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JPH0616514A - 胞子殺菌剤 - Google Patents

胞子殺菌剤

Info

Publication number
JPH0616514A
JPH0616514A JP41492A JP41492A JPH0616514A JP H0616514 A JPH0616514 A JP H0616514A JP 41492 A JP41492 A JP 41492A JP 41492 A JP41492 A JP 41492A JP H0616514 A JPH0616514 A JP H0616514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spores
spore
mold
extract
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP41492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatada Yamashita
正忠 山下
Kazuhiko Oniyama
和彦 鬼山
Masao Seki
昌夫 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd filed Critical Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
Priority to JP41492A priority Critical patent/JPH0616514A/ja
Publication of JPH0616514A publication Critical patent/JPH0616514A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ニンニク、ラッキョウ、ネギ、タマネギ等の
ユリ科植物から抽出したエキスを含有してなり、細菌の
胞子やカビの胞子に作用してこれらの胞子を殺菌する胞
子殺菌剤。 【効果】 この胞子殺菌剤は、従来法では殺菌が困難で
あった細菌胞子やカビ胞子等の胞子を完全に死滅するこ
とができる。従って、この胞子殺菌剤は食品等に塗布し
たり混和することによって、食品等に含まれる細菌やカ
ビ胞子を死滅させることができる。さらに、この食品等
に温和な加熱殺菌や殺菌剤の添加を併用することによ
り、細菌の胞子と菌自体の双方を殺菌することができ、
長時間の殺菌加熱による風味劣化や栄養成分の分解を生
じることなく、細菌胞子による食品の変質の問題やカビ
による食品、室内環境への被害などを解消することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バチルス属細菌等の有
胞子細菌の胞子やカビ胞子などの胞子を殺菌する胞子殺
菌剤に関し、ユリ科植物のエキスを用いて食品中の胞子
や住宅設備等に繁殖するカビ胞子を殺菌する胞子殺菌剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、食品の殺菌方法としては、牛乳の
瞬間殺菌に代表されるような加熱殺菌方法と、ソルビン
酸塩などの殺菌剤を添加混合する方法などが主として用
いられている。これら殺菌方法の殺菌対象は、食品中に
含まれる生菌であり、細菌胞子については、これを完全
に死滅させることはできない。細菌胞子の殺菌に注目し
た殺菌法としては、缶詰等におけるオートクレーブ殺菌
が挙げられる。通常缶詰の殺菌条件は、有胞子細菌であ
るボツリヌス菌の耐熱性芽胞(胞子)が死滅する条件に
設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有胞子
細菌の耐熱芽胞の中には、缶詰の殺菌条件では死滅せ
ず、缶詰に変質を生じさせるフラットサワー菌などが知
られており、これらの胞子を完全に死滅させることは極
めて困難である。また、缶コーヒー類などの食品では、
普通の缶詰の加熱殺菌条件と同等に処理すると内容物の
風味が著しく劣化したり、栄養成分が変質してしまうた
め、普通の缶詰よりも温和な殺菌条件で殺菌していた。
従って内容物に胞子が残存すると胞子から生じた細菌が
内容物中で繁殖し、流通過程で缶の膨張等の不良を招く
恐れがあった。特に、有胞子細菌であるバチルス属やク
ロストリジューム属のある種の菌では、繁殖適温が50
℃程度もあり、缶コーヒー類を自動販売機で保温して販
売する場合などでは、この種の高温菌対策が特に問題と
されている。
【0004】このように、従来より細菌胞子による食品
の変質等の問題は指摘されているものの、この細菌胞子
を死滅させるための有効な方法や安全な殺菌剤は知られ
ていなかった。
【0005】さらに、従来はカビについても有効な対策
がなされておらず、ミカン、オレンジ等の果実では、カ
ビ繁殖を防止する防カビ剤の安全性について問題が提起
され、これら薬剤を使用し難い状況になっていることか
ら、安全なカビ防止剤に対する要望が強い。また、この
防カビ剤を含め、カビ胞子を安全且つ確実に殺菌するた
めの胞子殺菌剤は知られておらず、住宅内の湿気を生じ
易い箇所でのカビ繁殖と、そのカビ胞子による環境汚染
を防ぐのが困難であり、カビ殺菌剤と併用してカビ胞子
を殺菌するのに有効な胞子殺菌剤の提供も望まれてい
る。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、食品中の細菌胞子をはじめとしてカビ胞子に対して
も有効に作用する強い胞子殺菌力を有し、しかも食品に
添加しても安全性に何ら問題なく使用することができる
胞子殺菌剤の提供を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】ニンニク、ラッキョウ、
ネギ、タマネギ等のユリ科植物は、抗菌成分が含まれて
いることが知られている。さらに本発明者らは、これら
のユリ科植物のエキスに細菌の芽胞(胞子)やカビ胞子
に作用しこれを死滅させる作用があることを知見し、本
発明を完成させた。
【0008】即ち本発明は、ニンニク、ラッキョウ、ネ
ギ、タマネギ等のユリ科植物から抽出したエキスを含有
してなり、細菌の胞子やカビの胞子に作用してこれらの
胞子を殺菌する胞子殺菌剤によって上記課題を解消し
た。
【0009】
【作用】ニンニク、ラッキョウ、ネギ、タマネギ等のユ
リ科植物のエキスを、細菌の胞子やカビ胞子に作用させ
ると、これらの胞子が死滅する。従って、食品の殺菌を
行うに際してユリ科植物のエキスを含む胞子殺菌剤を塗
布または混和しておくことにより細菌胞子を完全かつ効
果的に殺菌することができる。また、このユリ科植物の
エキスを含有する胞子殺菌剤を住宅設備等のカビ繁殖箇
所に塗布することによって、カビ繁殖が抑制される。
【0010】
【実施例】本発明に係る胞子殺菌剤は、ユリ科植物から
抽出したエキスを含有するものである。本発明の胞子殺
菌剤に好適な材料植物としては、ニンニク、ラッキョ
ウ、ネギ、タマネギ、ユリ、ニラ、ギョウジャニンニク
などであり、これらの内でも入手の容易性、エキスの胞
子殺菌力の強さ、及び価格などからニンニク、ラッキョ
ウ、ネギ、タマネギが材料として好適である。これらの
ユリ科植物から抽出されるエキスとしては、材料の植物
体(球根部や茎、葉などの各部)をすりおろして絞った
液(絞り汁)、材料に水を加えて破砕してろ過した水抽
出液、水蒸気蒸留法によって得られた香気成分、液化炭
酸ガス抽出法によって得られた抽出物などが用いられ、
エキスを製造する方法は使用する材料に応じて適宜に選
択される。
【0011】これらのエキスは、食品等の表面に直接塗
布したり、混合することもできるが、サイクロデキスト
リンやキトサンなどの結合剤、酸化防止剤、増量剤ある
いはソルビン酸などの生菌殺菌剤などの他の材料を加え
て用いることもできる。また、カビ胞子殺菌剤として食
品以外の分野、例えばカビ繁殖を生じ易い室内の防カビ
用には胞子殺菌剤に殺カビ剤(生菌に対する殺菌剤)を
添加して使用することもできる。
【0012】本発明の胞子殺菌剤は、有効成分であるユ
リ科植物のエキス分が、バチルス属やクロストリジュー
ム属などの有胞子細菌の胞子、カビ胞子等の胞子に作用
し、これらの胞子を完全に死滅させる。また、この胞子
殺菌剤は、生菌に対しても抗菌力または静菌力を発揮す
る。この胞子殺菌剤による胞子殺菌は、10℃〜60℃程度
で行うのが望ましい。また殺菌時間は、有効成分である
ユリ科植物のエキスの量によって異なるが、細菌胞子を
完全に死滅させるためにはこの胞子殺菌剤を塗布または
混和した後、数十時間以上放置することが望ましい。
【0013】この胞子殺菌剤は、食品の殺菌に用いる場
合には、食品の表面に塗布したり、食品中に混和して放
置すれば良い。そして胞子殺菌剤を加えた食品に、生菌
を殺菌するための比較的温和な加熱処理を施したり、生
菌殺菌用の殺菌剤を添加することにより、食品中の生菌
と胞子の双方について殺菌することができる。またこの
胞子殺菌剤をカビ繁殖防止剤として使用するには、必要
に応じてカビ生菌に対する殺菌剤、付着性向上材などを
混合して壁面等に塗布すれば良い。この胞子殺菌剤を塗
布することにより、カビ胞子と生菌の双方が殺菌され、
この殺菌剤塗布部分のカビを死滅させると共に、空気中
のカビ胞子がこの殺菌剤塗布面に付着してもカビが繁殖
することがない。
【0014】本発明の胞子殺菌剤は、天然物であるニン
ニク、ラッキョウ、ネギ、タマネギ等のユリ科植物のエ
キスを有効成分とするものなので、殺菌する食品に直接
塗布したり、添加混合しても安全に使用することができ
る。また、この胞子殺菌剤は、従来法では殺菌が困難で
あった細菌胞子を完全に死滅することができる。従っ
て、この胞子殺菌剤を食品等に塗布したり、食品中に混
和することによって細菌胞子を死滅させ、さらに、この
食品等に温和な加熱殺菌や殺菌剤の添加を併用すること
により、細菌胞子と菌自体を殺菌することができ、長時
間の殺菌加熱による風味劣化や栄養成分の分解を生じる
ことなく、細菌胞子による食品の変質等の問題を解消す
ることができる。
【0015】また、本発明の胞子殺菌剤は、カビ胞子に
対しても殺菌効果が高く、該胞子殺菌剤を果実表皮に塗
布したり、カビ繁殖を生じ易い室内環境内等に塗布して
使用することによりカビ胞子を殺菌してカビ繁殖を効果
的に防止することができる。以下、実験例によって本発
明の効果を明確にする。
【0016】(実験例1)市販ニンニクの鱗茎部をすり
おろして絞り、この絞り汁をエキスとして用いた。一
方、牛肉の表面に、胞子(Bacillus subt
ilisの胞子)を牛肉1g当り100〜300個の胞子個数
となるように散布し、これに上記ニンニクエキスを5〜3
2mg/試料cm2の範囲で塗布し、エキス塗布量の異なる各
種牛肉試料を25℃で保存し、一定時間毎に牛肉試料の胞
子数をカウントし、エキスの塗布量と、胞子数がゼロに
至るまでの時間の関係を調べた。その結果を図1に示
す。なお、牛肉試料中の胞子数の測定方法は、通常の耐
熱性芽胞菌数の測定方法に準じて、ほぼ一定量の牛肉試
料を分け取り、滅菌水を加えてホモジネートし、これに
100℃のヒートショックを加えた後、加熱液を標準寒天
培地を用いて37℃で培養し、出現したコロニーを胞子数
としてカウントした。図1から明らかなように、ニンニ
クエキスを塗布することによって胞子を完全に死滅させ
ることができた。またエキス塗布量を10mg/試料cm2
上とすると、胞子を死滅させるまでの時間が短くなっ
た。
【0017】(実験例2)実験例1と同様に調整した牛
肉試料(胞子を散布したもの)と、ニンニクエキスを用
い、牛肉試料の表面に16mg/試料cm2となるようにニン
ニクエキスを塗布し、この試料を4℃以下〜約60℃の範
囲の各種の温度環境下で保存し、一定時間毎に試料中の
胞子数をカウントし、胞子殺菌における最適温度を求め
た。その結果を図2に示す。図2から明らかなように、
ニンニクエキスによる胞子殺菌は、4℃以下の低温状態
よりも20〜50℃の中温域に保存した方が効果的であるこ
とが判明した。
【0018】(実験例3)実験例1と同様に調整した牛
肉試料とニンニクエキスとを用い、さらに市販タマネギ
とラッキョウの絞り汁(エキス)を用い、牛肉試料の表
面に16mg/試料cm2となるようにニンニクエキス、タマ
ネキエキスおよびラッキョウエキスを塗布し、この試料
を25℃環境下で保存し、一定時間毎に試料中の胞子数を
カウントし、各エキスの胞子殺菌力を調べた。その結果
を図3に示す。図3から明らかなように、胞子殺菌力は
ニンニクエキスが最も強く、タマネギエキスとラッキョ
ウエキスにも十分な胞子殺菌力が認められた。
【0019】(実験例4)実験例1と同様に調整した牛
肉試料とニンニクエキスとを用い、牛肉試料にニンニク
エキスを塗布せず、25℃に保持した試料(無塗布25℃保
持試料)と、ニンニクエキスを16mg/試料cm2となるよ
うに塗布し、4℃に保持した試料(塗布後4℃保持試料)
と、ニンニクエキスを16mg/試料cm2となるように塗布
し、25℃に保持した試料(塗布後25℃保持試料)をそれ
ぞれ作製し、一定時間毎に試料中の胞子数をカウント
し、各試料の胞子数と保持時間の関係を調べた。その結
果を図4に示す。図4から明らかなように、このエキス
を塗布しない試料はほぼ一定の胞子数であり、エキスを
塗布した試料は胞子数が減少してゆき、25℃保持試料で
は塗布後50時間で胞子数がゼロとなり、4℃保持試料で
は胞子の減少が遅い。
【0020】(実験例5)実験例1と同様に調整した牛
肉試料とニンニクエキスとを用い、牛肉試料にニンニク
エキスを塗布しない試料と、ニンニクエキスを16mg/試
料cm2となるように塗布した試料とをそれぞれ25℃に保
持し、一定時間毎に試料中の総生菌数を調べた。その結
果を図5に示した。図5から明らかなように、25℃保持
条件では、エキスの塗布、無塗布による差は認められ
ず、試料中の総生菌数は徐々に増加していった。
【0021】(実験例6)実験例5と同様の各試料(ニ
ンニクエキスを塗布した試料と塗布しない試料)を、そ
れぞれ4℃に保持し、総生菌数の推移を調べ、その結果
を図6に示した。図6から明らかなように、4℃保持条
件では、ニンニクエキス無塗布の試料では総生菌数がほ
ぼ一定値であるのに対し、エキスを塗布した試料の総生
菌数は減少傾向を示した。
【0022】(実験例7)カビ胞子(Aspergil
lus oryzae胞子)をミカン表皮に散布し、そ
の上にニンニクエキスを10mg/試料cm2となるように塗
布し、25℃で保持し、一定時間毎に試料を取り出してカ
ビ胞子数をカウントした。このカビ胞子数は、試料を滅
菌水で洗浄してその洗浄液を麦芽エキス寒天培地に植
え、25℃で1週間培養後、出現したコロニー数をカウン
トした。その結果、エキス塗布後、50時間以内にカビ胞
子数がゼロになった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の胞子殺菌
剤は、天然物であるニンニク、ラッキョウ、ネギ、タマ
ネギ等のユリ科植物のエキスを有効成分とするものなの
で、殺菌する食品に直接塗布したり、添加混合しても安
全に使用することができる。
【0024】また、この胞子殺菌剤は、従来法では殺菌
が困難であった細菌胞子やカビ胞子等の胞子を完全に死
滅することができる。従って、この胞子殺菌剤は食品等
に塗布したり混和することによって、食品等に含まれる
細菌胞子を死滅させることができる。さらに、この食品
等に温和な加熱殺菌や殺菌剤の添加を併用することによ
り、細菌の胞子と菌自体の双方を殺菌することができ、
長時間の殺菌加熱による風味劣化や栄養成分の分解を生
じることなく、細菌胞子による食品の変質の問題や、カ
ビによる食品、室内環境への被害などを解消することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実験例1の結果を示し、エキス塗布量と胞子
滅菌時間との関係を表すグラフである。
【図2】 実験例2の結果を示し、エキス塗布試料の保
持温度と胞子滅菌時間との関係を表すグラフである。
【図3】 実験例3の結果を示し、ユリ科の各植物エキ
スを塗布した試料の胞子数推移を表すグラフである。
【図4】 実験例4の結果を示し、エキス塗布試料と無
塗布試料との胞子数推移を表すグラフである。
【図5】 実験例5の結果を示し、エキス塗布試料と無
塗布試料とを25℃で保持した場合の総生菌数の推移を表
すグラフである。
【図6】 実験例6の結果を示し、エキス塗布試料と無
塗布試料とを4℃で保持した場合の総生菌数の推移を表
すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ニンニク、ラッキョウ、ネギ、タマネギ
    等のユリ科植物から抽出したエキスを含有してなり、細
    菌の胞子やカビの胞子に作用してこれらの胞子を殺菌す
    る胞子殺菌剤。
JP41492A 1992-01-06 1992-01-06 胞子殺菌剤 Withdrawn JPH0616514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41492A JPH0616514A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 胞子殺菌剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41492A JPH0616514A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 胞子殺菌剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0616514A true JPH0616514A (ja) 1994-01-25

Family

ID=11473142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41492A Withdrawn JPH0616514A (ja) 1992-01-06 1992-01-06 胞子殺菌剤

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JP (1) JPH0616514A (ja)

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Legal Events

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Effective date: 19990408