JPH0616329B2 - Vtrのpwm方式モ−タドライブ回路 - Google Patents
Vtrのpwm方式モ−タドライブ回路Info
- Publication number
- JPH0616329B2 JPH0616329B2 JP59122690A JP12269084A JPH0616329B2 JP H0616329 B2 JPH0616329 B2 JP H0616329B2 JP 59122690 A JP59122690 A JP 59122690A JP 12269084 A JP12269084 A JP 12269084A JP H0616329 B2 JPH0616329 B2 JP H0616329B2
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- Japan
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- frequency
- circuit
- pulse
- pwm
- vtr
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はATF方式によるトラツキングサーボを行うよ
うにしたVTRにおいて、ドラムモータ及びキヤプスタ
ンモータに適用し得るPWM方式モータドライブ回路に
関するものである。
うにしたVTRにおいて、ドラムモータ及びキヤプスタ
ンモータに適用し得るPWM方式モータドライブ回路に
関するものである。
背景技術とその問題点 所謂8ミリビデオと言われるような小型・軽量化された
VTRにおいては、ドラムモータ及びキヤプスタンモー
タのドライブ回路としてPWM方式ドライブ回路が用い
られている。
VTRにおいては、ドラムモータ及びキヤプスタンモー
タのドライブ回路としてPWM方式ドライブ回路が用い
られている。
PWM方式ドライブ回路は、モータの速度に応じた制御
信号によりPWM回路を制御するように成し、このPW
M回路の出力パルスによりトランジスタをスイツチング
し、このスイツチング出力を整流平滑してモータの速度
に応じた直流電圧を得、この直流電圧をモータのコイル
の供給するように成されている。このようなPWM方式
ドライブ回路は、小型で低消費電力であることから小型
・軽量なVTRに適している。
信号によりPWM回路を制御するように成し、このPW
M回路の出力パルスによりトランジスタをスイツチング
し、このスイツチング出力を整流平滑してモータの速度
に応じた直流電圧を得、この直流電圧をモータのコイル
の供給するように成されている。このようなPWM方式
ドライブ回路は、小型で低消費電力であることから小型
・軽量なVTRに適している。
PWM方式ドライブ回路における上記PWM回路の出力
パルスの周波数は100KHZ 程度には選ばれる。この周波
数は上記出力パルスでスイツチングされるトランジスタ
の発熱や、このトランジスタとスイツチチング出力を整
流するインダクタンスコイルの大きさ等の条件を考慮し
て決められる。しかしながら上記周波数は実際には回路
素子のばらつき等によつて30〜40%程度のばらつき
が生じる。
パルスの周波数は100KHZ 程度には選ばれる。この周波
数は上記出力パルスでスイツチングされるトランジスタ
の発熱や、このトランジスタとスイツチチング出力を整
流するインダクタンスコイルの大きさ等の条件を考慮し
て決められる。しかしながら上記周波数は実際には回路
素子のばらつき等によつて30〜40%程度のばらつき
が生じる。
一方、VTRのトラツキングサーボ方式としてATF
(Automatic Tracking Finding)方式が提案されてい
る。ATF方式トラツキングサーボは、夫夫周波数f1、
f2、f3、f4を有4する4つのパイロツト信号を1本のビ
デオトラツクに対して1つずつ順次に多重記録し、再生
時に両隣接トラツクから得られる二つのパイロッツ信号
が同じ大きさとなるようにキヤプスタンモータを制御す
るようにしたサーボ方式である。このATF方式によれ
ば従来のコントロールヘツドを省略することができるの
で、VTRの小型化に有利となる。
(Automatic Tracking Finding)方式が提案されてい
る。ATF方式トラツキングサーボは、夫夫周波数f1、
f2、f3、f4を有4する4つのパイロツト信号を1本のビ
デオトラツクに対して1つずつ順次に多重記録し、再生
時に両隣接トラツクから得られる二つのパイロッツ信号
が同じ大きさとなるようにキヤプスタンモータを制御す
るようにしたサーボ方式である。このATF方式によれ
ば従来のコントロールヘツドを省略することができるの
で、VTRの小型化に有利となる。
上記四つのパイロツト信号の周波数として例えばf1=10
2.544KHZ、f2=118.951KHZ、f3=165.210KHZ、f4=148.
689KHZが提案されている。従つて、これらの周波数f1〜
f4の範囲は前述したPWM回路の出力周波数略100KHZを
含むものとなる。このためPWM回路によるトランジス
タのスイツチングによつてATFサーボ回路が影響を受
ける。特に小型のVTRの場合はPWM回路とサーボ回
路とが近接して配されるためその影響は大きい。VTR
の再生時にはf1〜f4のパイロツト信号は夫々急峻なフイ
ルタを用いて検出されるが、PWM回路のスイツチング
周波数が回路素子等のばらつきによつてf1〜f4の何れか
に一致又は接近していると、スイツチングによる妨害波
がサーボ回路に影響を与え、このためサーボ回路が誤動
作することになる。
2.544KHZ、f2=118.951KHZ、f3=165.210KHZ、f4=148.
689KHZが提案されている。従つて、これらの周波数f1〜
f4の範囲は前述したPWM回路の出力周波数略100KHZを
含むものとなる。このためPWM回路によるトランジス
タのスイツチングによつてATFサーボ回路が影響を受
ける。特に小型のVTRの場合はPWM回路とサーボ回
路とが近接して配されるためその影響は大きい。VTR
の再生時にはf1〜f4のパイロツト信号は夫々急峻なフイ
ルタを用いて検出されるが、PWM回路のスイツチング
周波数が回路素子等のばらつきによつてf1〜f4の何れか
に一致又は接近していると、スイツチングによる妨害波
がサーボ回路に影響を与え、このためサーボ回路が誤動
作することになる。
発明の目的 本発明は、互いに異なる所定周波数をそれぞれ有する複
数のパイロット信号を用いるATF方式トラッキングサ
ーボ回路と、モータ制御用パルスを出力するPWM回路
を含むPWM方式モータドライブ回路とが設けられてい
るVTRにおける上述の問題を解決することを目的とす
るものである。
数のパイロット信号を用いるATF方式トラッキングサ
ーボ回路と、モータ制御用パルスを出力するPWM回路
を含むPWM方式モータドライブ回路とが設けられてい
るVTRにおける上述の問題を解決することを目的とす
るものである。
発明の概要 本発明は、上述のVTRにおいて、上記複数のパイロッ
ト信号に互いに異なる所定周波数のうち互いに隣接した
値を有する2つの所定周波数の中間の周波数を有し周波
数精度の高いロック用基準パルスを発生するパルス発生
手段と、上記PWM回路が出力する上記モータ制御用パ
ルスの周波数を、上記パルス発生手段が発生する上記ロ
ック用基準パルスの周波数にロックする周波数ロック手
段とを備えたVTRのPWM方式モータドライブ回路に
係るものである。
ト信号に互いに異なる所定周波数のうち互いに隣接した
値を有する2つの所定周波数の中間の周波数を有し周波
数精度の高いロック用基準パルスを発生するパルス発生
手段と、上記PWM回路が出力する上記モータ制御用パ
ルスの周波数を、上記パルス発生手段が発生する上記ロ
ック用基準パルスの周波数にロックする周波数ロック手
段とを備えたVTRのPWM方式モータドライブ回路に
係るものである。
これによって、PWM回路からの出力パルスによりスイ
ツチングするトランジスタに接続されるコイルやコンデ
ンサを小型なもので済ませることができるため、装置全
体を小型化し得るにもかかわらず、PWM回路のスイツ
チングによるATFサーボ回路への影響を軽減すること
ができる。
ツチングするトランジスタに接続されるコイルやコンデ
ンサを小型なもので済ませることができるため、装置全
体を小型化し得るにもかかわらず、PWM回路のスイツ
チングによるATFサーボ回路への影響を軽減すること
ができる。
実施例 第1図は本発明の第1の実施例を示す。
第1図において、1はドラムモータ2のドライブ回路を
示し、3はキヤプスタンモータ4のドライブ回路を示
す。
示し、3はキヤプスタンモータ4のドライブ回路を示
す。
ドライブ回路1において、ドラムモータ2の回転速度は
周波数発電機5により検出され、この検出信号はセンサ
アンプ6で増巾されてサーボ回路7に加えられる。サー
ボ回路7は上記検出信号に応じた制御信号を出力し、こ
の制御信号はリニアアンプ8で増巾されてPWM回路9
に加えられ、このPWM回路9の出力パルスP1のパルス
巾を制御する。
周波数発電機5により検出され、この検出信号はセンサ
アンプ6で増巾されてサーボ回路7に加えられる。サー
ボ回路7は上記検出信号に応じた制御信号を出力し、こ
の制御信号はリニアアンプ8で増巾されてPWM回路9
に加えられ、このPWM回路9の出力パルスP1のパルス
巾を制御する。
PWM回路9は上記リニアアンプ8と共にIC回路に構
成され、このIC回路に外付けされたコンデンサC1によ
り定まる周波数で発振している。上記パルスP1はトラン
ジスタQ1をスイツチングし、このトランジスタQ1のコレ
クタから得られるスイツチング出力はフライホイールオ
ードD1、インダクタンスコイルL1及びコンデンサC2によ
り整流平滑されることにより、回転速度に応じた直流電
圧V1となる。この直流電圧V1がモータ2に供給されるこ
とにより、このモータ2の回転速度が一定に制御され
る。
成され、このIC回路に外付けされたコンデンサC1によ
り定まる周波数で発振している。上記パルスP1はトラン
ジスタQ1をスイツチングし、このトランジスタQ1のコレ
クタから得られるスイツチング出力はフライホイールオ
ードD1、インダクタンスコイルL1及びコンデンサC2によ
り整流平滑されることにより、回転速度に応じた直流電
圧V1となる。この直流電圧V1がモータ2に供給されるこ
とにより、このモータ2の回転速度が一定に制御され
る。
ドライブ回路3においては、キヤプスタンモータ4の回
転速度は周波数発電機10により検出され、この検出信
号はセンサアンプ11で増巾されてサーボ回路12に加
えられる。サーボ回路12は上記検出信号に応じた制御
信号を出力し、この制御信号はリニアアンプ13で増巾
されてPWM回路14に加えられ、このPWM回路14
の出力パルスP2のパルス巾を制御する。
転速度は周波数発電機10により検出され、この検出信
号はセンサアンプ11で増巾されてサーボ回路12に加
えられる。サーボ回路12は上記検出信号に応じた制御
信号を出力し、この制御信号はリニアアンプ13で増巾
されてPWM回路14に加えられ、このPWM回路14
の出力パルスP2のパルス巾を制御する。
PWM回路14は上記リニアアンプ13と共にIC回路
に構成され、このIC回路に外付けされたコンデンアC3
により定まる周波数で発振している。上記パルスP2はト
ランジスタQ2をスイツチングし、このトランジスタQ2の
コレクタから得られるスイツチング出力はフライホイー
ルダイオードD2、インダクタンスコイルL2及びコンデン
サC4により整流平滑されることにより、回転速度に応じ
た直流電圧V2となる。この直流電圧V2がモータ4に供給
されることにより、このモータ4の回転速度が一定に制
御される。尚、このキヤプスタンモータ4には上述した
速度サーボループの他に図示せずも前記ATF方式によ
る位相サーボ(トラツキングサーボ)ループが設けられ
ている。この位相サーボによつて、再生時に回転ヘツド
のビデオトラツクに対するトラツキングが制御されるよ
うに成されている。
に構成され、このIC回路に外付けされたコンデンアC3
により定まる周波数で発振している。上記パルスP2はト
ランジスタQ2をスイツチングし、このトランジスタQ2の
コレクタから得られるスイツチング出力はフライホイー
ルダイオードD2、インダクタンスコイルL2及びコンデン
サC4により整流平滑されることにより、回転速度に応じ
た直流電圧V2となる。この直流電圧V2がモータ4に供給
されることにより、このモータ4の回転速度が一定に制
御される。尚、このキヤプスタンモータ4には上述した
速度サーボループの他に図示せずも前記ATF方式によ
る位相サーボ(トラツキングサーボ)ループが設けられ
ている。この位相サーボによつて、再生時に回転ヘツド
のビデオトラツクに対するトラツキングが制御されるよ
うに成されている。
一方、入力端子15には所定周波数を有するロツク用基
準パルスP3が加えられる。この基準パルスP3は周波数精
度の高いパルスが用いられる。例えばVTRのデイジタ
ル回路から得られるクロツクパルス等を利用することが
できる。この基準パルスP3の周波数f5は前述した四つの
パイロツト信号の周波数f1〜f4と異る値、例えば110KHZ
に選ばれている。上記基準パルスP3は、微分回路16で
微分され、この微分パルスは波形整形回路17に加えら
れて、その正極性の微分パルスが波形整形されることに
より、ロツクパルスP4が得られる。このロツクパルスP4
はインバータ18で反転され、この反転パルス はトランジスタQ3のベースに加えられる。従つて、この
トランズジスタQ3は上記 のパルス巾の期間に導通し、そのコレクタから出力され
る電流によりコンデンサC1が充電される。PWM回路9
はコンデンサC1の充放電により形成される所定周波数及
び所定レベルの三角波電圧に基いて出力パルスP1を形成
するように成されている。従つて、コンデンサC1に対し
てPWM回路9からの充電電流とトランジスタQ3からの
充電電流とが流入されるので、上記三角波電圧は第2図
に示すように、三角波電圧VT1のVt1の部分において急
速に所定レベルE0に達する。これにより出力パルスP1の
エツジが強制的にリセツトされ、この結果、このパルス
P1の周波数はf5にロツクされる。
準パルスP3が加えられる。この基準パルスP3は周波数精
度の高いパルスが用いられる。例えばVTRのデイジタ
ル回路から得られるクロツクパルス等を利用することが
できる。この基準パルスP3の周波数f5は前述した四つの
パイロツト信号の周波数f1〜f4と異る値、例えば110KHZ
に選ばれている。上記基準パルスP3は、微分回路16で
微分され、この微分パルスは波形整形回路17に加えら
れて、その正極性の微分パルスが波形整形されることに
より、ロツクパルスP4が得られる。このロツクパルスP4
はインバータ18で反転され、この反転パルス はトランジスタQ3のベースに加えられる。従つて、この
トランズジスタQ3は上記 のパルス巾の期間に導通し、そのコレクタから出力され
る電流によりコンデンサC1が充電される。PWM回路9
はコンデンサC1の充放電により形成される所定周波数及
び所定レベルの三角波電圧に基いて出力パルスP1を形成
するように成されている。従つて、コンデンサC1に対し
てPWM回路9からの充電電流とトランジスタQ3からの
充電電流とが流入されるので、上記三角波電圧は第2図
に示すように、三角波電圧VT1のVt1の部分において急
速に所定レベルE0に達する。これにより出力パルスP1の
エツジが強制的にリセツトされ、この結果、このパルス
P1の周波数はf5にロツクされる。
一方、上記ロツクパルスP4はトランジスタQ4のベースに
加えられてこのトランジスタQ4を導通させる。図示にお
けるPWM回路14はリセツト端子14aを持つIC回
路を用いる場合が示されており、上記トランジスタQ44
のコレクタはこのリセツト端子14aに接続されてい
る。従つて、このトランジスタQ4が導通するとコンデン
サC48が強制的に放電されて、この放電電流がトランジ
スタQ4を流れる。これにより、第3図に示すようにPW
M回路14で形成される三角波電圧VT2が強制的リセツ
トされてゼロレベルとなる。この結果、出力パルスP2の
周波数がf5にロツクされる。
加えられてこのトランジスタQ4を導通させる。図示にお
けるPWM回路14はリセツト端子14aを持つIC回
路を用いる場合が示されており、上記トランジスタQ44
のコレクタはこのリセツト端子14aに接続されてい
る。従つて、このトランジスタQ4が導通するとコンデン
サC48が強制的に放電されて、この放電電流がトランジ
スタQ4を流れる。これにより、第3図に示すようにPW
M回路14で形成される三角波電圧VT2が強制的リセツ
トされてゼロレベルとなる。この結果、出力パルスP2の
周波数がf5にロツクされる。
尚、PWM回路9にリセツト端子を持つものを用いるこ
ともでき、PWM回路14にリセツト端子14aを持た
ないものを用いることもできる。またPWM回路9,1
4に外付けされるコンデンサC1,C3の容量は、トランジ
スタQ3,Q4が接続されない状態におけるPWM回路9,
14の自走発振周波数がロツク周波数f5より低くなるよ
うな値に選ばれる。例えばf5=110KHZのときC1,C3の容
量は上記自走発振周波数が80KHZ位になるような値に
選ばれる。
ともでき、PWM回路14にリセツト端子14aを持た
ないものを用いることもできる。またPWM回路9,1
4に外付けされるコンデンサC1,C3の容量は、トランジ
スタQ3,Q4が接続されない状態におけるPWM回路9,
14の自走発振周波数がロツク周波数f5より低くなるよ
うな値に選ばれる。例えばf5=110KHZのときC1,C3の容
量は上記自走発振周波数が80KHZ位になるような値に
選ばれる。
本実施例によれば、トランジスタQ1,Q2をスイツチング
するパルスP1,P2の周波数が、ATFサーボ回路に用い
られる四つのパイロツト信号の周波数f1〜f4とは異る周
波数f5にロツクされるので、トランジスタQ1,Q2のスイ
ツチングが再生時のトラツキングサーボに影響を与える
ことを防止することができる。
するパルスP1,P2の周波数が、ATFサーボ回路に用い
られる四つのパイロツト信号の周波数f1〜f4とは異る周
波数f5にロツクされるので、トランジスタQ1,Q2のスイ
ツチングが再生時のトラツキングサーボに影響を与える
ことを防止することができる。
また、本実施例によれば、出力パルスP1、P2の周波
数が四つのパイロット信号の周波数f1〜f4(f1=
102.544KHz、f2=118.951KHz、
f3=165.210KHz、f4=148.68KH
z)の周波数帯内の所定の値f5(f5=100KH
z)にロツクされるので、出力パルスP1、P2が比較
的高い一定の周波数を有している。したがって、スイッ
チングトランジスタQ1、Q2のスイッチング周波数を
高くすることができるから、これらのスイッチングトラ
ンジスタQ1、Q2に接続されるコイルL1、L2およ
びコンデンサC2、C4を小型なもので済ませることが
でき、このために、装置全体を小型化することができ
る。
数が四つのパイロット信号の周波数f1〜f4(f1=
102.544KHz、f2=118.951KHz、
f3=165.210KHz、f4=148.68KH
z)の周波数帯内の所定の値f5(f5=100KH
z)にロツクされるので、出力パルスP1、P2が比較
的高い一定の周波数を有している。したがって、スイッ
チングトランジスタQ1、Q2のスイッチング周波数を
高くすることができるから、これらのスイッチングトラ
ンジスタQ1、Q2に接続されるコイルL1、L2およ
びコンデンサC2、C4を小型なもので済ませることが
でき、このために、装置全体を小型化することができ
る。
第4図は本発明の第2の実施例を示し、第1図と同一部
分には同一符号を付してある。
分には同一符号を付してある。
本実施例においては、PWM回路9の外付けコンデンサ
C1に並列に可変コンデンサC5を接続している。またこれ
らのコンデンサC1,C5に得られる三角波電圧VT1をコン
パレータ20に加えて基準電圧V8と比較している。この
コンパレータ20からはVT1>V Sのときにロツクパル
スP5が得られ、このロツクパルスP5をPWM回路14の
リセツト端子14aに加えるようにしている。
C1に並列に可変コンデンサC5を接続している。またこれ
らのコンデンサC1,C5に得られる三角波電圧VT1をコン
パレータ20に加えて基準電圧V8と比較している。この
コンパレータ20からはVT1>V Sのときにロツクパル
スP5が得られ、このロツクパルスP5をPWM回路14の
リセツト端子14aに加えるようにしている。
上記構成によれば、PWM回路14の出力周波数はPW
M回路9の自走発振周波数にロツクされる。この自走発
振周波数をコンデンサC5を調整することにより、前記周
波数f5に選ぶことによつて、第1の実施例の場合と同様
にスイツチングによる妨害を除去することができ、ま
た、スイッチングトランジスタQ1、Q2に接続される
コイルL1、L2およびコンデンサC2、C4を小型な
もので済ませることができる。
M回路9の自走発振周波数にロツクされる。この自走発
振周波数をコンデンサC5を調整することにより、前記周
波数f5に選ぶことによつて、第1の実施例の場合と同様
にスイツチングによる妨害を除去することができ、ま
た、スイッチングトランジスタQ1、Q2に接続される
コイルL1、L2およびコンデンサC2、C4を小型な
もので済ませることができる。
この第2の実施例は第1の実施例における基準パルスP3
として用いるのに適当なパルスがVTR内部に無いよう
な場合に用いて好適である。尚、第4図において、PW
M回路9の周波数をPWM回路14の自走周波数にロツ
クするように構成してもよい。
として用いるのに適当なパルスがVTR内部に無いよう
な場合に用いて好適である。尚、第4図において、PW
M回路9の周波数をPWM回路14の自走周波数にロツ
クするように構成してもよい。
発明の効果 本発明によれば、PWM回路が出力するモータ制御用パ
ルスの周波数がATF方式トラッキングサーボ回路の複
数のパイロット信号の周波数帯内の所定の値にロックさ
れるので、上記モータ制御用パルスは上記パイロット信
号の周波数と同程度の比較的高い一定の周波数を有して
いる。したがって、PWM回路からのモータ制御用パル
スによりスイツチングするトランジスタのスイッチング
周波数を高くすることができるから、このスイッチング
トランジスタに接続されるコイルやコンデンサを小型な
もので済ませることができ、このために、装置全体を小
型化することができる。
ルスの周波数がATF方式トラッキングサーボ回路の複
数のパイロット信号の周波数帯内の所定の値にロックさ
れるので、上記モータ制御用パルスは上記パイロット信
号の周波数と同程度の比較的高い一定の周波数を有して
いる。したがって、PWM回路からのモータ制御用パル
スによりスイツチングするトランジスタのスイッチング
周波数を高くすることができるから、このスイッチング
トランジスタに接続されるコイルやコンデンサを小型な
もので済ませることができ、このために、装置全体を小
型化することができる。
また、PWM回路が出力するモータ制御用パルスの周波
数を、ATF方式トラッキングサーボ回路の複数のパイ
ロット信号の互いに異なる所定周波数のうち互いに隣接
した値を有する2つの所定周波数の中間の周波数にロッ
クするようにしたから、上記モータ制御用パルスは複数
のパイロット信号の周波数とはいずれも異なる一定の周
波数を有しており、このために、ATF方式トラツキン
グサーボ回路に与えるスイツチング妨害を有効に除去す
ることができる。
数を、ATF方式トラッキングサーボ回路の複数のパイ
ロット信号の互いに異なる所定周波数のうち互いに隣接
した値を有する2つの所定周波数の中間の周波数にロッ
クするようにしたから、上記モータ制御用パルスは複数
のパイロット信号の周波数とはいずれも異なる一定の周
波数を有しており、このために、ATF方式トラツキン
グサーボ回路に与えるスイツチング妨害を有効に除去す
ることができる。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロツク図、第2
図及び第3図は第1図の要部の信号波形図、第4図は本
発明の第2の実施例を示すブロツク図である。 なお図面に用いた符号において、 2……ドライモータ 4……キヤプスタンモータ W,14……PWM回路 Q1,Q2……スイツチングトランジスタ Q3,Q4……トランジスタ P4,P5……ロツクパルス である。
図及び第3図は第1図の要部の信号波形図、第4図は本
発明の第2の実施例を示すブロツク図である。 なお図面に用いた符号において、 2……ドライモータ 4……キヤプスタンモータ W,14……PWM回路 Q1,Q2……スイツチングトランジスタ Q3,Q4……トランジスタ P4,P5……ロツクパルス である。
Claims (1)
- 【請求項1】互いに異なる所定周波数をそれぞれ有する
複数のパイロット信号を用いるATF方式トラッキング
サーボ回路と、 モータ制御用パルスを出力するPWM回路を含むPWM
方式モータドライブ回路とが設けられているVTRにお
いて、 上記複数のパイロット信号の互いに異なる所定周波数の
うちの互いに隣接した値を有する2つの所定周波数の中
間の周波数を有し周波数精度の高いロック用基準パルス
を発生するパルス発生手段と、 上記PWM回路が出力する上記モータ制御用パルスの周
波数を、上記パルス発生手段が発生する上記ロック用基
準パルスの周波数にロックする周波数ロック手段とを備
えたVTRのPWM方式モータドライブ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59122690A JPH0616329B2 (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | Vtrのpwm方式モ−タドライブ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59122690A JPH0616329B2 (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | Vtrのpwm方式モ−タドライブ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS613349A JPS613349A (ja) | 1986-01-09 |
JPH0616329B2 true JPH0616329B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=14842206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59122690A Expired - Lifetime JPH0616329B2 (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | Vtrのpwm方式モ−タドライブ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616329B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0619881B2 (ja) * | 1984-08-17 | 1994-03-16 | キヤノン株式会社 | 情報信号記録再生装置 |
JPH0191689A (ja) * | 1987-10-02 | 1989-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | モータ駆動用電源装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532138A (en) * | 1978-08-30 | 1980-03-06 | Sony Corp | Servo circuit |
JPS58158069A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-20 | Sony Corp | デジタル音響装置のモ−タ駆動回路 |
JPS58158025A (ja) * | 1982-03-15 | 1983-09-20 | Victor Co Of Japan Ltd | パイロツト信号記録装置 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP59122690A patent/JPH0616329B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS613349A (ja) | 1986-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |