JPH0616708A - 重合体ラテックスの製造方法 - Google Patents
重合体ラテックスの製造方法Info
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- JPH0616708A JPH0616708A JP12079993A JP12079993A JPH0616708A JP H0616708 A JPH0616708 A JP H0616708A JP 12079993 A JP12079993 A JP 12079993A JP 12079993 A JP12079993 A JP 12079993A JP H0616708 A JPH0616708 A JP H0616708A
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- Japan
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- polymer latex
- monomer
- tank
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J19/00—Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
- B01J19/18—Stationary reactors having moving elements inside
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
- Graft Or Block Polymers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 重合性単量体を乳化重合してなる重合体ラテ
ックスの製造方法において、下記重合槽を用いて重合す
る。 記 重合槽内中心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設
し、該軸1に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽
底部に配列させた先端部に30〜60°の後退角αを有
するボトムパドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパ
ドル2より上部位に、ボトムパドル2と40〜100°
の交差角βを有し、かつ先端を下方に延長する板状フィ
ン4を有するフラットパドル3を装着すると共に、攪拌
槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に沿う複数本の邪
魔板5を間隔をおいて配設した重合槽。 【効果】乳化剤が少ない重合処方でも、また大型重合槽
でも、重合時に発生する微細凝固物量をドラスティック
に低減でき、かつ、重合槽内、攪拌翼への付着を低減で
きる。
ックスの製造方法において、下記重合槽を用いて重合す
る。 記 重合槽内中心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設
し、該軸1に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽
底部に配列させた先端部に30〜60°の後退角αを有
するボトムパドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパ
ドル2より上部位に、ボトムパドル2と40〜100°
の交差角βを有し、かつ先端を下方に延長する板状フィ
ン4を有するフラットパドル3を装着すると共に、攪拌
槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に沿う複数本の邪
魔板5を間隔をおいて配設した重合槽。 【効果】乳化剤が少ない重合処方でも、また大型重合槽
でも、重合時に発生する微細凝固物量をドラスティック
に低減でき、かつ、重合槽内、攪拌翼への付着を低減で
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、重合体ラテックスの製
造方法に関するものである。さらに詳しくは、特定の攪
拌翼を有する反応槽を用いることにより、重合時におけ
る微細凝固物の発生を抑制し、重合安定性に優れる重合
体ラテックスを製造する方法に関するものである。
造方法に関するものである。さらに詳しくは、特定の攪
拌翼を有する反応槽を用いることにより、重合時におけ
る微細凝固物の発生を抑制し、重合安定性に優れる重合
体ラテックスを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および問題点】従来より、ポリブタジエン
ラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテック
ス、カルボン酸またはビニルピリジン変性スチレン−ブ
タジエン系重合体ラテックス等のジエン系重合体ラテッ
クスは、紙被覆用、繊維処理用またはタイヤコード処理
用のバインダーとして、さらにゴム強化樹脂のゴム成分
として広く用いられている。これらの重合体ラテックス
を製造するに際しては、その単量体の種類、重合方法、
重合時の粘度等により重合処方が決定されるが、重合時
における微細凝固物の発生が問題となる。この微細凝固
物は、生産性を低下させるのみならず、得られた重合体
ラテックスの品質に悪影響をもたらすものであり、微細
凝固物の発生を低減させるために種々の検討がなされて
いる。例えば、単量体に対する重合水の割合を増加させ
たり、またラテックス粒子を安定化させるための乳化剤
を増加させること等により、ある程度微細凝固物の発生
を低減させることができるが、重合水の割合を増加させ
ることは逆に生成するポリマーの割合を低下させるもの
であり、結果として生産性の低下を余儀なくされる。生
産性向上の手段として、反応槽の大型化が進められてい
るが、単に反応槽の容量を大きくするだけでは、同一の
性能または構造を有する重合体ラテックスを得ることは
困難である。また、乳化剤量の増加は、最終製品におい
て、乳化剤に起因する様々な弊害をもたらすものであ
り、根本的な解決には至っていないのが現状である。
ラテックス、スチレン−ブタジエン共重合体ラテック
ス、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体ラテック
ス、カルボン酸またはビニルピリジン変性スチレン−ブ
タジエン系重合体ラテックス等のジエン系重合体ラテッ
クスは、紙被覆用、繊維処理用またはタイヤコード処理
用のバインダーとして、さらにゴム強化樹脂のゴム成分
として広く用いられている。これらの重合体ラテックス
を製造するに際しては、その単量体の種類、重合方法、
重合時の粘度等により重合処方が決定されるが、重合時
における微細凝固物の発生が問題となる。この微細凝固
物は、生産性を低下させるのみならず、得られた重合体
ラテックスの品質に悪影響をもたらすものであり、微細
凝固物の発生を低減させるために種々の検討がなされて
いる。例えば、単量体に対する重合水の割合を増加させ
たり、またラテックス粒子を安定化させるための乳化剤
を増加させること等により、ある程度微細凝固物の発生
を低減させることができるが、重合水の割合を増加させ
ることは逆に生成するポリマーの割合を低下させるもの
であり、結果として生産性の低下を余儀なくされる。生
産性向上の手段として、反応槽の大型化が進められてい
るが、単に反応槽の容量を大きくするだけでは、同一の
性能または構造を有する重合体ラテックスを得ることは
困難である。また、乳化剤量の増加は、最終製品におい
て、乳化剤に起因する様々な弊害をもたらすものであ
り、根本的な解決には至っていないのが現状である。
【0003】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上記の
問題点につき鋭意検討の結果、重合槽に装着される攪拌
翼に注目し研究した結果、ある特定の攪拌翼を装着して
なる重合槽を用いることにより、上記の問題点を解決
し、乳化剤が少ない重合処方でも、また重合槽が40m
3 以上と大型でも、重合時における微細凝固物の発生を
抑制し、重合安定性に優れた重合体ラテックスを得る方
法を見い出し、本発明を完成するに至った。
問題点につき鋭意検討の結果、重合槽に装着される攪拌
翼に注目し研究した結果、ある特定の攪拌翼を装着して
なる重合槽を用いることにより、上記の問題点を解決
し、乳化剤が少ない重合処方でも、また重合槽が40m
3 以上と大型でも、重合時における微細凝固物の発生を
抑制し、重合安定性に優れた重合体ラテックスを得る方
法を見い出し、本発明を完成するに至った。
【0004】すなわち、本発明は、重合性単量体を乳化
重合してなる重合体ラテックスの製造方法において、下
記重合槽を用いて重合することを特徴とする重合体ラテ
ックスの製造方法を提供するものである。 記 重合槽内中心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設
し、該軸1に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽
底部に配列させた先端部に30〜60°の後退角αを有
するボトムパドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパ
ドル2より上部位に、ボトムパドル2と40〜100°
の交差角βを有し、かつ先端を下方に延長する板状フィ
ン4を有するフラットパドル3を装着すると共に、攪拌
槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に沿う複数本の邪
魔板5を間隔をおいて配設した重合槽。
重合してなる重合体ラテックスの製造方法において、下
記重合槽を用いて重合することを特徴とする重合体ラテ
ックスの製造方法を提供するものである。 記 重合槽内中心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設
し、該軸1に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽
底部に配列させた先端部に30〜60°の後退角αを有
するボトムパドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパ
ドル2より上部位に、ボトムパドル2と40〜100°
の交差角βを有し、かつ先端を下方に延長する板状フィ
ン4を有するフラットパドル3を装着すると共に、攪拌
槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に沿う複数本の邪
魔板5を間隔をおいて配設した重合槽。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おいて使用される重合性単量体としては、例えば、共役
ジエン系単量体、エチレン系不飽和カルボン酸単量体、
芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体、不飽
和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒドロキシアル
キル基を含有する不飽和単量体、不飽和カルボン酸アミ
ド単量体、マレイミド系単量体等が挙げられる。
おいて使用される重合性単量体としては、例えば、共役
ジエン系単量体、エチレン系不飽和カルボン酸単量体、
芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量体、不飽
和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒドロキシアル
キル基を含有する不飽和単量体、不飽和カルボン酸アミ
ド単量体、マレイミド系単量体等が挙げられる。
【0006】共役ジエン系単量体としては、1,3−ブ
タジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−
ジメチル−1,3ブタジエン、2−クロル−1,3−ブ
タジエン、置換直鎖共役ペンタジエン類、置換および側
鎖共役ヘキサジエン類などが挙げられ、1種または2種
以上用いることができる。特に1,3−ブタジエンが好
ましい。
タジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、2,3−
ジメチル−1,3ブタジエン、2−クロル−1,3−ブ
タジエン、置換直鎖共役ペンタジエン類、置換および側
鎖共役ヘキサジエン類などが挙げられ、1種または2種
以上用いることができる。特に1,3−ブタジエンが好
ましい。
【0007】芳香族ビニル系単量体としては、スチレ
ン、α−メチルスチレン、メチルα−メチルスチレン、
ビニルトルエンおよびジビニルベンゼン等が挙げられ、
1種または2種以上用いることができる。特にスチレン
が好ましい。
ン、α−メチルスチレン、メチルα−メチルスチレン、
ビニルトルエンおよびジビニルベンゼン等が挙げられ、
1種または2種以上用いることができる。特にスチレン
が好ましい。
【0008】シアン化ビニル系単量体としては、アクリ
ロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロ
ニトリル、α−エチルアクリロニトリルなどが挙げら
れ、1種または2種以上用いることができる。特にアク
リロニトリルが好ましい。
ロニトリル、メタクリロニトリル、α−クロルアクリロ
ニトリル、α−エチルアクリロニトリルなどが挙げら
れ、1種または2種以上用いることができる。特にアク
リロニトリルが好ましい。
【0009】エチレン系不飽和カルボン酸単量体として
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸などのモノまたはジカルボ
ン酸(無水物)等が挙げられ、1種または2種以上用い
ることができる。特にモノまたはジカルボン酸が好まし
い。
は、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン
酸、フマール酸、イタコン酸などのモノまたはジカルボ
ン酸(無水物)等が挙げられ、1種または2種以上用い
ることができる。特にモノまたはジカルボン酸が好まし
い。
【0010】不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体
としては、メチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジメチル
フマレート、ジエチルフマレート、ジメチルマレエー
ト、ジエチルマルエート、ジメチルイタコネート、モノ
メチルフマレート、モノエチルフマレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート等が挙げられ、1種または2種以
上用いることができる。特にメチルメタクリレートが好
ましい。
としては、メチルアクリレート、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、エチルメタクリレート、ブチ
ルアクリレート、グリシジルメタクリレート、ジメチル
フマレート、ジエチルフマレート、ジメチルマレエー
ト、ジエチルマルエート、ジメチルイタコネート、モノ
メチルフマレート、モノエチルフマレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート等が挙げられ、1種または2種以
上用いることができる。特にメチルメタクリレートが好
ましい。
【0011】ヒドロシキアルキル基を含有する不飽和単
量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β
−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタ
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエート、
ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒドロ
キシエチルマレエート、ビス(2−ヒドロキシエチル)
マレエート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレートな
どが挙げられ、1種または2種以上用いることができ
る。特にβ−ヒドロキシエチルアクリレートが好まし
い。
量体としては、β−ヒドロキシエチルアクリレート、β
−ヒドロキシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、
ヒドロキシブチルアクリレート、ヒドロキシブチルメタ
クリレート、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメタ
クリレート、ジ−(エチレングリコール)マレエート、
ジ−(エチレングリコール)イタコネート、2−ヒドロ
キシエチルマレエート、ビス(2−ヒドロキシエチル)
マレエート、2−ヒドロキシエチルメチルフマレートな
どが挙げられ、1種または2種以上用いることができ
る。特にβ−ヒドロキシエチルアクリレートが好まし
い。
【0012】不飽和カルボン酸アミド単量体としては、
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、1種または
2種以上用いることができる。特にアクリルアミドが好
ましい。
アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロールア
クリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、N,
N−ジメチルアクリルアミド等が挙げられ、1種または
2種以上用いることができる。特にアクリルアミドが好
ましい。
【0013】マレイミド系単量体としては、マレイミ
ド、N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、
N−シクロヘキシルマレイミド等が挙げられ、1種また
は2種以上用いることができる。特にN−フェニルマレ
イミドが好ましい。
ド、N−フェニルマレイミド、N−メチルマレイミド、
N−シクロヘキシルマレイミド等が挙げられ、1種また
は2種以上用いることができる。特にN−フェニルマレ
イミドが好ましい。
【0014】さらに、上記単量体の他に、エチレン、プ
ロピレン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルピ
リジン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等、通常の乳化重
合において使用される単量体は何れも使用可能である。
ロピレン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ビニルピ
リジン、塩化ビニル、塩化ビニリデン等、通常の乳化重
合において使用される単量体は何れも使用可能である。
【0015】上記重合性単量体のうち、共役ジエン系単
量体単独、またはこれと共重合可能な単量体を使用する
ことが好ましく、特に、共役ジエン系単量体10〜80
重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.5〜1
0重量%およびこれらと共重合可能な単量体(最も好ま
しくは、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量
体、不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒドロ
キシアルキル基を含有する不飽和単量体、不飽和カルボ
ン酸アミド単量体、マレイミド系単量体の群から選択さ
れた単量体一種または二種以上)10〜89.5重量%
からなる単量体を使用することが好ましい。
量体単独、またはこれと共重合可能な単量体を使用する
ことが好ましく、特に、共役ジエン系単量体10〜80
重量%、エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.5〜1
0重量%およびこれらと共重合可能な単量体(最も好ま
しくは、芳香族ビニル系単量体、シアン化ビニル系単量
体、不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体、ヒドロ
キシアルキル基を含有する不飽和単量体、不飽和カルボ
ン酸アミド単量体、マレイミド系単量体の群から選択さ
れた単量体一種または二種以上)10〜89.5重量%
からなる単量体を使用することが好ましい。
【0016】また、得られた重合体ラテックスの平均粒
子径には特に制限はないが、好ましくは70〜300n
mである。また、重合体ラテックスのゲル含有量にも特
に制限はないが、20〜90重量%であることが好まし
く、特に該ラテックスをオフセット印刷紙用などの紙被
覆用バインダーとして使用する場合には、ゲル含有量が
20〜60重量%であることが好ましい。
子径には特に制限はないが、好ましくは70〜300n
mである。また、重合体ラテックスのゲル含有量にも特
に制限はないが、20〜90重量%であることが好まし
く、特に該ラテックスをオフセット印刷紙用などの紙被
覆用バインダーとして使用する場合には、ゲル含有量が
20〜60重量%であることが好ましい。
【0017】また、本発明においては、上記重合性単量
体をゴム質重合体ラテックスの存在下に乳化重合すると
いう態様を含むものである。ゴム質重合体ラテックスと
しては、例えば、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、アクリル酸エステル系
共重合体等のゴム状を呈する重合体のラテックスであれ
ば何れも使用可能である。
体をゴム質重合体ラテックスの存在下に乳化重合すると
いう態様を含むものである。ゴム質重合体ラテックスと
しては、例えば、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエ
ン共重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体、
エチレン−プロピレン共重合体、アクリル酸エステル系
共重合体等のゴム状を呈する重合体のラテックスであれ
ば何れも使用可能である。
【0018】該ゴム質重合体ラテックスの存在下に重合
する重合性単量体としては、上記にて例示した単量体を
使用することができるが、特に、芳香族ビニル系単量
体、シアン化ビニル系単量体、エチレン系不飽和カルボ
ン酸単量体、不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体
およびマレイミド系単量体の群から選択された単量体一
種または二種以上を使用することが好ましい。
する重合性単量体としては、上記にて例示した単量体を
使用することができるが、特に、芳香族ビニル系単量
体、シアン化ビニル系単量体、エチレン系不飽和カルボ
ン酸単量体、不飽和カルボン酸アルキルエステル単量体
およびマレイミド系単量体の群から選択された単量体一
種または二種以上を使用することが好ましい。
【0019】本発明の重合体ラテックスの製造に用いら
れる重合槽は、以下に示される。すなわち、重合槽内中
心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設し、該軸1
に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽底部に配列
させた先端部に30〜60°の後退角αを有するボトム
パドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパドル2より
上部位に、ボトムパドル2と40〜100°、好ましく
は40〜70°の交差角βを有し、かつ先端を下方に延
長する板状フィン4を有するフラットパドル3を装着す
ると共に、攪拌槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に
沿う複数本の邪魔板5を間隔をおいて配設した重合槽で
ある。なお、上記の邪魔板5は、冷却水を通水し、冷却
能力を付与することも可能である。
れる重合槽は、以下に示される。すなわち、重合槽内中
心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設し、該軸1
に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽底部に配列
させた先端部に30〜60°の後退角αを有するボトム
パドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパドル2より
上部位に、ボトムパドル2と40〜100°、好ましく
は40〜70°の交差角βを有し、かつ先端を下方に延
長する板状フィン4を有するフラットパドル3を装着す
ると共に、攪拌槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に
沿う複数本の邪魔板5を間隔をおいて配設した重合槽で
ある。なお、上記の邪魔板5は、冷却水を通水し、冷却
能力を付与することも可能である。
【0020】また、本発明にて規定する特定の重合槽を
使用することにより、従来の重合槽を用いて乳化重合を
行った場合に比べて重合時における微細凝固物が低減さ
れ、かつ、重合安定性に優れたラテックスが得られるも
のであるが、本発明においては、内容積が30m3 、好
ましくは40m3 以上の重合槽を用いた場合に特にその
効果の発現が顕著となるものである。これは、実験室レ
ベルはもとより、従来の工業的生産規模である1〜20
m3から見ても著しく大きいスケールであり、工業生産
上非常に有用である。
使用することにより、従来の重合槽を用いて乳化重合を
行った場合に比べて重合時における微細凝固物が低減さ
れ、かつ、重合安定性に優れたラテックスが得られるも
のであるが、本発明においては、内容積が30m3 、好
ましくは40m3 以上の重合槽を用いた場合に特にその
効果の発現が顕著となるものである。これは、実験室レ
ベルはもとより、従来の工業的生産規模である1〜20
m3から見ても著しく大きいスケールであり、工業生産
上非常に有用である。
【0021】本発明における各種成分(単量体または/
およびゴム質重合体ラテックス)の添加方法については
特に制限するものではなく、一括添加方法、分割添加方
法、連続添加方法の何れでも採用することができる。ま
た、本発明においては、一段重合、二段重合又は多段階
重合等何れでも採用することができる。
およびゴム質重合体ラテックス)の添加方法については
特に制限するものではなく、一括添加方法、分割添加方
法、連続添加方法の何れでも採用することができる。ま
た、本発明においては、一段重合、二段重合又は多段階
重合等何れでも採用することができる。
【0022】本発明の重合体ラテックスを乳化重合する
にあたっては、通常の乳化剤、重合開始剤、電解質、連
鎖移動剤、重合促進剤、キレート剤等を使用することが
できる。
にあたっては、通常の乳化剤、重合開始剤、電解質、連
鎖移動剤、重合促進剤、キレート剤等を使用することが
できる。
【0023】乳化剤としては高級アルコールの硫酸エス
テル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルエーテルスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂
肪族カルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステ
ル塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレング
リコールのアルキルエステル型、アルキルフェニルエー
テル型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤
が1種又は2種以上で用いられる。なお、上記の乳化剤
は、最終製品において、これに起因する様々な弊害をも
たらすものであり、できるだけ少量に抑えるべきである
が、逆にその使用量を低減すると重合安定性が低下す
る。本発明においては単量体100重量部に対して1.
0重量部以下、特に0.7部以下の使用量でも十分な重
合安定性が得られるものである。
テル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルジフ
ェニルエーテルスルホン酸塩、脂肪族スルホン酸塩、脂
肪族カルボン酸塩、非イオン性界面活性剤の硫酸エステ
ル塩等のアニオン性界面活性剤あるいはポリエチレング
リコールのアルキルエステル型、アルキルフェニルエー
テル型、アルキルエーテル型等のノニオン性界面活性剤
が1種又は2種以上で用いられる。なお、上記の乳化剤
は、最終製品において、これに起因する様々な弊害をも
たらすものであり、できるだけ少量に抑えるべきである
が、逆にその使用量を低減すると重合安定性が低下す
る。本発明においては単量体100重量部に対して1.
0重量部以下、特に0.7部以下の使用量でも十分な重
合安定性が得られるものである。
【0024】開始剤としては、過硫酸カリウム、過硫酸
アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、レ
ドックス系開始剤あるいは、過酸化ベンゾイル等の油溶
性開始剤が使用できる。
アンモニウム、過硫酸ナトリウム等の水溶性開始剤、レ
ドックス系開始剤あるいは、過酸化ベンゾイル等の油溶
性開始剤が使用できる。
【0025】連鎖移動剤としては、n−ヘキシルメルカ
プタン、n−オクチルメルカプタン、t−オクチルメル
カプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメ
ルカプタン、n−ステアリルメルカプタンなどのアルキ
ルメルカプタン、ジメチルキサントゲンジサルファイ
ド、ジイソプロピルキサントゲンジサルファイドなどの
キサントゲン化合物、α−メチルスチレンダイマー、タ
ーピノレンや、テトラメチルチウラムジスルフィド、テ
トラエチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラ
ムモノスルフィド等のチウラム系化合物、2,6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール、スチレン化フェノ
ール等のフェノール系化合物、アリルアルコール等のア
リル化合物、ジクロルメタン、ジブロモメタン、四塩化
炭素、四臭化炭素等のハロゲン化炭化水素化合物、α−
ベンジルオキシスチレン、α−ベンジルオキシアクリロ
ニトリル、α−ベンジルオキシアクリルアミド等のビニ
ルエーテル、トリフェニルエタン、ペンタフェニルエタ
ン、アクロレイン、メタアクロレイン、チオグリコール
酸、チオリンゴ酸、2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト等が挙げられ、1種又は2種以上用いることができ
る。
プタン、n−オクチルメルカプタン、t−オクチルメル
カプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメ
ルカプタン、n−ステアリルメルカプタンなどのアルキ
ルメルカプタン、ジメチルキサントゲンジサルファイ
ド、ジイソプロピルキサントゲンジサルファイドなどの
キサントゲン化合物、α−メチルスチレンダイマー、タ
ーピノレンや、テトラメチルチウラムジスルフィド、テ
トラエチルチウラムジスルフィド、テトラメチルチウラ
ムモノスルフィド等のチウラム系化合物、2,6−ジ−
t−ブチル−4−メチルフェノール、スチレン化フェノ
ール等のフェノール系化合物、アリルアルコール等のア
リル化合物、ジクロルメタン、ジブロモメタン、四塩化
炭素、四臭化炭素等のハロゲン化炭化水素化合物、α−
ベンジルオキシスチレン、α−ベンジルオキシアクリロ
ニトリル、α−ベンジルオキシアクリルアミド等のビニ
ルエーテル、トリフェニルエタン、ペンタフェニルエタ
ン、アクロレイン、メタアクロレイン、チオグリコール
酸、チオリンゴ酸、2−エチルヘキシルチオグリコレー
ト等が挙げられ、1種又は2種以上用いることができ
る。
【0026】また、上記の乳化重合に際しては、例えば
シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、4
−メチルシクロヘキセン、1−メチルシクロヘキセン等
の環内に不飽和結合を1つ有する環状の不飽和炭化水素
またはベンゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン
等の炭化水素の存在下で重合を行なってもよい。この
際、該炭化水素の使用量は単量体100重量部に対し
て、0.1〜30重量部である。
シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、4
−メチルシクロヘキセン、1−メチルシクロヘキセン等
の環内に不飽和結合を1つ有する環状の不飽和炭化水素
またはベンゼン、トルエン、ヘキサン、シクロヘキサン
等の炭化水素の存在下で重合を行なってもよい。この
際、該炭化水素の使用量は単量体100重量部に対し
て、0.1〜30重量部である。
【0027】上記特に共役ジエン系単量体を必須成分と
して用いてなる重合体ラテックスは、例えば、紙塗工用
接着剤、タフテッドカーペット、ニードルパンチカーペ
ット等のカーペット裏打ち用接着剤、自動車用クッショ
ン材料、土木用マット、工業用フィルター等の用途に利
用されるロック繊維基材用接着剤、合板、化粧材等に用
いられる木材用接着剤、さらにはABS樹脂の製造に用
いられる原料ゴムラテックスとして用いることができ
る。また、ゴム質重合体ラテックスを用いて得られた重
合体ラテックスは、適宜塩析・乾燥工程を経て、バウダ
ーまたはペレットとして回収され、自動車の内外装部
品、弱電分野等における各種材料として幅広い用途に使
用することができる。
して用いてなる重合体ラテックスは、例えば、紙塗工用
接着剤、タフテッドカーペット、ニードルパンチカーペ
ット等のカーペット裏打ち用接着剤、自動車用クッショ
ン材料、土木用マット、工業用フィルター等の用途に利
用されるロック繊維基材用接着剤、合板、化粧材等に用
いられる木材用接着剤、さらにはABS樹脂の製造に用
いられる原料ゴムラテックスとして用いることができ
る。また、ゴム質重合体ラテックスを用いて得られた重
合体ラテックスは、適宜塩析・乾燥工程を経て、バウダ
ーまたはペレットとして回収され、自動車の内外装部
品、弱電分野等における各種材料として幅広い用途に使
用することができる。
【0028】〔実施例〕以下、実施例を挙げ本発明をさ
らに具体的に説明するが、本発明はその要旨を変更しな
い限り、これらの実施例に限定されるものではない。な
お実施例中、割合を示す部および%は重量基準によるも
のである。45m3 反応槽使用時は、水を含めた仕込み
成分の合計を43m3 とした。また、実施例および比較
例における諸物性の測定は次の方法に拠った。
らに具体的に説明するが、本発明はその要旨を変更しな
い限り、これらの実施例に限定されるものではない。な
お実施例中、割合を示す部および%は重量基準によるも
のである。45m3 反応槽使用時は、水を含めた仕込み
成分の合計を43m3 とした。また、実施例および比較
例における諸物性の測定は次の方法に拠った。
【0029】○平均粒子径 電子顕微鏡写真にて粒子500個の各粒子径を測定し、
数平均粒子径を求めた。
数平均粒子径を求めた。
【0030】○ゲル含有量 ラテックスを室温で乾燥させ、ラテックスフィルムを作
製する。その後、ラテックスフィルム約0.2〜0.3
gを正確に秤量。200ccのトルエン中に48時間浸
漬した後、300メッシュの金網でろ過、金網上の残査
(トルエン不溶分)の乾燥重量を求め、トルエン浸漬前
の重量に対する百分率をゲル含有量とした。
製する。その後、ラテックスフィルム約0.2〜0.3
gを正確に秤量。200ccのトルエン中に48時間浸
漬した後、300メッシュの金網でろ過、金網上の残査
(トルエン不溶分)の乾燥重量を求め、トルエン浸漬前
の重量に対する百分率をゲル含有量とした。
【0031】○重合安定性 凝固物発生量の測定(300メッシュ金網にてラテック
スを濾過。金網を真空乾燥し、金網上の凝固物を秤量。
ラテックス100g(固形分)当たりの凝固物重量を算
出。)ならびに反応槽内、攪拌翼への付着状況をチェッ
クし、重合安定性を総合判断した。
スを濾過。金網を真空乾燥し、金網上の凝固物を秤量。
ラテックス100g(固形分)当たりの凝固物重量を算
出。)ならびに反応槽内、攪拌翼への付着状況をチェッ
クし、重合安定性を総合判断した。
【0032】〔実施例1〕 共重合体ラテックスの重合 図1に示される45m3 の内容積を有する重合槽に、水
100部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
3部、炭酸水素ナトリウム0.3部、過硫酸カリウム
1.0部および1,3−ブタジエン25部、スチレン6
1部およびアクリル酸4部からなる単量体混合物、連鎖
移動剤としてt−ドデシルメルカプタン0.5部を仕込
み70℃で重合を行い、重合転化率97%で重合を終了
した。得られた共重合体ラテックスを水酸化ナトリウム
を用いてpH5に調整した後、水蒸気蒸留で未反応単量
体を除去し重合体ラテックスAを得た。上記重合体ラテ
ックスAの凝集物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への
付着も少なく、重合安定性に非常に優れていた。なお、
平均粒子径は180nm、ゲル含有量は55%であっ
た。
100部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
3部、炭酸水素ナトリウム0.3部、過硫酸カリウム
1.0部および1,3−ブタジエン25部、スチレン6
1部およびアクリル酸4部からなる単量体混合物、連鎖
移動剤としてt−ドデシルメルカプタン0.5部を仕込
み70℃で重合を行い、重合転化率97%で重合を終了
した。得られた共重合体ラテックスを水酸化ナトリウム
を用いてpH5に調整した後、水蒸気蒸留で未反応単量
体を除去し重合体ラテックスAを得た。上記重合体ラテ
ックスAの凝集物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への
付着も少なく、重合安定性に非常に優れていた。なお、
平均粒子径は180nm、ゲル含有量は55%であっ
た。
【0033】〔実施例2〕 共重合体ラテックスの重合 t−ドデシルメルカプタン0.5部を、α−メチルスチ
レンダイマー1.0部に変更した以外は、実施例1と同
様にして重合を行なった。上記重合体ラテックスBの凝
固物は0.2g以下(0.1〜0.2g)で、槽内、攪
拌翼への付着も少なく、重合安定性に非常に優れてい
た。なお、平均粒子径は165nm、ゲル含有量は65
%であった。
レンダイマー1.0部に変更した以外は、実施例1と同
様にして重合を行なった。上記重合体ラテックスBの凝
固物は0.2g以下(0.1〜0.2g)で、槽内、攪
拌翼への付着も少なく、重合安定性に非常に優れてい
た。なお、平均粒子径は165nm、ゲル含有量は65
%であった。
【0034】〔実施例3〕 共重合体ラテックスの重合 t−ドデシルメルカプタン0.5部を、ターピノレン
1.0部に変更した以外は、実施例1と同様にして重合
を行なった。上記重合体ラテックスCの凝集物は0.2
g以下(0.1〜0.2g)で、槽内、攪拌翼への付着
も少なく、重合安定性に非常に優れていた。なお、平均
粒子径は160nm、ゲル含有量は70%であった。
1.0部に変更した以外は、実施例1と同様にして重合
を行なった。上記重合体ラテックスCの凝集物は0.2
g以下(0.1〜0.2g)で、槽内、攪拌翼への付着
も少なく、重合安定性に非常に優れていた。なお、平均
粒子径は160nm、ゲル含有量は70%であった。
【0035】〔実施例4〕単量体混合物100部当たり
トルエン10部を重合初期に添加した他は、実施例1と
同様に重合を行なった。上記重合体ラテックスDの凝集
物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への付着も少なく、
重合安定性に非常に優れていた。なお、平均粒子径は1
70nm、ゲル含有量は50%であった。
トルエン10部を重合初期に添加した他は、実施例1と
同様に重合を行なった。上記重合体ラテックスDの凝集
物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への付着も少なく、
重合安定性に非常に優れていた。なお、平均粒子径は1
70nm、ゲル含有量は50%であった。
【0036】〔実施例5〕単量体混合物100部当たり
シクロヘキサン7部を重合初期に添加した他は、実施例
1と同様に重合を行なった。上記重合体ラテックスEの
凝集物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への付着も少な
く、重合安定性に非常に優れていた。なお、平均粒子径
は180nm、ゲル含有量は48%であった。
シクロヘキサン7部を重合初期に添加した他は、実施例
1と同様に重合を行なった。上記重合体ラテックスEの
凝集物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への付着も少な
く、重合安定性に非常に優れていた。なお、平均粒子径
は180nm、ゲル含有量は48%であった。
【0037】〔比較例1〕図2に示される3段型タービ
ン翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた
以外は実施例1と同様に重合を行い重合体ラテックスa
を得た。上記重合体ラテックスaの凝集物は1.7gと
著しく、槽内、攪拌翼への付着も多かった。また、平均
粒子径は190nm、ゲル含有量は50%であった。
ン翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた
以外は実施例1と同様に重合を行い重合体ラテックスa
を得た。上記重合体ラテックスaの凝集物は1.7gと
著しく、槽内、攪拌翼への付着も多かった。また、平均
粒子径は190nm、ゲル含有量は50%であった。
【0038】〔比較例2〕図3に示される3段型パドル
翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた以
外は実施例1と同様に重合を行い重合体ラテックスbを
得た。上記重合体ラテックスbの凝集物は3.2gと著
しく、槽内、攪拌翼への付着も著しかった。また、平均
粒子径は185nm、ゲル含有量は55%であった。
翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた以
外は実施例1と同様に重合を行い重合体ラテックスbを
得た。上記重合体ラテックスbの凝集物は3.2gと著
しく、槽内、攪拌翼への付着も著しかった。また、平均
粒子径は185nm、ゲル含有量は55%であった。
【0039】〔実施例6〕実施例1と同一の重合槽に、
水100部、ポリブタジエンラテックス(固形分)60
部、過硫酸カリウム0.3部を仕込み、窒素置換後65
°Cまで昇温し、その時点から、スチレン28部および
アクリロニトリル12部からなる単量体混合物、t−ド
デシルメルカプタン0.3部、ならびにオレイン酸ナト
リウム0.4および水20部からなる乳化剤水溶液を連
続添加し、重合を行い、重合転化率98%で重合を終了
し、重合体ラテックスFを得た。上記重合体ラテックス
Fの凝集物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への付着も
少なく、重合安定性に非常に優れていた。
水100部、ポリブタジエンラテックス(固形分)60
部、過硫酸カリウム0.3部を仕込み、窒素置換後65
°Cまで昇温し、その時点から、スチレン28部および
アクリロニトリル12部からなる単量体混合物、t−ド
デシルメルカプタン0.3部、ならびにオレイン酸ナト
リウム0.4および水20部からなる乳化剤水溶液を連
続添加し、重合を行い、重合転化率98%で重合を終了
し、重合体ラテックスFを得た。上記重合体ラテックス
Fの凝集物は0.1g以下で、槽内、攪拌翼への付着も
少なく、重合安定性に非常に優れていた。
【0040】〔比較例3〕図2に示される3段型タービ
ン翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた
以外は実施例2と同様に重合を行い重合体ラテックスc
を得た。上記重合体ラテックスcの凝集物は0.9gと
多く、槽内、攪拌翼への付着も著しかった。また、平均
粒子径は170nm、ゲル含有量は60%であった。
ン翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた
以外は実施例2と同様に重合を行い重合体ラテックスc
を得た。上記重合体ラテックスcの凝集物は0.9gと
多く、槽内、攪拌翼への付着も著しかった。また、平均
粒子径は170nm、ゲル含有量は60%であった。
【0041】〔比較例4〕図3に示される3段型パドル
翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた以
外は実施例2と同様に重合を行い重合体ラテックスdを
得た。上記重合体ラテックスdの凝集物は1.5gと多
く、槽内、攪拌翼への付着も著しかった。また、平均粒
子径は175nm、ゲル含有量は60%であった。
翼を備えた45m3 の内容積を有する重合槽を用いた以
外は実施例2と同様に重合を行い重合体ラテックスdを
得た。上記重合体ラテックスdの凝集物は1.5gと多
く、槽内、攪拌翼への付着も著しかった。また、平均粒
子径は175nm、ゲル含有量は60%であった。
【0042】〔実施例7〕実施例1と同一の重合槽に、
水150部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
0.5部、炭酸水素ナトリウム0.3部、過硫酸カリウ
ム1.0部および1,3−ブタジエン45部、スチレン
30部、メチルメタクリレート10部、アクリロニトリ
ル10部およびイタコン酸2部からなる単量体混合物、
連鎖移動剤としてt−ドデシルメルカプタン1.2部を
仕込み70℃で重合を行い、重合転化率97%で重合を
終了した。得られた共重合体ラテックスを水酸化ナトリ
ウムを用いてpH5に調整した後、水蒸気蒸留で未反応
単量体を除去し重合体ラテックスGを得た。上記重合体
ラテックスGの凝集物は0.3g以下(0.2〜0.3
g)で、槽内、攪拌翼への付着も少なく、重合安定性に
非常に優れていた。なお、平均粒子径は105nm、ゲ
ル含有量は20%であった。
水150部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
0.5部、炭酸水素ナトリウム0.3部、過硫酸カリウ
ム1.0部および1,3−ブタジエン45部、スチレン
30部、メチルメタクリレート10部、アクリロニトリ
ル10部およびイタコン酸2部からなる単量体混合物、
連鎖移動剤としてt−ドデシルメルカプタン1.2部を
仕込み70℃で重合を行い、重合転化率97%で重合を
終了した。得られた共重合体ラテックスを水酸化ナトリ
ウムを用いてpH5に調整した後、水蒸気蒸留で未反応
単量体を除去し重合体ラテックスGを得た。上記重合体
ラテックスGの凝集物は0.3g以下(0.2〜0.3
g)で、槽内、攪拌翼への付着も少なく、重合安定性に
非常に優れていた。なお、平均粒子径は105nm、ゲ
ル含有量は20%であった。
【0043】〔実施例8〕実施例1と同一の重合槽に、
水90部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
2部、炭酸水素ナトリウム0.6部、過硫酸カリウム
1.0部および1,3−ブタジエン60部、スチレン2
5部、メチルメタクリレート5部、β−ヒドロキシエチ
ルアクリレート3部およびメタクリル酸7部からなる単
量体混合物、連鎖移動剤としてt−ドデシルメルカプタ
ン0.3部を仕込み65℃で重合を行い、重合転化率9
7%で重合を終了した。得られた共重合体ラテックスを
水酸化ナトリウムを用いてpH5に調整した後、水蒸気
蒸留で未反応単量体を除去し重合体ラテックスHを得
た。上記重合体ラテックスHの凝集物は0.2g以下
(0.1〜0.2g)で、槽内、攪拌翼への付着も少な
く、重合安定性に非常に優れていた。なお、平均粒子径
は250nm、ゲル含有量は55%であった。
水90部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム0.
2部、炭酸水素ナトリウム0.6部、過硫酸カリウム
1.0部および1,3−ブタジエン60部、スチレン2
5部、メチルメタクリレート5部、β−ヒドロキシエチ
ルアクリレート3部およびメタクリル酸7部からなる単
量体混合物、連鎖移動剤としてt−ドデシルメルカプタ
ン0.3部を仕込み65℃で重合を行い、重合転化率9
7%で重合を終了した。得られた共重合体ラテックスを
水酸化ナトリウムを用いてpH5に調整した後、水蒸気
蒸留で未反応単量体を除去し重合体ラテックスHを得
た。上記重合体ラテックスHの凝集物は0.2g以下
(0.1〜0.2g)で、槽内、攪拌翼への付着も少な
く、重合安定性に非常に優れていた。なお、平均粒子径
は250nm、ゲル含有量は55%であった。
【0044】
【発明の効果】本発明にて規定する特定の攪拌翼を有す
る重合槽を用いることにより、従来の製造方法に比べて
微細凝固物量をドラスティックに低減でき、かつ、重合
槽内、攪拌翼への付着を低減できる。また40m3 以上
の大型重合槽で製造できるものであり、工業的に非常に
有用である。
る重合槽を用いることにより、従来の製造方法に比べて
微細凝固物量をドラスティックに低減でき、かつ、重合
槽内、攪拌翼への付着を低減できる。また40m3 以上
の大型重合槽で製造できるものであり、工業的に非常に
有用である。
【図1】 本発明の実施例1〜8で用いられた特定攪拌
翼を備えた重合槽を破断した斜視図。
翼を備えた重合槽を破断した斜視図。
【図2】 比較例1および3で用いられた3段型タービ
ン翼を備えた重合槽を破断した斜視図。
ン翼を備えた重合槽を破断した斜視図。
【図3】 比較例2および4で用いられた3段型パドル
翼を備えた重合槽を破断した斜視図。
翼を備えた重合槽を破断した斜視図。
1・・・攪拌軸、2・・・ボトムパドル、3・・・フラ
ットパドル、4・・・板状フィン、5・・・邪魔板、α
・・・ボトムパドル2の後退角、β・・・ボトムパドル
2とフラットパドル3の交差角。
ットパドル、4・・・板状フィン、5・・・邪魔板、α
・・・ボトムパドル2の後退角、β・・・ボトムパドル
2とフラットパドル3の交差角。
Claims (8)
- 【請求項1】 重合性単量体を乳化重合してなる重合体
ラテックスの製造方法において、下記重合槽を用いて重
合することを特徴とする重合体ラテックスの製造方法。 記 重合槽内中心部に槽外から回転可能な攪拌軸1を配設
し、該軸1に、攪拌槽の底壁面に下端部を近接させて槽
底部に配列させた先端部に30〜60°の後退角αを有
するボトムパドル2を装着し、前記攪拌軸1のボトムパ
ドル2より上部位に、ボトムパドル2と40〜100°
の交差角βを有し、かつ先端を下方に延長する板状フィ
ン4を有するフラットパドル3を装着すると共に、攪拌
槽の側壁面に下部から上部まで軸方向に沿う複数本の邪
魔板5を間隔をおいて配設した重合槽。 - 【請求項2】 重合性単量体が、共役ジエン系単量体単
独、またはこれと共重合可能な単量体からなることを特
徴とする請求項1記載の重合体ラテックスの製造方法。 - 【請求項3】 重合性単量体をゴム質重合体ラテックス
の存在下に乳化重合してなる請求項1記載の重合体ラテ
ックスの製造方法。 - 【請求項4】 共役ジエン系単量体10〜80重量%、
エチレン系不飽和カルボン酸単量体0.5〜10重量%
およびこれらと共重合可能な単量体10〜89.5重量
%からなる単量体を乳化重合してなる請求項1記載の重
合体ラテックスの製造方法。 - 【請求項5】 ゲル含有量が20〜90重量%である請
求項4記載の重合体ラテックスの製造方法。 - 【請求項6】 単量体100重量部に対して、1.0重
量部以下の乳化剤を使用してなる請求項4記載の重合体
ラテックスの製造方法。 - 【請求項7】 環内に不飽和結合を1つ有する環状の不
飽和炭化水素またはベンゼン、トルエン、ヘキサン、シ
クロヘキサン等の炭化水素の存在下に乳化重合してなる
請求項1〜6記載の重合体ラテックスの製造方法。 - 【請求項8】 容量が40m3 以上の重合槽を用いてな
る請求項1〜7記載の重合体ラテックスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12079993A JPH0616708A (ja) | 1992-04-28 | 1993-04-22 | 重合体ラテックスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13625292 | 1992-04-28 | ||
JP4-136252 | 1992-04-28 | ||
JP12079993A JPH0616708A (ja) | 1992-04-28 | 1993-04-22 | 重合体ラテックスの製造方法 |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP36498797A Division JPH10245404A (ja) | 1992-04-28 | 1997-12-19 | 重合体ラテックスの製造方法 |
JP9364988A Division JPH10245405A (ja) | 1992-04-28 | 1997-12-19 | 重合体ラテックスの製造方法 |
JP36498997A Division JPH10245406A (ja) | 1992-04-28 | 1997-12-19 | 重合体ラテックスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616708A true JPH0616708A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=26458317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12079993A Pending JPH0616708A (ja) | 1992-04-28 | 1993-04-22 | 重合体ラテックスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616708A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH07292002A (ja) * | 1994-04-27 | 1995-11-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 重合体ラテックスの製造方法 |
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