御加
速中であることを認識させるためのフラグを立ててモー
タ450をオンにし(ステップS319)、3パルス以
内でない場合は単純にモータ450をオンにする(ステ
ップS318)。
【0311】以上のようにしてモータ450のオン、オ
フ、ブレーキ、逆転ブレーキの判断をして制御したあ
と、次に撮影レンズ611の移動速度を検出するために
CPOのパルスの立ち上がりを検出する(ステップS3
20)。すなわち、パルスの立ち上がった時点で前回の
パルスの立ち上がりからの時間を計算し、これを撮影レ
ンズ611の移動速度とする(ステップS321)。C
POのパルスの立ち上がりがない場合には、この立ち上
がりのない時間をカウントして一定時間が経過したとす
ると、このときは何らかの原因で目標位置に達する前に
止まってしまったと判断し(ステップS324)、強制
的にモータ450をオンにしてパルスの立ち上がりを待
つ。この一定時間を停止リミッタと呼ぶ。
フ、ブレーキ、逆転ブレーキの判断をして制御したあ
と、次に撮影レンズ611の移動速度を検出するために
CPOのパルスの立ち上がりを検出する(ステップS3
20)。すなわち、パルスの立ち上がった時点で前回の
パルスの立ち上がりからの時間を計算し、これを撮影レ
ンズ611の移動速度とする(ステップS321)。C
POのパルスの立ち上がりがない場合には、この立ち上
がりのない時間をカウントして一定時間が経過したとす
ると、このときは何らかの原因で目標位置に達する前に
止まってしまったと判断し(ステップS324)、強制
的にモータ450をオンにしてパルスの立ち上がりを待
つ。この一定時間を停止リミッタと呼ぶ。
【0312】この停止リミッタにより、このプログラム
は負荷の重い条件に強くなる。停止リミッタは、モータ
電圧の低下や撮影レンズ611の移動上の負荷の増大等
により移動速度がプログラムの速度検出の限界を越え、
誤判断して目標位置に達する前にブレーキをかけて止ま
ってしまった場合に有効な機能となる。停止リミッタの
オン(ステップS325)の後、さらに一定時間が経過
してもCPOのパルスの立ち上がりがない場合には異常
状態であると判断(ステップS326)し、モータ45
0をオフにして異常処理を行うべくステップS327へ
進む。
は負荷の重い条件に強くなる。停止リミッタは、モータ
電圧の低下や撮影レンズ611の移動上の負荷の増大等
により移動速度がプログラムの速度検出の限界を越え、
誤判断して目標位置に達する前にブレーキをかけて止ま
ってしまった場合に有効な機能となる。停止リミッタの
オン(ステップS325)の後、さらに一定時間が経過
してもCPOのパルスの立ち上がりがない場合には異常
状態であると判断(ステップS326)し、モータ45
0をオフにして異常処理を行うべくステップS327へ
進む。
【0313】CPOのパルスが立ち上がると、速度検出
がステップS321にて行われ、この後、制限加速中も
しくは停止リミッタ中であるかどうかの判断がステップ
S322にてなされる。もしそうであれば、モータ45
0をオフまたはモータ450にブレーキをかけ(ステッ
プS323)、そうでなければ、そのまま何もせずに再
びステップS306へ戻り目標位置の1パスル手前かど
うかを判断し、1パルス手前に達したらステップS30
7にてブレーキをかけて撮影レンズ駆動を終了する(ス
テップS308)。1パルス手前に達していない間は、
以上の制御動作が繰り返され、したがって、撮影レンズ
611は減速カーブに沿い目標位置に向かって減速す
る。
がステップS321にて行われ、この後、制限加速中も
しくは停止リミッタ中であるかどうかの判断がステップ
S322にてなされる。もしそうであれば、モータ45
0をオフまたはモータ450にブレーキをかけ(ステッ
プS323)、そうでなければ、そのまま何もせずに再
びステップS306へ戻り目標位置の1パスル手前かど
うかを判断し、1パルス手前に達したらステップS30
7にてブレーキをかけて撮影レンズ駆動を終了する(ス
テップS308)。1パルス手前に達していない間は、
以上の制御動作が繰り返され、したがって、撮影レンズ
611は減速カーブに沿い目標位置に向かって減速す
る。
【0314】図61は、上記撮影レンズ611の減速の
過程を移動量と移動速度で表わした線図である。
過程を移動量と移動速度で表わした線図である。
【0315】この図61において、横軸が撮影レンズ6
11の移動量、縦軸が移動速度である。また減速カーブ
は破線700により、減速カーブから値xを引いたカー
ブは破線701により、さらに減速カーブに値yを加え
たカーブは破線704にそれぞれ示されている。図中、
右上がりの斜線を施された部分はモータ450をオンに
するオン領域で、このオン領域と破線701を境に隣り
合う右下がりの斜線を施された部分はモータ450をオ
ープン(オフ)にするオープン領域である。このオープ
ン領域に上記減速カーブ曲線700,704にはさまれ
た縦線を施された領域がブレーキ領域で、カーブ曲線7
04を境にして白地の逆転ブレーキ領域が隣り合ってい
る。
11の移動量、縦軸が移動速度である。また減速カーブ
は破線700により、減速カーブから値xを引いたカー
ブは破線701により、さらに減速カーブに値yを加え
たカーブは破線704にそれぞれ示されている。図中、
右上がりの斜線を施された部分はモータ450をオンに
するオン領域で、このオン領域と破線701を境に隣り
合う右下がりの斜線を施された部分はモータ450をオ
ープン(オフ)にするオープン領域である。このオープ
ン領域に上記減速カーブ曲線700,704にはさまれ
た縦線を施された領域がブレーキ領域で、カーブ曲線7
04を境にして白地の逆転ブレーキ領域が隣り合ってい
る。
【0316】次に、モータ450の制御動作を、まず、
移動カーブ曲線702の場合で説明する。
移動カーブ曲線702の場合で説明する。
【0317】上記撮影レンズ611を移動して制御範囲
に入ると、このときの速度は減速カーブ+yのカーブ曲
線704よりも速いので、ただちに逆転ブレーキがかか
って減速する。そして該カーブ曲線704よりも遅くな
りブレーキ領域に入ってブレーキがかけられると前述し
たように二度と逆転ブレーキにかけられることはない。
そして、減速カーブ曲線700より遅くなってオープン
領域に入るとモータ450がオフになり、減速カーブ曲
線700より速くなるとブレーキ領域に入る。モータ4
50にブレーキがかかって減速カーブ曲線700よりも
遅くなりオープン領域に入ると、再びモータ450がオ
フする。こうして減速カーブ曲線700に沿って減速し
ていき、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかり目
標位置で停止する。移動カーブ曲線700の場合には、
初期速度が遅いので、制御範囲に入ってもモータ450
のオンが継続され、カーブ曲線701より速くなってオ
ープン領域に入ると、モータ450がオフし、さらに減
速カーブ700より速くなってブレーキ領域に入るとブ
レーキがかかる。そして、ブレーキによって減速されて
いき、オープン領域に入るとオフになる。そして、その
結果がカーブ曲線701より遅くなってオン領域に入る
と、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかって停止
する。
に入ると、このときの速度は減速カーブ+yのカーブ曲
線704よりも速いので、ただちに逆転ブレーキがかか
って減速する。そして該カーブ曲線704よりも遅くな
りブレーキ領域に入ってブレーキがかけられると前述し
たように二度と逆転ブレーキにかけられることはない。
そして、減速カーブ曲線700より遅くなってオープン
領域に入るとモータ450がオフになり、減速カーブ曲
線700より速くなるとブレーキ領域に入る。モータ4
50にブレーキがかかって減速カーブ曲線700よりも
遅くなりオープン領域に入ると、再びモータ450がオ
フする。こうして減速カーブ曲線700に沿って減速し
ていき、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかり目
標位置で停止する。移動カーブ曲線700の場合には、
初期速度が遅いので、制御範囲に入ってもモータ450
のオンが継続され、カーブ曲線701より速くなってオ
ープン領域に入ると、モータ450がオフし、さらに減
速カーブ700より速くなってブレーキ領域に入るとブ
レーキがかかる。そして、ブレーキによって減速されて
いき、オープン領域に入るとオフになる。そして、その
結果がカーブ曲線701より遅くなってオン領域に入る
と、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかって停止
する。
【0318】次に、上記図60に示すフローチャート中
にある制限加速および停止リミッタの動作について、図
62および図63に示すタイムチャートを参照して説明
する。
にある制限加速および停止リミッタの動作について、図
62および図63に示すタイムチャートを参照して説明
する。
【0319】図62,図63は、フォトインタラプタ4
06の出力パルス波形(CPO)と、モータ450のオ
ン、オフ状態を示すタイムチャートである。
06の出力パルス波形(CPO)と、モータ450のオ
ン、オフ状態を示すタイムチャートである。
【0320】CPOのパルス波形のパルス幅はCPU4
01内の図示しない速度検出部にて測定されており、そ
のパルス幅が短ければ撮影レンズ611の移動速度が速
く、長ければ移動速度が遅いということになる。そし
て、モータ450がオンして撮影レンズ611が制御範
囲に入ることによって、モータ450のオン、オフ、ブ
レーキ、逆転ブレーキ等の制御が始まる。
01内の図示しない速度検出部にて測定されており、そ
のパルス幅が短ければ撮影レンズ611の移動速度が速
く、長ければ移動速度が遅いということになる。そし
て、モータ450がオンして撮影レンズ611が制御範
囲に入ることによって、モータ450のオン、オフ、ブ
レーキ、逆転ブレーキ等の制御が始まる。
【0321】今、図62のタイムチャート中、CPOの
パルスの立ち上がり位置(1)での移動速度が減速カー
ブ700から値xを引いたカーブ701の値より速い場
合、図61に示すブレーキ領域あるいはオープン領域で
ある。そして、次のCPOの立ち上がり位置(2)で速
度検出がなされ、その結果、カーブ701より遅いとモ
ータ450がオンする。そして、次のパルスの立ち上が
り位置(3)でも、カーブ701より速い速度に至らな
ければモータ450のオンが継続される。そして、次の
パルスの立ち上がり位置(4)に至り、速度検出の結果
がカーブ701より速くなると、モータ450をオープ
ンにして加速を中止する。この位置(4)は目標位置
(7)の3パルス手前であるが、速度チェックが優先し
てなされるので、カーブ701より速い場合には3パル
ス手前であるかどうかのチェックはこのときなされな
い。
パルスの立ち上がり位置(1)での移動速度が減速カー
ブ700から値xを引いたカーブ701の値より速い場
合、図61に示すブレーキ領域あるいはオープン領域で
ある。そして、次のCPOの立ち上がり位置(2)で速
度検出がなされ、その結果、カーブ701より遅いとモ
ータ450がオンする。そして、次のパルスの立ち上が
り位置(3)でも、カーブ701より速い速度に至らな
ければモータ450のオンが継続される。そして、次の
パルスの立ち上がり位置(4)に至り、速度検出の結果
がカーブ701より速くなると、モータ450をオープ
ンにして加速を中止する。この位置(4)は目標位置
(7)の3パルス手前であるが、速度チェックが優先し
てなされるので、カーブ701より速い場合には3パル
ス手前であるかどうかのチェックはこのときなされな
い。
【0322】次のパルスの立ち上がり位置(5)での速
度検出の結果がカーブ701より遅くなると、このとき
は、当然、目標位置(7)の3パルス手前の範囲内であ
るので、制限加速によるモータ450のオン状態とな
る。そして、次のパルスの立ち上がり位置(6)での速
度検出の後、上記制限加速を中止してモータ450をオ
フにするか、ブレーキをかける。これにより、停止位置
寸前での加速のしすぎによる目標位置のオーバーが防止
される。そして、このとき1パルス手前の位置であれ
ば、直ちにブレーキがかかるので、撮影レンズ611は
目標位置(7)で停止する。
度検出の結果がカーブ701より遅くなると、このとき
は、当然、目標位置(7)の3パルス手前の範囲内であ
るので、制限加速によるモータ450のオン状態とな
る。そして、次のパルスの立ち上がり位置(6)での速
度検出の後、上記制限加速を中止してモータ450をオ
フにするか、ブレーキをかける。これにより、停止位置
寸前での加速のしすぎによる目標位置のオーバーが防止
される。そして、このとき1パルス手前の位置であれ
ば、直ちにブレーキがかかるので、撮影レンズ611は
目標位置(7)で停止する。
【0323】図63のタイムチャート中、パルスの立ち
上がり位置(8)を最後に一定時間以上次のパルスがな
い場合、つまり、制御範囲内で過負荷、電圧低下等によ
りプログラムの速度測定限界を超えた低速となり、この
状態での判断により誤ってレンズ移動を停止させてしま
った場合、強制的にモータ450をオンし、パルスの立
ち上がりがあるまでオンし続ける。ここで、立ち上がり
がさらにある一定時間ないと、異常状態とみなし、モー
タ450をオフして異常処理を行う。立ち上がりがある
と、モータ450をオフにするか、またはブレーキをか
け、再び移動速度を検出してモータ450の制御を行っ
て目標位置へ減速カーブに沿って減速する。これが停止
リミッタで、制御中の過負荷に強くなる。なお、停止リ
ミッタはあくまで非常用であるので極力働かないように
することが望ましい。
上がり位置(8)を最後に一定時間以上次のパルスがな
い場合、つまり、制御範囲内で過負荷、電圧低下等によ
りプログラムの速度測定限界を超えた低速となり、この
状態での判断により誤ってレンズ移動を停止させてしま
った場合、強制的にモータ450をオンし、パルスの立
ち上がりがあるまでオンし続ける。ここで、立ち上がり
がさらにある一定時間ないと、異常状態とみなし、モー
タ450をオフして異常処理を行う。立ち上がりがある
と、モータ450をオフにするか、またはブレーキをか
け、再び移動速度を検出してモータ450の制御を行っ
て目標位置へ減速カーブに沿って減速する。これが停止
リミッタで、制御中の過負荷に強くなる。なお、停止リ
ミッタはあくまで非常用であるので極力働かないように
することが望ましい。
【0324】なお、上記図62,図63に示すタイムチ
ャートにおいて、パルスの立ち上がりからある僅かな一
定時間を経過した後にモータ450がオン、オフしてい
るが、このとき間はCPU401がモータ制御の判断に
要している時間である。制限加速および停止リミッタに
よるモータ450のオフについては、パルスの立ち上が
りにほとんど一致している。
ャートにおいて、パルスの立ち上がりからある僅かな一
定時間を経過した後にモータ450がオン、オフしてい
るが、このとき間はCPU401がモータ制御の判断に
要している時間である。制限加速および停止リミッタに
よるモータ450のオフについては、パルスの立ち上が
りにほとんど一致している。
【0325】次に、オートフォーカスレンズリセット動
作について説明をするが、これは基本的にオートフォー
カスレンズ繰り出し動作とほとんど同じアルゴリズムで
ある。
作について説明をするが、これは基本的にオートフォー
カスレンズ繰り出し動作とほとんど同じアルゴリズムで
ある。
【0326】図59に示すフローチャートにおいて、オ
ートフォーカスレンズリセット動作のプログラムが実行
されるとまずステップS330にてフラグFLG=0に
クリアされる。次にステップS361にて目標パルス数
が設定されるがこのパルス数は図58における符号62
2の部分に相当する。
ートフォーカスレンズリセット動作のプログラムが実行
されるとまずステップS330にてフラグFLG=0に
クリアされる。次にステップS361にて目標パルス数
が設定されるがこのパルス数は図58における符号62
2の部分に相当する。
【0327】次にステップS332にてモータ駆動開始
しステップS333にてオートフォーカススイッチがオ
ンするまで待つ。すなわちレンズリセットの場合にはオ
ートフォーカススイッチ416がオフからオンになった
ところを基点としてCPOパルスカウントしカーブ制御
を行う。このときのリセット位置となる停止目標位置は
図58における符号623となる。
しステップS333にてオートフォーカススイッチがオ
ンするまで待つ。すなわちレンズリセットの場合にはオ
ートフォーカススイッチ416がオフからオンになった
ところを基点としてCPOパルスカウントしカーブ制御
を行う。このときのリセット位置となる停止目標位置は
図58における符号623となる。
【0328】図64は、本実施例のカメラシステムにお
けるフィルムの巻上げおよび巻戻し機構を示した斜視図
である。
けるフィルムの巻上げおよび巻戻し機構を示した斜視図
である。
【0329】フィルム801はパトローネ805から引
き出され、フィルム巻上げスプール802がCCW方向
に回動することにより巻上げられる。巻上げスプール8
02はギヤー列803と噛合しておりさらに駆動力切換
機構808のフィルム巻上げ被駆動ギヤー820に噛合
している。一方パトローネ805の短ハブには巻戻しフ
ォーク804が噛合しておりこの巻戻しフォーク804
をCW方向に回動させることによりフィルム801をパ
トローネ805に引き戻す(収納)することができる。
巻戻しフォーク804はギヤー列807を介して駆動力
切換機構408の巻戻し被駆動ギヤー821と噛合して
いる。巻上げおよび巻戻しの駆動力はいずれも駆動力伝
達機構408を介してモータ450から伝えられるた
め、それぞれの動作状態は前述したモータ450の動作
状態をモニタするフォトインタラプタ406の出力信号
CPOにより検知することができる。
き出され、フィルム巻上げスプール802がCCW方向
に回動することにより巻上げられる。巻上げスプール8
02はギヤー列803と噛合しておりさらに駆動力切換
機構808のフィルム巻上げ被駆動ギヤー820に噛合
している。一方パトローネ805の短ハブには巻戻しフ
ォーク804が噛合しておりこの巻戻しフォーク804
をCW方向に回動させることによりフィルム801をパ
トローネ805に引き戻す(収納)することができる。
巻戻しフォーク804はギヤー列807を介して駆動力
切換機構408の巻戻し被駆動ギヤー821と噛合して
いる。巻上げおよび巻戻しの駆動力はいずれも駆動力伝
達機構408を介してモータ450から伝えられるた
め、それぞれの動作状態は前述したモータ450の動作
状態をモニタするフォトインタラプタ406の出力信号
CPOにより検知することができる。
【0330】また同図における818は、日付等のデー
タ写し込み用LEDでフィルム801に発光面が対向す
るように設置され途中結像レンズ806を介してフィル
ム801上にLEDの光が結像される。
タ写し込み用LEDでフィルム801に発光面が対向す
るように設置され途中結像レンズ806を介してフィル
ム801上にLEDの光が結像される。
【0331】ここで巻上げ動作についてその詳細を図6
5に示すフローチャートを参照して説明する。
5に示すフローチャートを参照して説明する。
【0332】まずステップS410にてDT−CPU4
17への写し込みタイミング信号PTM(409e)を
“H”レベルに確定しておく。ステップS411ではE
EPROM407からシリアル通信回線409a,b,
cを介して撮影済コマ数を読み出し、CPU401の図
示しないRAM上のKにストアする。ステップS412
では各コマ数に対応した写し込み文字1文字当りのイン
ターバルパルス数がEEPROM407にストアされて
いるのでKに応じた値をシリアル通信回線を介して読み
出しCPU401のRAM上のITVPにストアする。
ここでインターバルパルス数について説明する。フィル
ム巻上げ機構は図64に示したようにフィルム801は
スプール802に巻き取られるようになっている。よっ
てスプール802に巻き取られるフィルムの量に応じて
フィルム801を巻き取るスプール径は変化する。これ
は言いかえるとフォトインタラプタ羽根550とフォト
インタラプタ406によって発生するモータ450の回
転を検出したCPUパルス信号の1パルス当りのフィル
ム巻き上げ量が変化していくことになる。
17への写し込みタイミング信号PTM(409e)を
“H”レベルに確定しておく。ステップS411ではE
EPROM407からシリアル通信回線409a,b,
cを介して撮影済コマ数を読み出し、CPU401の図
示しないRAM上のKにストアする。ステップS412
では各コマ数に対応した写し込み文字1文字当りのイン
ターバルパルス数がEEPROM407にストアされて
いるのでKに応じた値をシリアル通信回線を介して読み
出しCPU401のRAM上のITVPにストアする。
ここでインターバルパルス数について説明する。フィル
ム巻上げ機構は図64に示したようにフィルム801は
スプール802に巻き取られるようになっている。よっ
てスプール802に巻き取られるフィルムの量に応じて
フィルム801を巻き取るスプール径は変化する。これ
は言いかえるとフォトインタラプタ羽根550とフォト
インタラプタ406によって発生するモータ450の回
転を検出したCPUパルス信号の1パルス当りのフィル
ム巻き上げ量が変化していくことになる。
【0333】今ここでCPOパルス信号1パルス当りの
フィルム801の走行量xはスプール802を含むモー
タ450の駆動軸からのギヤー列の減速比をi、フィル
ム801の厚さをt、スプール802の径をrS 、スプ
ール802に巻き取られたフィルム801の長さをlF
、フォトインタラプタ羽根550が1周することによ
り発生するCPOパルス信号のパルス数をNとすると、 として求まる。
フィルム801の走行量xはスプール802を含むモー
タ450の駆動軸からのギヤー列の減速比をi、フィル
ム801の厚さをt、スプール802の径をrS 、スプ
ール802に巻き取られたフィルム801の長さをlF
、フォトインタラプタ羽根550が1周することによ
り発生するCPOパルス信号のパルス数をNとすると、 として求まる。
【0334】ここでフィルム801の長さlF は撮影済
みコマ数(巻き取られ済みコマ数1をK、フィルム80
1のパーフォレーションピッチをPF とし、1コマ当り
のフィルム801の走行量をパーフォレーションで換算
し、8パーフォレーションとすれば、 として求まる。
みコマ数(巻き取られ済みコマ数1をK、フィルム80
1のパーフォレーションピッチをPF とし、1コマ当り
のフィルム801の走行量をパーフォレーションで換算
し、8パーフォレーションとすれば、 として求まる。
【0335】よって上記(1),(2)式より、 となる。
【0336】ここでi・およびN,PF ,rS ,tは定
数とすることができ、またフィルム1コマ以内のxの変
化分を無視して一定と考えればxはKの関数として求ま
る。
数とすることができ、またフィルム1コマ以内のxの変
化分を無視して一定と考えればxはKの関数として求ま
る。
【0337】さらに図66,図67に示すように写し込
み文字1文字分のフィルム801上でのインターバルを
1パーフォレーションピッチの8分割と考えると、これ
をCPOパルス信号に換算し、NC とすれば上記(3)
式より、 として求まる。なお、上記図67は、図66に示すパー
フォレーション部を拡大して示した正面図である。
み文字1文字分のフィルム801上でのインターバルを
1パーフォレーションピッチの8分割と考えると、これ
をCPOパルス信号に換算し、NC とすれば上記(3)
式より、 として求まる。なお、上記図67は、図66に示すパー
フォレーション部を拡大して示した正面図である。
【0338】横軸をコマ数Kとし縦軸に写し込み文字1
文字当りのインターバルフォトインタラプタパルス数N
C をとれば図68に示すような関係になる。このNC の
値を各コマごとにEEPROM407に予め記憶させて
おき、撮影済コマ数Kの値に応じてITVPとして求め
る。
文字当りのインターバルフォトインタラプタパルス数N
C をとれば図68に示すような関係になる。このNC の
値を各コマごとにEEPROM407に予め記憶させて
おき、撮影済コマ数Kの値に応じてITVPとして求め
る。
【0339】図65の“フィルム巻上げ”のフローチャ
ートの説明に戻る。
ートの説明に戻る。
【0340】ステップS13では1コマ分のパルス数を
求めそれをメモリ1KPに設定する。図66,図67に
みられるように1コマ分のフィルム走行量は8パーフォ
レーション分で写し込み文字1文字当りのインターバル
は1パーフォレーションの8分割であるから1コマ当り
のCPOパルス数は、 として求まる。
求めそれをメモリ1KPに設定する。図66,図67に
みられるように1コマ分のフィルム走行量は8パーフォ
レーション分で写し込み文字1文字当りのインターバル
は1パーフォレーションの8分割であるから1コマ当り
のCPOパルス数は、 として求まる。
【0341】したがって、ステップS413では上記
(5)式より1KPを求めている。ステップS414で
は写し込み開始タイミングをフォトインタラプタパルス
数として求めている。本実施例ではITVP×16(2
パーフォレーション)としておりこれをCPU401の
RAMステップSTRPに設定している。ステップS4
15ではフォトインタラプタ406の赤外LEDを点灯
させステップS416にてモータ450を駆動開始し巻
上げ動作を開始する。ここで駆動力伝達機構408は巻
上げ用被駆動ギヤーが予め選択されているものとする。
これとほぼ同時にステップS417にてCPOパルスを
カウントするためのCPU401内の図示しないカウン
タのカウント動作を開始させる。
(5)式より1KPを求めている。ステップS414で
は写し込み開始タイミングをフォトインタラプタパルス
数として求めている。本実施例ではITVP×16(2
パーフォレーション)としておりこれをCPU401の
RAMステップSTRPに設定している。ステップS4
15ではフォトインタラプタ406の赤外LEDを点灯
させステップS416にてモータ450を駆動開始し巻
上げ動作を開始する。ここで駆動力伝達機構408は巻
上げ用被駆動ギヤーが予め選択されているものとする。
これとほぼ同時にステップS417にてCPOパルスを
カウントするためのCPU401内の図示しないカウン
タのカウント動作を開始させる。
【0342】ステップS418ではまず写し込み開始位
置(ステップSTRP)までのパルスをカウントし、カ
ウント値≧ステップSTRPとなったならばステップS
19へ進む。ステップS419ではメモリ上のハープカ
ウンタNを0に初期化する。ステップS420では、 の判定をし、写し込みインターバルをつくる。
置(ステップSTRP)までのパルスをカウントし、カ
ウント値≧ステップSTRPとなったならばステップS
19へ進む。ステップS419ではメモリ上のハープカ
ウンタNを0に初期化する。ステップS420では、 の判定をし、写し込みインターバルをつくる。
【0343】ステップS420にて上記(6)式が成立
したならばステップS421へ進みNをインクリメント
する。このNはDT−CPU417への写し込みタイミ
ング信号の発生数を示す。ステップS422ではDT−
CPU417へのタイミング信号PTMに所定時間tP
だけ“Low”レベルを出力する。ステップS423で
はN>7となるまでステップS420→ステップS42
1→ステップS422→ステップS423→ステップS
420というループを繰り返し、これにより図69に示
すようにDT−CPU417に対してPTM信号に8回
“Low”信号を送りこれをもって写し込みタイミング
信号としている。
したならばステップS421へ進みNをインクリメント
する。このNはDT−CPU417への写し込みタイミ
ング信号の発生数を示す。ステップS422ではDT−
CPU417へのタイミング信号PTMに所定時間tP
だけ“Low”レベルを出力する。ステップS423で
はN>7となるまでステップS420→ステップS42
1→ステップS422→ステップS423→ステップS
420というループを繰り返し、これにより図69に示
すようにDT−CPU417に対してPTM信号に8回
“Low”信号を送りこれをもって写し込みタイミング
信号としている。
【0344】ステップS424では1コマ分のパルスを
カウントしており1コマ分のパルス1KPカウント終了
したならばステップS425にてモータ450を停止し
ステップS426にて撮影済コマ数Kの値をインクリメ
ントしそのKの値をシリアル通信回線を通じてEEPR
OM407にストアして巻上げサブルーチンをリターン
する。なおDT−CPU417がPTM信号を受け取り
写し込みLED818を点灯させる処理については後述
する。
カウントしており1コマ分のパルス1KPカウント終了
したならばステップS425にてモータ450を停止し
ステップS426にて撮影済コマ数Kの値をインクリメ
ントしそのKの値をシリアル通信回線を通じてEEPR
OM407にストアして巻上げサブルーチンをリターン
する。なおDT−CPU417がPTM信号を受け取り
写し込みLED818を点灯させる処理については後述
する。
【0345】次に、図71(a),(b),(c)のタ
イムチャートおよび図42に示す電気回路図に基いて、
CPU401とDT−CPU417の通信方法について
説明する。
イムチャートおよび図42に示す電気回路図に基いて、
CPU401とDT−CPU417の通信方法について
説明する。
【0346】尚、図上におけるデータの通信方向は、便
宜上、斜線で示される部分がDT−CPU417からC
PU401への通信であり、他はCPU401からDT
−CPU417への通信であるものとする。
宜上、斜線で示される部分がDT−CPU417からC
PU401への通信であり、他はCPU401からDT
−CPU417への通信であるものとする。
【0347】通信は、CPU401がDCENラインを
ハイレベル(Hi)からローレベル(Lo)へ設定する
ことで開始される。通信要求は、CPU401からのみ
発生するので、CPU401とDT−CPU417の関
係は、マスタとスレーブの関係が保たれている。
ハイレベル(Hi)からローレベル(Lo)へ設定する
ことで開始される。通信要求は、CPU401からのみ
発生するので、CPU401とDT−CPU417の関
係は、マスタとスレーブの関係が保たれている。
【0348】DCENラインをLoに設定した後、所定
の時間待機してから、CPU401はステップSCLK
a−aの信号に同期して、ステップSDATAa−b上
に制御コマンドを出力する。待機時間は、DT−CPU
417の処理速度を考慮して決定される。制御コマンド
は、DT−CPU417が通信モードの識別をするため
に使用される。したがって、どの通信モードにおいて
も、制御コマンドは通信データの先頭に位置する。
の時間待機してから、CPU401はステップSCLK
a−aの信号に同期して、ステップSDATAa−b上
に制御コマンドを出力する。待機時間は、DT−CPU
417の処理速度を考慮して決定される。制御コマンド
は、DT−CPU417が通信モードの識別をするため
に使用される。したがって、どの通信モードにおいて
も、制御コマンドは通信データの先頭に位置する。
【0349】図71(a)および図42を参照して、通
信モードAについて説明する。
信モードAについて説明する。
【0350】CPU401は、1番目のデータとして、
通信モードAに対応するコードを制御コマンドとして出
力する。次に、カメラの状態を示すコードを含むデータ
を出力する。このカメラ状態データにより、DT−CP
U417はCPU401が通常動作であるか、或いはス
タンバイモードに入ろうとしているかを判定することが
できる。
通信モードAに対応するコードを制御コマンドとして出
力する。次に、カメラの状態を示すコードを含むデータ
を出力する。このカメラ状態データにより、DT−CP
U417はCPU401が通常動作であるか、或いはス
タンバイモードに入ろうとしているかを判定することが
できる。
【0351】CPU401が2つのデータ出力を完了す
ると、DT−CPU417は、表示回路432上に表示
するために必要な6つのデータを、CPU401へ出力
する。このデータ出力後、チェックコードを出力してデ
ータ出力は終了する。CPU401は、上記チェックコ
ードを入力することで通信動作は終了したものと判断
し、DCENラインをLoからHiへ設定する。どの通
信モードも、チェックコードをCPU401が入力する
ことで終了する構成となっている。
ると、DT−CPU417は、表示回路432上に表示
するために必要な6つのデータを、CPU401へ出力
する。このデータ出力後、チェックコードを出力してデ
ータ出力は終了する。CPU401は、上記チェックコ
ードを入力することで通信動作は終了したものと判断
し、DCENラインをLoからHiへ設定する。どの通
信モードも、チェックコードをCPU401が入力する
ことで終了する構成となっている。
【0352】次に6つのデータについて説明する。
【0353】表示制御データは、表示回路432上の表
示方法を示すデータである。表示制御データに続いて、
“年”、“月”、“日”、“時”、“分”を示すデータ
が出力される。5つのデータは、DT−CPU417内
部で発生する図示しない時計用基準クロックをカウント
する計時カウンタの内容を示している。CPU401
は、5つのデータのうち何れを表示回路432上に表示
すべきか(表示モード)は、表示制御データの上位4ビ
ットで示されている。表示回路432は図72に示すよ
うに写し込みに関するこれらのデータは6ケタの7セグ
メント表示で表示される。
示方法を示すデータである。表示制御データに続いて、
“年”、“月”、“日”、“時”、“分”を示すデータ
が出力される。5つのデータは、DT−CPU417内
部で発生する図示しない時計用基準クロックをカウント
する計時カウンタの内容を示している。CPU401
は、5つのデータのうち何れを表示回路432上に表示
すべきか(表示モード)は、表示制御データの上位4ビ
ットで示されている。表示回路432は図72に示すよ
うに写し込みに関するこれらのデータは6ケタの7セグ
メント表示で表示される。
【0354】図79は、上記データと表示モードの対応
を示した表である。
を示した表である。
【0355】このデータは、DT−CPU417がフィ
ルム801上へ日付データを写し込む時の写し込みモー
ドも示している。この表示モードは、DT−CPU41
7に接続されたMODEスイッチ433をオンするごと
に“1”→“2”→…→“5”→“1”のように変更さ
れる。
ルム801上へ日付データを写し込む時の写し込みモー
ドも示している。この表示モードは、DT−CPU41
7に接続されたMODEスイッチ433をオンするごと
に“1”→“2”→…→“5”→“1”のように変更さ
れる。
【0356】次に、下位4ビットのデータについて説明
する。表示回路432の6桁の表示のうちで、CPU4
01が何れの桁を点滅すべきか(点滅モード)を、この
4ビットデータは示している。
する。表示回路432の6桁の表示のうちで、CPU4
01が何れの桁を点滅すべきか(点滅モード)を、この
4ビットデータは示している。
【0357】図80は、上記データと点滅モードの対応
を示した表である。
を示した表である。
【0358】この表において、斜線部で示される桁が点
滅するものとする。この点滅モードは、DT−CPU4
17に接続されたステップSELスイッチ435をオン
するごとに、“1”→“2”→“3”→“4”→“1”
のように変更される。
滅するものとする。この点滅モードは、DT−CPU4
17に接続されたステップSELスイッチ435をオン
するごとに、“1”→“2”→“3”→“4”→“1”
のように変更される。
【0359】撮影者は、ステップSELスイッチ435
を操作して、所望の桁を点滅状態にする。そして、同じ
くDT−CPU417に接続されたADJスイッチ43
4を操作すると、DT−CPU417は、点滅する桁に
相当する計時カウンタの内容を変更すると共に、CPU
401には変更したデータを出力する。したがって、撮
影者は、表示回路432で確認しながら日付データの変
更が可能となる。
を操作して、所望の桁を点滅状態にする。そして、同じ
くDT−CPU417に接続されたADJスイッチ43
4を操作すると、DT−CPU417は、点滅する桁に
相当する計時カウンタの内容を変更すると共に、CPU
401には変更したデータを出力する。したがって、撮
影者は、表示回路432で確認しながら日付データの変
更が可能となる。
【0360】次に、図71(b)および図42を参照し
て、通信モードBについて説明する。
て、通信モードBについて説明する。
【0361】CPU401は、1番目のデータとして通
信モードBに対応するコードを制御コマンドとして出力
する。次いで、DT−CPU417が、フィルム801
上に日付データを写し込む時に必要な制御パラメータ
を、2バイト出力する。制御パラメータのデータ内容を
図81に示す。
信モードBに対応するコードを制御コマンドとして出力
する。次いで、DT−CPU417が、フィルム801
上に日付データを写し込む時に必要な制御パラメータ
を、2バイト出力する。制御パラメータのデータ内容を
図81に示す。
【0362】日付データの1桁分の写し込み時間(すな
わち7セグメントLEDの発光時間)は、制御パラメー
タ2の写し込み基準時間と制御パラメータ2の、上位ニ
ブルのフィルム感度係数により決定する。ステップST
DTM×FステップSK=発光時間となる。
わち7セグメントLEDの発光時間)は、制御パラメー
タ2の写し込み基準時間と制御パラメータ2の、上位ニ
ブルのフィルム感度係数により決定する。ステップST
DTM×FステップSK=発光時間となる。
【0363】制御パラメータ2の下位ニブルの写し込み
フォーマットは、日付データを下位桁より写し込みを開
始するか、或いは上位桁より写し込みを開始するか選択
するために使用される。これは、7セグメントLEDの
位置と、フィルム801の移動方向によって決定される
データである。
フォーマットは、日付データを下位桁より写し込みを開
始するか、或いは上位桁より写し込みを開始するか選択
するために使用される。これは、7セグメントLEDの
位置と、フィルム801の移動方向によって決定される
データである。
【0364】次に、図71(c)および図42を参照し
て、通信モードCについて説明する。
て、通信モードCについて説明する。
【0365】このCモードでは、通信モードCに対応す
るコードを制御コードして、CPU401が出力するだ
けの通信モードである。通信モードCは、CPU401
がフィルムの巻上げをする直前に実施されるモードなの
で、DT−CPU417は、この通信を受信することで
巻上げのタイミングを検知することができる。
るコードを制御コードして、CPU401が出力するだ
けの通信モードである。通信モードCは、CPU401
がフィルムの巻上げをする直前に実施されるモードなの
で、DT−CPU417は、この通信を受信することで
巻上げのタイミングを検知することができる。
【0366】次に、図73のフローチャートを参照し
て、本実施例のカメラシステムにおけるDT−CPU4
17の動作を説明する。
て、本実施例のカメラシステムにおけるDT−CPU4
17の動作を説明する。
【0367】ステップS501では、DT−CPU41
7が電源オンでリセットされた後、初期化動作を行う。
この初期化では、写し込みデータとして使用される計時
カウンタへ所定のデータを入力する。次いで、ステップ
S502では、DT−CPU417が停止モードに設定
される。停止モード中は、発振子のクロックをカウント
する時計タイマと割込み機能のみが、動作可能である低
消費電力モードである。時計タイマは、1秒間隔でオー
バーフローする。このオーバーフローは、割込み信号の
1つである。
7が電源オンでリセットされた後、初期化動作を行う。
この初期化では、写し込みデータとして使用される計時
カウンタへ所定のデータを入力する。次いで、ステップ
S502では、DT−CPU417が停止モードに設定
される。停止モード中は、発振子のクロックをカウント
する時計タイマと割込み機能のみが、動作可能である低
消費電力モードである。時計タイマは、1秒間隔でオー
バーフローする。このオーバーフローは、割込み信号の
1つである。
【0368】したがって、この割込み信号を基準クロッ
クとして5つの計時カウンタ(分、時、日、月、年)を
カウントアップすることで、日付データが作成される。
故に、時計タイマによる割込みが発生すると、ステップ
S503およびステップS504の処理により、計時カ
ウンタは更新される。カウンタの更新が終了すると、ス
テップS502へ移行して停止モードに設定される。
クとして5つの計時カウンタ(分、時、日、月、年)を
カウントアップすることで、日付データが作成される。
故に、時計タイマによる割込みが発生すると、ステップ
S503およびステップS504の処理により、計時カ
ウンタは更新される。カウンタの更新が終了すると、ス
テップS502へ移行して停止モードに設定される。
【0369】CPU401は、動作状態になると定期的
にDT−CPU417へ通信を行う。すなわち、DCE
NラインをHiからLoへ設定する。このDCENライ
ンの変化によって通信割込みが発生し、ステップS50
5およびステップS506の処理へ移行する。ステップ
S506では、各通信モードに対応した処理を行う。
にDT−CPU417へ通信を行う。すなわち、DCE
NラインをHiからLoへ設定する。このDCENライ
ンの変化によって通信割込みが発生し、ステップS50
5およびステップS506の処理へ移行する。ステップ
S506では、各通信モードに対応した処理を行う。
【0370】ステップS507,ステップS508およ
びステップS509の処理では、DT−CPU417に
接続された3つのスイッチ(MOD,ADJ,ステップ
SEL)433,434および435の状態の判断を行
う。何れかのスイッチが操作されている場合は、ステッ
プS510へ移行する。そして、各スイッチに対応する
処理を行う。MODスイッチ433が操作された場合
は、写し込みモードの変更およびCPU401へ送出す
る表示制御データの変更を行う。また、ステップSEL
スイッチ435が操作された場合は、日付データの修正
状態へモードを設定すると共に、修正する桁の選択をす
る。そして、選択された桁を点滅させるために表示制御
データの変更をする。さらに、ADJスイッチ434が
操作された場合は、選択された桁に対応する計時カウン
タの内容を修正する。
びステップS509の処理では、DT−CPU417に
接続された3つのスイッチ(MOD,ADJ,ステップ
SEL)433,434および435の状態の判断を行
う。何れかのスイッチが操作されている場合は、ステッ
プS510へ移行する。そして、各スイッチに対応する
処理を行う。MODスイッチ433が操作された場合
は、写し込みモードの変更およびCPU401へ送出す
る表示制御データの変更を行う。また、ステップSEL
スイッチ435が操作された場合は、日付データの修正
状態へモードを設定すると共に、修正する桁の選択をす
る。そして、選択された桁を点滅させるために表示制御
データの変更をする。さらに、ADJスイッチ434が
操作された場合は、選択された桁に対応する計時カウン
タの内容を修正する。
【0371】ステップS502では、時計タイマがオー
バーフローしていないかを判断する。オーバーフローし
ている時は、計時カウンタを更新するために、ステップ
S503の処理が実行される。そして、ステップS50
4では、DCENラインの状態より通信要求されている
か判断する。DCENラインがHiならばステップS5
07へ、LoならばステップS514へそれぞれ移行す
る。
バーフローしていないかを判断する。オーバーフローし
ている時は、計時カウンタを更新するために、ステップ
S503の処理が実行される。そして、ステップS50
4では、DCENラインの状態より通信要求されている
か判断する。DCENラインがHiならばステップS5
07へ、LoならばステップS514へそれぞれ移行す
る。
【0372】このステップS514では、各通信モード
に対応した処理を行う。そして、ステップS515で
は、カメラの状態を示すコードからCPU401の動作
状態を判定する。ここで、CPU401がスタンバイモ
ードへ入ろうとしている時は、ステップS502へ移行
して消費電力を減少させる。一方、ステップS515に
てスタンバイモードでないときは、ステップS516へ
移行する。そして、通信モードBにより制御パラメータ
が入力されたときは、ステップS517へ移行する。
に対応した処理を行う。そして、ステップS515で
は、カメラの状態を示すコードからCPU401の動作
状態を判定する。ここで、CPU401がスタンバイモ
ードへ入ろうとしている時は、ステップS502へ移行
して消費電力を減少させる。一方、ステップS515に
てスタンバイモードでないときは、ステップS516へ
移行する。そして、通信モードBにより制御パラメータ
が入力されたときは、ステップS517へ移行する。
【0373】このステップS517では、制御パラメー
タに含まれるステップSTDTMとFステップSKの積
を、写し込み用7セグメントLED818の発光時間制
御のために算出する。この値をTオンとする。次に、写
し込みモードに応じて、計時カウンタより写し込む日付
データに対応するカウンタの値を読出す。この値を7セ
グメントLED点灯用のデータへ変換する。このデータ
は、数字以外のデータも含んだ8バイトのデータ(DA
T61〜DATA8)である。数字以外のデータの例を
図70に示す。90年9月15日を図示の如く写し込む
とき、図中“s”で示された部位もLED点灯用のデー
タとして扱われる。
タに含まれるステップSTDTMとFステップSKの積
を、写し込み用7セグメントLED818の発光時間制
御のために算出する。この値をTオンとする。次に、写
し込みモードに応じて、計時カウンタより写し込む日付
データに対応するカウンタの値を読出す。この値を7セ
グメントLED点灯用のデータへ変換する。このデータ
は、数字以外のデータも含んだ8バイトのデータ(DA
T61〜DATA8)である。数字以外のデータの例を
図70に示す。90年9月15日を図示の如く写し込む
とき、図中“s”で示された部位もLED点灯用のデー
タとして扱われる。
【0374】そして、ステップS510では、通信モー
ドCにより、CPU401が写し込み要求をしているか
を判断する。要求がある場合は、ステップS511のサ
ブルーチン“写し込み”が実行される。
ドCにより、CPU401が写し込み要求をしているか
を判断する。要求がある場合は、ステップS511のサ
ブルーチン“写し込み”が実行される。
【0375】次に、図74を参照して、サブルーチン
“写し込み”について説明する。
“写し込み”について説明する。
【0376】ステップ551では、写し込み禁止モード
であるかを判断する。禁止モードの場合はリターンす
る。CPU401がフィルム801の巻上げを開始する
と所定のタイミングでPTMに図69に示したような写
し込みタイミング信号を発生する。ステップS552で
はPTM信号の“High”から“Low”レベルの変
化すなわち立ち下がりエッジを検出する。PTMの立ち
下がりエッジを検出したならばステップS553へ進み
7セグメントLED点灯用のデータを、DT−CPU4
17の出力ポートより出力する。これにより、文字1つ
分の写し込みが行われる。
であるかを判断する。禁止モードの場合はリターンす
る。CPU401がフィルム801の巻上げを開始する
と所定のタイミングでPTMに図69に示したような写
し込みタイミング信号を発生する。ステップS552で
はPTM信号の“High”から“Low”レベルの変
化すなわち立ち下がりエッジを検出する。PTMの立ち
下がりエッジを検出したならばステップS553へ進み
7セグメントLED点灯用のデータを、DT−CPU4
17の出力ポートより出力する。これにより、文字1つ
分の写し込みが行われる。
【0377】ステップS554ではタイマカウンタを初
期化した後、カウントアップを開始する。そして写し込
み時間(Tオン)の間、ステップS555で待機する。
そしてこのステップS555でLEDを消灯して数字1
つ分の写し込みは終了する。次いでステップS557で
は8バイト分(8文字分)のデータの写し込みが終了し
たかを判定する。以上のステップS552〜ステップS
557の処理によりDATA61〜DATA8までのデ
ータが順番に写し込まれる。
期化した後、カウントアップを開始する。そして写し込
み時間(Tオン)の間、ステップS555で待機する。
そしてこのステップS555でLEDを消灯して数字1
つ分の写し込みは終了する。次いでステップS557で
は8バイト分(8文字分)のデータの写し込みが終了し
たかを判定する。以上のステップS552〜ステップS
557の処理によりDATA61〜DATA8までのデ
ータが順番に写し込まれる。
【0378】次に、図75のフローチャートを参照し
て、本実施例のカメラシステムにおけるCPU401の
動作を説明する。
て、本実施例のカメラシステムにおけるCPU401の
動作を説明する。
【0379】まず、ステップS601では、CPU40
1が電源オンでリセットされた後、初期化動作を行う。
ステップS602では所定の充電電圧になるまでストロ
ボ充電発光回路420へ充電指示信号ステップSCHG
23を出力して充電を行う。ステップS603では、2
つのタイマの設定を行うと共に、タイマのカウントを開
始する。
1が電源オンでリセットされた後、初期化動作を行う。
ステップS602では所定の充電電圧になるまでストロ
ボ充電発光回路420へ充電指示信号ステップSCHG
23を出力して充電を行う。ステップS603では、2
つのタイマの設定を行うと共に、タイマのカウントを開
始する。
【0380】上記2つのタイマのうち、1つは表示タイ
マである。このタイマは、撮影者がカメラのスイッチを
操作するごとに初期化される。そして所定時間(例えば
30秒)の間、スイッチの操作がなくてタイマカウンタ
がオーバーフローすると、CPU401は電力消費を減
らすために、スタンバイモードに設定される。もう1つ
のタイマは100msecタイマであり、周期的にDT−C
PU417から日付データを入力するための同期信号と
して使用される。
マである。このタイマは、撮影者がカメラのスイッチを
操作するごとに初期化される。そして所定時間(例えば
30秒)の間、スイッチの操作がなくてタイマカウンタ
がオーバーフローすると、CPU401は電力消費を減
らすために、スタンバイモードに設定される。もう1つ
のタイマは100msecタイマであり、周期的にDT−C
PU417から日付データを入力するための同期信号と
して使用される。
【0381】ステップS604では、上記表示タイマが
オーバーフローしていないかを判断する。オーバーフロ
ーして表示タイマが終了したならば、ステップS609
へ移行する。このステップS609では、通信モードA
の通信を行う。そして、ここではカメラの状態データ
で、CPU401はスタンバイモードに入ることを表わ
す。
オーバーフローしていないかを判断する。オーバーフロ
ーして表示タイマが終了したならば、ステップS609
へ移行する。このステップS609では、通信モードA
の通信を行う。そして、ここではカメラの状態データ
で、CPU401はスタンバイモードに入ることを表わ
す。
【0382】ステップS610では、スタンバイモード
であることを撮影者に告知するため、全ての表示を消灯
する。ステップS611では、割込みの許可を行った
後、CPU401はスタンバイモードになり、動作は停
止する。動作の開始は、撮影者がスイッチを操作して割
込み信号を発生させればよい。割込み信号が発生する
と、スタンバイモードは解除され、CPU401は、再
びステップS603から動作を開始する。
であることを撮影者に告知するため、全ての表示を消灯
する。ステップS611では、割込みの許可を行った
後、CPU401はスタンバイモードになり、動作は停
止する。動作の開始は、撮影者がスイッチを操作して割
込み信号を発生させればよい。割込み信号が発生する
と、スタンバイモードは解除され、CPU401は、再
びステップS603から動作を開始する。
【0383】上記ステップS604において、表示タイ
マがオーバーフローしていない場合は、ステップS60
4からステップS605へ進む。このステップS605
では、100msecタイマがオーバーフローしていないか
を判断する。ここで、オーバーフローして終了している
時は、ステップS606へ進み、終了していない時は後
述するステップS612へ進む。
マがオーバーフローしていない場合は、ステップS60
4からステップS605へ進む。このステップS605
では、100msecタイマがオーバーフローしていないか
を判断する。ここで、オーバーフローして終了している
時は、ステップS606へ進み、終了していない時は後
述するステップS612へ進む。
【0384】ステップS606では、通信モードAの通
信を行って、日付表示に必要なデータを、DT−CPU
417より入力する。そして、ステップS607では、
入力されたデータを基に表示回路432上に表示を行
う。また、表示回路432上には、カメラの動作モード
に対応する表示も合せて行う。次いで、ステップS60
8で100msecタイマを初期化してカウントを開始させ
る。
信を行って、日付表示に必要なデータを、DT−CPU
417より入力する。そして、ステップS607では、
入力されたデータを基に表示回路432上に表示を行
う。また、表示回路432上には、カメラの動作モード
に対応する表示も合せて行う。次いで、ステップS60
8で100msecタイマを初期化してカウントを開始させ
る。
【0385】以上のステップS605〜ステップS60
8の動作により、CPU401の動作と、DT−CPU
417の動作に対応して、表示回路432の表示が更新
されてゆく。
8の動作により、CPU401の動作と、DT−CPU
417の動作に対応して、表示回路432の表示が更新
されてゆく。
【0386】次のステップS612以後では、設定スイ
ッチ411〜414(図42参照)の状態を入力し、ス
イッチの作動状態に応じたカメラの動作を行う。
ッチ411〜414(図42参照)の状態を入力し、ス
イッチの作動状態に応じたカメラの動作を行う。
【0387】まずステップS612ではlstレリーズ
スイッチ(1Rスイッチ)411が押されたか否かを判
断し、押された(オン)ならばステップS615へ進み
レリーズ処理(写真撮影動作)を行う。これは図56に
示したレリーズ処理プログラムをサブルーチンとして呼
び出し実行している。そしてステップS615にて一連
の撮影動作終了後にはステップS604へ戻る。
スイッチ(1Rスイッチ)411が押されたか否かを判
断し、押された(オン)ならばステップS615へ進み
レリーズ処理(写真撮影動作)を行う。これは図56に
示したレリーズ処理プログラムをサブルーチンとして呼
び出し実行している。そしてステップS615にて一連
の撮影動作終了後にはステップS604へ戻る。
【0388】ステップS612にて1Rスイッチ411
オフの時にはステップS613へ進みズームUPスイッ
チ(ZUスイッチ)413のチェックを行う。ここでZ
Uスイッチ413=オンならばズームUP動作をすべく
ステップS616へ進むが、ステップS616は図53
に示されたズームUP処理プログラムをサブルーチンと
して呼び出し実行することになる。ズームUP処理がス
テップS616にて終了するとステップS604へ戻
る。
オフの時にはステップS613へ進みズームUPスイッ
チ(ZUスイッチ)413のチェックを行う。ここでZ
Uスイッチ413=オンならばズームUP動作をすべく
ステップS616へ進むが、ステップS616は図53
に示されたズームUP処理プログラムをサブルーチンと
して呼び出し実行することになる。ズームUP処理がス
テップS616にて終了するとステップS604へ戻
る。
【0389】ステップS613にてズームUPスイッチ
(ZUスイッチ)413がオフの時にはステップS61
4へ進み、ズームDOWNスイッチ(ZDスイッチ)4
14のチェックを行う。ここでZDスイッチ414=オ
ンならばズームDOWN動作をすべくステップS617
へ進むが、ステップS617は図54に示されたズーム
DOWN処理プログラムをサブルーチンとして呼び出し
て実行することになる。ズームDOWN処理がステップ
S617にて終了するとステップS604へ戻る。
(ZUスイッチ)413がオフの時にはステップS61
4へ進み、ズームDOWNスイッチ(ZDスイッチ)4
14のチェックを行う。ここでZDスイッチ414=オ
ンならばズームDOWN動作をすべくステップS617
へ進むが、ステップS617は図54に示されたズーム
DOWN処理プログラムをサブルーチンとして呼び出し
て実行することになる。ズームDOWN処理がステップ
S617にて終了するとステップS604へ戻る。
【0390】1Rスイッチ411,ZUスイッチ41
3,ZDスイッチ414がいずれもオフの場合はステッ
プS604へ戻り、以上の一連の処理ループを繰り返す
ことになる。
3,ZDスイッチ414がいずれもオフの場合はステッ
プS604へ戻り、以上の一連の処理ループを繰り返す
ことになる。
【0391】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
雑な切換え機構を用いることなく、単一モータで各種駆
動系を切換えての駆動を可能とする駆動力伝達機構を使
ったカメラシステムが提供できる。
雑な切換え機構を用いることなく、単一モータで各種駆
動系を切換えての駆動を可能とする駆動力伝達機構を使
ったカメラシステムが提供できる。
【図1】本発明の1実施例のカメラシステムにおける、
モータの出力を各機能に切換えるクラッチ機構を示した
分解斜視図である。
モータの出力を各機能に切換えるクラッチ機構を示した
分解斜視図である。
【図2】上記実施例のカメラシステムにおけるクラッチ
機構を下方向より見た平面図である。
機構を下方向より見た平面図である。
【図3】上記実施例のカメラシステムにおけるフォトリ
フレクタ部の断面を示した説明図であり、(a),
(b)はオフ出力、(c)はオン出力、(d)は中間出
力それぞれ示している。
フレクタ部の断面を示した説明図であり、(a),
(b)はオフ出力、(c)はオン出力、(d)は中間出
力それぞれ示している。
【図4】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム機
構部の要部分解斜視図である。
構部の要部分解斜視図である。
【図5】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム機
構部の要部側面図である。
構部の要部側面図である。
【図6】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム機
構部の要部断面図である。
構部の要部断面図である。
【図7】上記実施例のカメラシステムにおけるフォーカ
シング機構部の要部分解斜視図である。
シング機構部の要部分解斜視図である。
【図8】上記実施例のカメラシステムにおけるフォーカ
シング機構部の要部断面図である。
シング機構部の要部断面図である。
【図9】上記実施例のカメラシステムにおける、上記図
7の構成によるフォーカシング機構部と、上記図4の構
成によるズーム機構部および沈胴駆動部を用いた、レン
ズ保護用バリヤの駆動機構を示した要部分解斜視図であ
る。
7の構成によるフォーカシング機構部と、上記図4の構
成によるズーム機構部および沈胴駆動部を用いた、レン
ズ保護用バリヤの駆動機構を示した要部分解斜視図であ
る。
【図10】上記実施例のカメラシステムにおけるフォー
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示した開
状態の正面図である。
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示した開
状態の正面図である。
【図11】上記実施例のカメラシステムにおけるフォー
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示した閉
状態の正面図である。
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示した閉
状態の正面図である。
【図12】上記実施例のカメラシステムにおけるフォー
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示した撮
影状態の正面図である。
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示した撮
影状態の正面図である。
【図13】上記実施例のカメラシステムにおけるフォー
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示したオ
フ状態の正面図である。
カスカムの回転によるバリヤ羽根駆動の様子を示したオ
フ状態の正面図である。
【図14】上記実施例のカメラシステムにおける自動焦
点調節機構の測距機構を示した分解斜視図である。
点調節機構の測距機構を示した分解斜視図である。
【図15】上記実施例のカメラシステムにおけるファイ
ンダー光学系を示した分解斜視図である。
ンダー光学系を示した分解斜視図である。
【図16】上記実施例のカメラシステムにおけるファイ
ンダー光学系のズーミングを示した分解斜視図である。
ンダー光学系のズーミングを示した分解斜視図である。
【図17】上記実施例のカメラシステムにおける、ファ
インダー光学系とカメラ本体との関係を示した分解斜視
図である。
インダー光学系とカメラ本体との関係を示した分解斜視
図である。
【図18】上記実施例のカメラシステムにおけるファイ
ンダー光学系を示した分解斜視図である。
ンダー光学系を示した分解斜視図である。
【図19】上記実施例のカメラシステムにおけるファイ
ンダー視野の切換動作を示した説明図である。
ンダー視野の切換動作を示した説明図である。
【図20】上記実施例のカメラシステムにおける、通常
時のデータ写し込み部のを示した側断面図である。
時のデータ写し込み部のを示した側断面図である。
【図21】上記実施例のカメラシステムにおける、切換
動作時のデータ写し込み部のを示した側断面図である。
動作時のデータ写し込み部のを示した側断面図である。
【図22】上記実施例のカメラシステムにおける、フィ
ルムパトローネからの情報の読み取りを示した表であ
る。
ルムパトローネからの情報の読み取りを示した表であ
る。
【図23】上記実施例のカメラシステムにおける、フィ
ルムパトローネ未装填時のフィルムパトローネからの情
報の読み取り部を示した電気回路図である。
ルムパトローネ未装填時のフィルムパトローネからの情
報の読み取り部を示した電気回路図である。
【図24】上記実施例のカメラシステムにおける、DX
パトローネ装填時のフィルムパトローネからの情報の読
み取り部を示した電気回路図である。
パトローネ装填時のフィルムパトローネからの情報の読
み取り部を示した電気回路図である。
【図25】上記実施例のカメラシステムにおけるデータ
写し込みの画面サイズ切換連動機構を示した分解斜視図
である。
写し込みの画面サイズ切換連動機構を示した分解斜視図
である。
【図26】上記実施例のカメラシステムにおける画面切
換機構において、撮影時に画面切換動作を行わない場合
の状態を示す側面図である。
換機構において、撮影時に画面切換動作を行わない場合
の状態を示す側面図である。
【図27】上記実施例のカメラシステムにおける画面切
換機構において、撮影時に画面切換動作を行う場合の状
態を示す側面図である。
換機構において、撮影時に画面切換動作を行う場合の状
態を示す側面図である。
【図28】上記実施例のカメラシステムにおける画面切
換機構において、撮影時に画面切換動作を行う場合の状
態を示す側面図である。
換機構において、撮影時に画面切換動作を行う場合の状
態を示す側面図である。
【図29】上記実施例のカメラシステムにおける画面切
換機構において、画面切換動作を示したタイムチャート
である。
換機構において、画面切換動作を示したタイムチャート
である。
【図30】上記実施例のカメラシステムにおける鍵板お
よびBKスイッチとその周辺部を示した要部分解斜視図
である。
よびBKスイッチとその周辺部を示した要部分解斜視図
である。
【図31】上記実施例のカメラシステムにおける後蓋お
よび電池蓋とその周辺部を示した要部斜視図である。
よび電池蓋とその周辺部を示した要部斜視図である。
【図32】上記実施例のカメラシステムにおけるBKス
イッチとその周辺部を示した要部側断面図である。
イッチとその周辺部を示した要部側断面図である。
【図33】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム
ダイヤルを示した正面図である。
ダイヤルを示した正面図である。
【図34】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム
ダイヤルを示した側面図である。
ダイヤルを示した側面図である。
【図35】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム
ダイヤルを示した正面図である。
ダイヤルを示した正面図である。
【図36】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム
ダイヤルを斜め上方より見た側面図である。
ダイヤルを斜め上方より見た側面図である。
【図37】上記実施例のカメラシステムにおけるレリー
ズボタン部分を示した側面図である。
ズボタン部分を示した側面図である。
【図38】上記実施例のカメラシステムにおけるモード
ボタンを示した側面図である。
ボタンを示した側面図である。
【図39】上記実施例のカメラシステムにおけるデート
ボタンを示した側面図である。
ボタンを示した側面図である。
【図40】電池室,スプール室,パトローネ室,アパー
チャ部を一体成形したカメラシステムを示す要部斜視図
である。
チャ部を一体成形したカメラシステムを示す要部斜視図
である。
【図41】電池室をスプール室に隣接するよう一体化し
たカメラシステムの要部断面図である。
たカメラシステムの要部断面図である。
【図42】上記実施例のカメラシステムにおける電気的
構成を示す電気回路図である。
構成を示す電気回路図である。
【図43】上記実施例のカメラシステムにおける駆動力
伝達機構を示す平面図である。
伝達機構を示す平面図である。
【図44】図43に示すラチェットホイール503を上
記図43とは逆方向より見た平面図である。
記図43とは逆方向より見た平面図である。
【図45】上記図43中のA−A断面を示した、駆動力
伝達機構の要部断面図である。
伝達機構の要部断面図である。
【図46】上記図45に示すフォトインタラプタ羽根5
50とフォトインタラプタ406との関係を示した説明
図である。
50とフォトインタラプタ406との関係を示した説明
図である。
【図47】上記図43に示すラチェットホイール50
3,逆止レバー510の動作および上記フォトリフレク
タ403の出力信号を示したタイムチャートである。
3,逆止レバー510の動作および上記フォトリフレク
タ403の出力信号を示したタイムチャートである。
【図48】上記実施例のカメラシステムにおけるラチェ
ットホイールの初期位置設定時に係るフォトリフレクタ
の出力信号タイムチャートである。
ットホイールの初期位置設定時に係るフォトリフレクタ
の出力信号タイムチャートである。
【図49】上記実施例のカメラシステムにおけるラチェ
ットホイールの初期位置設定動作のサブルーチンを示し
たフローチャートである。
ットホイールの初期位置設定動作のサブルーチンを示し
たフローチャートである。
【図50】上記実施例のカメラシステムにおけるラチェ
ットホイールの初期位置設定動作のサブルーチンを示し
たフローチャートである。
ットホイールの初期位置設定動作のサブルーチンを示し
たフローチャートである。
【図51】上記実施例のカメラシステムにおける駆動ギ
ヤー選択動作のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
ヤー選択動作のサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図52】実施例のカメラシステムにおける鏡枠の駆動
手段を示す説明図である。
手段を示す説明図である。
【図53】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム
UP動作およびズームDOWN動作を示したCPUの動
作を示したフローチャートである。
UP動作およびズームDOWN動作を示したCPUの動
作を示したフローチャートである。
【図54】上記実施例のカメラシステムにおけるズーム
UP動作およびズームDOWN動作を示したCPUの動
作を示したフローチャートである。
UP動作およびズームDOWN動作を示したCPUの動
作を示したフローチャートである。
【図55】上記実施例のカメラシステムにおけるフォト
インタラプタの発生するパルス信号および各ズーム位
置、沈胴スイッチのオン/オフタイミングを示すタイム
チャートである。
インタラプタの発生するパルス信号および各ズーム位
置、沈胴スイッチのオン/オフタイミングを示すタイム
チャートである。
【図56】上記実施例のカメラシステムにおける1st
レリーズ(1Rスイッチ),2ndレリーズ(2Rスイ
ッチ)の操作によるレリーズ処理アルゴリズムを示した
フローチャートである。
レリーズ(1Rスイッチ),2ndレリーズ(2Rスイ
ッチ)の操作によるレリーズ処理アルゴリズムを示した
フローチャートである。
【図57】上記実施例のカメラシステムにおけるオート
フォーカスレンズ繰り出し機構を示した斜視図である。
フォーカスレンズ繰り出し機構を示した斜視図である。
【図58】上記実施例のカメラシステムにおけるオート
フォーカススイッチ(AFSW)のオン/オフと撮影レ
ンズの動きを展開して示した線図である。
フォーカススイッチ(AFSW)のオン/オフと撮影レ
ンズの動きを展開して示した線図である。
【図59】上記実施例のカメラシステムにおける撮影レ
ンズ駆動動作を示したフローチャートである。
ンズ駆動動作を示したフローチャートである。
【図60】上記実施例のカメラシステムにおける撮影レ
ンズ駆動動作を示したフローチャートである。
ンズ駆動動作を示したフローチャートである。
【図61】上記実施例のカメラシステムにおける撮影レ
ンズの減速の過程を移動量と移動速度で表わした線図で
ある。
ンズの減速の過程を移動量と移動速度で表わした線図で
ある。
【図62】上記実施例のカメラシステムにおけるフォト
インタラプタの出力パルス波形(CPO)と、モータの
オン、オフ状態を示すタイムチャートである。
インタラプタの出力パルス波形(CPO)と、モータの
オン、オフ状態を示すタイムチャートである。
【図63】上記実施例のカメラシステムにおけるフォト
インタラプタの出力パルス波形(CPO)と、モータの
オン、オフ状態を示すタイムチャートである。
インタラプタの出力パルス波形(CPO)と、モータの
オン、オフ状態を示すタイムチャートである。
【図64】上記実施例のカメラシステムにおけるフィル
ムの巻上げおよび巻戻し機構を示した斜視図である。
ムの巻上げおよび巻戻し機構を示した斜視図である。
【図65】上記実施例のカメラシステムにおけるフィル
ムの巻上げ動作を示したフローチャートである。
ムの巻上げ動作を示したフローチャートである。
【図66】上記実施例のカメラシステムにおいて、1コ
マ当りのフィルムの走行量とパーフォレーションとの関
係を示した説明図である。
マ当りのフィルムの走行量とパーフォレーションとの関
係を示した説明図である。
【図67】上記図66に示すフィルムにおいてパーフォ
レーション部を拡大して示した正面図である。
レーション部を拡大して示した正面図である。
【図68】撮影済みコマ数Kと写し込み文字1文字当り
のインターバルパルス数NC との関係を示した線図であ
る。
のインターバルパルス数NC との関係を示した線図であ
る。
【図69】上記実施例のカメラシステムにおける、モー
タ駆動開始から停止までのCPOパルス,PTM,PT
パルスカウントを示したタイムチャートである。
タ駆動開始から停止までのCPOパルス,PTM,PT
パルスカウントを示したタイムチャートである。
【図70】上記実施例のカメラシステムにおいて、数字
以外のデータを写し込む際の、LED点灯の1例であ
る。
以外のデータを写し込む際の、LED点灯の1例であ
る。
【図71】上記実施例のカメラシステムにおける、CP
UとDT−CPUの通信方法を示したタイムチャートで
ある。
UとDT−CPUの通信方法を示したタイムチャートで
ある。
【図72】上記実施例のカメラシステムにおける表示回
路の1表示例である。
路の1表示例である。
【図73】上記実施例のカメラシステムにおけるDT−
CPUの動作を示したフローチャートである。
CPUの動作を示したフローチャートである。
【図74】上記実施例のカメラシステムにおける写し込
み動作のサブルーチンを示したフローチャートである。
み動作のサブルーチンを示したフローチャートである。
【図75】上記実施例のカメラシステムにおけるCPU
の動作を示したフローチャートである。
の動作を示したフローチャートである。
【図76】上記実施例のカメラシステムにおけるAE演
算のサブルーチンを示したフローチャートである。
算のサブルーチンを示したフローチャートである。
【図77】上記実施例のカメラシステムにおけるオート
フォーカス演算処理のサブルーチンを示したフローチャ
ートである。
フォーカス演算処理のサブルーチンを示したフローチャ
ートである。
【図78】上記実施例のカメラシステムにおける露出処
理のサブルーチンを示したフローチャートである。
理のサブルーチンを示したフローチャートである。
【図79】上記実施例のカメラシステムにおける表示制
御データと表示モードとの対応を示した表である。
御データと表示モードとの対応を示した表である。
【図80】上記実施例のカメラシステムにおける下位4
ビットのデータと点滅モードとの対応を示した表であ
る。
ビットのデータと点滅モードとの対応を示した表であ
る。
【図81】上記実施例のカメラシステムにおけるDT−
CPUがフィルム上に日付データを写し込む際に必要な
制御パラメータのデータ内容を示した表である。
CPUがフィルム上に日付データを写し込む際に必要な
制御パラメータのデータ内容を示した表である。
1…モータ 2…ギヤー箱 3…遊星ギヤーユニット 4…遊星ギヤーユニット 5…ラチェットホイール 6,6’…クラッチギヤー 7,8,9,10,11…駆動ギヤー 12…逆止レバー 13…フォトリフレクタ 14…フレキシブル基板 15…地板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図に示すように、出力ギヤー4aが回動す
ると、クラッチギヤー6が回動するため、上記ラチェッ
トホイール5が回動する方向の回動力が生じることにな
る。このラチェットホイール5は、周端面5bを有する
6ケの同型の爪部と、該爪部より少し長い周端面5cを
有する2ケの同型の爪部と、5bの2倍以上長い周端部
5dを有する1ケの爪部が突設されている。また、該ラ
チェットホイール5の一側方側の外周部近傍には、該ラ
チェットホイール5の回転制御を行う逆止レバー12が
配設されている。この逆止レバー12は、その支点を支
軸2bに揺動自在に枢着されていて、一腕端部12aに
は、上記爪部と係合する逆止爪12bが形成されてい
る。また逆止レバー12の一腕端とカメラ本体内所定位
置との間にばね16が架設されていて、該逆止レバー1
2をラチェットホイール5に向けて付勢している。上記
一腕端部12aは、上記ばね16の付勢力によって係止
部2aに当接する位置まで揺動するとともに、上記逆止
爪12bは上記ラチェットホイール5爪部の係止面5e
に係合している。
ると、クラッチギヤー6が回動するため、上記ラチェッ
トホイール5が回動する方向の回動力が生じることにな
る。このラチェットホイール5は、周端面5bを有する
6ケの同型の爪部と、該爪部より少し長い周端面5cを
有する2ケの同型の爪部と、5bの2倍以上長い周端部
5dを有する1ケの爪部が突設されている。また、該ラ
チェットホイール5の一側方側の外周部近傍には、該ラ
チェットホイール5の回転制御を行う逆止レバー12が
配設されている。この逆止レバー12は、その支点を支
軸2bに揺動自在に枢着されていて、一腕端部12aに
は、上記爪部と係合する逆止爪12bが形成されてい
る。また逆止レバー12の一腕端とカメラ本体内所定位
置との間にばね16が架設されていて、該逆止レバー1
2をラチェットホイール5に向けて付勢している。上記
一腕端部12aは、上記ばね16の付勢力によって係止
部2aに当接する位置まで揺動するとともに、上記逆止
爪12bは上記ラチェットホイール5爪部の係止面5e
に係合している。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】PSD64は、ファインダー部本体101
にファインダー部本体位置決めボス78により位置決め
され接着固定される。このとき接着剤硬化までの固定の
ために、ファインダー部本体101には押さえ部74が
設けられ、PSD64をファインダー部本体101に押
圧、保持可能となっている。
にファインダー部本体位置決めボス78により位置決め
され接着固定される。このとき接着剤硬化までの固定の
ために、ファインダー部本体101には押さえ部74が
設けられ、PSD64をファインダー部本体101に押
圧、保持可能となっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】IRED63が発光すると、投光レンズ6
1は凸レンズであるので被写体に向けてIRED3上の
LED像が投影され、その像の反射光は、やはり凸レン
ズである。受光レンズ62でPSD64上に結像され
る。するとPSD上の結像位置に応じた出力がなされ、
被写体の距離が判明する。所謂、三角測距がなされるこ
とになる。但し、このIRED63とPSD64の位置
関係は非常に厳密に決める必要があり、各要素の制作誤
作等により調整が必要となる。
1は凸レンズであるので被写体に向けてIRED3上の
LED像が投影され、その像の反射光は、やはり凸レン
ズである。受光レンズ62でPSD64上に結像され
る。するとPSD上の結像位置に応じた出力がなされ、
被写体の距離が判明する。所謂、三角測距がなされるこ
とになる。但し、このIRED63とPSD64の位置
関係は非常に厳密に決める必要があり、各要素の制作誤
作等により調整が必要となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0100
【補正方法】変更
【補正内容】
【0100】図に示すように、マスク駆動軸123は、
ばね124が掛けられ、ファインダー部本体101の孔
101に嵌合し回転可能に保持される。さらに、ファイ
ンダー部本体の反対側よりマスク駆動レバー125が組
み付けられる。そして、マスク駆動軸123の弾性を利
用し、マスク駆動レバー125の孔にフック部123d
を嵌めて抜け止めとする。またマスク駆動レバー125
には、ばね126が掛けられている。マスク駆動軸12
3のボス123b,123cはそれぞれ切換マスク下1
22、切換マスク上121と係合されている。
ばね124が掛けられ、ファインダー部本体101の孔
101に嵌合し回転可能に保持される。さらに、ファイ
ンダー部本体の反対側よりマスク駆動レバー125が組
み付けられる。そして、マスク駆動軸123の弾性を利
用し、マスク駆動レバー125の孔にフック部123d
を嵌めて抜け止めとする。またマスク駆動レバー125
には、ばね126が掛けられている。マスク駆動軸12
3のボス123b,123cはそれぞれ切換マスク下1
22、切換マスク上121と係合されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0108
【補正方法】変更
【補正内容】
【0108】画面サイズ切換操作により、切換レバー1
42は反時計方向へ回転させられる。これにより、切換
レバー142は係合部142b部でマスク駆動レバー1
25のボス125aと当接し、マスク駆動レバー125
を反時計方向へばね126の付勢力に抗しながら回転さ
せる。そして、マスク駆動軸123はばね124の付勢
力によりマスク駆動レバー125に追従し回転する。こ
れにより、切換視野マスク上121は下方へ、切換視野
マスク下122は上方へとそれぞれ移動し、プリズム1
−P(107)ボス107a1に通常画面サイズ時と長
孔の反対側が当接しストップする。
42は反時計方向へ回転させられる。これにより、切換
レバー142は係合部142b部でマスク駆動レバー1
25のボス125aと当接し、マスク駆動レバー125
を反時計方向へばね126の付勢力に抗しながら回転さ
せる。そして、マスク駆動軸123はばね124の付勢
力によりマスク駆動レバー125に追従し回転する。こ
れにより、切換視野マスク上121は下方へ、切換視野
マスク下122は上方へとそれぞれ移動し、プリズム1
−P(107)ボス107a1に通常画面サイズ時と長
孔の反対側が当接しストップする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0139
【補正方法】変更
【補正内容】
【0139】図28は、上記画面切換機構において、撮
影時に画面切換動作を行わない場合の状態を示す側面図
である。
影時に画面切換動作を行わない場合の状態を示す側面図
である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0142
【補正方法】変更
【補正内容】
【0142】図26,図27は、上記画面切換機構にお
いて、撮影時に画面切換動作を行う場合の状態を示す側
面図である。
いて、撮影時に画面切換動作を行う場合の状態を示す側
面図である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0186
【補正方法】変更
【補正内容】
【0186】CPU401は、レリーズスイッチ41
1,412、ズームUPスイッチ413、ズームDOW
Nスイッチ414等のスイッチが入力されているのをは
じめとして、カメラ全体のシーケンスを制御するための
マイクロコンピュータである。沈胴スイッチ410は、
後述するズーム動作時のズーム位置検出のためのスイッ
チであり、オートフォーカススイッチ416は後述する
オートフォーカスレンズ駆動によるピント合わせ動作時
のオートフォーカスレンズ位置検出のためのスイッチで
ある。
1,412、ズームUPスイッチ413、ズームDOW
Nスイッチ414等のスイッチが入力されているのをは
じめとして、カメラ全体のシーケンスを制御するための
マイクロコンピュータである。沈胴スイッチ410は、
後述するズーム動作時のズーム位置検出のためのスイッ
チであり、オートフォーカススイッチ416は後述する
オートフォーカスレンズ駆動によるピント合わせ動作時
のオートフォーカスレンズ位置検出のためのスイッチで
ある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0187
【補正方法】変更
【補正内容】
【0187】I/F−IC402には図示しないオート
フォーカス,AE等の処理回路が内蔵されている他、モ
ータ450に給電するモータドライバを内蔵し、後述す
る駆動力伝達機構408の動きを検出するPR(フォト
リフレクタ)403およびモータの回転を検出するPI
(フォトインタラプタ)416の信号整形回路も内蔵し
ている。
フォーカス,AE等の処理回路が内蔵されている他、モ
ータ450に給電するモータドライバを内蔵し、後述す
る駆動力伝達機構408の動きを検出するPR(フォト
リフレクタ)403およびモータの回転を検出するPI
(フォトインタラプタ)416の信号整形回路も内蔵し
ている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0191
【補正方法】変更
【補正内容】
【0191】DT−CPU417は、時計、カレンダー
機能を持ち、フィルム給送に連動して写し込みLED4
18を点灯させて1文字ずつフィルムに日付等のデータ
を写し込むためのデータ写し込み制御用マイクロコンピ
ュータである。そして、上記EEPROM407と共通
のシリアル通信回線409a,409bを介してCPU
401により制御され、シリアル通信回線上でのEEP
ROM407とDT−CPU417との区別はCPU4
01からそれぞれEEPROM407に対してはEPC
EN信号409c,DT−CPU417に対してはDC
EN信号409dといったチップイネーブル信号を発生
することにより行っている。またCPU401からDT
−CPU417への信号PTM409eは後述するデー
タ写し込み動作時に必要な同期信号である。
機能を持ち、フィルム給送に連動して写し込みLED4
18を点灯させて1文字ずつフィルムに日付等のデータ
を写し込むためのデータ写し込み制御用マイクロコンピ
ュータである。そして、上記EEPROM407と共通
のシリアル通信回線409a,409bを介してCPU
401により制御され、シリアル通信回線上でのEEP
ROM407とDT−CPU417との区別はCPU4
01からそれぞれEEPROM407に対してはEPC
EN信号409c,DT−CPU417に対してはDC
EN信号409dといったチップイネーブル信号を発生
することにより行っている。またCPU401からDT
−CPU417への信号PTM409eは後述するデー
タ写し込み動作時に必要な同期信号である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0196
【補正方法】変更
【補正内容】
【0196】図中、符号431は図示しないシャッター
を駆動するシャッタープランジャーであり、I/F−I
C402に接続されている。該シャッタープランジャー
431の通電、遮断はCPU401がI/F−IC40
2を介して制御している。上記シャッタープランジャー
431が駆動されるとシャッターが開くようになってい
る。そして、このときシャッターの動作に連動してAE
スイッチ430がオン状態となる。上記CPU401は
該AEスイッチ430のオン状態を検知してシャッター
の開口タイミングとし、露出秒時、発光秒時のカウント
処理を開始するようになっている。
を駆動するシャッタープランジャーであり、I/F−I
C402に接続されている。該シャッタープランジャー
431の通電、遮断はCPU401がI/F−IC40
2を介して制御している。上記シャッタープランジャー
431が駆動されるとシャッターが開くようになってい
る。そして、このときシャッターの動作に連動してAE
スイッチ430がオン状態となる。上記CPU401は
該AEスイッチ430のオン状態を検知してシャッター
の開口タイミングとし、露出秒時、発光秒時のカウント
処理を開始するようになっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0201
【補正方法】変更
【補正内容】
【0201】図45に示すように、正逆回転可能なモー
タ450の出力軸にはピニオン501aが取り付けられ
ていて、該ピニオン501aは図示しない減速ギヤー列
を介して上記モータ450の回転動力をギヤー502へ
伝達するようになっている。また、ピニオン501aの
反対側のモータ駆動軸にはフォトインタラプタ羽根55
0が取り付けられており、フォトインタラプタ羽根55
0とをはさむようにフォトインタラプタ406が設置さ
れている。
タ450の出力軸にはピニオン501aが取り付けられ
ていて、該ピニオン501aは図示しない減速ギヤー列
を介して上記モータ450の回転動力をギヤー502へ
伝達するようになっている。また、ピニオン501aの
反対側のモータ駆動軸にはフォトインタラプタ羽根55
0が取り付けられており、フォトインタラプタ羽根55
0とをはさむようにフォトインタラプタ406が設置さ
れている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0246
【補正方法】変更
【補正内容】
【0246】沈胴位置は前述したようにカメラがパワー
オフ状態のときの位置でこのときは沈胴スイッチ410
はオンとなっている。鏡枠600がズームUP動作によ
り被写体方向に移動し始めるとフォトインタラプタ40
6の発生するパルス信号がI/F−IC402を介して
CPO405からCPU401へ入力される。CPU4
01はこのパルスのカウント値をもってズーム位置を相
対的に検出する。フォトインタラプタパルスのカウント
は沈胴スイッチ410がオン→オフに変化したところを
カウント値0とし、ここからズームUP方向へカウント
アップして行く。
オフ状態のときの位置でこのときは沈胴スイッチ410
はオンとなっている。鏡枠600がズームUP動作によ
り被写体方向に移動し始めるとフォトインタラプタ40
6の発生するパルス信号がI/F−IC402を介して
CPO405からCPU401へ入力される。CPU4
01はこのパルスのカウント値をもってズーム位置を相
対的に検出する。フォトインタラプタパルスのカウント
は沈胴スイッチ410がオン→オフに変化したところを
カウント値0とし、ここからズームUP方向へカウント
アップして行く。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0251
【補正方法】変更
【補正内容】
【0251】なお、この空走量補正値は駆動力伝達機構
の複数ある被駆動ギヤー(図43における520,52
1,522,523,524)のそれぞれに固有の値と
してEEPROM407に記憶されている。すなわち本
実施例では、図43によれば被駆動ギヤーは5個存在す
るので空走量補正値も5個となり、CPU401は現在
選択されている被駆動ギヤーに応じて空走量補正値を前
記5個の補正値の中から選択してEEPROM407か
ら読み出す。
の複数ある被駆動ギヤー(図43における520,52
1,522,523,524)のそれぞれに固有の値と
してEEPROM407に記憶されている。すなわち本
実施例では、図43によれば被駆動ギヤーは5個存在す
るので空走量補正値も5個となり、CPU401は現在
選択されている被駆動ギヤーに応じて空走量補正値を前
記5個の補正値の中から選択してEEPROM407か
ら読み出す。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0252
【補正方法】変更
【補正内容】
【0252】ステップS203ではフォトインタラプタ
パルスのカウント値として現在位置がストアされている
CPU401上のメモリZMPLSから補正値RAM1
0の内容を減じて再びその結果をZMPLSにストアす
る。ステップS204ではモータを正転(ステップS2
01のギヤー選択動作の逆方向)させる。すなわち、ギ
ヤー選択後モータ正転に移行する際に予め現在位置を示
すパルスカウント値から空走補正量を減じておくことに
より空走量を補正することになる。
パルスのカウント値として現在位置がストアされている
CPU401上のメモリZMPLSから補正値RAM1
0の内容を減じて再びその結果をZMPLSにストアす
る。ステップS204ではモータを正転(ステップS2
01のギヤー選択動作の逆方向)させる。すなわち、ギ
ヤー選択後モータ正転に移行する際に予め現在位置を示
すパルスカウント値から空走補正量を減じておくことに
より空走量を補正することになる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0254
【補正方法】変更
【補正内容】
【0254】上記ステップS205にてズームUPスイ
ッチのオンが確認できたならばステップS206にてパ
ルスカウント値ZMPLSがテレ位置に達したか否かを
確認しテレ位置に達したならば(ZMPLS=#TEL
E)ステップS209へ移行しズームUP動作を停止す
る。
ッチのオンが確認できたならばステップS206にてパ
ルスカウント値ZMPLSがテレ位置に達したか否かを
確認しテレ位置に達したならば(ZMPLS=#TEL
E)ステップS209へ移行しズームUP動作を停止す
る。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0257
【補正方法】変更
【補正内容】
【0257】ステップS222ではCPU401上のメ
モリ(図示しない)の1つの領域RAM11にEEPR
OM407から予め記憶されているズームDOWN時の
空走量補正値をフォトインタラプタパルスカウント値と
して読み出す。ステップS223ではフォトインタラプ
タパルスのカウント値として現在位置がストアされてい
るCPU401上のメモリZMPLSから補正値RAM
11の内容を加算して再びその結果をZMPLSにスト
アする。
モリ(図示しない)の1つの領域RAM11にEEPR
OM407から予め記憶されているズームDOWN時の
空走量補正値をフォトインタラプタパルスカウント値と
して読み出す。ステップS223ではフォトインタラプ
タパルスのカウント値として現在位置がストアされてい
るCPU401上のメモリZMPLSから補正値RAM
11の内容を加算して再びその結果をZMPLSにスト
アする。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0259
【補正方法】変更
【補正内容】
【0259】ステップS225にてズームDOWNスイ
ッチのオンが確認できたならばステップS226にてパ
ルスカウント値ZMPLSがワイド位置に達したか否か
を確認しワイド位置に達したならば(ZMPLS=#W
ID)ステップS229へ移行しズームDOWN動作を
停止する。
ッチのオンが確認できたならばステップS226にてパ
ルスカウント値ZMPLSがワイド位置に達したか否か
を確認しワイド位置に達したならば(ZMPLS=#W
ID)ステップS229へ移行しズームDOWN動作を
停止する。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0260
【補正方法】変更
【補正内容】
【0260】ステップS227ではCPO405信号す
なわちフォトインタラプタ406のパルス信号の立ち上
がりを確認できたならばZMPLSの内容をデクリメン
ト(ステップS228)して、ステップS225へ戻
る。このようにしてズームDOWNスイッチが撮影者に
よりオンされると空走量を補正しつつ、ワイド位置に到
達するかまたはズームDOWNスイッチがオフとなるま
でズームDOWN動作を行うことになる。
なわちフォトインタラプタ406のパルス信号の立ち上
がりを確認できたならばZMPLSの内容をデクリメン
ト(ステップS228)して、ステップS225へ戻
る。このようにしてズームDOWNスイッチが撮影者に
よりオンされると空走量を補正しつつ、ワイド位置に到
達するかまたはズームDOWNスイッチがオフとなるま
でズームDOWN動作を行うことになる。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0262
【補正方法】変更
【補正内容】
【0262】レリーズスイッチは図42に示すように2
つ(1stレリーズ:1Rスイッチ411,2ndレリ
ーズ:2Rスイッチ412)存在する。撮影者が操作す
るレリーズスイッチはPUSHスイッチが1つのみ(図
示しない)で、そのスイッチの押圧ストロークの深さに
より1R,2Rが順次オンするようになっている。すな
わち押圧開始後1段目のスロークで1Rがオンし、さら
に押圧すると次のストロークで2Rがオンするしくみに
なっている。
つ(1stレリーズ:1Rスイッチ411,2ndレリ
ーズ:2Rスイッチ412)存在する。撮影者が操作す
るレリーズスイッチはPUSHスイッチが1つのみ(図
示しない)で、そのスイッチの押圧ストロークの深さに
より1R,2Rが順次オンするようになっている。すな
わち押圧開始後1段目のスロークで1Rがオンし、さら
に押圧すると次のストロークで2Rがオンするしくみに
なっている。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0266
【補正方法】変更
【補正内容】
【0266】ステップS251ではストロボ充電発光回
路420の充電々圧をI/F−IC402を介して測定
する。ステップS252ではステップS250の測光結
果に基づき露出制御のための演算を行う。このAE演算
にてストロボの発光の有/無も判断するが、ストロボ発
光すると判断した場合にはステップS251にて測定し
たストロボの充電々圧と、被写体までの距離である測距
系を基に発光量を求める。このようにして、ステップS
252では露出制御に必要なためのシャッタ開口時間
と、ストロボ発光判断およびストロボ発光量を求める。
ステップS253ではステップS250の測距結果を基
に後述するオートフォーカスレンズ繰り出し(ピント合
せ)のためのオートフォーカスレンズ繰り出し量を求め
る。
路420の充電々圧をI/F−IC402を介して測定
する。ステップS252ではステップS250の測光結
果に基づき露出制御のための演算を行う。このAE演算
にてストロボの発光の有/無も判断するが、ストロボ発
光すると判断した場合にはステップS251にて測定し
たストロボの充電々圧と、被写体までの距離である測距
系を基に発光量を求める。このようにして、ステップS
252では露出制御に必要なためのシャッタ開口時間
と、ストロボ発光判断およびストロボ発光量を求める。
ステップS253ではステップS250の測距結果を基
に後述するオートフォーカスレンズ繰り出し(ピント合
せ)のためのオートフォーカスレンズ繰り出し量を求め
る。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0268
【補正方法】変更
【補正内容】
【0268】また、1Rスイッチがオンならばステップ
S256へ進みストロボの充電々圧が発光可能なレベル
か否かを判断する。このレベルはストロボ充電、発光回
路の発光回路部分の回路定数に依存するものである。こ
こで判断がNGとなればステップS257にてストロボ
の充電を行い、充電完了したならばステップS258に
てリターンすることによりレリーズ処理を終了する。こ
のときはストロボ未充電ということで露出は行わない。
S256へ進みストロボの充電々圧が発光可能なレベル
か否かを判断する。このレベルはストロボ充電、発光回
路の発光回路部分の回路定数に依存するものである。こ
こで判断がNGとなればステップS257にてストロボ
の充電を行い、充電完了したならばステップS258に
てリターンすることによりレリーズ処理を終了する。こ
のときはストロボ未充電ということで露出は行わない。
【手続補正23】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0300
【補正方法】変更
【補正内容】
【0300】図中、符号522は上記駆動力伝達機構4
08のオートフォーカスレンズ駆動用被駆動ギヤー(オ
ートフォーカスギヤー)であり減速用ギヤー615を介
してモータ450の駆動力をフォーカスカム610の回
動力、ひいては撮影レンズ611のピント調節動作とし
て伝える。この撮影レンズ611のピント調節の動きは
図46に示したフォトインタラプタ406によりモータ
450の動きをCPU401でモニタすることにより撮
影レンズ駆動制御が行われる。
08のオートフォーカスレンズ駆動用被駆動ギヤー(オ
ートフォーカスギヤー)であり減速用ギヤー615を介
してモータ450の駆動力をフォーカスカム610の回
動力、ひいては撮影レンズ611のピント調節動作とし
て伝える。この撮影レンズ611のピント調節の動きは
図46に示したフォトインタラプタ406によりモータ
450の動きをCPU401でモニタすることにより撮
影レンズ駆動制御が行われる。
【手続補正24】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0317
【補正方法】変更
【補正内容】
【0317】上記撮影レンズ611を移動して制御範囲
に入ると、このときの速度は減速カーブ+yのカーブ曲
線704よりも速いので、ただちに逆転ブレーキがかか
って減速する。そして該カーブ曲線704よりも遅くな
りブレーキ領域に入ってブレーキがかけられると前述し
たように二度と逆転ブレーキにかけられることはない。
そして、減速カーブ曲線700より遅くなってオープン
領域に入るとモータ450がオフになり、減速カーブ曲
線700より速くなるとブレーキ領域に入る。モータ4
50にブレーキがかかって減速カーブ曲線700よりも
遅くなりオープン領域に入ると、再びモータ450がオ
フする。こうして減速カーブ曲線700に沿って減速し
ていき、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかり目
標位置で停止する。移動カーブ曲線703の場合には、
初期速度が遅いので、制御範囲に入ってもモータ450
のオンが継続され、カーブ曲線701より速くなってオ
ープン領域に入ると、モータ450がオフし、さらに減
速カーブ700より速くなってブレーキ領域に入るとブ
レーキがかかる。そして、ブレーキによって減速されて
いき、オープン領域に入るとオフになる。そして、その
結果がカーブ曲線701より遅くなってオン領域に入る
と、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかって停止
する。
に入ると、このときの速度は減速カーブ+yのカーブ曲
線704よりも速いので、ただちに逆転ブレーキがかか
って減速する。そして該カーブ曲線704よりも遅くな
りブレーキ領域に入ってブレーキがかけられると前述し
たように二度と逆転ブレーキにかけられることはない。
そして、減速カーブ曲線700より遅くなってオープン
領域に入るとモータ450がオフになり、減速カーブ曲
線700より速くなるとブレーキ領域に入る。モータ4
50にブレーキがかかって減速カーブ曲線700よりも
遅くなりオープン領域に入ると、再びモータ450がオ
フする。こうして減速カーブ曲線700に沿って減速し
ていき、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかり目
標位置で停止する。移動カーブ曲線703の場合には、
初期速度が遅いので、制御範囲に入ってもモータ450
のオンが継続され、カーブ曲線701より速くなってオ
ープン領域に入ると、モータ450がオフし、さらに減
速カーブ700より速くなってブレーキ領域に入るとブ
レーキがかかる。そして、ブレーキによって減速されて
いき、オープン領域に入るとオフになる。そして、その
結果がカーブ曲線701より遅くなってオン領域に入る
と、目標位置の1パルス手前でブレーキがかかって停止
する。
【手続補正25】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0326
【補正方法】変更
【補正内容】
【0326】図59に示すフローチャートにおいて、オ
ートフォーカスレンズリセット動作のプログラムが実行
されるとまずステップS330にてフラグFLG=0に
クリアされる。次にステップS331にて目標パルス数
が設定されるがこのパルス数は図58における符号62
2の部分に相当する。
ートフォーカスレンズリセット動作のプログラムが実行
されるとまずステップS330にてフラグFLG=0に
クリアされる。次にステップS331にて目標パルス数
が設定されるがこのパルス数は図58における符号62
2の部分に相当する。
【手続補正26】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0329
【補正方法】変更
【補正内容】
【0329】フィルム801はパトローネ805から引
き出され、フィルム巻上げスプール802がCCW方向
に回動することにより巻上げられる。巻上げスプール8
02はギヤー列803と噛合しておりさらに駆動力切換
機構408のフィルム巻上げ被駆動ギヤー520(図4
3参照)に噛合している。一方パトローネ805の短ハ
ブには巻戻しフォーク804が噛合しておりこの巻戻し
フォーク804をCW方向に回動させることによりフィ
ルム801をパトローネ805に引き戻す(収納)する
ことができる。巻戻しフォーク804はギヤー列807
を介して駆動力切換機構408の巻戻し被駆動ギヤー5
21(図43参照)と噛合している。巻上げおよび巻戻
しの駆動力はいずれも駆動力伝達機構408を介してモ
ータ450から伝えられるため、それぞれの動作状態は
前述したモータ450の動作状態をモニタするフォトイ
ンタラプタ406の出力信号CPOにより検知すること
ができる。
き出され、フィルム巻上げスプール802がCCW方向
に回動することにより巻上げられる。巻上げスプール8
02はギヤー列803と噛合しておりさらに駆動力切換
機構408のフィルム巻上げ被駆動ギヤー520(図4
3参照)に噛合している。一方パトローネ805の短ハ
ブには巻戻しフォーク804が噛合しておりこの巻戻し
フォーク804をCW方向に回動させることによりフィ
ルム801をパトローネ805に引き戻す(収納)する
ことができる。巻戻しフォーク804はギヤー列807
を介して駆動力切換機構408の巻戻し被駆動ギヤー5
21(図43参照)と噛合している。巻上げおよび巻戻
しの駆動力はいずれも駆動力伝達機構408を介してモ
ータ450から伝えられるため、それぞれの動作状態は
前述したモータ450の動作状態をモニタするフォトイ
ンタラプタ406の出力信号CPOにより検知すること
ができる。
【手続補正27】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0331
【補正方法】変更
【補正内容】
【0331】ここで巻上げ動作についてその詳細を図6
5に示すフローチャートを参照して説明する。このフロ
ーチャートによる処理はCPU401内の不図示のRO
M上に記憶されているものである。
5に示すフローチャートを参照して説明する。このフロ
ーチャートによる処理はCPU401内の不図示のRO
M上に記憶されているものである。
【手続補正28】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0332
【補正方法】変更
【補正内容】
【0332】まずステップS410にてDT−CPU4
17への写し込みタイミング信号PTM(409e)を
“H”レベルに確定しておく。ステップS411ではE
EPROM407からシリアル通信回線409a,b,
cを介して撮影済コマ数を読み出し、CPU401の図
示しないRAM上のKにストアする。ステップS412
では各コマ数に対応した写し込み文字1文字当りのイン
ターバルパルス数がEEPROM407にストアされて
いるのでKに応じた値をシリアル通信回線を介して読み
出しCPU401のRAM上のITVPにストアする。
ここでインターバルパルス数について説明する。フィル
ム巻上げ機構は図64に示したようにフィルム801は
スプール802に巻き取られるようになっている。よっ
てスプール802に巻き取られるフィルムの量に応じて
フィルム801を巻き取るスプール径は変化する。これ
は言いかえるとフォトインタラプタ羽根550とフォト
インタラプタ406によって発生するモータ450の回
転を検出したCPOパルス信号の1パルス当りのフィル
ム巻き上げ量が変化していくことになる。
17への写し込みタイミング信号PTM(409e)を
“H”レベルに確定しておく。ステップS411ではE
EPROM407からシリアル通信回線409a,b,
cを介して撮影済コマ数を読み出し、CPU401の図
示しないRAM上のKにストアする。ステップS412
では各コマ数に対応した写し込み文字1文字当りのイン
ターバルパルス数がEEPROM407にストアされて
いるのでKに応じた値をシリアル通信回線を介して読み
出しCPU401のRAM上のITVPにストアする。
ここでインターバルパルス数について説明する。フィル
ム巻上げ機構は図64に示したようにフィルム801は
スプール802に巻き取られるようになっている。よっ
てスプール802に巻き取られるフィルムの量に応じて
フィルム801を巻き取るスプール径は変化する。これ
は言いかえるとフォトインタラプタ羽根550とフォト
インタラプタ406によって発生するモータ450の回
転を検出したCPOパルス信号の1パルス当りのフィル
ム巻き上げ量が変化していくことになる。
【手続補正29】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0333
【補正方法】変更
【補正内容】
【0333】今ここでCPOパルス信号1パルス当りの
フィルム801の走行量xはスプール802を含むモー
タ450の駆動軸からのギヤー列の減速比をi、フィル
ム801の厚さをt、スプール802の径をrS 、スプ
ール802に巻き取られたフィルム801の長さをLF
、フォトインタラプタ羽根550が1周することによ
り発生するCPOパルス信号のパルス数をNとすると、 として求まる。
フィルム801の走行量xはスプール802を含むモー
タ450の駆動軸からのギヤー列の減速比をi、フィル
ム801の厚さをt、スプール802の径をrS 、スプ
ール802に巻き取られたフィルム801の長さをLF
、フォトインタラプタ羽根550が1周することによ
り発生するCPOパルス信号のパルス数をNとすると、 として求まる。
【手続補正30】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0334
【補正方法】変更
【補正内容】
【0334】ここでフィルム801の長さLF は撮影済
みコマ数(巻き取られ済みコマ数1をK、フィルム80
1のパーフォレーションピッチをPF とし、1コマ当り
のフィルム801の走行量をパーフォレーションで換算
し、8パーフォレーションとすれば、 として求まる。
みコマ数(巻き取られ済みコマ数1をK、フィルム80
1のパーフォレーションピッチをPF とし、1コマ当り
のフィルム801の走行量をパーフォレーションで換算
し、8パーフォレーションとすれば、 として求まる。
【手続補正31】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0335
【補正方法】変更
【補正内容】
【0335】よって上記(1),(2)式より、 となる。
【手続補正32】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0337
【補正方法】変更
【補正内容】
【0337】さらに図66,図67に示すように写し込
み文字1文字分のフィルム801上でのインターバルを
1パーフォレーションピッチの8分割と考えると、これ
をCPOパルス信号に換算し、NC とすれば上記(3)
式より、 として求まる。なお、上記図67は、図66に示すパー
フォレーション部を拡大して示した正面図である。
み文字1文字分のフィルム801上でのインターバルを
1パーフォレーションピッチの8分割と考えると、これ
をCPOパルス信号に換算し、NC とすれば上記(3)
式より、 として求まる。なお、上記図67は、図66に示すパー
フォレーション部を拡大して示した正面図である。
【手続補正33】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0342
【補正方法】変更
【補正内容】
【0342】ステップS418ではまず写し込み開始位
置(ステップSTRP)までのパルスをカウントし、カ
ウント値≧ステップSTRPとなったならばステップS
419へ進む。ステップS419ではメモリ上のループ
カウンタNを0に初期化する。ステップS420では、 の判定をし、写し込みインターバルをつくる。
置(ステップSTRP)までのパルスをカウントし、カ
ウント値≧ステップSTRPとなったならばステップS
419へ進む。ステップS419ではメモリ上のループ
カウンタNを0に初期化する。ステップS420では、 の判定をし、写し込みインターバルをつくる。
【手続補正34】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0346
【補正方法】変更
【補正内容】
【0346】尚、図71上におけるデータの通信方向
は、便宜上、斜線で示される部分がDT−CPU417
からCPU401への通信であり、他はCPU401か
らDT−CPU417への通信であるものとする。
は、便宜上、斜線で示される部分がDT−CPU417
からCPU401への通信であり、他はCPU401か
らDT−CPU417への通信であるものとする。
【手続補正35】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0348
【補正方法】変更
【補正内容】
【0348】DCENラインをLoに設定した後、所定
の時間待機してから、CPU401は409aの信号に
同期して、409b上に制御コマンドを出力する。待機
時間は、DT−CPU417の処理速度を考慮して決定
される。制御コマンドは、DT−CPU417が通信モ
ードの識別をするために使用される。したがって、どの
通信モードにおいても、制御コマンドは通信データの先
頭に位置する。
の時間待機してから、CPU401は409aの信号に
同期して、409b上に制御コマンドを出力する。待機
時間は、DT−CPU417の処理速度を考慮して決定
される。制御コマンドは、DT−CPU417が通信モ
ードの識別をするために使用される。したがって、どの
通信モードにおいても、制御コマンドは通信データの先
頭に位置する。
【手続補正36】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0358
【補正方法】変更
【補正内容】
【0358】この表において、斜線部で示される桁が点
滅するものとする。この点滅モードは、DT−CPU4
17に接続されたSELスイッチ435をオンするごと
に、“1”→“2”→“3”→“4”→“1”のように
変更される。
滅するものとする。この点滅モードは、DT−CPU4
17に接続されたSELスイッチ435をオンするごと
に、“1”→“2”→“3”→“4”→“1”のように
変更される。
【手続補正37】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0359
【補正方法】変更
【補正内容】
【0359】撮影者は、SELスイッチ435を操作し
て、所望の桁を点滅状態にする。そして、同じくDT−
CPU417に接続されたADJスイッチ434を操作
すると、DT−CPU417は、点滅する桁に相当する
計時カウンタの内容を変更すると共に、CPU401に
は変更したデータを出力する。したがって、撮影者は、
表示回路432で確認しながら日付データの変更が可能
となる。
て、所望の桁を点滅状態にする。そして、同じくDT−
CPU417に接続されたADJスイッチ434を操作
すると、DT−CPU417は、点滅する桁に相当する
計時カウンタの内容を変更すると共に、CPU401に
は変更したデータを出力する。したがって、撮影者は、
表示回路432で確認しながら日付データの変更が可能
となる。
【手続補正38】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0362
【補正方法】変更
【補正内容】
【0362】日付データの1桁分の写し込み時間(すな
わち7セグメントLEDの発光時間)は、制御パラメー
タ2の写し込み基準時間と制御パラメータ2の、上位ニ
ブルのフィルム感度係数により決定する。STDTM×
FステップSK=発光時間となる。
わち7セグメントLEDの発光時間)は、制御パラメー
タ2の写し込み基準時間と制御パラメータ2の、上位ニ
ブルのフィルム感度係数により決定する。STDTM×
FステップSK=発光時間となる。
【手続補正39】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0370
【補正方法】変更
【補正内容】
【0370】ステップS507,ステップS508およ
びステップS509の処理では、DT−CPU417に
接続された3つのスイッチ(MOD,ADJ,SEL)
433,434および435の状態の判断を行う。何れ
かのスイッチが操作されている場合は、ステップS51
0へ移行する。そして、各スイッチに対応する処理を行
う。MODスイッチ433が操作された場合は、写し込
みモードの変更およびCPU401へ送出する表示制御
データの変更を行う。また、SELスイッチ435が操
作された場合は、日付データの修正状態へモードを設定
すると共に、修正する桁の選択をする。そして、選択さ
れた桁を点滅させるために表示制御データの変更をす
る。さらに、ADJスイッチ434が操作された場合
は、選択された桁に対応する計時カウンタの内容を修正
する。
びステップS509の処理では、DT−CPU417に
接続された3つのスイッチ(MOD,ADJ,SEL)
433,434および435の状態の判断を行う。何れ
かのスイッチが操作されている場合は、ステップS51
0へ移行する。そして、各スイッチに対応する処理を行
う。MODスイッチ433が操作された場合は、写し込
みモードの変更およびCPU401へ送出する表示制御
データの変更を行う。また、SELスイッチ435が操
作された場合は、日付データの修正状態へモードを設定
すると共に、修正する桁の選択をする。そして、選択さ
れた桁を点滅させるために表示制御データの変更をす
る。さらに、ADJスイッチ434が操作された場合
は、選択された桁に対応する計時カウンタの内容を修正
する。
【手続補正40】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0371
【補正方法】変更
【補正内容】
【0371】ステップS511では、時計タイマがオー
バーフローしていないかを判断する。オーバーフローし
ている時は、計時カウンタを更新するために、ステップ
S512の処理が実行される。そして、ステップS51
3では、DCENラインの状態より通信要求されている
か判断する。DCENラインがHiならばステップS5
07へ、LoならばステップS514へそれぞれ移行す
る。
バーフローしていないかを判断する。オーバーフローし
ている時は、計時カウンタを更新するために、ステップ
S512の処理が実行される。そして、ステップS51
3では、DCENラインの状態より通信要求されている
か判断する。DCENラインがHiならばステップS5
07へ、LoならばステップS514へそれぞれ移行す
る。
【手続補正41】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0373
【補正方法】変更
【補正内容】
【0373】このステップS517では、制御パラメー
タに含まれるSTDTMとFSKの積を、写し込み用7
セグメントLED818の発光時間制御のために算出す
る。この値をTONとする。次に、写し込みモードに応
じて、計時カウンタより写し込む日付データに対応する
カウンタの値を読出す。この値を7セグメントLED点
灯用のデータへ変換する。このデータは、数字以外のデ
ータも含んだ8バイトのデータ(DATA1〜DATA
8)である。数字以外のデータの例を図70に示す。9
0年9月15日を図示の如く写し込むとき、図中“s”
で示された部位もLED点灯用のデータとして扱われ
る。
タに含まれるSTDTMとFSKの積を、写し込み用7
セグメントLED818の発光時間制御のために算出す
る。この値をTONとする。次に、写し込みモードに応
じて、計時カウンタより写し込む日付データに対応する
カウンタの値を読出す。この値を7セグメントLED点
灯用のデータへ変換する。このデータは、数字以外のデ
ータも含んだ8バイトのデータ(DATA1〜DATA
8)である。数字以外のデータの例を図70に示す。9
0年9月15日を図示の如く写し込むとき、図中“s”
で示された部位もLED点灯用のデータとして扱われ
る。
【手続補正42】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0374
【補正方法】変更
【補正内容】
【0374】そして、ステップS510では、通信モー
ドCにより、CPU401が写し込み要求をしているか
を判断する。要求がある場合は、ステップS519のサ
ブルーチン“写し込み”が実行される。
ドCにより、CPU401が写し込み要求をしているか
を判断する。要求がある場合は、ステップS519のサ
ブルーチン“写し込み”が実行される。
【手続補正43】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0377
【補正方法】変更
【補正内容】
【0377】ステップS554ではタイマカウンタを初
期化した後、カウントアップを開始する。そして写し込
み時間(TON)の間、ステップS555で待機する。
そしてこのステップS555でLEDを消灯して数字1
つ分の写し込みは終了する。次いでステップS557で
は8バイト分(8文字分)のデータの写し込みが終了し
たかを判定する。以上のステップS552〜ステップS
557の処理によりDATA1〜DATA8までのデー
タが順番に写し込まれる。
期化した後、カウントアップを開始する。そして写し込
み時間(TON)の間、ステップS555で待機する。
そしてこのステップS555でLEDを消灯して数字1
つ分の写し込みは終了する。次いでステップS557で
は8バイト分(8文字分)のデータの写し込みが終了し
たかを判定する。以上のステップS552〜ステップS
557の処理によりDATA1〜DATA8までのデー
タが順番に写し込まれる。
【手続補正44】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0379
【補正方法】変更
【補正内容】
【0379】まず、ステップS601では、CPU40
1が電源オンでリセットされた後、初期化動作を行う。
ステップS602では所定の充電電圧になるまでストロ
ボ充電発光回路420へ充電指示信号SCHG423を
出力して充電を行う。ステップS603では、2つのタ
イマの設定を行うと共に、タイマのカウントを開始す
る。
1が電源オンでリセットされた後、初期化動作を行う。
ステップS602では所定の充電電圧になるまでストロ
ボ充電発光回路420へ充電指示信号SCHG423を
出力して充電を行う。ステップS603では、2つのタ
イマの設定を行うと共に、タイマのカウントを開始す
る。
【手続補正45】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0382
【補正方法】変更
【補正内容】
【0382】ステップS610では、スタンバイモード
であることを撮影者に告知するため、全ての表示を消灯
する。ステップS611では、割込みの許可を行った
後、CPU401はスタンバイモードになり、動作は停
止する。動作の開始は、撮影者がスイッチを操作して割
込み信号を発生させればよい。割込み信号が発生する
と、スタンバイモードは解除され、CPU401は、再
びステップS602から動作を開始する。
であることを撮影者に告知するため、全ての表示を消灯
する。ステップS611では、割込みの許可を行った
後、CPU401はスタンバイモードになり、動作は停
止する。動作の開始は、撮影者がスイッチを操作して割
込み信号を発生させればよい。割込み信号が発生する
と、スタンバイモードは解除され、CPU401は、再
びステップS602から動作を開始する。
【手続補正46】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0383
【補正方法】変更
【補正内容】
【0383】上記ステップS604において、表示タイ
マがオーバーフローしていない場合は、ステップS60
4からステップS605へ進む。このステップS605
では、100msecタイマがオーバーフローしていないか
を判断する。ここで、オーバーフローしている時は、ス
テップS606へ進み、していない時は後述するステッ
プS612へ進む。
マがオーバーフローしていない場合は、ステップS60
4からステップS605へ進む。このステップS605
では、100msecタイマがオーバーフローしていないか
を判断する。ここで、オーバーフローしている時は、ス
テップS606へ進み、していない時は後述するステッ
プS612へ進む。
【手続補正47】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正48】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正49】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正50】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正51】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正52】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
【手続補正53】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図23
【補正方法】変更
【補正内容】
【図23】
【手続補正54】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図24
【補正方法】変更
【補正内容】
【図24】
【手続補正55】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図25
【補正方法】変更
【補正内容】
【図25】
【手続補正56】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図30
【補正方法】変更
【補正内容】
【図30】
【手続補正57】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図42
【補正方法】変更
【補正内容】
【図42】
【手続補正58】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図45
【補正方法】変更
【補正内容】
【図45】
【手続補正59】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図52
【補正方法】変更
【補正内容】
【図52】
【手続補正60】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図55
【補正方法】変更
【補正内容】
【図55】
【手続補正61】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図62
【補正方法】変更
【補正内容】
【図62】
【手続補正62】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図63
【補正方法】変更
【補正内容】
【図63】
【手続補正63】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図64
【補正方法】変更
【補正内容】
【図64】
【手続補正64】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図65
【補正方法】変更
【補正内容】
【図65】
【手続補正65】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図73
【補正方法】変更
【補正内容】
【図73】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 矢木 仁 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 川辺 康行 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 河本 秀哉 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 溝内 保男 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 隆 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西田 隆勇 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】単一のモータと、 この単一のモータにより正逆回転駆動する太陽ギヤー
と、 この太陽ギヤーに常に噛合し、該太陽ギヤーの一方向回
転により公転し、他方向回転によりその位置で自転する
遊星ギヤーと、 上記太陽ギヤーの一方向回転による上記遊星ギヤーの公
転を許可し、該太陽ギヤーの他方向回転による該遊星ギ
ヤーの公転を禁止して同遊星ギヤーをその位置で自転さ
せる、公転規制手段と、 上記遊星ギヤーの公転軌跡上に配置し、カメラの所定の
機構を駆動するための複数の被駆動ギヤーと、 を具備しており、上記太陽ギヤーの一方向回転による上
記遊星ギヤーの公転動作によって該遊星ギヤーと噛合す
る被駆動ギヤーを選択し、上記太陽ギヤーの他方向回転
による同遊星ギヤーの自転動作によって、選択された該
被駆動ギヤーが回転してカメラの所定の機構を駆動する
ことを特徴とするカメラシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31901992A JPH06167741A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カメラシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31901992A JPH06167741A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カメラシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06167741A true JPH06167741A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18105603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31901992A Withdrawn JPH06167741A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | カメラシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06167741A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005234101A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒体 |
US7227672B2 (en) | 2001-02-28 | 2007-06-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Gear changing device and communication apparatus including the same |
JP2007248608A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Fujifilm Corp | レンズ鏡筒及びカメラ |
CN113116317A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-07-16 | 屈在留 | 基于智能化的养老院用智能看护装置及其系统 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP31901992A patent/JPH06167741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7227672B2 (en) | 2001-02-28 | 2007-06-05 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Gear changing device and communication apparatus including the same |
JP2005234101A (ja) * | 2004-02-18 | 2005-09-02 | Canon Inc | 撮像装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒体 |
JP4532929B2 (ja) * | 2004-02-18 | 2010-08-25 | キヤノン株式会社 | 撮像装置、その制御方法、制御プログラム及び記憶媒体 |
JP2007248608A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Fujifilm Corp | レンズ鏡筒及びカメラ |
CN113116317A (zh) * | 2021-03-01 | 2021-07-16 | 屈在留 | 基于智能化的养老院用智能看护装置及其系统 |
CN113116317B (zh) * | 2021-03-01 | 2023-04-25 | 上海海阳大健康产业集团股份有限公司 | 基于智能化的养老院用智能看护装置及其系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |