JPH0616317B2 - 蓄積型受信機の火災報知装置 - Google Patents
蓄積型受信機の火災報知装置Info
- Publication number
- JPH0616317B2 JPH0616317B2 JP26423985A JP26423985A JPH0616317B2 JP H0616317 B2 JPH0616317 B2 JP H0616317B2 JP 26423985 A JP26423985 A JP 26423985A JP 26423985 A JP26423985 A JP 26423985A JP H0616317 B2 JPH0616317 B2 JP H0616317B2
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- signal
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Description
【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、蓄積時間を持って火災報知を行なう蓄積型受
信機の火災報知装置に関するものである。
信機の火災報知装置に関するものである。
[背景技術] 感知器からの継続した火災信号を受けた場合に警報を発
する蓄積型受信機は、非常通報用の発信機からの火災信
号を受けた場合は蓄積機能を解除するように規格で定め
られている。一般に発信機は接点構成となっており、そ
の信号は熱式切感知器のそれと同じであり、発信機の信
号を識別するには更にもう1本発信機から受信機側に配
線を行ない、そこにも信号を送ることにより他の感知器
からの信号と区別する方式をとっている。P型2級受信
機とP型2級発信機の場合は、別の信号応答線がないた
めに別途配線しなければならず、受信機と発信機間の配
線は3本となり、施工上の問題があった。
する蓄積型受信機は、非常通報用の発信機からの火災信
号を受けた場合は蓄積機能を解除するように規格で定め
られている。一般に発信機は接点構成となっており、そ
の信号は熱式切感知器のそれと同じであり、発信機の信
号を識別するには更にもう1本発信機から受信機側に配
線を行ない、そこにも信号を送ることにより他の感知器
からの信号と区別する方式をとっている。P型2級受信
機とP型2級発信機の場合は、別の信号応答線がないた
めに別途配線しなければならず、受信機と発信機間の配
線は3本となり、施工上の問題があった。
第2図は従来の受信機A′のブロック図を示すものであ
り、受信機A′の接続端子TL,TCには感知器接続線
lと共通線lcとが接続されている。この感知器接続線
lと共通線lcとの間には、煙を感知する煙感知器1a、
熱を感知する熱感知器1b、非常通報用の発信機5′等
が接続されている。感知器1a,1bからの火災信号は接
続端子TLを介して火災受信回路2と、火災信号検知回
路4に入力される。火災信号を受けた火災受信回路2は
警報発生回路3に信号を出力し、この信号を受けた警報
発生回路3は警報を発することになる。しかし、蓄積型
受信機A′においては、最初の火災信号が入力されても
火災受信回路2はすぐに動作せずに、一定時間経過後に
再度火災信号が入力した場合に真の火災であると判断す
る構成としているために、次のような回路構成からなる
蓄積回路Bを付加している。すなわち、火災信号を受信
する火災信号検知回路4を設け、この火災信号検知回路
4の動作感度を火災受信回路2の動作感度より高く設定
しておき、火災受信回路2が動作する前に火災信号検知
回路4が動作するようにしたものである。従って、第3
図(a)に示すように感知器1a,1bが動作すると、その信
号を受けて火災信号検知回路4がすぐに作動し(第3図
(c))、その出力でもって、ワンショット発生回路6を
駆動せしめている。このワンショット発生回路6の出力
にて火災受信遮断回路7を駆動し第3図(d))、火災受
信回路2を不動作としている。
り、受信機A′の接続端子TL,TCには感知器接続線
lと共通線lcとが接続されている。この感知器接続線
lと共通線lcとの間には、煙を感知する煙感知器1a、
熱を感知する熱感知器1b、非常通報用の発信機5′等
が接続されている。感知器1a,1bからの火災信号は接
続端子TLを介して火災受信回路2と、火災信号検知回
路4に入力される。火災信号を受けた火災受信回路2は
警報発生回路3に信号を出力し、この信号を受けた警報
発生回路3は警報を発することになる。しかし、蓄積型
受信機A′においては、最初の火災信号が入力されても
火災受信回路2はすぐに動作せずに、一定時間経過後に
再度火災信号が入力した場合に真の火災であると判断す
る構成としているために、次のような回路構成からなる
蓄積回路Bを付加している。すなわち、火災信号を受信
する火災信号検知回路4を設け、この火災信号検知回路
4の動作感度を火災受信回路2の動作感度より高く設定
しておき、火災受信回路2が動作する前に火災信号検知
回路4が動作するようにしたものである。従って、第3
図(a)に示すように感知器1a,1bが動作すると、その信
号を受けて火災信号検知回路4がすぐに作動し(第3図
(c))、その出力でもって、ワンショット発生回路6を
駆動せしめている。このワンショット発生回路6の出力
にて火災受信遮断回路7を駆動し第3図(d))、火災受
信回路2を不動作としている。
また、火災信号検知回路4の出力でもって第1のタイマ
回路8を駆動して(第2図(e))、所定時間をカウント
している。そして、第1のタイマ回路8のタイムアップ
信号にて更に第2のタイマ回路9を駆動し、限時動作を
行なわしめている(第3図(f))。つまり、第1のタイ
マ回路8が作動している時間内においては、火災信号が
入る毎に火災信号検知回路4はワンショット発生回路6
を作動させ、さらに火災受信遮断回路7を作動させて火
災受信回路2を不動作としている。つまり、第1のタイ
マ回路8のカウント中においては感知器1a,1bからの
信号が入っても誤報とみなして、火災報知の確率を上げ
ているものである。そして、第1のタイマ回路8のタイ
ムアップ後に第2のタイマ回路9が作動し、この第2の
タイマ回路9が作動している間はワンショット発生回路
6を不動作にしているために、火災受信遮断回路7も働
かないので、第2のタイマ回路9が作動中に火災信号が
入力されれば、火災受信回路2が応答し、警報発生回路
3を駆動して警報を発するものである(第3図(g))。
また、電源回路10は各回路に電源を供給するものであ
る。このようにして、火災信号検知回路4、ワンショッ
ト発生回路6、火災受信遮断回路7、第1のタイマ回路
8、第2のタイマ回路9等でこの受信機A′の蓄積回路
Bを構成しているものである。
回路8を駆動して(第2図(e))、所定時間をカウント
している。そして、第1のタイマ回路8のタイムアップ
信号にて更に第2のタイマ回路9を駆動し、限時動作を
行なわしめている(第3図(f))。つまり、第1のタイ
マ回路8が作動している時間内においては、火災信号が
入る毎に火災信号検知回路4はワンショット発生回路6
を作動させ、さらに火災受信遮断回路7を作動させて火
災受信回路2を不動作としている。つまり、第1のタイ
マ回路8のカウント中においては感知器1a,1bからの
信号が入っても誤報とみなして、火災報知の確率を上げ
ているものである。そして、第1のタイマ回路8のタイ
ムアップ後に第2のタイマ回路9が作動し、この第2の
タイマ回路9が作動している間はワンショット発生回路
6を不動作にしているために、火災受信遮断回路7も働
かないので、第2のタイマ回路9が作動中に火災信号が
入力されれば、火災受信回路2が応答し、警報発生回路
3を駆動して警報を発するものである(第3図(g))。
また、電源回路10は各回路に電源を供給するものであ
る。このようにして、火災信号検知回路4、ワンショッ
ト発生回路6、火災受信遮断回路7、第1のタイマ回路
8、第2のタイマ回路9等でこの受信機A′の蓄積回路
Bを構成しているものである。
ところで、発信機5′は接点を上述のように短絡するよ
うなスイッチのようなもので構成され、感知器接続線l
と共通線lcとの間に接続されている。また、発信機
5′の操作により受信機A′の火災受信回路2が応動し
て直ぐに警報を発するようにするために、上記蓄積機能
を解除する手段を講じている。すなわち、発信機5′の
一端より接続線lAを1本受信機A′の端子TAに配線
し、この端子TAより発信機応答回路12を介して蓄積
解除回路11に接続している。そして、発信機5′を操
作した場合は、信号が蓄積解除回路11を動作させ、図
の破線に示すように、火災信号検知回路4、ワンショッ
ト発生回路6、火災受信遮断回路7、第1のタイマ回路
8等のいずれかを停止させている。従って、蓄積解除回
路11からの信号により蓄積機能が解除されるために、
発信機5′による信号は火災受信回路2に入力され、警
報発生回路3を駆動して警報を即発生するようにしてい
る。このように、受信機A′の蓄積機能を解除するため
に、接続線lAを別途配線する必要があり、受信機A′
と発信機5′間の配線は感知器接続線lと共通線lcと
を合わせて3本となり、施工性が悪くなるものである。
うなスイッチのようなもので構成され、感知器接続線l
と共通線lcとの間に接続されている。また、発信機
5′の操作により受信機A′の火災受信回路2が応動し
て直ぐに警報を発するようにするために、上記蓄積機能
を解除する手段を講じている。すなわち、発信機5′の
一端より接続線lAを1本受信機A′の端子TAに配線
し、この端子TAより発信機応答回路12を介して蓄積
解除回路11に接続している。そして、発信機5′を操
作した場合は、信号が蓄積解除回路11を動作させ、図
の破線に示すように、火災信号検知回路4、ワンショッ
ト発生回路6、火災受信遮断回路7、第1のタイマ回路
8等のいずれかを停止させている。従って、蓄積解除回
路11からの信号により蓄積機能が解除されるために、
発信機5′による信号は火災受信回路2に入力され、警
報発生回路3を駆動して警報を即発生するようにしてい
る。このように、受信機A′の蓄積機能を解除するため
に、接続線lAを別途配線する必要があり、受信機A′
と発信機5′間の配線は感知器接続線lと共通線lcと
を合わせて3本となり、施工性が悪くなるものである。
ところで、第4図は第2図を更にブロック化したもので
あり、この第4図に示すように、感知器接続線lと共通
線lcとの端末には、断線検出用の終端器である終端抵
抗Rが接続してあり、この終端抵抗Rに流れる電流を検
出することで、断線を検出するものである。つまり、受
信機A′内には終端抵抗Rを介して感知器接続線lに流
れる電流を検出して断線の有無を検出する断線検出回路
13が設けられている。上述のように、蓄積機能を有す
る受信機A′において、感知器1a,1bからの火災信号
の場合は蓄積機能を持たせ、発信機5′からの火災信号
の場合は蓄積を解除して火災信号を即座に出す方式がと
られているが、P型2級受信機の場合、その配線は第2
図及び第4図のようになり、蓄積式でない受信機より接
続線lAを1本増やす必要があり、既設の受信機を蓄積
式の受信機の取り替えることが困難であった。
あり、この第4図に示すように、感知器接続線lと共通
線lcとの端末には、断線検出用の終端器である終端抵
抗Rが接続してあり、この終端抵抗Rに流れる電流を検
出することで、断線を検出するものである。つまり、受
信機A′内には終端抵抗Rを介して感知器接続線lに流
れる電流を検出して断線の有無を検出する断線検出回路
13が設けられている。上述のように、蓄積機能を有す
る受信機A′において、感知器1a,1bからの火災信号
の場合は蓄積機能を持たせ、発信機5′からの火災信号
の場合は蓄積を解除して火災信号を即座に出す方式がと
られているが、P型2級受信機の場合、その配線は第2
図及び第4図のようになり、蓄積式でない受信機より接
続線lAを1本増やす必要があり、既設の受信機を蓄積
式の受信機の取り替えることが困難であった。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、受
信機と発信機との間の配線を2本にし、発信機の火災信
号と感知器からの火災信号を判別することが可能な蓄積
型受信機の火災報知装置を提供することを目的とするも
のである。
信機と発信機との間の配線を2本にし、発信機の火災信
号と感知器からの火災信号を判別することが可能な蓄積
型受信機の火災報知装置を提供することを目的とするも
のである。
[発明の開示] 以下、本発明の実施例を図面により説明する。第1図は
本発明の要旨を示す要部ブロック回路図で、本発明の要
旨とするところについて説明し、従来と同様なところは
説明を省略する。すなわち、発信機5は共通線lcに接
続されている共通接点5cと、終端抵抗Rを介して感知
器接続線lに接続された常閉用のブレイク接点5bと、
感知器接続線lに直接に接続されているメイク接点5m
とから構成してある。感知器接続線lからの信号は端子
TLを介して受信機A内の火災受信回路2と断線検出回
路13とに夫々入力されている。そして、火災受信回路
2からの出力と、断線検出回路13からの出力とが蓄積
解除回路11に入力され、両回路2,13からの信号が
同時にある場合のみ、蓄積解除回路11が作動し、蓄積
回路Bの蓄積機能を解除して即座に警報発生回路3より
警報を発するようにしている。火災受信回路2または断
線検出回路13のどちらか一方の出力のみの場合は、蓄
積解除回路11は作動せず、蓄積回路Bは通常の蓄積機
能をもって警報を発することになる。
本発明の要旨を示す要部ブロック回路図で、本発明の要
旨とするところについて説明し、従来と同様なところは
説明を省略する。すなわち、発信機5は共通線lcに接
続されている共通接点5cと、終端抵抗Rを介して感知
器接続線lに接続された常閉用のブレイク接点5bと、
感知器接続線lに直接に接続されているメイク接点5m
とから構成してある。感知器接続線lからの信号は端子
TLを介して受信機A内の火災受信回路2と断線検出回
路13とに夫々入力されている。そして、火災受信回路
2からの出力と、断線検出回路13からの出力とが蓄積
解除回路11に入力され、両回路2,13からの信号が
同時にある場合のみ、蓄積解除回路11が作動し、蓄積
回路Bの蓄積機能を解除して即座に警報発生回路3より
警報を発するようにしている。火災受信回路2または断
線検出回路13のどちらか一方の出力のみの場合は、蓄
積解除回路11は作動せず、蓄積回路Bは通常の蓄積機
能をもって警報を発することになる。
今、感知器1aまたは1bが作動すると火災信号つまり短
絡信号が火災受信回路2に入力される。一方、断線検出
回路13では感知器接続線l等が断線していないので、
正常と判断する。従って、感知器1aまたは1bだけが作
動した場合は、火災受信回路2のみに信号が入力され、
この火災受信回路2からの信号が蓄積解除回路11に入
力されるものの、火災受信回路2からの信号だけである
ため、蓄積解除回路11は作動せず、通常の蓄積機能が
作動することになる。次に、感知器接続線l等が断線し
た場合は、その信号は断線検出回路13だけに入力され
るため、即座に報知はされない。発信機5を操作する
と、その接点はブレイク接点5bからメイク接点5mに切
替わる。この時、ブレイク接点5bがメイク接点5mに切
替わるときに、感知器接続線lと共通線lcとの間はち
ょうど断線状態と同じになるので、その状態が断線検出
回路13により検出され、一時的に保持される。
絡信号が火災受信回路2に入力される。一方、断線検出
回路13では感知器接続線l等が断線していないので、
正常と判断する。従って、感知器1aまたは1bだけが作
動した場合は、火災受信回路2のみに信号が入力され、
この火災受信回路2からの信号が蓄積解除回路11に入
力されるものの、火災受信回路2からの信号だけである
ため、蓄積解除回路11は作動せず、通常の蓄積機能が
作動することになる。次に、感知器接続線l等が断線し
た場合は、その信号は断線検出回路13だけに入力され
るため、即座に報知はされない。発信機5を操作する
と、その接点はブレイク接点5bからメイク接点5mに切
替わる。この時、ブレイク接点5bがメイク接点5mに切
替わるときに、感知器接続線lと共通線lcとの間はち
ょうど断線状態と同じになるので、その状態が断線検出
回路13により検出され、一時的に保持される。
そして、ブレイク接点5bからメイク接点5mに切替わる
と、感知器接続線lと共通線lcとは短絡状態となるの
で、その短絡信号が火災受信回路2に入力される。従っ
て、断線検出回路13と火災受信回路2とに断線信号と
短絡信号とが同時に入力され、さらに、両回路2,13
から蓄積解除回路11に信号が入力されて、蓄積回路B
の蓄積機能を解除し、警報を即座に発することになる。
尚、発信機5は断線の検出を確実にするために、ブレイ
ク接点5bよりメイク接点5mに切替わる時間は長い程よ
い。
と、感知器接続線lと共通線lcとは短絡状態となるの
で、その短絡信号が火災受信回路2に入力される。従っ
て、断線検出回路13と火災受信回路2とに断線信号と
短絡信号とが同時に入力され、さらに、両回路2,13
から蓄積解除回路11に信号が入力されて、蓄積回路B
の蓄積機能を解除し、警報を即座に発することになる。
尚、発信機5は断線の検出を確実にするために、ブレイ
ク接点5bよりメイク接点5mに切替わる時間は長い程よ
い。
[発明の効果] 本発明は上述のように、感知器接続線と共通線との間に
接続され、煙や熱を感知して応答する感知器からの短絡
信号からなる火災信号を受信する火災受信回路と、所定
時間内に再度火災信号を受信しても火災信号を出力せ
ず、該所定時間後に火災信号を受信した場合に火災信号
を出力する蓄積回路と、蓄積回路の信号により警報を発
する警報発生回路と、上記感知器接続線と共通線との端
末に接続された断線検出用の終端器と、この終端器を介
して流れる電流を検知して感知器接続線乃至共通線の断
線を検出する断線検出回路とを有し、上記所定時間経過
後の火災信号入力により警報を発するようにした蓄積型
受信機において、共通線に接続された共通接点と、終端
器を介して感知器接続線に接続された常閉のブレイク接
点と、感知器接続線に直接に接続された常開のメイク接
点とで火災報知用の発信機を形成し、この発信機の操作
によりブレイク接点からメイク接点に切替わる時に生ず
る断線状態を検出する断線検出回路の出力と、発信機の
ブレイク接点からメイク接点に切替わった後に生ずる短
絡信号を検出する火災受信回路の出力とがある場合に上
記蓄積回路の蓄積機能を解除して直ぐに警報回路を駆動
させる蓄積解除回路を形成したものであるから、発信機
を操作したときは、発信機のブレイク接点からメイク接
点に切替わる時に、断線状態となり、これを断線検出回
路が検出し、さらにこの断線状態後にメイク接点により
感知器接続線と共通線とが短絡されるために、この短絡
信号を火災受信回路か検出し、このため、受信機では断
線検出回路と火災受信回路からの出力とで蓄積解除回路
を作動して蓄積機能を解除するものであり、従って、従
来のように別途接続線は不要となり、受信機と発信機と
の配線は2本ですみ、しかも、感知器と発信機との信号
の区別ができ、このように、配線を増やすことなく蓄積
式のシステムを組むことができる効果を奏し、また、配
線が非蓄積式の受信機と同様に2本ですむので、既設の
システム(非蓄積式)を蓄積式のシステムに変更するこ
とが容易にできる効果を奏するものである。
接続され、煙や熱を感知して応答する感知器からの短絡
信号からなる火災信号を受信する火災受信回路と、所定
時間内に再度火災信号を受信しても火災信号を出力せ
ず、該所定時間後に火災信号を受信した場合に火災信号
を出力する蓄積回路と、蓄積回路の信号により警報を発
する警報発生回路と、上記感知器接続線と共通線との端
末に接続された断線検出用の終端器と、この終端器を介
して流れる電流を検知して感知器接続線乃至共通線の断
線を検出する断線検出回路とを有し、上記所定時間経過
後の火災信号入力により警報を発するようにした蓄積型
受信機において、共通線に接続された共通接点と、終端
器を介して感知器接続線に接続された常閉のブレイク接
点と、感知器接続線に直接に接続された常開のメイク接
点とで火災報知用の発信機を形成し、この発信機の操作
によりブレイク接点からメイク接点に切替わる時に生ず
る断線状態を検出する断線検出回路の出力と、発信機の
ブレイク接点からメイク接点に切替わった後に生ずる短
絡信号を検出する火災受信回路の出力とがある場合に上
記蓄積回路の蓄積機能を解除して直ぐに警報回路を駆動
させる蓄積解除回路を形成したものであるから、発信機
を操作したときは、発信機のブレイク接点からメイク接
点に切替わる時に、断線状態となり、これを断線検出回
路が検出し、さらにこの断線状態後にメイク接点により
感知器接続線と共通線とが短絡されるために、この短絡
信号を火災受信回路か検出し、このため、受信機では断
線検出回路と火災受信回路からの出力とで蓄積解除回路
を作動して蓄積機能を解除するものであり、従って、従
来のように別途接続線は不要となり、受信機と発信機と
の配線は2本ですみ、しかも、感知器と発信機との信号
の区別ができ、このように、配線を増やすことなく蓄積
式のシステムを組むことができる効果を奏し、また、配
線が非蓄積式の受信機と同様に2本ですむので、既設の
システム(非蓄積式)を蓄積式のシステムに変更するこ
とが容易にできる効果を奏するものである。
第1図は本発明の実施例の要部ブロック回路図、第2図
は従来例のシステムブロック図、第3図は同上の動作説
明図、第4図は同上のさらにブロック化したブロック回
路図である。 1a,1bは感知器、2は火災受信回路、3は警報発生回
路、5は発信機、5cは共通接点、5bはブレイク接点、
5mはメイク接点、11は蓄積解除回路、13は断線検
出回路、Aは受信機、Bは蓄積回路、lは感知器接続
線、lcは共通線を示す。
は従来例のシステムブロック図、第3図は同上の動作説
明図、第4図は同上のさらにブロック化したブロック回
路図である。 1a,1bは感知器、2は火災受信回路、3は警報発生回
路、5は発信機、5cは共通接点、5bはブレイク接点、
5mはメイク接点、11は蓄積解除回路、13は断線検
出回路、Aは受信機、Bは蓄積回路、lは感知器接続
線、lcは共通線を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】感知器接続線と共通線との間に接続され、
煙や熱を感知して応答する感知器からの短絡信号からな
る火災信号を受信する火災受信回路と、所定時間内に再
度火災信号を受信しても火災信号を出力せず、該所定時
間後に火災信号を受信した場合に火災信号を出力する蓄
積回路と、蓄積回路の信号により警報を発する警報発生
回路と、上記感知器接続線と共通線との端末に接続され
た断線検出用の終端器と、この終端器を介して流れる電
流を検知して感知器接続線乃至共通線の断線を検出する
断線検出回路とを有し、上記所定時間経過後の火災信号
入力により警報を発するようにした蓄積型受信機におい
て、共通線に接続された共通接点と、終端器を介して感
知器接続線に接続された常閉のブレイク接点と、感知器
接続線に直接に接続された常開のメイク接点とで火災報
知用の発信機を形成し、この発信機の操作によりブレイ
ク接点からメイク接点に切替わる時に生ずる断線状態を
検出する断線検出回路の出力と、発信機のブレイク接点
からメイク接点に切替わった後に生ずる短絡信号を検出
する火災受信回路の出力とがある場合に上記蓄積回路の
蓄積機能を解除して直ぐに警報発生回路を駆動させる蓄
積解除回路を形成して成ることを特徴とする蓄積型受信
機の火災報知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26423985A JPH0616317B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 蓄積型受信機の火災報知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26423985A JPH0616317B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 蓄積型受信機の火災報知装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62123592A JPS62123592A (ja) | 1987-06-04 |
JPH0616317B2 true JPH0616317B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=17400418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26423985A Expired - Lifetime JPH0616317B2 (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | 蓄積型受信機の火災報知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616317B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1040478A (ja) * | 1996-07-18 | 1998-02-13 | U G Kk | 火災検知方法 |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP26423985A patent/JPH0616317B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62123592A (ja) | 1987-06-04 |
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